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仙山線・・・485系「つばさ」撮影記

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2016.06.19 仙山線
惜別、国鉄色485系 ラストラン!
特急「つばさ」 撮影記
 
  

485系ラストランの撮影記、前回からの続きです。

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かつては東北や北陸、九州などの各地で特急列車として活躍した、国鉄特急型車両のレジェンド・485系 (゚ー゚*)ヨソパーゴ。その原型原色(いわゆる国鉄色)を現在も留める最後の一本としてファンに絶大な人気を誇っていた仙台車両センターのA1/A2編成ですが、残念ながら老朽化が理由でついに今月での引退が決定 (-ェ-`lll)ザンネン。それを惜しみ、南東北(福島・宮城・山形)の東北本線や磐越西(ばんえつさい)線、仙山(せんざん)線を舞台に、往年の特急列車を復刻する形でのラストラン(お別れ運転)が、土日(6/18・19)の二日間で行なわれる事となりました (´;ω;`)ラスト…。485系好きの私はもちろん、そのラストランの撮影へと出撃 (`・ω・´)-3フンス!。初日の土曜日は、午前に走った特急「ひばり(仙台〜郡山で片道運転)」を東北本線の越河(こすごう)で、続いて午後に走った特急「あいづ(郡山〜会津若松で往復運転)」を磐越西線の猪苗代にて、それぞれ撮影【◎】]ω・´)パチッ! 。途中でちょっとしたトラブル・・・というか、ポカを犯してしまったものの (´д`;)アウ…、どうにか国鉄色485系のラストランで復刻される往年の東北特急のうち、ここまでの二列車を記録する事ができました ε-(´∇`*)ホッ。残るは二日目の日曜日に東北本線と仙山線で運転される、特急「つばさ」です σ(゚ー゚*)ツバサクン…。私はその撮影のために福島駅前のビジネスホテルに宿泊し、翌日へと備えました (´-ゞ)オヤスミ…☆・゚:*:゚。


6月19日(日)

福島で迎えた二日目。前日は梅雨の晴れ間のいい天気でしたが、今日はどんよりとした曇り空。でも、とりあえず雨の心配は無さそうです σ(・ω・`)ドングモリ… 。さっそく私が福島から乗りこんだのは、朝イチに出る東北本線の下り普通列車・仙台ゆき (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア。朝イチと言っても首都圏に比べて地方都市の初発列車は発車時刻が遅く、福島発の下りは6時16分。この時間の出発は撮影ポイントの争奪戦などを考えるとちょっともどかしいところですが、私のスタンスが列車利用の徒歩鉄である以上は出遅れも仕方がありません (・ε・`)シャーナイネ。前日に「ひばり」を撮影した越河のお立ち台と同様、今日もまた有名撮影地では徹夜組などが出ているんだろうなぁ・・・σ(゚・゚*)ドーダロ。もちろん私が乗った初発列車の車内にも、同業者の姿が多く見受けられます。

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南東北を舞台にした国鉄色485系のラストラン。
その撮影二日目は福島からスタートです。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
ホームに待機していた列車はロングシートの701系。
▲16.6.19 東北本線 福島

国鉄色485系のラストラン、二日目のこの日に運転される特急「つばさ」のルートは、福島から東北本線と仙山線を経由して山形まで行く往路の下り列車と、山形から仙山線を戻って仙台まで行く復路の上り列車という、ちょっと変則的な一往復 (・o・*)ホホゥ。でも実はその前に、485系が所属する車両基地の仙台車両センターから始発駅の福島の間では、使用編成の485系を送り込む回送列車(送り込み回送)が設定されていて、まず最初の撮影ターゲットはその送り込み回送になります (゚∀゚*)オオッ!!。福島へ向けて東北本線を上るこの回送列車は越河も通過しますが、同じ車両を同じ撮影地で撮るのは面白くないし、それに前記事にも書いたように福島と宮城の県境付近に位置する越河は列車の運転本数が少なく、移動のスケジュールが組みにくい (゚ペ)ウーン…。そこで今日の私は越河を通り越して列車に乗り続け、やってきたのは船岡(ふなおか)。同じ宮城県内の東北本線でも、この船岡が含まれる白石以北は仙台への通勤圏となり、比較的列車の運転本数が多いのです ( ̄。 ̄)ヘー。

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福島から普通列車で50分の船岡で下車。
(・ω・)トーチャコ。
日曜の朝7時、駅の利用客はまだまばらでした。
▲16.6.19 東北本線 船岡

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宮城県南部の柴田町にある船岡駅。
同駅の駅舎はかつてこの地にあった
船岡城を模したという、
立派な佇まいをしています。
( ̄。 ̄)ヘー。
▲16.6.19 東北本線 船岡

福島0616-(東北571M)-船岡0705

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船岡駅前の公園に鎮座しているのは、
むかし東北本線の客車列車牽引で活躍した、
ED71 37(+オハフ61 2527)。

この船岡の名所と言えば何といっても、春には満開の桜で埋め尽くされる船岡城趾公園と、その近くを流れる白石川沿いの一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)と呼ばれる桜並木で (´▽`*)サクラサク♪、私も一昨年の春にその見事な桜と東北本線の列車を絡めた撮影に同地を訪れたことがあります (^_[◎]oパチリ。その時のメインターゲットとなった列車こそが、まさに今日で引退する485系A1/A2編成を使った臨時快速の「みやぎふくしま花めぐり号」でした (゚∀゚*)オオッ!!。あの撮影も今となってはいい記録だなぁ・・・(´ω`)シミジミ。私が訪れるのはそれ以来の二年ぶりとなる船岡ですが、実はその時には無かったものが、歩みを進める道の先に見えてきました (=゚ω゚=*)ンン!?。

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船岡から西の大河原方向へ15分ほど進むと、
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
やがて見えてきたのは、
線路(向かって右)と国道(左)を跨ぐ
立派な歩道橋 (゚∀゚)オッ!。

中央のらせん階段が特徴的な歩道橋、これは船岡城趾公園(上写真左手)と一目千本桜の白石川堤(同、右手)を結ぶ目的で昨年の3月に開通した、「しばた千桜橋(せんおうきょう)」の名が付く歩行者専用の歩道橋なのですが σ(゚ー゚*)ホドーキョー…、その架けられた位置、そしてらせん状になった階段などが絶妙で、傍らを走る東北本線の列車を撮るのにうってつけ。まさに撮り鉄にとっての新たなるお立ち台といったところなのです (゚∀゚*)オオッ!!。上写真を見ると三層になったらせん階段などはまるで、「お立ち台タワー」とでもいうような様相じゃありませんか(笑)。そんな歩道橋が私の目指していた撮影ポイントです (´ω`)ナルヘソ。高さ的に人気があるのは、ちょい俯瞰気味に撮れるらせん階段の中段部分で、そこはすでに満員御礼状態 (´д`;)人大杉…。私はなんとか下段と中段の間にある踊場付近にてカメラを構えることができました ε-(´∀`;)ホッ。もちろん一般歩行者の妨げとならぬような配慮が必要ですが \_( ゚ロ゚) ココ重要!、曇り空の日曜朝は歩道橋を利用する歩行者が少ない。

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らせん階段の下段と中段の間から狙った
東北本線の上り列車。
【◎】]ω・´)パチッ!
やってきたのは701系普通列車で、
本命の485系と同じ6連だったのが
アングルを調整するのに助かります。
▲16.6.19 東北本線 船岡-大河原

まずは485系を先行する701系の普通列車で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。曇り空ではあるものの、背景に写る桜並木の緑がしっとりとしてなかなかいい感じです (・∀・)イイネ!。ご覧のように、もちろん今は桜の花が咲く季節ではありませんが (´-`)ソリャソーダ、もともとこの場所は桜に関係なく、大河原(おおがわら)~船岡と言えば昔から東北本線の有名撮影地のひとつとして知られ、かつての国鉄時代にはここを走るED71牽引の客車普通列車や455系の急行列車、そして485系の特急列車など、大御所カメラマンが撮られた写真が鉄道雑誌のグラビアを飾っていたものでした ( ̄。 ̄)ヘー(当時の「鉄道大百科」などを見ると、大河原で撮られた「ひばり」などは、定番中の定番カットでしたよね(笑))。多くの方が東北特急を記録してきたこの名撮影地こそ、485系のラストランを記録するのにふさわしい場所といえるでしょう ( ´_ゝ`)フーン。いや、本当のところは駅から近いお手軽ポイントだったから、私はここを選んだんですけどね・・・(^^;)ゞポリポリ。そんな撮影ポイントにて待つことしばし、やがて桜の木が立ち並ぶ直線上に、お馴染みの国鉄特急型が姿を見せました (゚∀゚)キタッ!。

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緑に染まった初夏の千本桜を横目に見ながら、
東北本線を走り抜ける国鉄特急色485系。
そのむかし、東北新幹線開業以前には、
この場所を一日に数十本もの東北特急

往来していました。

船岡でヨンパーゴが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
並木の緑に映えるクリーム色の国鉄色485系、やっぱりカッコいいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。先述したようにこの列車は乗客のいない送り込み回送なのですが、正面にはすでに「つばさ」のヘッドマークが掲げられていました (´▽`*)ツバサクン。上り方(福島側)の表示は、文字のみのシンプルな「つばさ」幕(ステッカー)。国鉄の特急列車にイラストマーク(絵幕)が採用されたのは1978年のことで、それ以前は寝台特急の機関車に掲げられた看板形のヘッドマークを除き、愛称はみんなこのような文字のみの表示でした ( ̄。 ̄)ヘー。今回のラストランではそれをステッカーで再現しているのですね。なんともニクい演出じゃありませんか (σ´∀`)σ ニクイネ~!。国鉄時代を彷佛とさせる文字マークの485系を東北特急の撮影名所で撮れるなんて、これは国鉄型ファンにはたまらない胸熱な記録が残せました (*゚∀゚)=3ハァハァ!。 ただ、特急「つばさ」は本来、おもに福島から奥羽本線に入っていた特急列車で、この船岡を通る485系の「つばさ」は山形新幹線工事にともなって仙山線を経由していた、ほんの一時期(たしか一年弱?)にしか見られなかったんだけれどね・・・(気動車時代を除き、文字幕の国鉄時代に485系の「つばさ」はここを走っていない)(^^;)ゞポリポリ。まあそんな細かいことはさておき、まずは本日一発目となる送り込み回送の「つばさ」が撮れて、ホッと一息 ε-(´∇`*)ホッ・・・ついている余裕はありません エ?( ̄△ ̄;)マタ?。毎度毎度、なんとも慌ただしいことなのですが、撮影後は急いで船岡駅へと戻り、すぐに入ってきた上り列車へと飛び乗ります ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。下車したのは船岡からわずか一駅の大河原。はたしてここに私がやってきた理由とは・・・(*゚0゚)ハッ!!

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船岡から上りの普通列車に乗って一駅、
続いて下車したのは大河原。
おや?右隣に見えるのは、もしや・・
・(*゚0゚)ハッ!!
▲16.6.19 東北本線 大河原

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大河原に停車中の485系「つばさ」
・・・の送り込み回送 (゚∀゚*)オオッ!!。
後ろ側に掲出されていたのは、
オレンジ色の「つばさ」絵幕です。
▲16.6.19 東北本線 大河原

ヨンパーゴ、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!
大河原で私が船岡から乗ってきた普通列車の反対側に停車していたのは、先ほど撮影地を通過していった485系じゃありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!。そう、実はこの送り込み回送は時間調整のために船岡の隣駅の大河原にて、約30分間もの長時間停車(鉄用語でいうところの「バカ停」ね)が設定されていたのです (゚ー゚*)パカテー…。撮影地の跨線橋から船岡駅まで急ぎ足で12分 ε=ε=ε=┌(;´Д`)┘ハァハァ、駅での待ち時間3分 ε-(´o`;A フゥ…、船岡から大河原まで電車で2分 (((*・ω・)デンシャ~・・・の合計17分でたどり着くことができ、残りの13分間でじっくりとホームに停まる485系を眺められるという、なんとも絶妙なスケジューリング (゚∀゚*)オオッ!!。この大河原の停車に追いつけると言うところも、私が船岡を撮影地に選んだ理由のひとつでした ъ(゚Д゚)グッジョブ。「戦いとは、つねに二手三手先を読んで行うものだ  (´ー`)フッ」ってね(笑)。

船岡0759-(東北424M)-大河原0802

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対向ホームからは文字幕を掲出した、
上り方をスッキリと撮る事ができました。
(^_[◎]oパチリ。
ステッカー仕様の文字幕はシブいけど、
ちょっと不自然に白すぎますね・・・。
σ(・∀・`)ウーン…。
▲16.6.19 東北本線 大河原

先にちょろっと触れましたが、特急「つばさ」はかつて、主に上野と秋田の間を東北本線、奥羽本線経由で結んでいた特急列車で、1961年の誕生時からしばらくは気動車特急(キハ82やキハ181を使用)だったものの、1975年の奥羽本線全線電化完成により使用車両を特急型電車の485系に変更。東北特急の最盛期に東北本線と奥羽本線を直通する特急列車は、秋田ゆきの「つばさ」が3往復、「つばさ」と同経路を走る山形止まりの兄弟特急「やまばと」が3往復の、合わせて6往復が運転されていました ( ̄。 ̄)ヘー。東北特急の大変革となった1982年の東北新幹線開業、1985年の東北新幹線上野延伸後は、「やまばと」が廃止され、「つばさ」は一往復のみ東北本線直通の上野乗り入れ(上野~秋田)を残しながらも、主に福島で東北新幹線と接続する形を取る奥羽本線内のみ(福島~山形・秋田)の特急として存続。長年にわたって奥羽本線特急の代表格として活躍してきた同列車は、1992年の山形新幹線開業(福島~山形)により、「つばさ」の愛称を新幹線に引き継ぎ、在来線特急としての幕を閉じました (´ω`)ナルヘソ。ちなみに晩年には、山形新幹線工事にともなって奥羽本線の福島と山形の間が長期運休となり、特急「つばさ」は東北新幹線との接続駅を福島から仙台に変更し、仙台を発着する仙山線経由で秋田(仙台~山形~秋田)まで結んでいた時期もありました(一往復残されていた上野発着の列車も仙台経由に変更)。

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東北本線・奥羽本線経由で、
首都圏と山形、秋田を結んでいた特急「つばさ」。
これは当時の奥羽本線の庭坂付近で撮影したもので、
現在のこの区間は同じ「つばさ」でも、
山形新幹線のE3系が走っています。
この時はフィルム代と現像費の節約で、
安価なモノクロフィルム(しかも長巻)を使い、
自分で現像していたんだよね・・・(´ω`*)ナツカシス。
▲90.7 奥羽本線 赤岩-庭坂

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かつては連続スイッチバック駅のあった、
奥羽本線の難所、板谷峠をゆく485系の「つばさ」。
列車の向こうに見える小屋のようなものが
板谷峠名物のスノーシェッド
(スイッチバックの分岐器を積雪から守る覆い)です。
ちなみにこの撮影時はちょうど
山形新幹線の開業に向けた改軌工事が進められている時で、
よく見ると線路が在来線用(狭軌)と新幹線用(標準軌)の
三線軌条になっているのが解ります。
ひとつ上の写真とは撮影日がひと月しか変わりませんが、
この日は特別な記念列車が走ることから、
奮発してカラーフィルムを使ったらしい・・・(笑)。
▲90.8 奥羽本線 板谷-峠(後追い)

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これは上野駅に停車中の特急「つばさ」。
ちょっぴりレアな四つ目の1500番台です。
(゚ー゚*)ヨツメ。
上野発着の「つばさ」

東北新幹線開業後も一往復のみが存続し、
前記事でご紹介した特急「あいづ」と対

運用が組まれていました。
▲87.4 東北本線 上野

奥羽本線時代など、私も何度か撮影した事がある485系の特急「つばさ」。同列車は東北特急を代表する愛称のひとつであり、在来線特急廃止後も何度かリバイバルの復刻列車、もしくはそれに似たような臨時列車(「食べっしゃつばさ」とか、「つばさリレー」とか)が運転されたのですが、どうも私は都合がつけられずに、廃止後は一度も485系「つばさ」を撮る機会に恵まれませんでした σ(・ω・`)ウーン…。それだけに今回の東北特急を復刻運転する国鉄色485系ラストランでは福島で一泊してでも、この「つばさ」の勇姿は記録に残したいと思っていたのです (`・ω・´)-3フンス!。正面(上り方)の文字幕もシブいけど、やっぱり個人的には後ろ(下り方)に掲出されたオレンジ色のイラストマークが懐かしいなぁ・・・(ノ∀`)ナツカシス。復刻運転にありがちなステッカーではなく、ちゃんとした幕で掲出されているのがまた嬉しいですね(過去に運転されたリバイバルでは、なぜかステッカーが多かった)。福島から運転される往路(福島→山形)の特急「つばさ」では、このイラストマーク側が先頭となります (゚∀゚*)オオッ!!。これは俄然、撮影に気合いが入ると言うもの (`・ω・´)-3フンス!。福島へ向けて大河原を発車してゆく回送列車を見送り ンジャ!( ゚д゚)ノシ、私は往路の「つばさ」を撮るための撮影地へと先回りします …((((o* ̄-)o。「つばさ」が向かった方とは逆へ行く下り列車に乗車。

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大河原で30分間の時間調整をしたのち、
乗客の待つ福島へ向けて発車する
「つばさ」の送り込み回送。
またあとで会いましょう

マタアトデ!( ゚д゚)ノシ
▲16.6.19 東北本線 大河原

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私の方は大河原から下り列車へ。
入ってきたのはE721系の仙台ゆき普通列車。
▲16.6.19 東北本線 大河原

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終点まで乗り通し、
やってきたのは杜の都・仙台。
でも今回は改札を出ずに、
乗換駅のひとつでしかありません・・・。
σ(・∀・`)ギュータン…。
▲16.6.19 東北本線 仙台

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仙台駅のコンコースには、
時代別に見る仙台~東京の所要時間の推移なるものが
展示されていました。
(゚∀゚)オッ!。
今回の主役である485系は上から三番目。
初期のボンネット形(483系)とは若干スタイルが異なりますが
車両の性能的にはほぼ同等で、
同系の特急「ひばり」は仙台~上野を
約4時間で結んでいたんですね。
ちなみに現在のE5系新幹線「はやぶさ」(いちばん下)は
仙台~東京をわずか一時間半。

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乗り換え時間に余裕のあった仙台では
駅蕎麦スタンドにて朝食兼昼食を。
(゚ー゚*)ブランチ?
注文したのは仙台駅蕎麦の人気メニュー
「からあげ蕎麦」(゚д゚)ウマー!。

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腹ごしらえを済ませたのちに乗り込むのは、
仙山線の山形ゆき普通列車。
仙台が始発駅と言う事もあり、
余裕でボックス席に座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。
▲16.6.19 東北本線 仙台

大河原から東北本線の下り普通列車で仙台へ。そこで乗り継いだのは仙山線の山形ゆき下り普通列車です (゚ー゚*)セソザソセソ…。仙山線は東北本線の仙台から、秋保温泉口の愛子(あやし)や、同じく温泉のある作並(さくなみ)、立石寺のある山寺(やまでら)などを経て、山形の手前にある奥羽本線の羽前千歳(うぜんちとせ)までを結ぶ58.0キロの電化幹線で、日本初の交流電化が行われたと言う歴史を持つ路線でもあります (・o・*)ホホゥ。同線の正式な路線区間は仙台~羽前千歳となっていますが、列車はすべて羽前千歳から山形まで奥羽本線に直通し、頭文字を取った路線名通りに仙台と山形の二都市を結ぶ重要な役割を担い、普通列車の他に速達性のある快速列車も設定されています ( ̄。 ̄)ヘー。また先述したように同線は、山形新幹線開業直前の一時期に特急「つばさ」の迂回ルートとして使用された経歴があり、今回の国鉄色485系のラストランでは福島と山形の間を走る、特急「つばさ」のルートに選ばれました。

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仙台を出た仙山線の列車は東北本線と分岐し、
進路を西へと向けます。
(*・o・)ノ ゴーゴーウェス♪
▲16.6.19 仙山線 仙台-東照宮(車窓から)

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仙台近郊の住宅地を抜けた仙山線、
車窓には徐々に自然の緑が増えるようになります。
▲16.6.19 仙山線 葛岡-陸前落合(車窓から)

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そして仙台から30分、陸前白沢を過ぎると、
こんなに山深いところを走るようになりました。
w(゚o゚*)w オオー!!。
列車は国内第一位の高さを誇るトレッスル橋梁の
第二広瀬川橋梁を通過中。
▲16.6.19 仙山線 陸前白沢-熊ヶ根(車窓から)

仙台と山形の間を快速により1時間15分程度で結ぶ仙山線は利用価値が高く、私も過去に何度も乗車した事がありますが、沿線での撮影というと一度しかなく、今からちょうど10年前の2006年の事。その時は仙山線の交流電化50周年を記念し、ED75形電気機関車が牽引する旧型客車が同線を走るということで撮影に訪れたのでした (^_[◎]oパチリ 。仙山線に馴染みの薄い私はあまり撮影地など知らず、とりあえず今回もその10年前に撮影したポイントを目指してみようと思います σ(゚・゚*)ンー…。やってきたのは仙台から普通列車で40分の作並。ところが・・・( ̄△ ̄;)エッ…

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作並ではご当地伝統工芸のこけしがお出迎え。
(´▽`*)コケシ♪。
宮城のこけしというと鳴子が有名ですが、
この作並にも「作並こけし」という系統があるのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー。
▲16.6.19 仙山線 作並

1024.jpg

駅のまわりは自然豊かながら、
仙台の中心部と同じ青葉区内にあるという作並。
仙台市青葉区って広いんだなぁ・・・(゚ー゚;)ヒロイノネ。
同駅は作並温泉への玄関口であるほか、
付近にはニッカウヰスキーの蒸留所などもあります。
▲16.6.19 仙山線 作並

大河原0832-(東北1125M)-仙台0908~1007-(仙山825M)-作並1047

目指す撮影地は駅前の街道を仙台方向へ歩く事15分ほどのところにあり、徒歩鉄でもそれほどキツい道のりではありません テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘。そんなお手軽さもあってか、街道には同じ列車で着いたと思われる同業者がゾロゾロとまるで列をなすように進み λλλλλ,,,,,ゾロゾロ、さらに現地へ着いてみるとその撮影ポイントには所狭しとびっしり集まった先客さんが・・・Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!!、その数ざっと100人はいるでしょうか (゚ー゚;)スゴイネ…。同業者の数的にはおそらく前日の越河の方が多かったのではないかと思われますが、越河のポイントが斜面になっていて比較的多くのキャパが得られるのに対し、この作並のポイントは平地で立ち位置に制限があります(と言っても100人くらいは大丈夫なんだけれど・・・)。サイド(列車の側面)寄りのポジションにはまだ少し余裕があるようだけれど、できれば正面のイラストマークをハッキリ見せたいしなぁ・・・(´`;)ウーン…。さすがに今回ばかりは、ここで撮る事を諦めざるを得ないようです (・ε・`)シャーナイネ。実は来る時に、この撮影地の状況を列車内の車窓から眺めていて、今から駆けつけても場所の確保は難しいかな・・・(゚ペ)ウーン…とは感じていたのですが、やはり実際にキビシかった (´Д⊂ダメポ。でも、同じく車窓から眺めていて、お、こんなところからも撮れるんだ・・・(゚o゚)オッ! と気付かされた場所もありました。そこは作並のひとつ手前にある熊ヶ根の駅近く (・(ェ)・)クマ?。一駅間とはいえ作並と熊ヶ根の間は5キロもあって、歩いて行くにはかなりしんどいけれど ヾノ・∀・`)㍉㍉、幸いにして次の上り普通列車は30分後にあり、これに乗れば「つばさ」の通過にはじゅうぶんに間に合います (゚∀゚*)オオッ!!。私は来た道を引き返し モドロ…((((o* ̄-)o 、作並から列車で熊ヶ根へと移動しました。

060715.jpg

今回は満員御礼状態で諦めた作並のお立ち台。
これは10年前に同地で撮った、
ED75牽引の旧型客車「交流電化50周年記念号」。
(^_[◎]oパチリ。
ここは列車をスッキリと撮る事ができ、
背景に写る山々の緑もいい雰囲気の撮影地で、
この時も多くの同業者が集まりましたが、
今回ほどではなかった・・・気がします。
σ(・ω・`)ウーン…。
▲06.07.15 仙山線 西仙台ハイランド(臨)-作並
(当時臨時駅だった西仙台ハイランドは2014年3月に廃止)

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撮影地から作並に戻り、
仙台ゆきの上り列車で一駅の熊ヶ根へ。
(・ω・)トーチャコ。
▲16.6.19 仙山線 熊ヶ根

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一面一線構造で簡素な造りの熊ヶ根。
駅名にもなっている熊
根という地名は、
村人の懇願によって誘致した熊野神社がこの地にあること、
また村が深い山の根(麓)にあったことに
由来するらしい ( ̄。 ̄)ヘー。
(熊ケ根村の現在は仙台市青葉区熊ケ根)。
▲16.6.19 仙山線 熊ヶ根

作並1131-(仙山828M)-熊ヶ根1136

快速は通過し、普通列車のみが停車する小駅の熊ヶ根。このあたり(愛子以西)の仙山線はおおむね一時間に一本、快速と普通列車がほぼ交互に運行されており、二時間に一本となる普通列車がタイミングよく来てくれたのは助かりました (´¬`*)ラキー♪。駅から作並方向へ歩いてほんの5分ほど (((o*・ω・)o、線路沿いに数人の先客さんの姿がある場所へと到達しました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。先ほどの車窓から見えていたポイントはここですね・・・σ(゚・゚*)ンー…。

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移動してきた熊ヶ根駅近くの撮影ポイント。
アウトカーブしている線路脇から列車を狙います。
先客は数人ほど (*・ω・)ノ゙チワッス♪。

最初に同地を通過してから一時間近くが経っていましたが、同業者の数はそれほど増えておらず、ここでは余裕でポジションを確保できました ε-(´∀`;)ホッ。諦めた作並の撮影地が編成写真っぽい感じで撮れるのに対して、この場所はアウトカーブの脇から望遠レンズを用いて正面気味に列車の顔を狙う事となります (・o・*)ホホゥ。個人的にはあまり得意な撮り方ではないけれど(過去に大失敗しているし・・・^^;)、お目当ての「つばさ」マークをハッキリと見せるにはおあつらえ向きのポイントと言えるかも知れません (´ω`)ソォネ。列車の運転本数がそれほど多くない区間ですが、ありがたい事に本命の485系の前に一本、下りの快速列車がやってきてくれました (゚∀゚)オッ!。これでアングルを確認する事ができます。

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485系に先行して通過したのは、
山形ゆきの下り快速列車。
私が10年前に訪れた時の仙山線では
719系が使われていましたが、
現在の同線で使用されている定期列車は
主にこのE721系
(仙台〜愛子の区間運用では一部が701系)。
東北地方の車両も着実に
世代交替が進んでいますね・・・(゚ペ)ウーン。
▲16.6.19 仙山線 熊ヶ根-作並

試し撮りしたE721系 【◎】]ω・´)パチッ!、お、なかなかいい感じじゃないですか (・∀・)イイネ!。このE721系は4両編成だったので列車の後方があまり写らなかったけれど、6連の485系ならばもう少し尻尾が伸びるかな σ(・∀・`)シッポ…。晴れたらこの場所は485系の通過時刻に順光となるのか、それとも逆光となるのか解りませんが(列車が西に向かっているので、午後が順光かな?)、幸か不幸か今日は日差しが期待できない曇り空で、光線状態を気にする必要はありません (゚ー゚)ドングモリ…。先ほど試し撮りした列車が熊ヶ根を通過する快速列車だった事もあり バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、私以降は同業者が増えないまま、485系「つばさ」を迎える事になりました。通過時刻が近づくと、山あいに響き渡ったのは鉄橋を渡る列車の音。それは熊ヶ根の東方に架かる第二広瀬川橋梁を渡っていることを表しています (゚∀゚;)ドキドキ。続いて熊ヶ根を通過する際に鳴らされた警笛の音が聞こえ、カーブの奥に現れた国鉄色485系・・・ε-(°ω°*)キタッ!。

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懐かしい「つばさ」のイラストマークも誇らしげに
カーブを切って仙山線を進みゆく国鉄色485系。
奥羽本線を代表する名特急が、今ここに復活です!

485のつばさが撮れました~!ワ━━\(≧▽≦)/━━イ!!
オレンジの「つばさ」マークを掲げてファインダーに迫り来る485系の力強さは、思わず身震いするほどのド迫力 ((((;゚∀゚))))ブルルッ!。私にとっては90年に訪れた奥羽本線の板谷峠以来、実に26年ぶりとなる485系「つばさ」の勇姿に感無量の思いです  ジ━━━*・゚(っ∀・。)゚・*━━━ン…。作並の撮影地が満員御礼で入れないなんて事もあったけれど、どうにかお目当てであったイラストマークの「つばさ」を撮る事ができて、ホントに良かったよ・・・・:*:・(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。むしろこの撮影地変更という判断は、正しかったのかも知れません。私は大満足で熊ヶ根の撮影地をあとにしました マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。

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熊ヶ根からはふたたび仙山線の下り列車に乗車。
快速を撮影地で見送ったので、
次の普通列車はタイミングよくやってきました。
今日は列車移動の効率がいいように思います。
(´¬`*)ラキー♪
▲16.6.19 仙山線 熊ヶ根

仙山線を下って行った485系はこのあと終着の山形で折り返し、今度は復路の特急「つばさ」としてふたたび仙山線を仙台へ向けて上ります。そしていよいよこれが国鉄色485系にとって最後の営業運転となるわけで (・ω・`)ラスト…、もちろん私もそれを見届けるべく次なる撮影地へと移動します。

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作並を過ぎると仙山線は
宮城と山形の県境にある奥羽山脈にさしかかり、
車窓風景はさらに山深くなりました。
▲16.6.19 仙山線 作並-奥新川(車窓から)

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標高374メートルの奥新川(おくにっかわ)付近では、
車窓から滝も眺める事ができます。
(゚∀゚)オッ!。
▲16.6.19 仙山線 奥新川-面白山高原(車窓から)

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奥羽山脈を貫く県境の仙山トンネル(5,361m)を
抜けたところにあるのが山形県最初の駅
面白山高原(おもしろやまこうげん)。
σ(・∀・*)オモロー?。
ちなみにこの面白い(?)駅名の由来は
奥羽山脈にある面白山(標高1,264m)の
面白山国定公園(面白山高原)からきていて、
その面白山は仙台側から見ると山の斜面が
白く見えることから、面白山と名付けられたらしい。
( ̄。 ̄)ヘー。
▲16.6.19 仙山線 面白山高原(車窓から)

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面白山高原を峠越えのピークとし、
列車は下り勾配を軽やかに走り抜けると、
やがて車窓の右手に見えてきたのが、
山寺の通称で知られる名刹、立石寺(りっしゃくじ)

(゚∀゚)オッ!

山の上の方に五大堂があるのですが・・・
わかるかな
? エ?(゚Д゚≡゚Д゚)ドコ?
▲16.6.19 仙山線 面白山高原-山寺(車窓から)

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山頂付近ををクローズアップ。
(=゚∀゚)ミエタ!。
この五大堂や奥の院へたどり着くには、
麓の山門から1,000段以上もの石段を
上らねばなりません。
私も一度だけ上った事がありますが、
夏場で汗だくになった覚えがあります(笑)

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そんな山寺の麓にある山寺駅の駅名標は、
立石寺の案内図仕様です。
▲16.6.19 仙山線 山寺(車窓から)

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熊ヶ根から約30分、
次に列車を降りたのは楯山。
(・ω・)トーチャコ。
同駅も快速は通過し、
普通列車のみが停車します。
▲16.6.19 仙山線 楯山

熊ヶ根1249-(仙山827M)-楯山1322

熊ヶ根から下りの山形ゆき普通列車に揺られて山深い宮城と山形の県境を越え、車窓に山寺の名で知られる名刹・立石寺を眺めて進み、次に私が下車したのは楯山(たてやま)(・ω・)トーチャコ。今回の国鉄色485系ラストランは往年の特急列車のヘッドマークが掲げられて運転されるという事から、私はなるべくそのマークがわかるような撮り方を意識してきました【◎】]ω・´)パチッ!(最初の「ひばり」は、あんましわからないけれど・・・)。でも、今日の「つばさ」はすでに、船岡での送り込み回送で文字幕を、そして熊ヶ根での往路でイラストマークをキッチリと記録する事ができています(大河原でのバカ停もあったし)σ(゚・゚*)ンー… 。復路の「つばさ」では文字幕側が先頭となるのですが、ヘッドマークを意識した記録はもうじゅうぶん (*`д´)=b OK牧場!。そこで最後は私の好みである高台からの俯瞰撮影で、485系のラストランを見送ろうと思います m9(`・ω・´)ケテイ!。俯瞰撮影好きの私、今回のために調べたわけではないのですが、いつか仙山線の撮影に訪れる事があるならば、上がってみたいと考えていた俯瞰ポイントがこの楯山にありました (・o・*)ホホゥ。

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いまの山形で旬なのが、さくらんぼ。
楯山周辺でもたわわに実ったさくらんぼを、
目にする事ができました。
アータシ(w´∀`w)サクランボー♪

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集落を抜けて、こんな山道(?)へ・・・。
ハァ...ハァ...(((;;´Д`) ゼエ...ゼエ...
道は思っていたよりもしっかりとしていました。

訪れるのが初めてではあるものの、地図上で何となく目安をつけていた俯瞰ポイント σ(゚・゚*)ンー…。実際のアプローチを探すのにちょっと迷うも、すぐに山の上の方へと続く坂道(というか山道?)を見つける事ができ (゚∀゚)オッ!、「熊出没注意」の看板にちょっとビビりながらそれをひたすらに視界が開けるまで上ってゆくと ハァ...ハァ...εεε(((;;´Д`) ゼエ...ゼエ...、てっぺん付近で広がっていた景色は・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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急な坂道を上り続けること数分、
てっぺん付近でパッと景色が開けました。
そこからの眺めがこんな感じ (゚∀゚*)オオッ!!。

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眼下をゆくのはE721系。
ここからの高さだと快速だか普通だか解りませんが、
時間的に上りの快速列車3838Mだと思われます。
踏切脇の農道には485系を待つ
鉄ちゃんの姿も確認できますね。
▲16.6.19 仙山線 高瀬-楯山(後追い)

おっ!いい感じ! (゚∀゚*)オオッ!!。楯山と隣駅の高瀬の間に続く集落の家々と広い田畑、そしてまっすぐと伸びる仙山線の線路が山の上から一望でき、これはなかなか壮観な眺めではありませんか w(゚0゚*)w オォー!!。ちなみに方角的には画面手前が山形方向で、山々が連なる奥の方が仙台方向。つまりここからだと往路の仙台ゆき「つばさ」は、後追いを狙うこととなります σ(゚ー゚*)ウシロ…。でも実はそれも考えのひとつ ( ̄△ ̄;)エ?。あいにくの曇り空で俯瞰撮影としてはあまりいい天候条件とはいえないけれど、遠くまで見渡せるこの場所で最後の国鉄色485系を見送ってあげようと思ったのです (´ω`)ナルヘソ。少し風が出てきて木々の枝を揺らすなかで待つことしばし。やがて事前に知っていた山形の発車時刻から15分ほどが過ぎたとき、田畑が広がる里山の風景に自然とマッチする、国鉄特急色の485系が眼下に姿を現しました (゚ー゚*)キタ…。

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最後の花道となった仙山線をゆく、
伝統の国鉄特急色を纏った485系。
曇天下でも風景に映えるその美しいその姿は、
カメラで撮影するとともに、
しっかりと私の記憶にも刻み込まれました。

子供の頃、電車好きの私を父親が連れていってくれた上野駅。そこにズラリと並んでいたのが、東北方面や上信越方面へと向かう、数多くの特急列車でした。なかでも三つのヘッドライトを輝かせた485系はとくにカッコよく見え、まさに子供の私にとっては憧れの存在。ウルトラマンや仮面ライダーなんかよりもずっと眩しく見えたボクのスーパーヒーローです。初めて485系に乗ったのは小学校二年生の時、夏休みに親元を離れて合宿するという目的で訪れた山形・月山への往復に、往きは「やまばと」、そして帰りは「つばさ」でした。今回、最後に見送ったのが「つばさ」だったのも、どこか不思議な縁を感じます。そして、いつも食い入るように眺めていた「鉄道大百科」。そこには東北本線などを走る485系のカッコいい写真がたくさん掲載されており、いつかは私もこんな写真を撮ってみたい・・・と憧れるも、私が本格的に鉄道写真をはじめた頃には東北・上越新幹線が開業し、上野駅を発着していた数多くの特急列車はそのほとんどが廃止されていました。私がいま、今回の485系をはじめ、583系や189系など、国鉄特急型を好んで撮影しているのは、その時の想いや憧れが強く残っているからと言っても過言ではないんです。あの頃に私が撮ることができなかった国鉄時代の名特急を、現代に数多く復刻運転してくれたのが、最後まで国鉄色として残されていた仙台の485系A1/A2編成でした。鉄道車両にお礼を言うのはおかしなことだけれど、あえて同編成にはありがとうの一言を伝えたい気持ちです。

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ありがとう、国鉄色485系・・・。

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さようなら・・・。

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(´;ω;`)・・・。

私が撮る最後の国鉄色485系。ファインダーを覗きながら噛み締めるようにシャッターを切り【◎】]ω・´)パチッ! 、そしてその姿が見えなくなるまで、送り続けました サヨナラ~(´;ω;)ノシ~~~。いま、万感の思いを込めて、警笛が鳴る。いま、万感の思いを込めて、特急列車が行く。ひとつの時代がいま、終わりを告げた・・・σ(゚ー゚*)スリーナイソ?。これで今回の国鉄色485系ラストランの撮影はすべて終了です。

あっ、ち・な・みに、鉄道にそれほど詳しくない方にはちょっと紛らわしいことなのですが、今回のラストランはあくまでも最後の「国鉄特急色485系」の引退であり \_( ゚ロ゚) ココ重要!、国鉄色ではない485系(新潟の485系3000番台R編成や485系を種車にして改造した多目的電車(いわゆるジョイフルトレイン)など)、そして485系ではない国鉄特急色の車両(豊田の189系や秋田の583系など)は、まだ生き残って元気(?)に活躍を続けています p(`・∇・´)q ゲンキ!。とくにパッと見の印象が国鉄色485系とソックリの国鉄色189系が、今後このブログに登場したとしても、「あれ?国鉄色の特急は無くなったんじゃないの? (゚ー゚?)オヨ?」なんて、思わないでくださいね(笑)。それでも個人的にはやっぱり、国鉄色の485系が引退してしまったことは、一時代の終焉を感じずにいられませんでした (・∀・`)オワッチャッタ…。

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撮影後に戻ってきた楯山駅。
無人駅ながらもしっかりとした待合室のある同駅ですが、
それよりも気になったのは、
駅前の樹木に吊るされた家庭用の掛け時計。
(=゚ω゚=*)ンン!?。
これで列車に乗り遅れる心配もナシ!?
確かにまわりに時計は見当たらなかったけれど、
こういう設置の仕方は珍しいですよね・・・(^^;)
ちなみに時計は駅を背にして掛けられているため、
下車した時には気が付かなかったよ・・・。
▲16.6.19 仙山線 楯山

さて、二日間に渡った485系のラストラン撮影。初日の越河で撮影地にコンデジを落としてくるというポカをやらかして、往路の「あいづ」を撮り逃しちゃう大失態もあったけれど、二日目の「つばさ」は送り込み回送を含めて三度の走行シーンを記録でき、結果的には大満足の南東北遠征となりました (´w`*)ドツカレサン。これであとは東京へと帰るだけですが、最後の撮影地となった楯山が位置するのは山形県山形市 σ(゚ー゚*)ヤマガタ…。ここからだと仙台へ戻るよりも山形へ出て、山形新幹線で東京へ向かう方が便利です (・o・*)ホホゥ。楯山に停車する仙台方面の普通列車が約二時間待ちだったこともあり、一時間待ちでやってきた山形ゆきの下り列車に私は乗り込みました。

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楯山からは仙台方面ではなく、
山形ゆきの下り普通列車に乗車。
同駅ではこの下り列車と交換する形で、
上りの快速列車が通過してゆきました。
▲16.6.19 仙山線 楯山

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楯山の次駅が仙山線の路線上での終点で、
奥羽本線との接続駅である羽前千歳。
ただし仙山線の列車はすべて山形まで直通します。
そんな羽前千歳を出ると見られるのが、
狭軌の仙山線と標準軌の奥羽本線(山形新幹線)の
ちょっと珍しい平面交差 (゚∀゚*)オオッ!!。
何となく線路の幅の違いがわかりますか?
▲16.6.19 奥羽本線 羽前千歳付近(後方の車窓から)

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羽前千歳と山形の間は、
軌間が違う線路の並列単線となっています。
(・o・*)ホホゥ。
実は今回の485系ラストランでは、
この特異な線路構造を利用し、
北山形と山形の間では狭軌に485系「つばさ」が、
そして標準軌の方には山形新幹線のE3系「つばさ」が、
それぞれ同一方向に肩を並べて走る、
並走するシーンが展開されたのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー。
これもニクい演出ですね~!
▲16.6.19 奥羽本線 羽前千歳-北山形(後方の車窓から)

1052.jpg

楯山から15分ほどで終点の山形に到着
(・ω・)トーチャコ。

久しぶりに仙山線を端から端まで完乗しました。
▲16.6.19 奥羽本線 山形

1053.jpg

山形では偶然、こんな珍客(?)がお出迎え。
(゚∀゚)オッ!。
山形を始発駅とする左沢(あてらざわ)線で運転された、
展望式気動車「びゅうコースター風っこ」の
臨時列車「さくらんぼ風っこ号」。
(´▽`*)カゼッコ♪
今旅ではけっこうイレギュラーな珍客に
恵まれた気がします。
▲16.6.19 奥羽本線 山形

楯山1612-(仙山829M)-山形1625

ところが、山形で接続する次の新幹線「つばさ190号」は多客期に対応した全席指定扱いで、しかも空席は無し r(゚ペ)アリャ。その次の「つばさ154号」には自由席があるものの、すでにその乗車口前には長い列ができています(指定は満席)(・ω・`)ウーン。さらに、構内の駅弁屋さんを覗くと、ケースは空っぽ。すべて売り切れちゃったのだとか・・・( ̄△ ̄;)エ、マジ?。さくらんぼ狩りなどで今が観光シーズンのピークを迎えている山形。こりゃ、旅の終わりは駅弁で一杯やりながら、のんびりと帰る・・・というワケには行かなさそうです (・ε・`)チェ。一時間くらい待てば自由席に座れると思うけれど、いずれにせよ列車は混んでいそうで、自分が座れても通路に立ち客があると落ち着かないよなぁ・・・(-ω-;*) ウゥム…。そこで私は山形新幹線に乗るのをあっさりとやめ、ふたたび仙山線ホームへ コッチ…((((o* ̄-)o 。前述したように同線は山形から仙台まで一時間半ほどで行けますので、仙台で東北新幹線に乗り継ぐこととしましょう m9(`・ω・´)ケテイ!。山形新幹線より自由席が多く、運転本数もある東北新幹線。仙台始発の「やまびこ」ならば空いているのではないでしょうか σ(゚・゚*)ドーダロ。ちなみにそれならば楯山から直接、仙台へ向かった方が効率よかったのではないかと思われそうですが、実は楯山に停まる次の普通列車はいま乗ってきた列車が山形で折り返すもの。つまり山形を往復しても、楯山で二時間待っていても、乗る列車は同じだったというワケです (´ω`)ナルヘソ。私は来た道を戻りながら今日の485系撮影を振り返り、夕暮れの仙山線を仙台へと向かうのでした。

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混んでいる山形新幹線は諦めて、
ふたたび仙山線で仙台へと戻ることにします。
モドロ…((((o* ̄-)o。
ま、山形新幹線には仕事の出張で、
二週間前にも乗っているしね・・・(^^;)マ、イッカ。
▲16.6.19 奥羽本線 山形

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ボックス席をゲットし ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!、
さくらんぼの実が入ったさくらんぼのお酒で
山形米のつや姫スナックをお供に軽い飲み鉄♪
凵ヽ( ̄∀ ̄*)カンパ〜イ♪
なんだかデジャヴ・・・を感じますが、
先日に飲んださくらんぼチューハイよりも、
個人的にはコッチの方が美味しかったです
(゚д゚)ウマー!。

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仙台からは東北新幹線。
仙台始発の「やまびこ192号」の自由席は
目論見通りガラっガラでし

(
v ̄▽ ̄) イエイ♪。
発車前に記録写真を撮ろうと先頭へ行くと、
たまたまホームに揃っていた三つの新幹線。
(゚∀゚)オッ!
いちばん手前に停車しているE2系が
私の乗る「やまびこ192号」。
右隣のE5系は先発の全席指定列車、
「はやぶさ28号」です。
▲16.6.19 東北新幹線 仙台

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新幹線の車内で駅弁をお供に旅の打ち上げ〜♪
[★]ヽ( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
駅弁の宝庫・仙台で選んだのは、
今日の撮影が秋保温泉近くを通る仙山線だったこともあり、
「女将のおもてなし弁当 宮城・秋保温泉編(¥1,150)」。
なんだかサスペンスドラマのタイトルみたいな
弁当名ですね・・・(^^;)
なす味噌田楽や鶏の照り焼き、牛タン塩焼き、笹かま、
鰊の菜の花和え、天ぷらに煮物・・・と、
おかずが豊富で飲み鉄にはピッタリの豪華な内容。
カニやイクラ、蒸ウニが入った茶巾寿司(左上)も
おいしかったです♪ (゚д゚)ウマー!
☆☆☆・・

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二日間に渡った今旅で使用したきっぷは、
関東・甲信越、そして南東北のJR線などが
土日に乗り放題となるフリーきっぷの
週末パス(¥8,730)」。
(新幹線や特急に乗る際には別途に特急券が必要)、
485系を追って南東北三県を行ったり来たりした今回は、
存分にその効力を活用しました  (*・∀・)つ[フリーキップ] 。


山形1653-(仙山834M)-仙台1815~1833-(東北新幹線 やまびこ192号)-東京2028
 
 
  
 
   

 
   

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むかし上野駅でとーちゃんが撮った、
485系「はつかり」

ガキンチョの頃のワタクシ…
("▽"*)。


ONE-shot 217 臨時快速

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PICK UP ONE-shot 217 臨時快速

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首都圏から富士山への観光客輸送で
土曜・休日に中央線と富士急を直通して運転されている、
「ホリデー快速 富士山」号。
鉄ちゃんにとっては国鉄特急型の189系が使用されることで
お馴染みの列車なのですが、
富士山の本格的な夏登山シーズンに合わせて、
7月から9月までは同様の臨時快速が
金曜日にも設定されました。
(゚∀゚*)オオッ!!
ちなみに金曜日は「ホリデー」ではないので、
列車名はシンプルに臨時快速「富士山」号です
(´▽`*)フジサソ♪。
 
その快速「富士山」の運転初日。
土・日の「ホリデー快速」と共通運用で、
どうせ金曜も「あずさ色」の189系
M50編成だろうな・・・σ(゚・゚*)ンー…
などと勝手に思っていた私。
ところが午前中に運転された下り列車の目撃情報によると、
なんと国鉄色のM51編成が運用に就いたとのこと。
エ?(=゚ω゚=*)マヂ!?
これは少々意表をつかれた気分ながらも、
国鉄色好きの私としては嬉しい情報です。
それを受けて私は、夕方に都心へ戻ってくる上り列車を
近くの跨線橋で待ってみました。
   
   
眩しい西日の向こうから見えてきたのは、
国鉄色485系の引退により現役で唯一残った、
クリームと赤の「国鉄昼行特急色」を纏う、
豊田の189系・M51編成。
(゚∀゚*)オオッ!!
正面幕の「臨時」表示が少々味気ないものの、
国鉄色の歴史を引き継ぐ同編成は、
ヨンパゴ(485系)ロスで惚け気味の私に、
その存在感を強く誇示してくれました。
    
国鉄特急色、まだまだ健在!
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
 
16.7.1 中央本線 中野-東中野
 
(撮影地・・・ゆるキャラさん大正解(笑))
 
 
 

 
 
 

☆オ・マ・ケ

さて・・・
本題とはまったく関係ないお話で恐縮なのですが
先日に仕事の出張で岐阜県を訪れました。
遠出の出張と言えば、そのついでに撮り鉄!
(゚∀゚*)オオッ!!
・・・と、いきたいところなのですが、
残念ながら今回もスケジュールがタイトだったことと、
何人かの同行者がいたため、
出張鉄ができるような余裕はありませんでした。
できれば久々に名鉄など撮りたかったんだけれどなぁ・・・
(・ω・`)ザンネン…。
でもせっかくなので、鉄分は薄いのですが、
移動で乗った高山線の列車や、
仕事の合間に立ち寄った美濃の町並みなどを
ここでちょろっとだけご紹介したいと思います。
以下はスマホ撮り・・・ []o(・_・*)パチャ。

9001.jpg
今回の岐阜出張の目的地は、
県庁所在地の岐阜市と
近郊の美濃加茂市や関市、美濃市など。
そこで、その移動には岐阜から美濃太田まで
私の希望により高山線の普通列車を利用しました。
(´▽`*)キハキハ〜♪。
個人的にしばらくご無沙汰だった高山線。
以前の普通列車は国鉄型ディーゼルのキハ47などでしたが、
今ではJR型でステンレス車体のキハ75(写真)や
新型のキハ25が使われていました。
 
9002.jpg
そんな高山線の車内にて・・・
表示器に掲出されている案内を見ると【次は 坂祝】。
この坂祝って駅名、読めますか?
σ(゚・゚*)ンー…。
答えは「さかほぎ」。
ほかにも各務ケ原(かがみがはら)や郡上(ぐじょう)など、
岐阜って難しい地名が多い気がします。

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美濃太田(美濃加茂市)で先方のお迎えがあり、
(*・ω・)ノ゙チワッス♪
そこから関や美濃へは訪問先をまわりながらのクルマ移動
(さすがに長良川鉄道で・・・ってワケにはいかなかった ^^;)
その途中で立ち寄ったのが、
"うだつ"の上がる町並みとして知られる、
美濃の伝統的建造物群保存地区です
(゚ー゚)ウダツ?。
"うだつ"とは、屋根の端に突き出た防火壁のことで、
もともとは火事の延焼を防ぐ役割を持つものですが、
江戸時代の豪商たちは富と粋の象徴として
そのうだつの意匠を競い合ったといいます
( ̄。 ̄)ヘー
パッとしない例えの「うだつが上がらない」という
ことわざの語源にもなっていますね。

9004.jpg
そんな美濃市のゆるキャラ「うだつくん
(=゚ω゚)ノ ヤア!。
頭に乗せているのが、"うだつ"なのだそうな・・・
(^^;)ウダツクン…。
ちなみにこの美濃市を私が訪れるのは、
かつて岐阜と美濃の間を走っていた
名鉄美濃町線の廃止*以来、17年ぶりのことでした
(´ω`*)ナツカシス
* 美濃町線は関〜美濃が1999年に廃止、
その後2005年に岐阜(徹明町)〜関の全線が廃止)。

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この日のお昼にいただいたのは、
美濃市に隣接する関市の名物、うな丼
(゚¬゚)ジュルリ。
鎌倉時代から刀匠たちが移り住んだという、
刃物の町、関(せき)。
その刀匠たちのスタミナ源として、
また商売などで訪れるお客さんへのもてなしとして、
長良川や木曽川で捕れたうなぎを提供したうなぎ屋が繁栄し、
この地の名物となったのだそうな
( ̄。 ̄)ヘー
関のうなぎは、腹割りで蒸さずに焼く、関西風。
そしてうな重ではなく、うな丼というのも面白いですね。
焼きうなぎならではの香ばしさが関東人の私には新鮮で、
とっても美味しかったです♪  チョー(゚д゚)ウマー!。

9006.jpg
そして今の時期の岐阜と言えば、
夏の風物詩である長良川の鵜飼い
(゚ー゚*)ウ。
ご存知、真っ黒な水鳥の鵜に水中の鮎を丸呑みさせるという、
この地域の伝統漁法です。
今回は残念ながらそれを見物することはできませんでしたが、
その鵜飼いの様子を描いた提灯が
岐阜市の長良川沿いにある伝統的建造物群保存地区の
古民家の軒先に掲げられていました


9007.jpg
夜はそんな長良川の鮎で一杯!
(鵜が取ったものではないと思うけれど)
凵ヽ( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
合わせるお酒は岐阜の地酒で
その名も「純米吟醸・長良川」。
スッキリとした辛口で、淡白な鮎にピッタリの
お酒でした 〜(~∀~*)〜ウィッ。
 
 
 
相変わらず、
本題よりもオマケの方が長くて、
スミマセン。。。(^^;)ゞポリポリ
 

ONE-shot 218 朝練

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PICK UP ONE-shot 218 朝練

0707.jpg
青森・函館観光キャンペーン(青函DC)の一環として、
東北本線で復刻運転されることになった
国鉄寝台特急型車両・583系による、
上野発青森ゆきの夜行列車
ウヘノハツノ ヤコーレッシャ オリタトキカラ〜♪ θ( ̄0 ̄*)。
 
たしか「夜行列車で行く青森・函館の旅」というツアー名の
団体臨時列車だったハズなのですが、
583系の顔には、そのむかし東北本線を走っていた、
寝台特急「はくつる」の懐かしいヘッドマークが
表示されるらしいとの情報が入りました
エッ(゚Д゚≡゚∀゚)マジ?。
言ってみればこれは583系の「リバイバル・はくつる」。
国鉄特急型好きの私としては、ぜひとも撮影したい好ネタです
(*゚∀゚)=3ハァハァ!。
 
 
 ところがこの列車、
上野発がなぜか土曜や日曜ではなく、
金曜日の16時過ぎ
( ̄△ ̄;)エッ…。
マジメ(?)な会社員の私には
平日の夕方に仕事をほっぽり出して、
東北線の沿線に撮影へ行くなんてことはできません・・・
σ(・ω・`)ウーン…
(ホントは有給休暇を取ってまで撮影に行こうかとも考えたのですが、
大事な仕事のアポイントが先に入っていて、休むのはムリでした ^^;)

 
しかーし、諦めるのはまだ早い
(`・ω・´)-3フンス!。
秋田の車両センターに所属する583系を使うこの列車は、
事前に始発駅の上野まで車両を送り込む必要があります。
いわゆる「送り込み回送」と言うヤツなのですが
(先日の485系「つばさ」の時にも触れましたね)、
その回送列車は木曜の夜に秋田を出て、
上野へ着くのは翌日金曜の早朝6時過ぎ。
これならば出勤前に撮影することができるではないですか!
(゚∀゚*)オオッ!!
 
