Quantcast
Channel: あおたけ 撮影記
Viewing all 497 articles
Browse latest View live

ONE-shot 255 新幹線リレー号

$
0
0

PICK UP ONE-shot 255 新幹線リレー号

0624.jpg
1982年6月23日に開業した東北新幹線は
今年(2017年)で35周年。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・35周年】*:・゚\(゚▽゚*)

 
それを記念して先週末(6/24)に、
ちょっと懐かしい列車が東北本線(宇都宮線)

復刻運転されました。
185系の「新幹線リレー号」です。

 
あれ?新幹線の記念列車なのに、
ふつう(在来線)の特急列車じゃないかって
 
(゚ー゚?)オヨ?
 
 
若い方は知らないだろうなぁ・・・
なんてことはなく、
おそらく鉄ちゃんならば、
もう誰もがご存知の歴史だと思われますが、
1982年6月に初めて東北新幹線が開業した区間は、
埼玉県の大宮と岩手県の盛岡の間で、
当時は東京都心が発着駅ではありませんでした
(同年の11月に開業した上越新幹線も同様)。
これは都内と大宮の間が住宅密集地であり、
用地取得の難航や騒音を懸念した住民の反対運動などで
同区間の工期が遅れたというのが主な理由なのですが、
そのため、初開業(暫定開業)から、
晴れて都心へ乗り入れる(上野延伸開業)までの
約三年間(1982〜85)は、
上野と大宮の間を在来線の東北本線経由で
新幹線の連絡列車が繋いでいました。
それが「新幹線リレー号」です。
( ̄。 ̄)ヘー

 
 
そんな当時と同様に
上野発の「新幹線リレー号」が
大宮で
盛岡ゆきの新幹線「やまびこ」号に接続するという
乗り継ぎを再現した、
今回の記念イベント(ツアー)。
なんとも面白い企画ではありませんか。
(゚∀゚*)オオッ!!

 
開業から35年もの時が流れ、
東北新幹線に開業当時の200系はもう残っていませんが
(今回のツアーでは現行のE5系を使用)、
かつて「リレー号」として活躍した185系は今も健在。
当時の最新型はすっかりベテランとなって、
32年ぶり*に東北新幹線をサポートしました。
この表示、う〜ん懐かしい

(ノ∀`)ナツカシス
 
(*開業20周年の2002年にも同様の「あおばリレー」として運転されましたが、
その時の185系は「臨時」表示でした)

 
17.6.24 東北本線
赤羽-東十条

 
 
 
8301.jpg
8501.jpg
これは83年か84年頃に上野駅で撮った
現役時代の「新幹線リレー号」。
今回の復刻運転にも使われた185系ですが、
当時はおもに横帯の編成が使用されていました。
(ノ∀`)ナツカシス
何度か上野駅で見かけたことはあったけれど、
「リレー号」を利用する機会は無く、
私が初めて東北新幹線に乗ったのは、
上野開業後のことでした。

 
ちなみに185系の奥に見えるのは、急行用の455系。
この時代(新幹線の暫定開業後)まで残っていた
455系の急行って何だろ? σ(゚・゚*)ンー…
東北本線の「まつしま」か、常磐線の「ときわ」あたりかな
 
 
0630.jpg
そんな東北新幹線の開業35周年をお祝いして、
記念の駅弁も販売されています
(東北新幹線開業35周年記念弁当(¥1,250))。
(゚¬゚*)ジュルリ
これは開業当時の沿線各地(大宮〜盛岡)を
イメージしたもので、
牛タン塩焼、笹かまぼこ、山菜漬、
揚げ茄子のねぎ味噌のせ、揚げ湯葉、三陸産わかめ、
帆立貝ひもと数の子和え、
サーモン、カニ、イクラのちらし寿司、
桃とりんごのシラップ漬け
・・・など、盛りだくさんな内容となっています。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆・・
今回は買って帰って食べましたが、
やっぱり駅弁は旅の車中で食べたいものですね・・・。
(^^;)ゞポリポリ。
 
 

 
 
 

☆オマケ★
 
0631.jpg
跨線橋で「リレー号」の通過を待っていたら、
こんなお友達と出会いますた。
電車が気になる(?)「鉄カマキリくん」(笑)。

 

信州01・・・中央西線「木曽あずさ」撮影記

$
0
0
0000.jpg
2017.07.01・02 信州01
雨がそぼ降る宿場町にて。
中央西線「木曽あずさ」撮影
 

拙ブログでちょくちょく出てくるワードの「デスティネーションキャンペーン(DestinationCampaign=以下「DC」と略)」(゚ー゚*)デスキャン。ざっくりと説明すると、これはおもにJRの旅客6社と県や地域などの自治体が共同で実施する観光キャンペーンのことで、期間はおおむね三か月程度。たいていの場合は実施される県名(地方名)が冠されます(新潟DC、山陰DC(鳥取・島根)など)( ̄。 ̄)ヘー。このDCは国鉄時代(1978年度)から続くもので、以前はその実施地域の観光ポスターを主要駅に掲示したり、当地までの割引切符を発売したりすることがおもな企画内容だったのですが、近年ではDCに伴って特別な記念列車や臨時列車などの運行が盛んに行なわれるようになり、以前に増して鉄ちゃんの注目を集めるようになっています (☆∀☆)キラーン☆。たとえば、昨年(2016年)の夏に行なわれた「青函DC(青森・函館)」では、当時現役だった国鉄寝台特急型の583系を使った臨時列車が数多く運転され (*゚∀゚)=3ハァハァ!、また記憶に新しい、先月に栃木(と茨城)の水戸線で私が撮影した客車列車の「SL&DLもおか号」は、来年(2018年)の春に行なわれる「栃木DC」をPRするプレイベントで運行されたものでした (゚∀゚*)オオッ!!。さらに、私はあまり撮りに行かないものの、人気の高い蒸気機関車(SL列車)などもDC絡みではよく特別運転されており、最近のDCは純粋な(?)観光客よりも、鉄ちゃんの方が踊らされている気がしてなりません(笑)オドレヤ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノオドレヤ♪。そんなDCですが、今月(7月)からは長野県で「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」がスタート。もちろん今回もそれに伴う、いろいろな臨時列車の運転や特別企画の実施が発表されました (・o・*)ホホゥ。

0001.jpg
7/1~9/30の三か月間、
長野県で行なわれる「信州DC」。
キャッチフレーズは
「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」。
当県をPRする、ゆるキャラの「アルクマ」も
はりきっています(笑)
(´▽`*)アルクマ~♪

そのなかでまず、国鉄特急型が好きな私の目を引いたのは、お馴染みの189系(豊田車)が使われる、臨時特急の「木曽あずさ」(゚∀゚)オッ!。「あずさ」といえば、おもに新宿と松本の間*を結ぶことで知られる、中央本線(中央東線)と篠ノ井線を直通する特急列車ですが(*その他、千葉・東京、南小谷発着などもあり)、「木曽(きそ)」と冠された「木曽あずさ」の運転区間はその列車名が表すように σ(゚ー゚*)キソ?、新宿を出た同列車は中央東線を下ったのちに松本へは向かわず、途中の塩尻(しおじり)から名古屋方面へ伸びる中央西線に乗り入れて、中山道(木曽路)の宿場町として知られる、長野県南西部の南木曽(なぎそ)へと至るもの(同経路の上り列車(南木曽→新宿)も運転)(・o・*)ホホゥ。これは趣味的に見ると、もともとは中央本線(東京~名古屋)というひとつの路線ながら、JR東日本が管轄する中央東線(東京~塩尻)と、JR東海が管轄する中央西線(塩尻~名古屋)にクッキリと分けられ、基本的に両線を直通する定期列車がいっさい設定されていない現在において(JR東日本の篠ノ井線と中央西線の直通列車はあり)、この東西の中央線を跨いで直通運転される「木曽あずさ」は、なかなかおもしろい設定じゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。車両的に見ても国鉄特急型の189系が中央西線へ入線する貴重な機会です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。これはぜひとも記録に残したいと思い、私はさっそく運転開始の初日に撮影へ赴くことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。しかし、今は梅雨のまっただ中・・・雨は大丈夫なのか? ( ̄△ ̄;)エ?

 

7月1日(土)

0002.jpg
都内の八王子から乗る松本ゆき普通列車。
これで一路信州へ。
▲17.7.1 中央本線 八王子

当日の朝、まずは八王子から当駅始発の松本ゆき普通列車に乗り、中央東線を西下します (/*´∀`)o レッツラゴー♪(ふだんの拙ブログでは中央本線、もしくは中央線(または山線w)と称していますが、今回は中央東線、西線で区別します)。先述したように、今回のお目当てである189系の「木曽あずさ」は、新宿から中央東線と西線を直通して南木曽までを結ぶ臨時の特急列車で、もちろん中央東線の区間でも同列車を撮ることは可能ですが、それでは時おり189系で運転される松本ゆきの特急「あずさ」と何ら変わりません(掲出されるヘッドマークも、ふつうの「あずさ」らしいし)σ(゚・゚*)ンー…。ここはやはり塩尻よりも先の中央西線まで足を伸ばして記録したいところ (´ω`)ソォネ。八王子から塩尻までは普通列車で三時間半もかかる長距離移動ですが、嬉しいことに乗車した211系はセミクロス(ボックスシート)仕様の編成でした ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。さらに、週末朝の中央線下り列車といえば、いつもはハイカーや登山者などでけっこう混み合うのですが、今日に限ってはガラガラに空いていてボックスシートはひとり独占状態 σ(゚・゚*)ンー…。それもそのはず、今日は朝から激しい雨が降り続いている悪天候 ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。地域によっては大雨警報や土砂災害注意報が発令されているほどで、好んでハイキングへ行く人は少ないでしょう (・∀・`)ウーン…。かくいう私も人ごとでなく、列車の窓を激しく叩き付ける雨足を見て、テンションはだだ下がり ε-(・д・`*)ハァ…。んじゃ、なんでこんな悪天候の日に撮影へ向かうのか・・・、まあ、運転日が限られた臨時列車を狙う、撮り鉄の哀れな宿命とでも言っておきましょうか (´д`;)トホホ。

0004.jpg
ガラガラの車内と雨で曇る列車の窓。
くぅ~も~り、ガラスの向こうは・・・♪
σ(゚ー゚*)ルビー?

0005.jpg
八ヶ岳が車窓に望めるポイントもご覧のとおり。
( ̄  ̄;)マッチロ
ちなみに築堤上は小海線の線路です。
しばらく雨の降らない空梅雨状態が続いていましたが、
ここに来て本格的な梅雨となった感じ。
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
▲17.7.1 中央本線 小淵沢-富士見(車窓から)

0008.jpg
雨のなかを進む列車に揺られ、
八王子から乗り通して三時間半、
中央東線と西線の接続駅、塩尻に到着。
ちなみに右上の駅名標を見ると
手前が二股(みどり湖・小野)に別れていますが、
これは東線と西線を表示したものではなく、
どちらも東線で、みどり湖は新線、小野は旧線の駅です。
旧線(辰野支線)については過去記事を参照。
▲17.7.1 中央本線 塩尻

0009.jpg
んで、こちらが塩尻の中央西線ホーム。
駅名標の半分がJR東海を表す
オレンジになっています。
入線してきた313系もオレンジの帯。
(゚ー゚*)オレンジレンジ
▲17.7.1 中央本線 塩尻

時おり雨の激しく降る箇所はあったものの、列車は大きく遅れること無く塩尻に到着。ここで中央東線から西線へ乗り換えです コッチ…((((o* ̄-)o。個人的には、頻繁に乗車したり撮影したりする東線に対して(いちおう沿線住民だし・・・)、あまり訪れる機会のない西線 (゚ー゚*)サイセソ。山深く自然豊かで風光明媚な木曽谷の沿線風景に加え、国鉄型電気機関車・EF64の牽く貨物列車(タンカー)が定期で運行されているなど、乗り鉄、撮り鉄としてとても魅力のある路線なのですが (゚∀゚*)オオッ!!、とくに中津川と塩尻の間の山間部では普通列車の運行本数が少なく(日中はおおむね二時間に一本程度)、それが徒歩鉄としてネックとなり、どうも足が遠のいていたんです σ(・∀・`)ウーン…。以前にも松本へ行ったついでに、西線でちょっと撮り鉄を・・・なんて考えたけれど、撮影地までの列車が少なくてウマくスケジュールが組めず、けっきょくは東線や篠ノ井線での撮影に落ち着いたことがありましたっけ (・ε・`)シャーナイネ。今回の「木曽あずさ」はスジ(運行)が遅めの時間帯に設定されていたので(新宿0924→塩尻1239→南木曽1348)、本数の少ない普通列車でも目的の撮影ポイントまで先回りできるのはありがたい ε-(´∀`;)ホッ。もしも新宿を7時台に発車するようなスジだったら、塩尻あたりで前泊しなくては撮れませんでした。

0010.jpg
塩尻を出た中央西線の上り列車は
さっそく山あいを縫うように走ります。
ちなみに本来、中央本線全体で見ると、
名古屋へ向かうほうは下りになるハズですが、
西線では名古屋方面を上りとしています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲17.7.1 中央本線 洗馬-日出塩(車窓から)

0011.jpg
相変わらず雨はやまず、
濁った水が轟々と流れる奈良井川・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
▲17.7.1 中央本線 贄川-木曽平沢(車窓から)

西線の中津川(なかつがわ)ゆき普通列車は塩尻を出る際の案内放送で、「この列車は塩尻を時間通りに発車しましたが、この先、大雨による速度規制が行なわれている区間があり、交換列車との行き違い等で遅れが出る場合もあります」とのこと ( ̄△ ̄;)エッ…。う~ん、木曽のほうはけっこうな大雨なのかなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。一抹の不安を抱えつつ進み、私は塩尻から5駅目の奈良井(ならい)で下車 (・ω・)トーチャコ。二駅手前の贄川(にえかわ)では激しく降っていた雨でしたが、奈良井に着くと小雨になっていました 、ヽ`┐( ̄o ̄ )オ。なんだか不安定な空模様だけど、ちょっとラッキー・・・か?

0012.jpg
目的地の奈良井に到着 (・ω・)トーチャコ。
屋根の無いホームでしたが、雨は小降りでした。
でも上空には怪しげな雨雲が見えます。
また本降りになるかな・・・?
( ̄ヘ ̄;)ウーン…
▲17.7.1 中央本線 奈良井

八王子0633-(中央429M)-塩尻0953~1050-(1826M)-奈良井1113

0013.jpg
下車客を迎えてくれたのは、
深い味わいのある奈良井の木造駅舎。
(≧∇≦)シブイッ!
ここはかつて中山道の宿場町として栄えた
奈良井宿の最寄駅で、
今では観光の拠点となっています。
▲17.7.1 中央本線 奈良井

0014.jpg
「奈良井駅の開業
明治四十二年(1909年)十二月一日
今からおよそ百年前だよ」。
今年で108歳のご長寿駅舎です。

味のある立派な木造の駅舎を出ると、すぐそこに広がるのはタイムスリップしたような感覚の古い町なみ (=゚ω゚=*)ンン!?。陳腐な表現ですが、まるで時代劇のセットを見ているかのようです w(゚o゚*)w オオー!!。奈良井は中山道(木曽路)最大の難所といわれた鳥居峠を先にひかえ、かつては峠越えにそなえて宿をとる旅人が多く訪れ、木曽路にある十一宿のなかでもっとも賑わった宿場町(奈良井宿)でした ( ̄。 ̄)ヘー。明治のころ道路が改修される際に国道の経路からはずれたため宿場時代の町なみが残されて、いまも江戸時代や明治時代の建築物がそのまま立ち並び、往時の面影を色濃く残しています (≧∇≦)シブイッ!。県内外から訪れる観光客はもとより、外国人の人気も高い観光地なのだとか。

0015.jpg
0016.jpg
駅前から西方へ続いているのは、
情緒ある奈良井宿の古い町並み。
(゚∀゚*)オオッ!!
伝統的建造物群保存地区の指定を受け、
一年を通じて多くの観光客が訪れます。
先日にはソネブロ仲間のやなぼーさんも、
愛車でのドライブがてら
観光に立ち寄っていましたっけ。

小雨がそぼ降るなか、そんな趣ある町なみ眺めつつ通り抜けると ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、やがて道は町外れで急な坂へとさしかかります ε-(´o`;A フゥ…。これは奈良井宿が置かれるきっかけとなった鳥居峠へと続くもので、その道を少し進んだ高台からは奈良井の町とその傍らを走る中央西線の線路が一望できるらしい (・o・*)ホホゥ。そこが「木曽あずさ」を狙うために目指す撮影ポイントで、私は今回初めて訪れますが、同線のなかでもかなり有名なお立ち台ポイントです。ただし事前に調べた情報だと、斜面から木々の合間を縫って狙うことになるこの場所はキャパがとても狭いらしく、今からでもまだ私が撮影できるような立ち位置が残っているのかどうか不安なところ σ(・∀・`)ドーカナ…。

0017.jpg
鳥居峠の入口付近に建っていた石標。
ちょっと見づらいですが、
「中山道 
左下 奈良井宿 右上 鳥居峠」
と彫られています。

0019.jpg
鳥居峠への坂を上がり、
さらに森の中の獣道をちょっと進むと、
(「゚ー゚)ドレドレ
木々の合間からこんな景色が望めます・・・が、
ちょっと木の枝がキビシい・・・。
σ(・ω・`)ウーン…

はたして現地に到達してみると、やはりすでに多くの先客がいらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。その数はざっと10人くらい。それでもキャパとしてはもういっぱいいっぱいです (゚ー゚;)イッパイ…。どうにか私がカメラを構えられた位置からは、上写真のようにアングルの左側が杉の枝に隠されてしまって、線路は全景の半分ほど、奈良井宿の町なみなどはほとんど見えません (・ω・`)ゞウーン。う~ん、ちょっと・・・いや、かなりキビシいか (´Д⊂ムリポ。ここはいったん保留し、お立ち台の少し手前にあった、もう一カ所の抜けが良さそうな場所にも行ってみます コッチ…((((o* ̄-)o。極端なもので、こちらは先客がゼロ。ためしにカメラを構えてみると、ここでタイミングよくふもとの踏切が鳴りだしました (゚o゚)オッ!。普通列車は二時間近く無いハズなので、特急列車の「しなの」かな? σ(゚・゚*)ンー…。ところが、山あいに響くのは独特の重厚なブロア音・・・(*゚ロ゚)ハッ!!。

0020.jpg
第二候補(?)の俯瞰ポイント。
(「゚ー゚)ドレドレ
いちおうここからも、
奈良井宿や中央西線は望めます。

0021.jpg
そこへやってきたのは、
EF64が重連でタンク車を牽く貨物列車。
雨に濡れる奈良井の町を
ゆっくりと走り抜けます。
▲17.7.1 中央本線 奈良井-藪原

ロクヨンカモレ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
やってきたのは中央西線の名物とも言うべき、二機のEF64が重連でタンク車を牽く貨物列車 (゚∀゚*)オオッ!!。あいかわらず、まったく貨物列車の時刻などを調べていない私には(調べてこいよw)、たまたまながらこれはラッキーな収穫でした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。それはさておき、アングルを見るとこの場所は、お立ち台と比べてゴチャゴチャしている感じが否めません (゚ペ)ウーン…。やっぱり多くの人が集まるだけあって、お立ち台のほうがアングルはずっといい。混んでいてアングルが限定されるお立ち台か、ひとりで貸切状態だけれどアングルがイマイチな第二候補か・・・アッチ?(゚Д゚≡゚Д゚)コッチ?。迷った末、私はふたたびお立ち台のほうへ戻ることにしました コッチ…((((o* ̄-)o。あらためて先客の方の後ろからカメラを構えます。さすがに眺望の全景はムリでも、望遠レンズを使うなどして工夫をすれば、何とかなるかな? σ(゚・゚*)ンー。

0022.jpg
第一候補のお立ち台から。
今度は眼下を383系の特急「しなの」が
通過してゆきました。
名古屋と長野を結ぶ「しなの」は
一時間に一本程度の運行本数があり、
日中は普通列車よりも多いのですが、
奈良井には基本的に停まりません
(一部の臨時列車を除く)。
▲17.7.1 中央本線 奈良井-藪原(後追い)

まずは特急「しなの」で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。タテ位置のアングルで構えてみたけれど、やはり杉の枝がかわし切れません。ちなみにこれよりも下にカメラを振ると前段の方の頭が入っちゃいます (´д`;)アウ。んじゃ、ヨコ位置ならどーだろ・・・σ(・ω・;)ウーン…。そんなアングルに苦戦している私を見るに見かねてか、隣にいた親切なおにーさんがほんの少しだけ(たぶん20センチくらい)三脚の足をズラしてくれました(っていうか、隣人のアングルがなかなか決まらないのって、落ち着かなくてイヤなものなのよね・・・。おにーさん、スミマセン ^^;)。わずかな差ですが、それでもだいぶ助かって、私はなんとか視界を確保 <(_ _*)>アリガ㌧。ようやく落ち着いて「木曽あずさ」を迎えられます ε-(´o`;)ホッ。降り続いていた雨は小康状態となり、傘をたたんで待つことしばし。予定時刻を若干過ぎて、遠方から白い189系が姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。

0023.jpg
奈良井に停車したのち、
同駅をあとにする特急「木曽あずさ」。
▲17.7.1 中央本線 奈良井-藪原

0024.jpg
かつては宿場町として賑わった
奈良井の町をかすめて、
木曽路を進みゆく189系・M52編成。
西線に「グレードアップあずさ」がやってきた!
▲17.7.1 中央本線 奈良井-藪原

木曽あずにゃんが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
深い山の緑に包まれた集落を背にして、ひときわ強い存在感を放つ白い特急列車。なかなかいい感じじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。爽やかな晴天ではないけれど、しっとりとした雨の情景もまた、落ち着いた雰囲気の宿場町には合っているように思います (´ー`)シミジミ。「木曽あずさ」に充当されたのは、三色ある189系(豊田車)のうち、「グレードアップあずさ色」のM52編成 (゚ー゚*)グレードアップ。私としては国鉄特急色のM51編成を望んでいたと言うのが正直なところですが、今回はおそらく「グレードアップあずさ色」だろうというのは事前に予想していたことで(「木曽あずさ」のリリースなどにはM52編成の写真が使われていたし、鉄仲間との話でもM52だって言われていた)、それでも西線に入線する189系は撮りたい被写体でした (^_[◎]oパチリ。いかにも西線らしい木曽路の奈良井宿で189系の「木曽あずさ」を撮ることができ、これは大満足の結果です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。ちなみに・・・実はこの撮影ポイント、ベストポジションからだと、さらに手前のカーブまで引き付けて(後出)、もう何枚か同列車を撮ることができるのですが、私の立ち位置では木々に遮られて見えず ( ̄  ̄;)ミエナイ…、ベスポジの同業者が押すシャッター音を耳で聞くだけでした(苦笑) パチャ( ̄  ̄;3)パチャ。まあ、アングル難民だったことを考えれば、一枚でもお立ち台から撮れたことでヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。これで「木曽あずさ」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。思ったほど雨が強くならなくて助かりました ε-(´∇`*)ホッ。

0025.jpg
「木曽あずさ」が通過して
ほかの同業者さん撤収したあと、
空いたお立ち台から「しなの」をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
ベストポジションからはさらに壮大なカーブと、
奈良井宿の家々も多く写し込むことができます。
▲17.7.1 中央本線 奈良井-藪原

0026.jpg
そして普通列車もお立ち台で見送ることに・・・。
次の列車は二時間後か。
( ̄  ̄;)ニジカン…
▲17.7.1 中央本線 奈良井-藪原(後追い)

「木曽あずさ」のあとに「しなの」も撮っていたことで (^_[◎]oパチリ、奈良井に停まる数少ない普通列車が行ってしまい、次の列車は約二時間後 ( ̄  ̄;)ニジカン…。だいぶ時間に余裕ができたので、奈良井宿の町なみを少し散策し、ついでにお昼ゴハンもここで食べて行きたいと思います (・∀・)イイネ。そういえばやなぼーさんのブログで、五平餅がウマいって言ってたっけ・・・σ(゚・゚*)ゴヘーモチ…。

0030.jpg
奈良井宿の西端、
鳥居峠への入口にある鎮神社(しずめじんじゃ)。
その名の由来は奈良井宿に疫病が流行り、
これを鎮めるために下総国(千葉県)の香取神宮から
経津主神をまねき、祭祀をはじめたとされています。

0032.jpg
0033.jpg
0034.jpg
奈良井宿は中山道沿いに
南北約一キロ、東西200メートルの範囲で
南北の両端に神社を、
背後の山裾には五つの寺院を配置。
集落は南側から上町、中町、下町の三町に分かれ、
中心の中町には本陣、脇本陣、問屋などが置かれていました。
建物の大部分は中二階建てで、
低い二階の前面を張り出して縁とし、
傾斜の緩い屋根をかけて深い軒を出しています。
建築時には石置き屋根でしたが、
現在はほとんどが鉄板葺きだそうです。
二階正面に袖壁を持つものもあり、
変化のある町なみを構成しています。

0035.jpg
奈良井でいただくお昼ゴハンは、
やっぱり名物の信州蕎麦。
蕎麦の香りと滑らかなのど越しがたまりません。
ソバ(゚д゚)ウマー!
そして五平餅はゴマだれとみそだれが、
奈良井風なのだとか。
疲れが癒されるほっこりとした甘さです。
ゴヘー(゚д゚)ウママー!!

のんびりと町なかを歩いていたら、ふたたび雨が激しく降り出したため、急いでお蕎麦屋さんへ避難 ヽ`、ヽ`、ε=┌(;゚д゚)┘ヒナン!。そこで雨宿りがてらお蕎麦と五平餅(と野沢菜と麦酒も)を食べつつまったりしていると (´ー`)マターリ、次の列車までの時間はすぐに潰れました。傘をささなくとも歩ける程度の小降りになったところで駅に戻ります ...(((o*・ω・)o |エキ|。メインストリートの旧中山道を往復しただけの軽い散策だったけれど、私の本来の目的はあくまで撮り鉄なので、このくらいの観光でじゅうぶんかな(あ、名所のひとつの木曽大橋を見忘れた ( ̄▽ ̄;)ア…)。歴史深い宿場町の面影を残す情緒ある町なみと、中央西線のお立ち台的な俯瞰ポイントがある、山あいの集落・奈良井。今度はぜひ晴れた日を選んで、EF64の貨物列車などを撮りに再訪したいものです マタネ(=゚ω゚)ノシ。

0040.jpg
普通列車がホームに入ってきました。
停車する列車が少ない奈良井ですが、
町なかを散策するのに
二時間に一本という運転間隔は
ちょうどいいのかも知れません。
 (´ω`)ソォネ
▲17.7.1 中央本線 奈良井

奈良井から乗ったのは、塩尻を経て篠ノ井線に直通する松本ゆきの下り普通列車。もう目的の「木曽あずさ」は撮り終えましたが、せっかく信州まで足を伸ばしたのならば、私にはもうひとつ訪れたい路線があります σ(゚・゚*)ンー…。そこで次に列車を降りたのは、終点の松本 (゚ー゚*)マツモトキヨシ。松本は長野方面の篠ノ井線(塩尻~長野)と白馬方面の大糸線(松本~糸魚川)の分岐駅であるほか、地方ローカル私鉄のアルピコ交通(松本電鉄)上高地線も乗り入れます (・o・*)ホホゥ。その上高地線が私の次なる目的路線で、松本駅構内のいちばん西側に位置する上高地線ホーム(7番線)には、同線の白い3000系が待機していました (*゚ー゚)ノ ヤァ。

奈良井1556-(中央1833M)-松本1641

0043.jpg
上高地線に使用されている車両は、
元・京王井の頭線で活躍した3000系。
その白いお顔には
Jリーグ「松本山雅」のヘッドマークが
掲げられていました。
σ(゚ー゚*)ヤマガ…
▲17.7.1 アルピコ交通上高地線 松本

その線名が示すように、松本と上高地の玄関口である新島々(しんしましま)の間を結ぶ上高地線。私は北アルプスの上高地には一度も行った事が無いけれど、この上高地線にはちょくちょく乗る機会があります ( ´_ゝ`)フーン。というのも、もう何度か拙ブログでご紹介していますが、同線の終着駅である新島々の待合室はギャラリースペース(えきなかギャラリー)として活用されており、そこにはソネブロ仲間でお馴染みの「sonic画伯」の作品が常設で展示されているのです (゚∀゚*)オオッ!。私が上高地線に乗るのは、定期的に架け替えられる画伯の新作(?)を見に行くことがおもな目的 (´ω`)ナルヘソ。でも実は今回の同線では、もうひとつのお楽しみがありました エ!?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。「えきなかギャラリー」を訪れる前に下車したのは、新島々のひとつ手前の駅、渕東(えんどう)。そこで40分後に来る次の下り列車(新島々ゆき)を待ちます。すると今度は、先ほど私が松本から乗った白い電車とは異なる色の編成がやってきました (=゚ω゚=*)ンン!?。

0044.jpg
渕東の駅名標には
上高地線のイメージキャラクター
「渕東なぎさ」がデザインされています。
ちなみに彼女の名前は、
この渕東と、同じく沿線にある駅の
渚(なぎさ)を合わせたもの。
(*'∀'*)ヨロシコ♪
▲17.7.1 アルピコ交通上高地線 渕東

松本1645-(上高地線33)-新島々1715
新島々1723-(38)-渕東1725

0045.jpg
のどかな風景が広がる上高地線をゆくのは、
鉛色をした梅雨空のもとでも映える
オレンジが印象的なツートンカラーの電車。
▲17.7.1 アルピコ交通上高地線 渕東

復刻色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
白い3000系と同形式ながら見た目の印象が変わる、鮮やかなオレンジとグレーのツートンカラーを纏った編成 (゚∀゚*)オオッ!!。これは昭和のころに上高地線で走っていたモハ10形(1958~1986)の塗装を現行の3000系に再現したもので、いわゆる懐かしの復刻色(リバイバルカラー)というヤツです (・o・*)ホホゥ。ただ、私が初めて上高地線を乗りに訪れたのはモハ10形が退役してから二年後となる88年のことで、そのときに使われていた5000系(東急からの譲渡車)はこの色ではありませんでした。なので、私的には懐かしさはなく、むしろこの色は新鮮な印象を受けます σ(゚・゚*)ンー…。ちょっと昔の小田急ロマンスカー(SE)っぽい感じにも見えますが、大きなパノラミックウィンドウ(前面窓)の3000系に、この色はなかなか似合っているじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ちなみにこのテの復刻色は、古い車両の引退や路線の開業周年の記念企画として行なわれることが多いのですが、上高地線の場合は例の「信州DC」を盛り上げること、また上高地線沿線地域の活性化を目的として、施されたものだそうです ( ̄。 ̄)ヘー。何にしても、こういう企画は鉄ちゃんとして嬉しいもの ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。今回は「えきなかギャラリー」へ行くついでに、たまたま運用に入っていた復刻色をサクッと駅近くで記録しただけに過ぎませんが (^_[◎]oパチリ、同編成はまたあらためて撮影に訪れたいと思っています。撮るならやっぱり北アルプスの山々がクリアに見える、秋か冬がいいかな (・∀・)イイネ。

0046.jpg
渕東で撮った復刻色にそまま乗車し
(撮影ポイントは駅横の踏切でした)、
終点の新島々に到着。
(・ω・)トーチャコ
▲17.7.1 アルピコ交通上高地線 新島々

0048.jpg
ホームを挟んで顔を合わせた、
現行色(左)と復刻色の3000系。
見比べると白い現行色がおとなしく感じます。
▲17.7.1 アルピコ交通上高地線 新島々

0049.jpg
復刻色編成の正面に掲げられた
「信州DC」のヘッドマーク。
アルクマが信州に誘っていますよ~(笑)
(´▽`*)アルクマ~♪

渕東1752-(上高地線35)-新島々1754

0050_1.jpg
新島々の待合室「えきなかギャラリー」に
展示されているsonicさんの作品。
テーマは「山の終着駅」です
(作品自体をここで紹介するのは控えます)。

「えきなかギャラリー」で作品を拝見したのち、渕東から乗ってきた復刻色の折り返しで新島々をあとにします ンジャ!( ゚д゚)ノシ。ちなみに新島々で折り返すまでの停車時間はわずか7分ほどしかなく、それではあまりにも作品を見る時間として少ないのですが σ(・∀・`)ウーン…、実をいうと私は最初に松本から乗った白い電車でもいったん新島々まで乗り通して、8分の停車時間で作品を見てから折り返して渕東へ行っており、そのあとの復刻色の折り返し時間と合わせると15分 イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ。これでどうにかすべての作品を見ることができました・・・って、こんな慌ただしい見方じゃダメかな? (^^;)ゞポリポリ(sonicさん、スミマセン)。でも、無理矢理に復刻色の折り返しへ間に合わせたことにより、松本ではちょっとした鉄運に恵まれます (*゚0゚)ハッ!!。

0050.jpg
新島々から乗ること30分、
松本に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!
おや?左のほうに停まっているのは、
特徴ある金色の車体・・・。
(*゚0゚)ハッ!!
▲17.7.1 アルピコ交通上高地線 松本

新島々1801-(上高地線40)-松本1831

0051.jpg
篠ノ井線ホームにいたのは、
クルーズトレインの「トランスイート四季島」。
上高地線の復刻色と異色の顔合わせです(笑)。
▲17.7.1 篠ノ井線 松本

パスコ、イタ━━━━━ヽ(´∀`*)ノ━━━━━━ッ!!
タイミングよく松本の篠ノ井線ホームには、JR東日本の豪華クルーズ列車として知られるE001系「トランスイート四季島」が停車していました (゚∀゚*)オオッ!!。時刻など調べて来ずにたまたまの遭遇でしたが、夕方のこの時間(18時半頃)に松本を通過(運転停車)するダイヤなのね (・∀・*)ヘェー。ちなみに一部の仲間内では「四季島」のことを愛着を持って(?)、「パスコ」と呼んでいます (´▽`*)パスコ♪。その由来は「シ〇シマ製パン」と、見た目がなんとなくパスコのデニッシュ(菓子パン)っぽいから(笑)。

0053.jpg
0054.jpg
さらにE351系「スーパーあずさ」との並びも、
見ることができました。
E353系の投入で去就が気になるE351系。
こんなシーンも貴重な記録となるかも知れません。
(^_[◎]oパチリ
▲17.7.1 篠ノ井線 松本

そんな「パスコ」こと「四季島」の発車を見送って、中央西線の「木曽あずさ」撮影と上高地線の「えきなかギャラリー」訪問という、本日の行程を終えました (´w`*)ドツカレサン。そして今日は東京へ帰らず、ここ信州の地で一泊するつもり (゚ー゚*)オトマリ。実は「信州DC」絡みの特別列車で、翌日にも「大きな撮り鉄ネタ」が控えているのです。むしろ今回の信州遠征は「木曽あずさ」よりも、こっちがメインと言っても過言ではありません エ!?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。もうピンときた鉄な方も多いことと思いますが(ネタバラシは厳禁よ(笑))、はたしてその「大ネタ」とはいったい・・・( ̄▽ ̄*)アレネ…。


0055.jpg
とりあえず信州旅の初日は松本で打ち上げ〜!
カンパーイ♪ (〃゚∇゚)ノC凵☆
名物の馬刺しなどを食べて精をつけ、
翌日の大ネタ撮影に備えます。
合わせるお酒は定番の「真澄」、
木曽の「七笑」もいただきました。
信州のお酒は口当たりが良くて私好みです。
凵ヽ(>∀<*)クゥーッ!!