私は眠い目をこすりながら
朝4時半に出る地元の初発電車に乗り込み
(*´O)ゞ.。oOフワァ〜ア…、
通過時間に余裕を持って間に合いそうな、
身近な都内の撮影ポイントへと向かいました。
 
 
 
雨こそ降っていないものの、
梅雨時らしいどんよりとした曇り空のもと、
七夕の夜に秋田を発った583系が、
夜通し走り続けて、首都圏に見参。
 
実際にはお客の乗っていない回送列車ですが、
早朝の凛とした空気のなかを行く「はくつる」は、
かつて早朝の上野に到着していた寝台特急を
思い起こさせるのにじゅうぶんな
風格が感じられました
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
 
 
でも、できることならやっぱり、
本運転(営業運転)をもっとスッキリとした郊外のポイントで
撮りたかったなぁ・・・σ(・∀・`)ザンネン。
 
 
16.7.8 東北本線 東十条
 

 

 
0709.jpg
もう一丁、
上野から尾久への入庫も
日暮里で間に合いました (^_[◎]oパチリ。
583系の「はくつる」、懐かしいなぁ・・・
(*´ω`*)ナツカシス
 

ONE-shot 219 海外譲渡

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PICK UP ONE-shot 219 海外譲渡

6117.jpg
拙ブログでお馴染み
東京メトロ(東京地下鉄)千代田線の6000系。
(´▽`*)チヨダセソ♪
東京の地下鉄を代表する顔として
長年親しまれてきたこの名車も、
後継車両16000系への世代交替が進み、
着実にその数を減らしています
(´・ω・`)ショボーン。
東京メトロの発表によると
2017年度までにはすべての編成が
置き換えられるそうで、
現在残る6000系は、あと12本・・・。
 
 
そんな6000系ですが、
引退した全車が即廃車・解体処分という
末路をたどるわけではなく、
千代田線での役目を終えたうちの何本かは
さらなる第二の人生・・・もとい、
"車生(?)"が待っているものもあります。
その再就職先は・・・なんとインドネシア。
そう、いわゆる海外譲渡です。
w(゚0゚*)w オォー!!
はすでに数年前から同国へと送られて、
首都・ジャカルタの通勤電車として活躍している
6000系(や7000系)の中古車
その古さを感じさせないスタイリッシュなデザインは
現地でも人気が高いのだとか
( ̄。 ̄)ヘー。
 
 
東京の地下を半世紀近くも走り続けたのち、
今度は海の向こうの南国で働くことになった6000系。
このたくましい屈強さも
名車の証と言えるのかも知れませんね。
千代田線に馴染みの深い私にとって、
同系が日本を去ってしまうのはちょっと寂しいけれど、
異国の地での末永い活躍に期待を込めて、
エールを送りたいと思います
p(`・∇・´)qガンバレ!。
 
そしていつの日かインドネシアを訪れて、
現地を走る6000系に、
再会できることがあるといいなぁ・・・
σ(・∀・`)アイタイ…。
 
 
16.7.5 東京メトロ 新木場車両基地(新木場CR)
 

 

 
6705.jpg
クレーンに吊り上げられて
トレーラーの荷台へと載せられる中間車の6317。
建機好きのドルフィンさん的には
こういう画の方が萌えますか?w
 
仕事でお台場の某展示場を訪れる用事があったこの日、
前日に6000系の陸送準備が整っているとの情報を
SNSの掲示板で見かけたことから、
お台場への行きがけに新木場の車両基地を
ちょろっと覗いてきました。
(「゚ー゚)ドレドレ
ちなみに船積みが行なわれる埠頭への陸送は、
夜に行なわれたようです。
 

東海道本線・・・東京メトロ16000系甲種 撮影記

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2016.07.16
東海道本線
東海道をゆく、千代田線!?
東京メトロ16000系甲種輸送 撮影記
 
  

前記事の「ONE-shot」でも触れたように、車両の世代交代まっただ中の東京メトロ(東京地下鉄)・千代田線。1970年代から80年代にかけて製造された旧・営団地下鉄の6000系に代わり、2010年より製造が続けられている16000系の投入が着々と進められています。東京メトロの発表だと2017年度までに、この「千代田線補完計画」(置き換え計画ね)は完了する見込みで、6000系の活躍が見られるのもあとわずか・・・(・ω・`)ワズカ…。千代田線と直結している常磐緩行線の沿線で育ち、同線になじみ深い・・・と言うよりも、愛着すら感じている私にとって (´▽`*)チヨダセソLOVE♡、この世代交代劇はなるべくいろいろな角度からの記録を残しておきたいところ【◎】]ω・´)パチッ!。そういう意味で、前記事で紹介した6000系・6117Fの海外譲渡へ向けた運搬などは、貴重なシーンが抑えられたと思っています ( ´_ゝ`)フーン。

0025.jpg

新旧の世代交代が行われている
東京メトロ・千代田線の車両。
左が長らく同線の顔として君臨した6000系で、
右が後継の新型車16000系。
ちなみにこの写真に写っている
6000系のトップナンバー6101Fは
先日に千代田線での役目を終え、
前記事で紹介した6117F(と6108F)とともに
インドネシアへと海外譲渡されました。
サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~
▲15.11.29 東京メトロ千代田線 綾瀬車両基地

ところで、どうしても「おくり鉄」の性で去りゆく6000系の方ばかりを追ってしまいがちな私ですが、実はこの世代交代の過渡期においてはもうひとつ、ちゃんと記録しておかなくちゃいけないな・・・σ(゚・゚*)ンー…と、思い続けていたシーンがありました。それは車両製造工場(車両メーカー)で新製されたのちに、活躍の場になる千代田線へと運ばれてくる、新たな16000系の輸送シーンです (゚.゚*)ユソウ?。16000系の製造は山口県にあるメーカー(日立ね)と、兵庫県にあるメーカー(川重ね)の二社が担っており、完成すると山陽本線や東海道本線をJRの機関車に牽かれる貨物列車のような形で上京します (・o・*)ホホゥ。ちなみこのような輸送形態を鉄道用語では甲種輸送(略して甲種=こうしゅ)と呼び、JR貨物の機関車がJRの旅客車両のみならず、多種多様な私鉄や地下鉄の車両を牽引するシーンが見られることから、コアな撮り鉄には人気の被写体となっています ( ̄。 ̄)ヘー。そんな甲種輸送で運ばれる16000系ですが、千代田線好きと豪語しながらも私が16000系の甲種を撮ったのは、6年前の2010年に輸送された第2編成(16102F)のわずか一回だけ b( ̄  ̄;)イッカイ…。しかもお手軽な駅撮りで済ませています (^_[◎]oパチリ。できればもう一度、沿線撮影でのしっかりとした記録を残したいと思ってはいたものの σ(・∀・`)トリタイ…、なんだか都合がつかないままに今日まできてしまい、気が付くと16000系はすでに落成予定編成全36本中の30本近くまでが輸送を終えてしまいました (゚∇゚;)エッ!?。このままじゃイカン・・・という焦りを感じ始めていたとき アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、ちょうどこの週末にも16000系の甲種輸送が施行されると、鉄道誌の情報欄に載っているではありませんか (゚∀゚)オッ!。それによると金曜(7/15)に兵庫のメーカーを出発した輸送列車は、土曜(7/16)の午前中に関東近郊へと到達します φ(゚ー゚*) フムフム。この日の私はとくに目立った予定はなく、久しぶりに16000系甲種を撮るチャンスが到来です (☆∀☆)キラーン☆。海の日を含む三連休の初日にあたる土曜は、中央本線で国鉄特急型189系による臨時の特急「あずさ」・「かいじ」が、そして高崎線や武蔵野線では寝台特急型583系の「わくわくドリーム号」が運転されることになっており、それらの撮影にも私はかなり惹かれたのですが σ(゚・゚*)ンー…、今まではどちらかというと国鉄特急型の方を優先し、16000系甲種を後回しにしていたところがありました 583~♪ヽ(´∇`ヽ)三(ノ´∇`)ノ189~♪。言ってみれば、それが今の焦りに繋がっているんですよね・・・ (^^;)ゞポリポリ。そこで今回の私は迷わず16000系甲種輸送の方を選び、東海道本線へと撮影に向かいました m9(`・ω・´)ケテイ!。


7月16日(土)

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朝の東京駅に待機していた東海道線は
E231系の普通列車、沼津ゆき。
この列車に乗って、撮影地へと向かいます。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
▲東海道本線 東京

5時40分に東京を発車した沼津ゆきの普通列車は、早朝にもかかわらず座席はほぼ埋まり、品川あたりからはけっこうな立ち客が目立つほどの混み具合で東海道本線を西へと走ります (*・o・)ノ Go!west!。個人的に仕事の用事では横浜や大船あたりまでちょくちょく利用する東海道線ですが、プライベートで乗るのは久しぶり (=゚ω゚)ノ オヒサ。撮影目的だと今年の3月に運転された583系の伊東臨以来になります。その583系を撮影した時にも訪れていますが、今回の16000系甲種をいかにも東海道線らしい場所で記録したいと考えたとき σ(゚・゚*)ンー…、やはり真っ先に思い浮かんだ撮影ポイントは、早川と根府川(ねぶかわ)の間にある同線屈指のお立ち台、石橋集落の玉川橋梁。仲間内での通称では「みかん山」と呼ばれるド定番ポイントでした (^皿^;)ヤッパシネ。相変わらず撮影地の選択に幅が少ない私ですが、ひとつ言い訳をさせていただくと、この日のお目当てである16000甲種は通過時刻が朝早く、ウチからだと初発電車に乗っても、せいぜい熱海より手前の区間でしか間に合わないのです。そうなると、このみかん山あたりが無難かな・・・と   ( ´_ゝ`)フーン。

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東京から普通列車に乗ること一時間半、
私が列車を降りたのは小田原の隣駅、早川。
拙ブログではもうすっかりお馴染みの駅ですね(笑)。
▲東海道本線 早川

東京0520-(東海道321M)-早川0647

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駅前から国道を西へ進むと、
テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘
やがて集落を跨ぐ高い鉄橋が見えてきました。
みかん山の麓にあたるここまでが
だいたい徒歩で20分ほど。
この先はどの位置のどの高さから撮るかで、
ポイントへの到達時間が変わってきます。

拙ブログで何度かご紹介しているみかん山からの撮影。個人的にここでは583系伊東臨などの下り列車(もしくは上りの後追い)を狙うことが多く、いつもならば下り列車の撮影に適した西方の斜面へとまず向かうのですが、今回の16000系甲種は上り列車なので、私としては珍しく東方の斜面を上がります コッチ…((((o* ̄-)o 。道のり的には若干、コッチ側の方がラクかな・・・。

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山の上へと続く急坂を上っている途中、
みかん畑の向こうを貨物列車が通り過ぎてゆきました。
実っているのは時期的に夏みかんでしょうか?
(゚ー゚*)ミカン…
▲東海道本線 根府川-早川

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貨物を眺めた場所からもう少し進み、
このくらいの高さまで上がってきました。
ε-(´o`;A フゥ…。
曇り空で白く飛んじゃっているけれど、
左側に広がるのは相模湾です。

ここは高台のみかん山から相模湾の海景色と鉄橋を渡る東海道線の列車を一望できることで知られる好撮影地なのですが (「゚ー゚)ドレドレ、残念ながらこの日の天気は一日を通しての曇り予報で、空はどんよりとし、海の色もまっちろ (-ω-;)マッチロ。風景撮影の条件的にはイマイチ、イマニです (´~`;)ウーン。でも、晴れると午前中のこの場所は逆光(列車の手前サイドに日が当たらない)になってしまうので、今回のような車両の記録写真的には曇りの方がむしろ好都合と言えるかもしれません (*`д´)=b OK牧場!。ちなみに予報がハズレて晴れた場合には、日当たりが良好な鉄橋の反対側(海側)へまわろうとも考えていたのですが、そちらはキャパ(撮影できるスペース)が少なく、アングル的にも山側より少し低い位置(鉄橋と同等くらいの高さ)から狙うことになるので、今日のように光線状態が関係のない曇り空ならば、キャパが広くてアングルも自分好みな、逆光側の高台を選びました (´ω`)ナルヘソ。ただ、この日の同業者は意外と少なく、山側の定番位置に先客はお一人だけ (*・ω・)ノ゙チワッス♪。最終的に集まったのも5、6人程度だったので、あまりキャパの心配をする必要はなかったかも。

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朝の7時過ぎ、
まだ特急列車が通過する時間帯ではありませんが、
回送の185系がやってきました (゚∀゚)オッ!。
国鉄特急型の185系はこういう時になるべく
記録を残しておくことが大事ですよね。
▲東海道本線 根府川-早川

まずは回送列車でやってきた185系を試し撮り。白っぽい海は思いきってカットしてしまい、列車メインでアングルを固めてみました【◎】]ω・´)パチッ!。海バックで撮れることがこのみかん山の醍醐味なのですが、ふつうに列車主体の俯瞰ポイントとしても、ここはまずまずの撮影地で、このくらいのアングルは何を輸送しているのかをしっかりと分からせたい甲種の撮影に、ちょうどいいのではないかと思います (・∀・)イイネ!。またこの日は曇りではあるものの、モヤっぽさはなく視界がスッキリ。気温もあまり上がらず、夏場の俯瞰好きを悩ます陽炎の揺らめきが無いのも助かります ε-(´∀`*)ホッ。キビシい日差しを受けないぶん、待ち時間が過ごしやすいし、案外、曇りも悪くないね・・・というのは、梅雨空に負けた晴れ男の負け惜しみに聞こえるでしょうか(笑)。そんな天気のもと、同業者が少ないこともあってか、どうもネタ鉄的な緊張感に欠ける気がするなかで (´ー`)マターリ、16000系甲種の通過時刻を迎えました (゚∀゚)キタ!。

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電気機関車に牽かれて
東海道本線の名所・玉川橋梁に躍り出た、
生まれたばかりの千代田線16000系・16130F。
新車輸送ならではの貴重なワンシーンです。

イシバシでチヨダセンが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
曇天下でも一目で分かる、ぺっかぺかの真新しい電車。当たり前のことだけど、やっぱりキレイだなぁ・・・.。*゚+.*.。(・∀・)ペカペカ ☆+..。*゚+。石橋の玉川橋梁を渡りゆく16000系、都心の千代田線で同系を見慣れている者にとってはなんとも不思議な光景ですが、背景の緑と千代田線のラインカラーである緑が妙にマッチしていて、なかなかいい感じじゃないですか (´∀`*)イイカンジ。そして先頭に立っていた牽引機は、今や貴重な国鉄型電機の生き残りであるEF65PF型(EF65 2070)(゚∀゚*)オオッ!!。実は事前のSNS情報(いち早く通過した関西方面の方の目撃情報)で牽引機がこのEF65PFだと分かっていたことも、私が今回の出撃を決めた理由のひとつでもありました σ(゚ー゚*) PF…。というのも、先述した以前の撮影(6年前の16102F)では、牽引機がJRになってから製造されたEF66型の100番台(EF66 120)だったので、できれば次回は違う形式の機関車で撮りたいな・・・などと、撮影への出撃回数が少ないクセに、そんな贅沢なことを考えていのです ,;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ゼータクイウナ!。ぶっちゃけ、サメ(EF66-100の通称)じゃなければ、EF210でも、EF200でも良かったのですが、国鉄型のEF65で16000系甲種が記録できたのは嬉しい収穫でした (´¬`)ラキー♪。かつては東海道本線でブルートレインを牽いていたという、華やかな経歴を持つEF65PF。今では塗装が貨物色に変わり、後ろに連なるモノもブルトレとは違うけれど、やはり同機には長編成の先頭に立って東海道を行く姿が似合いますね 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜ 。

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今回の牽引機はEF65 2070。
貨物更新色ですが、れっきとした国鉄型の電気機関車です。
ちなみに輸送される16000系の顔には
青いビニールのようなものが巻かれていますが、
これは電気機関車のパンタグラフが架線と擦り合った際に飛ぶ
粉塵から新車を保護するために施された処置で、
機関車と連結しない後ろ側に保護材は巻かれていません。
( ̄。 ̄)ヘー

私には貨物機の持ち回りなどはよく解らないけれど、日立製造分(下松発の8862レ)が吹田のEF66かEF200、川重製造分(兵庫発の8860レ)が新鶴見のEF65かEF210とかになっているのかな? σ(゚・゚*)ドーダロ?。ちなみに半月前に施行された日立製造分の16127Fはサメ(EF66 130)の牽引だったようで、こちらはソネブロ仲間のsonicさん静岡県内で撮られていましたね (^_[◎]oパチリ 。

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甲種が鉄橋を渡り終えたのと同時に離合したのは、
トヨタ自動車専用貨物の「トヨタロングパスエクスプレス」。
これが定時だとしたら、甲種の8860レとは
石橋でけっこうキワドいタイミングなのね。
海側で撮っていたら、ヒヤヒヤものだったかも (°∀°;)ドキドキ。

お目当ての16000系甲種は無事に撮影終了 ( ̄0 ̄*)シューリョー。天気がよければ、引き続きこの石橋界隈にて185系の特急「踊り子」などを海バックで撮って行こうかと言う気分にもなるのですが、ドン曇りではこれ以上ここにいたって意味はありません (゚ペ)ウーン…。そして私にはもうひとつの目論見があることから、早々に撤収してみかん山をあとにしました (・ω・´ \)))テッシュー!。自分比で”準急”程度の少しだけ急ぎ足で早川駅へと戻り、そこから乗ったのは上りの東京ゆき普通列車。この列車でしばらく進むと、やがて車窓の左手に見えてきたのは・・・(=゚ω゚=*)ンン!?

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お!(゚∀゚)

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おおっ!!(゚∀゚*)

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おおおおおっっ!!!ヽ(゚∀゚*)ノ

マンロク、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!
なんと私が乗った普通列車は途中で、先ほどの16000系甲種を追い越したではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!。ここは東海道線の大磯と平塚の駅間にある、相模(さがみ)貨物駅という貨物専用駅(旅客列車は通過)で、16000系甲種はこの駅で約一時間半もの長時間停車(いわゆるバカ停ね)が設定されているのです (゚ー゚*)パカテー…。この間に後続の列車で追い抜けば、相模貨物駅よりも先の区間でもう一度、16000系甲種を撮ることが可能になるので、私はみかん山を早々に撤収してきたのでした (´ω`)ナルヘソ。何も同じ列車をムリして二度も撮ることはないのだけれど、せっかく余裕を持って間に合うのならば、もう一度撮りましょうか(笑)。私は業務上で相模貨物の隣駅にあたる、平塚で下車 オリル…((((o* ̄-)o。

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次に列車を降りたのは
早川から20分ちょっとの平塚。
神奈川県の湘南地区に位置する平塚市は
Jリーグ「湘南ベルマーレ」の本拠地です。
そう言えば以前は「ベルマーレ平塚」って
チーム名でしたね σ(゚ー゚*)ベルマーク?。
▲東海道本線 平塚

早川0842-(東海道1850E)-平塚0904

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そして平塚と言えば、
毎年7月に行なわれる「七夕まつり」が有名な街。
今年はもう終わっちゃいましたが、
駅の構内には七夕飾りが見られました 。
 (´▽`*)タナボタ~♪

北口駅前のロータリーから路線バスに乗り (゚ー゚*)カナチューバス、国道1号線を東の方へ10分ほど進むと、やがてバスは相模川を跨ぐ橋を渡ります。そこには東海道線の鉄橋も並行して架けられており、ここが次なる撮影ポイントです (゚∀゚)オッ!。私は橋を渡りきったところにある、新田入口という名の停留所でバスを降りました。歩いて数分で撮影地に到着 (・ω・)トーチャコ。

平塚駅北口0915-(神奈川中央交通バス)-新田入口0925

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バスに乗ってやってきたのは、
相模川に架かる国道1号線の馬入橋。
並行して東海道線の鉄橋が架かります。

鉄橋の下を流れる河川の正式名は相模(さがみ)川ですが、河口付近のこのあたりでは地元の別名で馬入(ばにゅう)川とも呼ばれ (゚ー゚*)バニュ~?、これは鎌倉時代に源頼朝の乗っていた馬が相模川で暴れて落馬した・・・とか、やはり源頼朝が相模川に架かる橋の落成式へ出席したあとに落馬した・・・などの言い伝えが由来になっているそうです ( ̄。 ̄)ヘー。ちなみに東海道本線の鉄橋名も相模川橋梁ではなく、馬入川橋梁。いっぽう、同じ平塚市内で7キロ上流に架かる東海道新幹線の方は相模川橋梁だというのが、なんだか面白いですね (´ε`)フーン。そんな東海道線の馬入川橋梁、ここは旅客線と貨物線の複々線区間で上下四本の線路が架けられており、お目当ての16000系甲種が通るのはいちばん上流側(北側)にある貨物線の上り線 (・o・*)ホホゥ。それを北側に並行して架かる道路橋上から狙うので、晴れれば逆光になってしまうのですが、この日は相変わらずのドン曇り。光線状態を気にする必要はほとんどありません (▼∀▼)カンケーナイネ。運転本数の多い旅客線に対して、貨物線の方は試し撮りできるような列車が一本も来ないまま、やがて対岸に16000系を牽引するEF65のヘッドライトが見えてきました (゚∀゚*)キタッ!。

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16000系甲種をもう一丁。
EF65に牽かれて、馬入川を渡ります。
ちなみにこの16130Fも営業運転に入ると、
いずれはここから20キロ近く上流にある、
小田急小田原線の相模川橋梁(厚木~本厚木)を
直通運転で渡ることとなります。
▲東海道本線 平塚-茅ヶ崎

バニューでもチヨダセンが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
みかん山からの玉川橋梁では後方の数両がトンネル内に入っていましたが、この馬入川橋梁は編成の最後部までキッチリと写し込むことができました (・∀・)キッチリ。機関車のパンタグラフと架線柱が重なること(いわゆる串パン)を嫌って、ちょっち手前まで引き付けすぎちゃったけれど、オーソドックスな編成写真の記録としてはこんなもんかな (´ω`)ソォネ。撮りたい・・・というより、撮らなきゃ!と思っていた千代田線の16000系甲種。二発も撮れればもうじゅうぶんに満足です マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。それにしても、ついに16000系も30番(16130F)の大台か・・・。去り行く同編成を眺めつつ、置き換えられる6000系への危機感がさらに高まることとなりました (・∀・`)6000…。

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馬入川橋梁を渡り終える、16130F。
以前に拙ブログでは地下鉄銀座線の新車を
甲種輸送ののちに陸送(トレーラー輸送)で搬入する
というお話をしたことがありましたが、
今回の千代田線はJRと直接線路が繋がっているので、
16000系はこの先も線路を伝って、
所属先の綾瀬車両基地へと搬入されます。
▲東海道本線 茅ヶ崎-平塚(後追い)

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撮影後、バスに乗って平塚駅へと戻ります。
30分に一本程度の運行本数ですが、
往きも帰りも数分の待ち時間で
タイミングよくバスが来てくれました。
料金は後払いで180円 (*・∀・)つ⌒o チリーン。
▲神奈川中央交通 新田入口

新田入口1008-(神奈中バス)-平塚駅北口1020

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平塚に入ってきたE233系の普通列車。
16000系甲種の撮影終了で、
乗るのは東京へ帰る上り列車?
それとも・・・? σ(゚・゚*)ンー…
▲東海道本線 平塚

さて、今度こそ16000系甲種の撮影は終了ですが、撮影後にバスで戻った平塚駅で、ちょっと気になる列車のポスターが私の目に留まりました (=゚ω゚=*)ンン!?。スマホでその列車の運転時刻をざっと調べてみると []o(・_・*)ドレドレ、今から駆けつければちょうどいいタイミングで見ることができそうです (゚∀゚)オッ!。そこで私が平塚から乗ったのは、ふたたび下りの小田原ゆき普通列車。7月16日というこの日、そして東海道線を下る・・・σ(゚・゚*)ンー… 勘のいい鉄な方ならば、私がポスターを見て気になった列車と言うのが、もうお解りのことでしょう (*゚ロ゚)ハッ!!。次に下車したのは、そう小田原です。私の乗って来た普通列車が同駅に到着したわずか6分後、隣のホームには今日が運転初日となるこの列車が入ってきました (゚∀゚)オッ!。

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ちょっと上品な雰囲気を醸し出す白い列車が
多くのファンに出迎えられて入線しました。
▲東海道本線 小田原

IZU CRAILE、kita━━━━━━(*°ゝ°*)━━━━━━!!!
パールホワイトとピンクゴールドのエレガントちっくなこの電車は、東海道線の小田原から伊東線を経て、伊豆半島の伊豆急下田を結ぶリゾートトレイン(観光列車)で、その名も快速「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」号 (゚ー゚*)クレール?。列車愛称に付けられた「CRAILE(クレイル)」は、イタリア語で「大人の」を意味する「Cresciuto(クレッシュート)」と「Train(トレイン)」、そして「~に適した」という接尾辞の「ile(イル)」を繋ぎ合わせた造語で、「大人に適した列車」という意味なのだとか (´σД`)フーン。

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パールホワイトのボディにピンクゴールドのラインで
唐草模様・・・もとい、
伊豆ゆかりの「桜」「海風」「さざ波」がデザインされた、
「伊豆クレイル」用の651系。
正面に掲げられたヘッドマークはIZUの「I」と
CRAILEの「C」をイメージしています。
▲東海道本線 小田原

「伊豆クレイル」は特に女性客を意識し、大きな車窓に映る伊豆の景色を眺めながら食とお酒を味わい、さらには仲間との会話を楽しみながら旅をすることをコンセプトとしたリゾート列車 (・o・*)ホホゥ。全席グリーン車の室内は和モダンをベースに、伊豆の豊かな自然を感じる心地よい空間を演出し、編成内にはバーカウンターやラウンジなども備えられています ( ̄。 ̄)ヘー。また同車を使った旅行会社企画のツアーでは、伊豆の食材をふんだんに使った本格フレンチのランチメニューや、スイーツが充実したティータイムメニューなども提供されるのだそうです・・・って、パンフレットやHPを見ながらこの記事を書いているのですが、ホントに女子ウケしそうな素敵な雰囲気の列車ではありませんか (*'∀'*)ステキ♪。でも外見だけを見た私の第一印象はそのまんま、唐草模様の「スーパーひたち」(笑)。もともとこの651系という車両は、常磐線を走っていた特急「スーパーひたち」を改造(あかぎ・草津 用を経て)したもので、グレーの部分がピンクゴールドになっても塗り分けは以前とほぼ一緒 (゚ー゚*)スパーヒタチ。デビュー当時には「タキシードボディ」と呼ばれて男性色が強かった同車が、こんどはエレガントな女性をイメージする車両に生まれ変わって再デビューを果たすとは、なんだか不思議な面白さを感じます。

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始発駅となる小田原のコンコースでは、
運転初日を記念して出発式が行われており、
静岡出身のボサノヴァミュージシャン、
鈴木美也子さんの生演奏が披露されました。
車内のラウンジでも公演が行われるそうです。
(ゆるキャラさん、私が聴いたというボサノヴァはコレだったんです。
期待させちゃってスミマセン・・・^^;)

そんな「伊豆クレイル」、はじめは小田原のホームで一目でも見られればいいかと思っていたのですが、実車を眺めていたら沿線でも一発、撮影してみたくなりました σ(・∀・*)トリタイ…。そこで「伊豆クレイル」よりも先行して小田原を発車する下りの普通列車に乗り、次に私がやってきたのは小田原から二つ目、そして朝の撮影で降りた早川の隣駅にあたる、根府川。なんだか今日は同じところを行ったり来たりしていますね・・・イッタリo(゚д゚o三o゚д゚)oキタリ。

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東海道本線は早川を出ると、
車窓に相模湾の海景色が広がります。
(´▽`*)ウミ~♪
「伊豆クレイル」も、車窓から眺める
相模や伊豆の海がウリのひとつ。
▲東海道本線 早川-根府川(車窓から)

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「伊豆クレイル」を撮るために下車したのは
ホームや駅舎から海が望める駅、根府川。
味のある木造駅舎の玄関には、
「伊豆クレイル」の幟が立っていました  (゚∀゚)オッ!。
▲東海道本線 根府川

平塚1031-(東海道1847E)-小田原1050~1106-(1545E)-根府川1114

朝に16000系甲種を撮影した早川の石橋集落と同様、この根府川のあたりもみかん山の上から東海道線と相模湾を望めるような好撮影地が点在しています (・o・*)ホホゥ。そのなかで石橋と比べて駅からの歩く距離が短い、お手軽な撮影ポイントのひとつが、以前にも185系の撮影などで訪れたことがある白糸川橋梁俯瞰です (゚∀゚*)オオッ!!。みかん山へと続く急坂のアップダウンが激しい道のりではありますが、駅から撮影地までは20分程度で到達できました ε-(´o`;A フゥ…。ちなみにお目当ての「伊豆クレイル」は、駅から海が見える根府川で18分間の運転停車(駅に着いても扉が開かず、一般の客扱いをしない停車。「伊豆クレイル」の乗客は根府川の停車中に車内から海を眺めることができます)が設定されているので、一本でも早い先行電車に乗れればこの撮影地には余裕で間に合います ♪~( ̄、 ̄ )ヨユー♪。

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根府川の有名撮影地、白糸川橋梁俯瞰。
写真の左に見える赤い鉄橋が
東海道本線の白糸川橋梁で、
その向こうには相模湾が広がります。
晴れていれば気持ちのいい俯瞰ポイントなんですけれどね~
(^^;)ゞポリポリ。

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まずは185系の特急「踊り子」で試し撮り。
(^_[◎]oパチリ。
ここでもやっぱり国鉄特急型の185系は
キッチリと抑えておきます。
お!しかもこの色は・・・(゚∀゚*)オオッ!!
▲東海道本線 根府川-真鶴

本命「伊豆クレイル」の前に通過したのは、185系の「踊り子109号」。試し撮りのつもりで狙ってみたカットをカメラのプレビュー画面でよく見てみると (=゚ω゚=*)ンン!?、この185系は以前に高崎線系統の特急「あかぎ」や「草津」などに使われていた、エクスプレス色(上州色)のOM09編成ではありませんか! (゚∀゚*)オオッ!!。しばらく東海道線の撮影がご無沙汰だった私、てっきり同色はもう緑の斜めストライプに塗り替えられたものだとばかり思っていたのですが、まだ残っていたのですね・・・。ちょっぴりラッキーな試し撮りでした  (´¬`)ラキー♪。
いっぽう、天候の方は相変わらずの曇り空で、海の色も白っぽいまま (゚ペ)ウーン…。ただ、朝方よりはだいぶ雲が薄くなったようで、時おり雲間から薄日が差すこともあります (゚o゚*)オッ!。ピンポイントの薄日程度では背景の海の色が変わることはないけれど、列車にだけでも薄日が当たって、「伊豆クレイル」が少しでも明るく写るといいなぁ・・・σ(・∀・`)ドーダロ… などと淡い期待を持ちながら待っていると、そろそろ「伊豆クレイル」が根府川を発車する頃になって、なんと雲間からの薄日が線路を照らし出したではありませんか!(=゚ω゚=*)マヂ!?  さあ、今だ!は、はやく、日が差している間に「伊豆クレイル」来いっ! (゚□゚*)ハヤクッ!!。・・・ところがどうしたことか、定刻の通過時刻を過ぎても、一向に根府川の方から「伊豆クレイル」は姿を現しません ( ̄△ ̄;)エ?。なんだかイヤな予感がして、スマホで運行情報を検索してみると・・・

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「東海道線は小田原~早川駅間での異音の確認の影響で、上下列車に遅れが出ています」だってさ orz。そんな状況のなかで「伊豆クレイル」は5分程の遅れで根府川を発車し、ようやく白糸川橋梁上に姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。

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霞む海を背にして伊豆を目指す、
リゾートトレイン「伊豆クレイル」の初列車。
車窓から海が一望できる白糸川橋梁上では、
速度を落として通過してゆきました。

ネブでイズクレが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
相模湾をバックに白糸川橋梁を渡る651系の姿はなんとも新鮮!白い車体が自然豊かな風景に映えて、なかなかいい感じじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。欲を言えばもう少し列車の編成が長いと、画的には収まりがいいんだけれどなぁ・・・ σ(・∀・`)4リョウ…。たかが5分、されど5分の遅れで、結局は薄日の当たらない曇り空になってしまいましたが (・ω・`)ゞウーン、いずれにせよ背景の海は白く霞んでいてあまりいい色ではないので、結果的には大して変わらない画だったのかも知れません (´ω`)ソォネ。今日は記念すべき「伊豆クレイル」の初列車を撮れたということだけで、ヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。「伊豆クレイル」、次に撮る機会があるならば、今度は空気の澄んだ時期に訪れて、青い海をバックに「唐草651」を撮影してみたいものです(笑)。

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撮影後に根府川駅へ戻ると、
ダイヤは乱れたままでしたが、
逆にそのおかげで遅れていた列車に
タイミングよく乗ることができました。
さて、帰るとするか・・・。
▲東海道本線 根府川

これでお目当てだった16000系甲種と、オマケのような「伊豆クレイル」を撮った、東海道線の撮影はすべて終了です (´w`*)ドツカレサン。梅雨時ということもあって、あまりいいお天気ではなかったけれど、かねてから気にしていた16000系甲種を記録できたことが、大きな収穫となった一日でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。記録的には満足ですが、やっぱり海辺をゆく東海道線の撮影はスッキリと晴れた日に訪れたいですね。関東の梅雨明けは来週になるのかな?。

根府川1223-(東海道3526E)-小田原1230
小田原1253-(1590E)-東京1419

 

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せっかく小田原界隈まで来たので、
ちょっと面白いお土産を買って帰りました。
これ、小田原名物の蒲鉾なのですが、
その切り口はなんと「ドクターイエロー」!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
これがお弁当などに入っていたら、
子供は喜びそうですね~ ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。
ちなみに私は日本酒のお供にいいただきました(笑)。
小田原蒲鉾の老舗「籠清」さんにて、
ドクターイエローと700系のセットで販売。
通販でも買えるそうです。

 
  
 

☆オマケ☆

東海道線を撮影したこの日は、首都圏近郊のJRが乗り放題になる「休日お出かけパス」を使っていたこともあり(早川・根府川は圏外なので、小田原からの清算が必要)、ついでに(?)お土産の新幹線蒲鉾を持って千葉の柏にある実家へと顔を出してきました (=゚∇゚)ノ チワッス。その帰りの夜のこと、駅に着くとちょうど目の前で発車した電車は、だいぶ数が減ってしまった千代田線の6000系の6124Fでした (゚∀゚)オッ!。もう少し早く実家を出れば、コレに乗れたな・・・σ(・∀・`)オシイ…と、ちょっと残念がっていると、なんと次に入ってきた電車も6000系の6102F w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。二本続けて6000系が来るとは、今や珍しいことなのではないでしょうか  (´¬`)ラキー♪。そして続行運転と言うことは、ひょっとすると終点まで行けば二本が並ぶシーンが見られるかも・・・σ(゚・゚*)ンー…というワケで、その6102Fに乗って終点の我孫子(あびこ)まで行っちゃいました(笑)。たまたま出くわした、夜の6000系並びです (^_[◎]oパチリ 。

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夜の我孫子で肩を並べた二本の6000系。
手前が先に着いた6124Fで、
奥に見えるのがあとに着いた6102Fです。
両者ともこの我孫子で折り返すので、
どちらも前照灯が点灯しています。
先行の6124Fが発車するまで、5分間のシーン。
ひょっとしたら私が見る6000系並びは、
これが最後になるのかも・・・(´_`*)シミジミ。
▲常磐線 我孫子

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対向ホームから編成写真が撮れた6124F。
同編成は1981年から増備された第4次量産車に属し、
製造当初から側窓が一枚下降窓となっています。
ちなみに7/21現在で残されている4次車は
この6124Fと6122Fの二本。

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こちらは私が乗ってきた6102F。
同編成は1971年に製造された第1次量産車に属し、
量産化第一号がこの6102Fです (゚ー゚*)レヂェンド
(トップナンバーの6101Fは第2次試作車に分類)。
製造から45年もの時を経て、所々に改造が施されましたが、
基本的なスタイルは大きく変わっていません。
ちなみに7/21現在で残されている1次車はこの6102Fのみで、
ほぼ同形態の2次車が6118Fと6119Fの二本。
その他、3次車が二本、5次車が四本で、
稼働中の6000系は合計11本となっています。

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帰りはふたたび6102Fの折り返しに乗車。
側扉の小窓が6000系の特徴のひとつです
(製造時よりはひとまわり大きくなっているのですが)。
これは戸袋への引き込み事故防止のため、
あえて子供が眺めにくい高さの窓にしたのだそうな。

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オマケのオマケ・・・☆
千代田線の根津駅に設置されている、
貸し出し図書のコーナー(根津メトロ文庫)は、
6000系がモチーフになっています (゚∀゚*)オオッ!!。
実車の引退後も、このコーナーはこのまま残されるのかな?
▲東京メトロ千代田線 根津

ONE-shot 220 未ダ、梅雨明ケズ・・・。

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PICK UP ONE-shot 220 未ダ、梅雨明ケズ・・・。

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7月も20日を過ぎ、
学生さんなどはすでに夏休みに入っているというのに、
いまだに梅雨が明けない関東地方。
雨はそれほど降らないけれど
(それがまた水不足を引き起こして困ったものなのですが・・・)、
なんだかスッキリとしないお天気が続いています
(・ε・`)ウーン。
こうなるとガッツリとした撮影に出かける意欲もあまり沸かず、
このところ「ONE-shot」の記事ばかり・・・
人( ̄ω ̄;) スマヌ。
 
 
写真は先週末に運転された「カシオペア紀行」。
どんよりとした曇り空はあまり入れたくなかったので、
腰を低くし、カエル目線でパチリ
(^_[◎]oパチリ。
 
早く真っ青な夏空が見たいケロ・・・
m(’◇’)m ケロ。
 
 
16.7.23 東北本線 東大宮-蓮田
 
 
 
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ホントはこの時期に咲くと言う、
文字通り「蓮田の蓮(古代蓮)」の花を
列車と絡めたいと思い、
ヒガハス(東大宮〜蓮田)まで行ってみたのですが、
咲いている場所が線路から離れていて、
花の咲き具合もイマイチ。
個人的にはちょっと画にしづらかったです
(・ω・`)ゞウーン。
ちなみに、スっゴく分かりづらいけれど、
下のカットには遠くの方に金太郎(EH500)が
写っています(笑

 
 
 
 
オマケ・・・w
 
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ヒガハスへ行く時にいつも気になるのが、
蓮田駅前の飲み屋に貼られた、
このシュールなプレート。
ビールジョッキを持った非日常口、
いいですね〜www。
 
 

ONE-shot 221 夜遊び

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PICK UP ONE-shot 221 夜遊び

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まばゆい街の灯を背にして、
583系の夜行列車が
一路、北を目指します
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
 
 
青森・函館観光キャンペーン(青函DC)の一環で、
先日にご紹介した「はくつる」に続き、
今度は横浜発・青森ゆきのツアー列車(団臨)として、
先週の金曜日(7/22)に運転された、
国鉄寝台特急型車両・583系による夜行列車
(´▽`*)ゴッパーサソ♪。
 
今回は残念ながら前回の「はくつる」のような
サプライズ・ヘッドマークの掲出はなく、
表示はただの「臨時」幕。
しかも首都圏近郊を通過するのは夜間で、
撮影するにはちょっとキビシい条件です
σ(・ω・`)ウーン…。
それでも近場を583系が走るとあらば、
国鉄特急型好きの私としては放っておけず、
仕事帰りの夜8時過ぎに撮影へと出向いてしまいました
ε=┌(*´∀`)┘イッチャエ!。
 
 
今回の583系団臨の運転経路は
横浜から湘南新宿ライン(山手貨物線)経由で
東北本線へと抜け、北上するというもの。
夜の山手貨物線で583系と言えば・・・
σ(゚ー゚*)ヤマカ…
個人的に何度かチャレンジしているのが
山手線の大塚駅前に架かる跨線橋上から狙う、
ライトアップされたスカイツリーとの組み合わせ
(^_[◎]oパチリ。
過去の二度は山手線とのカブり離合で、
なんともビミョーな結果になっています
"o(-ω-;*) ウゥム…。
そこで今度こそ三度目の正直・・・と思いながら
通過の30分前に同ポイントへと向かってみたところ、
この日はすでに多くの先客がおられて、
狙っていた場所の確保がちょっと難しい感じ
r(゚ペ)アリャ。
今までは通過時にすら
同業者はいなかったんだけどなぁ・・・
 
アテにしていた場所で撮れず、
刻々と583系の通過時刻が迫るなか、
どうしようかと考えていると
(・ω・`)ゞウーン、
たしか大塚から池袋の方へ進んだところにある別の跨線橋からも
山手貨物線の列車が撮れたようなことを思い出しました。
とりあえず急ぎ足でそこを目指してみることにします
ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。
 
 
ところがこのあたりは細い路地が入り組んでいて、
すんなりとはその跨線橋にたどり着けない。
私はスマホの地図アプリを眺めつつ、
キョロキョロしながら歩いていると
キョロ(゚.゚*)三(*゚.゚)キョロ、
道ですれ違った若いカップルの女の子の方から、
「あ、スポット探してます? 」と
不意に声をかけられました
( ̄△ ̄;)エ?。
え?スポット?何それ?
たしかに私は583系の撮影スポットを探しているけれど、
きっとそうじゃないよね??