・・・続きます。





☆オマケ★

0046_071020.jpg
今回再現された上高地線のモハ10形復刻色ですが・・・
やっぱり小田急3000形(SE)に似ていますよね(笑)
そういえば今年はSEの就役から60周年で、
小田急では記念のイベントが実施されるのだそうです。
久しぶりにSEの展示などが行なわれるのかな?
▲07.10.20 小田急 海老名検車区(一般公開にて)




信州02・・・篠ノ井線「信州カシオペア紀行」撮影記

$
0
0
0000.jpg
2017.07.01・02 信州02
高原をゆく豪華列車
篠ノ井線「信州カシオペア紀行」撮影
 


前回からの続きです。
今月(7月)から長野県で開催されている、観光キャンペーンの「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」(゚ー゚*)デスキャン。それに合わせていろいろな臨時列車や特別な列車が運転されることから、撮り鉄の私は中央本線の列車を乗り継いで信州にやってきました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。最初の目的は、中央東線(JR東日本管轄)と中央西線(JR東海管轄)を直通する、ちょっと珍しい運行形態の臨時特急「木曽あずさ(新宿~南木曽)」(゚ー゚*)キソアズ。JR東日本の189系がJR東海の中央西線を走るという貴重な機会です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。梅雨まっただ中であいにくの雨模様 ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、さらには訪れた撮影ポイントがすでに先客多数でアングル決めに苦労したものの σ(・ω・;)ウーン…、同業者のご配慮もあってどうにか落ち着き ε-(´o`;)ホッ、かつては木曽路の宿場町として賑わった奈良井(ならい)の町で、189系(M52編成)を無事に記録することができました【◎】]ω・´)パチッ!。そのほかにも、「信州DC」に合わせて塗り替えられたアルピコ交通(松本電鉄)・上高地線(松本〜新島々)の旧塗装編成(モハ10形復刻色)を眺め (゚∀゚)オッ!!、さらに松本では豪華クルーズトレインの「トランスイート四季島」にたまたま遭遇するというラッキーにも恵まれて (o ̄∇ ̄o)ラキー♪、信州での撮り鉄を思う存分に満喫 マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。しかし今回の遠征はこれだけで終わらず、もうひとつの「大きなネタ(特別列車)」が控えているのです。むしろ、こっちがメインと言っても過言ではありません エ!?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。その「大ネタ」とは、いったい・・・? σ(゚・゚*)ンー…。

0001.jpg
「信州DC」開催中!(7/1~9/30)
松本駅でも「アルクマ」が
同キャンペーンをアピールしています。


走り去る「四季島」を見送ったあと、松本の繁華街にある飲み屋で軽く打ち上げ カンパーイ♪ (〃゚∇゚)ノC凵☆。翌日の「ネタ」撮影に備えて、この日は東京へ帰らずに長野県内で一泊します (・∀・)オトマリ。ただし私が宿を取ったのは松本ではなく、列車で20分ほど東京寄りへ戻ったところにある塩尻(しおじり)。そう、前回にちょろっとご紹介した、中央東線と西線(中央本線)、篠ノ井線の接続駅です (゚ー゚*)シオジリ。ここを宿泊地に選んだのは、上高地や安曇野への観光客が多い松本に対し、少し離れた塩尻のほうが比較的リーズナブルな値段で泊まれること(昭和チックなビジネスホテルが、一泊3,800円ですた)(´艸`*)オヤスイ♪。そして実は、もうひとつのちょっとした理由がありました σ(゚・゚*)ンー…。ホテルにチェックインをしてひと息ついたのち、夜の街へと繰り出した私が向かったのは、アヤしいネオンが瞬くお店 (〃∇〃)キャッ♪・・・ではなく、塩尻駅構内の南側に位置する広い留置線 (´σД`)ナーンダ。そこに佇んでいたのは・・・(=゚ω゚=*)ンン!?

0002.jpg
松本から篠ノ井線の普通列車で塩尻へ。
ここ塩尻が今日の宿泊地です。
(・ω・)トーチャコ
すっかり日が暮れて、空はもう真っ暗。
▲17.7.1 中央本線 塩尻

松本2034-(篠ノ井1546M)-塩尻2052

0003.jpg
塩尻駅から歩いて数分程度のところにある留置線。
ふだんは貨物列車が留置されるような場所ですが、
今宵、そこに姿を現したのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!!
▲17.7.1 中央本線 塩尻(塩尻大門)

0004.jpg
煌煌とヘッドライトを輝かせた
茶色いEF64 37。
その後方に従えているのは
豪華寝台客車の「カシオペア」です!
(゚∀゚*)オオッ!!
▲17.7.1 中央本線 塩尻(塩尻大門)

カシオペア、イタ━━━━m9(´∀`*)っ━━━━ッ!!
サーチライトに照らされた留置線 (つ▽≦*)マブシッ!。ここはかつて旧・塩尻駅があったところで(駅は1982年に現在地へ移設)、現在はおもに貨物列車の留置や停泊、乗務員の交替などが行なわれる、信号場のような扱いの地味な場所なのですが(塩尻市大門町に位置することから、通称・塩尻大門と呼ばれています)(■_■#)ダイモン?、なんとそこに佇んでいたのは、茶色い(ぶどう色2号)EF64形(37号機)電気機関車に牽かれた、豪華寝台客車の「カシオペア」(E26系)ではありませんか! w(゚0゚*)w オォー!!。いったいなぜ塩尻の留置線に「カシオペア」がいるのかと言うと σ(゚・゚*)ンー…、実はこれも例の「信州DC」の開催に合わせて企画された特別なツアーで、都内の上野を夕方に発車し、常磐線、武蔵野線、中央本線、篠ノ井線を経て、翌朝(午前中)に長野へ到着する夜行列車、「信州カシオペア紀行」です (・o・*)ホホゥ。おもに東北方面へのツアー列車(カシオペア紀行)として運行されることが多い「カシオペア」が、信州の地にやってくるのは私も撮影に出向いた昨年の秋(9月)以来となる10か月ぶりのこと。「信州カシオペア」は昨年限りの運転だと思っていた私にとって、今年もふたたび設定されたのは嬉しいサプライズでした (゚∀゚*)オオッ!! 。そしてこの「カシオペア」こそ、先述した「大ネタ」であり、今回の私の信州遠征でいちばん撮りたかったお目当てです (☆∀☆)キラーン☆。あれ?でも、たしかネタの撮影は翌日なのでは・・・? と、思われたことでしょう (゚ー゚?)オヨ?。そう、実はこの「信州カシオペア」、上野と長野の間では夜行列車として運行するにはあまりにも距離が短くて、ふつうに走ったら「カシオペア」ならではの優雅な列車旅を長く楽しめません σ(・∀・`)ウーン…。そこで苦肉の策(?)として同列車はずっと走り続けることをせず、夜間はこの塩尻の留置線にて約10時間もの長時間停車・・・というか、ほぼ停泊 ( ̄△ ̄;)エッ…。夜の23時前に到着し、ここで夜明かしをしたのち、翌朝の8時半にあらためて長野へと向かう行程となっているのです w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。停車中に車内では何かしらのイベント(バータイム?)などが行われるのかもしれませんが、なんとも大胆というか、大味な夜行列車ですよね。まあ、動かなくても「カシオペア」の車内でずっと過ごせればいいのか・・・ (´~`*)ウーン。そんなワケで、私はこの夜間停車の様子を見たくて塩尻に宿を取り、そして翌日にあらためて沿線での「カシオペア」撮影へ臨もうと考えたのでした (´ω`)ナルヘソ。


7月2日(日)

0006.jpg
翌朝、ふたたび塩尻大門を訪れてみると、
前夜と変わらず、「カシオペア」が停車中。
(=゚ω゚)ノ ヤア
乗客のみなさんはよく眠れたかな?
▲17.7.2 中央本線 塩尻(塩尻大門)

明けて二日目 (*´0)ゞ。oOフワァ~ァア…。早朝にホテルをチェックアウトした私は、留置線にて停車している「カシオペア」に挨拶をしてから オハロ♪(=゚ω゚)ノ 、そのまま駅へ向かいます。乗るのは塩尻を6時に出る篠ノ井線の下り松本ゆき初発列車。さらに終点の松本で同線の長野ゆきへ乗り継いで、沿線の撮影ポイントを目指します (/*´∀`)o レッツラゴー♪。今日の信州地方の天気も梅雨の時期らしくスッキリとしない曇り空ですが、予報によると前日のような強い雨にはならないようです ε-(´∀`;)ホッ。ところによっては時おり日が差す時間帯もあるとか・・・でも、半信半疑であまり期待はしません (* ̄- ̄)フーン。

0007.jpg
厚い雲のスキマから
青空がチラッとのぞく空模様。
|∀・)チラッ。
そんな塩尻を出発です。
ちなみに塩尻という地名は、
海のない信州へ日本海からやってきた塩売りが
各地を回って売り歩いていたところ、
ちょうどこのあたりで品切れになったことが、
由来だと言われています ( ̄。 ̄)ヘー。
(諸説あるなかのひとつ)。
▲17.7.2 中央本線 塩尻

0008.jpg
塩尻から乗る松本ゆきは
ロングシート仕様の211系。
▲17.7.2 中央本線 塩尻

0009.jpg
松本で乗り継いだ長野ゆきはE127系。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車内はロングとクロスが混在する座席配置です。
(一般的なセミクロス構造ではなく、
それぞれ片側ずつ配置)
▲17.7.2 篠ノ井線 松本

0011.jpg
厚い雲が低く垂れ込めていて、
北アルプスの山並みなどは臨めませんでしたが、
車窓からは鮮やかな虹を見ることができました。
(゚∀゚)オッ!
▲17.7.2 篠ノ井線 田沢-明科(車窓から)

拙ブログで過去にも何度か登場している篠ノ井線 (゚ー゚*)シノノイセソ。同線は中央本線の塩尻から松本を経て、信越本線の篠ノ井までを結ぶ66.7キロの直流電化幹線(正式には篠ノ井が起点)。路線上は篠ノ井が分岐点(起点)となっていますが、列車は信越線に直通して長野へ乗り入れており、松本と長野の県内二都市を連絡する役割を持つ、信州の主要な路線です (・o・*)ホホゥ。そんな篠ノ井線を久しぶりに走る「カシオペア」(*´∀`)ノ゙オヒサァ!、しかも先頭に立つ機関車が人気の高いEF64 37ということもあって、当然ながらファンの注目度はとても高く (*゚∀゚)=3ハァハァ!、通過までまだ数時間はあるにも関わらず、車窓から見る有名撮影地の状況はすでにどこも大勢の同業者でいっぱい(西条のあたりなどスゴかった・・・)(´д`;)人大杉…。私のような鉄道利用の徒歩鉄は初発列車に乗ってもクルマ派の方には敵わず、どうしても後手を踏むことになります (・ω・`)ゞウーン。でも、それはもう徒歩鉄として重々承知の上 (・ε・`)シャーナイネ。ならばこのような場合に選ぶのは、あまり人に知られていない穴場のポイントか、もしくは大勢の人が集まっても大丈夫なキャパの広いポイントです (・o・*)ホホゥ。しかし、ウマく前者のような場所を知っていればいいけれど、私にとって土地勘の薄い篠ノ井線で穴場などそう簡単には見つけられません。そうなると無難なのは、後者に挙げたキャパの広いほうか (゚ペ)ウーン…。そんなことを考えつつ、私は松本から30分ほど進んだ、聖高原(ひじりこうげん)で列車を降りました (・ω・)トーチャコ。

0012.jpg
私が下車したのは、
標高621.4メートルの高さに位置する聖高原。
湿度の高い雨上がりながら、
吹く風には高原らしい涼しさを感じました。
▲17.7.2 篠ノ井線 聖高原

0013.jpg
東筑摩郡の麻績村にある聖高原。
かつては村名の麻績(おみ)という駅名でしたが、
観光開発が進む聖高原の発展にともない、
1976年に現在の駅名へ改称されました。
駅舎は古民家を思わせるシックなもの。
(≧∇≦)シブイッ!
▲17.7.2 篠ノ井線 聖高原

塩尻0559-(篠ノ井1531M)-松本0616~0618-(1221M)-聖高原0649

同駅の周囲には撮影ポイントがいくつか点在していることから、何人かの同業者がいっしょに下車 ゾロゾロ…λλλλ。その人たちのあとを続くようにして、私も駅から歩みを進めます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。このあたりは過去に何度か撮影へ訪れたことがあり、駅から歩いて行ける手軽なところにキャパの広い田園地帯があることを知っていました。まさに徒歩鉄向きと言える撮影ポイントです (・o・*)ホホゥ。最近では今から三年前(2014年)の夏に、湘南色115系と事業用車のクモヤ143が併結して運転された「懐かしの115系 湘南色号」を撮りにきて、その時も同ポイントにはたくさんの同業者が集まりましたが、無事に場所を確保して撮影できています (^_[◎]oパチリ。なので、今回も大丈夫かな・・・と思い、向かってみました σ(・∀・`)ドーカナ。そんな田園の撮影ポイントには、歩いて15分ほどで到着。

0014.jpg
やってきたのは、こんな撮影ポイント。
広い田園風景のなかを
篠ノ井線の列車が走りゆきます。
晴れれば背景に高原らしい山並みが
写し込める場所なのですが、
今のところ雲が低くて山は隠れています。
▲17.7.2 篠ノ井線 聖高原-冠着

0015.jpg
私が撮影ポイントに到着した時点での様子。
早くも多くの先客がいらっしゃいました。
「カシオペア」の通過までは、あと三時間半(笑)
(お顔がわからぬよう、一部修正を施しています)

やはりポイントにはすでに多くの先客がいらっしゃって、迫力のある画が狙えそうな線路に近い場所(かぶりつき)は、三脚が所狭しと林立しています (゚ペ)ウーン…。しかし線路から少し離れたポジションにはまだじゅうぶんな余裕があり、私はその一画に立ち位置を確保しました m9(`・ω・´)ケテイ!。はたしてここがベストの位置と言えるかどうかは人それぞれだと思いますが、個人的にかぶりつきのアングルは撮るのがあまり得意じゃないので、私にはこのあたりがちょうどいいのかもしれません (*`д´)=b OK牧場!。キャパが広いぶん、前日の「木曽あずさ」を撮った奈良井と比べたら、いともあっさりとアングルが落ち着きましたε-(´∀`*)ホッ。通過まではあと三時間半・・・( ̄  ̄;)サンジカンハン…。ちなみにこの場所、歩いて数分程度の駐車帯に公衆トイレがあるので、長時間の待機には助かります ε=ε=(;^^)ノ |WC|。

0016.jpg
特急「あずさ」の間合いで運用される、
E257系の快速列車(2530M)。
普通乗車券だけで特急型車両に乗れる、
いわゆる「乗り得列車」です。
(´艸`*)オットク~♪
▲17.7.2 篠ノ井線 聖高原-冠着(後追い)

最初に通過したのは、E257系の快速列車(2530M)。同列車は篠ノ井線を走る定期列車のなかでは比較的長い9両編成ですが、本命の「カシオペア」はこれよりもさらに長く、牽引機+客車12両の13両編成 (゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!。基本的に列車主体の編成写真はその全体(先頭から最後尾まで)をフレーム内に収めることがセオリーとされており(べつに厳格に守る必要は無いけれど・・・)、アングルを調整する上で今のE257系の長さはいい目安となります (^_[◎]oパチリ。上写真よりももっとアングルに余裕を持たせないと、13両は入らないね σ(゚・゚*)ンー…。それにしても、梅雨時だからしゃーないけれど、天気が良くないなぁ・・・(・ε・`)チェ。背景の山には雲が低く垂れ込めています。

0017.jpg
田んぼの脇には何匹もの
アマガエルくんがいらっしゃいました。
彼らにとっては雨のほうが嬉しいのかな?
<@‘^’@>ケロ
(カエルが苦手な方、ゴメンナサイ)

ところが時間が経つにつれて、空模様は次第に好転 (゚o゚*)オッ!。雲のスキマから少しずつ青空が覗くようになり、あたり一帯には日も当たるようになってきました (つ▽≦*)マブシッ!。そういえば朝のニュースで見た天気予報では、おおむね曇りながらも、時おり日が差すことがあるって言っていたっけ。眩しい夏の陽が青々とした田園を鮮やかに引き立てます (´▽`*)サワヤカ♪。

0018.jpg
太陽が顔を覗かせたタイミングで通過した、
383系の特急「しなの」。
名古屋と長野の間を
中央西線と篠ノ井線を直通して結ぶ同列車。
前日の奈良井に続いて、ここでも撮る事ができました。
(^_[◎]oパチリ
▲17.7.2 篠ノ井線 聖高原-冠着

ただし、日が差しているのはほんの一時だけで、数分間も持ちません (´д`)アウ…。上写真の「しなの」にはたまたまタイミングよく日が当たってくれたけれど、この状況で「カシオペア」に日当りを期待するのは、ちょっとキビシいところか σ(・∀・`)ウーン…。そんな感じで、いつものことながら雲の流れに一喜一憂しつつ、「カシオペア」が通過するその時をひたすらに待ち続けます ジ━━━(。-`ω´-)━━━ッ…。はじめのうちはまだ余裕があった私のまわりにもどんどん同業者が増え、気が付けばその数はざっと100人を超えるほどにまで膨らんでいました w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。通りがかった地元のおじさんは「なんだぁ?今日は田んぼのまん中で芸能人の結婚会見でも開かれるのか? (゚Д゚)」などと言い、周囲には笑いが巻き起こります(笑)。そんな「結婚会見」の報道陣も顔負けの凄まじい状況のなか、ようやく迎えた「カシオペア」の通過時刻。傍らの踏切が鳴動すると、現場は一気に緊張感が高まります (°_°;)ドキドキ。

0019.jpg
青空がちょろっと覗くも、
雲優勢の空・・・。
日差しは無理っぽいね。
(・∀・`)ウーン…

0020.jpg
そして・・・
カシオペア、キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

0021.jpg
幾重にも連なる山なみを背にして、
信州の高原を優雅に走りゆく、
「信州カシオペア紀行」。
その先頭は山岳路線用の機関車で、
「山男」とも呼ばれるEF64が務めました。
▲17.7.2 篠ノ井線 聖高原-冠着

ザンナナカシが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
ロクヨン(EF64)独特の重厚なブロア音を響かせて、単線の篠ノ井線を堂々と進みゆく「カシオペア」御一行。ああ、やっぱり長い客車列車は編成に迫力があって絵になるなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。なんと言っても先頭に立つのが、でっかいパンタグラフ(PS17形)を振りかざしたロクヨンゼロ(EF64の0番台)ってところがまた、シブいじゃないですか (≧∇≦)シブイッ!。まさに「大ネタ」と呼ぶにふさわしいスペシャル編成です! ε-(°ω°*)ムフーッ!。残念ながらやはり日差しには恵まれなかったけれど (・∀・`)ウーン…、ずっと山にかかっていた雲はいつのまにか取れていて、深い緑の山々を背景にした信州らしい風景のなかで「カシオペア」が撮れただけでも大満足。泊まりがけでここまで足を伸ばした甲斐のある結果が得られました 。・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。実にたくさんのファンが集結した「信州カシオペア」というお祭りへの参戦 マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。人が多い激パで長い時間を待ち続けることは私も決して好きではないけれど、「カシオペア」のような撮影競争率の高い列車を狙う上で、いかに無理なく自分好みの場所やアングルを見つけることができるか、そんな駆け引き(?)も撮り鉄の楽しみ方のひとつだと個人的には思っています(あくまで「楽しみ方のひとつ」よ)。「信州カシオペア紀行」の撮影に集まった多くの同業者のみなさま、お疲れさまでした (´w`*)ドツカレサン。

0022.jpg
信州の地を走る「カシオペア」。
その姿を記録しようと、
たくさんのファンが集結しました。
(お顔がわからぬよう、一部修正を施しています)
▲17.7.2 篠ノ井線 聖高原-冠着

0023.jpg
撮影を終えて、聖高原をあとにします。
撮影地の混雑に比べると、
列車に乗る同業者はそれほど多くなくて、
大半がクルマ派ってことが分かります・・・。
▲17.7.2 篠ノ井線 聖高原

初日に中央西線の奈良井で「木曽あずさ」、そして二日目に篠ノ井線の聖高原で「信州カシオペア紀行」を撮った、今回の信州遠征での撮影はこれにて終了です。梅雨のまっただ中で、二日間ともあまり良いお天気とは言えませんでしたが、お目当てだったどちらの列車も信州らしい風景のなかで撮れたことは、いい記録になったと思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。また、撮り鉄の成果のみならず、いくつもの列車を乗り継ぎ、奈良井での宿場町散策や上高地線のえきなかギャラリーを訪問、さらにはご当地の美味しい名物もいろいろと食べることができ、信州の魅力を存分に満喫した鉄旅でした (´ー`)マンゾク。長野の観光キャンペーン、「信州DC」はまだ始まったばかり。今度はしなの鉄道や長野電鉄、上田電鉄なども、DC期間中に訪れてみたいところです (・∀・)イイネ。そういえば、しなの鉄道も復刻色(115系)が走っているんだよなぁ・・・(笑)。

0024.jpg
松本で接続したのは
中央東線に直通する小淵沢ゆき。
都内まで普通列車を乗り継いで
のんびりと帰ります。
▲17.7.2 篠ノ井線 松本

0025.jpg
乗った211系はロングシートの編成でしたが、
途中の茅野を過ぎるとガラガラに空いたので、
気兼ねなく駅弁をいただきます。
松本で買ってきたのは「山賊焼(¥760)」。
山賊焼とは鶏の唐揚げや立田揚げのことで、
鶏を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊…
になったと言われています(笑)。
その山賊焼(鶏の立田揚げ)がゴハンの上に
でーんと乗っかった豪快なお弁当。
(゚д゚)ウマー! ☆☆・・・

0026.jpg
帰りの中央線から見た南アルプスは
雲に包まれていました。
梅雨明けはもう少し先かな・・・
σ(゚・゚*)ンー…。
▲17.7.2 中央本線 日野春(車窓から)

聖高原1151-(篠ノ井2236M)-松本1227~1242-(中央1530M)-小淵沢1400~1407-(550M)-高尾1631

0027.jpg
今回の信州旅に使ったのは、
関東甲信越、南東北のJR東日本線(と一部の私鉄)が

週末の二日間降り放題となる「週末パス(¥8,730)」。
ウチの最寄駅から聖高原の往復だとトントンくらいだけれど、
塩尻~松本の往復や、上高地線にも乗車できたことで、
少しだけオトクになりました (´艸`*)オットク~♪。
(JR東海区間の塩尻~奈良井は別途に乗車券を購入)
ちなみに後ろに見えるのはオミヤゲの
「アルクマキャンディー」が入ったポーチ♪



PR: 全国に67万!?土砂災害・危険箇所-政府広報

$
0
0
台風や大雨、土砂災害から身を守る3つのポイントをご紹介。こんな前触れには要注意!

ONE-shot 256 ふなトレ!

$
0
0

PICK UP ONE-shot 256 ふなトレ!

0708.jpg
「ヒャッハー!ふなっしーなっしー!!」
ヾ(‥゜▽゜)ノ・:*
ブシャーッ!
 
・・・って、
あの明るい声が聞こえてきそうな笑顔を
電車から沿線に振りまいているのは、
おなじみの人気者「ふなっしー」。
ヽ(´▽`)ノナッシー♪

 
 
これは千葉県の松戸と津田沼(京成津田沼)の間を結ぶ
新京成電鉄・新京成線の開業70周年と、
船橋市非公認キャラで梨の妖精のふなっしーが
地上に降臨して5周年になるのを記念して、
今月(7月)から運行が始まった、
新京成8800形(8816F)の「ふなっしートレイン」。
車体にはたくさんのふなっしーがデザインされています。
ヾ(‥゜▽゜)ノヒャッハー!

 
ちなみに新京成は船橋駅を通りませんが、
船橋の市内は走り抜けており
(途中の二和向台から前原までの9駅が同市内)、
ふなっしー自身もプライベート(?)でよく利用する、
縁の深い路線なのだそうです ( ̄。 ̄)ヘー。

 
 
新京成の電車というと少し前まで、
ベージュに茶色い帯のシックなカラーリングで、
私は今でもその印象が強いのですが σ(゚・゚*)ンー…、
同線は近年に大幅なイメージチェンジを図り、
車体色をホワイトとピンクという大胆なものに変更。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。
正直、いまだにピンクの新京成は馴染めないけれど、
にぎやかで楽しげなふなっしーのラッピングとは
妙にピンクがマッチしているように感じました(笑)

 
 
17.7.8 京成千葉線 検見川-京成幕張
 
 

 

 
0711.jpg

0710.jpg
ゆるキャラさーん、naonaoさーん、
「ふなトレ」、さっそく撮ってきましたよー!
(^_[◎]oパチリ。
思い返してみると、
ふなっしーの存在を初めて知ったのは、
まだそれほどメジャーではなかった頃に
ソネブロ仲間のゆるキャラさんのブログで見た、
イベントでの写真でしたっけ。
ゆるキャラらしからぬ奇抜な動きに、
衝撃を受けたのを覚えています。
ヾ(‥゜▽゜)ノヒャッハー!
あのデビュー・・・いや、地上降臨から、
5年が経つのね・・・

 
新京成「ふなっしートレイン」は9/30まで運行予定。
運転日や時刻表は新京成のHPにて公表されています
(運転前日の夕方に更新)

 
 
8809.jpg
そして急速にピンク化が進む新京成。
旧色(ベージュに茶色帯)の編成が
あとどのくらい残っているのかわかりませんが、
この日見かけた旧色は一本だけ(8809F)でした。
(ちなみに8000形のうちの一本(8512F)は
旧色(復刻色)で残すらしい)

 

 
 

ONE-shot 257 海の日

$
0
0

PICK UP ONE-shot 257 海の日

0716.jpg
17日の月曜日に仕事のアポを入れようとしたら、
手帳には祝日を示す赤い丸が。
はて?何の日だ? ああ「海の日」か。
(゚ー゚*)ウミノヒ
だいたい20日ごろってイメージを持ってましたが、
今年は日の並びによって、
第三月曜の「海の日」がちょっと早かったのですね。

 
そんな「海の日」を含む三連休。
細かい用事が入っていて遠出はできないけれど、
せっかくのお休みならば
何か一枚くらいは列車を撮りたいところ。
近場で連休の目玉といえばやはり、
国鉄型の189系が臨時の特急「あずさ」などに登板する、
中央本線の「あずさまつり」が思い浮かびます。
でも「海の日」に、山間部を走る中央線へ行くってのも、
なんだかねぇ・・・σ(・∀・`)ウーン…

 
 
ってことで、
とくに目立ったネタ列車が走るわけではない
(と思っていた)のですが、
海が望める東海道本線の定番ポイント(早川の石橋鉄橋)に
ふらっと出かけてみました。
...(((o*・ω・)o
ここでの狙いは、光線状態の良い午後に通過する、
国鉄型電機のEF64(ロクヨン)が牽く貨物列車。
石橋鉄橋へは何度も撮影に訪れているので、
さすがに貨物オンチの私でもこの列車のことは知っています。
( ̄^ ̄)シッテルヨ!

 

 

「海の日」を意識して、
海を背景に大きく入れたアングルでカメラを構えると、
ロクヨンに牽かれた貨物列車は
ファインダーのなかを悠然と横切ってゆきました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜

 
 
17.7.16 東海道本線 早川-根府川
 
(正確には「海の日」の一日前の撮影ですが、
細かいことはツッこまないでくださいね ♡)
 

 
 


0717.jpg
ちなみに・・・
ロクヨンが通過するまで少し時間に余裕があったので、
持参したオニギリなどをのんびりと食べていたところ、
突如、”ひゅおおおーーーーん”・・・という
機関車のブロア音とともに鉄橋上へ飛び出してきたのは、
(=゚ω゚=*)ンン!?
なんと、国鉄色を纏う唯一のEF66として
ファンに絶大な人気を誇る、
27号機こと「ニーナ様」ぢゃありませんか!
Σ(゚□゚*)ナニーッ!!
慌ててカメラを構えてシャッターを切ったけれど、
ちょっとビミョーな出来となってしまいました。
もしも通過を知っていたら

コッチを海バックのアップで撮っていたのにな・・・。
σ(・∀・`)ウーン…

 
 

 

 

 
☆もひとつ、オマケ★

 
ブログ的に紹介するのは久しぶりとなる、
みかん山からの石橋鉄橋俯瞰ですが、
実は先々月の5月28日(日)にも私は、
国鉄色189系(M51編成)の団体臨時列車を撮りに
同地を訪れています。

0540.jpg
これは横浜の開港際イベント
「横浜セントラルタウンフェスティバルY158」
に合わせて運行された記念列車「Y158号」で、
189系が東海道本線の根府川まで入線。
相模灘を背にして石橋鉄橋を渡る国鉄色189系の姿は、
往年の伊豆特急「あまぎ」を彷佛とさせるものでした。
(*´ω`*)ナツカシス
 
ちなみにこの頃の拙ブログは
GWの広島・四国遠征をお伝えするのに手一杯で、
「Y158団臨」はお蔵入りとなっていたんです。
(^^;)ゞポリポリ

新潟出張鉄01・・・信越線 夕暮れの貨物列車 撮影記

$
0
0

00000.jpg
2017.07.21・22 新潟出張鉄01
信越本線
夕暮れの貨物列車 撮影
 

先週の木曜日と金曜日(7/20・21)、私は仕事の出張で新潟の三条(さんじょう)市へ行くことになりました(三条に参上!・・・なんつって ,;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)o クダラネー!)。出張業務ならではの緊張感はあるけれど、やっぱり列車に乗って地方へ遠出できるのは、鉄ちゃん(鉄道好き)として心が躍ります (*´v`*)ワクワク♪。しかも今回の出張日程は二日目が金曜日ですから、そのまま延泊すれば週末の土曜日は新潟で撮り鉄ができるじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。このナイスなスケジュールに便乗し、私は仕事道具とともにカメラ機材を持って、新潟ゆきの上越新幹線へと乗り込みました ψ(`∇´)ψウケケケケ。車内で落ち合った同行者(後輩)には「おやまあ、”私物”がずいぶんな大荷物ですね(笑)」ってツッこまれたけれど、出張鉄を企てているのはもうバレバレなので、素直に自費での延泊を白状します ( ̄^ ̄)イイノ。そんな出張のついでに撮影へ訪れる路線、そしてそこでの私のお目当てはいったい何なのか・・・。あくまでも仕事最優先で \_( ゚ロ゚)ココ重要!!、新潟での出張鉄を楽しむことにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


0001.jpg
東京駅から乗る上越新幹線「とき」は
二階建て新幹線のE4系「Max」。
(´▽`*)マックス♪
ちなみに奥のホーム(隣)には
東海道新幹線の700系が見えますが、
E4系と700系(東海車)、この両者はすでに
近年中の引退が決定しています・・・。
(´・ω・`)ショボン
▲17.7.20 東北新幹線 東京

0002.jpg
下車駅の燕三条が近づくと、
車窓の右手に見えてきたのは、
今年の二月に私が訪れた弥彦山。
(゚ー゚*)オヤヒコサソ
この日の新潟は青空が広がる快晴でした。
▲17.7.20 上越新幹線 長岡-燕三条(車窓から)

0003.jpg
東京から約二時間で燕三条に到着。
(・ω・)トーチャコ
以前にもご紹介しましたが、
燕三条は燕市と三条市の境に位置していることから
この駅名となっています。
今回の私が出張で訪れるのは三条市のほう。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲17.7.20 上越新幹線 燕三条

東京1016-(上越新幹線 Maxとき315号)-燕三条1210

0004.jpg
“仕事の合間”のランチで
訪問先の現地の方におススメされたのは、
三条市の名物だという「カレーラーメン」。
その名の通りカレーとラーメンのコラボなのですが、
ウマくマッチするように味が整えられており、
中華麺に絡むカレーがなかなか刺激的で美味でした♪
カレラー(゚д゚)ウマー!
ちなみにふつうに撮ったら麺がスープに隠れており、
ただのカレーにしか見えなかったので、
グルメリポーターばりに麺を持ち上げてみますた(笑)

0005.jpg
“仕事の合間”に立ち寄っていただいたのは、
三条市の造り酒屋「福顔酒造」さん。
オミヤゲに三条の酒「五十嵐川」を買って帰ります。
米どころの日本酒はウマい!
(~▽~*)ウィッ

0006.jpg
“仕事のあと”の懇親会(飲み会)では、
新鮮な日本海の海の幸を堪能。
いろいろな名物や地酒をいただいたけれど、
ふだんのひとり旅とは違い、
あまりパチパチと撮るのは先方に失礼なので、
とりあえずこの一枚だけ・・・(^_[◎]oパチリ 。