(゚ー゚?)スポト?。
意味が分からない私は「いえ違います」って
軽くあしらったけれど、
実はこの日は・・・そう、話題のスマホゲーム、
「ポ◯モンGO」の配信日だったのですね
( ̄▽ ̄;)アア…。
彼女の言っていたスポットとは、
レアキャラ出現スポットのことらしい。
夜の池袋界隈でスマホ画面を眺めながらキョロキョロしていたら、
間違えられても仕方がないのかな?
(^^;)ゞポリポリ
それにしても、知らない方に気軽に声をかけちゃうなんて、
ゲームが繋ぐコミュニケーションって、スゴいんだなぁ・・・。
ちなみに私は任◯堂のゲームと言うと、
「ゲームウ◯ッチ」くらいしかまともにプレイしたことがない、
超ゲームオンチです(笑)
 
 
の後の私は、
どうにか通過の10分前に目指していた撮影地へと到達
 
ゴッパーサン(
583系)、ゲットだぜ!
(゚∀゚)アヒャ☆
 
 
16.7.22 山手(貨物)線 池袋-大塚
 
 
 
 
 
 
 
 

☆オ・マ・ケ

夜遊びつながりで・・・
というワケではないのですが、
先日に仕事で埼玉県の入間(いるま)を訪れたときのこと。
たまたまこの日(7/27)は航空自衛隊の入間基地で、
地元の方とのふれあいを目的とした、
納涼祭(夏まつり)が行なわれていました
(゚∀゚)オッ!。
ふだんは入れない(・・・んですよね?)基地内で
ビールをあおりながら、盆踊りや花火見物を堪能。
う〜ん、夏だなぁ・・・♪ (´▽`*)。

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オマケの写真はすべてスマホによるものですが、
[]o(・_・*)パチャ
花火なども案外キレイに撮れるものですね〜。


小海線・・・「旧型客車八ヶ岳」号 撮影記

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2016.07.30
小海線
夏の高原路線を行くレトロな列車
「旧型客車 八ヶ岳」号 撮影記
 
  

暑中お見舞い申し上げます (=゚∇゚)ノ。
いや、すでに立秋(8/7)を過ぎたので、本来は「残暑見舞い」となるところですが、暑さは今がピークと言った感じのまさに「暑中」。じっとしていても汗が噴き出す、うだるような日々が続いています (´Д`υ)アツーィ。そんななか、例年のごとく仕事の都合でお盆の時期に休めない私は、ひと足早く先週に数日間の夏休みを取得して、ちょっぴりお出かけをしてきました …((((o* ̄∀)o オデカケ♪。しばらくブログが放置状態だったのはそのためです 人( ̄ω ̄;) スマヌ。今夏は「撮り」よりも「乗り」の方がメインの鉄旅だったかなぁ・・・ σ(゚・゚*)ンー…。おっと、夏休みにお出かけした様子はまた追々ご紹介することとし、その前に今回はちょっと鮮度落ちになってしまった、7月末の撮影記です。

例年よりもかなり遅れて、ようやく関東にも梅雨明けが発表された週の土曜日 (´▽`*)ツユアケ~♪。まるでこの梅雨明けというタイミングと合わせたかのように、ちょっとしたファン注目の臨時列車が設定されていました (・o・*)ホホゥ。それは山梨県の小淵沢(こぶちざわ)と長野県の(こもろ)を結び、日本屈指の山岳路線として知られる小海(こうみ)線にて、旧型の茶色い客車(旧客)を使用して運転される、臨時快速「旧型客車 八ヶ岳」号です (゚∀゚*)オオッ!!。拙ブログでも過去に何度か撮影記をご紹介している小海線 (゚ー゚*)コーミセソ、あの風光明媚な高原のローカル線に昔懐かしい旧型の客車列車が走るとは、なんとも胸熱なイベントではありませんか!(*゚∀゚)=3ハァハァ! 。この列車の運転が発表された時から撮影を楽しみにしていた私、もちろん気合を入れて出撃です (`・ω・´)-3フンス!。ただ、梅雨明けが宣言されたものの、いまいちスッキリとしない空模様が続いている7月末の関東甲信地方。お天気に多少の不安を感じます σ(・ω・`)ウーン…。高原路線らしい爽やかな夏空に恵まれてくれるといいのですが・・・。


7月30日(土)

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早朝の中央線を普通列車で下ります。
(*・o・)ノ Go!。
立川始発の大月行き(上)に乗り、
大月で甲府ゆき(下)に乗り継ぐのは、
私のいつものパターン。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
▲▲中央本線 立川
▲中央本線 大月

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大月での乗り換えの際には、
隣の富士急行ホームに停まっている、
富士山マーク付きの205系・・・もとい、
富士急6000系を見かけました。
(゚∀゚)オッ!。
これは富士山駅誕生5周年、
富士山の世界遺産登録4周年を記念して
掲げられているものらしい。
▲富士急行 大月(中央線ホームから)

小海線で運転される旧客の臨時列車を撮るため、まずは同線の起点となる小淵沢を目指し、都内から中央本線の普通列車を乗り継いで下ります (/*´∀`)o レッツラゴー♪。皆が待ち望んでいた梅雨明け最初の週末、車内は沿線の山登りやハイキングを楽しむと思われる方々が多く見られます(あとは同業者(鉄ちゃん)の姿もちらほら・・・(笑))。早朝の5時半に始発駅(立川)を発車した電車なので私は難なく席に座ることができましたが ε-(´∀`;)ホッ、もし出発があと一時間遅かったら大混雑で座れなかったかもしれません。

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丘の上にある勝沼ぶどう郷駅付近から望む
甲府盆地の雄大な眺めは
中央線で私が最も好きな車窓風景。
甲府は青空が広がる快晴でした。
(´▽`*)イイテンキ♪。
このぶんなら、今日はいい天気に恵まれるかな?
▲中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(車窓から)

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甲府でさらに先へと進む松本ゆきへ乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
車両はロングシート仕様の211系。
▲中央本線 甲府

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甲府はいいお天気だったのに、
西へ進むにつれて、
徐々に上空を雲が覆い出しました。
八ヶ岳、見えないね・・・σ(・ω・`)ウーン…。
▲中央本線 穴山-日野春(車窓から)

さて、私が小海線を訪れる際のことですが、朝のちょうどいい時間帯に通過する中央線の臨時特急(「あずさ」や「甲信エクスプレス」)もついでに撮影をしていくというのが、このところの行動パターンとなっています (^_[◎]oパチリ 。そして今日も国鉄特急型の189系・M52編成(グレードアップあずさ色)による臨時特急「あずさ71号」の運転日 (゚∀゚)オッ!。せっかくなので今回もそれをちょいと撮っていきましょう ヨリミチ…((((o* ̄-)o 。小淵沢の手前にある長坂で途中下車し、駅から歩いて10分程度のところにあるお手軽ポイントへと向かいます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。同ポイントでの189系「あずさ」は以前にも一度撮影しているので、できれば今回は他の場所で撮りたかったところですが、わずか30分後に迫る「あずさ」の通過時刻、そしてこの時間帯の光線状態(日の当たり具合)を考えると、ド定番のこのポイントくらいしか思い浮かびませんでした σ(゚・゚*)ンー…。ま、あくまでも「あずさ」は小海線へ向かう途中の「行きがけの駄賃」的な撮影ですから、あまり深追いはしないことにします。

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小海線へ向かう道すがら、
中央線の長坂で途中下車。
▲中央本線 長坂

立川0524-(中央569T)-大月0619~0623-(327M)-甲府0712~0725-(425M)-長坂0756

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以前にも訪れた長坂の撮影地へ
再び「あずさ」を撮りにやってきました。
上写真が上りの長坂方(下り列車のポイント)、
下写真が下りの小淵沢方(上り列車のポイント)です。
▲中央本線 長坂-小淵沢

長坂駅近くの有名撮影地、ここは駅近くのお手軽なポイントながらも条件がよければ、上り方には南アルプスが、下り方には八ヶ岳が、それぞれ列車の背景に雄大な山並みが写し込める好撮影地です (゚∀゚*)オオッ!!。しかし、今日はどちらの山も雲隠れ・・・orz。条件的に決していい日ではありません (・ε・`)チェ。それでも同ポイントにはすでに多くの先客がいらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。これはやはり皆さんも私と同様、小海線旧客のついでに189系「あずさ」も撮っていこうというお考えなのでしょうね。考えることは皆同じってことか (^^;)ゞポリポリ 。

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梅雨明けした夏空のもと、
高原の爽やかな風を浴びながら、
「あずさ」が中央線を駆け抜けてゆきます。
▲中央本線 長坂-小淵沢

グレードアップあずにゃんが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
団体列車や臨時列車などでもちょくちょく撮影しているグレードアップあずさ色の189系・M52編成ですが、やはりこの塗色は「あずさ」の絵幕が入ることで、いっそう顔が引き締まるように感じます。これぞまさに正調「グレードアップあずさ」といったところ
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。先客が多数だったので私がカメラを構えることができたのは、列車の後方が巻いちゃうような立ち位置となりましたが、個人的にはこれでも満足です (*`д´)=b OK牧場!。そして流れ雲が多い状況のなかで、通過時にタイミングよく日が当たってくれたのはラッキーでした (´¬`*)ラキー♪。これで長坂での撮影を終了し、本来の目的である小海線へと向かいます。

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長坂からふたたび下りの普通列車に乗り、
次に降りたのは隣駅の小淵沢。
▲中央本線 小淵沢

長坂から下り方向へ進むことひと駅で、小海線との接続駅である小淵沢に到着 (・ω・)トーチャコ。小淵沢というと個人的に、小海線屈指の名撮影地である「小淵沢の大カーブ(小淵沢~甲斐小泉)」がアタマの中に思い浮かびます σ(゚ー゚*)カーヴ…。一時はお目当ての旧客を同ポイントで撮ろうかとも考えていたのですが、後述するワケがあって今回は同ポイントをパス 乂・∀・`)パス。私は改札へ向かわずに連絡階段を渡り コッチ…((((o* ̄-)o、接続する小海線の下り列車へと乗り込みました。

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小海線ホームに待機していたのは、
キハ110が使われた臨時の「八ヶ岳高原列車」

(´▽`*)キハキハ~♪

同列車は観光客の多い土休日を中心に、
小淵沢~野辺山の短区間を往復しています。
▲中央本線 小淵沢

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列車が小淵沢を発車すると、
程なくして通過するのが、
名撮影地の「小淵沢の大カーブ」。
(゚∀゚)オッ!。
旧客の通過まではまだだいぶ時間がありますが、
すでにカメラを構えている方の姿も見られました。
奥に見えるハズの八ヶ岳は相変わらず雲隠れ・・・。
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉(車窓から)

過去にも何度かご紹介していますが、小海線は中央本線と分岐する小淵沢を起点に、八ヶ岳東麓の高原地帯にある清里(きよさと)や野辺山(のべやま)、千曲川沿いの小海や中込(なかごみ)などを経て佐久盆地へと至り、北陸新幹線と接続する佐久平、そして最終的にしなの鉄道と合流する小諸までを結ぶ、全長78.9キロの非電化ローカル線(地方交通線)です (・o・*)ホホゥ。八ヶ岳高原線の愛称も持つ小海線といえば、日本屈指の高原路線として知られ、驚くべきことに国内の普通鉄道(ロープウェイやケーブルカー、トロリーバスなどを除いた一般路線)で、標高の高い駅ベスト9までがこの小海線にあります w(゚0゚*)w オォー!!。そんな小海線を私が訪れるのは、昨年の秋に同線で運転されたイベント列車の「風っこ八ヶ岳高原号(キハ48「びゅうコースター風っこ」使用)」を野辺山へ撮りに来て以来のこと (´▽`*)カゼッコ。たしかそのときも今日と似たような天気で、おおむね晴れているものの雲が多く、沿線のシンボルである八ヶ岳は雲隠れで見えなかったんだっけ・・・(・ω・`)ゞウーン。

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小海線は日本屈指の高原路線。
標高881メートルの小淵沢から徐々に高度を上げてゆき、
三駅目の清里では標高1,274メートルに。
▲小海線 清里(車窓から)

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そして勾配を登り続けてきた列車は、
やがて日本の普通鉄道の最高地点へと到達。
その標高は1375メートルで、
車窓の左手にはそれを表す標柱が見えます (゚∀゚)オッ!。
この場所には昨年の秋、
撮影で訪れた際に立ち寄りましたね。
▲小海線 清里-野辺山(左の車窓から)

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ちなみに下り列車でこの最高地点を過ぎた直後、
車窓の右手に目を移すと サッ!三(*・ω・)
大きなパラボラアンテナが確認できます (゚∀゚)オッ!。
これは野辺山宇宙電波観測所の電波望遠鏡で、
その口径は45メートルもあるのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。
▲小海線 清里-野辺山(右の車窓から)

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小淵沢から進むこと約30分、
列車はJR最高標高駅である野辺山に到着。
その標高は1345.67メートルを誇ります。
w(゚o゚*)w オオー!!!。
▲小海線 野辺山

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最高標高駅・野辺山の駅スタンプ
・・・よりも気になるのは、
小海線イメージキャラクターの
「ぶりっとちゃん
」(゚ー゚*)ブリット…
彼女のモチーフはハイブリッドDC

ハE200らしい。

この流れからすると、私は今回も前回の「風っこ」の時と同様に、野辺山駅前の観光案内所で借りられるレンタサイクルを利用して、撮影に臨むのでしょうか? σ(゚ー゚*)チャリ?。おそらく、いつものように私ひとりの行動でしたら、そうしていたことと思います (゚.゚*)チガウノ?。でも実は今回は、同じソネブロ(ソネットブログ)の鉄道仲間である「青空鉄道日記」の「twingo583さん」と事前に連絡を取り合っていて モシモシピエロ>(´▽`[]ゝ 、小海線での旧客撮影をご一緒する約束をしていたのです (゚∀゚*)オオッ!!。列車利用がメインで「徒歩鉄派」の私に対して、twingo583さんのスタイルは愛車を運転して撮影地を巡る「クルマ移動派」ブーン ε=凸。彼はそのクルマならではの機動力を活かし、すでに始発駅(中込)発車直後の旧客を一発撮影し終えてから、私との待ち合わせ場所へ向かっているといいます (・o・*)ナルヘソ(中込~小淵沢でイベント運転される旧客は、所々で長時間の途中停車駅が設けられていて、クルマで追い抜くことが可能らしい)。ちなみに指示された待ち合わせ場所は、駅が国道に面している佐久海ノ口(さくうみのくち) ( ̄- ̄ )ゞ ラジャ!。私は野辺山からさらに三つ先の同駅へと列車で向かいました ...(((o*・ω・)o。

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先ほど小淵沢から乗ってきた列車は
途中の野辺山止まりだったので、
後続の小諸ゆきで先へと進みます。
野辺山に入ってきたキハ110は
急行色の記念塗装車でした

(゚∀゚)オッ!

最高駅標柱と絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ。
▲小海線 野辺山

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野辺山から佐久海ノ口までは三駅ですが、
このあたりは駅間距離が長く、
20分以上もかけて到着です

(・ω・)トーチャコ

ちなみに私が乗ってきたこの列車は、
さらに三駅先の小海で旧客の臨時列車と交換します。
▲小海線 佐久海ノ口

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夏空のもとに佇む、佐久海ノ口の駅舎
(゚- ゚)ナツ…。

▲小海線 佐久海ノ口

長坂0855-(中央429M)-小淵沢0902~0916-(小海8251D)-野辺山0948~1030-(225D)-佐久海ノ口1052

佐久海ノ口で下車し、駅前の国道沿いでtwingo583さんのクルマを待ちます (・ω・)マツワ。意外と交通量が多い国道を眺めていると、物流を担う大型のトラックやダンプに交じって、地元ではない他県のナンバーを付けたクルマも多く見受けられます。これはひょっとして旧客を先回り(追っかけ)する鉄のクルマかな・・・? σ(゚・゚*)ンー… なんて思っていると、 そんな車列(?)のうちの一台が、ハザードランプを点けて私の目の前に停まりました (゚o゚*)オッ!。乗られていたのはお二人で、twingo583さんと地元の鉄仲間のTさん ヽ(゚ω゚)オマタヘ。twingo583さんとは、彼のホームグラウンドともいえるヒガハス(東北本線・東大宮~蓮田の撮影地)でたまにお会いしていましたが、行動を共にして撮影に臨むのは久しぶりです (*´∀`)ノ゙オヒサァ!。そしてTさんとはこれが初対面 (*・ω・)ノ゙チワッス♪。もっとも、お互いに撮り鉄同士なので、どこかの撮影地ですれ違っている可能性は高いのですが・・・(ちなみに先日(7/23)の「カシオペア紀行」は、Tさんも同じヒガハスで撮られていたとの事(笑))。とりあえず挨拶もそこそこにして私もクルマに乗せていただき、さっそく旧客の撮影へと向かいます (/*´∀`)o レッツラゴー♪。さて、どこで撮ろうかと線路に沿った国道を進みながら検討し合うも、私を含めた三人とも小海線の撮影地をあまり詳しく知りません σ(゚・゚*)ンー…。そこで無難に決めたのが、前回の「風っこ」で私が撮影した野辺山のレタス畑 (゚∀゚*)オオッ!!。あそこならば小海線らしい高原風景が広がっているし、通過時間帯の光線状態は悪くない。さらにキャパも広いので、今から向かっても撮影場所の確保が難しくないでしょう m9(`・ω・´)ケテイ!。私にとっては佐久海ノ口から野辺山方向へ戻るような形で進むこと15分ほど、旧客の通過40分前に目的の撮影地へ到着です (・ω・)トーチャコ。やっぱりクルマは速いなぁ・・・バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ

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撮影地には昨年に「風っこ」を撮った
野辺山のレタス畑を選びました。
通過してゆくのはハイブリッド気動車の
キハE200 (´▽`*)キハキハ~♪
う~ん、ちょっと雲が多いね・・

σ(・ω・`)ウーン…。

▲小海線 信濃川上-野辺山

線路が横切るレタス畑を、一段高い位置から見下ろせる農道の一角に腰を落ち着け、お目当ての旧客が現れるのを待ちます。難なく場所を確保できたことには一安心 ε-(´∀`*)ホッ・・・なのですが、それにしても気掛かりなのは空模様。上空には雲が広がり、時おり雲間から日が差すといった感じです σ(・ω・`)ウーン…。試し撮りしたキハE200の普通列車も陰られちゃいました (´д`;)アウ…。本命の旧客は陰られることなくスッキリと晴れてほしいよなぁ・・・`;)ウーン…。そう天に願うも、レタス畑に大きな雲影が落ちていたそのとき、旧客の接近を知らせる踏切が鳴りだしてしまいました Σ(゚∇゚lll)ヤバッ!。ああ、まさに万事休す。せめてマンダーラだけは避けたいところですが・・・ヽ(´д`;)アアアァァ…

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一面に広がるレタス畑のなかをのんびりとゆく、
DD16 11牽引の「旧型客車 八ヶ岳」号。
まるで国鉄時代にタイムスリップしたような
懐かしい情景が繰り広げられました。

チビロクの旧客が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
「チビロク」の愛称を持つ小型ディーゼル機関車のDD16が牽く三両の旧型客車が、小海線という非電化ローカル線を行く・・・これはシブい!シブすぎるっ!!
(≧∇≦)シブイッ!。こんなシーンが今の時代に見られるなんて感激です ・:*:・ヒデキ(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・そんな貴重な列車だったのですが・・・結局は雲に阻まれて列車には日が当たらず、列車の背後にのみ日差しがあるという、ちょいマンダーラ状態 マソダーラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダーラ♪。ゆっくりとした速度で撮影ポイントに近づいてくるチビロク旧客をファインダー越しに眺めながら、最後の最後まで逆転で日が当たる奇跡を信じていたけれど、願いは通じませんでした (_ _|||)ガクッ。ちなみに振り返ると・・・(ω・*)彡クル

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夏の日差しを浴びながら、去りゆく旧客。
旧型客車には冷房が搭載されていないので、
乗客は窓を全開にして高原の風を味わいます

風があれば気持ち良さそうだけれど、
さすがに今の時期は暑いかな・・・?(^^;)

▲小海線 野辺山-信濃川上(後追い)

なんとまあ、こちらは日が当たっているじゃ、あ~りませんか∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!!。そう、私たちのいた撮影ポイントがちょうど雲の切れ目だったのです。もしもあと数十秒、雲の流れが早かったら・・・。もしもあと数キロ、列車の速度が遅かったら・・・。もしもあと数十メートル、撮影する立ち位置を手前に変えていれば・・・。なんとも未練がましい「タラレバ」(´д`)トホホ…。不可抗力に近い天候状態を嘆いたって仕方がないのだけれど、ほんのわずかな駆け引きに敗れたような、なんとも悔しい結果となってしまいました (´・ω・`)ショボーン。まあ、長く続けている撮り鉄趣味、たまにはこういうこともあるよね・・・(・ε・`)シャーナイネ

も、いつまでもウダウダと意気消沈しているような余裕はありません ( ̄△ ̄;)エ?。実はいま通過した旧客はこの先の野辺山でイベントが行われるために、同駅で約一時間もの長時間停車が設定されているのです (=゚ω゚=*)マジ!?。ということは、その停車時間中にクルマで追い越せば、もう一度同列車を撮れるではありませんか!(゚∀゚*)オオッ!!。野辺山の近辺で特にこれといった撮影地は思い浮かばないけれど、とりあえずtwingo583さんは線路沿いにクルマを走らせます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。ほぼ行き当たりばったりの状態だったのですが、twingo583さんの「あ、あそこなら撮れそう!」という咄嗟の判断で見つけたのは、こんなところ (=゚ω゚=*)ンン!?

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野辺山駅近くの直線で撮った、
キハ110の臨時普通列車「八ヶ岳高原列車」。
(^_[◎]oパチリ。
この列車は野辺山で旧客と交換します。
▲小海線 野辺山-清里(後追い)

こは野辺山駅の近くで、住宅や店舗が多いあたり。背景に写り込む家や電柱の処理がちょっと難しいところではありますが、手前側には目立った障害物が少なく、列車の編成をスッキリと抜くことができそうです (゚∀゚*)オオッ!!。いい景色と言えるようなポイントではないけれど、もう一度旧客を撮ることができるのですから、贅沢は言えません (´ω`)ソォネ。空模様は相変わらずの雲優勢状態で、今度はハナから日差しは期待していませんでした (゚ペ)ウーン…。ところが、旧客が野辺山を発車する頃になると、雲間から日が差し始めて・・・( ̄△ ̄;)エッ…

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小さな葉が整然と並ぶ根菜畑を横目に見て、
走りゆくチビロク旧客。
絶景ポイントではないけれど、
どこかのどかさを感じるワンシーンです。
▲小海線 野辺山-清里

一度、キュー客が撮れました!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
ふたたび目の前を走りゆく、チビロク旧客のシブい編成 (≧∇≦)シブイッ!。この場所はどちらかというと、試し撮りしたキハ110のようなカッチリとした編成写真(列車写真)向きのポイントだと思うのですが、なんとなく旧客に合うようなのどかさを表したくて、サイド寄りから畑と空を広く入れてみました (^_[◎]oパチリ。苦し紛れな画になるかな・・・との懸念もあったけど、個人的には意外と悪くないように思います (・∀・)イイジャン。そして翻弄する空模様、今度は通過の直前になって日が差すという、気まぐれっぷりです Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。列車側面の日当たりが弱くて、決していい光線状態ではなかったけれど、それでもやっぱり曇りよりは晴れている方が画的に明るくていいですね
(´ω`)ソォネ。これで往路(小淵沢ゆき)の旧客撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。ちなみにこの撮影場所は私有地の畑の一角なのですが、地主さんの親切な心遣いにより、旧客が通過するまでの間だけ立ち入りと撮影の許可をしていただけました。その地主さんと、仲介してくださったおまわりさんには、とても感謝しています <(_ _*)>アリガ㌧ゴザイマス

て、慌ただしくも往路の旧客を撮り終え、次に狙う同列車の復路までには少し時間があるので、ここでランチタイムにすることとします (*'p')ハラヘター。ふだんは徒歩鉄の私からすると、野辺山で撮影をしたあとに食べるお昼ゴハンは、どうしてもその町なかでお店を探すことになるのですが、twingo583さんのクルマで移動している今回は、「小海の方に美味しいメシ屋があるので、そこへ行ってみましょう ヾ(゚∀゚*)」とのお誘いを受けました。お昼を食べに野辺山から20キロ以上も離れた小海まで行くなんて、なんともスケールの大きなお話だなぁ・・・(笑)。でも、そんなお食事処でちょっとした事件(?)が・・・( ̄△ ̄;)エッ…

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お昼ゴハンを食べに訪れたのは、
小海駅近くの国道沿いにある定食屋さん
名物はこの「馬刺し丼」

w(*゚o゚*)wオオー!
!
柔らかい馬刺しが絶品で、なおかつボリュームも満点!
これには三人ともウマい!ウマい!!を
連呼してほお張りました

チョー(゚д゚)ウマー!

文したのは、ご飯の上に馬刺しが乗っかった、なんとも豪快な馬刺し丼 w(*゚o゚*)wオオーッ!。これは絵的にインパクトがあり、ブロガーとしては飯テロのネタとして写真を撮らずにはいられません (σ´∀`)σイイネ。さっそくいつものように、カメラバッグから記録用のコンデジを・・・あれ?無いぞ? r(゚ー゚*)アレ?。ジーンズのポケット・・・にも、無い ^(・д・`)オヤ?。クルマの中に忘れたのかな?σ(゚・゚*)ンー…。とりあえず、馬刺し丼はスマホで撮影 []o(・_・*)ピッ。そして食事後、クルマの座席やカメラバックを置かせてもらったトランクの中を見てみるも・・・やはり無い (゚д゚;)ナイヨ…。可能性のあるところはすべて探し尽した・・・ということは σ(゚ー゚;)デジャヴ!?、ま、ま、まさか、「また」コンデジを撮影地に置き忘れてきたのか!? 工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚;)ェェェェェェエエエエエエ工工工!!!!????。というのも、前月に485系の「ひばり」を東北本線へ撮りに行ったとき、越河(こすごう)の撮影地にコンデジを置き忘れてきたという「前科」が私にはあるのです (´ω`)アッタネ。あれからわずかひと月後にまったく同じ過ちを繰り返すなんて、ありえないでしょう!`ゥヽ(ヽ′□`; 三 ;′□`ノ)ノゥ’`。そんな明らかに「何か」を探している私を見て、tuwingo583さんが「ん?どうしました?」と声をかけられます σ(゚ー゚)ドシタノ?。もちろんtwingo583さんだって越河の一件を私のブログで読んで知っているワケでして、なんとも恥ずかしい限りなのですが、事情をお話すると・・・(-ω-;*) ジツワ…「え?それって、ネタですか!?(笑)Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?」。いや、スミマセン、ネタではなく本当に置き忘れてきたようで、思い返してみると最後にコンデジを使ったのは、はじめの撮影地で不穏な雲の流れを撮った時だと記憶しています (-ω-;*)ハイ。「なるほど、わかりました。まだ復路の旧客には時間にじゅうぶん余裕がありますから、さっきの撮影地へと戻ってみましょう ヾ(・∀・`)モドロ」。ということで、本来は復路の旧客の撮影地探しに充てる時間を割いて、最初に撮った野辺山の撮影地へと戻っていただけることになりました。本っ当にご迷惑をおかけします m(。・ε・。)mスンマソ-ン。ちなみに越河の一件を知らないTさんには車中にて説明。「でも、さっきの野辺山のお立ち台、同業者が100人くらいいたけれど、コンデジあるかなぁ・・・」というtwingo583さん σ(・∀・`)ウーン…。「でも、越河の時は200人くらいいましたが、落ちていましたよ」と、ワケのわからない自信で返す私 (゚∀゚)アヒャ☆。「二度も激パの地で落としたコンデジか・・・。これでまたあったら奇跡ですね」と笑うTさん。はたしてどうなのかというと・・

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あ、コンデジくん、いた・・・。
(*゚ー゚)ノ ヤァ♪。

ンデジくん、二度の激パをかいくぐって、再び生還 バンザーイ!ヽ(゚ω゚ヽ)(ノ ゚ω゚)ノバンザーイ!。私が旧客を撮影していた立ち位置にコンデジはありました ε-(´o`;)ホッ。これはもう、あったから良かった・・・というより、本当に越河の時とまったく同じように置き忘れていたなんて、自分自身が情けないったらありゃしない βακα..._〆(´・ェ・`*)。お目当ての列車が陰られたことで意気消沈していて、注意力が散漫だったんだ・・・なんて、単なる言い訳に過ぎません。今回は同行のお二人にもご迷惑をおかけしてしまったし、もう二度とこんな過ちを犯さないようにしなくては・・・ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。でも、お二人から帰ってきた言葉は「二度あることは三度ある」(笑)

んなちょっとしたハプニング(?)があったけれど、ふたたび旧客の撮影へと戻ります。復路の撮影地もあらかじめ決めていたわけではなく、カーナビを見ながら線路沿いにクルマを走らせるtwingo583さん σ(゚・゚*)ンー…。このスタイルで撮影地を探すのに、慣れていらっしゃるご様子です。ふだんの私のような徒歩鉄だと地図で目星をつけただけのような場所は、実際に歩いて行ったのに撮れないと、かなり大きな痛手になるのですが、クルマだと「ここはダメ」、「ここは撮れそう」との判断が効率よくできます ( ̄。 ̄)ヘー。そんないくつか巡ったなかで、三人が良さそうだと意見が一致したのが ココ(・∀・)イイネ!、信濃川上と佐久広瀬の間にあるこの撮影ポイントでした

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自然豊かな深い緑を背にして
田んぼを見下ろす築堤上を軽やかに駆け抜ける、
キハ110の普通列車。
▲小海線 信濃川上-佐久広瀬(後追い)

ずはキハ110の普通列車で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。撮り鉄にとって夏場のこの時期に悩まされるのが、線路脇にうっそうと生い茂る夏草のブッシュで、列車の足回り(車輪や台車)が見えないような状態だと撮影地としてマイナス要素になります (゚ペ)ウーン…。でもこの場所は築堤上にある線路脇の除草がしっかりと施されており、列車は足回りまでスッキリ (゚∀゚)オッ!。背景も木々の緑で余計な障害物は目立たず、なかなかの好撮影地です (゚∀゚*)オオッ!!。そして晴れれば光線状態も良好(手前側面が順光)・・・になるハズなのですが、空模様は相変わらず安定せずに雲優勢で、残念ながら日差しはあまり期待できなさそう (・ω・`)ウーン…。それでも場所的にとてもいい雰囲気だったので、三人は旧客をここで撮ることに決めました m9(`・ω・´)ケテイ!

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少し広めの画角で撮ると、
手前を流れる千曲川も入れることができます。
ローカル線らしいのどかさが感じられますね。
(´ー`)ノドカ
▲小海線 信濃川上-佐久広瀬

目当ての旧客が通過するまでは、あと一時間あまり。今のところ同業者はそれほど多くなく、のどかな里山での~んびりと待とう・・・(´ー`)マターリ… と思っていたところ、そこへ地元の農家の方がいらっしゃり、挨拶とともに教えられたのは、「あのガード下のところに、スズメバチの巣があるから、刺激しないように気を付けてね (´ω`)キィツケテナ」とのこと ( ̄△ ̄;)エッ…。その指さす方向を見てみると (=゚ω゚=;)ンン!?、確かに撮影地からわずか数メートルのところに立派な蜂の巣があり、そのまわりを何匹かの大きなスズメバチがぶんぶん飛び回っているではありませんか!ヒィィィ(i|!l゚Д゚i|!)ィィィィ。まったり気分が一変し、一気に緊張感が高まります (ノll゚Д゚llヽ)オソロスィ…。とにかく刺激しないことを頭に入れ、撮影地の立ち位置には三脚のみを置いておき、列車の通過時刻が近づくまで少し離れたところで待機することにしました

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築堤上の小海線と、
撮影地の立ち位置となる道路のクロス部分には、
なんとも立派なスズメバチの巣が・・・

ヒィィィ(゚Д゚lllノ)ノ ィィィ!!

くわばらくわばら。

んなのどかながらも、ちょっと物騒な(?)撮影地で待つことしばし (`・v・´;)ドキドキ。時刻は夕方の16時半を過ぎ、晴れていればまだまだ日が当たる時間帯なのですが、空はすっかり厚い雲に覆われてしまい、露出条件がだいぶ厳しくなってきたと感じた頃、山あいに響き渡る機関車の甲高い汽笛の音が聞こえてきてしまいました ε-(°ω°*)キタッ!。ハチに気を取られてシャッターチャンスを逃さないよう、ファインダーに集中します

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日本の原風景のような里山をゆく
むかし懐かしい雰囲気の客車列車。
薄暗くなった夏曇りの夕方に
チビロクの朱色が鮮やかに映えました。

エンド先頭で、チビロク旧客が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
のどかな里山の風景にピタリとハマったチビロク牽引の旧客。ハナ(ボンネット)の短い②エンド側が頭というのもまた、味がありますよね~。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。しかもよく見てみると (=゚ω゚=*)ンン!?、往路には前面に掲げられていたヘッドマークが、復路のこの列車には付いていないではありませんか 
(*゚ロ゚)ハッ!!。これは国鉄時代の客車普通列車を、より忠実に再現したような雰囲気で、国鉄型ファンにはたまらないサプライズでした (≧∇≦)シブイッ!。ただ、やはりつくづく残念だったのは曇り空。できることならば晴れて夕日に照らされた、チビロク旧客が見たかったなぁ・・・σ(・∀・`)ネー

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走り去る旧客の後姿をお見送り。
バックショットもまたシブくていい感じです

チビロク旧客、また運転されることを期待しています

▲小海線 佐久広瀬-信濃川上(後追い)

実はこのあと、すぐにクルマで追いかければ、もう一回くらいどこかで撮影ができるのではないかと、twingo583さんが運転を頑張ってくださったのですが (`・ω・´)-3フンス!、復路のスジ(運転ダイヤ)は往路に対して長時間停車するような個所が少ないこともあり、安全運転の速度では残念ながら追いつくことができませんでした (・∀・`)ザンネン。それでも往路で二回、復路で一回の合計三回も撮れれば、私的にはもうそれでじゅうぶん満足 ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。今回はあまりお天気には恵まれない結果となってしまいましたが、小海線を行くDD16+旧客のシブい編成が拝めただけでも、訪れた価値のある撮影だったと思います ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。小海線で運転された旧客の撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。

ふだんは一人で行動する機会が多い私ですが、今回は同好の士とともに行動することができ、撮影のみならず途中での会話なども存分に楽しむことができました。車中での鉄話は濃かったなぁ・・・(笑)。ご一緒してくださったtwingo583さん、Tさん、当日はありがとうございました <(_ _*)>アリガ㌧。そしてコンデジの件では、たいへんお騒がせいたしました (^^;)ゞポリポリ

往きは佐久海ノ口で拾ってもらった私ですが、帰りはお二人の住む埼玉までクルマで送っていただき、大宮から電車で帰路に着きました。

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埼玉の大宮までクルマで送っていただき、
そこから列車で帰ります。
なんだか帰りの乗り継ぎが無い旅って
列車利用の徒歩鉄としては不思議な気分です(笑)
▲東北本線 大宮

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たまたま大宮ではこんな珍客に遭遇しました
(゚∀゚)オッ!

ふだんは日本海側の羽越本線を走っている
特急「いなほ」用のE653系です。
TDR臨での上京かな?
▲東北本線 大宮


夏休み01・・・男鹿線 キハ40撮影記

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2016.08.02~05
夏休み01
行くぜ、秋田!
男鹿線 キハ40 撮影記
 
  

残暑お見舞い申し上げます 。゚(A´▽`;)q オアツーゴザイマス

前記事の冒頭でもちょろっと触れたように、仕事の都合でお盆の時期には休む事ができない私は今年も皆さんよりひと足早く、8月の第一週目に数日間の夏休みを取りました (´▽`*)ナツヤスミ♪(・・・というより、半ば強制的に取らされた ^^;)。せっかくまとまった休みがあるのならば、どこかへ泊りがけでの鉄旅(鉄道旅行)にでも出かけたいところ。では、どこへ行こうか・・・σ(゚・゚*)ンー…、この旅先を決めるのに今夏はけっこう悩みました。というのも、ご存知のように私の旅はおもに鉄道写真を撮りに行くことが目的で (^_[◎]oパチリ、お目当てとなる列車が撮れるのならば飛行機や新幹線を使っての遠征もいとわないのですが ε=┌(*´∀`)┘イッチャエ!、今夏の休み中には個人的にそこまで気合いを入れて撮りたいと思うような列車が、パッと思い浮かばないんです σ(・ω・`)ウーン…。旅に出てしまえば何かしらの成果が得られるかもしれないけれど、慢性的にフトコロ事情が決して裕福ではないワタクシ (つω-`。)ボンビー、目的が定まらない中で何もムリをして飛行機や新幹線に乗って遠出することはありません。それならば、この費用を本当に撮りたい列車があるときに使った方が賢明というものです (´ω`)タシカニ。でも、そうかといって夏休みにずっと自宅に引きこもって、だらだらと過ごしてしまうのは勿体ないよね・・・ドッカ(・∀・`)イキタイ…。ぶっちゃけ、カネはないけどヒマはある (゚∀゚)アヒャ☆。そこで私はいつものごとく(?)、運賃が安く済んで、行程に自由度が高い、鈍行列車(在来線の普通・快速列車)を乗り継ぐ旅へと出かけることにしました m9(`・ω・´)ケテーイ!。となると、切符はいつもの「アレ」でしょうか?σ(゚ー゚*)18?。一見するとなんのアテもなく行き当たりばったりで、ふらりと出かけるように見えるかもしれませんが、いちおうそれなりに大雑把な計画は立てています(笑)(;¬_¬)ホントニィ?。果たして今夏の私はどこへ行くのか、そして目的は何なのか、鉄あり (゚∀゚)オッ!、食あり (゚∀゚*)オオッ!!、ハプニングも・・・あり!? ( ̄▽ ̄;)エ? のグダグダな「ボンクラ旅」。相変わらずの長い記事ですが、どうぞ気軽にお楽しみいただけたらと思います (=゚∇゚)ノ ヨロシコ


8月2日(火)

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旅は東京駅からスタート。
ファーストランナーはおなじみのE231系です。
この電車に乗るということは、
東海道線?宇都宮線?高崎線? σ(゚・゚*)ンー…。
車内は空いており、余裕でボックス席に座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。
▲16.8.2 東海道本線 東京

夏休み初日の朝、私が立っていたのは東京駅の在来線ホーム。言わずと知れた首都の玄関口で、旅の出発地にふさわしい駅といえるでしょう (゚∀゚*)オオッ!!。そんな東京から乗るのは、西へ向かう東海道本線?それとも北へ向かう東北本線(宇都宮線)や高崎線?いや、意表をついて房総(千葉)方面の総武本線か!? エ?(゚Д゚≡゚Д゚)ドレ?・・・などとさまざまな選択肢があるなか、私の待つホームに入ってきたのは、宇都宮線の宇都宮ゆき快速「ラビット」 ラピッド(゚ー゚*)ラビット。そう、私が目指す旅先は、東北本線での東北地方です (゚∀゚*)オオッ!!(・・・って、記事のタイトルを見ればわかるんだけれどね (^^;)ゞポリポリ)。列車は定刻の6時42分に東京を出発し、一路北へ・・・ (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

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鈍行旅最初の乗り継ぎは宇都宮。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ。
わずか2分の接続でホームに待機していた
普通列車の黒磯ゆき(635M)は、
ロングシートの205系。
▲16.8.2 東北本線 宇都宮

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黒磯で普通列車の郡山ゆき(2131M)に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ。
ボックスシートを装備した電車を期待するも、
ロングシートの701系ですた・・・(・ε・`)チェ。
▲16.8.2 東北本線 黒磯

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東京を出るときは雨模様でしたが、
北上するにつれて青空が広がっていました。
(゚∀゚)オッ!。
列車は栃木と福島の県境に架かる
鉄道名所の黒川橋梁を通過中。
▲16.8.2 東北本線 豊原-白坂(車窓から)

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郡山では普通列車の福島ゆき(1137M)に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ。
今度の電車はボックスシート装備(セミクロス)の
E731系(左)でした。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。
やっぱり鉄旅はボックスシートの方が
景色を見やすくていいやね。
▲16.8.2 東北本線 郡山

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車窓に映る、もくもくの入道雲。
夏ですね~♪ (´▽`*)ナツ~♪
▲16.8.2 東北本線 日和田(車窓から)

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福島からは仙台ゆきの快速「仙台シティラビット5号」。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ。
この列車、時刻表上では福島始発になっているのですが、
実際は郡山始発の福島ゆき普通列車(1139M)が
福島でそのまま快速に化けるのね・・・(゚ー゚?)オヨ?
私は知らずに福島で乗り継いじゃいましたが、
どうにか719系の片面クロス席に座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。
▲16.8.2 東北本線 福島

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福島の手前の日和田では青空が見えていたのに、
宮城県との県境付近では空模様が急変。
一気に土砂降りの激しい雨となりました。
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。
なんだか不安定な天気だなぁ・・・。
▲16.8.2 東北本線 貝田-越河(後方の車窓から)

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先日に485系の「ひばり」を撮りに訪れ、
ロストコンデジの”第一弾”をやらかした
ヾ(_ _*)ハンセイ・・・、
越河(こすごう)を通過。
同駅に快速は停まりません。
▲16.8.2 東北本線 越河(車窓から)

宇都宮線の快速「ラビット」から始まり、宇都宮、黒磯、郡山、福島と、乗り継いだ東北本線の各列車はここまで遅れることなく、私は順調に北上を続けています …((((*・o・)ノ Go!Go!。ただ、ちょっと気掛かりなのは、なんだか不安定な空模様 (゚ペ)ウーン…。北関東から福島にかけては青空のいい天気だったのに (´▽`*)イイテンキ♪、福島と宮城の県境付近にある国見峠付近では、まるでバケツをひっくり返したような土砂降りの雨に見舞われてしまいました ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。今日は屋外での撮影予定はなく、列車に乗って移動するだけなので、雨が降っても構わないけれど、あまりに強い雨だと列車が止まらないか不安になります (・ω・`)ダイジョブカナ…。そして峠を越えた盆地(仙台平野)では再び雨がやみ、曇り空の仙台には定時の13時55分着 (・ω・)トーチャコ。時間的にちょっとオナカが空きましたね・・・ (*´p`)ハラヘタヨー。

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東京から五時間半、
杜の都・仙台までやってきました。
仙台ではこの週末(8/6~8)に七夕まつりが開催され、
駅にも七夕飾りが見られます 。
 (´▽`*)タナボタ~♪。

仙台といえば個人的に、この一年間で三、四回ほど来ているのですが、どうも毎回タイミングが合わなくて食べられなかったものがあります σ(゚・゚*)ンー…。それは仙台名物の牛タン ギュータン♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノギュータン♪。街中の名店などでなく、駅構内に入っている店舗でいいから食べたいと思うも (゚¬゚)ジュルリ…、いつも混んでいて持ち時間内に入れなかったんですよね (´Д⊂ムリポ。今回の仙台での乗り継ぎ時間は40分。果たしてどうかというと・・・(「゚ー゚)ドレドレ、平日の14時ということもあり、駅構内に構える四店舗のうちの一店舗にすんなりと入ることができました (=゚ω゚)ノ ラッシャィ♪。正直、残りの三店舗には行列が出来ているというところに、ちょっとした引っかかりを感じるけれど、限られた乗り継ぎ時間内ですから贅沢は言えません (*`д´)=b OK牧場!。念願だった仙台での牛タンランチです♪ ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪

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乗り継ぎの合間に
ちょっと贅沢な牛タンランチ♪
ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
塩味(上)と味噌味のハーフをチョイスしました。
肉厚の牛タンが食べごたえあって美味しい!
(゚д゚)ウマー!
これはビールが進みます★

移動は地道に鈍行列車の乗り継ぎ チンタラ チンタラ...(((o*・ω・)o、そのぶんランチは豪勢に牛タン ギュータン♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノギュータン♪。このギャップが何とも言えず、たまりません(笑)ψ(`∇´)ψウケケケケ。 昼から中ジョッキをあおったこともあり、すっかりご機嫌のワタクシ  (~▽~*)ウィッ。さあ、北へ向かう鈍行の乗り継ぎ旅を再開しましょう (/*´∀`)o レッツラゴー♪。引き続き仙台から乗るのは、小牛田(こごた)ゆきの普通列車 (゚ー゚*)コゴタ。この列車も遅れることなく定刻に仙台を発車しました。ところが・・・( ̄△ ̄;)エ…。

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小休止ののち、乗り継ぎ旅を再開。
仙台から乗る小牛田ゆきの普通列車(2549M)は、
ボックスシート装備のE721系です。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。
▲16.8.2 東北本線 仙台

ふたたび降りだした雨が列車の窓をたたくも ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、さっきの国見峠での土砂降りほどではない強さのなか、仙台から45分で列車は終点の小牛田に到着。ここでは15分ほどの接続で、さらに東北本線を先へと進む一ノ関ゆきの普通列車に接続するハズなのですが・・・ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、発車時刻が近づいてもホームに列車は入ってこず、なんだか様子がおかしい (゚ー゚?)オヨ?。

0017.jpg

到着した小牛田は東北本線のほか、
石巻、女川方面へ向かう石巻線と、
鳴子温泉、新庄方面へと向かう陸羽西線の
三路線が乗り入れる鉄道の要衝です。
(・o・*)ホホゥ。
▲16.8.2 東北本線 小牛田

0018.jpg

小牛田の側線には石巻線の貨物列車が待機中。
国鉄色のDE10と色のそろったコンテナが
整った編成美を見せています。
(゚∀゚)オッ!。
乗り継ぎの合間にこれが撮れたのは、
ラッキー・・・か?
▲16.8.2 東北本線 小牛田

折り返しの列車がちょっと遅れているのかな・・・?σ(゚・゚*)ンー… 程度のことに思いながら、この待ち時間を利用して石巻線の貨物列車などを撮っていると (^_[◎]oパチリ、しばらくして駅の構内には「ただいま大雨の影響により、東北本線の小牛田~一ノ関と、陸羽東(りくうとう)線の全線は運転を見合わせております。今のところ運転再開の見込みが立っていません >θ( ̄0 ̄*)」との案内放送が流されました ( ̄△ ̄;)エッ…。な、なんですとー!? Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!! 大雨で列車が止まり、小牛田から先に進めなくなっちまったよ・・・il||li _| ̄|◯ il||l。

0019.jpg

乗る予定だった一ノ関ゆきの普通列車は、
大雨の影響で運転を見合わせているとのこと・・・。
il||li _| ̄|◯ il||l。
テロップでは小牛田の4駅先の石越~となっていますが、
いずれにせよ小牛田から発車できる下り列車がありません。

0020.jpg

ためしにJR東日本のアプリを使って調べてみた、
現在(8/2 16:00)の運行状況。
一本前の下り列車は石越で足止めを食らっている様子
(平常運行時は青い矢印で、赤は運転見合わせを表す)。
そして次の下り列車は小牛田で上り列車が折り返すものなのですが、
その小牛田へ向かう上り列車の矢印はありません。
つまり動いていないということ・・・(´д`;)トホホ…。

いずれ大雨のピークが治まれば、運転再開となるのかもしれません (・ω・`)ウーン…。しかし、私が乗りたい下り列車は、次の上り列車がこの小牛田で折り返す運用なのですが、その上り列車は現時点で90分遅れにもかかわらず、まだ始発駅の一ノ関も出発できない状況だとのこと (´д`;)アウ…。このままだと私はいったいいつ小牛田を出られるのかわかりません "o(-"-;*) ウゥム…。しかも追い打ちをかけるように、東北地方全体の運行状況を調べてみると、画面上の路線図はこんな感じ・・・(=゚ω゚=;)ンン!?。

0021.jpg

東北地方各線の運行状況。
白は平常、黄色は遅延、赤は運転見合わせを表
します。
ありゃま、赤や黄色だらけじゃないか!!
w( ̄Д ̄;)wワオッ!!

0022.jpg

そしてこちらは現時点での降水量。
見事に仙台以北の東北本線が雨に包まれています。
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。

東北地方各線での相次ぐ遅延や運転見合わせを示す路線図。たとえは悪いですが、これはまるであの震災の日を思い起こさせるような運行状態です (´д`;)アア…。放送では小牛田と一ノ関の間で運転を見合わせているとのことでしたが、この運行情報を見ると一ノ関から先も同様に動いていないみたい。こいつはマイッタなぁ・・・(ノO`;)アチャー。ここでこの日の私が目指していた目的地を明かしてしまうと、東北本線で小牛田から一ノ関、盛岡と乗り継ぎ、そこから田沢湖線に乗り換えて大曲(おおまがり)、そしてさらに奥羽本線へ乗り換えて、最終的には秋田まで行くつもりでいます(皮肉なことですが、上の運行状況を路線図代わりに見てくださいね)σ(・ω・`)アキタ…。順調ならば普通列車のみで行くことがじゅうぶんに可能だったのですが・・・この状況ではまったく先が見えなくなってしまいました (´д`;)トホホ…。ちなみに秋田へと向かうのに、福島から山形を通る奥羽本線を経由しなかったのは、ただ単に仙台での牛タンが食べたかったからに過ぎないのですが、もしも奥羽本線に乗っていたとしても、この時間に新庄まではたどり着けておらず、山形県内のどこかで足止めを食らっていたことでしょう 乂`・д・´)ダメッ!。そして気が付けば先ほど乗ってきた郡山や福島のあたりの東北本線も運転見合わせに・・・(゚д゚;)アラマ…。そんな八方ふさがりのなかにありながら '`ゥヽ(ヽ′□`; 三 ;′□`ノ)ノゥ'`、この小牛田と仙台の間はほぼ平常通りに運転している様子で、実際に先ほどここまで私が乗ってきた列車は、涼しい顔をして定刻に仙台へと折り返してゆきました ♪~( ̄、 ̄ )===3 センダイ〜。こうなると単なる乗換駅に過ぎない小牛田で待ち続けるよりも、大都市の仙台に戻った方がまだ策はあるかも・・・(゚ペ)ウーン…。あくまでも自己判断ですが、最悪、仙台と小牛田の間も運転見合わせなんてことになってしまわないうちに、これは仙台まで戻った方が良さそうです (・ε・`)シャーナイネ。私は次に小牛田で折り返す、仙台ゆきの上り列車へと乗り込みました。ああ、ここまで順調に来ていたのになぁ・・・(´・ω・`)ショボーン。

東京0642-(東北3620E)-宇都宮0818~0820-(635M)-黒磯0910~0938-(2131M)-郡山1039~1106-(1137M)-福島1154~1240-(3575M)-仙台1355~1434-(2549M)-小牛田1520

0023.jpg

まさかの小牛田から仙台へ逆戻り・・・orz
途中の松島では青空も見えていたのに、
どうしてこの先は大雨なんだよ・・・(・ε・`)チェッ。
▲16.8.2 東北本線 松島-塩釜(車窓から)

0024.jpg

14時に牛タンを食べた三時間後、
仙台へと帰ってきますた・・・(=゚ω゚)ノ タライマ!。
▲16.8.2 東北本線 仙台

小牛田1618-(東北2556M)-仙台1705

小牛田から乗った仙台行きの上り列車は、途中で晴れ間ものぞくなかを走り、若干の遅れはあったものの17時過ぎに仙台へと到着 (・ω・)トーチャコ。どうにか仙台までは戻ってこられましたが・・・私の旅気分はテンションだだ下がり。すっかり意気消沈です ε= (´∞` ;) ハァー…。もう旅行を取りやめて、仙台から新幹線に乗っておウチへ帰ろうかな・・・ (´Д⊂オウチカエル…。でもこのままだとボクの夏休みの思い出は、仙台で牛タンを食べただけになっちゃいます (-ω-;*) ウゥム…。とりあえず仙台でいま一度、各線の運行状況を確認してみると (「゚ー゚)ドレドレ、どうやら当駅を発着する東北新幹線、そして秋田新幹線はほぼ平常通りに運転している模様 (゚o゚*)オッ。田沢湖線が運転見合わせとなっていたのに、同じ線路を走る秋田新幹線が正常なのは不思議な感じがしますが (・・?)アリ?、とにかく現時点ではそんな状況です。そこで私はもう在来線での移動をあきらめて、仙台から先へ進むのに新幹線を利用することとしました (・ε・`)シャーナイネ。

0026.jpg

状況が状況なだけに仕方なく、
仙台からは秋田新幹線の「こまち」に乗車。
(・ε・`)シャーナイネ。
カッコいいE6系新幹線に乗れるのは嬉しいけれど、
なんとも複雑な気分です・・・。
(´~`;)ウーン。
▲16.8.2 東北新幹線 仙台

ちなみに今旅で私が使っているきっぷですが、実はおなじみの「青春18きっぷ」ではなく、JR東日本とJR北海道の普通列車が一週間乗り放題となる、フリーきっぷの「東日本&北海道パス」σ(゚ー゚*)パス?。今旅では北海道に渡る予定は無いのですが、JR東日本管内を巡るだけでも、5回有効で11,850円(一日あたり2,370円)の「18きっぷ」より、連続する7日間で10,850円(フルに使えば一日あたり1,150円、5日間ならば2,170円)の「東日本&北海道パス」のほうが、さらにオトクなんです w(゚o゚*)w オオー!!。実は昨年の稚内(わっかない)から東京までの鈍行旅で私は「18きっぷ」を使ったのですが、同行程ならば「東日本&北海道パス」のほうが安いのでは?と、同じソネブロ仲間のやまびこさんに教えていただいたのです (・o・*)ホホゥ。そこで今回はこちらのきっぷを使ってみることにしました(ちなみに私は任意で決められる一週間の有効期間を7/30(土)~8/5(金)とし、7/30に運転された小海線の旧客を撮影に行った際(前記事)にも、クルマに同乗させていただいた以外の区間では、このきっぷを活用しています (´艸`*)オットク~♪)。そしてこの「東日本&北海道パス」ですが、乗車券の効力としては「18きっぷ」と同様に在来線の普通列車・快速列車しか乗ることができず、新幹線や特急へ乗るにはあらためて乗車券と特急券が必要になります。と、いうことは、仙台から新幹線に乗った私は、予定外のかなり大きな出費を強いられることに・・・(´д`;)アウ…。

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今回使っているきっぷは「東日本&北海道パス(¥10,850)」。
7日間の有効期間内にJR東日本とJR北海道の普通列車、
さらには第三セクターの青い森鉄道やIGRいわて銀河鉄道などが
乗り放題となります(道南いさりび鉄道は使用不可)。
ただし、新幹線や特急には乗れません。

それでも状況によっては、仙台から北上か盛岡まで新幹線を使い、そこから在来線の北上線や田沢湖線に乗り継げれば、新幹線代の出費を最小限に食い止められることができます (・o・*)ホホゥ。しかし、あの色づいた運行状況を見てしまうと、またいつどこで止まってしまうかの不安が私には拭いきれません (゚ペ)ウーン…。運行情報で北上線は運転見合わせではなく、あくまでも遅延となっているけれど、その遅れ具合がよくわからないし、万が一に山あいの小駅などでふたたび運転見合わせなどとなってしまっては、夕暮れ迫る時間的にもキビシいものがあります (・ω・`)キビチイ…。いっぽう、盛岡から大曲まで行く田沢湖線の普通列車は盛岡発18時13分が最終列車で、いまからでは新幹線を使っても間に合いません (´Д⊂ダメポ。さらには運転見合わせによる立ち往生での精神的な疲れもあり、もう私はあれこれと策を練るのをやめ、秋田新幹線の「こまち」で一気に目的地の秋田を目指すこととしました パトラッシュ(-д-`)モウツカレタヨ・・・。。仙台から秋田までの乗車券と指定席特急料金(「こまち」は全席指定)の合計は10,710円。この出費は私にとって大きな痛手・・・(つω-`。)イタイ…。ちなみに東京から秋田まで通しで新幹線に乗った場合は18,140円。まあ、仙台まで在来線で移動したことにより、ちょっとだけ安くなったと考えることにしよう。そうじゃなきゃ、やっていられません ヽ(`Д´#)ノウワァァァン!!!。

0027.jpg

途中で雨が強く降る区間も通過しましたが、
盛岡では雲間からまぶしい西日が・・・(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。
左の方に見える山は、名峰・岩手山です。
▲16.8.2 東北新幹線 新花巻-盛岡(車窓から)

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在来線へと直通するミニ新幹線方式の秋田新幹線は、
盛岡を出ると田沢湖線へと入ります。
写真は途中の田沢湖駅で見かけた、

田沢湖のゆるキャラ三兄弟?
σ(゚ー゚*)フーアーユー?
▲16.8.2 田沢湖線 田沢湖

仙台から一気に東北新幹線を駆け抜け バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、盛岡で在来線の田沢湖線に入った秋田新幹線の「こまち27号」は、危惧していた雨の影響をまったく受けることなく、途中の大曲では鈍行の乗り継ぎで乗る予定だった普通列車をあっさり追い抜いて、ほぼ定刻通りに目的地の秋田へと到着 (・ω・)トーチャコ。やっぱり新幹線は速いねぃ (´ω`)ソリャソーダ。それにしても朝の東京出発時には、まさか秋田で新幹線ホームに降り立つとは思ってもみなかったなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。移動だけで終わったこの日は、ここ秋田で一泊です。なんだかお天気に翻弄された、グダグダな旅の出だしとなっちゃいました (´w`*)ドツカレサン。

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仙台から秋田新幹線の「こまち」で二時間半、
ようやく秋田に着きました。
(・ω・)トーチャコ。
夜のホームにE6系の赤が鮮やかに浮かび上がります。
▲16.8.2 奥羽本線 秋田