0007.jpg
繁華街の北三条から宿泊地の燕三条まで帰るのに、
先方の方はタクシーを呼ぶと言ってくれたけれど、
私はそれを丁重に断って、弥彦線に乗ります。
デンシャ…((((o* ̄∇)o
北三条と燕三条の間はひと駅の距離。
ラッキーなことに国鉄型の115系が来てくれました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみは手前は「にわか鉄子」と化した同行者。
よく見りゃ着ているシャツの柄が
115系(新潟色)とおそろぢゃないか。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
▲17.7.20 弥彦線 北三条

0009.jpg
話題の「ルマンドアイス」も食べました。
ルマンド(゚д゚)ウマー!
コレ、地域限定商品で、
関東ではなかなか食べらんないんですよね・・・。
ちなみに製造は新潟の柏崎工場です。


7月21日(金)

とりあえず、仕事中(?)のマジメな写真を上に羅列しましたが (゚∀゚)アヒャ☆、ご覧のように三条での用務(??)は滞り無く順調に進み、二日目の15時過ぎには全日程を終了 (´w`*)ドツカレサン(いや、ホントに仕事で行っているのよ (^^;)ゞポリポリ)。出張をアテンドしてくれた現地の方は、帰京する(と思っている)私たちをクルマで上越新幹線の燕三条(つばめさんじょう)駅に送ってくださるとのことですが ヽ(・ω・*)オクルヨ、私は燕三条ではなく、できればその手前の通り道にある信越本線の東三条(ひがしさんじょう)駅のほうでおろして欲しいとお願いしました ヨロシコ(=゚ω゚)ノ。え?新幹線ではなく、信越線に乗るのか? ( ̄△ ̄;)エ? と、先方はちょっと意外な表情でしたが、このほうが私にとって都合がいいのです(ちなみに、もうひとりの東京からの同行者(後輩)は、燕三条まで送ってもらいました)。仕事から解放されて、ひとりになった私。さあ、ここから鉄旅をはじめましょう (´▽`*)ワ~イ♪。東三条は信越本線と弥彦(やひこ)線の分岐駅で、長岡・柏崎方面の信越線上りと新津・新潟方面の同線下り、そして吉田・弥彦方面の弥彦線と、三方向へ鉄路が伸びています (・o・*)ホホゥ。そのなかで私が選んだのは、信越線の長岡ゆき上り普通列車 コッチ…((((o* ̄-)o。

0010.jpg
仕事後に送ってもらった東三条。
長岡ゆきの普通列車は待つこと無く
すぐにやってきました。
車両は新潟地区の新鋭、E127系。
▲17.7.21 信越本線 東三条

当初の予定では終点の長岡まで乗り通すつもりだった私ですが σ(゚・゚*)ンー…、たまたま東三条で飛び乗ったこの普通列車(444M)、実はすぐあとを10分続行で新井ゆきの上り快速列車(3372M)が追いかけてきており、それが今や貴重になりつつある国鉄型・115系の運用なのです (゚∀゚)オッ!。これはなかなかラッキーなタイミングじゃありませんか (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。そこで、その快速列車を撮りたい私が急きょ下車したのは、東三条から二駅目の東光寺(とうこうじ)。

0011.jpg
三条市内にある東光寺。
普通列車しか停まらない無人駅です。
▲17.7.21 信越本線 東光寺

東三条1554-(信越444M)-東光寺1600

0012.jpg
東光寺のホーム先端(下りホーム)からは、
まっすぐと伸びる直線を望むことができます。
駅の周囲はのどかな田園風景。
(´ー`)ノドカ
▲17.7.21 信越本線 東光寺

この東光寺のホームの先端は周囲に遮るものが無く、まっすぐと伸びた直線をゆく列車がスッキリと撮れるポイントとして知られ、しかも夕方近くの今の時間帯は上り列車がちょうど光線状態の良好なバリ順 (゚∀゚*)オオッ!!。私は以前にも485系の特急「北越」などを撮りに、ここを訪れたことがありました(特急「北越」は北陸新幹線の開業で2015年に廃止)。そんな駅構内のお手軽ポイントならば、わずか10分後にやってくる快速列車にも余裕で間に合うことができます (´ω`)ナルヘソ。列車を降りた下りホームから跨線橋を渡って上りホームに移動し、ホームの先端にてカメラを構えると、程なくして直線上に115系が見えてきました ε-(°ω°*)キタッ!。

0013.jpg
陽炎が揺らめく直線上に、
姿を現した新潟色の115系。
この日の三条市の気温は33度でした。
(´Д`υ)アツーィ
▲17.7.21 信越本線 東光寺

0014.jpg
慎重に手前まで引き付けて、パチリ。
【◎】]ω・´)パチッ!
傾きかけた西日に照らされて、
115系の快速列車が颯爽と
東光寺を通過してゆきました。
▲17.7.21 信越本線 東光寺

115系の快速が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
新型への置き換えで数を減らしている古参の115系、そのほとんどが普通列車の運用に充てられるなか、赤い【快速】の幕を掲げた115系の顔は、どこか堂々として誇らしげに見えます (`・ω・´)キリッ。モーターの重厚な爆音を唸らせる走りも力強く、あらためてその健在ぶりをアピール 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ちなみに新潟の115系といえば、湘南色旧・新潟色などの国鉄復刻色が施された編成もあり、その登場をちょっぴり期待したのですが、そうウマくはいかずに現行の新潟色でした σ(・∀・`)ウーン…。それでも、この良好な日当り条件で快速運用の115系を撮れたことに大満足です (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これは時間的にベストなタイミングで東三条まで送ってくださった、仕事先の方に感謝・・・かな?(笑)ъ(゚Д゚)グッジョブ。

0015.jpg
東光寺を通過するEF510の貨物列車。
115系を撮り終えて、
次に乗る列車まで待合室で休んでいたら、
(´Д`υ)アツーィ
EF510の貨物が上下一本ずつ、
さらにはEH200の上り貨物も一本、
通過してゆきました。
エッ!?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ!?
私は相変わらずの貨物オンチです・・・orz。
▲17.7.21 信越本線 東光寺

115系の快速を撮ったのち、東光寺からふたたび上りの長岡ゆき普通列車に乗って、信越線を西へ向かいます ε=(*・o・)ノ Go!。東光寺にちょろっと寄り道をしたけれど、本来は次の場所が私の行きたかった目的地でした σ(゚ー゚*)ドコ? 。長岡でさらに先へ進む直江津(なおえつ)ゆきに乗り継いで、やってきたのは長岡から二駅目の前川(まえかわ)。

0016.jpg
東光寺からの長岡ゆきも、
長岡で乗り継いだ直江津ゆきも、
ともにE127系でした。
列車を降りたのは前川。
(・ω・)トーチャコ
▲17.7.21 信越本線 前川

0017.jpg
先ほどの東光寺と同様、
前川も普通列車しか停まらない無人の小駅。
ちなみに同駅のホームは相対式の二面ですが、
上下線のホームは駅の構内で結ばれておらず、
駅横の地下通路(一般道)を行き来します。
( ̄。 ̄)ヘー
▲17.7.21 信越本線 前川

東光寺1703-(信越446M)-長岡1730~1737-(1344M)-前川1745

0018.jpg
駅前の新興住宅街を抜けて、
歩くこと10分ほど。
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
築堤の上に信越線の線路が敷かれた
こんな場所へとやってきました。

下車した前川の下り方(来迎寺方)には、新潟を代表する大河の信濃川が流れており、信越線は鉄橋(信濃川橋梁)でそれを跨ぎます。私が目指すのはその鉄橋へのアプローチとなる築堤で、信越線の列車をスッキリと撮ることができる撮影ポイント (・o・*)ホホゥ。ここは本来、午前がキレイな順光となるのですが、逆に夕方は西日を背にしたドラマチックな情景が展開され、以前にネットでそのような写真を見た私は、一度訪れてみたいと思っていた場所でした σ(・∀・*)イイネ。ただし、夕空を背景にした画を狙うので、晴天が必須条件です。今日は一日じゅういいお天気だったけれど、夕方になって少し雲が増えてきました。期待しているようなドラマチックな夕空は望めるのか・・・σ(゚・゚*)ンー…。まずは、先ほど東光寺で撮った列車と同様、115系を使用した下りの快速列車(3374M)がもう一本通過します。

0019.jpg
家路につく多くの人を乗せて、
夕暮れ時の快速列車が
越後平野を駆け抜けます。
▲17.7.21 信越本線 来迎寺-前川(後追い)

夕陽を背に、シルエットで狙った115系ですが・・・う~ん、ちょっと迷いのある中途ハンパなアングルで、これでは115系だかなんだか分からない、ただの黒い塊です (´д`;)アウ…。カメラの露出(絞り)を落としきれていなかったぶん、うっすらと白い車体色(上越色、いわゆる「キムワイプ」ってヤツね)が残り、かろうじて115系だと分かりますが、シルエット狙いの撮影としては失敗と言えるでしょう(ホントは特徴的な115系のヘッドライトをシルエットで浮かび上がらせたかったのですが、貫通幌の存在をすっかり忘れていたんです・・・^^;)。やはりシルエットではあまり奇をてらわず、列車の輪郭がしっかりと分かるように真横から狙うのがいいようです (´ω`)ナルヘソ。その辺を踏まえて次に撮ったのは、E653系の特急「しらゆき(7号)」。

0020.jpg
新潟を目指してひた走る、
特急「しらゆき」。
流線型をしたE653系の端正な横顔を
夕陽が浮かび上がらせました。
▲17.7.21 信越本線 来迎寺-前川

刻一刻と変わりゆく、陽の高さ、明るさ、そして雲の状況。架線と太陽を重ねてしまったのはちょっと失敗だったけど (ノO`)アチャー、夕空に浮かび上がったE653系の先頭部は、なかなかいい感じになりました (・∀・)イイネ!。このくらいならばシルエット撮影としても及第点でしょう(あくまでも自己採点で)。
115系の快速とE653系の特急「しらゆき」、夕陽バックで二種の列車を撮りましたが (^_[◎]oパチリ、実はここまでの撮影は太陽の位置の確認とシルエットの感覚を掴む試し撮りのようなもので、私がここで撮りたかった本命の列車は他にあります (・o・*)ホホゥ。それはこのあとに通過する予定の貨物列車。その先頭に立つ電気機関車を夕空バックのシルエットで撮りたいと考えているのです (゚∀゚*)オオッ!!。ちなみに、先ほどの東光寺で何本もの貨物列車を撮り逃しているように、私は自他ともに認める「貨物オンチ」ですが、この夕刻の時間帯に前川を通過する貨物列車(70レ)の時刻はあらかじめ調べてきました φ(。_。*)マミムメモメモ。情報が正しければ18時半過ぎ(18時40分頃?)にやってくるハズです。そしてそれに合わせるように、お一方の同業者も現れました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。

0021.jpg
お目当ての貨物列車が通過するまで、あと数分。
でも、太陽には雲が・・・(´д`;)アウ…。

ところが、ここにきてだいぶ雲が増え、隠されてしまった太陽 ヽ(´д`;)アア…。今の時期のこの場所は、狙いの貨物列車の通過と夕陽の位置がちょうどシンクロする(列車の背後に夕陽が重なる)と思われ、私も同業者の方もそんな情景を期待していたのですが、その望みは太陽の雲隠れによって、かなりキビシいものとなってきました (´Д⊂ダメポ。それでも空にはまだ夕焼けの明るさが残っているので、少しはマシな画が撮れるのだろうか・・・σ(・ω・`)ウーン…。そのような状況で迎えた貨物列車の通過時刻。調べてきた時間どおりに、傍らの踏切が鳴動しました ε-(°ω°*)キタッ!。

0022.jpg
茜色のスクリーンに映し出された
EF510。
無骨な電気機関車ならではの
おもしろい影絵が見られました。
▲17.7.21 信越本線 前川-来迎寺

お?意外と悪くない・・・かも? (゚o゚*)オッ!。たしかに太陽は雲に隠されちゃったけれど、薄雲の部分はいい感じの夕空となり、これはこれで悪くない雰囲気となりました (゚∀゚*)オオッ!!。貨物列車の先頭に立ったEF510形電気機関車のシルエットも、真横から狙ったことで細部までクッキリと浮かび上がり、前面部の傾斜など特徴的なスタイルがウマく表せたように思います。影絵のゴトーさん(EF510)、なかなかカッコいいじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ちなみに、前方連結器のあたりでひときわ赤く見えるのが、かろうじて雲間から覗く太陽の一部で (=゚ω゚=*)ンン!?、もしも雲隠れしていなかったら、ちょうどシンクロするいい位置だったのになぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。そう考えるとちょっと残念ですが、それでも思っていたよりはいい画となったことに満足し、この日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。出張あがりの短い時間ですが、東光寺での115系快速や前川でのEF510シルエットなど、じゅうぶんな成果が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪・・・と、しみじみ振り返っているような余裕は無く ( ̄△ ̄;)エッ…、実はEF510の貨物が通過(18時44分)してからわずか10分後に前川を発車する下りの長岡ゆき普通列車(18時55分発の1343M)があり、それに乗れなければ次は一時間半後(20時26分)まで列車はありません Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。さすがに前川のような小駅で一時間半も待つのは辛いので、私は大急ぎで機材を撤収し、同業者の方に挨拶して、前川の駅へと走るのでした。ああ、仕事の資料とカメラの機材が重ひ~ ダダダッε=ε=ε=┌(;;´□`)┘ヒイイィィ.....。

0023.jpg
私が駅にたどり着いたと同時に
ホームへ入ってきた長岡ゆき普通列車。
ふ~、間に合った・・・ε-(´o`;A フゥ…。
▲17.7.21 信越本線 前川


全力で走って、なんとか間に合った長岡ゆきの普通列車 ハァ…ハァ…(;;´Д`) ゼエ…ゼエ…。冷房の効いた車内が天国です ε-(´o`;A フゥ…。この列車に長岡まで乗り、そこから上越新幹線で一気に東京へ帰る・・・のではなく、冒頭でも触れたように、今回の出張は金曜日だったので、翌日は週末休みの土曜日です (゚ー゚*)オヤスミ。せっかく新潟まで来たのなら、このまま帰ってしまうのはちょっともったいない・・・σ(゚・゚*)ンー…。そこで私は自費での滞在を決め、翌日も新潟近辺で撮り鉄や乗り鉄を楽しむことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。ただ、心配なのはお天気。予報では曇りのち雨なんだよなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。

0024.jpg
0026_1.jpg
長岡で信越線の普通列車を乗り継ぎ、
最終的に新潟までやってきました。
(・ω・)トーチャコ
この日は新潟で一泊します。
▲17.7.21 信越本線 新潟

前川1855-(信越1343M)-長岡1903~1923-(461M)-新潟2038


0026.jpg
翌日の新潟の天気予報は曇りのち雨・・・
あまり天気がよく無さそうですね。
σ(・ω・`)ウーン…



・・・続きます。

(今回訪れた三条市を含む、断続的に大雨が降り続いている新潟県。
大きな被害がでないことを願っています。
北九州と言い、秋田と言い、最近の雨の降り方は乱暴ですね・・・)



新潟出張鉄02・・・越後線・夏の青田をゆく115系 撮影記

$
0
0
0000.jpg
2017.07.21・22 新潟出張鉄02
越後線
夏の青田をゆく115系 撮影
 

前回からの続きです。
新潟の三条市に仕事の出張で訪れた私(三条に参・・・;’.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)o モウイイワ!)。その日程がたまたま金曜日(7/21)だったことから、業務終了後も週末はそのまま自費で新潟に留まることとし、さっそく同日の夕方から撮り鉄を開始 ε=(*・o・)ノ Go!。まずは出張先の三条にほど近い信越本線の東光寺で国鉄型115系の快速列車を撮り (^_[◎]oパチリ、長岡の先の前川では夕暮れ時の貨物列車をシルエット撮影に挑戦 (*`・ω・´)-3フンス!。狙いの「夕陽シンクロ」は叶わなかったものの、薄雲が広がる茜空のもと、まずまずの成果を残すことができました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。その後、信越線の普通列車を乗り継いでやってきた新潟で宿泊し、翌日の撮影に備えます (´つз-)モヤスミ。

ところで新潟の鉄ネタというと σ(゚・゚*)ンー…、ほんの数年前までは485系の特急「北越」や「いなほ」、583系の急行「きたぐに」、さらには寝台特急「トワイライトエクスプレス」などが鉄路を賑わせており、飽きることがありませんでしたが (*゚∀゚)=3ハァハァ!、二年前(2015年)の北陸新幹線の開業を機にそれらはすべてが過去帳入り(「いなほ」は車種を485系からE653系に置き換え)(。´・ε・`。)シュン…。そして現在の新潟には私鉄の路線や路面電車がまったく無く(第三セクター路線を除く)、正直、趣味的にはちょっと面白味に欠けるんです σ(・∀・`)ウーン…。かつては新潟交通(白山前~燕)や蒲原鉄道(加茂~五泉)など、味のあるローカル私鉄が県内を走っていたのになぁ・・・(´ω`)ナツカシス。
そんな新潟でいま、鉄的に注目を浴びる存在といえばやはり、新型への置き換えで残り少なくなっている国鉄型の115系 (゚ー゚*)ゲゲゴ。前記事でお伝えしたように、私は信越線の東光寺や前川でも同系の快速列車を撮影していますが (^_[◎]oパチリ、信越線よりも運用数が多くて効率よく撮影できるのが、新潟から吉田を経て柏崎までを結ぶ、越後線です(本来の起点は柏崎のほう)(・o・*)ホホゥ。思い返すと越後線といえば、私は今年の一月にもやはり115系を撮りに訪れたばかりで、気分的にはあまり新鮮味が無いのですが、今回は出張のついでで行動の範囲が限られること(ぶっちゃけ、経費の精算という「オトナの事情」で、最終的に帰りは燕三条から新幹線に乗って帰らねばならず、巡れるのは越後線か弥彦線、信越線くらいなんだよね・・・^^;)、また、真冬だった前回からは半年が経ち、沿線の情景も季節の変化が感じられると思われるので σ(゚・゚*)ンー…、この機会に私はふたたび、115系を求めて越後線へ向かってみることにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。ただ、ちょっと気になるのはお天気。予報では曇りのち雨になっているけれど、果たしてどうなることか・・・。

 

7月22日(土)

0027.jpg
朝の新潟駅南口。
今回は繁華街のほう(万代口)とは逆になる、
こちら側のビジネスホテルに滞在しました。
階上に見えるのは上越新幹線ホーム。
▲17.7.22 信越本線 新潟

新潟で迎えた土曜日の朝 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。滞在したホテルの部屋のカーテンを開けると、空には雲が広がっているものの、雨は降っていません。予報では曇りのち雨とのことなので、どうにか午前中くらいは降らずに持つのかな? σ(゚・゚*)ドーダロ…。さっそく支度をして駅へ向かい、ホームに待機していた越後線の吉田ゆき上り列車に乗り込みます ...(((o*・ω・)o。ちなみに、何となく感覚的には迷うところですが、越後線は新潟から吉田、柏崎方面へ進むのが上りです (´ε`)フーン。

0028.jpg
在来線のホームに待機していた
越後線の吉田ゆき普通列車はE127系。
ただいま新潟駅の在来線ホームは、
高架化工事のまっ最中です。
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…
来年度(2018年度)の完成予定(第一期)で、
従来の地平ホームはまもなく見納めとなることに。
▲17.7.22 信越本線 新潟

新潟県内を走る越後線は、信越本線と接続する柏崎から、日本海に面した港町の出雲崎や寺泊、弥彦線と接続する吉田、新潟市近郊の内野や関屋などを経て、県都の新潟までを結ぶ、全長83.8キロの直流電化路線 (・o・*)ホホゥ。同線はおもに途中の吉田で運行体系を分けており、全線を通して走る列車は少なく、柏崎~吉田は地域輸送のローカル色が強いのに対し、吉田~新潟は新潟都市圏への通勤・通学路線といった役割を担っています ( ̄。 ̄)ヘー。そのため、新潟近郊ではとくに朝夕の時間帯(ラッシュ時)で列車の運行が多く設定されていて、残り少なくなった115系を狙うのにも効率がいいのではないかと思ったのです (´ω`)ナルヘソ。そこで私が下車したのは、新潟からわずかひと駅の白山(はくさん)。

0029.jpg
新潟から乗った越後線ですが、
乗車時間は4分。
早くも隣駅の白山で列車を降りました。
モウ(・ω・)トーチャコ
▲17.7.22 越後線 白山

0030.jpg
大都市の近郊駅らしく
近代的に整備された白山(北口)。
白山といえばかつては
駅近くの通りを新潟交通の電車が
ゴロゴロと音を立てて走っていましたが(併用軌道)、
同区間(白山前~東関屋)は1992年に廃止。
その後、新潟交通自体も99年に
残った全線(東関屋~月潟)が廃止となりました。
私が同鉄道に乗れたのは一度だけだったなぁ・・・。
(´ω`)ナツカシス
▲17.7.22 越後線 白山

新潟0643-(越後126M)-白山0647

始発駅の新潟を出発すると、すぐに県を代表する大河の信濃川を渡る越後線。その西岸に位置しているのが白山で、駅前から伸びる歩道橋のようなものを進むと ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、歩いて数分程度のお手軽さで川の土手へと出ることができました (゚∀゚)オッ!。そこに架けられた鉄橋が、私の目的地である越後線の撮影ポイントです。

0031.jpg
駅前から続く、やたらと長~い歩道橋が
撮影ポイントへのアプローチ。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!
その横を越後線のE129系が走ってゆきます。
▲17.7.22 越後線 白山付近

0032.jpg
歩道橋を進みきった先には、
信濃川が流れていました (゚∀゚)オッ!。
川を跨いでいるのが越後線の鉄橋です。
おや、日が出てきた? (゚ー゚?)オヨ?

新潟の中心部に近いところで越後線の列車をスッキリと撮れることから、同線屈指の有名撮影ポイントとして知られる、信濃川の鉄橋(信濃川橋梁)(・o・*)ホホゥ。ただし、この場所での定番アングルとされる上流側の立ち位置は午後が順光で、いまの朝の時間帯はモロに逆光となってしまいます σ(゚・゚*)ンー…。それでも私が新潟を出発した時点で空は曇っていたので、光線状態など関係ないか・・・と軽く考え、ここを訪れてみたのでした (´σД`)マ、イッカ。ところが現地に到着してしばらくすると、なんと雲が切れはじめて青空が覗き、やがて日も差すようになってきたではありませんか Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。ドン曇りよりは晴れてくれたほうが嬉しいけれど、こうなると上流側の定番アングルから撮るのはちょっとキビしくなります (ノO`)アチャー。いっぽう、いまの時間帯で日が当たるのは、逆の下流側。作例ではあまり見かけたことが無い下流側ですが、はたしてどんな感じで撮れるのかしらん? コッチ…((((o* ̄-)o

0033.jpg
こちらが本来の定番アングルとなる上流側。
でも、朝は晴れるとド逆光です・・・。
(つ▽≦;)マブシッ!
前日の夕暮れ貨物に続いて、
ここでもシルエットを狙うか!?(笑)

0034.jpg
ためしに日当りの良い下流側からパチリ。
【◎】]ω・)パチッ!
2014年の暮れにデビューしたE129系ですが、
今やすっかり新潟地区の主力形式となりました。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山

下流側へまわってみると、ちょうど上り列車のE129系がやってきたので試し撮り【◎】]ω・)パチッ!。お、意外とフツーに撮れるじゃん (゚∀゚)オッ!。たしかに、架線柱や足回りの柵、さらには背景の処理などを考えると、定番アングルのほうがスッキリとしていますが σ(゚・゚*)ンー…、いまの光線状態を踏まえると、こちら側で撮るのが正解のようです。やはりせっかく晴れたのならば、その好条件を活かしたいもの m9(`・ω・´)ケテイ!。それにしても、曇りのち雨という天気予報は、いい方に外れた・・・のか?

0035.jpg
続いて次の列車もE129系。
同じ画を撮ってもツマンナイので、
今度は流してみますた。
三【◎】]ω・)パチッ!
朝日に照らされてステンレスボディが輝きます。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山

今日は土曜日ですが、朝の通勤時間帯を迎えて10~15分間隔という高い運行頻度となった越後線。単線の鉄橋を上下の列車が次々に渡りゆきます。しかし、やってくるのは新しいE129系ばかりで、お目当ての115系はなかなか姿を見せません コネ━━━━(´A`)━━━━…。やはりだいぶ減ってしまったのかな・・・(・ε・`)ウーン… 。なんとか空が晴れているうちに一本でも115系を撮りたくて、願うような気持ちで待っていると 八(゚- ゚)オネガイ!、30分ほどが経ってようやくあの聞き慣れた重厚なモーター音が駅のほうから鳴り響いてきました (*゚ロ゚)ハッ!!。これは間違いなく115系です。そして現れたその色は・・・(=゚ω゚=*)ンン!?

0036.jpg
青空が覗く夏の朝、
二色の115系が手を取り合って、
信濃川を渡ります。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山(後追い)

カボチャくん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
村上ゆきの下り普通列車(1925M)に充当されていたのは6連の115系で、現行の新潟色と復刻の湘南色(N40編成)を3両ずつ併結した編成ではありませんか! w( ̄▽ ̄*)wワオッ!!。しかも、カメラを構えている側の後方(手前)に湘南色が連結されているとは、なんとラッキーなことでしょう ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。雲間から日が出ているナイスなタイミングで現れた湘南色の115系、う~ん、カッコいいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。いまいち運用がよくわかっていない私にとっては、もうこれが撮れただけでも新潟に延泊した価値があったと言うものです (*ノ∀`*)ヨカッタ。出張鉄、万歳! ∩(≧▽≦)∩バンザイ☆

0037.jpg
ズームを回してもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
新潟色と湘南色の二色併結は、
今後の動向が気になる115系の
いい記録になりました。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山(後追い)

予期せぬ湘南色の嬉しいサプライズに私はひとり大興奮でしたが (*゚∀゚)=3ハァハァ!、何はともあれ、お目当ての115系が撮れたことにホッとひと安心 ヾ(´∀`*)モチツケ。そんな私の安堵感を察したかのように、湘南色115系が走り去った直後から空は徐々に雲の勢力が増し、やがてほとんど日が差さなくなってしまいました ( ̄△ ̄;)クモッタ。そういえば、もともと今日の天気予報は曇りのち雨でしたっけ。たまたま湘南色に日が当たったのは、ホントにラッキーだったんだなぁ・・・ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。曇ったのならば、もう光線状態を気にする必要は無くなったので、今度は上流側に移動してみます アッチ…((((o* ̄-)o。

0039.jpg
湘南色115系が通過したあと、
あっという間に曇ってしまった空模様。
もう日差しは期待できないかな・・・。
σ(・∀・`)ウーン…

0040.jpg
上流側にまわって、まずはE129系。
【◎】]ω・)パチッ!
4両と2両の編成が基本形態のE129系、
ラッシュ時には併結されて6連となります。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山

広い川幅に架かる長いガーダー橋。背景が曇り空ではあるものの、やはり編成写真的には車体に架線柱などがかからない上流側からの方がスッキリとしています (*´v`*)スッキリ。できればこちらのアングルでも、一枚くらい115系を撮りたいところ。しかしやってくるのは、またしてもE129系ばかりです (・ε・`)チェ。ちなみに、先ほど向こう岸へ下って行った湘南色115系の編成は新潟ゆきでなく、越後線から白新線、さらには羽越本線へと直通し、県北の村上までゆく列車なので、当分ここには戻ってきません ( ´_ゝ`)フーン。その湘南色115系が通過してからおよそ一時間が経ち、運行頻度の高い朝の通勤時間帯もそろそろ終わりかけるころ、やっと対岸のほうから近づいてくる青い顔の115系が見えてきました (゚∀゚)オッ!。

0041.jpg
日本海をイメージしたと言われる、
新潟色の青い115系が、
信濃川を渡って越後線を西へと向かいます。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山

もういっちょ、115系が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
轟音を響かせて鉄橋を渡りゆく115系の関屋ゆき普通列車(1926M)、今度は現行の新潟色で統一された6連(3+3)の編成です (o ̄∇ ̄o)ボーダー。湘南色のような国鉄復刻色よりはレア度が低いけれど、このカラーリングは新潟地区ならではのご当地色ですから、これはこれでしっかりと記録しておきたい編成でした (^_[◎]oパチリ。やはりE129系よりも、昔から見慣れた115系が現れると、気分的に落ち着きを覚えます (´ー`)シミジミ。結果として7時前の撮影開始から約二時間で撮れたのは、上下一本ずつ、合計二本の115系。正直、もう少し捕まえられるかと思ったのですが、今やこんなもんなのですね σ(・∀・`)ウーン…。時刻は9時をまわり、朝のラッシュ時が一段落したところで、私は信濃川鉄橋での撮影を終えることとしました (´w`*)ドツカレサン。白山の駅へと戻り、ふたたび列車に乗って移動します ...(((o*・ω・)o。

0042.jpg
白山から吉田ゆきの普通列車に乗車。
朝ラッシュが落ち着き、
車内は適度に空いていました。
ボックス席をゲット♪
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.7.22 越後線 白山

0044.jpg
車内で食べる朝食は、白山の駅前で買った
デイリーヤ〇ザキのご当地あんぱんシリーズ。
「白山」の焼き印が捺されています。
中身は栗粒入りのつぶあんでした。
()’〇’()アソパソマソ

0045.jpg
新潟市の郊外へと進むに連れ、
やがて車窓には青々とした田園風景が、
見られるようになりました。
▲17.7.22 越後線 内野西が丘-越後赤塚
(車窓から)

白山を出てしばらくは新潟市近郊の住宅街を走ってきた越後線の上り列車ですが、途中の内野(うちの)を過ぎたあたりから車窓にはのどかな田園風景が広がるようになります (´ー`)ノドカ。先ほどの信濃川鉄橋は運行本数が多い時間帯の撮影効率を踏まえて撮影ポイントに選んだものの、風景的にはあまり新潟っぽさが感じられませんでした (´ω`)タシカニ。そこで今度は、日本有数の米どころとして知られる新潟らしい、広大な田園風景のなかで列車を狙ってみたいと思います (・o・*)ホホゥ。・・・と言っても、私が知る越後線の撮影ポイントに幅があるわけではなく σ(゚・゚*)ンー…、列車を降りたのは今年の一月にも訪れている越後赤塚(えちごあかつか)。

0046.jpg
白山から列車に揺られて30分ほど、
約半年ぶりに越後赤塚で下車。
(・ω・)トーチャコ
一月の前回とは逆方向からやってきました。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚

0047.jpg
新潟市西区に位置する越後赤塚。
無人駅ですが駅前には立派なロータリーがありました。
同駅は島式ホーム一面二線の交換可能駅。
(↑これ、前回のコピペっす ^^;)
今回はお手洗いが改装工事中ですた。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚

白山0927-(越後1630M)-越後赤塚0954

半年前の前回と同様、下車後に向かったのは、駅から歩いて数分程度のところに架かる陸橋 ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。この場所は橋上から下に広がる広大な田園風景、さらにはその向こうに弥彦山や角田山も望める撮影ポイントです (「゚ー゚)ドレドレ。真冬だった前回、私はここで旧・新潟色(70系色)が復刻された115系(N3編成)を真っ白な雪原のなかで撮りたいという狙いがあったものの σ(゚ー゚*)ユキ…、実際には雪が少なくてほとんど積もっておらず、お目当ての旧・新潟色115系は枯れ田のなかをゆくようなシーンとなってしまいました (・ω・`)ゞウーン。それでもその時は、復刻色に塗り変わったばかりの同編成自体が物珍しかったこともあり、成果にはある程度納得したのです (*`д´)=b OK牧場!。あれから半年の月日が流れて季節は夏となり、再訪した陸橋からの眺めは一変していました (゚∀゚*)オオッ!!。ここでまず、私が乗ってきた上り列車と二駅先の巻(まき)で交換(行き違い)をし、まもなくやってくる下りの普通列車(139M)を迎え撃ちたいと思います。たしかこの時間の列車は・・・σ(゚・゚*)ンー…

0048.jpg
前回と同じ陸橋のポイント。
広大な田園風景を見下ろせます。
(「゚ー゚)ドレドレ
向こうに見える山は右手前が角田山で、
左奥(画面まん中)が弥彦山。

0049.jpg
見渡す限りに広がる一面の青田は
まさに緑のじゅうたん。
そのなかにまっすぐ引かれた鉄路を、
普通列車がのんびりと進みます。
▲17.7.22 越後線 越後曽根-越後赤塚

田んぼじゅうたんで115系が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
枯れ田だった風景は、青々とした稲がしっかりと生育し、見事なまでの緑のじゅうたんとなっていました (゚∀゚*)オオッ!!。曇り空なのがちょっと残念ではあるけれど、これぞ私が求めていた夏の新潟らしい風景です (σ´∀`)σイイネ~!。この広大な青田を強調するため、あえて弥彦山や角田山はフレームから外したアングルとしました(どーせ、曇ってるし)。そしてそこに現れたのは、短い三連の新潟色115系 (゚∀゚)オッ!。実はこの新潟ゆきの下り列車は、前回訪れたときに越後赤塚で旧・新潟色の臨時列車と交換したもので、そのときに115系で運用されていたのを見ていたことから、今回も同系がやってくると確信していました クルー(・∀・)キットクルー。緑のじゅうたんでお目当ての115系を撮れたことに大満足です (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0050.jpg
田んぼの傍らに見られた、
五穀豊穣を願う小さな社。
その奥をE129系が走ってゆきました。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根

日中の運行本数は一時間に一本程度の越後線。時間に余裕があることから、今度は陸橋を下りて田園に伸びる農道を少し歩いてみます ...(((o*・ω・)o。その田園の一画には五穀豊穣や地域繁栄を願う小さな神社が建てられており、せっかくなので私もちょろっと立ち寄って、鉄運の向上(?)などを祈願 (*-人-)ムニャムニャ。お参りしたあとでふと見ると、その神社の裏手のあたりは風景の抜けがよかったので (゚∀゚)オッ!、ためしに次の列車はここで待つことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。何となく縁起の良さそうなこの場所、はたしてそこに現れたのは・・・