仙台1752-(秋田新幹線こまち27号)-秋田2018

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秋田では竿灯(かんとう)がお出迎え。
(゚∀゚)オッ!。
竿灯まつりは、竿燈全体を稲穂に、
連なる提灯を米俵に見立てて五穀豊穣を祈る、
秋田の伝統的なお祭りです。
( ̄。 ̄)ヘー。
私が訪れた翌日(8/3~6)から開催。

0031.jpg

新幹線という予定外の出費があったので、
打ち上げは控えめに・・・ ?
☆■ヾ(・∀・`)カンパイ…
名物の比内地鶏をつまみながら、
秋田の地酒、白瀑の白神伝説をいただきました。


8月3日(水)

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朝の秋田駅。
前日の盛岡で車窓から見た夕日に
今日の晴れを期待したのですが、
どうもスッキリとしない曇り空です・・・。
σ(・ω・`)ウーン…。
▲16.8.3 奥羽本線 秋田

秋田で迎えた二日目の朝 ('-'*)グモニ♪
。初日は東京から秋田までの移動だけで一日を費やしてしまいましたが、二日目はさっそく朝から撮影に出かけたいと思います (/*´∀`)o レッツラゴー♪。秋田は奥羽本線(福島~青森)と羽越本線(新潟~秋田)という二大本線の分岐駅で(秋田新幹線も路線上は奥羽本線に含まれます)、どちらの本線もおもに"電車"が走る電化幹線です (´▽`*)モハモハ~♪。しかし、そんな秋田のホームで聞こえてきたのは、カラカラカラカラ・・・という、ディーゼルカー(キハ)のアイドリング音 (=゚ω゚=*)ンン!?。その音の主こそが私の今旅最初の目的であり、本線用の701系電車に交じって停車していたのは、拙ブログでもおなじみのこの車両 (゚∀゚)オッ!。

0034.jpg

白地に緑のラインが入ったキハ40(左)が、
ステンレス電車の701系(右)と肩を並べて
秋田のホームに佇んでいました
(´▽`*)キハキハ~♪

▲16.8.3 奥羽本線 秋田

そう、北は北海道から南は九州まで、いまも全国各地で広く活躍し、ローカル線の顔ともいえる存在の国鉄型気動車、キハ40系(キハ40、キハ48)(´▽`*)キハキハ~♪。なーんだ、キハ40か・・・σ(・∀・`)ナーンダ… などというなかれ、この秋田の地を走るキハ40の列車は、ちょっと他の路線とは一味違うのです (・o・*)ホホゥ。その味(特徴)についてはのちほどご紹介することとして、そもそもなんで電化幹線の駅である秋田にディーゼルカーのキハがいるのかと言うと、この列車は奥羽本線で秋田から下りに三駅目の追分(おいわけ)で分岐する、非電化のローカル線、男鹿(おが)線へと直通する列車で (゚ー゚*)オガセソ?、同線の列車は追分から奥羽本線へと乗り入れて、すべてが秋田発着となっているのです ( ̄。 ̄)ヘー。ちなみに男鹿線のキハ40は白地に緑のラインが入った同線オリジナルカラー(男鹿線色)。この緑は秋田杉の葉をイメージしたカラーなのかな? σ(゚・゚*)ンー…。国鉄色では無いけれど、この羽根を広げたような前面の塗り分けは、どこか国鉄特急型の485系583系っぽい気がして(コアなファンの間では、キハ82系っぽいという意見がよく聞かれます)、個人的にキライなカラーリングではありません (・∀・)イイネ!。

0035.jpg

秋田と男鹿を結ぶ男鹿線は
「男鹿なまはげライン」の愛称があり、
サボ(行先標)には「なまはげ」が描かれています。
ワルイゴイネガ-(▼皿▼)  (▽皿▽)ナグゴハイネガー。

0036.jpg

車内には直角のボックスシートがズラリと並びます。
どこに座ろうかと迷うのは、空いている列車ならではの贅沢。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。
ちなみに男鹿線のキハ40には通勤通学時の混雑に対応した、
オールロングシート仕様(改造)の車両も存在します。

私が乗り込んだのは、秋田を早朝の5時39分に発車する男鹿ゆきの下り初発列車 (゚ω゚;ノ)ノ ハヤッ!。ローカル線で5時半に初発(始発)が出るとはかなり早い方で、それに乗る私も早起きを強いられました (*´O)ゞ.。oOフワァア…。ちなみに男鹿線の列車は極端に運転本数が少ないというワケではなく、おおむね一時間~一時間半に一本程度は列車があります。ならば何もムリをして初発に乗らなくてもいいじゃん・・・と思われますが、私はどうしてもこの初発列車に乗りたかったのです (゚.゚*)ナンデ?。秋田を出た男鹿ゆきの列車はしばらく奥羽本線上を走り、追分から男鹿線へと入りました。

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秋田の次駅、土崎(つちざき)付近で
車窓の右手に見えるのは、
JR東日本の工場である、秋田総合車両センター。
(゚∀゚)オッ!。
オールドファンには「土崎工場」というほうが、
ピンと来るかも知れませんね。
構内にはかつて「いなほ」や「北越」で活躍した、
485系(3000番台)が留置されていました。
残念ながら、おそらく廃車になるものと思われます・・・。
▲16.8.3 奥羽本線 秋田-土崎(車窓から)

0038.jpg

秋田から三つ目の追分が
奥羽本線と男鹿線の分岐駅で、
男鹿方面へ向かう男鹿線の起点駅。
ただし男鹿線の列車はすべて秋田へと直通します。
▲16.8.3 奥羽本線 追分(車窓から)

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奥羽本線と男鹿線は追分を出てもすぐには分かれず、
分岐点は追分から約二キロの地点。
男鹿線は左へとカーブし、奥羽本線と離れます。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ。
▲16.8.3 男鹿線 追分-出戸浜(車窓から)

0040.jpg

男鹿線の駅名標は
なまはげと男鹿半島の入道崎が描かれた、
オリジナルデザインのもの。
(´▽`*)カコイイ♪
▲16.8.3 男鹿線 出戸浜(車窓から)

男鹿線は秋田市の追分と、日本海に突き出た男鹿半島の男鹿市にある男鹿の間を結ぶ、26.6キロの非電化ローカル線(地方交通線)。先述したように列車はすべて追分から奥羽本線へ乗り入れて秋田発着となっています (・o・*)ホホゥ。終着駅の男鹿は男鹿半島の玄関口とも言える観光の拠点で、かつては東京からの夜行急行「おが」なども臨時で同駅まで乗り入れていた時代がありましたが、現在の観光客は秋田市内からの観光バス利用が高く、男鹿線は観光客輸送よりも地元の通勤・通学路線と言った面の方が強いように感じます ( ̄。 ̄)ヘー。その輸送スタイルが顕著に表れているのが、先ほどちょろっと触れた他のローカル線とはひと味違う男鹿線の特徴で、実は朝夕の通勤・通学時間帯に運行される列車の編成が、ディーゼルを使う非電化のローカル線にしてはちょっと長いのです σ(゚ー゚)ナガイ?。私はその長い編成のキハが撮りたいために、早起きして朝方の下り列車へと乗り込んだのでした (´ω`)ナルヘソ。秋田からキハに揺られて40分、下車したのは天王(てんのう)。

0041.jpg
0043.jpg

列車を降りたのは天王という、
ちょっと高貴な印象を受ける名の駅。
w(゚o゚)w オオー!。
でも、造りは簡素な無人駅です。
駅名の由来は駅開業時に所在した
天王村(現在の潟上市天王)のよるもので、
その村名自体は村内におかれた
東湖八坂神社の別名「牛頭天王社」に由来します。
( ̄。 ̄)ヘー。
▲16.8.3 男鹿線 天王

0044.jpg

造りは簡素でも、
ローカル線にしては異様に長い
男鹿線のホーム。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。
▲16.8.3 男鹿線 天王

秋田0539-(男鹿1121D)-天王0613

全線単線の男鹿線、私が乗ってきた男鹿ゆきの下り1121D列車は、天王から二駅先の脇本で秋田ゆきの上り1122D列車と交換します。その上りの1122Dこそが男鹿線最長編成の名物列車で、私はそれを撮影地で撮りたいと考えているのですが、列車が来るまでにはあと20分程度しか時間がありません σ(゚ー゚;)20プン…。地図を見ながら訪れる初めての撮影地、果たして間に合うかな・・・との不安があったものの ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、実際には駅からふつうに歩いても10分程度で目的地の川の土手へと到達することができました。な~んだ、近いじゃん♪ ε-(´∀`;)ホッ

0045.jpg

駅から西の方向へ歩くこと10分、
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
幅の広い川に架かる、
長いコンクリート橋のたもとにやってきました。
おや?白鳥さんだ・・・(=゚∇゚)ノチワッ。

私が撮影地に選んだのは、男鹿線屈指のお立ち台と言える、有名ポイントの八郎川橋梁 σ(゚ー゚*)タコハチロー? 。ちなみに橋梁名は八郎川となっていますが、流れる川は八郎潟からから日本海へと注ぐ、船越水道(馬場目川)です ( ̄。 ̄)ヘー。河口近くの広い川幅に架かる、長さ350メートルもの立派なコンクリート橋、ここならばどんなに長い編成でもスッキリと撮る事ができます (゚∀゚*)オオッ!!。むしろこの橋が長すぎて、列車の方の長さも過度に期待を与えてしまっている気がするのですが、男鹿線の通勤・通学列車はあくまでも「非電化ローカル線としては長い方」\_( ゚ロ゚) ココ重要!・・・と言うことを踏まえてご覧ください (^^;)ゞポリポリ。そんなお目当ての最長編成1122D列車は、私が撮影地に着いてから程なくして、向こう岸に姿を現しました (゚∀゚)オッ!。

0046.jpg

八郎川橋梁を悠然と渡り行くのは、
キハ40が5両も連なった、
男鹿線名物の1122D。
長い編成の列車が、
秋田へ向かう多くの通勤通学客を運びます。
▲16.8.3 男鹿線 船越-天王

5連のキハ40が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
ローカル線を走るキハ40は、たいてい単行か二両くらいが基本、長くても三両程度で運行されることが多いなか、この男鹿線の通勤通学時間帯に走る上りの1122Dは、なんと迫力のキハ40×5!
(´▽`*)キハキハキハキハキハ~♪ これはなかなか壮観な眺めではないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。そりゃ、首都圏の通勤電車などは15両編成なども珍しくないけれど、ここでは国鉄型ディーゼルカーのキハ40が5両も連なっているところがポイントで、ファンにとっては興奮モノなんです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。ひと昔前は男鹿線以外にも各地で見られた通勤・通学時の長編成キハですが、近年は少子化で通学する学生の数が減っていることもあり、地方で極端に長い編成というのはあまり見られなくなってしまいました。国鉄型キハで5連以上が見られるのは、今や男鹿線と山陰本線くらいでしょうか(他にもあるのかな?)σ(゚・゚*)ンー…。そしてこの男鹿線ですが、実は蓄電池方式の新形式車両・EV-E801系烏山線の「アキュム」のような車両ね)の導入が決定しており、来年の春にはその第一編成が運行を開始する予定となっています (・o・*)ホホゥ。そうなると、すぐにキハ40の全車が新型に置き換えられるということは無いと思いますが、順調に新型が増備されれば、このキハによる5連もいつまで見られるか分からず、撮れるときに撮っておきたい・・・σ(・∀・`)トリタイ…ということで、今夏の私は秋田まで足を伸ばして撮影に訪れたのです ( ´_ゝ`)フーン。ちなみに朝方で5連が運転されるのは、早朝6時台の1122Dのみ(あとは夕方の下り1137D)。それで私はなんとしても前日に秋田入りをし、当日の初発列車へと乗らねばならなかったのでした (´ω`)ナルヘソ。本来は晴れると朝方が順光になるハズのこの場所、曇り空で日差しに恵まれなかったのは残念だったけれど (・ε・`)チェ、お目当てのキハ40×5が記録できたことに満足しています (*`д´)=b OK牧場!。

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次の上り1124Dはキハ40×4。
川面にその姿を写して橋を渡ります。
あ、桁下に白鳥さんが入ってくれますた。
( ̄▽ ̄*)ア…。

最長の5連は先ほどの上り1122Dだけですが、通勤・通学時間帯の男鹿線はしばらく長い編成の列車が続くので、もう少し撮影を続けます (^_[◎]oパチリ。次にやってきた上り1124Dは4連。これでもローカル線としてはじゅうぶんに長い編成です (´▽`*)キハキハキハキハ~♪ 。そしてこのカットにたまたま写り込んでくれたのは、先ほどから川面を行ったり来たりしている一羽の白鳥さん ♪( ̄、 ̄ )===3 スイ♪。せっかくならば一枚くらい、列車と白鳥を絡められないかな・・・σ(゚・゚*)ンー…  なんて思っていると、やがて白鳥さんは川辺に上がり、羽繕いをし始めました (゚∀゚)オッ!。そのままの場所で動かなければ、アングル的になかなかいい位置です ソノママ(°∀°;)ソノママ…。そしてタイミングよくやってきたのは、下り列車の男鹿ゆき1123D・・・。

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川辺で静かに佇む白鳥さん、
その向こうで轟音を響かせるキハ40×4。
▲16.8.3 男鹿線 船越-天王(後追い)

撮り鉄ならぬ、「鳥鉄」ってか!? アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。白鳥さんと男鹿線のキハ40、思いがけず面白いコラボが撮れました (^_[◎]oパチリ。ただ、川辺に立つ白鳥さんは、水鳥らしい"おみ足"のたくましさに目が行きますね・・・(〃∇〃)キャッ♪。やはり白鳥は立ち姿よりも、水面を優雅に浮かぶ姿のほうが画になるように思います (^^;)ゞポリポリ。

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飛び去る白鳥さん、
デルモになってくれてありがとう♪
(=゚∇゚)ノ アリガ㌧♪

さて、上下何本かの列車を撮っているうち、最初に撮った5連の1122Dの頃に比べると徐々に空模様が好転してきて、40分後の1124D(三枚上の写真)では列車にこそ日が当たらなかったものの、背景は青空になりました (゚∀゚)オッ!。そして太陽方向に固まっていた雲も流れつつあり、このぶんならばさらに一時間後に来る次の1126Dでは、ウマく日が当たってくれるかも知れません σ(゚・゚*)ドーダロ…。ちなみにその1126Dは、朝方の通勤・通学に対応した長編成の最後の運用です。一本くらいはキレイに日の当たった状態でのキハを記録に残したいところですが、晴れたり陰ったりを繰り返すなかで現れた1126D。果たしてその結果はと言うと・・・(°_°;)ドキドキ

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眩しい日の光に照らされて、
夏空のもとを快走する男鹿線のキハ40×4。
やっと夏らしい一枚が撮れました。
▲16.8.3 男鹿線 船越-天王

オヒサマ、キター!キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!
ラストチャンスの4連を、なんとか晴れた状態で撮る事ができ
ました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。やっぱり明るい太陽の日差しを浴びた長編成の列車は一段と迫力が増して見え、さらには背景に写る雲の形も夏らしくていい感じです (σ´∀`)σイイジャン。この日差しがお目当ての5連でも欲しかったところではありますが、たとえ4連であれ、一枚でも日当り良好のバリ順で通勤・通学時間帯の男鹿線キハ40を記録に残せたことは、個人的に大きな収穫となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。小牛田での運転見合わせ、新幹線代の出費など、いろいろとあったけれど、やっぱり秋田まで来ることができてヨカッタよ・・・・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。朝方最後の4連運用が秋田へ向けて去ってゆくのを見送り、男鹿線の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。とりあえずこれで撮影の目的は達成したけれど、せっかくここまで来たのならば、久しぶりに男鹿線を終点まで乗って行こうと思います。

0052.jpg

八郎川橋梁での撮影を終えて、
天王駅へと戻ってきました。
通勤通学の時間帯が終わり、
ホームに入ってきたキハ40は、
ローカル線らしく短い二連

(´▽`*)キハキハ~♪

▲16.8.3 男鹿線 天王

6001.jpg

天王を出るとすぐに、
先ほどまで撮影していた八郎川橋梁を渡ります。
右の車窓から眺める水門の向こうは、
干拓によって陸地化されたことで知られる湖の
八郎潟です。
▲16.8.3 男鹿線 天王-船越(車窓から)

0054.jpg

近年は駅舎の簡素化が進むローカル線ですが、
脇本には昔ながらの立派な
木造駅舎が残されていました。
(゚∀゚)オッ!。
▲16.8.3 男鹿線 脇本(車窓から)

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田園が広がるのどかな里山を行く男鹿線。
(´ー`)マターリ。
同線は男鹿半島を走るも、
車窓から海はほとんど見えません。
▲16.8.3 男鹿線 脇本-羽立(前方の車窓から)

日本海に突き出た男鹿半島の南側を進む男鹿線ですが、車窓から海が望めるような景色のいい箇所はほとんどなく、のどかな里山の田園という地味な風景が続きます (´ー`)ノドカ…。でも、どこか半島特有の最果て感のような雰囲気が漂っているように感じられると、列車はまもなく終点の男鹿に到着です。

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天王から20分ほどで終点の男鹿に到着。
(・ω・)トーチャコ。
全線で26.6キロ、全9駅(追分〜男鹿)の男鹿線、
秋田からでも一時間程度で男鹿へ到達できます。
▲16.8.3 男鹿線 男鹿

天王0821-(男鹿1125D)-男鹿0840

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男鹿駅は開業時からの木造駅舎ですが、
数年前に「なまはげの訪れる古民家」をイメージし、
入口付近などをリニューアル。
外壁の一部には地元の寒風山で採掘される

男鹿石が使われています。
( ̄。 ̄)ヘー。
▲16.8.3 男鹿線 男鹿

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0058.jpg

そして男鹿と言えば何といっても、
伝統的な民俗行事の「なまはげ」。
(゚∀゚*)オオッ!!
駅舎内にはなまはげを紹介するコーナーが、
駅前にはなまはげの銅像が建っています。
「悪い子はいねがー」「泣ぐコはいねがー」。
ワルイゴイネガ-(▼皿▼) (▽皿▽)ナグゴハイネガー

私が男鹿を訪れるのは、乗り潰し目的で男鹿線の全線に乗って以来、20数年ぶりのこと (*´∀`)ノ゙オヒサ。そのときは同日中に乗り潰す予定をしていた秋田内陸縦貫鉄道(角館~鷹巣)との乗り継ぎ時間の関係から、男鹿に到着後はすぐに折り返して秋田へと戻らねばならず、次に来るときにはゆっくりと男鹿半島を巡ってみたいなぁ・・・σ(・∀・`)ナァ…なんて思いながら、男鹿を去ったものでした。しかし、二度目に訪れた今回も、残念ながら次なる別の目的が控えていることから、20年前と同様に乗ってきた列車ですぐに折り返す「トンボ帰り」です (・ω・`)ゞウーン。できればもう少し、ひとつの場所に時間を割いて滞在し、じっくりとその土地の魅力を味わうような「大人の旅」をすべきだとは思うのですが (´ω`)ソォネ、個人的にはせっかく秋田まで来たのならば観光するより、この機会に別の路線にも訪れて、乗りたい、撮りたい・・・と思ってしまうのは、鉄ちゃんの悲しい性でしょうか (^^;)ゞポリポリ。そんなワケで男鹿での滞在時間は、折り返す列車が発車するまでのわずか10分間 (゚∇゚;ノ)ノ ミジカッ!。駅前に建つ「なまはげ」像を撮り【◎】]ω・)パチッ!、駅舎内の「なまはげ」紹介ブースなどを眺めていたら φ(゚ー゚*) フムフム、すぐに列車の発車時刻となってしまいました。次にまた男鹿へ来る機会があれば、今度こそは・・・(ry

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男鹿から折り返し列車に乗り通して、
ふたたび秋田へ戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!。
スタイリッシュな秋田新幹線のE6系と並ぶ、
武骨な男鹿線のキハ40。
▲16.8.3 奥羽本線 秋田

男鹿0850-(男鹿1128D)-秋田0946

ほんのわずかな滞在で折り返し、男鹿から秋田へと戻ってきた私 (=゚ω゚)ノ タライマ!。なんとも慌ただしい男鹿線の乗り鉄でしたが、終点の男鹿まで行ったのはあくまでもオマケのようなもの (゚ー゚*)オマケ…。私にとって今回の男鹿線訪問でいちばんの目的は、朝に運転される通勤通学対応の長編成キハを八郎川橋梁にて撮ることであり【◎】]ω・´)パチッ!、その目的を無事に達成できたことには満足しています ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。それにしても、丸一日かけて東京から鈍行列車を乗り継ぎ、しかも結果的には秋田新幹線という余計な出費を払ってまで、わざわざ私が秋田へとやってきたのは、この男鹿線のキハ40を撮ることだけが目的なのか・・・?σ(゚・゚*)ンー…。いやいや、男鹿線のキハ40はまだ旅の序章に過ぎません。実は今旅における真の目的はというと・・・エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?


・・・続きます。

ONE-shot 222 ひまわり畑にて。

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PICK UP ONE-shot 222 ひまわり畑にて。

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みんなでカメラに向かってハイチーズ
(^_[◎]oパチリ
・・・って、一人だけタイミングが合わずに、
そっぽ向いちゃっている集合写真って、
小学生の頃にあったよね~(笑)。
 
 
いっせいに太陽の方を向く、
夏の花、ヒマワリ。
でもよく見ると、
横を向いているヒマワリくんが・・・
( ̄▽ ̄*)ア…。
(探してみてね♪)
 
後ろを走るキハが気になっちゃったのかな?
 (´艸`*)
 
 
16.8.13 烏山線 滝-小塙
 
 
今回の「ONE-shot」は長ったらしい旅行記の合間の、
ちょっとしたブレイクです♪ 
 
 
 
 
 
オマケで、も一枚・・・
 
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ヒマワリ畑を走るキハ(ディーゼルカー)が撮りたくて訪れた、
栃木の非電化ローカル線、烏山線。
 
こちらは最初にアングルを模索しているなかでやってきた、
ツートン+タラコの国鉄色コンビです
(゚∀゚)オッ!。
できればコッチの色のキハを
もっとウマくヒマワリと絡めて撮りたかったところですが、
この編成が動いたのは朝運用だけで、
日中は車庫に引っ込んじゃった・・・
(・ε・`)チェ。
 
でもこの画、撮った直後のプレビューでは
なんだか花がヒマワリっぽく見えないな・・・なんて
イマイチに思ったけれど、
いま見返すと、意外と悪くない・・・かも
σ(゚・゚*)ンー…。

夏休み02・・・583系「ねぶたまつり」号 乗車記

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2016.08.02~05
夏休み02
らっせーらー!らっせーらー!!
特急「ねぶたまつり」号 乗車記
 
  

前回からの続きです。
(スミマセン、あいかわらず今回も長ったらしい記事となっていますので、時間のあるときにゆっくりとお読みいただくか、本文をすっ飛ばして写真とキャプションで大体の流れを掴んでいただけたらと思いますm(_ _)m。もしくは写真を見ていただくだけでも嬉しいです♪)

夏の休暇を利用した鉄道旅、今夏の私は東北地方を巡っています イクゼ(/*´∀`)o トーホク♪ 。安価な普通列車専用のフリーきっぷ「東日本&北海道パス」を使ったセコい鈍行旅を企てるも (´艸`*)オットク~♪、旅の初日早々に東北地方を襲った局地的な大雨の影響で、乗る予定だった東北本線の普通列車が仙台近郊の小牛田(こごた)で運転を見合わせるという予想外のアクシデントに見舞われてしまい Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?、結局は仙台から新幹線を使うハメに・・・(´д`;)トホホ…。新幹線には乗ることができない「東日本&北海道パス」、あらためて買うことになった乗車券と新幹線特急券はかなりイタい出費となってしまいましたが (・ε・`)シャーナイネ、大雨の影響を受けなかった新幹線により、どうにか初日の夜に目的地の秋田へと到達することができました (・ω・)トーチャコ。そして一泊したのちに迎えた二日目の朝は、秋田市の追分と男鹿半島の男鹿を結ぶ、非電化ローカル線の男鹿線を訪れ (゚ー゚*)オガセソ、朝の通勤・通学時間帯に設定されている同線の名物、長編成のディーゼル列車を撮影 (^_[◎]oパチリ。お目当てだったキハ40の5両編成に加え、白鳥という珍客(?)も現れて、天候状態はビミョーだったものの、まずまずの成果を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。その後、男鹿線を終点の男鹿まで往復し、再び秋田へと戻ってきた私。さて次に私が向かうのは・・・? (゚ー゚*)ドコ?

乗ってきた男鹿線の列車を降り、秋田駅の構内で待つことしばし。やがてホームに入ってきたのは、大きな前面窓が特徴のこの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。

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秋田のホームで発車を待つのは、
ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を
組み合わせた駆動システムの、
ハイブリッド気動車・HB-E300系。
列車名は「リゾートしらかみ3号」です。
(´▽`*)リゾシラ♪。
▲16.8.3 奥羽本線 秋田

りぞしら、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!
そう、私が次に乗るのは、秋田と青森の両県にまたがる日本海沿いのローカル線・五能(ごのう)線を走り、その大きな窓から雄大な海景色が眺められるという、クルージング式・観光列車の草分け的存在、快速「リゾートしらかみ」号です (゚∀゚*)オオッ!!。撮り鉄だけでなく乗り鉄も楽しみたいと考えている今旅、ここからはこのリゾート列車に揺られて、きれいな五能線の車窓風景をのんびりと味わい、日頃の仕事疲れを私なりに癒したいと思います ヽ(´▽`)ノワーイ♪。これぞ夏休みの正しい過ごし方・・・か? (´ー`)マターリ。

秋田を定刻に発車した「リゾートしらかみ3号」は、しばらく奥羽本線を下り、途中の東能代(ひがしのしろ)から五能線へと入りました。

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「リゾートしらかみ3号」の始発駅は秋田ですが、
五能線の起点は奥羽本線と分岐する東能代。
列車はここで進行方向を変えて五能線に入ります。
▲16.8.3 奥羽本線 東能代

五能線は秋田県にある奥羽本線の東能代から、能代(のしろ)、岩館(いわだて)、深浦、鯵ヶ沢(あじがさわ)、五所川原(ごしょがわら)などの各駅を経て、青森県の川部(かわべ)で再び奥羽本線に合流する、全長147.2キロにもおよぶ非電化ローカル線です (・o・*)ホホゥ。なんといっても五能線といえば、日本海の海岸沿いを長い距離に渡って走る風光明媚なロケーションが最大の魅力で、とくに奇岩が海岸に立ち並ぶ深浦あたりの景色は日本屈指の鉄道風景とも賞されます (゚∀゚*)オオッ!!。そんな五能線で運転されている観光列車が、いま私の乗っている「リゾートしらかみ」。同車の大きな窓からは、その美しい車窓風景を余すところなく楽しむことができます (´▽`*)キレイ♪。ちなみに、「リゾートしらかみ」は全車指定席ではあるものの、特急列車ではなく快速列車なので、普通乗車券(「東日本&北海道パス」や「青春18きっぷ」などの格安きっぷも含む)のほかに、520円の座席指定券を加えるだけで乗車が可能なオトク列車です (´艸`*)オットク~♪。

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東能代から約一時間の岩館を出ると、
車窓の左手には日本海の海景色が広がります。
天気もよく、素晴らしい眺め♪
(´▽`*)イイテンキ♪
▲16.8.3 五能線 岩館-大間越(車窓から)

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車窓に青い海を眺めながら、
お昼ゴハンをいただくことにしましょう
≠( ̄
~ ̄ )モグモグ
乗車前に買ってきたのは秋田の駅弁、
「海三昧(¥880)」。
あきたこまち米を使った味付ご飯の上に、
焼きホタテやいくらの醤油漬け、
タコのしょっつる煮、しそわかめ、
ちりめんじゃこなどを乗せた、
海鮮丼のような楽しいお弁当です (゚д゚)ウマー!。
☆☆☆・・

ところで、この「リゾートしらかみ」ですが、私は過去に何度か乗っており、拙ブログで乗車記をご紹介したこともあります(2011年11月の記事、「五能線 「リゾートしらかみ」乗車記」を参照)。同じ路線でも季節ごとに車窓風景は変化し、何度乗っても楽しめる「リゾートしらかみ」ではあるけれど、ここであらためて以前と同じような乗車記をお伝えすることは無いし σ(゚・゚*)ンー…、ただでさえ「長ったらしい」とご指摘を受けることが多い拙ブログの旅行記 ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ナガイワ!、乗車時間が実に5時間にもおよぶ「リゾートしらかみ」のレポートをずっとし続けると、なかなか今旅の「本題」にたどり着けません ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。なので、今回は粗雑な扱いで恐縮ながら、「リゾートしらかみ」の部分は簡潔に済ませたいと思います m(_ _)m スンマソン。そう、実はこの日いちばんのメインイベントは、「リゾートしらかみ」に乗ることではないのです。ぶっちゃけ「リゾしら」は、夕方までの時間つぶしと言ったところ・・・かな? (^^;)ゞポリポリ

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深浦を出た「リゾートしらかみ」は、
五能線随一の絶景ポイントに差し掛かります。
日本海の荒波に削られた奇岩の数々は、
いつ見ても迫力満点!
w(゚o゚*)w オオー!!!
▲16.8.3 五能線 深浦-広戸(車窓から)

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途中の鯵ヶ沢と五所川原の間では、
車内で津軽三味線の演奏が行なわれます。
心地よい三味線の音色に耳を傾けながら、
流れゆく津軽の車窓風景を眺めるのもまた、
「リゾートしらかみ」ならではの楽しみ方

ベンベンベン ( ̄∀ ̄ 3)
ベンベンベン…

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沿線最大の街、五所川原を出ると、
「リゾートしらかみ」の旅も残りわずか。
このあたりからは晴れていると車窓の右手に
津軽のシンボル・岩木山の姿が見えるハズなのですが・・・
残念ながら今日は雲隠れ (≡"≡;*)モヤモヤ…。
沿岸は晴れていたのに、内陸の方は雲が多めです。
▲16.8.3 五能線 鶴泊-板柳(車窓から)

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秋田を発車して実に5時間、
五能線を走り続けてきた「リゾートしらかみ」は、
再び奥羽本線と合流する駅、青森県の川部に到着。
(・ω・)トーチャコ。
同列車はこのあと奥羽本線の上りへ乗り入れて
最終的に弘前まで行きますが、私はこの川部で降ります。
▲16.8.3 奥羽本線 川部

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川部では弘前ゆきの「リゾしら」とは反対の方向へ進む、
奥羽本線の青森ゆき下り普通列車(右)に乗り換えます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o 。
▲16.8.3 奥羽本線 川部

五能線ならではの雄大な海景色を長い時間に渡って車窓から楽しんだ私は、五能線と奥羽本線が接続する川部で「リゾートしらかみ」を降り、そこから奥羽本線の下り普通列車に乗り換えました ノリカエ…((((o* ̄-)o 。まだ帰宅ラッシュには早い午後4時前だと言うのに、けっこう混雑している青森ゆきの普通列車。あたりを見回せば車内には浴衣や法被などを纏った、にぎやかな衣装の方があちこちに目立ちます (=゚ω゚=*)ンン!?。というのも今日を含めたここ数日、終点の青森では夜に「大きなお祭り」が催されており、夕方のこの列車が混雑しているのは、そのお祭りへ向かう方々が大勢乗っているためです σ(゚ー゚*)オマツリ?。そして何を隠そう、実は私の今旅におけるいちばんの目的も、そのお祭りを見に行くことに他なりません。盛夏の時期に青森で行なわれる「大きなお祭り」といえば・・・σ(゚・゚*)ンー…もう多くの方がご存知、かの有名な「ねぶた祭り」です!(゚∀゚*)オオッ!!

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混んでいた車内で立って過ごし、
川部から50分で終点の青森に到着

私が青森駅を訪れるのは
昨年夏休みの北海道帰りに通って以来、
ちょうど一年ぶりです。
(=゚ω゚)ノ オヒサ!。
▲16.8.3 奥羽本線 青森

秋田1040-(リゾートしらかみ3号)-川部1533~1538-(奥羽661M)-青森1623

ねぶた祭り(青森ねぶた祭)」は、「ねぶた」と呼ばれる武者などを模した人型の大きな燈籠が山車となって街なかを練り歩き、そのまわりで「はねと」と呼ばれる踊り子たちが場を盛り上げる、青森地域の歴史深い伝統的な夏祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています (・o・*)ホホゥ。開催は毎年、曜日に関係なく8月の2日から7日までの6日間で、期間中には観光客が300万人も訪れるという人気ぶり。青森の夏は「ねぶたの夏」と言っても過言ではないほど、街中が熱気に包まれるのだそうです マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。そんなねぶた祭りを、かねてから一度は現地でじかに見てみたいと思っていた私 σ(・∀・*)ミタイ。しかし、一昨年の急行「はまなす」撮影&竜飛岬観光、そして昨年の北海道帰りに立ち寄った奥津軽いまべつ駅見学と、ここ数年は夏休みに青森近辺を訪れることが多かったものの イクゼ(/*´∀`)o トーホク♪、どうしても私の休暇がねぶた祭りの開催日と合わず、一昨年も、昨年も、開催を告知するポスターを青森駅前で指をくわえて眺めるのみでした (・ε・`)チェ。でも、今年は仕事の関係で休暇の取得日が例年よりも少しだけ遅くなり、ウマくねぶた祭りの日程と合わせることができたのです (゚∀゚*)オオッ!!。今夏の旅先にまたもや青森を選んだのには、そんな理由があったからでした (´ω`)ナルヘソ。そして「リゾートしらかみ」に乗車して車窓を楽しむという、乗り鉄らしい時間の潰し方(?)をし、夕方のいい頃合いに青森へとやってきた私 (・ω・)トーチャコ。初めて見ることになるねぶた祭りは、観覧できる場所や混雑具合などがよくわからず σ(゚・゚*)ンー…、少し時間に余裕を持って会場付近に到着しましたが、開催日のなかでも平日にあたるこの日は私が思っていたほどの混雑ではなく、沿道からでもじゅうぶんに「ねぶた」の練り歩きを見ることができそうです ε-(´∀`*)ホッ。さあ、私にとって三年越しの念願が叶った、ねぶた祭り見物。青森の夏の夜に浮かび上がった「ねぶた」の舞いを、ご覧ください・・・。

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日暮れを迎えたころ、

会場となる青森駅近くの新町通りに、
灯りを点した「ねぶた」が姿を現しました!
ドキキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪
この時点ではまだスタンバイですが、
合図の花火が打ちあがると、
大きな太鼓の音が響き、
一斉に「ねぶた」の練り歩きが始まります。
w(*゚o゚*)wオオーッ!。

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三国志・虎牢関「関羽と呂布」
(さんごくし・ころうかん「かんうとりょふ」)

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茨木童子と渡辺綱
(いばらぎどうじとわたなべのつな)

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海神と山幸彦
(わだつみとやまさちひこ)

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蝦夷ヶ島 夷酋と九郎義経
(えぞがしま いしゅうとくろうよしつね)
この作品が今年の「ねぶた大賞」受賞作です。

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素戔嗚尊八岐大蛇退治
(すさのおのみことやまたのおろちたいじ)

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箭根森八幡
(やのねもりはちまん)

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企業スポンサーなどが付く「大型ねぶた」に対して、
地域の有志で参加する「担ぎねぶた」の数々。
こちらもメインの大型ねぶたに負けない迫力があります。
(゚Д゚*)スゲー!!。

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さらには、こんなカワイイ「子供ねぶた」も出陣。
(´▽`*)カワユス♪
新城小学校ってことは、
奥羽線の津軽新城駅近くにある小学校かな?

らっせらー!らっせらー!!ラセラー♪ ヘ(゚ω゚ヘ)三(ノ ゚ω゚)ノ ラセラー♪(「ねぶた」のまわりで踊る「はねと」の掛け声)。いや~、これはスゴイ!スゴいぞ!ねぶたまつり!! (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。巨大な「ねぶた」が躍動する圧巻のド迫力に、感動!興奮!!大熱狂!!!ε-(°ω°*)ムフーッ!!。鉄道以外の撮影ではあまりのめり込むことがない私ですが、思わず沿道から身を乗り出してカメラのシャッターを切りまくり パシャ パシャ Σ【◎】]ω・´)パシャ パシャ。はじめはビール片手に軽~い記録程度のつもりだったのに、いつしかねぶた祭りの熱い世界にすっかり引き込まれてしまいました (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そんな「ねぶた」の魅力が、私の拙いウデの写真で、少しでも伝わると嬉しいです。初めてのねぶた祭り見物、うん大満足!(´w`*)マンゾク♪

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ねぶた祭りを満喫し、
祭りの興奮が冷めやらぬなか、
今度は舌の方でも青森の魅力を味わいます。
鮪やヒラメ、イカ、赤エビなどの魚介類を
お寿司でいただきました

シースー(゚д゚)ウマー!。
お酒はまずビールでのどを潤し、
その後に地酒の田酒(でんしゅ)を少々・・・。

さて、「ねぶた」の練り歩きはまだ続いていますが、私はひと足早く見物を切り上げて会場をあとにし、祭りの終了で混み合う前に居酒屋で寿司なんぞを摘みながらちょいと地酒を一杯 (~▽~*)ウィッ。そして私にはさらに、この日の青森でもう一カ所、できれば寄りたいと思っていた場所がありました (゚ー゚*)ドコ?。でも時刻はすでに夜の9時過ぎ。こんな時間にいったいどこへ行くのかというと・・・居酒屋を出たのち、青森駅から線路沿いをしばらく歩いてやってきたのは ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、ねぶた祭りのお囃子がだいぶ遠くに離れたところにある、市街地外れの跨線橋 (゚.゚*)コセンキャウ?。ここが私の訪れたかった目的地であり、その跨線橋に上がってみると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?

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祭りの見物後に
青森駅から歩いてやってきた跨線橋。
おや?その橋の下に見えるのは、
ひょっとして・・・(*゚0゚)ハッ!!

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ヤードの照明に浮かび上がった583系が、
跨線橋の真下でテールランプを灯し、
静かに佇んでいました。
▲16.8.3 盛岡車両センター青森派出所
(旧・青森車両センター)

ゴッパーサン、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!
なんとそこにいたのは、拙ブログでもちょくちょくご紹介していてお馴染み(?)の、国鉄寝台特急型車両・583系じゃありませんか!w(*゚o゚*)wオオーッ!。なぜこんなところに貴重な583系が、しかもテールランプやヘッドマークの灯りを点けた通電状態で停まっているのかというと ┐(°o°)┌ ホワイ?、この跨線橋の下に広がるのはJR東日本の車両基地である、盛岡車両センター青森派出所(旧・青森車両センター)で、現在ではおもに奥羽本線や津軽線などで使用される車両が留置される施設なのです (・o・*)ホホゥ。ちなみに、ほんの数年前までの同所は、青函トンネルを通っていた在来線の特急「スーパー白鳥」や「白鳥」、急行「はまなす」の本州側の基地を担い、さらには青森発着の寝台特急「あけぼの」や「日本海」などに使われるブルートレイン客車も所属するなど、かつては様々な車両で賑わいを見せていましたが、北海道新幹線が開業した今ではそれらの車両がみんな去ってしまい、広い構内はだいぶ寂しい状態となってしまいました (´・ω・`)ショボン。そんな車両基地にぽつんと佇んでいる一本の583系、実はここ数日の同車は先ほどまで私が熱狂していた、ねぶた祭りを訪れる観客輸送の臨時列車に充てられていて、祭りが始まる前の夕方に青森へ到着してから、祭りが終わって青森を発車するまでの間、この車両基地にしばらく留置されているのです (・w・*)ナルヘソ。場内での停車位置がどのあたりなのか、はたして跨線橋から撮れるのかなど、不確かなところも多かったのですが σ(゚・゚*)ンー…、ためしにこの場所を訪れてみたところ、ラッキーにもちょうど撮りやすい位置に583系は停まっていてくれました
(´¬`)ラキー♪。

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斜め上から583系の端正なお顔をアップで。
(^_[◎]oパチリ。
ボンネット上の運転席まわりが青く塗られている、
その特徴がよく分かる角度ですね。

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さらに引いてもう一枚。
(^_[◎]oパチリ。
無数の線路が並ぶなか、ひとり出番を待つ583系。
背景の照明塔が夜の車両基地らしさを表しており、
583系に合う実にいい雰囲気です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
それにしても旧・青森車両センター
(青森運転所と呼んだ方が馴染みのある方も多いかな?)、
寂しくなったもんだなぁ・・・(´・ω・`)ショボン。

おそらく私以外にも、ここへ何人かの同業者が留置中の583系を撮りに訪れたのではないかと思われますが、私がいたこの時間には誰もおらず (・ω・)ポツン、大好きな583系を独り占め状態 (´▽`*)ゴッパーサソLOVE♡。まるで真夏の夜の夢と言った感じの贅沢なひと時に、じっくりと心ゆくまで撮影を楽しみます (^_[◎]oパチリ。・・・とは言っても、アングルが限られる跨線橋上での撮影ですから、実際にはそれほど時間をかけず、あまり画に変化のないカットを数枚だけ撮って満足し、私は来た道を青森駅へと戻りました モドロ…((((o* ̄-)o 。ねぶた祭り見物と583系の撮影を堪能した青森の夜 ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪、このあとは駅近くの宿にチェックイン・・・(´w`*)ドツカレ… といきたいところですが、実は今夜の宿泊地は青森ではないのです ( ̄△ ̄;)エ?。何せこのねぶた祭りの時期の青森はどこの宿も満室。たとえ空いていたとしても、宿泊料金の設定が高すぎて泊まれやしません(ふだんの4~5倍に跳ね上がるとか・・・)(ヾノ・∀・`)ムリムリ。夜10時をまわった青森、だいぶ夜も更けてきましたが、私はここからふたたび列車で移動したいと思います (*・o・)ノ Go!。

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お祭り終了後の青森駅の発車案内板には
「ねぶたモーリー」や「はねと号」、
さらには特急「ねぶたまつり」など、
ねぶた祭りにちなんだ臨時列車の愛称が並びます。
(゚∀゚)オッ!。

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こちらが発車案内板に表示されていた、
青い森鉄道の「ねぶたモーリー」(右)と、
奥羽本線の「はねと号」(左)ですが、
とくにヘッドマークなどの装飾はありません・・・。
(・ε・*)ツマンナイノ。
背景の橋は青森港に架かる、青森ベイブリッジ。
▲16.8.3 奥羽本線 青森

ねぶた祭りが行われている期間中はお祭りに合わせて、夜の遅い時間帯でも数多くの臨時列車が設定されており、青森駅の発車案内板を見ると (「゚ー゚)ドレドレ、青森県内の野辺地(のへじ)や弘前へ向かう普通列車に加え、なかには秋田まで行く特急列車の表示も確認できます (・o・*)ホホゥ。その秋田ゆきの臨時特急「ねぶたまつり2号」こそ、私がこれから乗る列車であり σ(゚ー゚*)ネブタマツリ…、ここまでの話の流れでピンときた方も多いと思われますが、同列車に使用される車両は・・・(*゚0゚)ハッ!! そう何を隠そう、あの車両基地で待機していた583系なのです! w(*゚o゚*)wオオーッ!!

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先ほどの車両基地から回送され、
青森駅のホームに入線した583系。
この列車は秋田ゆきの臨時特

「ねぶたまつり2号」です。
▲16.8.3 奥羽本線 青森

ゴッパーサン、キタ─.。.:*・(゚∀゚)゚・*:.。.-ッ!!
夜の青森駅で発車を待つ583系の姿は、まるで青函連絡船と接続していた国鉄時代にタイムスリップしたような情景ではありませんか (´∀`*)イイネ~♪。かつては青森を発着していた寝台特急「ゆうづる」や「はくつる」、その間合いの昼行特急「はつかり」や「みちのく」など、昼夜を問わずに特急列車として活躍した583系ですが (ノ∀`)ナツカシス、夜行列車の衰退や車両自体の老朽化といった理由から退役が相次ぎ、現在に残された同系は秋田の車両センターに所属する一本(秋アキ・N1/N2編成)のみ。それゆえにファンの高い注目を集めることとなっています (☆∀☆)キラーン☆。そんな同編成は定期運用を持たず、現在はおもに臨時列車や団体列車用として使われ、とくに最近では旅行会社が企画する事前募集制のツアー列車(団体列車)で運転されるケースが目立ちます。私がちょくちょく首都圏近郊で撮影する583系は、大半がそのツアー列車の類い ( ̄。 ̄)ヘー。それに対して、ふつうに駅の窓口できっぷ(乗車券や指定券・特急券など)を買って乗れる一般の臨時列車(いわゆる多客臨)で583系が運転されることはあまり多くなく、私のような団体ツアーよりも個人旅を好む者にとっては、なかなか同編成へ乗る機会に恵まれませんでした σ(・ω・`)ウーン…。しかし、ねぶた祭りの開催に合わせ、毎年恒例で583系が運用される「ねぶたまつり」号は、ツアー列車でなく一般の臨時列車 (゚∀゚)オッ!。しかも栄えある特急列車としての運転です (゚∀゚*)オオッ!!。先述したねぶた祭りの見学と同様、例年の私は休暇の日程が合わずに、乗ることも撮ることもできなかった583系の臨時特急「ねぶたまつり」でしたが、今年は乗車できるチャンスが巡ってきました。
私はこの機会にぜひとも583系の乗り心地を味わいたいと思い、今夏の旅程に特急「ねぶたまつり」の乗車プランを組み込んだのでした (´ω`)ナルヘソ。ちなみに特急列車の「ねぶたまつり」には、私が手にする「東日本&北海道パス」で乗ることはできませんので、あらためて利用区間の乗車券と特急券を購入しています (*・∀・)⊃[キップ]。不測の事態で乗ることになった秋田新幹線とは違い、名車の583系に乗れるのならば、この出費はまったく無駄ではありません。

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かつての寝台特急に思いを馳せて、
青森駅の駅名標とともに・・・。

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夜の青森を発つ臨時列車へ、
旅人がひとり、乗り込みました。

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ホームの灯りに照らされて、
艶やかに浮かぶ、583系の青い帯。
側面に掲げられた二つの☆は
三段式電車寝台を表します。

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車内へ入ると、
そこには幅の広いボックスシートが、
ズラリと並びます。
青いモケットがまた懐かしい・・・。

胸を躍らせて、さっそく583系の車内に足を踏み入れると ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪、そこに並んでいたのは昭和の香りを色濃く残す、なんともレトロなスタイルのボックスシート (≧∇≦)シブイッ!。あれ?ベッドのある寝台列車じゃないの・・・? (゚ー゚?)アリ? と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、583系は寝台と座席が用途によって転換できる兼用構造となっていて、今回の特急「ねぶたまつり」は寝台特急ではなく座席特急としての運転です (・∀・`)ナーンダ。できることならば私としても寝台列車としての583系に乗って、このまま車中で一夜を明かしたいところですが、残念ながらそこまでの贅沢な願いは叶いませんでした。やっぱり寝台の583系を体験するには、ツアー列車に申し込まなくては無理かな・・・ (・・`)ゞウーン。それでも、この幅の広い特徴的なボックスシートは、特急「はつかり」などの現役時代を知る者としてとても懐かしく、これに座れるだけでも私としては興奮モノです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。

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一見、窮屈そうに見えるボックスシートですが、
その幅は1,060mm、シートピッチは余裕の1,970mm!
w(゚o゚*)w オオー!!
リクライニング機構は無いものの、
角度のついた深い背ずりと合わせて、
ゆったりと寛ぐことができます。
(´ー`)ユターリ。
ちなみに寝台仕様時には、
この向かい合わせの二席(4人分)を使って、
一人用の下段のベッドとなります。
( ̄。 ̄)ヘー。

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そしてふと上を見上げると、
荷棚上の高い天井部に収納されているのは
中段と上段のベッド。
(゚o゚)オッ!。
寝台仕様時には座席部の下段と合わせて
三段ベッド構造となります。
( ̄。 ̄)ヘー。

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参考までに、
これは以前に急行「きたぐに」で乗った、
寝台仕様の583系車内。
ベッドは上・中・下の三段。
これがまた狭いんだ(笑)

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車端部には寝台列車用車両らしく、
広めの洗面台が二基、備えられています。
(お手洗いも二室装備)。

列車の構成は自由席車2両(1、2号車)、指定席車4両(3~6号車)の6両編成。自由席の状況は解りませんが、私の席が指定された5号車はガラっガラで、乗客の姿はまばら ( ̄  ̄;)ガラガラ…。これは喜んでいいものかどうか解らないけれど、贅沢にも広いボックスシートをひとりで占有です ヽ(´∀`*)ノ ラックチーン♪。やはりいくら観光客の多いねぶた祭りでも、青森を22時半に発車する特急列車を利用される方は少ないのかもしれませんね。弘前までの臨時列車ならば、特急料金がかからない普通列車の「はねと号」が先行して運転されているし・・・(´ω`)ナルヘソ。そして意外にも583系目的の同業者(鉄ちゃん)も少なめで、同じ号車の車内で一見してお仲間だとわかるのは (*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ、私の後ろの座席でいそいそと車内放送を録音している青年くらい・・・かな?(笑)。そんな乗車状況で、特急「ねぶたまつり2号」は定刻の22時27分、ゆっくりと青森をあとにしました m9(`・ω・´)シュパーツ!。

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静かに扉が閉まり、出発進行。
この折り戸も583系の特徴のひとつです。

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車窓に通過駅の灯りを流し、
夜の奥羽本線をひた走る583系。
この雰囲気はかつての夜行急行
「津軽」を彷佛とさせます。
(*´ω`*)ナツカシス。
このカットは懐かしさを誇張したお遊びで、
モノクロモードにしてみました。

久しぶりに味わう、国鉄特急型らしい重みのある力強い走り 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。私が583系に乗るのは、今から6年前の2010年に同系最後の定期列車として残っていた、北陸本線の急行「きたぐに」の寝台に大阪から富山まで乗って以来のこと。そして座席特急としての583系となると、98年に盛岡から八戸まで乗った東北本線の特急「はつかり」以来、18年ぶりのこととなります (ノ∀`)ナツカシス。余談ながらこの八戸まで583系の「はつかり」に乗ったあと、私は八戸線を終点の久慈(くじ)まで乗り通して、JRの全線完乗を達成したんですよね・・・。「ねぶたまつり2号」の車窓は夜であまり風景が見えないこともあり、私はそんな思い出を583系に揺られながら振り返っていました (´ー`)シミジミ。

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写真にはぜんぜん乗客の姿が見えませんが、
貸切列車と言うワケではありません。
向こうのボックス席には
若い女性のグループがいらっしゃいました。
この客層を見ると、
鉄ちゃん向けのイベント運行ではなく、
一般の臨時列車らしい自然さが感じられます(笑)。

列車は青森から50分ほど走り、23時過ぎに弘前へ停車 (゚ー゚*)ヒロサキ。ここで後ろの録音青年を含む数人が下車し |…λλλ、代わりに同じくらいの数の客が同駅から乗ってきました |λλλ…。こんな時間に弘前から秋田ゆきの臨時特急へ乗る客がいるのは私のなかでちょっと意外でしたが σ(゚・゚*)ンー…、実はこの日は弘前でもねぷた祭りが催されていて、乗ってきたのはその観光客なのかも知れません ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。青森県内の各地で行なわれるねぶた祭りは、地域によってそれぞれに特色があり、先ほど私が青森市内で見た「青森ねぶた」、そしてこの弘前で開かれる「弘前ねぷた」(「ね""た」ではなく、「ね""た」ね)(゚ー゚*)プ、さらには昼過ぎに五能線の「リゾートしらかみ」で通った五所川原の「立佞武多(たちねぷた)」などが有名なところ(その他の地域にも多数あり)。今旅の私は青森ねぶたを見に行きましたが、機会があれば弘前や五所川原のねぷた祭りも見てみたいですね σ(・∀・*)ミタイ