0051.jpg
整然と立ち並ぶ若稲をかすめて、
米どころの越後平野をゆく新潟色115系。
おや?後ろのほうは色が違うぞ・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?。
▲17.7.22 越後線 越後曽根-越後赤塚

0052.jpg
振り返ると、後ろの顔は旧・新潟色。
燕脂と山吹のシックなツートンカラーが、
淡い緑が広がる田園風景に映えました。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根(後追い)

さつまいもくん、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
実はこの下り列車(143M)も、前回訪れた時に運用を目撃していたことから、115系が充当されると知っていた私(前回に私が燕三条から吉田まで乗車した、弥彦線の上り列車(226M)からの流れ)( ̄^ ̄)シッテタ。遠くの直線上に見えてきた現行の青い新潟色をファインダー越しに確認して、レリーズポイントまで慎重に引き付けていたところ (・∀・´)ドキドキ、近づいてくる列車の編成にはなんだか統一性の無い違和感があります (=゚ω゚=*)ンン!? ・・・って、よく見ると編成の後方は、旧・新潟色じゃありませんか!(*゚ロ゚)ハッ!!。思いがけず一気に高まった緊張を抑えつつ (°_°;)ドキドキ 、正面側の青い新潟色を撮ってからすぐに振り返り (ω・´)彡クルッ、後ろ側の旧・新潟色も続けてパチリ【◎】]ω・´)パチッ!。緑の田園風景を走る、さつまいもカラーの電車が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。半年前は寒々しい枯れ田での撮影だった同編成、これはその時のリベンジとも言える、嬉しいサプライズです ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ウレシス・:*:・。ひょっとして、お参りした神社のご利益に恵まれたのかな?(笑)アリガタヤ(-人-*)アリガタヤ。ただ、車両的には旧・新潟色のほうがレアだけれど、写真してはあらかじめ構えていた正面側(青い新潟色)からのほうが、構図に落ち着いた安定感があるかな・・・ σ(゚・゚*)ンー…。何にせよ、新旧の新潟色という一粒で二度オイシイ編成。朝の湘南色に続き、これが撮れたのはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

陸橋から撮った青いじゅうたんでの115系、そして思いがけぬ旧・新潟色の登場と、もうじゅうぶん満足のいく成果ですが、ここではもう一本だけ列車を待ちたいと思います モウイッチョ!(*`ω´)b。というのも、次の上り列車は羽越線の村上から白新線を経て、越後線に直通してくる吉田ゆき(1932M)。村上という始発駅でピンと来たかもしれませんが σ(゚・゚*)ムラカミショージ…、そう、この列車は朝に見た湘南色115系が戻ってくる運用なのです (゚∀゚*)オオッ!!。それを知っていれば、逃すわけにはいきません (*`・ω・´)-3フンス!。でも、旧・新潟色と似たようなアングルで撮るのは面白くないので、ちょっと立ち位置を移動して画に少し変化を付けてみることにしました コッチ…((((o* ̄-)o。

0053.jpg
湘南色、ふたたび現る。
ちなみに写真の右手に見える木立が、
先ほどお参りした小さな神社です。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根

0054.jpg
緑に染まった夏の田んぼ道を快走する、
カボチャ色の鈍行列車。
のどかな風景に、昔ながらの電車が、
しっくりと収まります。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根

カボチャくんが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
駿馬のごとく、緑の野を気持ち良さそうに駆け抜ける湘南色の115系。その変わらぬスタイルは、まさに国鉄時代そのものじゃないですか (≧∇≦)シブイッ!。ちなみに湘南色の115系は、群馬の高崎地区(上越線や両毛線)にも走っていますが、高崎の115系には先頭車両の側面に大きなJRのマークが貼られているんです (゚ー゚*)ジェーアール。いっぽう、この新潟の115系は国鉄時代の湘南色を復刻したもので、JRマークが付けられておらず、そのあたりも意識して真横から撮ってみました【◎】]ω・´)パチッ!(最近復刻されたしなの鉄道の湘南色115系もJRマークは付いていないですね。たしか岡山の湘南色には付いてたっけ?)。さらにはシングルアームのパンタグラフを、さも菱形であるかのように見せる絶妙なフレーミング(ノートリです)にも自画自賛 ъ(゚Д゚)グッジョブ、オレ! ・・・って、これは狙ったわけではなく、まったくの偶然です(笑)(´∀`*)ナーンダ。

0055.jpg
0056.jpg
さらに、二色の連結面、
そして後方の新潟色もパチリ。
この新潟色、だいぶ疲れが見えますね・・・。
ヾ(・∀・`)オツカレチャン
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根(後追い)

続けて湘南色と新潟色の連結面も狙うも、こちらはカメラの振りが列車とシンクロせずに失敗 (ノO`)アチャー。二色の連結面が真横からウマく撮れていれば、けっこう面白い画になったんだけれどなぁ・・・ (・ε・`)チェ(上写真はだいぶ後ろ気味の角度で、なおかつブレています。下写真の新潟色のほうは、ちゃんとシンクロしました)。流し撮り、まだまだ修行が足りないようです (^^;)ゞポリポリ。それでも、お目当てだった湘南色のサイドビューがしっかりと撮れたことで、ヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。これで越後線での115系撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。越後赤塚から撮影ポイントを求めて農道をてろてろ歩いていたら テロテロ...(((o*・ω・)o、隣駅の越後曽根(えちごそね)とのほぼ中間地点あたりまで来ていたので、帰りは越後曽根のほうから列車に乗ることとしました(お手洗いに行きたいけれど、たしか越後赤塚は工事中で使えなかったし・・・ε=ε= (;^^)ト、トイレ… ||wc||)。

0057.jpg
有人駅の越後曽根。
駅舎は越後赤塚よりも立派で、
駅前にはタクシーも常駐しています。
ちゃんとトイレも使えました(笑)
(*´∇`)-3 ホッ
ちなみに越後赤塚と越後曽根の駅間は2.5キロで、
歩いてもさほど苦にはならない程度の距離。
▲17.7.22 越後線 越後曽根

0058.jpg
越後曽根に入ってきた吉田ゆきはE129系。
以前にもネタにしましたが、
ソネットブロガーとしては思わず、
駅名標に記されたローマ字の”Sone”のあとに、
”t”を書き入れたくなっちゃいます(笑)
sone…t_〆(゚▽゚*)
▲17.7.22 越後線 越後曽根

0059.jpg
0059_1.jpg
吉田で越後線から弥彦線に乗り換えます
(実際は同じ電車がそのまま運用)。
┌(;゚д゚)┘ノリカ…エ?
吉田のホームには先行していた湘南色115系が、
折り返し列車に備えて待機中。
(゚∀゚)オッ!
▲17.7.22 越後線 吉田

0060.jpg
吉田から弥彦線の東三条ゆき下り列車に乗り
(弥彦線は弥彦に向かうほうが上り)、
上越新幹線との接続駅、燕三条で下車。
(・ω・)トーチャコ
出張鉄もそろそろ終わりです。
▲17.7.22 弥彦線 燕三条

越後曽根1259-(越後138M)-吉田1324~1332-(弥彦237M)-燕三条1344

越後線の上り列車と弥彦線の下り列車を吉田で乗り継ぎ(実際は越後曽根から乗った越後線の吉田ゆき(138M)が、終点でそのまま弥彦線の東三条ゆき(237M)に化けますた ((((-h-))))ドロン♪)、一昨日に出張で降り立った上越新幹線との接続駅、燕三条まで戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。出張のついでに巡った新潟の鉄旅も、あとはここから新幹線に乗って東京へと帰るだけです カエロ…((((o* ̄-)o。でも実はここでもうひとつだけ、ちょっとしたネタを旅に組み込んでみました エ!?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。弥彦線からの乗り継ぎもほどよく、いいタイミングで燕三条の新幹線ホームに入ってきたのは、強烈なインパクトを放つこの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。

0061.jpg
東京方面の上りホームで待っていると、
真っ黒な顔をしたE3系新幹線がやってきました。
( ̄  ̄*)マックロ
これはいったい・・・?
▲17.7.22 上越新幹線 燕三条

0062.jpg
車体の側面は窓が極端に少なく、
花火の写真がデザインされています。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
▲17.7.22 上越新幹線 浦佐

ゲンビシンカンセン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
顔が黒く、車体側面には色鮮やかな花火のアート作品がラッピングされた、なんとも奇抜なデザインのE3系新幹線  ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?。これは上越新幹線の新潟と越後湯沢(えちごゆざわ)の間で土休日を中心に運転されている、「現美新幹線(げんびしんかんせん、GENBI SHINKANSEN)」という、一風変わった企画列車です (・o・*)ホホゥ。「現美」とは現代美術の略称で、車内には現代美術で注目のアーティストがこの列車のために制作したアート作品が号車ごとに展示されており、そのコンセプトは「世界最速の芸術鑑賞」(゚∀゚*)オオッ!!。ちなみに外装のデザインは女性写真家の蜷川実花氏が担当しています(長岡花火をモチーフにした写真作品)。昨年の運行開始で大きな話題になったこの「現美新幹線」、私は現代アートにそれほど知識や理解があるわけでは無いけれど、絵画や写真などを見ることは好きなので、機会があればちょっと覗いてみたいと思っていました σ(゚・゚*)ンー…。まあ、ぶっちゃけ、私はアート作品よりも、美術館をイメージしたという車内構造のほうに興味があるんですけれどね(笑)(´ω`)ナルヘソ。

0063.jpg
0064.jpg
「現美新幹線」の車内はこのように、
片側にアート作品の展示スペース、
通路を挟んで反対側にはソファーが備えられています。
ソファーは自由席扱い。
(指定席の11号車と後述する13号車を除き、
12・14~16号車はおおむね共通構造)。
それにしても、空いてるなぁ・・・。
( ̄  ̄ )ガラガラ

0066.jpg
0065.jpg
中間の13号車はカフェ&キッズスペース。
カフェスペースでは地元の素材にこだわったスイーツと
燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーなどが
楽しめるそうです。
キッズスペースはカーペットが敷かれ、
プラレールの新幹線で遊べるようになっていました。
お子さまの姿は無かったけれど・・・。

走る新幹線の中で走行音を耳にしながら鑑賞するアート、なんとも不思議な感覚です σ(゚・゚*)ンー…。面白いっちゃあ面白いけれど、作品自体にはあまり落ち着いて集中することができず、正直、美術館っぽいアトラクションって印象を受けました。それでもこの空間を楽しむのならば、一見の価値はあるのかもしれませんね(あくまでもアートに疎い私の個人的な意見です ^^;)。けっきょく、私は各号車をざっと一巡したのち、乗車時間の大半はアート作品ではなく、ふつうに車窓風景を眺めていました(ビール飲みながら (~▽~*)ウィッ)。

0067.jpg
ソファーは一般的な自由席扱いなので、
飲食はとくに禁止されていません。
アート作品を観賞しながらの一杯。
いつもとはちょっと違う、優雅な飲み鉄!?
カンパイ♪(* ̄∇ ̄)/Cロ☆

0068.jpg
でも、新幹線のなかで見るのならば、
流れゆく車窓風景がいちばんの芸術だと私は思います。
ああ、美しきかな、ニッポンの田園風景。
(´ー`)シミジミ
▲17.7.22 上越新幹線 浦佐-越後湯沢(車窓から)

0069.jpg
燕三条から越後湯沢まで40分。
世界最速の芸術観賞を楽しみました。
ちなみに「現美新幹線」は
臨時の「とき」として運行されており、
新幹線自由席特急券で乗車することができます
(11号車のみ指定席)。
▲17.7.22 上越新幹線 越後湯沢

燕三条から乗った現美新幹線(とき454号)は東京まで行かずに途中の越後湯沢止まりなので、そこから後続の東京ゆき「Maxとき326号」に乗り継ぎ。ちなみに越後湯沢などの途中駅で改札を出なければ、燕三条から東京まで一枚の自由席特急券を通しで使うことができます ノリカエ…((((o* ̄-)o。E4系「Maxとき」の座席に腰を下ろし、あらためて車中にて一杯 カンパイ♪(〃゚∇゚)ノ凵☆。やっぱりふつうの新幹線のほうが落ち着きます(笑) (´ー`)マターリ。

0070.jpg
越後湯沢でE4系の「Maxとき326号」へ乗り継ぎ。
同列車が今旅のラストランナーです。
▲17.7.22 上越新幹線 越後湯沢


出張のついでで、仕事を終えた後に巡った、新潟の鉄旅。金曜日の信越線に続いて、土曜日の越後線でも、心配されたお天気は大きく崩れることなく、お目当てだった115系の撮影を信濃川鉄橋や越後平野の田園風景のなかで、存分に満喫することができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。とくに、車両運用がよく分からなかったにもかかわらず、湘南色や旧・新潟色にたまたま出会うことができたのは、嬉しかったなぁ・・・(o ̄∇ ̄o)ラキー♪。もちろん、本来の職務もいいお仕事ができ、公私ともに実りある新潟出張となりました。繰り返すようですが・・・ホントに仕事で行ったのよ(笑)(¬_¬;)ホントニィ?。

0071.jpg
車内で出張鉄の打ち上げ~♪
カンパ~イ♪(* ̄∇ ̄)/Cロ☆
越後湯沢で買った駅弁は
「いくらたらこめし(¥1,050)」
魚沼産コシヒカリを使ったゴハンの上に、
イクラとタラコを敷き詰めた、
見た目にも華やかで豪華なお弁当です。
ちなみに、湯沢を出てすぐに食べ始めちゃうと、
車窓はずっとなが~い大清水トンネルの中なので、
トンネルを出てからいただきました(笑)


燕三条1415-(上越新幹線 とき454号)-越後湯沢1456~1508-(Maxとき326号)-
東京1628



ONE-shot 258 向日葵

$
0
0

PICK UP ONE-shot 258 向日葵

0801.jpg
暑中お見舞い申し上げます。
・。゚(A′∀`;)qアチィィ・・・

 
 
夏真っ盛り!・・・のハズが、
連日のように曇り空ばかりで、
なんともスッキリとしない関東地方。
σ(・ε・`)ウーン…
夏空が恋しいヒマワリの花も
あちこちに首を振って
太陽の姿を探しているようです。
<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ

 

そんなヒマワリくんたちを横目に、
箱根帰りのロマンスカーが、
連接車*特有のジョイント音を響かせて、
軽やかに走り抜けてゆきました

 

(*連接車=車両の連結間に台車(車輪)を配した構造で、
車輪の数が一般的な構造(ボギー台車)の車両よりも少ない)
 
 
猛暑はキツいけれど、
やっぱりもう少し夏らしい空を
期待したいものですね。
 

いま、日本列島に接近している台風が抜けたら、
関東でも青空が望めるのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
 
 
17.7.16 小田急小田原線 富水-栢山
 

東海道本線・・・相鉄20000系甲種輸送 撮影記

$
0
0
0000.jpg
2017.08.01 東海道本線
ゆるキャラが乗務IN!?
相鉄20000系 甲種輸送 撮影
 

毎年の事ですが、仕事の都合でお盆の時期には休む事ができない私。今年も皆さんよりちょっぴり早く、先週に数日の夏休みを取りました(・・・というより、半ば強制的に取らされた)(´▽`*)ナツヤスミ♪。せっかくのまとまった休みなら、やはりどこか遠出の鉄道旅がしたいところ。ふだんから、あそこに行きたい、ここに行きたい、アレも撮りたい、コレも撮りたい・・・と、言い放っている私 アレヤヾ(゚д゚ヾ三ノ ゚ω゚)ノコレヤ。しかしどうしたことか、今年の夏に限ってはその行き先がまったく決まらない σ(゚・゚*)ンー…。いや、全国各地に撮りたいモノ(列車)はいくらでもあるのですが、予算的にキビシかったり(この時期は飛行機代が高い)、天候状況がビミョーだったり(この時点で東北はまだ梅雨明け前でした)と、なんだか決めあぐねているうちに夏休みへ突入してしまいました ( ̄△ ̄;)ア…。こうなると何もムリに遠出をしたところで、おそらくいい結果は生まれないだろうし、旅費ももったいない σ(・ω・`)ウーン…。そこで今夏の私はとくに予定を立てず、いつもの「青春18きっぷ*」をとりあえず購入し、気分が乗ったら適当にお出かけすることとしました (´σД`)テキトー。
今回はそんな適当な(?)お出かけの第一弾です。夏休みに入って二日目の朝、地元の最寄駅で「18きっぷ」の一回目に使用印を捺してもらって、列車に乗り込んだ私 オデカケ…(((o*・ω・)o[18]。はたしてその目的とは何なのか、そして向かう先はいったいどこなのか?
(*拙ブログでお馴染みの「青春18きっぷ」は、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる期間限定のフリーきっぷで、一枚で5回有効。一枚の値段が11,850円、一回(一日)分は2,370円という、乗り鉄に嬉しいオトクなきっぷです (´艸`*)オットク~♪)

 

8月1日(火)