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途中の弘前で「ねぶたまつり2号」は7分停車。
反対のホームへ回って編成写真を撮る余裕がありました。
(^_[◎]oパチリ 。
サクッと撮って、ふたたび車内へ戻ります。
▲16.8.3 奥羽本線 弘前

さて、秋田ゆきの臨時特急「ねぶたまつり2号」に乗っている私ですが、このまま終点まで乗り通すのかと言うと、そうではありません ( ̄△ ̄;)エ?。いや、ホントは秋田までずっと乗りたかったところなのですが、前記事でもちょろっと触れたように、この日から秋田では伝統の夏祭り「竿燈(かんとう)祭り」が行なわれていて σ(゚ー゚*)カントー?、ねぶた祭りの青森と同様、秋田の宿がいっさい空いていなかったのです (ヾノ・∀・`)㍉㍉。青森のねぶた、弘前のねぷた、秋田の竿燈・・・と、夏の東北はお祭りだらけ ワッショイ♪ ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノ ワッショイ♪。そんななかでこの特急「ねぶたまつり」の停車駅で唯一、私が泊まれる宿を取れたのは、青森と秋田の県境近くに位置する大館(おおだて)でした (゚ー゚*)オーダテ。583系は漆黒の闇に包まれた県境の矢立峠を越え、日付が変わる直前の23時52分、大館に到着 (・ω・)トーチャコ。

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終点の秋田まで乗りたかった
583系の「ねぶたまつり2号」ですが、
私は大館で下車します・・・。
(・ε・`)シャーナイネ。

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大館をあとにして、
秋田へ向かう「ねぶたまつり2号」。
ちなみに同列車が終点の秋田に到着するのは
午前1時25分です。
▲16.8.3 奥羽本線 大館

青森2227-(奥羽本線 特急ねぶたまつり2号)-大館2352

後ろ髪を引かれながら大館で下車し、ホームにて見送る583系の赤いテールランプ・・・サイナラ~(´・ω・)ノ~~~。。それでも、青森から大館までの一時間半も583系の特急列車に乗ることができ、しかも本来は四人がけのボックスシートをひとりで独占して、その懐かしい走りを存分に味わうことができたのですから、もうじゅうぶんに満足です マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。こんな貴重な乗車経験ができるなんて、はるばる青森まで来てホントによかったなぁ ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。・・・って、あれ?今旅の私の目的は、ねぶた祭りを見ること?それとも「ねぶたまつり」号に乗ること? σ(゚・゚*)ンー…。はたしてどっちがメインだったのでしょうね(笑)。

 

 

8月4日(木)

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翌朝の大館駅。
大館には奥羽本線のほか、
同駅と岩手県の盛岡
(路線区間は好摩まで)を結ぶ、
花輪線が発着しています。
▲16.8.4 奥羽本線 大館

秋田県の大館で迎えた三日目の朝 ('-'*)オハロ♪ 。前夜は特急「ねぶたまつり2号」で大館に着いたのが23時52分。その後、ホテルにチェックインし、眠りについたのは午前1時過ぎでした ZZZzz…⊂(-ω-`⊂⌒`つ(ちょうど「ねぶたまつり2号」が秋田に終着する頃かな?)。翌朝は起きることができたら大館7時07分発か、8時05分発の列車に、もし起きられなかったら10時36分発に乗ろう・・・なんて考えていましたが、朝6時に掛けた目覚ましを無意識で止めて、起きたのは7時半 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。急げば8時の列車には間に合うけれど、私はもう10時半の列車に乗ることを決め、ホテルの無料の朝食を食べてゆっくりと駅へ向かいました ダラダラ…ε~ε~ε~(((;´∀`)。ちなみに7時、8時ときて、次が10時半まで列車の間隔が空くのは、朝の通学時間帯を重視した地方の列車では、よくあることです ( ´_ゝ`)フーン。

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大館の駅前に佇むのは、忠犬ハチ公。
▽・ェ・▽ コンニチワン♪。
ハチ公の像というと、
東京の渋谷駅前のものが有名ですが、
秋田犬であるハチ公のふるさとはここ大館で、
大館の駅前にもハチ公の像が建てられているのです。
(余談ながら某黄色いJリーグチームのマスコットキャラも秋田犬で、
サポとしてはこの像に手を合わせずにはいられません・・・^^;)

そんなゆるゆるの出発となったこの日の目的はというと、昨夜に乗車した583系の臨時特急「ねぶたまつり」の走行シーンを奥羽本線の沿線で撮ること (゚∀゚*)オオッ!!。もちろん、私が乗った青森から秋田への上り「ねぶたまつり2号」は深夜時間帯の運転ですから、撮影の狙いとなるのは明るいうちに秋田から青森へと向かって走る、下りの「ねぶたまつり1号」です (゚ー゚*)イチゴー。もし早起きできれば、お目当ての「ねぶたまつり」の前に何カ所かの撮影地を吟味し、あわよくばそこで貨物列車の一本でも撮れないかな・・・などと考えていたのですが、実際は遅い時間の出発となったので、「ねぶたまつり」の撮影地選びは下見無しの一カ所に絞らなくてはなりません σ(゚・゚*)ンー…。

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「北海道&東日本パス」を持つ私、
大館から乗るのはもちろん普通列車です。
10時過ぎに発車する上り列車は空いていました。
▲16.8.4 奥羽本線 大館

大館を発車した秋田ゆきの上り普通列車は市街地を抜けると、すぐに広大な田園風景のなかを走るようになります (゚o゚)オッ!。このあたりならば撮影地の下見などしなくても、どこでも撮れそうじゃん・・・と、一見するとそう思えるのですが σ(゚・゚*)ドーダロ、この夏場の時期はたとえ広々とした抜けの良さそうな場所であっても、線路際に鬱蒼と生い茂る夏草などが邪魔となり、意外とスッキリと列車の全景を撮れるところが少ないのです (´Д⊂ダメポ。加えて、午後に北東の方向へと進む奥羽本線の下り列車は、光線状態があまりよくないのも悩みどころ (゚ペ)ウーン…。この日の天気予報は晴れ時々曇りで、極力、逆光のポイントは避けたいのですが、どこかにいい場所はないかなぁ・・・<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ。

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車窓を眺めながら、撮れそうなところを探します。
地図上ではスッキリと撮れそうに見える田園地帯ですが、
実際は線路際のブッシュが深くて

撮るのがちょっとキビシい・・・(・ε・`)チェ。
▲16.8.4 奥羽本線 下川沿-早口(車窓から)

本来ならば、せっかく東北の青森や秋田まで遠征してきたのですから、その地方らしい風景のなかで撮りたいと思うも、なかなか条件に合うところが見いだせず (・ω・`)ウーン…、結局は「抜けがよくて光線状態がいい」というだけの、最終的な保険のつもりで事前にチェックしていた撮影地へと向かうことになりました (・ε・`)シャーナイカ。大館から一時間ちょっと、私が降りたのは羽後飯塚(うごいいづか)。

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羽後飯塚で下車 。
(・ω・)トーチャコ。
当駅は男鹿線の分岐駅・追分から下りへ二駅目に位置し、
前日に撮影で訪れた男鹿線の天王駅と同じ
秋田県潟上市内にあります。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚

大館1036-(奥羽1650M)-羽後飯塚1159

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木造平屋の駅舎が建つ羽後飯塚ですが、
なんだかまわりの様子が慌ただしいですね・・・。
σ(゚・゚*)ンー… 。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚

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張り紙を見ると、
どうやら駅舎の改築工事が行なわれるらしい。
ここも新しく建て直されちゃうのね。

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駅から歩いて10分ほど、
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
このようなスッキリとしたポイントへと
出ることができました。

米どころの秋田らしく、駅前からすでにのどかな田園風景が広がっている、羽後飯塚の周辺 (´ー`)ノドカ…。気になる線路際の雑草ですが、このあたりは比較的しっかりと除草が施してあるらしく、いつでもスッキリと撮ることができるという (・∀・)スッキリ、お立ち台的な有名ポイントして知られている場所です ( ̄。 ̄)ヘー。田園地帯の直線区間はメリハリが無く、ちょっと画的な面白味には欠けるけれど、583系がキレイに撮れるのならば贅沢は言いません (・∀・`)マ、イッカ。昼過ぎのこの時間帯は「ねぶたまつり1号」などの下り列車に対し、正面は列車の顔が陰る半逆光(サイド光)で、後追いが順光になります(つまり上り列車が順光)σ(゚・゚*)ンー… 。個々の好みによって意見が分かれそうなところですが、せっかくのいいお天気なので、私は順光となる後ろ側から狙うこととしました m9(`・ω・´)ケテイ!。

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夏空のもとをE751系の特急「つがる」が
颯爽と走り抜けてゆきました。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保(後追い)

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おや?E751系の先頭部の側面をよく見ると・・・
そこにいたのは、青森のゆるキャラ「いくべぇ」。
(゚∀゚)オッ!。
今は青森・函館観光キャンペーンの期間中なので、
それをPRしているのですね。
(´▽`*)イクベー♪。

まずはE751系の特急「つがる」で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。とりあえず標準系のレンズで空を広く入れたアングルにしてみました。真っ青な夏空と緑の稲、そして白とオレンジのツートンカラーを纏ったE751系のコントラストが、なかなかいい感じです (・∀・)イイネ!。画的にはこのくらいのアングルが個人的な好みなのですが、ひょっとすると背景に写る夏雲を強調したら、もっと夏っぽい季節感がでるかな・・・? σ(゚・゚*)ドーダロ… とも思い、ためしに次の列車はこんな感じにしてみました

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夏雲を背にして現れたのは、
五能線から直通してきた
「リゾートしらかみ・くまげら編成」。
インパクトのあるお顔のカラーリングは、
白神山地に生息する野鳥のクマゲラの赤い頭と、
日本海に沈む夕陽をイメージしています。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保

続いてやってきたのは、「リゾートしらかみ・くまげら編成」(゚∀゚)オッ!。「リゾートしらかみ」には前日(今記事の冒頭)に私が乗った、HB-E300系の青い「青池編成」のほか、同じくHB-E300系で緑色の「ブナ編成」、そしてこのキハ40を改造したオレンジ色の「くまげら編成」の三種があります (´▽`*)リゾシラ♪。そんな「リゾしら・くまげら」を今度は中望遠で撮影 【◎】]ω・´)パチッ!。編成写真的にはこのくらいの方が自然に感じる方も多いと思いますが、やっぱり個人的にはもう少し背景に広がりがある方が好きかな・・・σ(・∀・`)ウーン。あまり迷うこと無く、最初に「つがる」を撮った時くらいのアングルへと戻します m9(`・ω・´)ケテイ!。ここはスッキリと列車が撮れるお立ち台とは言うものの、首都圏近郊のように多くの同業者が集まることは無く、日陰の無い炎天下の田園でカメラを構えているのは私ひとりだけ (・ω・)ポツン…(ほかにもう一人くらいは来るかな?って思ってたんですが、誰も来なかった・・・^^;)。通りがかった農家のおばちゃんに「暑かろうに、倒れるなや~ ヽ(´w`*)」と笑われながら待つことしばし (´Д`υ)アッツー。、やがて陽炎のむこうに三つのヘッドライトを輝かせた583系の姿が見えてきました (゚∀゚)キタ!。

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陽炎が揺らめくなか、遠くに見えてきた583系・・・

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眩しい夏の日差しを浴びて、
一路、青森を目指す、
583系の特急「ねぶたまつり」号。
表示は味気ない「臨時」幕ですが、
栄えある特急列車としての晴れ舞台です。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保(後追い)

583系の「ねぶたまつり」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
夏空のもとを颯爽と走り抜ける583系、やっぱり晴天順光下で見るツートンカラーの国鉄特急色は、一段と鮮やかに感じます (つ▽≦*)マブイッ!。夜の艶やかな583系もステキだけれど、太陽の光を全身に浴びた583系もカッコいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。どんなシチュエーションでも絵になるなんて、さすがは昼夜兼用特急型!・・・なんちって (゚∀゚)アヒャ☆。E751系の「つがる」から40分ほどの時間が経ち、光線状態は車体側面までキッチリと日が回るようになった、まさにバリ順。でも背景に写る夏雲は、「つがる」のときの方がいい感じでしたね・・・σ(・∀・`)ウーン…。まあ、車両主体の無難な画ではありますが、個人的には前日に自分が乗った列車をキッチリと記録できたことに満足しています (*`д´)=b OK牧場!。これで583系「ねぶたまつり」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

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上り列車に乗って羽後飯塚をあとにします。
次にこの駅で降りることがあるとしたら、
その時には新駅舎になっているのですね。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚

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羽後飯塚から30分ほどで秋田に到着 。
(・ω・)トーチャコ。
同駅で降りるのは今旅三度目ですが、
一度目は秋田新幹線「こまち」のE6系、
二度目は男鹿線のキハ40、
そして三度目は奥羽線の701系となりました。
▲16.8.4 奥羽本線 秋田

羽後飯塚1418-(奥羽1654M)-秋田1444

男鹿線の撮影後、五能線の「リゾートしらかみ」で秋田を発ち (/*´∀`)o レッツラゴー♪、青森でねぶた祭りを観て w(*゚o゚*)wオオー!!、特急「ねぶたまつり」号に乗り (´▽`*)ワ~イ、大館へ泊まって Zzz…⊂(-ω-`⊂⌒`つ、奥羽本線で「ねぶたまつり」号を撮影し (^_[◎]oパチリ、二日がかりでふたたび秋田へと戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。ちなみに旅の行程としては、男鹿線を撮影したあとに「リゾートしらかみ」へ乗らず、奥羽本線に転戦して583系の「ねぶたまつり1号」を撮ることも考えたのですが(時間的にはじゅうぶんに可能)σ(゚・゚*)ンー…、できれば撮り鉄と乗り鉄を織りまぜて、旅に少しでも変化を付けたかったことと、あとは二日目の宿泊地が大舘以外に選べなかった苦肉の策で、結果的にこのような形でまわりました (´w`)ナルヘソ。

さて、青森でのねぶた祭り見物が第一の目的としていた今旅。それを達成し、あとはここから東京へ帰るだけ・・・か?

 
 
・・・続きます

夏休み02・・・583系「ねぶたまつり」号 乗車記

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2016.08.02~05
夏休み02
らっせーらー!らっせーらー!!
特急「ねぶたまつり」号 乗車記
 
  

前回からの続きです。
(スミマセン、あいかわらず今回も長ったらしい記事となっていますので、時間のあるときにゆっくりとお読みいただくか、本文をすっ飛ばして写真とキャプションで大体の流れを掴んでいただけたらと思いますm(_ _)m。もしくは写真を見ていただくだけでも嬉しいです♪)

夏の休暇を利用した鉄道旅、今夏の私は東北地方を巡っています イクゼ(/*´∀`)o トーホク♪ 。安価な普通列車専用のフリーきっぷ「東日本&北海道パス」を使ったセコい鈍行旅を企てるも (´艸`*)オットク~♪、旅の初日早々に東北地方を襲った局地的な大雨の影響で、乗る予定だった東北本線の普通列車が仙台近郊の小牛田(こごた)で運転を見合わせるという予想外のアクシデントに見舞われてしまい Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?、結局は仙台から新幹線を使うハメに・・・(´д`;)トホホ…。新幹線には乗ることができない「東日本&北海道パス」、あらためて買うことになった乗車券と新幹線特急券はかなりイタい出費となってしまいましたが (・ε・`)シャーナイネ、大雨の影響を受けなかった新幹線により、どうにか初日の夜に目的地の秋田へと到達することができました (・ω・)トーチャコ。そして一泊したのちに迎えた二日目の朝は、秋田市の追分と男鹿半島の男鹿を結ぶ、非電化ローカル線の男鹿線を訪れ (゚ー゚*)オガセソ、朝の通勤・通学時間帯に設定されている同線の名物、長編成のディーゼル列車を撮影 (^_[◎]oパチリ。お目当てだったキハ40の5両編成に加え、白鳥という珍客(?)も現れて、天候状態はビミョーだったものの、まずまずの成果を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。その後、男鹿線を終点の男鹿まで往復し、再び秋田へと戻ってきた私。さて次に私が向かうのは・・・? (゚ー゚*)ドコ?

乗ってきた男鹿線の列車を降り、秋田駅の構内で待つことしばし。やがてホームに入ってきたのは、大きな前面窓が特徴のこの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。

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秋田のホームで発車を待つのは、
ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を
組み合わせた駆動システムの、
ハイブリッド気動車・HB-E300系。
列車名は「リゾートしらかみ3号」です。
(´▽`*)リゾシラ♪。
▲16.8.3 奥羽本線 秋田

りぞしら、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!
そう、私が次に乗るのは、秋田と青森の両県にまたがる日本海沿いのローカル線・五能(ごのう)線を走り、その大きな窓から雄大な海景色が眺められるという、クルージング式・観光列車の草分け的存在、快速「リゾートしらかみ」号です (゚∀゚*)オオッ!!。撮り鉄だけでなく乗り鉄も楽しみたいと考えている今旅、ここからはこのリゾート列車に揺られて、きれいな五能線の車窓風景をのんびりと味わい、日頃の仕事疲れを私なりに癒したいと思います ヽ(´▽`)ノワーイ♪。これぞ夏休みの正しい過ごし方・・・か? (´ー`)マターリ。

秋田を定刻に発車した「リゾートしらかみ3号」は、しばらく奥羽本線を下り、途中の東能代(ひがしのしろ)から五能線へと入りました。

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「リゾートしらかみ3号」の始発駅は秋田ですが、
五能線の起点は奥羽本線と分岐する東能代。
列車はここで進行方向を変えて五能線に入ります。
▲16.8.3 奥羽本線 東能代

五能線は秋田県にある奥羽本線の東能代から、能代(のしろ)、岩館(いわだて)、深浦、鯵ヶ沢(あじがさわ)、五所川原(ごしょがわら)などの各駅を経て、青森県の川部(かわべ)で再び奥羽本線に合流する、全長147.2キロにもおよぶ非電化ローカル線です (・o・*)ホホゥ。なんといっても五能線といえば、日本海の海岸沿いを長い距離に渡って走る風光明媚なロケーションが最大の魅力で、とくに奇岩が海岸に立ち並ぶ深浦あたりの景色は日本屈指の鉄道風景とも賞されます (゚∀゚*)オオッ!!。そんな五能線で運転されている観光列車が、いま私の乗っている「リゾートしらかみ」。同車の大きな窓からは、その美しい車窓風景を余すところなく楽しむことができます (´▽`*)キレイ♪。ちなみに、「リゾートしらかみ」は全車指定席ではあるものの、特急列車ではなく快速列車なので、普通乗車券(「東日本&北海道パス」や「青春18きっぷ」などの格安きっぷも含む)のほかに、520円の座席指定券を加えるだけで乗車が可能なオトク列車です (´艸`*)オットク~♪。

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東能代から約一時間の岩館を出ると、
車窓の左手には日本海の海景色が広がります。
天気もよく、素晴らしい眺め♪
(´▽`*)イイテンキ♪
▲16.8.3 五能線 岩館-大間越(車窓から)

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車窓に青い海を眺めながら、
お昼ゴハンをいただくことにしましょう
≠( ̄
~ ̄ )モグモグ
乗車前に買ってきたのは秋田の駅弁、
「海三昧(¥880)」。
あきたこまち米を使った味付ご飯の上に、
焼きホタテやいくらの醤油漬け、
タコのしょっつる煮、しそわかめ、
ちりめんじゃこなどを乗せた、
海鮮丼のような楽しいお弁当です (゚д゚)ウマー!。
☆☆☆・・

ところで、この「リゾートしらかみ」ですが、私は過去に何度か乗っており、拙ブログで乗車記をご紹介したこともあります(2011年11月の記事、「五能線 「リゾートしらかみ」乗車記」を参照)。同じ路線でも季節ごとに車窓風景は変化し、何度乗っても楽しめる「リゾートしらかみ」ではあるけれど、ここであらためて以前と同じような乗車記をお伝えすることは無いし σ(゚・゚*)ンー…、ただでさえ「長ったらしい」とご指摘を受けることが多い拙ブログの旅行記 ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ナガイワ!、乗車時間が実に5時間にもおよぶ「リゾートしらかみ」のレポートをずっとし続けると、なかなか今旅の「本題」にたどり着けません ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。なので、今回は粗雑な扱いで恐縮ながら、「リゾートしらかみ」の部分は簡潔に済ませたいと思います m(_ _)m スンマソン。そう、実はこの日いちばんのメインイベントは、「リゾートしらかみ」に乗ることではないのです。ぶっちゃけ「リゾしら」は、夕方までの時間つぶしと言ったところ・・・かな? (^^;)ゞポリポリ

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深浦を出た「リゾートしらかみ」は、
五能線随一の絶景ポイントに差し掛かります。
日本海の荒波に削られた奇岩の数々は、
いつ見ても迫力満点!
w(゚o゚*)w オオー!!!
▲16.8.3 五能線 深浦-広戸(車窓から)

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途中の鯵ヶ沢と五所川原の間では、
車内で津軽三味線の演奏が行なわれます。
心地よい三味線の音色に耳を傾けながら、
流れゆく津軽の車窓風景を眺めるのもまた、
「リゾートしらかみ」ならではの楽しみ方

ベンベンベン ( ̄∀ ̄ 3)
ベンベンベン…

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沿線最大の街、五所川原を出ると、
「リゾートしらかみ」の旅も残りわずか。
このあたりからは晴れていると車窓の右手に
津軽のシンボル・岩木山の姿が見えるハズなのですが・・・
残念ながら今日は雲隠れ (≡"≡;*)モヤモヤ…。
沿岸は晴れていたのに、内陸の方は雲が多めです。
▲16.8.3 五能線 鶴泊-板柳(車窓から)

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秋田を発車して実に5時間、
五能線を走り続けてきた「リゾートしらかみ」は、
再び奥羽本線と合流する駅、青森県の川部に到着。
(・ω・)トーチャコ。
同列車はこのあと奥羽本線の上りへ乗り入れて
最終的に弘前まで行きますが、私はこの川部で降ります。
▲16.8.3 奥羽本線 川部

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川部では弘前ゆきの「リゾしら」とは反対の方向へ進む、
奥羽本線の青森ゆき下り普通列車(右)に乗り換えます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o 。
▲16.8.3 奥羽本線 川部

五能線ならではの雄大な海景色を長い時間に渡って車窓から楽しんだ私は、五能線と奥羽本線が接続する川部で「リゾートしらかみ」を降り、そこから奥羽本線の下り普通列車に乗り換えました ノリカエ…((((o* ̄-)o 。まだ帰宅ラッシュには早い午後4時前だと言うのに、けっこう混雑している青森ゆきの普通列車。あたりを見回せば車内には浴衣や法被などを纏った、にぎやかな衣装の方があちこちに目立ちます (=゚ω゚=*)ンン!?。というのも今日を含めたここ数日、終点の青森では夜に「大きなお祭り」が催されており、夕方のこの列車が混雑しているのは、そのお祭りへ向かう方々が大勢乗っているためです σ(゚ー゚*)オマツリ?。そして何を隠そう、実は私の今旅におけるいちばんの目的も、そのお祭りを見に行くことに他なりません。盛夏の時期に青森で行なわれる「大きなお祭り」といえば・・・σ(゚・゚*)ンー…もう多くの方がご存知、かの有名な「ねぶた祭り」です!(゚∀゚*)オオッ!!

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混んでいた車内で立って過ごし、
川部から50分で終点の青森に到着

私が青森駅を訪れるのは
昨年夏休みの北海道帰りに通って以来、
ちょうど一年ぶりです。
(=゚ω゚)ノ オヒサ!。
▲16.8.3 奥羽本線 青森

秋田1040-(リゾートしらかみ3号)-川部1533~1538-(奥羽661M)-青森1623

ねぶた祭り(青森ねぶた祭)」は、「ねぶた」と呼ばれる武者などを模した人型の大きな燈籠が山車となって街なかを練り歩き、そのまわりで「はねと」と呼ばれる踊り子たちが場を盛り上げる、青森地域の歴史深い伝統的な夏祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています (・o・*)ホホゥ。開催は毎年、曜日に関係なく8月の2日から7日までの6日間で、期間中には観光客が300万人も訪れるという人気ぶり。青森の夏は「ねぶたの夏」と言っても過言ではないほど、街中が熱気に包まれるのだそうです マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。そんなねぶた祭りを、かねてから一度は現地でじかに見てみたいと思っていた私 σ(・∀・*)ミタイ。しかし、一昨年の急行「はまなす」撮影&竜飛岬観光、そして昨年の北海道帰りに立ち寄った奥津軽いまべつ駅見学と、ここ数年は夏休みに青森近辺を訪れることが多かったものの イクゼ(/*´∀`)o トーホク♪、どうしても私の休暇がねぶた祭りの開催日と合わず、一昨年も、昨年も、開催を告知するポスターを青森駅前で指をくわえて眺めるのみでした (・ε・`)チェ。でも、今年は仕事の関係で休暇の取得日が例年よりも少しだけ遅くなり、ウマくねぶた祭りの日程と合わせることができたのです (゚∀゚*)オオッ!!。今夏の旅先にまたもや青森を選んだのには、そんな理由があったからでした (´ω`)ナルヘソ。そして「リゾートしらかみ」に乗車して車窓を楽しむという、乗り鉄らしい時間の潰し方(?)をし、夕方のいい頃合いに青森へとやってきた私 (・ω・)トーチャコ。初めて見ることになるねぶた祭りは、観覧できる場所や混雑具合などがよくわからず σ(゚・゚*)ンー…、少し時間に余裕を持って会場付近に到着しましたが、開催日のなかでも平日にあたるこの日は私が思っていたほどの混雑ではなく、沿道からでもじゅうぶんに「ねぶた」の練り歩きを見ることができそうです ε-(´∀`*)ホッ。さあ、私にとって三年越しの念願が叶った、ねぶた祭り見物。青森の夏の夜に浮かび上がった「ねぶた」の舞いを、ご覧ください・・・。

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日暮れを迎えたころ、

会場となる青森駅近くの新町通りに、
灯りを点した「ねぶた」が姿を現しました!
ドキキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪
この時点ではまだスタンバイですが、
合図の花火が打ちあがると、
大きな太鼓の音が響き、
一斉に「ねぶた」の練り歩きが始まります。
w(*゚o゚*)wオオーッ!。

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三国志・虎牢関「関羽と呂布」
(さんごくし・ころうかん「かんうとりょふ」)

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茨木童子と渡辺綱
(いばらぎどうじとわたなべのつな)

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海神と山幸彦
(わだつみとやまさちひこ)

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蝦夷ヶ島 夷酋と九郎義経
(えぞがしま いしゅうとくろうよしつね)
この作品が今年の「ねぶた大賞」受賞作です。

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素戔嗚尊八岐大蛇退治
(すさのおのみことやまたのおろちたいじ)

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箭根森八幡
(やのねもりはちまん)

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企業スポンサーなどが付く「大型ねぶた」に対して、
地域の有志で参加する「担ぎねぶた」の数々。
こちらもメインの大型ねぶたに負けない迫力があります。
(゚Д゚*)スゲー!!。

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さらには、こんなカワイイ「子供ねぶた」も出陣。
(´▽`*)カワユス♪
新城小学校ってことは、
奥羽線の津軽新城駅近くにある小学校かな?

らっせらー!らっせらー!!ラセラー♪ ヘ(゚ω゚ヘ)三(ノ ゚ω゚)ノ ラセラー♪(「ねぶた」のまわりで踊る「はねと」の掛け声)。いや~、これはスゴイ!スゴいぞ!ねぶたまつり!! (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。巨大な「ねぶた」が躍動する圧巻のド迫力に、感動!興奮!!大熱狂!!!ε-(°ω°*)ムフーッ!!。鉄道以外の撮影ではあまりのめり込むことがない私ですが、思わず沿道から身を乗り出してカメラのシャッターを切りまくり パシャ パシャ Σ【◎】]ω・´)パシャ パシャ。はじめはビール片手に軽~い記録程度のつもりだったのに、いつしかねぶた祭りの熱い世界にすっかり引き込まれてしまいました (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そんな「ねぶた」の魅力が、私の拙いウデの写真で、少しでも伝わると嬉しいです。初めてのねぶた祭り見物、うん大満足!(´w`*)マンゾク♪

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ねぶた祭りを満喫し、
祭りの興奮が冷めやらぬなか、
今度は舌の方でも青森の魅力を味わいます。
鮪やヒラメ、イカ、赤エビなどの魚介類を
お寿司でいただきました

シースー(゚д゚)ウマー!。
お酒はまずビールでのどを潤し、
その後に地酒の田酒(でんしゅ)を少々・・・。

さて、「ねぶた」の練り歩きはまだ続いていますが、私はひと足早く見物を切り上げて会場をあとにし、祭りの終了で混み合う前に居酒屋で寿司なんぞを摘みながらちょいと地酒を一杯 (~▽~*)ウィッ。そして私にはさらに、この日の青森でもう一カ所、できれば寄りたいと思っていた場所がありました (゚ー゚*)ドコ?。でも時刻はすでに夜の9時過ぎ。こんな時間にいったいどこへ行くのかというと・・・居酒屋を出たのち、青森駅から線路沿いをしばらく歩いてやってきたのは ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、ねぶた祭りのお囃子がだいぶ遠くに離れたところにある、市街地外れの跨線橋 (゚.゚*)コセンキャウ?。ここが私の訪れたかった目的地であり、その跨線橋に上がってみると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?

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祭りの見物後に
青森駅から歩いてやってきた跨線橋。
おや?その橋の下に見えるのは、
ひょっとして・・・(*゚0゚)ハッ!!

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ヤードの照明に浮かび上がった583系が、
跨線橋の真下でテールランプを灯し、
静かに佇んでいました。
▲16.8.3 盛岡車両センター青森派出所
(旧・青森車両センター)

ゴッパーサン、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!
なんとそこにいたのは、拙ブログでもちょくちょくご紹介していてお馴染み(?)の、国鉄寝台特急型車両・583系じゃありませんか!w(*゚o゚*)wオオーッ!。なぜこんなところに貴重な583系が、しかもテールランプやヘッドマークの灯りを点けた通電状態で停まっているのかというと ┐(°o°)┌ ホワイ?、この跨線橋の下に広がるのはJR東日本の車両基地である、盛岡車両センター青森派出所(旧・青森車両センター)で、現在ではおもに奥羽本線や津軽線などで使用される車両が留置される施設なのです (・o・*)ホホゥ。ちなみに、ほんの数年前までの同所は、青函トンネルを通っていた在来線の特急「スーパー白鳥」や「白鳥」、急行「はまなす」の本州側の基地を担い、さらには青森発着の寝台特急「あけぼの」や「日本海」などに使われるブルートレイン客車も所属するなど、かつては様々な車両で賑わいを見せていましたが、北海道新幹線が開業した今ではそれらの車両がみんな去ってしまい、広い構内はだいぶ寂しい状態となってしまいました (´・ω・`)ショボン。そんな車両基地にぽつんと佇んでいる一本の583系、実はここ数日の同車は先ほどまで私が熱狂していた、ねぶた祭りを訪れる観客輸送の臨時列車に充てられていて、祭りが始まる前の夕方に青森へ到着してから、祭りが終わって青森を発車するまでの間、この車両基地にしばらく留置されているのです (・w・*)ナルヘソ。場内での停車位置がどのあたりなのか、はたして跨線橋から撮れるのかなど、不確かなところも多かったのですが σ(゚・゚*)ンー…、ためしにこの場所を訪れてみたところ、ラッキーにもちょうど撮りやすい位置に583系は停まっていてくれました
(´¬`)ラキー♪。

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斜め上から583系の端正なお顔をアップで。
(^_[◎]oパチリ。
ボンネット上の運転席まわりが青く塗られている、
その特徴がよく分かる角度ですね。

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さらに引いてもう一枚。
(^_[◎]oパチリ。
無数の線路が並ぶなか、ひとり出番を待つ583系。
背景の照明塔が夜の車両基地らしさを表しており、
583系に合う実にいい雰囲気です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
それにしても旧・青森車両センター
(青森運転所と呼んだ方が馴染みのある方も多いかな?)、
寂しくなったもんだなぁ・・・(´・ω・`)ショボン。

おそらく私以外にも、ここへ何人かの同業者が留置中の583系を撮りに訪れたのではないかと思われますが、私がいたこの時間には誰もおらず (・ω・)ポツン、大好きな583系を独り占め状態 (´▽`*)ゴッパーサソLOVE♡。まるで真夏の夜の夢と言った感じの贅沢なひと時に、じっくりと心ゆくまで撮影を楽しみます (^_[◎]oパチリ。・・・とは言っても、アングルが限られる跨線橋上での撮影ですから、実際にはそれほど時間をかけず、あまり画に変化のないカットを数枚だけ撮って満足し、私は来た道を青森駅へと戻りました モドロ…((((o* ̄-)o 。ねぶた祭り見物と583系の撮影を堪能した青森の夜 ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪、このあとは駅近くの宿にチェックイン・・・(´w`*)ドツカレ… といきたいところですが、実は今夜の宿泊地は青森ではないのです ( ̄△ ̄;)エ?。何せこのねぶた祭りの時期の青森はどこの宿も満室。たとえ空いていたとしても、宿泊料金の設定が高すぎて泊まれやしません(ふだんの4~5倍に跳ね上がるとか・・・)(ヾノ・∀・`)ムリムリ。夜10時をまわった青森、だいぶ夜も更けてきましたが、私はここからふたたび列車で移動したいと思います (*・o・)ノ Go!。

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お祭り終了後の青森駅の発車案内板には
「ねぶたモーリー」や「はねと号」、
さらには特急「ねぶたまつり」など、
ねぶた祭りにちなんだ臨時列車の愛称が並びます。
(゚∀゚)オッ!。

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こちらが発車案内板に表示されていた、
青い森鉄道の「ねぶたモーリー」(右)と、
奥羽本線の「はねと号」(左)ですが、
とくにヘッドマークなどの装飾はありません・・・。
(・ε・*)ツマンナイノ。
背景の橋は青森港に架かる、青森ベイブリッジ。
▲16.8.3 奥羽本線 青森

ねぶた祭りが行われている期間中はお祭りに合わせて、夜の遅い時間帯でも数多くの臨時列車が設定されており、青森駅の発車案内板を見ると (「゚ー゚)ドレドレ、青森県内の野辺地(のへじ)や弘前へ向かう普通列車に加え、なかには秋田まで行く特急列車の表示も確認できます (・o・*)ホホゥ。その秋田ゆきの臨時特急「ねぶたまつり2号」こそ、私がこれから乗る列車であり σ(゚ー゚*)ネブタマツリ…、ここまでの話の流れでピンときた方も多いと思われますが、同列車に使用される車両は・・・(*゚0゚)ハッ!! そう何を隠そう、あの車両基地で待機していた583系なのです! w(*゚o゚*)wオオーッ!!

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先ほどの車両基地から回送され、
青森駅のホームに入線した583系。
この列車は秋田ゆきの臨時特

「ねぶたまつり2号」です。
▲16.8.3 奥羽本線 青森

ゴッパーサン、キタ─.。.:*・(゚∀゚)゚・*:.。.-ッ!!
夜の青森駅で発車を待つ583系の姿は、まるで青函連絡船と接続していた国鉄時代にタイムスリップしたような情景ではありませんか (´∀`*)イイネ~♪。かつては青森を発着していた寝台特急「ゆうづる」や「はくつる」、その間合いの昼行特急「はつかり」や「みちのく」など、昼夜を問わずに特急列車として活躍した583系ですが (ノ∀`)ナツカシス、夜行列車の衰退や車両自体の老朽化といった理由から退役が相次ぎ、現在に残された同系は秋田の車両センターに所属する一本(秋アキ・N1/N2編成)のみ。それゆえにファンの高い注目を集めることとなっています (☆∀☆)キラーン☆。そんな同編成は定期運用を持たず、現在はおもに臨時列車や団体列車用として使われ、とくに最近では旅行会社が企画する事前募集制のツアー列車(団体列車)で運転されるケースが目立ちます。私がちょくちょく首都圏近郊で撮影する583系は、大半がそのツアー列車の類い ( ̄。 ̄)ヘー。それに対して、ふつうに駅の窓口できっぷ(乗車券や指定券・特急券など)を買って乗れる一般の臨時列車(いわゆる多客臨)で583系が運転されることはあまり多くなく、私のような団体ツアーよりも個人旅を好む者にとっては、なかなか同編成へ乗る機会に恵まれませんでした σ(・ω・`)ウーン…。しかし、ねぶた祭りの開催に合わせ、毎年恒例で583系が運用される「ねぶたまつり」号は、ツアー列車でなく一般の臨時列車 (゚∀゚)オッ!。しかも栄えある特急列車としての運転です (゚∀゚*)オオッ!!。先述したねぶた祭りの見学と同様、例年の私は休暇の日程が合わずに、乗ることも撮ることもできなかった583系の臨時特急「ねぶたまつり」でしたが、今年は乗車できるチャンスが巡ってきました。
私はこの機会にぜひとも583系の乗り心地を味わいたいと思い、今夏の旅程に特急「ねぶたまつり」の乗車プランを組み込んだのでした (´ω`)ナルヘソ。ちなみに特急列車の「ねぶたまつり」には、私が手にする「東日本&北海道パス」で乗ることはできませんので、あらためて利用区間の乗車券と特急券を購入しています (*・∀・)⊃[キップ]。不測の事態で乗ることになった秋田新幹線とは違い、名車の583系に乗れるのならば、この出費はまったく無駄ではありません。

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かつての寝台特急に思いを馳せて、
青森駅の駅名標とともに・・・。

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夜の青森を発つ臨時列車へ、
旅人がひとり、乗り込みました。

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ホームの灯りに照らされて、
艶やかに浮かぶ、583系の青い帯。
側面に掲げられた二つの☆は
三段式電車寝台を表します。

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車内へ入ると、
そこには幅の広いボックスシートが、
ズラリと並びます。
青いモケットがまた懐かしい・・・。

胸を躍らせて、さっそく583系の車内に足を踏み入れると ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪、そこに並んでいたのは昭和の香りを色濃く残す、なんともレトロなスタイルのボックスシート (≧∇≦)シブイッ!。あれ?ベッドのある寝台列車じゃないの・・・? (゚ー゚?)アリ? と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、583系は寝台と座席が用途によって転換できる兼用構造となっていて、今回の特急「ねぶたまつり」は寝台特急ではなく座席特急としての運転です (・∀・`)ナーンダ。できることならば私としても寝台列車としての583系に乗って、このまま車中で一夜を明かしたいところですが、残念ながらそこまでの贅沢な願いは叶いませんでした。やっぱり寝台の583系を体験するには、ツアー列車に申し込まなくては無理かな・・・ (・・`)ゞウーン。それでも、この幅の広い特徴的なボックスシートは、特急「はつかり」などの現役時代を知る者としてとても懐かしく、これに座れるだけでも私としては興奮モノです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。

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一見、窮屈そうに見えるボックスシートですが、
その幅は1,060mm、シートピッチは余裕の1,970mm!
w(゚o゚*)w オオー!!
リクライニング機構は無いものの、
角度のついた深い背ずりと合わせて、
ゆったりと寛ぐことができます。
(´ー`)ユターリ。
ちなみに寝台仕様時には、
この向かい合わせの二席(4人分)を使って、
一人用の下段のベッドとなります。
( ̄。 ̄)ヘー。

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そしてふと上を見上げると、
荷棚上の高い天井部に収納されているのは
中段と上段のベッド。
寝台仕様時には座席部の下段と合わせて
三段ベッド構造となります。
( ̄。 ̄)ヘー。

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参考までに、
これは以前に急行「きたぐに」で乗った、
寝台仕様の583系車内。
ベッドは上・中・下の三段。
これがまた狭いんだ(笑)

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車端部には寝台列車用車両らしく、
広めの洗面台が二基、備えられています。
(お手洗いも二室装備)。

列車の構成は自由席車2両(1、2号車)、指定席車4両(3~6号車)の6両編成。自由席の状況は解りませんが、私の席が指定された5号車はガラっガラで、乗客の姿はまばら ( ̄  ̄;)ガラガラ…。これは喜んでいいものかどうか解らないけれど、贅沢にも広いボックスシートをひとりで占有です ヽ(´∀`*)ノ ラックチーン♪。やはりいくら観光客の多いねぶた祭りでも、青森を22時半に発車する特急列車を利用される方は少ないのかもしれませんね。弘前までの臨時列車ならば、特急料金がかからない普通列車の「はねと号」が先行して運転されているし・・・(´ω`)ナルヘソ。そして意外にも583系目的の同業者(鉄ちゃん)も少なめで、同じ号車の車内で一見してお仲間だとわかるのは (*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ、私の後ろの座席でいそいそと車内放送を録音している青年くらい・・・かな?(笑)。そんな乗車状況で、特急「ねぶたまつり2号」は定刻の22時27分、ゆっくりと青森をあとにしました m9(`・ω・´)シュパーツ!。

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静かに扉が閉まり、出発進行。
この折り戸も583系の特徴のひとつです。

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車窓に通過駅の灯りを流し、
夜の奥羽本線をひた走る583系。
この雰囲気はかつての夜行急行
「津軽」を彷佛とさせます。
(*´ω`*)ナツカシス。
このカットは懐かしさを誇張したお遊びで、
モノクロモードにしてみました。

久しぶりに味わう、国鉄特急型らしい重みのある力強い走り 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。私が583系に乗るのは、今から6年前の2010年に同系最後の定期列車として残っていた、北陸本線の急行「きたぐに」の寝台に大阪から富山まで乗って以来のこと。そして座席特急としての583系となると、98年に盛岡から八戸まで乗った東北本線の特急「はつかり」以来、18年ぶりのこととなります (ノ∀`)ナツカシス。余談ながらこの八戸まで583系の「はつかり」に乗ったあと、私は八戸線を終点の久慈(くじ)まで乗り通して、JRの全線完乗を達成したんですよね・・・。「ねぶたまつり2号」の車窓は夜であまり風景が見えないこともあり、私はそんな思い出を583系に揺られながら振り返っていました (´ー`)シミジミ。

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写真にはぜんぜん乗客の姿が見えませんが、
貸切列車と言うワケではありません。
向こうのボックス席には
若い女性のグループがいらっしゃいました。
この客層を見ると、
鉄ちゃん向けのイベント運行ではなく、
一般の臨時列車らしい自然さが感じられます(笑)。

列車は青森から50分ほど走り、23時過ぎに弘前へ停車 (゚ー゚*)ヒロサキ。ここで後ろの録音青年を含む数人が下車し |…λλλ、代わりに同じくらいの数の客が同駅から乗ってきました |λλλ…。こんな時間に弘前から秋田ゆきの臨時特急へ乗る客がいるのはちょっと意外でしたが σ(゚・゚*)ンー…、実はこの日は弘前でもねぷた祭りが催されていて、乗ってきたのはその観光客なのかも知れません ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。青森県内の各地で行なわれるねぶた祭りは、地域によってそれぞれに特色があり、先ほど私が青森市内で見た「青森ねぶた」、そしてこの弘前で開かれる「弘前ねぷた」(「ね""た」ではなく、「ね""た」ね)(゚ー゚*)プ、さらには昼過ぎに五能線の「リゾートしらかみ」で通った五所川原の「立佞武多(たちねぷた)」などが有名なところ(その他の地域にも多数あり)。今旅の私は青森ねぶたを見に行きましたが、機会があれば弘前や五所川原のねぷた祭りも見てみたいですね σ(・∀・*)ミタイ

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途中の弘前で「ねぶたまつり2号」は7分停車。
反対のホームへ回って編成写真を撮る余裕がありました。
(^_[◎]oパチリ 。
サクッと撮って、ふたたび車内へ戻ります。
▲16.8.3 奥羽本線 弘前

さて、秋田ゆきの臨時特急「ねぶたまつり2号」に乗っている私ですが、このまま終点まで乗り通すのかと言うと、そうではありません ( ̄△ ̄;)エ?。いや、ホントは秋田までずっと乗りたかったところなのですが、前記事でもちょろっと触れたように、この日から秋田では伝統の夏祭り「竿燈(かんとう)祭り」が行なわれていて σ(゚ー゚*)カントー?、ねぶた祭りの青森と同様、秋田の宿がいっさい空いていなかったのです (ヾノ・∀・`)㍉㍉。青森のねぶた、弘前のねぷた、秋田の竿燈・・・と、夏の東北はお祭りだらけ ワッショイ♪ ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノ ワッショイ♪。そんななかでこの特急「ねぶたまつり」の停車駅で唯一、私が泊まれる宿を取れたのは、青森と秋田の県境近くに位置する大館(おおだて)でした (゚ー゚*)オーダテ。583系は漆黒の闇に包まれた県境の矢立峠を越え、日付が変わる直前の23時52分、大館に到着 (・ω・)トーチャコ。

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終点の秋田まで乗りたかった
583系の「ねぶたまつり2号」ですが、
私は大館で下車します・・・。
(・ε・`)シャーナイネ。

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大館をあとにして、
秋田へ向かう「ねぶたまつり2号」。
ちなみに同列車が終点の秋田に到着するのは
午前1時25分です。
▲16.8.3 奥羽本線 大館

青森2227-(奥羽本線 特急ねぶたまつり2号)-大館2352

後ろ髪を引かれながら大館で下車し、ホームにて見送る583系の赤いテールランプ・・・サイナラ~(´・ω・)ノ~~~。。それでも、青森から大館までの一時間半も583系の特急列車に乗ることができ、しかも本来は四人がけのボックスシートをひとりで独占して、その懐かしい走りを存分に味わうことができたのですから、もうじゅうぶんに満足です マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。こんな貴重な乗車経験ができるなんて、はるばる青森まで来てホントによかったなぁ ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。・・・って、あれ?今旅の私の目的は、ねぶた祭りを見ること?それとも「ねぶたまつり」号に乗ること? σ(゚・゚*)ンー…。はたしてどっちがメインだったのでしょうね(笑)。

 

 

8月4日(木)

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翌朝の大館駅。
大館には奥羽本線のほか、
同駅と岩手県の盛岡
(路線区間は好摩まで)を結ぶ、
花輪線が発着しています。
▲16.8.4 奥羽本線 大館

秋田県の大館で迎えた三日目の朝 ('-'*)オハロ♪ 。前夜は特急「ねぶたまつり2号」で大館に着いたのが23時52分。その後、ホテルにチェックインし、眠りについたのは午前1時過ぎでした ZZZzz…⊂(-ω-`⊂⌒`つ(ちょうど「ねぶたまつり2号」が秋田に終着する頃かな?)。翌朝は起きることができたら大館7時07分発か、8時05分発の列車に、もし起きられなかったら10時36分発に乗ろう・・・なんて考えていましたが、朝6時に掛けた目覚ましを無意識で止めて、起きたのは7時半 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。急げば8時の列車には間に合うけれど、私はもう10時半の列車に乗ることを決め、ホテルの無料の朝食を食べてゆっくりと駅へ向かいました ダラダラ…ε~ε~ε~(((;´∀`)。ちなみに7時、8時ときて、次が10時半まで列車の間隔が空くのは、朝の通学時間帯を重視した地方の列車では、よくあることです ( ´_ゝ`)フーン。

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大館の駅前に佇むのは、忠犬ハチ公。
▽・ェ・▽ コンニチワン♪。
ハチ公の像というと、
東京の渋谷駅前のものが有名ですが、
秋田犬であるハチ公のふるさとはここ大館で、
大館の駅前にもハチ公の像が建てられているのです。
(余談ながら某黄色いJリーグチームのマスコットキャラも秋田犬で、
サポとしてはこの像に手を合わせずにはいられません・・・^^;)

そんなゆるゆるの出発となったこの日の目的はというと、昨夜に乗車した583系の臨時特急「ねぶたまつり」の走行シーンを奥羽本線の沿線で撮ること (゚∀゚*)オオッ!!。もちろん、私が乗った青森から秋田への上り「ねぶたまつり2号」は深夜時間帯の運転ですから、撮影の狙いとなるのは明るいうちに秋田から青森へと向かって走る、下りの「ねぶたまつり1号」です (゚ー゚*)イチゴー。もし早起きできれば、お目当ての「ねぶたまつり」の前に何カ所かの撮影地を吟味し、あわよくばそこで貨物列車の一本でも撮れないかな・・・などと考えていたのですが、実際は遅い時間の出発となったので、「ねぶたまつり」の撮影地選びは下見無しの一カ所に絞らなくてはなりません σ(゚・゚*)ンー…。

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「北海道&東日本パス」を持つ私、
大館から乗るのはもちろん普通列車です。
10時過ぎに発車する上り列車は空いていました。
▲16.8.4 奥羽本線 大館

大館を発車した秋田ゆきの上り普通列車は市街地を抜けると、すぐに広大な田園風景のなかを走るようになります (゚o゚)オッ!。このあたりならば撮影地の下見などしなくても、どこでも撮れそうじゃん・・・と、一見するとそう思えるのですが σ(゚・゚*)ドーダロ、この夏場の時期はたとえ広々とした抜けの良さそうな場所であっても、線路際に鬱蒼と生い茂る夏草などが邪魔となり、意外とスッキリと列車の全景を撮れるところが少ないのです (´Д⊂ダメポ。加えて、午後に北東の方向へと進む奥羽本線の下り列車は、光線状態があまりよくないのも悩みどころ (゚ペ)ウーン…。この日の天気予報は晴れ時々曇りで、極力、逆光のポイントは避けたいのですが、どこかにいい場所はないかなぁ・・・<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ。

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車窓を眺めながら、撮れそうなところを探します。
地図上ではスッキリと撮れそうに見える田園地帯ですが、
実際は線路際のブッシュが深くて

撮るのがちょっとキビシい・・・(・ε・`)チェ。
▲16.8.4 奥羽本線 下川沿-早口(車窓から)

本来ならば、せっかく東北の青森や秋田まで遠征してきたのですから、その地方らしい風景のなかで撮りたいと思うも、なかなか条件に合うところが見いだせず (・ω・`)ウーン…、結局は「抜けがよくて光線状態がいい」というだけの、最終的な保険のつもりで事前にチェックしていた撮影地へと向かうことになりました (・ε・`)シャーナイカ。大館から一時間ちょっと、私が降りたのは羽後飯塚(うごいいづか)。

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羽後飯塚で下車 。
(・ω・)トーチャコ。
当駅は男鹿線の分岐駅・追分から下りへ二駅目に位置し、
前日に撮影で訪れた男鹿線の天王駅と同じ
秋田県潟上市内にあります。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚

大館1036-(奥羽1650M)-羽後飯塚1159

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木造平屋の駅舎が建つ羽後飯塚ですが、
なんだかまわりの様子が慌ただしいですね・・・。
σ(゚・゚*)ンー… 。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚

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張り紙を見ると、
どうやら駅舎の改築工事が行なわれるらしい。
ここも新しく建て直されちゃうのね。

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駅から歩いて10分ほど、
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
このようなスッキリとしたポイントへと
出ることができました。

米どころの秋田らしく、駅前からすでにのどかな田園風景が広がっている、羽後飯塚の周辺 (´ー`)ノドカ…。気になる線路際の雑草ですが、このあたりは比較的しっかりと除草が施してあるらしく、いつでもスッキリと撮ることができるという (・∀・)スッキリ、お立ち台的な有名ポイントして知られている場所です ( ̄。 ̄)ヘー。田園地帯の直線区間はメリハリが無く、ちょっと画的な面白味には欠けるけれど、583系がキレイに撮れるのならば贅沢は言いません (・∀・`)マ、イッカ。昼過ぎのこの時間帯は「ねぶたまつり1号」などの下り列車に対し、正面は列車の顔が陰る半逆光(サイド光)で、後追いが順光になります(つまり上り列車が順光)σ(゚・゚*)ンー… 。個々の好みによって意見が分かれそうなところですが、せっかくのいいお天気なので、私は順光となる後ろ側から狙うこととしました m9(`・ω・´)ケテイ!。

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夏空のもとをE751系の特急「つがる」が
颯爽と走り抜けてゆきました。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保(後追い)

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おや?E751系の先頭部の側面をよく見ると・・・
そこにいたのは、青森のゆるキャラ「いくべぇ」。
(゚∀゚)オッ!。
今は青森・函館観光キャンペーンの期間中なので、
それをPRしているのですね。
(´▽`*)イクベー♪。

まずはE751系の特急「つがる」で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。とりあえず標準系のレンズで空を広く入れたアングルにしてみました。真っ青な夏空と緑の稲、そして白とオレンジのツートンカラーを纏ったE751系のコントラストが、なかなかいい感じです (・∀・)イイネ!。画的にはこのくらいのアングルが個人的な好みなのですが、ひょっとすると背景に写る夏雲を強調したら、もっと夏っぽい季節感がでるかな・・・? σ(゚・゚*)ドーダロ… とも思い、ためしに次の列車はこんな感じにしてみました

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夏雲を背にして現れたのは、
五能線から直通してきた
「リゾートしらかみ・くまげら編成」。
インパクトのあるお顔のカラーリングは、
白神山地に生息する野鳥のクマゲラの赤い頭と、
日本海に沈む夕陽をイメージしています。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保

続いてやってきたのは、「リゾートしらかみ・くまげら編成」(゚∀゚)オッ!。「リゾートしらかみ」には前日(今記事の冒頭)に私が乗った、HB-E300系の青い「青池編成」のほか、同じくHB-E300系で緑色の「ブナ編成」、そしてこのキハ40を改造したオレンジ色の「くまげら編成」の三種があります (´▽`*)リゾシラ♪。そんな「リゾしら・くまげら」を今度は中望遠で撮影 【◎】]ω・´)パチッ!。編成写真的にはこのくらいの方が自然に感じる方も多いと思いますが、やっぱり個人的にはもう少し背景に広がりがある方が好きかな・・・σ(・∀・`)ウーン。あまり迷うこと無く、最初に「つがる」を撮った時くらいのアングルへと戻します m9(`・ω・´)ケテイ!。ここはスッキリと列車が撮れるお立ち台とは言うものの、首都圏近郊のように多くの同業者が集まることは無く、日陰の無い炎天下の田園でカメラを構えているのは私ひとりだけ (・ω・)ポツン…(ほかにもう一人くらいは来るかな?って思ってたんですが、誰も来なかった・・・^^;)。通りがかった農家のおばちゃんに「暑かろうに、倒れるなや~ ヽ(´w`*)」と笑われながら待つことしばし (´Д`υ)アッツー。、やがて陽炎のむこうに三つのヘッドライトを輝かせた583系の姿が見えてきました (゚∀゚)キタ!。

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陽炎が揺らめくなか、遠くに見えてきた583系・・・

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眩しい夏の日差しを浴びて、
一路、青森を目指す、
583系の特急「ねぶたまつり」号。
表示は味気ない「臨時」幕ですが、
栄えある特急列車としての晴れ舞台です。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保(後追い)

583系の「ねぶたまつり」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
夏空のもとを颯爽と走り抜ける583系、やっぱり晴天順光下で見るツートンカラーの国鉄特急色は、一段と鮮やかに感じます (つ▽≦*)マブイッ!。夜の艶やかな583系もステキだけれど、太陽の光を全身に浴びた583系もカッコいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。どんなシチュエーションでも絵になるなんて、さすがは昼夜兼用特急型!・・・なんちって (゚∀゚)アヒャ☆。E751系の「つがる」から40分ほどの時間が経ち、光線状態は車体側面までキッチリと日が回るようになった、まさにバリ順。でも背景に写る夏雲は、「つがる」のときの方がいい感じでしたね・・・σ(・∀・`)ウーン…。まあ、車両主体の無難な画ではありますが、個人的には前日に自分が乗った列車をキッチリと記録できたことに満足しています (*`д´)=b OK牧場!。これで583系「ねぶたまつり」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

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上り列車に乗って羽後飯塚をあとにします。
次にこの駅で降りることがあるとしたら、
その時には新駅舎になっているのですね。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚

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羽後飯塚から30分ほどで秋田に到着 。
(・ω・)トーチャコ。
同駅で降りるのは今旅三度目ですが、
一度目は秋田新幹線「こまち」のE6系、
二度目は男鹿線のキハ40、
そして三度目は奥羽線の701系となりました。
▲16.8.4 奥羽本線 秋田

羽後飯塚1418-(奥羽1654M)-秋田1444

男鹿線の撮影後、五能線の「リゾートしらかみ」で秋田を発ち (/*´∀`)o レッツラゴー♪、青森でねぶた祭りを観て w(*゚o゚*)wオオー!!、特急「ねぶたまつり」号に乗り (´▽`*)ワ~イ、大館へ泊まって Zzz…⊂(-ω-`⊂⌒`つ、奥羽本線で「ねぶたまつり」号を撮影し (^_[◎]oパチリ、二日がかりでふたたび秋田へと戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。ちなみに旅の行程としては、男鹿線を撮影したあとに「リゾートしらかみ」へ乗らず、奥羽本線に転戦して583系の「ねぶたまつり1号」を撮ることも考えたのですが(時間的にはじゅうぶんに可能)σ(゚・゚*)ンー…、できれば撮り鉄と乗り鉄を織りまぜて、旅に少しでも変化を付けたかったことと、あとは二日目の宿泊地が大舘以外に選べなかった苦肉の策で、結果的にこのような形でまわりました (´w`)ナルヘソ。

さて、青森でのねぶた祭り見物が第一の目的としていた今旅。それを達成し、あとはここから東京へ帰るだけ・・・か?

 
 
・・・続きます

ONE-shot 223 花火鉄

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PICK UP ONE-shot 223 花火鉄

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夏の夜を盛り上げる、花火大会。
今年も見事な大輪の花が夜空を彩りました。
駅のホームに入ってきた電車たちも、
発車までのわずかな時間で、
しばしの花火見物を楽しみます。
  
「た~まや~っ!」
ド━━゚+.\(*⌒∇⌒*)/.+゚━━ ンッ !!
 
 
 
一昨年昨年に続き、今年も、
茨城県取手(とりで)市で開催された
利根川河川敷の花火大会へ行ってきました。
・・・と言っても、私が眺める場所は駅近くの跨線橋。
ここも三年目となると、私の中ではもうすっかり、
夏の恒例行事といった感じがあります。
   
会場の最寄駅となる取手を発着するのは、
JR常磐線と関東鉄道・常総線の二路線。
去年までの私は常総線の列車を花火と絡めて撮影し、
拙ブログでも写真をご紹介してきましたが、
画に変化を付けたいと思った今年は、
ためしに常磐線の方を狙ってみることにしました
(常"磐"線と常"総"線、
パッと見の字面が似ていて、ややこしいね…^^;)。
   
常総線の旧型ディーゼルカーに比べると、
ちょっと味気ない常磐線のステンレス通勤型電車。
でも、二本の電車が揃うタイミングを
打ちあがった花火とともに狙ったことで、
意外と面白い画になったかな・・・なんて、
個人的には思っています。
 
何より、どんな車両であれ、
花火と列車が組み合わせられるという、
このロケーションがありがたい
(^_[◎]oパチリ 
 
 
16.8.13 常磐線 取手
 
 
 

☆オマケ
 
8814.jpg
そんな取手の花火大会を見ながら飲むのは、
ご当地のキリンビール・取手工場で作られる、
一番搾り・取手づくり」。
(゚∀゚)オッ!
しかも鉄ちゃんにはちょっと嬉しい、
「常磐線開業120周年」の記念パッケージです
(駅ナカコンビニ「NewDays」限定)。
(゚∀゚*)オオッ!!
パッケージの表面には夜空のもとに並ぶ、
常磐線の各車がイラストで描かれており、
これはまさに取手の花火と常磐線のコラボカットを
撮ったあとで飲むのにふさわしい
ビールでした(笑)
ε-(>∀<*)プハ━━ッ!
 
 

夏休み03・・・新津鉄道資料館 見学記

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2016.08.02~05
夏休み03
愛しのあのコへ会いに・・・w
新潟市新津鉄道資料館 見学記
 
  

前回からの続きです。
(スミマセン、あいかわらず今回も長ったらしい記事となっていますので、時間のあるときにゆっくりとお読みいただくか、本文をすっ飛ばして写真とキャプションで大体の流れを掴んでいただけたらと思います m(_ _)m。もしくは写真を見ていただくだけでも嬉しいです。)

夏の休暇を利用した鉄道旅、今夏の私は普通列車専用のフリーきっぷ「東日本&北海道パス」を使って、東北地方を巡っています イクゼ(/*´∀`)o トーホク♪。東京から秋田へと向かっていた初日は、大雨で列車が運転を見合わせるという予期せぬアクシデントに見舞われてしまいましたが (´д`;)トホホ…、秋田で迎えた翌二日目は、男鹿(おが)線の撮影からはじまり (^_[◎]oパチリ、観光列車の「リゾートしらかみ」で五能(ごのう)線の車窓に広がる海景色を眺め (´▽`*)キレイ♪、青森ではかねてから一度は見てみたかった夏祭りの「ねぶた祭り」を堪能し w(*゚o゚*)wオオー!、さらにそのねぶた祭りの開催に合わせて運転された臨時特急「ねぶたまつり号」に乗り、国鉄特急型の名車・583系の重厚な走りを味わうという (*゚∀゚)=3ハァハァ!、まさに鉄三昧の充実した一日を過ごしました マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。そして秋田県の大館(おおだて)で迎えた三日目は、その583系の「ねぶたまつり号」を奥羽(おうう)本線の羽後飯塚にて撮影【◎】]ω・´)パチッ!。無難な列車写真ではあるものの、晴天に恵まれてまずまずの成果が得られました。

これで、「ねぶた祭りを観たい!(ねぶたまつり号に乗りたい!撮りたい!!←コッチがメイン?w)」と言う、今旅における私の目的はほぼ達成 ε-(´∇`*)ホッ。あとは今いる秋田から鈍行列車を乗り継いで、東京へと帰るだけなのですが・・・カエロ…((((o* ̄-)o、やはり乗り鉄として、往きと帰りで同じルートを通るのは面白くありません σ(゚・゚*)ンー…(そもそも往きは大雨による影響で、途中から秋田新幹線を使っちゃったしね・・・^^;)。そこで私が秋田から乗ったのは、往きに乗ってきた奥羽本線(秋田新幹線)ではなく、羽越本線の普通列車です (゚ー゚*)ウエンツ?。

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秋田で待機する羽越本線の上り普通列車。
ちなみにこの酒田ゆき546M列車ですが、
実は私が羽後飯塚から乗ってきた
奥羽本線の秋田ゆき1654M列車が、
秋田で約30分停車ののちに化けたものです。
▲16.8.4 奥羽本線 秋田

秋田を発車した酒田(さかた)ゆきの普通列車は、すぐに奥羽本線から右に分かれて、南西方向の日本海側へと進路を取ります …(((*・o・)ノ Go!。羽越(うえつ)本線は、信越本線と分岐する新潟県の新津(にいつ)を起点に、新発田(しばた)、村上、あつみ温泉、鶴岡、酒田(さかた)、象潟(きさかた)、羽後本荘(うごほんじょう)など、日本海に面した各都市を経て、秋田で奥羽本線と合流する、全長271.7キロ、全線電化の幹線で(今回の私は起終点が逆の秋田から新津方向へと進んでいます)、路線名の「羽越」は秋田の旧国名「羽後」と新潟の旧国名「越後」の頭文字を組み合わせたもの (・o・*)ホホゥ。また同線は、日本の物流の大動脈である日本海縦貫線(近畿から北陸を経て東北まで、日本海沿いに敷設された各線を合わせた総称)の一部を担っており、地域輸送の旅客列車のみならず、長距離の貨物列車も頻繁に運転されています ( ̄。 ̄)ヘー。

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車窓から日本海が望める羽越本線。
(´▽`*)ウミ~♪
前日に乗った五能線ほどではないけれど、
小砂川と女鹿(めが)の間あたりは、
なかなかきれいな眺めです。
(・∀・)イイネ
▲16.8.4 羽越本線 小砂川-女鹿(後方の車窓から)

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いっぽう、反対を向いた内陸側の車窓に見えるのは、
山形県と秋田県に跨がる名峰・鳥海山(標高2,236m)。
(゚∀゚)オッ!
その美しい山容から「出羽富士」とも呼ばれますが、
この日は残念ながら山頂が雲隠れ・・・。
▲16.8.4 羽越本線 吹浦-遊佐(車窓から)

そんな日本海沿いをゆく羽越本線、ロングシートの701系では車窓風景がちと見にくいのが難点ですが (・ε・`)チェ、幸いにして車内はガラガラに空いているので、私は景色のいいところにさしかかると立って車窓を眺め (´▽`*)キレイ♪、そうでもないところでは席に座って過ごします (´ー`)マターリ。もっとも、秋田から途中の酒田までの車窓は意外と海がスッキリと見えるところが少なく、立って眺めたのは下浜から道川までの間と、秋田と山形の県境に位置する上浜から吹浦(ふくら)までの間くらいでした ( ´_ゝ`)フーン。右手に日本海、左手に鳥海(ちょうかい)山を臨みながら列車は順調に南下し、秋田から二時間弱で終点の酒田。ここでさらに先へと進む列車に乗り換えます ノリカエ…((((o* ̄-)o 。

0004.jpg

秋田から乗ってきた列車は酒田まで。
ここでホームを挟み、
右の列車から左の列車へ乗り換えます。
o(- ̄*o))))...コッチ
▲16.8.4 羽越本線 酒田

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酒田の駅名標には山形のゆるキャラ、
「きてけろくん」が貼られています。
σ(゚ー゚*)キテケロ?
その向こうに停車しているのは、
これから私が乗る新津ゆきの普通列車で、
使用車両はディーゼルカーのキハ110。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲16.8.4 羽越本線 酒田

酒田に待機していた新津ゆきの普通列車は、ディーゼルカーのキハE120+キハ110の二連 (´▽`*)キハキハ~♪。車内を見ると後方のキハ110の方が空いていたので、私はそちらのボックスシートに腰を下ろします ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。それにしても、全線が電化されているハズの羽越本線なのに、なぜこの列車は電車ではなくディーゼルカー(気動車)で運転されているのかというと σ(゚・゚*)ンー…、前日に乗った男鹿線や五能線のような非電化路線へ直通する列車と言うわけではなく、羽越本線にはこの先に異なる電化方式(交流・直流)の転換点、いわゆるデッドセクション(死電区間)が存在し、そこを通過できる交直流両用の万能電車は製造費、維持費ともにコストがかかるため、おもに同線の村上と酒田の間を走る普通列車には、電化方式を問わないディーゼルカーが使用されているのです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。ちなみにディーゼルカーで運行されているのは普通列車のみで、速達性が求められる特急「いなほ」には交直両用型電車のE653系が、また貨物列車の牽引には交直両用型電気機関車のEF510が使われています(同線を走るEF81はもう引退したんだっけ? σ(゚・゚*)ンー…)。電車より速度が劣り、所要時間もかかるディーゼルカーですが、のんびりとした鈍行列車の旅を楽しみたい私としては、味のあるディーゼルカーのほうが旅情をより深く感じられるし  (´ー`)マターリ、なによりも701系のようなロングシートではなく、キハ110は景色の見やすいボックスシートなのが嬉しい (・∀・)イイネ。しかも今の時期は、酒田を17時22分に発車するこの832Dという列車が、実に絶妙な運転時間でして、しばらく進むと車窓に広がったのは・・・こんなに素晴らしい景色 (*゚0゚)ハッ!!。

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日没迫る午後6時過ぎ、
海沿いを走る列車の窓に夕陽が輝きます。
▲16.8.4 羽越本線 小波渡-五十川(車窓から)

ああ、美しい・・・☆。*゚+.*.。 ジ━(*’∀’*)━ン +..。*゚+☆。列車は酒田から一時間の小波渡(こばと)を過ぎたあたりから海岸沿いを走るようになり、車窓にはちょうど頃合いよろしく、日本海へと沈みゆく夕陽がきれいに望めます。快晴の今日は、まさに絶好の夕陽日和でいい染まり具合  (´▽`*)キレイ♪。それを展望台などではなく、キハ(ディーゼルカー)のエンジン音と車輪が奏でるジョイント音を聴きながら、列車のボックスシートで眺められるなんて、乗り鉄にとって最高の瞬間です ボカァ(´ω`人)シヤワセダナァ。そしてこの素晴らしい景色を眺めながらの一杯・・・もちろん「飲み鉄」としても抜かりはありません ( ̄ー ̄*)フッフッフ…。お酒やビールは先ほど乗り継いだ酒田で、そして酒田には駅弁が売っていないと言う事前情報を聞いていたため、お弁当は秋田で仕入れてきました (゚∀゚*)オオッ!!。う~ん、我ながらこの周到ぶりはグッジョブ(笑)ъ(゚Д゚)グッジョブ、オレ。こうしてしばらくの間、私は至福のひと時に酔いしれます Oo。(~▽~*)ウィッ。

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事前に秋田で買ってきた駅弁は、
秋田県産のあきたこまちを使用した幕の内弁当、
「あきたこまち弁当(1,000円)」。
鮭の塩焼、エビフライ、シュウマイ、玉子焼き、
舞茸の天ぷら、蒲鉾、煮物、漬け物・・・など、
オーソドックスな幕の内はおかずが豊富で、
飲み鉄のお供にピッタリ。(゚д゚)ウマー!
☆☆☆・・
お酒は酒田のメジャーな地酒、初孫。
ほのかに酸味を感じる辛口酒です。
Uヽ(>∀<*)クゥーッ!

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海岸に奇岩が立ち並ぶのも、
このあたりの見所です。(゚∀゚*)オオッ!!
シルエットを眺めるのも面白い。
▲16.8.4 羽越本線 五十川-あつみ温泉(車窓から)

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山形と新潟の県境付近に位置する
府屋(ふや)のあたりで、
日没を迎えました。
ああ、陽が沈む・・・ヽ(´д` )アア…。
▲16.8.4 羽越本線 府屋-勝木(車窓から)

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日本海沿いを南下した列車は新潟県へと入り、
沖合に見えてきたのは佐渡(さど)島です。
(゚ー゚*)サドガシマ。
▲16.8.4 羽越本線 今川-桑川(車窓から)

でも、このような美しい情景を車窓から眺めていると、乗り鉄的には大満足なのですが、撮り鉄的には列車に乗っていないで、夕陽と列車を沿線で撮りたいなぁ・・・とのジレンマを感じます (´~`*)ウーン…。今回は乗り鉄に徹したけれど、いつか機会があれば撮影にも訪れようと、沈み行く夕陽を眺めながら心に期するのでした (・∀・`)マタネ。小波渡から村上までの60キロ、海沿いに敷かれた線路を約一時間かけて走り、暮れなずむ美しい夕空を車窓に映し続けてきた列車は、ちょうど山形と新潟の県境付近で日没を迎え、やがてとっぷりと日が暮れた20時半に新潟市近郊の新発田(しばた)へと到着 (゚ー゚*)シバタ。新発田は新津方面へ向かう羽越本線と、同駅を始発にして新潟方面へ向かう白新線の分岐駅です。ここで私は酒田から三時間乗り続けた羽越本線のディーゼル列車を降り、白新線へと乗り換えました ノリカエ…((((o* ̄-)o。

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新発田に到着した羽越本線の新津ゆき。
二両編成の先頭はキハE120でした。
▲16.8.4 羽越本線 新発田

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新発田で白新線へ乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
同線専用の0番線ホームには
E129系の普通列車が待機しています。
▲16.8.4 羽越本線 新発田

白新(はくしん)線は、新潟と新発田の間を結ぶ27.3キロの電化幹線で、新潟市近郊の通勤・通学路線と言う色合いが濃い路線。また、新潟市中心部と県の北部へと伸びる羽越本線を繋ぐ、バイパス的な役割も担っています (・o・*)ホホゥ。同線の車窓には米どころの新潟らしく、広大な田園風景が臨めますが、今の時間はただの暗闇でしかありません ( ̄  ̄;)マックラケ。そんな白新線の普通列車に揺られて40分ほど、私がやってきたのはターミナル駅の新潟 (・ω・)トーチャコ。

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白新線で新潟に到着 (・ω・)トーチャコ。
ちなみにこの列車は新潟が終点ではなく、
ここから越後線へと直通する内野ゆきです。
▲16.8.4 信越本線 新潟

新潟に着いたのは21時ちょっと過ぎ。今からでも上越新幹線の東京ゆき最終列車「Maxとき350号」には余裕で間に合うけれど σ(゚・゚*)ンー…、鈍行きっぷの「東日本&北海道パス」を持つ私が新幹線へ乗ることはありません (´ω`)ソーダロネ。秋田県の大館からスタートし、奥羽本線と羽越本線を南下してきた三日目、今宵はこの新潟で泊まります (´w`*)ドツカレサン。

秋田1516-(羽越546M)-酒田1708~1722-(832D)-新発田2024~2029-(白新1678M)-新潟2108

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ネオンサインが光る夜の新潟駅。
こちらは万代町や古町などの
繁華街側に面した万代口駅舎です。
▲16.8.4 信越本線 新潟

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三日目は新潟で打ち上げ~。
☆ロD\( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
まずは新潟限定ビールの風味爽快ニシテ(右写真)。
手前はお通しで、小松菜のおひたしと冬瓜のジュレです。
そのほか新潟名物の栃尾揚げや、
新鮮なサザエのお造りなどを注文 。(゚д゚)ウマー!
お酒は魚沼地区の「魚沼で候」という
純米酒をお店の方に勧められました。
香りが良くて、米の旨味が感じられる
和食に合うお酒です。
Uヽ(>∀<*)クゥーッ!

 

8月5日(金)

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宿泊したホテルは新潟駅の目の前で、
お部屋の窓からは高架工事中の新潟駅構内を
眺めることができました (゚∀゚)オッ!。
在来線の高架化は2021年度の予定。
▲16.8.5 信越本線 新潟

一夜明け、新潟で迎えた四日目の朝  ('-'*)オハロ♪。前日の大館に続き、この日もホテルで朝食をいただいてから、ゆっくり目のチェックアウトです (´ー`)ノンビリ。東北から新潟まで南下してきたことにより、もう東京へは鈍行列車でも余裕で(?)帰れる範囲となりました (´∀`;)ヨユウ…ネェ。でもせっかくならば、私にはこの機会にちょっと寄り道して行きたいところがあります (゚ー゚*)ドコ?。新潟は上越新幹線のほか、新津、長岡方面の信越本線、吉田、柏崎方面の越後線、そして前日に新発田から乗ってきた白新線の三路線が集約する駅ですが、そのなかで私が乗ったのは、信越本線の長岡ゆき普通列車。

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新潟から乗る信越本線の長岡ゆきは、
前日の白新線でも乗ったE129系。
ほんの数ヶ月前までは国鉄型の115系が
多く見られた新潟地区ですが、
今ではすっかりE129系ばかりになってしまいました。
σ(・ω・`)ウーン…。
▲16.8.5 信越本線 新潟

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ちなみにこちらは長岡ゆきの隣のホームに停まっていた、
白新線の村上ゆき普通列車(927M)で、
私がこの日の新潟で見た、唯一の115系でした。
(゚∀゚)オッ!
▲16.8.5 信越本線 新潟

信越本線はもともと、群馬県の高崎から長野を経て新潟までを結び、路線名は長野の旧国名「信濃」と新潟の旧国名「越後」の頭文字を取ったものですが、北陸新幹線の開業などにより路線が分断(第三セクター路線への移管や一部区間の廃止)され、新潟地区の信越本線は現在、他県へまたがらずに県西部の直江津から長岡を経て新潟までを結ぶのみとなっています(信越本線はその他、群馬県内や長野県内にも一部が残存)( ̄。 ̄)ヘー。そんな信越本線の普通列車で新潟から20分、私が降りたのは新津 (゚ー゚*)ニーツ。

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信越線の長岡ゆきを新津で下車。
おや? 右の方に何かが顔を覗かせていますね・・・。
|∀・)チラッ。
▲16.8.5 信越本線 新津

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到着したホームの隣に回送で停車していたのは、
タラコ色+国鉄急行色+新潟色という、
三連のキハ47+48 (゚∀゚*)オオッ!!。
羽越本線か磐越西線の列車かな?
国鉄型好きとしてはコレの走行シーンを
沿線で撮りたかったところですが、
残念ながら同編成はしばらくして、
構内の車庫(新津運輸区)に引き上げちゃいました。
σ(・∀・`)ザンネン…
▲16.8.5 信越本線 新津

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新潟市秋葉区に位置する新津駅。
2003年に改築された駅舎は、
大きな三角屋根が特徴の橋上駅です。
/(゚д゚)\サンカク
▲16.8.5 信越本線 新津

新潟0849-(信越432M)-新津0908

新津というと、前日に私が酒田から乗って夕陽を眺めた、羽越本線のディーゼル列車が終点だった駅。ここは信越本線のほかに羽越本線、そして当駅から会津若松方面へと伸びる磐越西(ばんえつさい)線の三路線が乗り入れる鉄道の要衝であり、さらには構内に車両基地の新津運輸区が隣接し、また近隣に国鉄時代からの新津工場、現在ではJR東日本の車両製造工場(総合車両製作所新津事業所)があるなど、新津は鉄道に深い関わりのある土地で、古くから「鉄道のまち」として知られています (・o・*)ホホゥ。

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鉄道のまち・新津。
マンホールにはSLが描かれており (゚∀゚)オッ!、
名所や歴史をモチーフにした道のタイルにも
かつてこの地を走っていた
特急「とき」の姿が見られました (゚∀゚*)オオッ!!。

そんな鉄道のまち・新津には、その歴史や文化を学び伝える鉄道の資料館があり、私が新津で下車したのはそこを訪れることが目的でした (゚∀゚*)オオッ!!。個人的に「ちょっと気になる展示物」があって、かねてから一度は見学したいと思っていた新津の鉄道資料館。でも正直、ここだけのために東京からわざわざ上越新幹線を使ってまで行くほどのところではありません σ(・∀・`)ウーン。そこで何かのついでに行けないかと考えていたところ、今回の東北からの帰りに立ち寄ることを思いついたのです (´ω`)ナルヘソ。ではさっそく・・・と、いきたいところですが、実はこの資料館の場所はちょっぴり遠くて、駅から徒歩30分弱(約2.3キロ)( ̄  ̄;)トオイ…。歩けない距離ではないけれど、炎天下のもとではちょっとキツいよね・・・(´~`;)ウーン…。でも、そんな徒歩鉄の強い味方となってくれるのが、駅近くの地域交流センターで貸し出しをしているレンタサイクル σ(゚ー゚*)チャリ?。しかも無料で使えると言うのが、嬉しいじゃありませんか ヽ(´¬`)ノ ワ~イ 。身分証(運転免許証ね)を提示して無事に自転車が借りられ、心地よ・・・くはない、真夏の生暖かい風に吹かれて走ること15分 ♪~( ̄、 ̄ )===3 スイスイ~、やってきました「新潟市新津鉄道資料館」。

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新津のメインストリートを抜け、
閑静な住宅街の一角にあるのが
新潟市新津鉄道資料館」。
開館時間は9:30~17:00(最終入場は16:30)、
入場料は大人300円、小人100円です。
休館日は火曜日と年末年始。

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駅からここまでの足としてお借りした
秋葉区地域交流センターのレンタサイクル。
♪~( ̄、 ̄ )===3 スイスイ~。
あとから知ったのですが、
新津駅構内には鉄道資料館の分室(案内所)があり、
そこでも無料で自転車が借りられるのだそうです。

一見すると、なんだか学校のようなシブ~い建物の鉄道資料館 (≧∇≦)シブイッ!。大宮や京都の鉄道博物館のような立派なものをイメージされていた方には、ちょっと意外な外観だったかも知れませんが σ(゚・゚*)ンー…、ここはもともと国鉄職員の訓練施設(新潟鉄道学園)だったそうです ( ̄。 ̄)ヘー。二階建ての館内は一階がメインの展示スペースで、「鉄道のまち、新潟・新津の歴史をたどる」をテーマに四つの展示ゾーンからなり、地域色の濃い鉄道文化を紹介しています (・o・*)ホホゥ(二階はおもに企画展示室)。ではその館内のほんの一部(かなり個人的趣向が強い)を見てみましょう(ちなみに館内は個人で楽しむ分には撮影可だそうです。ただし細かい資料などは極力写さないようにしています。また企画展示は全面的に撮影不可)。

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館内の展示コーナーはこんな感じ。
一昨年にリニューアルされたばかりと言うこともあり、
外観の印象ほど、シブさや狭さは感じません。
壁面には鉄ちゃん的なお宝がいぱーい!
(☆∀☆)キラーン☆

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「出羽」と「鳥海」のヘッドマークだ!!
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
ともにかつて首都圏と東北地方の日本海側を
上越・信越・羽越本線経由で結んでいた
ブルートレイン(寝台特急)で、
新津も通っていました。
「出羽」には乗ったことないけれど、、
「鳥海」には一度だけあるな・・・。
165系の急行「佐渡」も懐かしいね。

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これは上越新幹線の開業前に、
首都圏と新潟を結んでいた上越線の名特急
「とき」のヘッドマーク (゚∀゚*)オオッ!!。
平仮名の下に小さく「朱鷺」の漢字が入れられていたのが、
このボンネット型文字マークの特徴でしたよね。
その向こうに見えるのは、上越新幹線に使われた
200系の団子っ鼻(連結器カバー)。

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1986年の国鉄末期に新津駅の構内で、
掲示されていた時刻表。
寝台特急「出羽」や急行「とがくし」、
さらには新潟発着の特急「雷鳥」や、
青森と大阪を結んでいたロングラン特急「白鳥」など、
懐かしい列車名が見られます (ノ∀`)ナツカシス。
ちなみに現在の新津で見られる定期特急列車は、
新潟と上越妙高を結ぶ、特急「しらゆき」のみ。

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懐かしいと言えばこちら (=゚ω゚=*)ンン!?。
ボタンを押すと発券される、昔のきっぷの自動券売機。
そうそう、こんな丸いボタンだったよね・・・。
ICカードはおろか、自動改札も普及していなかった時代。
この券売機で買ったきっぷに
有人の改札口でパチンとハサミを入れてもらい、
電車に乗っていたんです (ノ∀`)ナツカシス。

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かわいいスタイルの保線車両(モーターカー?)が
展示されていました (´▽`*)カワユス♪。
なんだかむかしの牛乳屋さんみたい。
運転台はいたってシンプルな構造です。

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館内には運転シミュレータもあります (゚∀゚)オッ!。
運転台は200系新幹線のもの・・・かな?
そして画面はなぜか新潟の路線ではなく、
中央(快速)線の201系 ( ̄△ ̄;)ナンデ。
私も一駅分だけ体験させていただきました。
ただいま西荻窪に停車ちう・・・(゚∀゚)アヒャ☆

ハリキって(?)開館時間の9時半に入場した私 (*`・ω・´)-3フンス!。学校が夏休みの時期だけれど、平日ということもあってか、ほかに入場者の姿はなく貸切状態です (・ω・)ポツン…。嬉しいことに元・国鉄マンだったという案内係の方に付いていただき(誰もいないからヒマなのかも・・・^^;)、丁寧な説明をマンツーマンで受けながら貴重な資料を眺め、電車のシミュレータなども楽しみながら館内を一巡 φ(゚ー゚*) フムフム。個人的にはやはりブルートレインや特急列車のヘッドマークを見ると、思わず目が輝いちゃいます (*゚∀゚)=3ハァハァ!。ところで、資料や部品、機器などの細かい展示物は充実している館内ですが、鉄道展示施設の花形ともいえる実車の保存はないのかというと・・・<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ もちろんこの新津鉄道資料館でも数台の車両を所蔵しています (゚∀゚*)オオッ!!。さすがに学校っぽい造りの本館内には入りきらず、車両が展示されているのは屋外にある二カ所の展示スペース ...(((o*・ω・)o オソト。

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本館に隣接する形の
北側展示エリアに置かれていたのは、
東北・上越新幹線の開業時から活躍し、
緑の新幹線としてお馴染みの200系新幹線と、
かつては新津機関区に所属し、
羽越本線などで活躍した蒸気機関車、
C57形の19号機。

屋外に展示されている静態保存車も、2013年まで上越新幹線で活躍した200系や、かつては地元の新津機関区に籍を置いていたC57形蒸気機関車の19号機など、新潟や新津に縁のある車両たちです エスエル(´▽`*)シソカソセソ。そんな屋外展示車両のなかに、私が一目会いたいと思っていた一両があります σ(・∀・`)アイタイ…。それが先述した私の「気になる展示物」であり、この新津鉄道資料館を訪れたいちばんの目的。そのお目当てとは・・・ (*゚0゚)ハッ!!。

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本館から少し離れた、
駐車場脇にあるのが南側展示エリア。
新潟の豪雪にも耐えられるような、
立派な屋根のもとに佇んでいたのは・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?

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クリームと赤のツートンカラー、
いわゆる国鉄特急色に塗られた485系!
(゚∀゚*)オオッ!!
同館で昨年から保存し、展示されているのは
元・新潟車両センター所属のT18編成の先頭車で、
四つ目が特徴のクハ481-1508です。

ヨンパーゴ、イタ━━━━m9(゚∀゚)━━━━ッ!!
そう、拙ブログをご覧いただいている方ならば、もうお馴染み(?)のこの車両。国鉄時代の特急型電車を代表する名車、485系です w(*゚o゚*)wオオー!。同系と言えば、二ヶ月前の今年6月に現役最後の原型車(仙台のA1/A2編成)が引退し、そのラストランを福島や宮城へ私も撮影しに行ったのが記憶に新しいところ サヨナラ~(´;ω;)ノシ~~~。この新津に保存されている485系は、その時のラストランに使われた編成のものではなく、昨年の北陸新幹線開業によって廃止された特急「北越」などに使われ、新潟の車両センターに所属していた編成(新潟のT18編成)のうちの一両です ( ̄。 ̄)ヘー。引退して廃車(車籍抹消)となり、静態保存となった今も、正面には現役時代と同様に「北越」のヘッドマークが誇らしげに掲げられていました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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これは展示車両のクハ481-1508が
現役だった頃に撮った、特急「北越」。
「北越」は新潟と金沢の間を、
信越本線、北陸本線を経由して結んでいた特急列車でしたが、
昨年三月の北陸新幹線開業により廃止。
最後まで国鉄型の485系が定期的に使われた特急として、
ファンの人気が高かった列車でした。
▲10.4.30 信越本線 茨目-安田

まだ新幹線網がそれほど発達していなかった時代に、東北や北陸、九州など、在来線の特急列車として全国各地を走り、かつては国鉄特急の顔として活躍した485系  (゚ー゚*)ヨソパーゴ。ほんの一時期ではありますが、北海道で使われたこともありました(ちなみに展示車のクハ481-1508は、もともと北海道用)。その功績をたたえ、メジャーどころの鉄道博物館では、485系やその派生形式の489系などが、ちゃんと展示されています。しかし、それらの博物館に保存されているのは、同じ485系という形式の括りでも、初期のボンネット型先頭車ばかり σ(゚ー゚*)ボンチャソ…。大宮も、京都も、門司港(の各博物館)でも、み~んな鼻の長いボンネットです (´д`)ハァ。もちろんボンネット型だって私は好きですし、同系の経歴の観点から見れば、博物館で初期形を展示する意味は大きいと思います。でも、485系と言えば幕式のイラストマークを掲げた後期の平面形先頭車の印象が強いと言う方も少なくないと思われ、また近年まで現役で活躍したこの顔に馴染みのある若い方も多いハズ σ(゚・゚*)ンー…。そんな平面形で唯一、現在も完全な原形をとどめているのが、この新津のクハ481-1508なのです ( ̄。 ̄)ヘー(ちなみに平面形では門司港の九州鉄道記念館に、前頭部のみのカットモデルが「RED EXPRESS色」で現存)。そう考えると、この一両はわざわざ新津まで足を運んででも見る価値のある、貴重な存在と言えるでしょう (´ω`)ナルヘソ(さっきは「新幹線に乗ってまで来るところではない」って言っていたけれど・・・^^;)。

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現役時代の同車に思いを馳せ、
正面気味にお顔を撮影。
(^_[◎]oパチリ。
残念ながら晴れた日は建物の映り込みが
ちょっと目立ちますね・・・。
撮影に訪れるならば曇りの日の方がいいのかな。

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485系とともに南側展示エリアで保存されているのは、
おもに上越線や只見線、信越本線などで
冬季の除雪作業にあたっていた
DD14形ディーゼル機関車の332号機。
いわゆるラッセル車というヤツで、
雪国・新潟の鉄路を支えた一機です。

C57形蒸気機関車、200系新幹線、DD14形ラッセル機、そして485系国鉄特急型電車。この四種が現在の同館で展示されている静態保存車両です。ご当地に縁のある車両と言う括りながらも、なかなか充実した展示ラインナップではありませんか (・∀・)イイネ!。何といっても私としては、485系の先頭車、クハ481-1508に再会できたことに感激です・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。屋内・屋外ともに展示物の見学を存分に満喫した、新津鉄道資料館訪問となりました (´w`*)ドツカレサン。

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ちなみに訪れた日の資料館では夏休み企画として、
実物車両展示エリアを巡る、
スタンプラリーが行なわれていました (゚∀゚)オッ!。
頑張ってコンプリートしたら、
(と言っても南北の二カ所だけれど)、
485系「北越」のポストカードがもらえますた。
[ホクェッ]ヽ(´¬`) ワ~イ♪。

鉄道資料館をあとにして、ふたたび自転車にまたがる私。新津での目的は資料館を訪れることでしたが、私には新津でもう一カ所だけ、この機会に立ち寄ってみたい場所があります (゚ー゚*)ドコヨ?。資料館から自転車を漕ぐこと10分ほど、私が次にやってきたのは資料館のある新潟市秋葉区と、隣接する阿賀野(あがの)市の間を流れる、阿賀野川に架かる道路橋。実はここには道路橋に並行して羽越本線の鉄橋が架けられており、撮り鉄にとっては有名な撮影ポイントなのです (゚∀゚*)オオッ!!。今日はとくに珍しい列車が通るわけではないけれど、今後のためのちょっとした下見と言った感じで、ためしに訪れてみました (´ω`)ナルヘソ。

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鉄道資料館から自転車を漕いで、
阿賀野川に架かる橋の上へとやってきました。
右のほうに見えるのが羽越本線の鉄橋です。

いちおう普通列車の時刻を事前に調べてきており、あと15分くらいで鉄橋を通過するハズ。可能性的にはかなり低いけれど、先ほど新津へ着いた時に見かけた、国鉄色のキハが来てくれないかな・・・σ(・∀・*)ドーカナ… などと思いながらカメラを構えてみると、通過予定時刻よりもだいぶ早く、橋の向こうに列車のヘッドライトが見えてきました。あり?時刻表を見間違えたかな?(・・?)アリ?。いや、普通列車のキハじゃないぞ・・・(=゚ω゚=*)ンン!?

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スッキリと晴れ渡った夏空のもと、
轟音を響かせて阿賀野川橋梁を渡りゆく、
EF510牽引の貨物列車。
▲16.8.5 羽越本線 新津-京ヶ瀬

カモレ、キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!
長~い阿賀野川の鉄橋に躍り出たのは、これまた長~い編成の貨物列車 w(*゚o゚*)wオオー!。先頭に立つ赤いゴトーさん(EF510)が青空に映えて、なかなかいいアクセントになっているじゃありませんか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。日本海縦貫線の一部を担う羽越本線での貨物列車は、それほど珍しい存在じゃ無いと思われますが、貨物の時刻などを調べていない貨物オンチの私からすると、たまたま撮れたのはラッキーな収穫でした (´¬`)ラキー♪。ところで、いっぽうの普通列車はというと、やってきたのはお目当ての国鉄色キハ!  (゚∀゚*)オオッ!!・・・な〜んてことはなく、昨日の私が羽越本線で乗ったのと同系のキハ110でした (・∀・`)ナーンダ。ま、そんなもんだよね (^^;)ゞポリポリ。

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続いてやってきた普通列車はキハ110。
単行列車が軽やかに鉄橋を駆け抜けてゆきました。

予期せぬ貨物列車と予定通りの普通列車を撮リ終えて、炎天下の橋上から撤収 ( ̄0 ̄*)シューリョー。これで私の新津での目的・・・・いや、今旅における、すべての目的を果たすことができました (´w`*)ドツカレサン。さ、自転車で新津駅へと戻り、鈍行列車を乗り継いで東京に帰りましょう カエロ…((((o* ̄-)o。もうさすがに立ち寄るところはありません(笑)。

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新津に入ってきた信越線の長岡ゆき普通列車、
ちょっぴり115系を期待するも、E129系でした。
でもこのE129系の黄色とピンクの帯色、
70系時代の新潟色っぽい感じがしますね。
▲16.8.5 信越本線 新津

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長岡で乗り継いだ上越線の水上ゆき普通列車も
同じくE129系 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
ホントに新潟地区の115系は
風前の灯になってしまったのね・・・。
(´・ω・`)ショボーン。
▲16.8.5 信越本線 長岡

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米どころの魚沼地区をゆく上越線の車窓。
向こうにはお酒の名前で知られる名峰、
八海山の姿が見えますが、山頂は雲隠れ・・・。
(≡"≡;*)モヤモヤ…。
今旅では岩木山も、鳥海山も、スッキリとはせず、
あまり山運には恵まれなかった気がします。
てっぺんまでキレイに見えた印象があるのは
豪雨後に新幹線の車窓から眺めた、
盛岡での岩手山くらいか。
▲16.8.5 上越線 八色-浦佐(車窓から)

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新潟と群馬の県境にある清水トンネルを抜けた列車は
上越線名物の湯檜曽ループを通過 σ(゚ー゚*)ループ?。
ループ線は高低差のある区間を
ぐるりと弧を描くようにして勾配を緩和する線形で、
眼下にはこれから同列車が走る線路を
見下ろすことができました。
▲16.8.5 上越線 土合-湯檜曽(車窓から)

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水上ではさらに先へ進む、
高崎ゆきの普通列車(左)へ乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
車両はお馴染みの湘南色115系。
やはりこの電車に乗るとどこか落ち着きを感じます。
ε-(´∇` )ホッ。
でもこの高崎地区の115系も
リニューアルされた211系の投入により、
急速に置き換えが進んでいる様子・・・。
▲16.8.5 上越線 水上

新津から信越本線と上越線の普通列車を乗り継ぎ、北関東に位置する群馬県の水上(みなかみ)までやってきました (゚ー゚*)グンマー。ここまで来ると、もう旅は最終盤。あとは水上に待機している高崎ゆきの普通列車に乗り、高崎でさらに高崎線へと乗り次げば、都内へと帰れる (=゚ω゚)ノ タライマ!・・・のですが、実は旅の最後にもうひとつだけ、ちょっとした軽い鉄ネタを仕込んで(?)おきました エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。水上からの普通列車を終点の高崎まで乗らず、私が下車したのは途中の沼田 (゚.゚*)ヌマタ?。沼田は上越線のみの単独駅で、乗り換え路線などはありません。いったいなぜこんなところで降りたのかというと・・・高崎ゆきの列車を見送ったホームの向こう側に停まっていたのは、こんな電車 (=゚ω゚=*)ンン!?。

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国立公園・尾瀬の玄関口として知られる沼田。
そのホームにはシックな茶色い電車が
発車を待っていました。
▲16.8.5 上越線 沼田

やまどり、イタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
そう、この電車は以前にも一度、私が群馬の吾妻(あがつま)線を訪れた際に乗車し、拙ブログでご紹介したことがある、観光用多目的車両(いわゆるジョイフルトレイン)の「リゾートやまどり」(´▽`*)ヤマチャソ。通常は団体専用列車などに使われる機会が多い同車ですが、この日は沼田を最寄駅とする玉原(たんばら)高原にて、ちょうどラベンダーの花が見頃を迎えているらしく、首都圏からの観客輸送を担うために、この「やまどり」が期間限定の臨時列車として運転されていたのです。その名も「たんばらラベンダー号」(笑)。

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団体列車のほか、臨時列車などにも使われる
ジョイフルトレインの「リゾートやまどり」。
今回は臨時快速「たんばらラベンダー号」
としての運転です。

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以前にもご紹介していますが、
「やまどり」のウリは何といっても、
景色を眺めやすい大きな窓と、
この広いピッチのリクライニングシート。
座席の配置は横2列・1列の3列で、
これは1列側の一人用座席。
▲16.8.5 上越線 沼田

シートピッチの広い横3列配置の座席、そして車端部にはフリースペースのミーティングルームまで備わっていて、なんとも豪華な内装の「やまどり」ですが w(゚o゚*)w オオー!!、実はこの車両、グリーン車ではなく普通車なのです Σ(゚∇゚ノ)ノ エエッ!?。 しかも「たんばらラベンダー号」の列車種別は、特急ではなく快速。つまり、今旅での私が五能線で利用した「リゾートしらかみ」と同様、乗車にはグリーン券も特急券も必要ありません。乗車券の他にかかる料金は、座席指定券の520円のみ(全席指定なので、乗車の際には必ず指定券が必要になります)。これはなんともおトクな列車ではありませんか!(´艸`*)オットク~♪。ここ沼田と首都圏の上野をダイレクトに結ぶ、臨時快速「たんばらラベンダー号」。旅のラストはこの列車で締めることにしました (σ´∀`)σイイネ~♪。

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快速の「たんばらラベンダー号」は、
乗車券に指定券(520円)を足すだけで乗車可能。
もちろん「青春18きっぷ」や「東日本&北海道パス」も
乗車券として利用できます (´艸`*)オットク~♪。
同列車の車内検札印は
「リゾートやまどり」がデザインされた、
オリジナルのものでした (゚∀゚)オッ!。

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「やまどり」の大きな窓から眺めるのは
上越線に沿う利根川の流れ。
▲16.8.5 上越線 岩本-津久田(車窓から)

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そんな乗り心地のよい「やまどり」の車内で、
今旅の打ち上げ~ [★]ヽ( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
いただく駅弁は長岡の「喜作弁当(¥1,050)」
ご飯は長岡産のコシヒカリで、
おかずは神楽南蛮の鶏団子に塩鮭、なす味噌煮、
金平蓮根、油揚げとぜんまい煮など、
それらが籐で編んだお弁当箱にぎっしり詰まった
幕の内弁当です。☆☆☆・・
ちなみに、水上や沼田には駅弁が売っていないので、
これも事前に長岡で仕入れてきました。
ъ(゚Д゚)グッジョブ

 

休暇を取得したものの、なかなか予定が定まらなかった今年の夏休みで、ふと思い立ったのが青森の「ねぶた祭り」 σ(゚ー゚*)ネブタ…。一度はあの勇壮な祭りをこの目で直に見てみたい・・・そんなところから、旅の計画が組み上がりました。主目的が祭りの見物と、それにともなって運行された臨時列車(583系の「ねぶたまつり号」)に乗ることだったため、例年に比べると撮り鉄(撮影)面で少し物足りないところがあったかも知れませんが、乗り鉄としては1都10県、実に10路線もの車窓風景を眺めることができ、思う存分に鉄旅を満喫 (*⌒∇⌒*)マンゾク♪。これでふだんの仕事疲れが、すっかり癒されたように思います(笑)。ただ・・・やっぱり初日に大雨で列車が運転見合わせとなってしまい、急きょ新幹線を使わざるを得なくなってしまったのは、フトコロ的にもイタかったし、お目当ての特急「ねぶたまつり号」以外は、すべて鈍行列車で巡るというところに旅のこだわりを持っていた私にとって、ちょっと残念な結果となってしまいました σ(・∀・`)ウーン…。でもこのような予期せぬアクシデントは、旅行記的に見ると変化が付いて面白かったのかな?(笑)アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。長々とした旅行記にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。沼田から乗った「たんばらラベンダー号」は、まもなく終点の上野に到着です (´w`*)ドツカレサン。

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旅の終わりにふさわしく、
頭端式の上野駅地平ホーム(15番線)に到着した、
「たんばらラベンダー号」(・ω・)トーチャコ。
ふるさとの東北に思いを馳せる啄木の歌碑が
東北帰りの私を出迎えてくれました。
▲16.8.5 東北本線 上野

新津1227-(信越438M)-長岡1322~1348-(上越1736M)-水上1546~1553-(746M)-沼田1609~1622-(快速 たんばらラベンダー号)-上野1836




 

両毛線・・・湘南色115系 撮影記

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2016.09.04
両毛線
見えるか? 湘南色115系!
晃石山俯瞰 撮影記
 
  

8月上旬の夏休暇に東北や新潟を巡った旅(夏旅)に出て以降、しばらく私は撮り鉄をサボっていました ( ̄△ ̄;)エ?。というのも、お盆の時期は仕事が忙しくて撮影に出られず アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ(だから私は毎年、夏休暇の取得日が早いのよね)、それが一段落した8月下旬の土日は低気圧や台風の影響で天気がよくなかった σ(・ω・`)ウーン…。実際には天気が好転した日もあったけれど、予報の段階で曇りや雨だと、どうしても出足が鈍っちゃいます ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ヤーメピ。夏旅以外で8月に私が撮り鉄へと出かけたのは、旅行記の合間にご紹介した「ONE-shot」の「烏山線ヒマワリ畑」と「常磐線の花火鉄」(同日に撮影)、あとは地元の中央線で多客期に運転された、189系の臨時特急「あずさ71号」を近所で撮ったくらい 【◎】]ω・)パヒッ!。

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夏休み期間となる8月の週末に、
増発の臨時列車という形で運転された
189系の特急「あずさ71号」。
(´▽`*)アズニャソ♪。
お天気がよければ少し遠出をして撮ろうと
思っていた列車でしたが、
この日はあいにくの小雨模様。
σ(・ω・`)ウーン…。
定期券で行ける範囲の近所の撮影地で
軽く済ませてしまいました。
▲16.8.27 中央本線 中野-高円寺

さらにもうひとつ非鉄だった理由として、夏旅で私が使ったきっぷが、いつもの「青春18きっぷ」ではなく、「東日本&北海道パス」だったこともあります (´д`)ハア。「東日本&北海道パス」はあらかじめ任意で決めた「連続する7日」という有効期間でJR東日本とJR北海道の普通列車が乗り放題になるというもの。これをウマく使いこなせば、一日あたりの乗車券代は「18きっぷ」よりもちょっぴりオトクになります。いっぽうの「18きっぷ」は約一ヶ月半の有効期間内(7/20~9/10)のうち、任意で決める「ランダムな5日間(一枚で5回分)」で、JR全線の普通列車が乗り放題になるというもの。この「連続」と「ランダム」の違い・・・ σ(゚・゚*)ンー…つまり何が言いたいのかと言うと、私の旅行はだいたい二泊三日か、長くても三泊四日(宿泊費が嵩むからね・・・)。すると「18きっぷ」の場合は夏旅で使い切らなかった分がたいてい、一、二回分は余るのです (゚ー゚*)アマッタ。例年はその余り分を使って、8月の後半や9月の前半に撮り鉄へと出かけていました (*・o・)ノ Go!。しかし「東日本&北海道パス」を使用した今夏は、それがない・・・σ(・ω・`)ナイ…。もちろん「18きっぷ」じゃなくても撮影には行けるけれど、「18きっぷ」の余りを有効期限までに使い切るというモチベーションが、私のなかで出かける一つのキッカケになっていたことはたしかでした。そうでなければ、あまりお天気の良くない日に正規運賃を払ってまで、ムリにお出かけしようとは思わない・・・というのが正直なところ フーン(´σД`)アッソ。

ところが8月末日のこと。そんな出不精となっていた私の元へと舞い込んできたのは、なんと一回分の「青春18きっぷ」 (゚∇゚ノ)ノ エッ!?。舞い込んできたとは少々大げさな表現ですが、実は今夏に「18きっぷ」を購入した友人から、9月10日の使用期限までに残り分が使い切れそうにないので、一回分を買わないか?とのオイシイ話を持ちかけられたのです ヽ(゚ー゚*)ドオ?。しばらく非鉄続きでフラストレーションが溜まり、そろそろどこかへ行きたいな・・・σ(・∀・`)イキタイ…と思っていた私にとっては、これぞまさに「渡りに船」(゚∀゚*)オオッ!!。しかも定価(一枚の販売価格の5分の1で、2370円という計算)だって構わないのに、少し安くしてくれるだなんて嬉しいなぁ・・・(´▽`*)ワーイ♪。ただし、この一回分を買い取るには一つの条件がありました ( ̄△ ̄;)エ?。それは購入した本人が使用する日にちとの兼ね合いで、私が使えるのは9月4日の日曜日、その一日だけだということ (゚ー゚*)ニチヨウ…。ずいぶん一方的な限定条件にも聞こえますが、そのぶんを安くしてもらっているわけだし、日曜の私はとくに他の予定がない σ(゚・゚*)ンー…。ならば問題はなく、喜んで一回分の購入を承諾しました (*`д´)=b OK牧場!。そんなワケで、急きょ手に入った一回分の「18きっぷ」。さて、コレを使ってどこへ行こっかな~。撮り鉄?乗り鉄? σ(・∀・*)ドコイク?。やっぱり乗り放題の「18きっぷ」を手にすると、計画段階でテンションが上がります (*´v`*)ワクワク♪。でもお出かけとなると、やはり気になるのはお天気。事前の予報だと日曜の関東地方は・・・雨のち曇り ( ̄△ ̄;)エ…。しかも降水確率が70%だってさ (´д`;)アウ…。う~ん、どうしよ・・・(´~`;)ウーン。

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友人から一回分だけ譲ってもらった
「青春18きっぷ」。
私が使うのは5回中の3回目で、
該当欄に9月4日の日付印が捺されました。
(前後の二回分は、友人が使用)。

 

9月4日(日)

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強い雨が降りしきるなか、
E233系がワイパーを激しく揺らして
ホームへと入ってきました。
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。
▲東北本線 赤羽

改札で「青春18きっぷ」に使用印を捺してもらった当日の朝。天気は予報通りの雨で、上写真でもその雨足がわかるように、けっこう激しく降っています ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。こうなると私のテンションは早くもだだ下がり ε-(-ω-;)ハァ…。もしも「18きっぷ」を手にしていなかったら、間違いなくこの日も非鉄を決め込んで、家に引きこもっていたでしょう ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ヤーメピ。沿線での撮り鉄をするつもりでカメラの機材を持ってきたけれど、このままずっと雨が止まなければ最悪、今日は一日じゅう乗り鉄かな・・・σ(・ω・`)ウーン…。そんな私が都内の赤羽からとりあえず乗り込んだのは、宇都宮線(東北本線)の快速列車「ラビット」、宇都宮ゆき ラピッド(゚ー゚*)ラビット。その車窓から雨に濡れる風景を苦々しく眺めていると (-"-;) ウゥム…、埼玉、茨城と北上するに連れて雨は次第に小降りとなり (゚o゚*)オッ!、栃木の小山(おやま)ではほとんど降っていませんでした ( ̄∇ ̄ )ヤンダ。この小山で私は宇都宮線を降り、次に乗り換えたのは・・・お馴染みの「かぼちゃ電車」 (゚∀゚)オッ!。

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都内から約一時間の小山で乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
小山には宇都宮線のほか、東北新幹線、
水戸線、両毛線が乗り入れています。
▲東北本線 小山

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両毛線のホーム(6・8番線)には、
高崎ゆき普通列車が停車中。
車両は国鉄型の115系です (゚∀゚)オッ!。
▲東北本線 小山

ゲゲゴ、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!。
東北新幹線の高架下に位置する薄暗いホームに待機していた、両毛(りょうもう)線の高崎ゆき普通列車は、湘南色(オレンジと濃緑のツートンカラー)の115系 (・∀・)カボチャ。やっぱり見慣れた同系が停まっていると、どこか安心感のようなものを覚えます ε-(´∇`*)ホッ。両毛線で使われている高崎車両センター所属の115系は、今や首都圏近郊で貴重な存在となった国鉄型車両の生き残りで、私もちょくちょく撮影や乗車に訪れています (^_[◎]oパチリ。そんな高崎の115系ですが、ついにというか、とうとうというか、後継車両(211系リニューアル編成)への置き換えが本格化するようで ( ̄△ ̄;)エッ…、はやくも数本の115系が廃車配給されるなど(ソネブロ仲間のゆるキャラさん撮影していましたっけ)、状況がにわかに慌ただしくなってきました (・ω・`)ウーン…。そこで「18きっぷ」の一回分が手に入った今回は、いま一度この湘南色115系を撮りに訪れようと思ったのです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。

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小山の両毛線ホームに掲げてある
両毛線の簡易案内図、
ここには早くも211系が大きく描かれていました。

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ちなみに、こちらは昨年5月に撮った同案内図。
この時は「ぐんまちゃん」がメインながら、
115系の写真も見られたのですが・・・。

両毛線は、東北本線と接続する栃木県の小山から、栃木、佐野、足利(あしかが)、桐生(きりゅう)、伊勢崎、前橋などを経て、上越線と接続する群馬県の新前橋までを結ぶ、84.4キロの電化幹線 (・o・*)ホホゥ。新前橋は上越線で高崎の三つほど手前(下り方)に位置する駅ですが、運行上の両毛線は新前橋から上越線に乗り入れて高崎まで直通しているため、一般的には小山と高崎を結ぶ路線として案内されています ( ̄。 ̄)ヘー。現在の同線にて全線を通しておもに使われているのは、115系、107系、211系の三種(その他、高崎線からの直通でE231系やE233系、651系などもあり)。ちなみに、引退が取りざたされている高崎車両センターの115系は、この両毛線のほかに、上越線(高崎と水上の間)や信越線(高崎と横川の間)、吾妻(あがつま)線でも同様に普通列車として使われており、天気が良ければ上越線の津久田か、吾妻線の小野上あたりなど、景色のいいところで115系を撮りたいな・・・σ(゚・゚*)ンー…とも考えていたのですが、朝の時点で雨が強く降っていたことと、さらにこのあとで控える115系とは別の「もう一つの鉄ネタ」へ転戦するのに都合がいいことから (゚ー゚*)ネタ? 、今回は両毛線を選びました m9(`・ω・´)ケテイ!。

小山を出た高崎ゆきの普通列車はやがて、関東平野らしい広大な田園風景のなかを走るようになります (´ー`)ノドカ。幸いにして雨は降っていないようで、これならば少し沿線で撮影ができるかな? σ(・∀・*)ドーカナ?  私はちょっと思うところがあって、小山から三つ目の大平下(おおひらした)で下車しました。

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大平下で列車を降り、
発車してゆく115系を見送ります。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
相変わらずどんよりとした鉛色の空ですが、
雨は降っていませんでした ε-(´∀`;)ホッ。
▲両毛線 大平下

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ハイキングコースで有名な太平山の麓にある大平下。
当駅から南へ800メートルほどのところには、
東武日光線の新大平下駅もあります。
▲両毛線 大平下

赤羽0657-(東北3620E)-小山0751~0757-(両毛436M)-大平下0813

大平下を私が訪れるのは、昨年の9月5日以来、365日ぶり(今年はうるう年だったので、日付的にはちょうど一年前ではないんです(笑))。まさに昨夏も「18きっぷ」の余りを使って同時期に、上越線から転戦して両毛線へと115系を撮りに来ていたのです(行動パターンが一緒ってことだね・・・^^;)。この大平下の下り方(西側)には、スッキリとした列車写真を手軽に撮る事ができるような広大な田園地帯があり、昨年は隣駅の岩舟(いわふね)から歩いてきて ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク、そのあたりでの撮影を楽しみました  (^_[◎]oパチリ。んじゃ、今年もそこが目指す撮影地なのかと言うと・・・私は駅前の観光案内板を見て、ちょっと迷っていました σ(゚・゚*)ンー…。

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こちらが駅前にあった観光案内板の地図。
中央の現在地が大平下駅です。

この案内板の上の方には、駅名の大平下や旧・町名の大平町(現・栃木市大平町)の由来となった、太平山(おおひらさん・標高341m)と、その左隣の晃石山(てるいしさん・標高419.1m)という、二つの山がイラストで描かれています (゚ー゚*)ヤマ。どちらも標高500メートルに満たない低山で、とくに太平山は北関東を代表するハイキングコースとしても知られる山なのですが、実は以前にネットで見かけた山歩きをされている方のホームページに、その頂上付近から両毛線が見えると書かれていたのです (・o・*)ホホゥ。その記事を見た私はずっと気になっており、機会があれば一度上ってみたいなぁ・・・などと思っていました (・∀・`)イキタイ…。

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駅の近くからも望むことができる
なだらかな山々。
これが太平山かな・・・?σ(゚・゚*)ンー…
と思ってパチ撮りしたけれど、
どうやらこちらは晃石山のようです。

しかし今日の天気は、とても俯瞰撮影日和とはいえないドン曇りで、雨だっていつ降り出してもおかしくなさそう (゚ペ)ウーム…。ならば山登りは次の機会に見送るべきか? でも、115系はいつ置き換えられるかわからない状態なので、なるべく撮れるときに撮っておきたいという気持ちもあります。う~ん、どおしよう・・・ウーン(´~`;)ウーン。迷った末に私がスマホで検索し始めたのは、雨雲の動きと降水量が予知できると言う「雨雲レーダー」[]o(・_・*)ドレドレ。これですぐにでも雨が降リ出すようならば安全面も考慮して、山登りはキッパリと諦めるつもりでした。しかしレーダーによると、意外にもこの二、三時間は降らないだろうとのこと エ?(=゚ω゚=*)マジ!?。ならば、ためしにいっちょ登ってみますか ( `・ω・´)-3 フンス!。けっして山をナメちゃいけないけれど、ハイキングコースならばそれほど険しい道のりではないでしょう (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

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駅から30分ほど歩いた林道の途中に、
晃石山の登山口がありました。
さあ、楽しもう登山!?。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪

尾根続きの太平山と晃石山は、縦走で巡るのが定番コースのようなのですが、ぶっちゃけ私の目的は山登りや山歩きを楽しむことではなく、頂上からの景色(・・・と言うか線路)が望めればそれでいいので、登るのはどちらかの山に絞った方が、時間的にも体力的にも良さそう σ(゚・゚*)ンー…。そこで、参考にしたホームページの写真で頂上からの視界がより開けていた印象のある、晃石山のほうを選んで登り始めました コッチ…((((o* ̄-)o。晃石山の登頂にかかる参考タイムは40分とのこと σ(゚ー゚*)40プン…。今年の5月に登った山梨の倉岳山(標高990m)に比べると標高が低く、参考タイムもずっと短いので、気持ち的には少し余裕を感じます ♪~( ̄、 ̄ )ヨユー…?。

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はじめは緩やかな山道です。
ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。
お天気は良くないけれど、
日が差していないぶん、
暑さはさほどではありません。

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進み続けるとやがて、
岩がむき出しのような箇所にさしかかり、
斜度も険しくなってきました。
ε~ε~ε~((((*′□`;)ノ ヒイイィィ..... 。
やっぱり山をナメちゃいけないね・・・。

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登り始めて20分、
道中ではまったく視界が開けない山ですが、
木々のスキマからちょっとだけ下界が望めました。
だいぶ上がってきた・・・かな?
σ(゚・゚;)ドーダロ

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登り始めて30分が過ぎた頃、
山頂への目印となる晃石神社に到達。
ε-(´o`;A フゥ…。
晃石(てるいし)の名は、昔この山に夜ごとに光を発する
不思議な石(鏡石)があったことが由来とされています。
( ̄。 ̄)ヘー。
ちなみにこの神社は山の9合目に位置し、
裏手を登れば頂上はもうすぐ! ( `・ω・´)-3 フンス!

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そして最後の急斜面の先に、
もう一つの鳥居が見えてきました!
(*゚ロ゚)ハッ!!

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「ここが晃石山(419.1m)の山頂だよーっ♪
ひゃっほー! (*^0^*)」
(ちぃさん、スミマセン…^^;)。
倉岳山のときは撮り忘れた三角点を
今回はしっかりと記録です。
(^_[◎]oパチリ。

ここのところの出不精がたたっての運動不足か、斜度がキツくなった後半にはだいぶ体力がバテてきたけれど ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...、少し休憩を挟みつつ登り続け、どうにか参考タイムとほぼ同じの40分で山頂へと到達することができました  \(≧▽≦)/ヤター!。たとえ500メートル足らずの低山でも、やはりてっぺんまで登りきると気分のよい達成感を味わえるものです (´ー`)シミジミ。そして雨雲レーダーの予報通り、途中で雨に降られなかったことにひと安心 ε-(´∇`*)ホッ。まずはペットボトルの水を飲んで落ち着き、さっそく頂上からの眺めを確認します  (「゚ー゚)ドレドレ。展望が開けているのは、北西方向と南西方向の二カ所。さて、両毛線の線路はどこかしらん・・・? <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ

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まずは北西方向の展望。
スッキリと晴れていれば、浅間山や榛名山
日光連山、那須岳などが一望できるのだそうですが、
曇り空のこの日はうっすらと日光が見える程度。
(≡"≡;*)モヤモヤ…。
方角からして両毛線が走っているの

こちら側ではありません。

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南西方向の展望。
こちら側に見えるのは栃木市岩舟町の町並み。
右には岩舟石の採掘で知られる、
岩船山も望めます。

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そして広い田園の真ん中に敷かれているのが
両毛線の線路です (゚∀゚)オッ!。
走りゆくのは・・・・211系? (@_@;)ンン?
▲両毛線 岩舟-大平下

南西方向を見下ろすと、先ほど下車した大平下の隣駅にあたる岩舟駅周辺の町並みや、岩舟石の採掘で知られる町のシンボル、岩船山(いわふねさん・標高172.7m)などが眼下に一望でき、そのなかの田園地帯にまっすぐ敷かれた、両毛線の「線路らしきもの」が確認できました (゚ー゚*)ラシキ?。ためしに望遠レンズを装着してカメラを構えてみると、まずやってきたのは211系の上り列車・・・なのですが、え?電車はドコ!? (≡"≡;*)ンンンン?

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上の写真をクローズアップ。
のどかな田園風景のなかにいたのは、
たしかに211系でした (゚∀゚)アヒャ☆。

ほら!両毛線の211系がちゃんと写っているでしょ!ヾ(・∀・*)デソ・・・と、無理矢理にでも言い張りたいところなのですが、正直、私もここまで線路が遠く ( ̄  ̄;)トォイ…、ここまで列車が小さいとは思いませんでした (゚Д゚;)チッセェー!。日が当たらない曇り空という条件、さらにはステンレス無塗装の211系だからかもしれないけれど、風景のなかで列車の姿などまったく目立たず、ただの農道とほとんど見分けがつきません・・・"o(-ω-;*) ウゥム…。これが色付き(塗装車)の115系ならば、少しはマシになるのだろうか? σ(・ω・`)ドーダロ。しばらく待ってみると、次にやってきた下り列車は・・・お目当ての115系!(゚∀゚)オッ!(写真はクリックすると、少し大きなサイズでご覧いただけます)。

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秋色に染まりつつある田んぼが
まるでパッチワークのように見える風景。
そのなかを湘南色の115系が横切ってゆきました。

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もう一枚、こちらは少し引いたアングルで、
切り立った岩肌が特徴的な
岩船山を入れてみました。
【◎】]ω・´)パチッ!。
江戸時代から続く岩船山の岩舟石採掘は、
戦後の高度経済成長期にピークを迎えましたが、
現在でも山の北側で採掘が続けられているのだそうです。

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上の写真をクローズアップ。
たしかに今度は115系ですた (゚∀゚)アヒャ☆。

晃石山俯瞰で115系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
・・・が、211系よりは幾分マシ(に見える気がする)とはいえ、色付きの115系であっても、やっぱり電車の姿はじ~ぇんじぇん目立たないですね (´Д`)ダミダコリャ。まもなく去りゆくであろう115系の記録として、これはいかがなものか "o(-ω-;*) ウゥム…。いくら俯瞰撮影好きの私でも、さすがにこれは無いな・・・アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ と思い、早くも下山を決意  m9(゚Д゚)テッシュー!。上ってみないと展望状況がわからない山俯瞰からの鉄道撮影って、ホントに難しいものです (・∀・`)ゞウーン…。でも、今回の晃石山は山頂からまったく列車が見えなかったワケではなく、とりあえずお目当ての115系は撮る事ができた。景色的にも色づいた田んぼと組み合わせられたし、それだけでも苦労して登った甲斐はあった・・・かな (´ω`)ドーダロ。

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山頂での滞在時間は30分。
211系と115系を一本ずつ撮って下山です。
m9(゚Д゚)テッシュー!。
もし雨に降られたら、下りる方がコワいな・・・
と思っていましたが、
無事に雨に降られず麓まで辿り着けました。
ε-(´∀`;)ホッ。

さて、引退危機にある両毛線の115系。山頂から撮った「爪楊枝」のような姿の写真だけでなく (´∀`;)ツマヨージ…、やはりもう少ししっかりとしたカットを、せめて一枚は残しておきたいところ (´ω`)ソォネ。そこで晃石山から下山して次に向かったのは、先ほど山頂から眺めていた田園地帯 ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。先述したように、このあたりはスッキリとした列車の姿を撮る事ができる両毛線の定番撮影地で、私は昨年にも撮影に訪れています。

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やってきたのは、田園地帯の定番撮影地。
そのなかでもこの東友田踏切の脇は、
お立ち台とも称される有名なポイントです。
ちなみに画面左端に見切れて、
遮断棒で串刺しになっているのが晃石山。
こうやって見ると意外に高く見えますね・・・。

レアな珍しい車両の臨時列車などが走る日は、多くの同業者が詰めかける定番撮影地のお立ち台ですが、この日は誰もおらず (・ω・)ポツン…。115系に対する危機感は、まだそれほど高まっていないのかな? もしくはお天気のいい日に撮影へ訪れる方が多いのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。まあ、かく言う私も、もし「18きっぷ」を譲ってもらわなければ、わざわざ今日のようなドン曇りの天気でここを訪れることは無かったよな・・・(^^;)ゞポリポリ…などと思いながら、列車がやってくるのをしばらく待っていると、上空を覆っていた雲は次第に流れ出し、時おり雲間から日が差すようにもなりました (゚o゚*)オッ!。さっきまでは雨の心配をしていたのに、これはなんとも意外な展開です。最近の天候は不安定というか、ホントによくわからんなぁ・・・( ̄ヘ ̄)ウーン。そんななかで迎えた、高崎ゆきの下り列車。

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眩しい日の光に照らされて現れたのは、
ステンレス車体の211系。
昼前のこの時間帯、お立ち台は順光です。
(´▽`*)バリジュン♪。
▲両毛線 大平下-岩舟

ああ、211系だったか・・・ (・∀・`)ニゲゲ…。ちょうど雲間から日が差した絶妙のタイミングで、115系を期待するも、やってきたのは211系でした (・ε・`)チェ。ただ、この期待と落胆は単に私が運用を調べるのを怠っただけであり、115系の運用だったものが211系に変わったわけではなく、この列車はもともと211系の運用だったみたい。そういえば今日はまだ、115系を置き換えるために投入されたと言う、211系のリニューアル編成(と言っても外観はあまり変わらないんだけれど)を見ていないな・・・σ(゚・゚*)ンー…。ちなみにそのリニューアルされた211系は、他線(宇都宮線や高崎線)からの転用車で、いわゆる中古車のようなもの σ(゚ー゚*)オフル?。それでも、115系のドアが手で引いて開け閉めする手動式に対して、211系のドアは押しボタン式(半自動)であること (*・∀・)σ ポチットナ、またドア付近の床材にすべり止めを設置してあることなど、とくにご高齢の利用者にとっては大きな改善と言えるでしょう (´ω`)ソォダネ。そう考えると、馴染みある115系の引退は寂しいけれど、致し方ないことなのかな・・・(・ω・`)ウーン。

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両毛線の駅に貼られている、
電車の扉の開閉方法。
115系や107系は手で開け閉めする手動式。
211系はボタンを押す半自動方式です。
(*・∀・)σ ポチットナ。

続いて、今の211系とは逆方向へ進む、小山ゆきの上り列車がやってきます。上り列車はお立ち台から撮ると後ろ側を狙うことになるので(後追い)、211系のカットのようなビシッとした列車写真よりも、少し引いてまわりの風景を活かした撮り方のほうがよさそう σ(゚・゚*)ンー…。そこで今度は田んぼのすぐ脇の農道からカメラを構えてみます コッチ…((((o* ̄-)o。青空が覗くも、相変わらず雲優勢という空模様のもと、やがて上り列車の接近を知らせる踏切が鳴り出しました (゚∀゚)キタ!。風に乗って聞こえてきたのは、あの甲高いモーター音・・・(*゚ロ゚)ハッ!!。

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秋近し。
刈り入れ近づく豊穣の田をかすめ、
両毛線を湘南色がゆく・・・。
▲両毛線 大平下-岩舟(後追い)

ゲゲゴ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
今度はちゃんと、お目当ての115系がやってきてくれました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。秋色のグラデーションとなった稲田に映える、湘南色の「かぼちゃ電車」。やっぱりステンレス車より、色付きの115系は絵になるなぁ (´ー`)シミジミ。しかも先ほどの211系に続き、またしても列車が通過するタイミングで雲間から日が差すというラッキーに恵まれ (´¬`)ラキー♪、風景のなかで湘南色がいっそう鮮やかに引き立ちました。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ああ、朝の雨で気持ちが折れそうになったけれど、両毛線まで115系を撮りにきて来てよかったよ・・・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。晃石山からの俯瞰で一本、田んぼ脇の稲田絡めで一本と、115系の成果はわずかに二カットだけでしたが、次なる目的の時間が迫っていることにより、これにて両毛線での撮影は終了です ( ̄0 ̄*)シューリョー。115系の通過後すぐ、日差しはふたたび雲によって遮られ、歩いて大平下の駅に戻った頃にはポツポツと雨も降り出しました  ポッポッ 、ヽ`┐(゚o゚*)オッ。

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撮影直後の空模様。
なんだか怪しげな雲が覆いだしました。
( ̄△ ̄;)ウワ…。
ホント、よくこんな状態で通過時に日が差したなぁ・・・。
(´∀`;)ハハ…。

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30分ほど歩いて大平下駅に帰着。
曇り空だったものの、とても蒸し暑かったこの日、
(´Д`υ)アッツーィ
列車待ちの間に思わず駅前の自販機で
冷たいキウイアイスくんを買っちゃいました。
(・∀・)キウイクン。

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大平下から乗るのは、上りの小山ゆき。
ホームに入ってきたのは211系でした。
▲両毛線 大平下

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小山で宇都宮線の宇都宮ゆき下り列車へ乗り変え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
乗車するE231系の隣には、
EF81 140が単機で停まっていました (゚∀゚)オッ!。
長岡のカマがここにいるなんて珍しいな・・・
郡山配給がらみかな?σ(゚・゚*)ンー…
▲東北本線 小山

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宇都宮でさらに先へ進む、
黒磯ゆきの普通列車へ乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
待機していたのは205系です。
▲東北本線 宇都宮

大平下をあとにした私は、朝に両毛線へと乗り換えた小山に戻り、そこからふたたび宇都宮線の下り列車へ乗車 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。宇都宮を経てさらに北上します …((((*・o・)ノ Go!Go!。実はこの日の宇都宮線・・・というか東北本線では、前日から今朝にかけて上野と盛岡の間で片道運転されたツアー列車「カシオペア紀行」の客車(E26系)を、都内の所属基地(尾久車両センター)へ戻す回送列車が設定されているのです σ(゚ー゚*)カシ?。・・・って、なんだかややこしい言い回しですが、平たくいえば、今日の午後に宇都宮線を「カシオペア(回送)」が、東京方面へ向けて上ってくるということです (゚∀゚*)オオッ!!。これはなかなか魅力的なネタではありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。先にもちょろっと触れましたが、今回の私が115系を狙うのに、群馬の上越線や吾妻線ではなく、栃木の両毛線を選んだのには、この宇都宮線を走る「カシオペア」と掛け持ちするのに都合が良いからでした (´ω`)ナルヘソ。そして都内へと回送される「カシオペア」ならば、東京の近郊でも撮影は可能なのですが、今日はせっかく「18きっぷ」を手にしていることもあり、この機会に少し郊外の撮影地まで足を伸ばしてみたかったのです σ(・∀・`)イキタイ…。そんな私がやってきたのは、小山から一時間、宇都宮から20分ほど北へ進んだところにある、蒲須坂(かますさか)。列車を降りると・・・お、日が差してるじゃん (゚∀゚)オッ!。

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宇都宮市に隣接した、栃木県さくら市にある蒲須坂。
日曜昼下がりの下り列車から降りたのは、
私を含めて三人だけでした。
▲東北本線 蒲須坂

大平下1301-(両毛449M)-小山1318~1342-(東北1582E)-宇都宮1407~1421-(655M)-蒲須坂1441

私にとって今年二度目の蒲須坂 (゚ー゚*)カマス。前回は寒さ厳しい真冬の2月の早朝 {{{+ω+;}}}ブルブル、半定期運行が終了間近となっていた寝台特急「カシオペア」を雪化粧した日光連山バックで撮りたくて、同地を訪れたのでした【◎】]ω・´)パチッ!。そのときの撮影地は駅の北側に架かる荒川の鉄橋でしたが、今回は午後の光線状態を考慮して、駅の南側に位置する跨線橋へと向かいます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。半年前とは打って変わって、うだるような暑さの蒲須坂 (´Д`υ)アッツーィ。でも目指す跨線橋は駅から歩いてわずか10分程度という、徒歩鉄にとって嬉しい距離にありました (・ω・)トーチャコ。

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駅の南側に広がる田園を
撮影地に向かって歩いていると・・・、
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
おや? 先ほど小山で見かけた
単機のEF81 140が走ってきましたよ。
(゚∀゚)オッ!。
▲東北本線 蒲須坂-氏家(後追い)

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撮影地の跨線橋に到着 (・ω・)トーチャコ。
ここは田園風景を走る宇都宮線を、
少し高い位置から撮影することができます。
なかなか壮大で、気持ちのいい撮影ポイント。
(´▽`*)キモチイイ~♪。

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さらに同撮影地の橋上から見えるのは、
標高1,795mの釈迦ヶ岳を主峰とする山塊の、
高原山(たかはらやま)(゚∀゚)オッ!。
でも今日は山頂が雲隠れ・・・(≡"≡;*)モヤモヤ。

撮影地の跨線橋上から見下ろせるのは、広大な田園風景のなかに伸びる、宇都宮線のまっすぐな線路。この直線ならば、牽引機+客車12両という長編成の「カシオペア」も、編成全体がスッキリと収まります (゚∀゚*)オオッ!!。しかもこのあたりの稲穂は、先ほどの大平下よりも色づきがだいぶ進んでいるようで、黄金色に染まった田んぼがとても鮮やかです (・∀・)イイネ! 。まだ稲刈りが行なわれていなくて、ヨカッタよ (´¬`)ラキー♪。そんな好撮影地、さぞかし同業者も多いのだろうな・・・と思いきや、「カシオペア」が通過する30分前という、撮り鉄的にはあまり余裕の無い時間に私が着いた時点での先客は、わずかに5人ほど (*・ω・)ノ゙チワッス♪。このまったりムードはちょっと意外でしたが、おかげで難なくいい立ち位置を確保できました ε-(´∇`*)ホッ。

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本命となるカシオペアの前に通過した、
宇都宮線の普通列車。
(^_[◎]oパチリ。
これは下り列車の後追いとなりますが、
ちょっぴりレアなオリジナル顔の205系がやってきました (゚∀゚)オッ!
(ちなみに、レアじゃないのは私が蒲須坂まで乗ってきた
通称・「メルヘン顔」と言われるヤツ (゚ー゚*)メルヘソ…)。
▲東北本線 蒲須坂-氏家(後追い)

大平下では一時の日差しがあったとはいえ、ほぼドン曇り状態だった空模様ですが、宇都宮線を北上するに連れて天気は次第に好転し、蒲須坂では相変わらず雲が多めではあるものの、だいぶ青空が見えるようになりました (゚∀゚*)オオッ!!。日の当たる時間帯もけっこう長くあります (つ▽≦*)マブシッ!。でもこうなると撮り鉄としてコワいのは、雲影によって日当りと日影の明暗差ができる、マンダーラ(まだら模様)マソダーラ♪ヽ(・ω・ヽ)(ノ・ω・)ノマソダーラ♪ 。先ほどの両毛線115系のような、列車の通過時にタイミングよく日差しに恵まれるのがベストではあるけれど、マンダーラになるくらいならば、いっそ陰ってくれた方がいいなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。そんなちょっとした不安を抱えつつ迎えた、「カシオペア」回送の通過時刻。115系のときとは違う、ネタ列車特有の緊張感が撮影地に漂うなか、やがて直線の向こうにヘッドライトの灯りが見えてきました ε-(°ω°*) キタッ!。果たして雲の流れは・・・(°_°;)ドキドキ

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秋めいて、黄金色となった田園のなかを、
ピンク色の機関車に牽かれた「カシオペア」が、
優雅に走り抜けてゆきます。
▲東北本線 蒲須坂-氏家

パイパイカシが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
先頭に立って「カシオペア」をエスコートするのは、サイドの銀帯が凛々しい栄光のお召機、EF81形の81号機 w(*゚o゚*)wオオーッ!。実は個人的に大好きなこのカマ(機関車)が登板したことも、今回の撮影に出かける大きな決め手になりました パイパイ(・∀・*)トリタイ!。営業運転ではない回送列車なので「カシオペア」のヘッドマークは掲げられていないけれど、スッピンの81号機というのもなかなかいいものじゃありませんか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。黄金色に染まった田んぼと、ローズピンクの81、そして銀色のE26系・・・季節の彩りと特別列車の運転日がウマく重なったという、とても贅沢な情景がここに繰り広げられました。ああ、カマスまで撮りに来た甲斐があったなぁ・・・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。そして気がかりだった日当り具合はといえば、スッキリとした「バリ晴れ」!(゚∀゚*)オオッ!!・・・とはいかず、薄雲がかかった状態の「ヌル晴れ」(´∀`;)ヌルイ…。それでも、ドン曇りのような暗さは感じないし、危惧していなマンダーラも回避できた
ε-(´∇`*)ホッ。朝の時点では雨の中での撮影も覚悟していたことを思えば、薄日があたっただけでもヨシとしましょう (*`д´)=b OK牧場! 。これでこの日の撮影はすべて終了です (´w`*)ドツカレサン。

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撮影を終えて蒲須坂の駅へ戻ってくると、
ちょうど上りの貨物列車が通過。
(゚∀゚)オッ!。
お立ち台でもう少し待っていれば、
これが撮れたんだなぁ・・・σ(・∀・`)オシイ。
▲東北本線 蒲須坂

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蒲須坂から宇都宮線の上り列車を乗り継ぎ、
自宅のある都内へと帰ります カエロ…((((o* ̄-)o 。
ちなみに都区内から蒲須坂まで
普通乗車券の片道は1,940円。
単純に往復するだけでも、
「18きっぷ」一回分でじゅうぶんに
モトが取れました (´艸`*)オットク~♪。

蒲須坂1610-(東北658M)-宇都宮1630~1636-(3550M)-赤羽1802


一回分の「18きっぷ」で巡った、両毛線と宇都宮線の撮影。家を出た朝方には強めの雨が降っている、いまいちテンションの上がらないスタートでしたが (・ω・`)ゞウーン、現地に着いてみると意外にも天気は好転 (゚∀゚)オッ!。結果的には一度も傘の出番が無かったという一日となり、近々での引退が取りざたされている両毛線の115系、そしてEF81 81が牽引する「カシオペア」と、どちらも満足のいく成果を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。期待していた晃石山からの眺望は、思っていたよりも列車が小さくて、いい絵は得られなかったけれど、登山で久しぶりにいい運動にはなったかな?(笑)。天気が悪いとどうしても出足が鈍くなる私。今回の撮影に出かけるキッカケを作ってくれた、一回分の「18きっぷ」と、それを譲ってくれた友人に感謝です <(_ _*)>アリガ㌧。

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オマケ的に・・・
残りの「18きっぷ」返却するために友人と会った際、
初めて私は「コ◯ダコーヒー」に入りました。
そこで食べたのが、ウワサのオリジナルスイーツ、
「シロノワール」σ(゚ー゚*)シロノワール?。
ふわふわのデニッシュにソフトクリームがマッチして、
とても美味しかったです♪ (゚д゚)ウマー!



 


中央本線・・・「信州カシオペアクルーズ」 撮影記

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2016.09.10
中央本線
茶釜に牽かれて初入線!
「信州カシオペアクルーズ」 撮影記
 
  

個室寝台や食堂車、ラウンジカーなどを編成に連ねた、JR東日本が誇る豪華客車の「カシオペア」(E26系)(゚ー゚*)カシ。今年3月の北海道新幹線開業にともなって寝台特急としての半定期運行を終了したあとの同車は、おもに旅行会社企画のツアー列車(団体専用列車)での運転が続けられており、数日間かけて各地を巡る周遊コースの「カシオペアクルーズ」や、ツアーの一部(片道)に「カシオペア」の乗車が組み込まれた「カシオペア紀行」など、けっこうな高額にも関わらず乗車希望者が抽選制になるほどの盛況ぶりだそうで、同車の人気はいまだ衰えずと言った感じです ( ̄。 ̄)ヘー。

そんな「カシオペア」のツアー列車、前記事の後半でも東北本線(宇都宮線)を走るシーンをご紹介しましたが、これまでは東北や北海道方面が同列車のおもな行き先や周遊ルートでした。ところが今回設定された「カシオペアクルーズ」は、ツアー名を「カシオペアで行く信州の旅」と題し (゚.゚*)シンシュー!?、なんと今まで一度も「カシオペア」が走ったことのない、中央本線や篠ノ井線を経由して、首都圏の上野から長野まで運転されると言うではありませんか! エッ!(=゚ω゚=*)マジ!?。これは運転が発表されるまで個人的にはまったく予想していなかった、クリビツテンギョウ・・・もとい、びっくり仰天のサプライズ企画です w(*゚o゚*)wオオーッ!。中央本線をゆく「カシオペア」、初入線ともなれば今までに見たことのない新たなシーンが展開されるし、先頭に立つ牽引機も東北での運転とは違った機関車が使われるという珍しさがあります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そして何より、いちおう現・中央線沿線民の私としては、馴染みある地元路線の大ネタを撮り逃すワケにはいきません (*`・ω・´)-3フンス!(と言っても、今回の「カシオペア」は途中の国立まで武蔵野線経由なので、ウチの地元のM駅は通らないルートなんだけれどね・・・^^;)。同じ中央線沿線のソネ鉄仲間である「ゆるキャラさん」からは、「カシオペア信州、どこで撮影されるのか今からあおたけさんのブログ更新が楽しみです!」ってプレッシャーをかけられちゃうし・・・(笑)。ただし、この「信州カシオペアクルーズ」の運転日程は、9月7日の木曜日に往路発、10日の土曜日に復路着という三泊四日の周遊コースで、平日の木曜日に運転された往路を私は撮る事ができず (・∀・`)ザンネン…、狙うのは週末の土曜日に長野方面から首都圏へと帰ってくる復路の列車です (゚ー゚*)カエリ。そんなワケで今回は、中央本線をゆく「信州カシオペアクルーズ(以下、「カシオペア信州」)」を撮りに出かけてみました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

 
 

9月10日(土)

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地元駅を初発の下り電車で出発し、
まずは高尾で大月ゆきに乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
▲中央本線 高尾

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大月で甲府ゆきに、
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
さらに甲府では松本ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!!
電車はもうすっかりお馴染みの211系です。
▲中央本線 大月

だいぶ日の出が遅くなってきたと感じる早朝の4時過ぎ (*´O)ゞ.。oOフワァア…、都内の地元駅から初発電車に乗って一路、中央本線を西へ下ります …((((*・o・)ノ Go!Go!。今回の「カシオペア信州」は、山岳路線の中央本線や篠ノ井線を走るということで、それに適したEF64形が牽引機に充てられたのもひとつの大きな見所ではあるけれど (゚ー゚*)ロクヨン、個人的には機関車の貴重さを重視した列車写真(編成写真)よりも、なるべくなら中央本線らしいロケーションにこだわりたいところ σ(゚・゚*)ンー…。そこで私が普通列車を乗り継いでまず向かったのは、甲府の先にある新府(しんぷ)。ここは拙ブログで過去に何度かご紹介していますが、駅の周囲に広がる桃畑の丘の上から、雄大な八ヶ岳の山並みを背景にして中央本線の列車が撮れるのです (゚∀゚*)オオッ!!。もちろん、天候条件が良ければのハナシですが・・・( ̄△ ̄;)エ…。

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甲府から20分の新府で下車。
(・ω・)トーチャコ。
新府は相対式二面二線構造の駅で、
上下線それぞれのホームには一般道から直接、
階段が備え付けられています (・o・*)ホホゥ。
▲中央本線 新府

高尾0514-(中央1317M)-大月0550~0553-(323M)-甲府0641~0646-(423M)-新府0703

私が新府に着いたのは7時すぎ (・ω・)トーチャコ。駅を出ると急いで坂道を駆け上がり、徒歩10分程度のところにある丘の上の桃畑を目指します ダダダッ ε=ε=ε=┌(;゚□゚)┘イソゲ!。いっぽう、東京方面へ向けて上ってくる「カシオペア信州」が新府を通過するのは7時半頃で、時間的にはけっこうギリギリ。それでもなんとか間に合うのであれば、この八ヶ岳が望める名所で「カシオペア」を撮りたくて、思いきってここまで来ちゃいました (・∀・*)キチャッタ。ただこのところ、訪れた各地でスッキリとした山容が拝めず、どうも「山運」に見放されている気がする私。とくに八ヶ岳とは最近、あまり相性が良くないんだよなぁ・・・(・ω・`)ゞウーン。果たして今回はと言うと・・・(「゚ー゚)ドレドレ。

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八ヶ岳を望む、丘の上の撮影地。
無事「カシオペア」の通過に間に合いました。
ε-(´∇` )ホッ。

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「カシオペア」の20分前・・・。
まず通過したのは、E257系の特急「あずさ2号」。
ちなみに歌謡曲で有名な「あずさ2号」ですが、
(* ̄0 ̄)θ<ハチジチョードノ~…♪
現在は8時ちょうどの下り列車ではなく、
6時08分に松本を出る上り列車です。
▲中央本線 穴山-新府

お!山腹に雲はなびいているものの、どうにか特徴的な形をした赤岳や権現岳の山頂は頭を覗かせており、これならばかろうじて八ヶ岳だということがわかるような眺めです (゚∀゚)オッ!。決してベストではないけれど、このくらい見えていれば個人的にはまずまずと言ったところ (*`д´)=b OK牧場!。すぐにやってきたE257系の特急「あずさ」で試し撮りをしてみると【◎】]ω・´)パチッ!、この時間帯は車両の手前サイドに日は当たらないのですが、それでも今回ばかりは光線状態よりも、この八ヶ岳バックというロケーションの良さを優先し、この場所で本命の「カシオペア」へと臨みます (*`・ω・´)-3フンス!。集まった同業者は10人程度で、キャパの広さを考えればまったりとしたもの (´ー`)マターリ。

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「カシオペア」の10分前・・・。
続いて211系の上り普通列車(422M)が通過。
先ほどの「あずさ」から少しアングルを整えて、
背景の山々を真ん中に配してみました。
(^_[◎]oパチリ。

一本前を先行する211系の普通列車が定時に通過し、いよいよ次が本命の「カシオペア」。あと10分足らずで姿を見せるハズです ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪。ところが・・・よりによってこんなときに限って、上空を流れてきた分厚い雲が太陽を隠してしまい (゚∇゚;)エッ、撮影地一帯は一気に薄暗くなってしまいました Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。先行の普通列車とはわずか数分の差ながら、今はまさに最悪の状況です (´д`;)アウ…。ああ、「カシオペア」が来る前になんとか、日差しよ回復してくれぇ~ 八´・д・`;) タノム!!・・・という切なる願いも空しく、桃畑の丘に響き渡ったのは、ロクヨン(EF64)の甲高いブロア音・・・(;゚ロ゚)ハッ!

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霞む八ヶ岳を背にし、
茶色い機関車に牽かれて中央本線をゆく
「カシオペアクルーズ信州」。

あああああ、撃沈・・・il||li _| ̄|〇 il||lii
残念ながら日差しが雲に阻まれた状態で、お目当ての「カシオペア」はやってきてしまいました ヽ(´д`;)アア…。ただでさえ色的に目立ちにくい、茶色の機関車とステンレス車体の「カシオペア」客車が、いっそう暗く感じます・・・( ̄_ ̄lll)ドヨーン。しかも八ヶ岳のほうに目をやれば、今までかろうじて見えていた赤岳の山頂が、ほとんど雲に隠れちゃっているではありませんか (´д`;)トホホ…。
列車はだいぶ露出アンダーだけれど、これ以上カメラの絞りを開けると背景の八ヶ岳が白飛び(極端な露出オーバー)してしまうので、痛し痒しと言ったところ。なんだかいろいろとしょっぱい条件が、運悪く「カシオペア」の通過に重なっちゃったなあ・・・(´・ω・`)ショボーン。やはり私は八ヶ岳との相性が良くないようです "o(-"-;*)ウゥム…。まあそれでも、どうにか八ヶ岳を背景にした「カシオペア」という画はかろうじて撮れたことだし、いちおう中央本線を走ったという最低限の記録は残せた・・・のかなぁ? (´ω`)ドーダロ

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未練がましく、傍らを通過する姿を
もう一枚撮ってみましたが、
線路脇のブッシュ(雑草)がかなり煩わしいです。
(´Д`)ダミダコリャ。
ちなみに背景の山は茅ヶ岳一帯。
▲中央本線 穴山-新府

煮え切らない気分で去りゆく「カシオペア」を見送ると (≡"≡;*)モヤモヤ…、通過からものの5分も経たないうちに日差しは回復 ( ̄△ ̄;)エッ…。ずっと晴れていたのに、なぜか本命の列車の通過時だけが陰り、その後にまた晴れるという、なんとも不思議な(?)現象・・・(´Д⊂ ドボヂデ…。これって、撮り鉄ならば誰もが一度は経験したことがあるような、いわゆる「撮り鉄あるある」のひとつなのですが、通過後に回復した日差しを浴びると、なんとも言えぬ脱力感があります(苦笑)ε-(-ω-;)ハァ…。

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撮影後に新府の駅へ戻り、
そこから列車に乗ります。
ああ、日差しが眩しいなぁ・・・(T▽T)トホホ
▲中央本線 新府

ただ、不幸中の幸い(?)というべきか (・ω・`)エ?、今回運転された「信州カシオペアクルーズ」は、行程の途中で沿線各地の名所などへ立ち寄る周遊ツアーだということもあって、運転ダイヤはかなりゆとりを持たせたものとなっており、実はこの先の何カ所かで時間調整のための長時間停車が設けられています (・o・*)ホホゥ。その停車中に私は続行の普通列車で追いつき、さらには追い越せば、もう一度「カシオペア」を撮ることができるのです (=゚ω゚=*)マジスカ!?。それを踏まえて、新府から乗った上り列車を私が降りたのは、隣駅の韮崎(にらさき)。

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山梨県韮崎市の中心駅、韮崎。
韮崎と言うと個人的には、
元サッカー選手の中田英寿さんの出身校
韮崎高校のイメージが強いです。
(゚ー゚*)ヒデ。
▲中央本線 韮崎

新府0806-(中央424M)-韮崎0810

事前にお仲間から聞いていた情報によると、「カシオペア信州」はこの韮崎で、なんと約三時間半もの長時間停車が設定されているとのこと (゚∀゚*)オオッ!!(ちなみに乗客の方々は手前の小淵沢で降り、バスを使った周遊で食事や観光を楽しまれているようです)。ただし、ずっとホームに横付けされているわけではなく、停車しているのはホームから外れた位置にある留置線です σ(゚・゚*)ンー…。私が韮崎で下車したのには、あわよくばその留置線に停まっている「カシオペア」を、駅の外から撮れるかもしれないといった目論見があったからなのですが、ためしに留置されているあたりまで歩いて行ってみると・・・...(((o*・ω・)o

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韮崎の留置線にて待機する、
「カシオペア信州」を発見!
(゚∀゚)オッ!
しかし、この位置では・・・。
▲中央本線 韮崎付近

カシ、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!
・・・けれど、停まっていた留置線は高い築堤上にあり、とても撮るのはムリそうです (ヾノ・∀・`)ムリムリ(ちなみにファンが築堤へ上がらぬよう、JRの職員がキビシく監視されていました・・・^^;)。しかしここから見る限り、いい光線状態(バリ順)なだけに、撮れないのは惜しいよなぁ・・・σ(・∀・`)オシイ…。そこで、私にはちょっと思いついたことがあり、来た道をすぐに駅へと引き返しました モドル…((((o* ̄-)o。韮崎でタイミングよく発車を待っていたのは、当駅始発の上り普通列車(326M)で、私は空いていたその列車のいちばん後方へと乗り込みます (((=゚ω゚) ノリマツ!。いったい何をするのかと言うと・・・もうお察しのことでしょう
(゚ー゚;)マサカ…。そう、「カシオペア」が停まる留置線の脇を走る普通列車、その後方にある車掌室の窓越しに「カシオペア」を狙ってみようという、なんともセコい作戦です (´∀`;)セコイ…。はたして、そんなにウマくいくものなのかと言うと・・・

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韮崎を発車した普通列車は
留置線に停められている「カシオペア」の横を
すり抜けるように走ります。
▲中央本線 韮崎付近(後方の車窓から)

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ぶどう色のEF64 37を先頭にした「カシオペア信州」。
37号機は、現役として残る唯一のEF64形0番台で、
今回の「カシオペア」牽引は貴重な組み合わせとなりました。
ちなみに左上にたまたま写り込んだのは、
韮崎のシンボルで、
関東三観音のひとつに数えられる、
韮崎平和観音像です
▲中央本線 韮崎付近(後方の車窓から)

バリ順でザンナナカシが撮れました~!アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
「カシオペア」の横を走る普通列車からの後方展望、ファインダーに集中して茶色い機関車が見えたら、とにかくひたすらに連写
パチャ!パチャ!【◎】]ω・´)パチャ!パチャ!。するとそのうちの一枚に、編成全体がバランスよく収まってくれました (゚▽゚*)ヤタッ!。乗り鉄旅などでもちょくちょく、このような列車の前方や後方からの撮影を試みている私 (^_[◎]oパチリ 、少なからずその経験が活きたのかも知れません(笑)。走る列車の窓越しからだなんて、邪道ともいえる撮り方ではありますが ヾ(#`Д´)ノ ジャドー!、EF64 37が牽引する「カシオペア」の編成記録としては、個人的にこれでじゅうぶんです (゚∀゚)アヒャ☆。それにしても最近の「カシオペア」の牽引機、レインボー色(虹釜)のEF81 95に、お召機のEF81 81、そして今回は茶釜(ぶどう色)のEF64 37とは、たしかにバラエティーに富んでいて面白いのだけれど、なんだかJR創世記の「ジョイフルトレイン」を見ているみたいだなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。やっぱり個人的に見ると、JR型客車の「カシオペア」にいちばん似合っていたのは、JR型機関車のEF510だったような気がします σ(゚・゚*)ゴトーサン…。おそらく、もう実現しない組み合わせだろうけれど・・・。

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韮崎から乗った列車は甲府止まりでした。
甲府でさらにその先へ進む上り列車へ乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
▲中央本線 甲府

さて、ウマい具合に編成写真(?)が撮れ (^_[◎]oパチリ、さらには停車中に追い越せたことにより ε=(=゚ω゚)ノ オサキ!、この先でもう一発撮ることができる「カシオペア」ヽ(´¬`)ノワ~イ。韮崎での青空を見てもお解りのように、朝方に悩まされたお天気の状態はだいぶ安定してきた様子です (´▽`*)イイテンキ♪。そこで今一度、中央本線らしい風景の撮影地を求めて、私が次に下車したのは、勝沼ぶどう郷 σ(゚ー゚*)ブドーキョー…。

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塩山を出た上り列車は上り勾配へとさしかかり、
やがて甲府盆地が一望できる高さまで
上がってきました。
▲中央本線 塩山-勝沼ぶどう郷(車窓から)

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その甲府盆地を見下ろす丘の上にあるのが、
勝沼ぶどう郷。
駅名標にはぶどう狩りをする、
山梨のゆるキャラ「モモずきん」のイラストが、
貼られていました。
(´▽`*)モモズキソ♪
▲中央本線 勝沼ぶどう郷

韮崎0836-(中央326M)-甲府0848~0852-(532M)-勝沼ぶどう郷0917

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入口上のステンドグラスが印象的な、
勝沼ぶどう郷の瀟洒な駅舎。
同駅はもともと勝沼と言う、
町名由来のシンプルな駅名でしたが、
駅周辺がご当地名物のぶどう畑に囲まれていることから、
観光客誘致の目的で93年に現駅名へと改称。
▲中央本線 勝沼ぶどう郷

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駅前から望む、丘に広がるぶどう畑。
まさに「ぶどう郷」という言葉がぴったりの風景です。
(゚∀゚*)オオッ!!。
背景に見える山々は、
奥秩父山地の南部に位置する帯那山など。

甲府盆地を見下ろす高台に位置した、勝沼ぶどう郷。周囲には大小の山や丘が連なり、この適度な斜面が太陽からの日差しをまんべんなく畑に当てる好条件で、名物のブドウ栽培に適しているのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。そんな駅から続く丘の上の道をしばらく進むと、やがてこんな見晴らしのいい場所へと出ることができました (゚∀゚)オッ!。

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甲府盆地を望みながら、中央本線を西下するのは、
週末臨時特急の「はまかいじ」。
同列車はこの先で弧を描くようにして山を下り、
やがて向こうに見える市街地へと入ってゆきます。
▲中央本線 塩山-勝沼ぶどう郷(後追い)

丘の上に敷かれた中央本線、その奥に広がるのが甲府盆地の市街地(山梨市や甲府市)です。晴れた日にこのあたりから見下ろす雄大な眺めは、中央本線のなかでも私のとくに好きな風景で、いつ見ても気持ちのいいものがあります (´▽`*)キモチイイ♪。勝沼ぶどう郷に着いて時刻表を見たとき、時間的にギリギリ間に合うかな σ(゚・゚*)ンー…・・・と思って、急ぎ足でこの場所へと向かい ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、ちょうどタイミングよく通過した、185系の特急「はまかいじ」を撮る事ができました (^_[◎]oパチリ。では、本命となる「カシオペア」も、この場所で狙うのかというと・・・そうではありません (゚.゚*)チガウノ?。先述したように「カシオペア」は、先ほどの韮崎で三時間半、さらには甲府の手前にある竜王(りゅうおう)という、なんだか強そうな名前の駅でも一時間ほどの長時間停車があり (`・∇・´)リューオー、この勝沼を通過するのは今から約三時間後 ( ̄  ̄;)サンジカン…。その頃には日当りの条件も大きく変わってしまいます。おそらくこの185系を撮った場所は、列車の手前サイドに日が当たらなくなるハズ・・・σ(゚・゚*)ンー…そこで次に私が向かったのは、今の甲府盆地を見下ろすお立ち台とは反対側に位置する丘の上 コッチ…((((o* ̄-)o 。実はそこにあるのが、レストランやホテル、ギャラリーなどを備えた勝沼ぶどう郷の観光施設、「甲州市 勝沼ぶどうの丘」です。

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駅から歩いて20分ほどのところにある、
甲州市 勝沼ぶどうの丘」。
先ほどの駅前から眺めたぶどう畑の風景で、
丘のてっぺんにあった施設です。

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「ぶどうの丘」には観光施設のほか、
個人経営のぶどう園もいくつか併設されており、
ちょうど今がぶどう狩りのハイシーズンです。
たわわに実ったブドウが美味しそう♪
(´▽`*)ブドー♪

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せっかくなので、私も旬のブドウを買って、
家に送りました (^^)

初秋の今は、まさにぶどう狩りのシーズンまっただ中 (・∀・)ブドー。「ぶどうの丘」には、たわわに実ったブドウや、それを使って作られたワインなどを求めて、多くの観光客が訪れています。今日はお天気もよく、絶好の行楽日和ですしね (´▽`*)イイテンキ♪。そんな「ぶどうの丘」には、丘の上の高台と言う立地を活かして、敷地内にいくつかの展望台のようなものが設置されています (・o・*)ホホゥ。一般の観光客に人気なのは、やはり甲府盆地を一望できる南西側の展望台なのですが、私が向かったのは敷地のはずれの方にある北側の展望台 コッチ…((((o* ̄-)o 。もちろんそのお目当ては中央本線です (´ω`)ダロウネ。

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「ぶどうの丘」の一角にある
「星降り岬 希望の鐘」という名の付いた
展望台(のようなもの)へとやってきました。
ちなみに三角屋根の下には鐘があります

△"q_(^-^)カーン♪。

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そこからの景色は一面にぶどう畑が広がります。
んで、中央線の線路はどこかと言うと・・・
<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ

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こんな感じで
丘をゆく列車を眺めることができます。
(^_[◎]oパチリ。
通過しているのはコンテナを連ねた貨物列車。
▲中央本線 塩山-勝沼ぶどう郷

5~6人ほどいらっしゃった先客にご挨拶して (*・ω・)ノ゙チワッス♪、展望台からの景色を望むと、丘の上にまっすぐ敷かれた中央本線の線路が確認できました (゚∀゚)オッ!。着いてすぐにやってきた貨物列車を見ると、まだ手前サイドには日が当たっておらず、列車の姿はあまり目立ちませんが、お昼過ぎに通過する「カシオペア」の頃には、おそらく日がまわって順光となるハズです ( ̄ω ̄*)ウム。あと二時間半・・・ひたすらに待ち続けるのみ ( ̄  ̄;)ニジカンハン…。ただ、照りつける日差しはまだ夏のようなキビシさがありますが、丘の上に吹く風は秋を感じさせる涼さがあり、木陰にいれば待ち時間もさほど辛くは無さそうです (´ー`)マターリ。こういうときのヒマつぶしに、スマホでリアルタイムな同業者によるSNSの実況などを眺めているとおもしろく []o(・_・*)ドレドレ、それによると韮崎にずっと停まっていた「カシオペア」は、定時に発車した模様 (゚∀゚)オッ!

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昼過ぎにはだいぶ日が当たるようになりました。
颯爽と走り抜ける白い筋は、
E351系の特急「スーパーあずさ」。
(´▽`*)スパーアズニャソ♪。

列車の手前サイドに日が当たり始めた頃、木陰から抜け出して撮影を再開します (^_[◎]oパチリ 。特急「スーパーあずさ」で確認すると、なかなかいい感じの日当たり具合になってきました (・∀・)イイネ。ただし心配なのは・・・そう、何といっても流れ雲。今日は朝方にその餌食となっているだけに、気が気でなりません (´・д・`;)ハラハラ…。とくに今回は列車のサイドまできれいに日がまわった順光状態なだけに、陰られたくはないなぁ・・・(・ω・`)ウーン…。上空は圧倒的に晴れ優勢で、太陽方向に目立った雲の塊は見当たらない (´m`)アットーテキヂャナイカ…。けれど、本命が通過し終わるまでは安心できず、すっかり「流れ雲恐怖症」です (^^;)ゞポリポリ。そんななか、そろそろ「カシオペア」の通過時刻を迎えるころ、ぶどう畑の丘に響き渡ったのは、ロクヨン(EF64)の甲高いブロア音・・・って、さっき(新府)と同じ表現の使い回し!? キタ…(゚∀゚)…カ!?。しかし現れたのは同じロクヨンでも、「カシオペア」を牽引する茶色の37号機ではなく、意表をつくこのコ (=゚ω゚=*)ンン!?。

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青いロクヨンが単機で、
軽やかに横切ってゆきました。

青いロクヨン(EF64 1000)の単機回送 (゚ー゚*)タンカイ…。ここまで遠景だとカマ番(機関車の番号)は解りませんが、どうやら1052号機だったらしい。私には詳細不明な回送列車ですが、この緊張感が高まったタイミングでロクヨンが通過するとは、なんとも奇遇なことです (´∀`;)ハハ…。そしてその青いロクヨンと短笛を鳴らし合い、まさに入れ替わるようにして姿を見せたのは、今度こそ茶色いロクヨンに牽かれた「カシオペア」ε-(°ω°*)キタッ!。ほんのちょっとタイミングがズレていたら、目の前でロクヨン同士のカブり・・・いや、離合が見られて、案外面白い画になっていたかも!?

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爽やかな秋晴れのもと、
山々に囲まれたぶどうの郷をゆく
「カシオペア信州」。
自然の緑が豊かな風景に、
鮮やかな虹色の帯が映えました。

ぶどうの丘でカシが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
今度は陰られること無く、眩しい日差しに照らされた「カシオペア信州」を無事にゲット! (σ゚∀゚)σゲッツ!! 箱庭のような情景のなかをゆく、茶釜+「カシオペア」というミスマッチな編成は、まるで鉄道模型の世界でも見ているような感覚です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ステンレス車体の「カシオペア」ですが、側面に巻かれた帯色のおかげで意外と風景に映えてくれたし、遠景では目立ちにくいと思われた茶釜も、背景の緑が薄いところに置いたことで、少しはその存在を引き立てることができたでしょうか。何にせよ、ホントに晴れてくれてよかった・・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。朝の新府からくすぶっていた不完全燃焼は、この勝沼のカットで完全に燃焼できました ヽ(*´v`*)ノスッキリ。これで「カシオペア信州」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

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走り去る「カシオペア」を追って、もう一枚。
(^_[◎]oパチリ。
初入線となった中央本線にたしかな足跡を残して、
「カシオペア」は都心へと帰ります。
▲中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(後追い)

 
 

新府での八ヶ岳バック、韮崎で車中から狙った停車シーン、そして勝沼ぶどう郷・・・満足のいく画が撮れたものもあれば、そうでなかったものもあったけれど、どうにか中央本線を走った「カシオペア」の記録は自分なりに残せたのではないかと思います【◎】]ω・´)パチッ!。なによりも、中央本線に入線した「カシオペア」という、地元路線の大ネタに参戦できたことが楽しかった (*⌒∇⌒*)タノシカッタ♪(はたして、ゆるキャラさんのご期待には、応えられたのだろうか・・・^^;)。ただ、今回の撮影に私が訪れた場所はすべて山梨県内だったので、「カシオペア信州」というよりは、「カシオペア甲州」と言った感じの記録になりましたが・・・(笑)
ちなみに、長野へ向けて運転される「カシオペア」は今月にあと二回、下り列車のみの「信州カシオペア紀行」として設定されていますが、こちらの列車が中央本線を通過するのは、どうやら夜間帯のようなので (下りの営業運転と、上りの回送列車も?)、今回撮影した「信州カシオペアクルーズ」は、日中の中央本線で「カシオペア」が撮れる貴重な機会となりました。撮影にあたり、事前に詳細情報を教えてくださったお仲間の方には、本当に感謝いたします アリガトォ<(_ _*)>ゴザイマツ。

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勝沼ぶどう郷の前身である勝沼は、
かつてスイッチバック構造の駅でした。
( ̄。 ̄)ヘー。
現在の本線脇には当時のホームが残され、
再現した駅名標が建てられています。
ちなみに勝沼の隣駅として記されている
「はじかの(初鹿野)」は現在の甲斐大和。

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そして駅に隣接する鉄道遺産記念公園には
かつて中央本線の客車列車や貨物列車の牽引で活躍した、
EF64形の18号機が静態保存されています。
(゚ー゚*)ロクヨン。
EF64=ロクヨンと言えば・・・
そう、今回の「カシオペア信州」で先頭に立った、
茶色い37号機と同型機です。

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さらに駅の東側には
中央本線の旧・大日影トンネルを
再利用した遊歩道があり、
この機会に見学したかったのですが・・・
漏水および経年劣化による安全確保のため、
しばらく閉鎖するとのこと。
r(゚ペ)アリャ。
残念ですが、
再開されたらまた訪れることにしましょう。
(・ε・`)シャーナイネ。

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上り列車へ乗って都内へと帰ります。
勝沼ぶどう郷から乗られる方々の手には、
一様にブドウの箱が目立ちました。
▲中央本線 勝沼ぶどう郷

勝沼ぶどう郷1417-(中央550M)-高尾1524




 

ONE-shot 224 かめあり

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PICK UP ONE-shot 224 かめあり

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亀有駅コンコースの床一面にズラリと並べられた、
「こち亀」のコミックス(単行本)全巻の表紙
(をイメージしたラッピング)。
さすがに全200巻ともなると、圧巻ですね〜
w(*゚o゚*)wオオーッ!!
 
 
少年マンガ雑誌の「ジンプ」に連載され、
「下町のおまわりさん」を舞台にした人気作品、
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。
通称「こち亀」。
連載40年、単行本200巻を誇る長寿作品でしたが、
ついに先週の発売号を持って最終回を迎えたようです。
(゚ーÅ)ホロリ
 
その最終回を惜しみ、
さらには単行本の200巻発行記念と、
長年にわたる作者の功績を讃え、
作品の舞台となった東京都葛飾区亀有にある、
常磐線の亀有駅では、
コンコースの床、改札内の壁面、ホームへの階段、
さらにはエスカレーターにいたるまで、
あらゆる箇所に「こち亀」のラッピングが施されました。
まさに「こち亀ジャック」といった様相で、
これはファンには溜まらない、嬉しい企画でしょう。
(´▽`*)コチカメ♪
 
 
単行本が200巻も刊行された「こち亀」ですが、
おそらく私が読んだことがあるのは、
そのうちの10巻分くらいのお話。
と言っても、単行本を買ったことは無く、
同作品を読んだのは、
おもに「ジャ◯プ」掲載されていたものです。
歳がバレるけれど、
当時の私が「ジャン◯」を購読していたお目当ては、
「キャプテン翼」や「Drスランプ」、「キン肉マン」、
3年ハイスクール奇面組」・・・などであって、
(´∀`;)ナツカスィネ…
正直「こち亀」はそのついでに読んでいた感じ
(コアなファンの方、ゴメンナサイ)。
それでも、作品の舞台が自分に少なからず縁のある、
常磐線沿線の亀有だということもあり、
どこか個人的に親近感の沸く作品だったように思います。
とくに両さん(こち亀の主人公)が語る少年時代の昔話など、
人情味あふれる回の話が好きでした
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。 
 
そしてまったく「◯ャンプ」を読まなくなった近年でも、
時おりコンビニや本屋の店頭などで、
両さんが表紙に載った号などを見かけると、
「お、このマンガも長いねぇ〜 (・∀・`)」なんて、
不思議と安心感というか懐かしさのようなものを
覚えた気がします。
 
 
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。
そのインパクトある長い作品名に入った、
「亀有」という地名。
連載は終わっちゃいましたが、
ここはこれからもずっと
「こち亀の街」「両さんがいる街」として、
多くの人に親しまれ続けて行くことでしょうね。
 
 
16.9.19 常磐線 亀有 
 
 


0920.jpg
「こち亀」の亀有駅ジャック。
なんと、改札内のホームへと続く階段は
このような背表紙風の装飾になっていました。
これは面白い発想ですね!
(゚Д゚*)スゲー!!
この「こち亀」装飾は、
今月30日まで行なわれているそうです。

 

 
 
 
☆オマケ
 
ちなみに、私が訪れた日の亀有ですが、
早朝には快速線をこんな列車が通過・・・

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茶色いEF64 1001に牽かれた「カシオペア」(E26系)
(゚∀゚*)オオッ!!。
これは前記事でもちょろっと触れましたが、
長野方面へ運転されたツアー列車、
「信州カシオペア紀行」の返却回送です。
長野から篠ノ井線、中央本線、武蔵野線、
そして常磐線を経由し、帰京する同列車、
そのルート上にこの亀有はあり、
ウマく同駅でキャッチすることができました。
(^_[◎]oパチリ
でもせっかくならば、
もう少し常磐線らしさがわかるようなカットを
撮ればよかったか・・・σ(・∀・`)ウーン。

0924.jpg
亀有を走り去った「カシオペア」は
遠〜くの方で千代田線の16000系とすれ違いますた。
(゚∀゚)オッ!
すっごく無理矢理ですが、
いちおう「カシオペア」が常磐線を走ったという
記録にはなった・・・かな?
(´ω`)トオイヨ…。
 
 
0925.jpg
もひとつオマケ。
実はこの日の私は、一足早いお彼岸の法事で、
常磐線の柏にある実家へ帰ることが
いちばんの目的だったのですが、
いまの同線では開業120周年を記念した、
スタンプラリーを開催中(10/10まで)。
帰省のついでに、
いくつかの対象駅を巡ってきました。
⊥ヽ(´▽`*) スタンプポン♪
 
0800.jpg
スタンプラリーの賞品は、
全9駅のコンプリートで常磐線ペーパークラフトセットが、
3駅のみでも記念のクリアファイルとポストカードが
いただけます(数量限定)。
さすがに茨城の方までは足を伸ばせず、
コンプリートはできなかったけれど、
北千住、松戸、柏、我孫子、取手の5駅を捺し、
3駅賞をゲット! (σ゚∀゚)σゲッツ☆
103系やE231系、E657系「ひたち」など、
常磐線の各車がデザインされたこのイラストは、
以前に紹介した記念ビールのパッケージと
同じものですね。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
 
秋雨続きの連休、
私はこんな過ごし方をしておりました。
今週末は晴れるといいなぁ・・・σ(・∀・`)

ONE-shot 225 続、夜遊び。

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PICK UP ONE-shot 225 続、夜遊び。

0924.jpg
まばゆい街の灯を横目に見て、
583系の夜行列車が
一路、北を目指します
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜
 
 
今夏に催された
青森・函館観光キャンペーン(青函DC)の一環として、
7月から9月までの三ヶ月連続で運転された、
国鉄寝台特急型車両・583系による
横浜発青森行きの夜行列車(団体ツアー)。
(´▽`*)ゴッパーサソ♪。
 
私は先々月の7月に運転された分を、
池袋の街灯りが背景にできる場所で撮影し、
拙ブログでも写真をご紹介しましたが、
夜の大都会をゆく583系、
今回は若者の街・渋谷で狙ってみました。
(^_[◎]oパチリ
中央に見えるのはランドマークの109です
 
東急東横線の地下化などにともない、
大規模な再開発が行なわれている渋谷駅前。
駅に隣接されていたデパートが取り壊されるなどして、
現在は対面の高層商業施設(ヒ◯リエね)から
山手線や埼京線、湘南新宿ラインを
眼下にスッキリと見ることができます。
将来的には地上47階建ての高層ビルなども
駅前に建てられる計画だそうで、
この眺めは今だけのものなのかも知れませんね。
(ただ個人的には、完成予定のビルの47階から
俯瞰撮影できるのか、ちょっぴり楽しみ(笑))

 
 
画的には、渋谷の街だということが判りつつも、
583系には疾走感を出したくて、
流し撮りにトライしてみた・・・のですが、
帰宅ラッシュの時間帯に
湘南新宿ラインで運転された同列車は、
運転間隔が詰まっていたためか
今にも止まりそうなくらいの超〜鈍足。
(゚д゚;ノ)ノ オッソ!
あわてて事前の設定よりも
カメラのシャッタースピードを落としたものの、
背景はほとんど流れませんでした。
これだったら感度を上げて、
素直に写し止めたほうがよかったかなぁ・・
σ(・∀・`)ウーン…。
 
 
16.9.23 山手線 渋谷(後追い
 
 


 
ち・な・みに・・・

三ヶ月連続で運転された583系の横浜団臨ですが、
実は8月の運転分(8/19)も私は撮影に行っていました。
場所は背景に
スカイツリーが写し込めることでお馴染みの、
山手線・大塚駅前にある跨線橋です。
 
リオ五輪が開催中だったこの時期、
しかも前日にバドミントンのタカマツペアと、
レスリングの川井選手が金メダルを獲ったことで、
スカイツリーは金色の特別ライトアップ。
(☆∀☆)ゴールド☆
これはぜひとも583系と組み合わせて撮りたいっ!
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
雨上がりで湿度が高く、
スカイツリーの上部はモヤっていましたが、
どうにか金色の部分は確認できました。
ところが・・・エッ…( ̄△ ̄;)マサカ…

 
0819.jpg
またしても山手線カブりの餌食に遭い、
ホームの光が583系に届かず・・・
il||li _| ̄|〇 il||lii
 
583系の運転日と金メダルが重なるなんて、
まさに奇跡的な条件だったのに、
なんともしょっぱい結果となってしまいました。
(_ _|||)ガクッ
撮影をご一緒した同業者の方はため息とともに、
「次は4年後に期待しましょう」と苦笑いしていましたが、
 4年後、はたして583系は生き残っているかなぁ・・・
(^^;)ゞポリポリ
(二年後の冬期五輪まででも、キビシい気がする・・・)
 
これでこの場所での私の戦績は
"o(-"-;*) ウゥム…
毎回スジ(運転時刻)が違うにも関わらず、
どうもここは583系との相性が悪いですね。
(´Д⊂ ドボジデ
ちなみに同業者さんによると、
私が池袋で撮影した7月の運転分も、
ここでは同様にカブられたらしい・・・。
 

磐越西線・・・「レトロ会津まつり号」 撮影記

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2016.09.25
磐越西線
秋の会津路をゆく旧型客車
快速「レトロ会津まつり号」 撮影記
 
  

ちょいと遡って6月のこと σ(゚・゚*)ンー…。私は国鉄特急型車両・485系(仙台車)の「さよなら運転」を福島の磐越西線(ばんえつさいせん)で撮影し 、その様子をブログにてご紹介したところ、「485系の引退は寂しいですが、今年の夏は磐越西線で583系や旧客の臨時列車が走りますね! (・∀・)」とのコメントをいただきました (=゚ω゚=*)ンン!?。485系なき後、同じ国鉄特急型の583系が同線の臨時快速「あいづ」に登板することは私も知っていましたが、旧客こと旧型客車の運転に関してはまったく把握しておらず、この何気ないコメントは私にとって寝耳に水 エッ?(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。そこで夏の臨時列車情報などをよく調べてみると \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、たしかに9/24、25の二日間に快速「レトロ会津まつり号」として、磐越西線で旧客の運転が設定されているじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。夏と言っても運転日が9月の後半だったので、私は見逃していたのかも知れません (´∀`;)シランカッタ…(ちなみに暦の上で9月は秋ですが、JRの臨時列車的には夏の増発シーズン(夏臨)として扱われます)。ともあれ、「昭和の鈍行列車」を彷佛とさせるようなシブい茶塗りの旧型客車が、のどかな風景の磐越西線を走るなんて、国鉄型ファンにとってはたまらない、超~胸熱の臨時列車です! (*゚∀゚)=3ハァハァ!。お盆の時期に同線で運転された583系の「あいづ」は、都合が付かずに撮りに行くことができなかった私 (・ε・`)チェ。そのぶんこの旧客は是が非でも撮影に出撃したいと考えており、運転日を心待ちにしていました (*´v`*)ワクワク♪。ところが、9月に入ってからというもの、台風やら秋雨前線やらの影響でお天気の具合が芳しくなく、天気予報はず~っと雨マーク ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。はたして旧客の運転日は晴れてくれるのだろうか? (・ω・`)ウーン。直前に発表された福島県会津地方の予報はと言うと・・・初日の土曜日(24日)は「曇り一時雨で降水確率30%」、二日目の日曜日(25日)が「曇り時々晴れで降水確率は20%」となっています σ(゚・゚*)ンー…。スッキリとした「晴れ」予報ではないけれど、まだ日曜日のほうが日差しに期待が持てそうなので、出撃は運転日二日目に決定 m9(`・ω・´)ケテイ!。そんなワケで今回は、旧型客車で運行された「レトロ会津まつり号」を撮りに、磐越西線へと向かいました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

07000.jpg

事前に調べた福島の天気、
土曜よりは日曜の方が良さそうとのこと σ(゚・゚*)ンー…。
ちなみに個人的には、土曜に撮影へ行き、
日曜にその様子を自宅でブログに書くというのが
理想的な週末の過ごし方・・・なのですが、
お天気には逆らえません(笑)

 
 

 
9月25日(日)

0001.jpg

日曜の朝に東京から乗るのは、
E2系の東北新幹線「やまびこ41号」。
私が乗った自由席の1号車は空いていて、
目測によると、東京発車時点で3割、
大宮発車時点でも5割程度の乗車率でした。
(´ー`)マターリ
▲東北新幹線 東京

迎えた「レトロ会津まつり号」運転日の週末。会津の方はどうだったのかわかりませんが、土曜日の東京は予報通りのぐずついた小雨模様でした シトシト…:il!:il|( ̄ω ̄ )アメ…。明けて日曜日の朝は自宅を出る時点で曇り空。予報だとこの日は東京も会津も曇り時々晴れとなっており、雨は降らなそうですが、どうも雲優勢の天気となりそうです σ(゚・゚*)ドーダロ…。さらに私にはこの日の「雨の翌日で気温高め」という気象条件を受けて、ちょっと気がかりなことがありました (゚ペ)ウーン…。それは霧や靄の発生確率が高くなると言うこと。とりわけ猪苗代湖という大きな湖を抱えている磐越西線の沿線は、とくに霧が発生しやすい地域なのです。私も過去に同線の撮影で霧に悩まされたことがありましたっけ・・・(≡"≡;*)モヤモヤ…。そんな一抹の不安を抱えつつ、東京から東北新幹線に乗って北上すると、はやくも埼玉と栃木の県境付近で車窓風景は白く霞んできてしまいました (゚ー゚;)マッチロ…。はたして磐越西線の沿線はどんな状況なのだろうか、茶色の旧客を白い世界で撮るなんてことだけは、カンベンしてほしいなぁ・・・(´~`;)ウーン。

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雨上がりの朝、
東北新幹線から眺めた風景は、
霧に包まれていました。
(≡"≡;*)モヤモヤ…
▲東北新幹線 大宮-小山(車窓から)

さて、昨年まで定期運行されていた485系の快速「あいづライナー」の撮影などで個人的にちょくちょく訪れており、拙ブログでも何度か撮影記をご紹介している磐越西線 (゚ー゚*)バンサイ。今さら路線の説明をする必要はないかとも思われますが、いちおう軽く・・・磐越西線は福島県の郡山を起点に、猪苗代、会津若松、喜多方などを経て、新潟県の新津(にいつ)へと至る、175.6キロの幹線 (・o・*)ホホゥ。郡山から喜多方までが交流電化、喜多方から新津までが非電化となっており、おもに会津若松で運行を分けられるのが同線の大きな特徴で、今回のお目当てである旧客の「レトロ会津まつり号」は、電化区間にあたる郡山と会津若松の間で一日一往復、運転されることになっています (゚ε゚*)フーン。ちなみに列車名になっている「会津まつり」とは、会津若松の市内で毎年9月の下旬に行なわれる会津地方最大のお祭りで、鶴ヶ城本丸にて出陣式が行われたのちに武者姿で街なかを練り歩く、会津藩公行列や提灯行列などを主体に、さまざまなイベントが催されるのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。そんな会津まつりへの観客輸送が、その名のとおり「レトロ会津まつり号」のおもな運転理由のハズなのですが、今や貴重な旧型客車が使われるとあっては、乗客のほとんどが鉄ちゃんで占められることでしょう (´ω`)ソーダロネ(ちなみに同列車は全車指定席)。まあ、かく言う私も会津まつりは観ずに、列車だけを撮りに行くのですが・・・(^^;)ゞポリポリ。

新幹線に乗ること一時間半で、郡山着 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。スッキリとしない曇り空ながらも、とりあえず霧はおさまっていました ε-(´o`;)ホッ。高架の新幹線ホームから、東北本線や磐越西線が発着する地平の在来線ホームへと下りると...(((o*・ω・)o、さっそくこのお方とご対面です (゚∀゚)オッ!。

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在来線ホームの脇に留置されていたのは、
茶塗りのシブい旧型客車 (≧∇≦)シブイッ!。
スハフ42やオハ47で組まれた5両編成です。
▲東北本線 郡山

旧客、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!
「レトロ会津まつり号」に使用される5両編成の旧客は構内の留置線に佇んでおり、ホームからもその様子を眺めることができました (^_[◎]oパチリ。ただ、発車時刻まではあと二時間近くもあり、牽引する機関車がまだ連結されていなかったのはちょっぴり残念 (・∀・`)ザンネン。その牽引機はというと・・・<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ 客車とは少し離れた位置ながら、こちらもホームからその姿を確認することができました (゚∀゚)オッ!。

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「レトロ会津まつり号」の牽引機は
交流電気機関車のED75形757号機。
すでにパンタグラフを上げ、スタンバイOKです。
(*`д´)=b OK牧場!
ちなみに奇遇(?)にも、
その後方に留置されていたのは、
EH500形のトップナンバー(1号機)でした
(゚∀゚)オッ!。
▲東北本線 郡山

ナナゴも、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!
「レトロ会津まつり号」の牽引を務めるのは、深紅のボディーカラーが印象的なED75形、通称「ナナゴ」(・∀・)ナナゴ。交流電化の路線が多い東北地方などを中心に国鉄時代から活躍を続ける、代表的な交流型電気機関車です。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。かつてはブルートレイン(寝台特急)や夜行急行、普通列車、貨物列車にいたるまで、様々な用途に使われた万能機でしたが、相次ぐ客車列車の衰退、そして貨物列車の牽引も後継のJR型機(後方にチラッと写っているEH500など)へと譲り、300機以上が製造された同機はすでに大半が廃車に・・・(´・ω・`)ショボーン。現在では定期運用を持たず、工事列車や配給列車などの牽引を主な仕事として、わずかに残された数両が細々と生きながらえています ( ̄。 ̄)ヘー。今回の「レトロ会津まつり号」は、そんなナナゴが旧客の先頭に立つという貴重な機会であり、ファンの注目度も高いのです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。それぞれバラバラでの留置ではあったけれど、運転前に眺めることができた旧客とナナゴ。その姿を実際に目で見たことで、曇り空で萎えかけていた私のテンションは一気に高まりました (*`・ω・´)-3フンス。郡山から先行する磐越西線の快速列車に乗り込み、沿線の撮影地へと向かいます (*・o・)ノ Go!。

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私が乗るのは、写真左の会津若松ゆき快速列車。
右隣に停車しているのは東北本線の黒磯ゆきで、
どちらも719系でした (゚∀゚)オッ!。
近い将来の引退が示唆されている同系、
このような何気ない並びのシーンも、
貴重なものとなるかも知れません。
▲東北本線 郡山

先述した会津まつりへと向かう観光客などで、かなり混むかな・・・σ(゚・゚*)ンー…と、思っていた会津若松ゆきの快速列車は、それほどの混雑なく、座席がほぼ埋まって、立ち客がまばらと言った状況で郡山を発車。もちろん、車内のあちこちに同業者(鉄ちゃん)の姿も見受けられます ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。さて、厚い雲に覆われていた郡山でしたが (-"-;*)ドングモリ…、列車が西へ進むにつれて上空は徐々に雲が切れはじめ、郡山から三駅目の磐梯熱海(ばんだいあたみ)では、雲間から日も射してきました (゚∀゚)オッ!。どうやら天気は回復傾向にあるようです。時に天候の境目となりえる峠(中山峠)を越えても、今日は幸いにして大きく変わることなく、霧の不安が拭い切れなかった猪苗代でも太陽が顔を覗かせていました ε-(´∇`*)ホッ。ただし晴れていても雲は多めで、沿線のシンボルである磐梯山は山頂が雲隠れ (≡"≡;*)モヤモヤ…。それでも、この界隈が霧に包まれていなかったことに私はひと安心し、予定していた猪苗代で下車しました (・ω・)トーチャコ。

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郡山では曇っていましたが、
猪苗代では爽やかな青空が広がっていました。
(´▽`*)イイテンキ♪
ただし、磐梯山はご覧の通りです・・・
(´д`;)アウ…。
▲磐越西線 川桁-猪苗代(車窓から)

0008.jpg

郡山から快速で40分弱の猪苗代で下車。
(・ω・)トーチャコ
山小屋風の玄関を備えた猪苗代の駅舎は
拙ブログで、もうすっかりお馴染みですね。
▲磐越西線 猪苗代

東京0604-(東北新幹線 やまびこ41号)-郡山0724~831−(磐越西3231M)−猪苗代0909

また猪苗代? (・∀・`)マタァ?・・・と言う声が聞こえてきそうなほど、私にとって磐越西線撮影の定番地である猪苗代。ここは比較的、駅から近いところでも列車をスッキリと撮れるポイントがいくつも点在し、なおかつ駅前で自転車が借りられる(レンタサイクル)と言ったメリットもあることから、徒歩鉄の私としてはどうしてもこの地を選んでしまいます (*`3´)イイジャン。沿線には磐梯町(ばんだいまち)の界隈にも魅力的な撮影地が多いのですが、駅からの距離がけっこう遠いんだもん・・・σ(・ω・`)トオイヨ…。そんなワケで私は、猪苗代の駅前で自転車を借り、広大な田園地帯のある川桁(かわげた)方向へと走らせます ♪~( ̄、 ̄ )===3 スイスイ~。このあたりは過去に何度も583系485系の「あいづライナー」などを撮りに訪れた、勝手知ったるいつもの道・・・なのですが、その道すがら、いつもはスルーしていたとある跨線橋の上に、おひとりの同業者の姿を見かけました (=゚ω゚=*)ンン!?。たしかこの場所は以前に一度、私も下見程度で立ち寄ったことがあったけれど、背景に写り込む高圧鉄塔の処理や、線路際の障害物がウマくかわせなくて、どうもイマイチだった覚えがあります σ(・ω・`)ウーン…。でも、今日は同業者がいたことで何となくそこが気になり、ためしに跨線橋へと上がってみることにしました イッテミヨ…((((o* ̄-)o。すると・・・(「゚ー゚)ドレドレ

0009.jpg

ためしに寄ってみた跨線橋上からの眺め。
お?意外と悪くないかも?(゚∀゚)オッ!
ちなみに下に見える道路を私は自転車で走っていて、
この跨線橋上の同業者さんに気づきました。

0012.jpg

黄金色に染まった田園が
沿線風景を鮮やかに彩ります。
そこをゆくのは719系の普通列車。
▲磐越西線 川桁-猪苗代(後追い)

おっ!(゚∀゚)オッ! 跨線橋の上という高い位置から見渡せる広大な田園風景が、なかなか壮観でいい感じじゃないですか!(・∀・)イイジャン!。何といっても、まるで金色の絨毯を敷いたような、一面の稲穂が鮮やかで美しい!(´▽`*)キレイ♪。たしかに列車の背景には高圧鉄塔が写り込むし、線路際にもちょっとした障害物(制限標識かな?)があるけれど σ(゚・゚*)ンー…、私のなかで固執していた以前の印象ほど煩わしいものではないように思え、この風景はそれらを差し引いてもじゅうぶんに余りある壮大さを感じます w(*゚o゚*)wオオー!。先客がお一人だけという空いた状況もアングル決めるうえではありがたく、私はこの場所で本命の旧客を迎えることにしました m9(`・ω・´)ケテーイ!。

0013.jpg

次にやってきた下りの普通列車は、
後方に「フルーティアふくしま」を連結した
719系の6連 σ(゚ー゚*)フルーチア?。
「走るカフェ」をコンセプトにしたという
フルーティアふくしま」では、
列車内で福島産の果物を使用した、
オリジナルスイーツなどが楽しめます。
マア(*'∀'*艸)ステキ♪
▲磐越西線 川桁-猪苗代

最初に通過した上りの普通列車はヨコ位置で、次にやってきた「フルーティアふくしま」併結の下り普通列車はタテ位置で、それぞれ試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。背景の山は猪苗代町の東側にそびえる川桁(かわげた)山(標高1,413m)で、タテ位置ならば稜線まで写し込むことができます σ(゚・゚*)ンー…。これでスッキリとした青空か、もしくは秋らしいウロコ雲でもなびくような空模様ならば、文句なくタテ位置のアングルを選ぶところなのですが、今の上空は白っぽい薄雲が全体的に広がっていて、とくに写真で見るとあまり美しくありませんね・・・(゚ペ)ウーン…。ならば、せっかくの貴重なナナゴ旧客ということもあり、ヨコ位置にして列車を少しでも大きく見せたいという気持ちが強くなりました。ちょっと迷ったけれど、アングルはヨコ位置で決定です m9(`・ω・´)ケテイ!。最終的には同業者が15、6人くらいとなった跨線橋の上で待つことしばし、やがて遠くの方で甲高い汽笛が鳴り響き ピィ──( ̄- ̄ 3) ──ッ…、里山にこだまする客車列車特有の軽やかなジョイント音が、徐々に近づいてきました ε-(°ω°*)キタッ!。

0014.jpg

実りの秋を迎えた磐越西線。
赤い機関車に牽かれた茶色の客車列車が、
金色の野に浮かび上がります。

0015.jpg

引いてもう一枚・・・
なだらかな山容の川桁山を背にして、
会津路をゆく「レトロ会津まつり号」。

ナナゴ旧客が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
深紅の交流機とぶどう色の旧型客車、この組み合わせはシブい!シブすぎるっ!!シブがき隊っ!!!(≧∇≦)スシクイネェ!!(なんのこっちゃ)。まさにかつての東北本線や磐越西線などで走っていた客車列車の姿を彷佛とさせるような、「昭和の鈍行列車」の再現ではありませんか!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。 しかもイベント列車にありがちな、ヘッドマークなどの装飾が一切ないというのもまた、粋な計らい(?)ですね~ ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。こんなシブい列車が現代に運転され、しかも黄金色に染まった田園風景のなかで撮れるとは、もう涙モノです ・:*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・。この場所は停車駅の猪苗代に近いこともあってか、思ったよりもゆっくりとした速度で通過した「レトロ会津まつり号」 ノロノロ...(((o*・ω・)o。おかげで列車主体の寄りと、川桁山の稜線まで入れた引きの、二カットを押さえることができました パチ!【◎】]ω・´)パチッ!!(後者はちょっとカツいけれど・・・^^;)。実はこの引き画はアングルを決めるときに、手前の踏切検知器(客車の一両目にかかっている棒)が気になったので、アングル選択から除外していたのですが、こうやって見ると棒の存在は案外目立たないかも σ(゚・゚*)ンー…。そして太陽には薄雲がかかった状態ではあったものの、どうにか明暗の差が付くほどの日射しは得られたので、これは晴れカットと言ってもいいのではないかと思います (´ω`)ヌルハレ。事前には雨やドン曇り、霧などの不安があったことを考えれば、個人的に上々の結果となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで「レトロ会津まつり号」の往路は撮影終了です。このあと同列車は会津若松まで行ったのちに小休止し、午後遅くには復路の郡山ゆき上り列車として運転されます (・o・*)ホホゥ。それまでの間は普通列車くらいしか通らないので、少し線路端を離れてのんびりと過ごすことにしましょうか (´ー`)マターリ。

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「レトロ会津まつり号」の通過からしばらくして、
姿を見せ始めた磐梯山の山頂 (゚∀゚)オッ!
雲は滞留することなく流れているので、
ひょっとしたら復路の旧客は磐梯山と絡めて撮れるかな?
ちなみに手前に広がるのは蕎麦畑です。
花の見頃は終わっちゃった感じですね。

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そんなそば処の猪苗代で食べるお昼ゴハンは、
ご当地産のお蕎麦と舞茸の天ぷらを組み合わせた、
舞茸天そば。
香りよい舞茸の風味に秋を感じます。
(゚д゚)ウマー!!

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食事後はちょっぴり周囲を散策。
ウロウロ...((((o* ̄-)o
猪苗代湖の近くまで自転車を走らせてみたけれど、
意外にスッキリとは見渡せず、
これは国道沿いにある土産物屋さんの屋上から
眺めた猪苗代湖です。

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列車の通過時刻を見計らって線路際へと戻り、
姿を見せた磐梯山と絡めてパチリ (^_[◎]oパチリ。
短い二両編成の普通列車が車体を光らせて
磐梯山の裾野を駆け抜けます。
▲磐越西線 翁島-猪苗代

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沿線にはまだ刈り入れ前の田んぼが多く見られます。
このあたりで作業されていた地主のご夫婦のお話だと、
今年の秋は長雨による日照不足などで、
例年よりも一~二週間ほど、
刈り入れ時期が遅くなっているらしい (・ω・)ソーナンダ…。
ひょっとすると本来ならば、
「レトロ会津まつり号」と稲穂の組み合わせは、
見られなかったのかも知れませんね・・・。
ちなみにこのあたりの田んぼは台風の大きな被害を受けず、
美味しいお米になっているとのこと (´▽`*)ヨカッタ♪。
▲磐越西線 翁島-猪苗代

食事をしたり ≠( ̄~ ̄ )モグモグ、国道沿いの土産物屋を物色したり (・_・ )ドレドレ、猪苗代湖畔のサイクリングロードを走ってみたり ♪~( ̄、 ̄ )===3 スイスイ~、磐梯山を背景にして普通列車を撮ったり (^_[◎]oパチリ・・・して、三時間ほどを潰し ( ̄  ̄;)サンジカン…、頃合いを見てふたたび「レトロ会津まつり号」の撮影へと臨みます (*`・ω・´)-3フンス!。合間に撮った普通列車のカットを見ていただくとお分かりのように、流れ雲は多いものの、午後になって磐梯山は山頂まで見える時間が長くなりました (゚∀゚)オッ!。このぶんならば「レトロ会津まつり号」と組み合わせて撮る事ができるかもしれません σ(・∀・*)ドーダロ?。そこで私が自転車を走らせてやってきたのは、磐梯山バックの定番ポイントのひとつとして知られた、川桁寄りに広がる田園地帯。

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磐梯山のお姿をスッキリと望める撮影ポイント。
広大な田園風景が広がる猪苗代界隈ですが、
そのなかでもこのあたりはとくに広さを感じます。

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農作業に勤しむ畑の向こうをゆく、
磐越西線の普通列車。
この地の何気ない日常風景です。
▲磐越西線 猪苗代-川桁

ナナゴ旧客の「レトロ会津まつり号」、往路の撮影でキッチリと列車の編成がわかるようなカットが撮れたこともあり、復路は少し離れた位置から磐梯山の雄大さが強調されるようなアングルを選んでみました【◎】]ω・´)パチッ!。試し撮りした719系の普通列車は日射しを受けてギラリと輝き、背景の磐梯山も山頂までしっかり見えていて、なかなかいい感じです (・∀・)イイネ!。しかし上空は相変わらず流れ雲が多くて、必ずしも日射しが安定しているとはいえません (゚ペ)ウーン…。前走りの練習電(試し撮り)まではいい感じだったという、山バックでのこんなシチュエーション・・・私の脳裏には先日の八ヶ岳バックで苦汁をなめさせられた、「信州カシオペアクルーズ」での撃沈劇が思い起こされます (-"-;*)ウグッ。あの二の舞を演じるのはイヤだなぁ・・・(´~`;)ウーン…。雲の流れにヤキモキしながら、時計とにらめっこ ドキドキ…(´・д・`;)ハラハラ…。16時23分、そろそろ「レトロ会津まつり号」が猪苗代を発車する時刻です。やがて往路のときと同様に遠くで鳴らされたナナゴの汽笛が耳に届き ピィ──( ̄- ̄ 3) ──ッ…、まもなく田園の真ん中にある踏切が鳴動しました ε-(°ω°*)キタッ!。

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ナナゴ旧客、
キタ━━:*:・:(*゚∀゚*):・:*:・━━ッ!!

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雄大な磐梯山に抱かれて、
秋色に染まった裾野の里山を
むかし懐かしい姿の客車列車が
のんびりと走りゆきます。

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引いてもう一枚。
乗客が車窓から仰ぎ見たであろう会津の空には、
秋雲が薄くたなびいていました。

磐梯山バックで旧客が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
背景に磐梯山、ステージは金色の野、観客は無数の稲藁たち、そしてそこへ躍り出たナナゴ旧客と言う役者・・・これぞ秋の磐越西線で繰り広げられた、最高の舞台!(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。こんな情景をこの目で眺め、写真に撮ることができるなんて、まさに撮り鉄としての冥利に尽きる瞬間です ジ──(;∀;) ──ン。日本の季節や地形、文化、生活がマッチした風景はホントに美しいものだと、あらためて思いました +。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。気がかりだった日射しの具合は、薄雲にディフューズされてしまい、試し撮りした普通列車の時よりも山のコントラストなどがだいぶ弱くなってしまったけれど σ(・∀・`)ウーン…、それでもドン曇りではなく、薄いながらも日は当たっているので、OK牧場でしょう (*`д´)=b OK牧場!。何せ、事前に「曇り時々晴れ」という雲優勢の予報を見たときには、少しでも日射しがあればラッキー、おそらく磐梯山の姿を拝むのはキビシいだろうな・・・と思っていたくらいですから、この結果にはじゅうぶんすぎるほど満足しています (*⌒∇⌒*)マンゾク♪。ああ、やっぱり磐越西線まで撮影に来てよかったよ・・・・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。これでナナゴ旧客の「レトロ会津まつり号」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

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田んぼ脇に集まった多くのファンに見送られて走り去る、
旧客の「レトロ会津まつり号」。
その様子を全く気に留めることなく、
手前でひたすらに農作業を進める農家の方も
いい味出していますね(笑)

ブログにいただいたコメントでその運転を知ってから、ずっと楽しみにしていた「レトロ会津まつり号」。運転日前の数日間は遠足を待ちわびる子供のように、お天気の具合が気になって気になって仕方なかったのですが ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪、当日はまずまずの好天に恵まれて、楽しい「秋の遠足」になりました(笑)。

むかしの客車鈍行を彷彿とさせる、ED75牽引の旧型客車編成。磐越西線の電化区間にSL牽引以外の客車列車が営業運転で入線するのは、いったいいつ以来だったのだろう?σ(゚・゚*)ンー…。「あいづライナー」で活躍した485系が引退してしまって、ちょっと寂しくなった磐越西線。国鉄型ファンのひとりとしては、今回のような旧客や583系などがまた運転されることを期待しています。

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一日の撮影を終えた夕刻、
郡山ゆきの上り列車で猪苗代をあとにします。
帰りの電車こそ、会津まつりの観客で混むかな
・・・と思ったのですが σ(゚・゚*)ンー…、
この電車でも余裕で座ることができました。
会津まつりはクルマで行く人が多いのでしょうか。
▲磐越西線 猪苗代

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猪苗代から乗った列車が終点の郡山へ着くころ、
ちょうど日没を迎えました。
スッキリとした快晴ではありませんでしたが、
どこか秋らしい空の一日だったように思います。
▲磐越西線 喜久田-郡山(車窓から)

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郡山で接続した東北新幹線「やまびこ」は
E5系+E6系の17両編成。
指定席は満席とのアナウンスでしたが、
自由席最後部の17号車はガラガラですた・・・。
(´ー`)マターリ
▲東北新幹線 大宮

猪苗代1652-(磐越西1236M)-郡山1735~1805-(東北新幹線 やまびこ152号)-大宮1902~1913-(湘南新宿ライン2555Y)-新宿1945
 
 
 
 

 
☆オマケ★

個人的にはかなり久しぶりとなった、磐越西線電化区間での客車列車撮影 (^_[◎]oパチリ。私は世代的に旧型客車が現役で使われていた時代の磐越西線の列車は乗ったことも撮ったこともないのですが、JR全線の完乗を目指していた頃にかろうじて、客車普通列車の末期に運用されていた50系客車の普通列車には何度か乗ったことがありました (´ー`)ナツカシス。

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▲88.2 磐越西線 会津若松

その先頭に立っていた電気機関車は、今回の「レトロ会津まつり号」を牽いたED75形ではなく、かつては磐越西線の専用機と言われた、ED77形です (゚ー゚*)ナナナナ。当時の磐越西線はまだ、幹線なみの強靭な軌道の基準(高規格な線路)を満たしておらず、汎用性の高い本線用のED75形は軸重(ひとつの車軸にかかる重さ)の制限から入線することが不可能でした。そこで同線では、中間台車を履いて軸重の可変機能を備えたED77が、普通列車や貨物列車の牽引に使用されていたのです ( ̄。 ̄)ヘー。東北本線から磐越西線へ直通する臨時の客車列車(後述)なども、接続駅の郡山で必ずED75からED77への機関車交換が行なわれており、磐西といえばナナゴでは無く、ナナナナってイメージでした ナナナ~ナナ(´ω`*)ナ~ナナ~♪。

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▲90.8 磐越西線 関都-猪苗代湖畔(臨)

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▲90.8 磐越西線 翁島-磐梯町

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▲90.8 磐越西線 翁島-猪苗代

こちらは行楽シーズンの繁忙期を中心に、首都圏から会津若松まで東北本線・磐越西線経由で直通運転されていた、欧風客車「スーパーエクスプレスレインボー」使用の臨時列車、急行「レインボー会津路」。磐越西線内の牽引は、もちろんED77です (´▽`*)レインボー♪。おそらく撮影の時期的に、山形新幹線の開業を控えて改軌される奥羽本線の板谷峠を訪れたついでに、磐西へと立ち寄って撮ったものだったと記憶していますが、今となっては私が撮った数少ないED77の貴重な記録です ( ´_ゝ`)フーン。この頃は風景よりも列車を主体に撮ることが多かった私ですが、それでもやはり磐西のシンボルと言えば磐梯山という意識はあったらしく、一枚目などは列車の光線状態を優先せず、背景に磐梯山が入る方向から撮影していますね (^_[◎]oパチリ。

この「レインボー」を撮った三年後の93年、磐越西線では軌道の強化工事が行なわれてED75の入線が可能となり、磐越西線専用機と言われて汎用性の乏しかったED77はすべてが引退。そして客車による普通列車も95年には運行を終了しました。

ONE-shot 226 帰ってきた、玉子豆腐。

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PICK UP ONE-shot 226 帰ってきた、玉子豆腐。

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正調・東武顔の8000系(8111F)に
懐かしい色のセイジクリームが復刻!
時を越えて、あの「玉子豆腐」が帰ってきた
w(*゚o゚*)wオオーッ!
 
 
・・・って、玉子豆腐? 何のこっちゃ!?
(゚Д゚)ハア?
と、思われるかも知れませんね(笑)。
 
  まるで本塗装前の下塗りのような、
なんともあか抜けない、地味な肌色の電車。
この色、正式には「セイジクリーム」といい、
1970年代から80年代の後半にかけて、
東武の通勤型車両に塗られていた標準色でした。
( ̄。 ̄)ヘー
 
そして学生時代に東武野田線
(今でいうアーバンパークラインね)を
通学で使っていた私にとって、
この色の東武線はまさにドンピシャの世代。
もう、涙が出るほどの懐かしさを覚えます。
。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス…
前記事でお伝えしたレトロな旧型客車も
むかし懐かしい雰囲気を醸し出していたけれど、
やはり地元で日常的にお世話になっていた電車って、
特別な思い入れや想い出があるものですよね。
+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
 
んで、玉子豆腐。
これは鉄ちゃんが付けた通称や愛称というワケではなく、
以前にも拙ブログで触れたことがありましたが、
このクリーム一色という手抜き塗装のような電車のことを、
当時の私が通っていた学校の先生(非鉄)が皮肉って、
「玉子豆腐」と呼んでおり
(`ω´*)タマゴドーフ!
そのイメージが私のアタマのなかに
今でも強く残っているのです
σ(゚ー゚*)タマゴドーフ…。
 
なるほど、たしかにこうやって見ると、
「走る玉子豆腐」だ(笑)
 
 
そんなセイジクリームの東武電車が復刻
旧塗装のロイヤルベージュから塗装変更)され、
先週末の団体列車から本格的に運転を開始
(同編成は動態保存車のため定期運用は無し)。
爽やかな秋晴れのもとを
颯爽と走り抜けてゆきました
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
  
16.10.2 東武伊勢崎線 久喜-和戸(後追い)
  
 
 
ところで・・・
8111Fのセイジクリーム復刻後の初営業となった、
「春日部市民の日 記念号」。
私は日当りの光線状態を優先して、
後ろ側をメインに狙ってみたのですが・・・
【◎】]ω・´)パチッ! 
よく見るとその方向幕(行き先)は
「回送」の誤表示(?)でした(上写真)
( ̄△ ̄;)エッ…。
 
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正面側の幕にはちゃんと、
東武伝統の行楽列車である
「たびじ」の愛称が
掲げられていたのになぁ・・・(・ε・`)チェ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
☆オマケ (で、スミマセン・・・^^;)
 
先週末、セイジクリームを撮影しに行った前日には、
東京都文京区の白山にあるギャラリーカフェ
「喫茶おとら」にて開かれていた、
ソネブロ仲間「sonicさん」の作品展にお邪魔いたしました
(=゚∇゚)ノチワッス♪。

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落ち着いた雰囲気の店内に飾られた、
優しいタッチの水彩画。
「Daily」という日常的なタイトルながらも、
どこか旅情を感じるような素敵な作品展でした
(´ー`)マターリ。

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もちろん展示作品を撮影するわけにはいかないので
ここでは店内でいただいた、
ツナサンドとダージリンのアイスティーを・・・♪
 
(作品はご本人のブログ
人の生活がある風景 Naoko Yoshinaga
で閲覧することができます)

 

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