地元の駅から乗った中央線の東京ゆき快速電車は、いつもの朝と変わらぬ通勤風景。でも、夏休み中の私は仕事場の最寄駅をスルーし スル━━━( ̄、 ̄*)=3=3=3━━━ッ、終点まで乗り通します。東京で東海道線の熱海ゆき普通列車に乗り換えると、運良くぽっかりと空いていたボックスシートの窓側に座ることができました ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。些細なことですが、これだけで高まる旅気分 (*゚v゚*)ワクワク♪。今夏は行くアテが無いと言いながらも、やっぱり列車に揺られて車窓風景を眺めるのは楽しいものです (´▽`*)ワ~イ♪。

0001.jpg
東京で発車を待つE231系。
まずはこの電車に乗って、
東海道本線を西へ向かいます。
▲17.8.1 東海道本線 東京

そんな私のおでかけ目的ですが、実は前日に見かけたネット(SNS)の鉄道情報がキッカケ \_ヘヘ(∀゚*)オッ! 。それによると昨日から今日(7/31~8/1)にかけて、山口県の車両メーカーで製造された「某私鉄の新形式車両」が、山陽本線と東海道本線を電気機関車に牽かれて東上し、納入先のある関東へと向かっているらしい (・o・*)ホホゥ。機関車に牽かれた車両の輸送、いわゆる「甲種輸送」言うヤツです (゚ー゚*)コーシュ。拙ブログでも過去に秋田新幹線用のE6系東京メトロ千代田線用の16000系などの甲種輸送をご紹介しましたが、通常の営業運転ではまず入線しないような路線(今回の場合は東海道線)で、機関車に牽かれた各社の各形式が見られる、それが甲種輸送列車ならではの面白さと言えます (*゚∀゚)=3ハァハァ!。しかもそれが新形式の初輸送(第一編成)ともなれば、まだ見ぬその姿をいち早く拝むことができるワケですから、その注目度は俄然高まるというもの (☆∀☆)キラーン☆。私が狙う今回の甲種輸送も新形式の初出荷なのです (´▽`*)ハツモノ♪。ちなみに今日は平日の火曜日で、ふだんならば仕事で撮れないところを、たまたま私は夏休みと重なった。これはなんとも嬉しい巡り合わせじゃありませんか (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

0002.jpg
東京を出て一時間ちょっと、
列車は東海道本線のお立ち台的スポット、
早川~根府川の石橋鉄橋を通過中。
(´▽`*)ウミ~♪
お天気は雲が多めの薄晴れ。
最近の関東の天気は毎日こんな感じです。
σ(・∀・`)ウーン…
▲17.8.1 東海道本線 早川-根府川
(車窓から)

となると、やはり記録するなら東海道線らしい撮影ポイントと言うことで、みかん山から海を望む石橋鉄橋(早川~根府川の玉川橋梁)あたりで撮るのが良いでしょうか (゚ー゚*)ミカンヤマ。でも、私はその下車駅の早川では降りず、さらに先へと進みます スル━━━( ̄、 ̄*)=3=3=3━━━ッ。輸送列車の通過時間にはまだまだ余裕があるし、私が手にしているのは普通列車が乗り放題の「18きっぷ」。そこで今回は定番の石橋鉄橋ではなく、できれば他の場所で甲種輸送を記録したいと思ったのです。考えてみたら石橋鉄橋には、先月の海の日の撮影でも訪れたばっかりですしね σ(゚・゚*)ンー…。私は神奈川県を通り過ぎて、熱海から静岡県へと入りました。

0003.jpg
熱海でJRは東日本から東海に変わります。
乗り継いだ沼津ゆきは313系。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
▲17.8.1 東海道本線 熱海

熱海で沼津ゆきに乗り継ぎ ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。この列車は混んでいて座れませんでしたが、熱海から沼津まではわずか4駅、20分弱です。むしろここでは立っていたほうが、さらに沼津で乗り継ぐ次の列車での座席確保が有利になる・・・ψ(`∇´)ψウケケ。時間帯によっては細かい乗り継ぎを強いられる東海道線での長距離移動、「18きっぱー(18きっぷ愛用者)」としては乗り換えでの駆け引きが座席確保の重要なカギとなります (・o・*)ホホゥ。短い距離の移動ならば立っていても構わないけれど、次の列車は沼津から浜松まで二時間もかけて走る長距離ランナーですから、できれば席に座りたいところ σ(・∀・`)ウーン…。はたして座席は確保できるのか・・・と言う私の心配は杞憂で、実際に乗り継いだ浜松ゆきは沼津の発車時点で空席も見られる程度の乗客でした ε-(´∀`;)ナーンダ。この列車に揺られて「しぞ~か大陸(静岡県内)」をひたすら西に進みます(東西に長い静岡県内の普通列車移動は、「18きっぱー」にとってまさに大陸横断(笑))。

0004.jpg
写真の右が沼津から浜松まで乗ってきた、
ロングシートの211系。
そして浜松では、
左の豊橋ゆきへ乗り次ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両は転換クロスシートの311系。
▲17.8.1 東海道本線 浜松

沼津から二時間かけて浜松、そしてさらに豊橋ゆきへと乗り継ぎます。だいぶ遠くまでやってきました (´ー`)トオトウミ。浜松を出た列車はしばらくすると、車窓に浜名湖が望めるようになり、河口付近に位置する弁天島(べんてんじま)駅の前後では三つの鉄橋を渡ります (゚ー゚*)テッキョー。そのうちのいちばん西側に架かる西浜名橋梁はもっとも長く、鉄ちゃんの間では昔から東海道本線の有名な撮影ポイントとして知られる鉄橋 (・o・*)ホホゥ。そしてその西浜名橋梁が私の目指す目的地です。ここへはだいぶ前に一度だけ撮影に訪れたことがあるのですが、いちばんに西に架かる橋ということから、イメージ的に弁天島よりも隣駅の新居町(あらいまち)の方が近いような気がして σ(゚・゚*)ンー…、私はそちらで列車を降りました。東京からここまで約5時間。

0005.jpg
弁天島と新居町の間にある、
西浜名橋梁を通過する列車。
川のように見えますが、
渡っているのは浜名湖の河口付近です。
(´▽`*)ハマナコ♪
▲17.8.1 東海道本線 弁天島-新居町
(車窓から)

0006.jpg
0007.jpg
浜名湖畔に位置する湖西市の新居町で下車。
(・ω・)トーチャコ
当駅は浜名湖の競艇場が近く、
レースの開催日には駅が賑わうようです。
▲17.8.1 東海道本線 新居町

東京0630-(東海道1521E)-熱海0820~0823-(1425M)-沼津0841~0844-(745M)-浜松1053~1103-(931M)-新居町1118

関東はスッキリとしない曇り空でしたが、東海道を西へ進むに連れて天気は好転し、新居町では流れ雲が多めながらも青空が広がっていました (´▽`*)イイテンキ♪。撮影条件として晴天は嬉しいけれど、こうなると日差しが容赦なく照りつけてモーレツに暑い ・。゚(A′□`;)qアチィィ・・・。私は駅前のコンビニでしっかりと水分を確保し、線路に沿った国道を弁天島方向へと歩きます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。ちなみに目指す西浜名橋梁は新居町と弁天島のほぼ中間点に位置するのですが、鉄橋自体の長さが約500メートルもあり、東岸と西岸のどちらを訪れるかで若干ながら最寄駅が異なる感じ σ(゚・゚*)ンー…。今回の私は東岸の方から上り列車を撮りたいので、新居町よりも弁天島の方が近かったのか。

0008.jpg
駅から歩いてやってきた撮影地
・・・ですが、
ありゃ?フェンスができとる!?
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
右端に写る自転車の方と比べると、
その高さがよくわかるかと思います。
これじゃ、撮れないじゃん・・・。
(´д`;)アウ…

炎天下のもとを歩くこと20分ほどでたどり着いたのは、東海道線の鉄橋と並行して湖上に架かる道路橋(歩行者・自転車専用)。この橋の上から列車を撮る・・・つもりだったのですが (=゚ω゚=;)ンン!?、なんと、そこにはいつの間にか高~いフェンスが出来ているではありませんか Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。どうやらこれは橋の上から釣りをする人を防止するための対策で設置されたようです。たしかに歩道上で釣り竿を振り回すのは危ないかも・・・ (・ω・`)ウーン…。しかしこの高いフェンスがあっては、橋上から列車を撮ることができません (´д`;)アウ。ちょっと予想外の事態に気持ちが焦るも、とりあえず橋を対岸(東岸)まで渡りきってみると、橋のたもとにはカメラを構えた多くの同業者が集結しているのが見えます (゚o゚*)オッ!。なるほど、橋の上はムリでも、ここならばどうにか撮れそう。先客の方々にご挨拶して、私もスキマに入れていただきました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。同業者のおにーさんに聞いたところ、橋上のフェンスは二年くらい前に設置されたらしい。東海道線で何度か鉄橋を通過しているのに、まったく気が付かなかったなぁ・・・。

0009.jpg
フェンスのある橋上ではなく、
橋のたもとから狙ってみることにしました。
学校が夏休み中ということもあり、
先客の同業者は学生さんが多いです。

0010.jpg
轟音を響かせて鉄橋を渡りゆく、
トヨタ自動車専用貨物列車の
「トヨタロングパスエクスプレス」。
後追いなのは残念ですが、
統一されたコンテナの長い編成は見ごたえあります。
▲17.8.1 東海道本線 新居町-弁天島(後追い)

0011.jpg
ちなみに東海道線の鉄橋の奥(北側)には、
東海道新幹線も並行して走っています。
N700系が高速で通過。
▲17.8.1 東海道新幹線 豊橋-浜松(後追い)

橋上から撮れていた以前に比べると、少しアングルの目線が低くなり、全体的なキャパもだいぶ狭くなってしまったけれど、どうにか撮影できる立ち位置を確保できてホッとひと安心。はるばる浜名湖まで来たのに撮れないという、悲惨な結果は免れることができました ε-(´∀`;)ホッ。落ち着いてカメラを構えると、水量豊富な浜名湖に架かる長さ484メートルの西浜名橋梁はやはり見事なガーダー橋で、ここが東海道線の名撮影地のひとつに数えられるのも頷けます (・∀・)イイネ!。汗が噴き出し続けるキビシい暑さながらも、時おり吹く湖畔の風に少しばかりの心地よさを感じながら待つことしばし (´o`;A アヂ…、やがて鉄橋を渡る際に鳴らされる電気機関車の甲高い警笛が聞こえ、対岸にお目当ての甲種輸送列車が見えてきました (゚∀゚)キタッ!。さあ、いったいどんな新型車両が運ばれてくるのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。

0012.jpg
炎暑厳しい夏の午、
濃紺の新型車両が浜名湖を渡って東上します。
エスコートするのは、名機・EF66。
▲17.8.1 東海道本線 新居町-弁天島

0013.jpg
鉄橋を渡り終えたあと、すぐに振り返って、
後ろ側も一枚【◎】]ω・´)パチッ!。
今回運ばれてきた新型車両のお顔を
見ることができました。
おや?輸送車両なのに車掌さんが乗務!?
(=゚ω゚=*)ンン!?
この詳細はのちほど・・・。
▲17.8.1 東海道本線 弁天島-新居町(後追い)

ソーテツコーシュが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
電気機関車に牽かれて鉄橋上に躍り出た、謎の(?)新型車両(新形式)。それはステンレス無塗装の新車が多い近年においてはちょっと珍しいと感じる、車体全体に深い濃紺・・・いや、ネイビーブルーを纏った、シックな印象の通勤形車両(一般形電車)でした w(*゚o゚*)wオオー!!。これはどこの鉄道会社の何形(何系)なのかというと、神奈川県の横浜と海老名の間(本線)、二俣川と湘南台の間(いずみ野線)を走る大手私鉄、相模(さがみ)鉄道こと相鉄(そうてつ)の新形式車両、20000系です (゚ー゚*)ソーテツ。本形式は近い将来に予定されている相鉄の都心乗り入れ(神奈川東部方面線を経由し、JR湘南新宿ライン・東急東横線への直通運転)に向けて導入されるもので、まさに相鉄の未来を担うニューフェイスと言えるでしょう (・o・*)ホホゥ。そんな新形式の栄えある第一編成(20101F)の牽引を任されたのは、これまたファンにとって嬉しい、今や貴重な存在の国鉄型電機・EF66形0番台(貨物更新色の30号機)(´▽`)ロクロク♪。ロクロク(EF66)が青くて長い編成を引き連れて東海道を駆け上がるなんて、その姿はまるで往年のブルートレイン! (゚∀゚*)オオッ!!・・・には、さすがに見えないか (^^;)ゞポリポリ。それでも、国鉄時代にはその高出力からマンモスロコと言われ、デザイン的にも優れている、名機として名高いロクロクの登板は、20000系の初輸送に花を添えてくれました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。晴天のもと西浜名橋梁で撮れたロクロクの相鉄20000系甲種に大満足。ああ、浜松まで遠征した甲斐があったなぁ・・・ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これにて撮影は終了です。それにしても、いまの相鉄20000系の後ろ姿を見送る際、ちょっと気になるモノ(?)が見えましたね・・・σ(゚・゚*)ンー…。

0014.jpg
帰りは新居町ではなく、
弁天島の方へ向かいました。
やはりこちらの方が若干、近かったです。
弁天島の駅名は浜名湖の河口付近にある、
同名の島(弁天島)が由来で、
島近くの湖面に立つ大きな鳥居が
弁天島のシンボルとなっています。
(タイトル写真参照)
▲17.8.1 東海道本線 弁天島

0015.jpg
弁天島から乗るのは、浜松方面の上り列車。
転換クロス仕様の313系でした。
▲17.8.1 東海道本線 弁天島

弁天島1225-(東海道944M)-浜松1238

西浜名橋梁での撮影を終え、弁天島から上り列車に乗って浜松へ戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。時刻はちょうどお昼時だし、せっかく浜松まで来たのならば、ここで名物のウナギでも食べて行こう (゚∀、゚*)ウナギ!・・・かと思ったのですが、どうも私には相鉄20000系の後部でチラッと目に入った「アレ」の存在が気になります (゚ー゚*)アレ? 。実は先ほどの甲種輸送列車は、浜松の手前(西側)にある西浜松という貨物専用駅にて約一時間の停車時間が設けられているため、その間に後続の普通列車で追い越すと、浜松より先でふたたび撮影することが可能なのです (・o・*)ホホゥ。「アレ」を確認するにはもう一度、とくに後部をしっかりと見てみたいところ ( ̄ヘ ̄)ウム。でもそうすると、とてもウナギを食べているような余裕はありません ( ̄△ ̄;)エッ。裂いて、焼いて、浸けて、また焼いて・・・ウナギって時間がかかるんですよね~ (´ω`)タシカニ。実に残念ではありますが、ウナギはまたの機会にあらためることとし (・∀・`)シャーナイネ、今回はもうひとつの名物である浜松餃子を駅の近くでサクッと食べて、私はふたたび相鉄の甲種輸送を見に行くこととしました m9(`・ω・´)ケテイ!。え?ハナからウナギを食べるつもりなど無かったんじゃないかって? (¬д¬;)アヤシイ…。 い、いや、そ、そんなこと無いですよ。い、いい店を知っていたのになぁ・・・ヾ(´∀`;)ザンネン。

0016.jpg
浜松で食べたお昼ゴハンは、
名物のウナギ・・・ではなく、浜松餃子。
茹でモヤシが添えられているのが
浜松餃子の特徴のひとつだそうです。
(゚д゚)ウマー!

0017.jpg
0018.jpg
もう一度、相鉄の甲種輸送列車を撮るため、
次に列車を降りたのは豊田町。
1991年に開業した、
東海道線では比較的新しい駅です。
ちなみに開業時の所在地は
駅名の由来になっている豊田町でしたが
市町村合併後の現在は磐田市となっています。
σ(゚ー゚*)ズビロ…
▲17.8.1 東海道本線 豊田町

浜松1310-(東海道790M)-豊田町1318

浜松から上りに二駅目の豊田町(とよだちょう)は、上下線のホームがセパレートした相対式構造となっていて、下りホームの先端付近から上り列車をスッキリと撮ることができる、お手軽な駅撮りポイント (・o・*)ホホゥ。実は以前にも私はこの駅で東京メトロ10000系(有楽町・副都心線用)の甲種輸送列車を撮影したことがあり (^_[◎]oパチリ、その時のことを思い出して再訪してみたのです。ところが、東京メトロ甲種のときは同業者がゼロだったのに、やはり初輸送となる相鉄20000系は注目度が高いようで、今回はすでに多くの先客が待機しています r(゚ペ)アリャ(前回のメトロ10000系は10133F、つまり33本目の編成でした)。ホームの先端は決して広くないので、今から立ち位置を確保するのはちょっと難しそう σ(゚・゚*)ンー…。そこで私は駅を出て、線路沿いの道から撮影することにしました  コッチ…((((o* ̄-)o。

0019.jpg
駅から線路沿いの道を進むこと数分程度。
このような場所にやってきました。
▲17.8.1 東海道本線 磐田-豊田町

道路と線路との間に立てられた背丈ほどの柵の上から、なかば強引にかぶりついて撮るような、B級・・・いや、C級の撮影ポイント σ(・∀・`)ウーン…。でも、私はすでに先ほどの西浜名橋梁で相鉄甲種の編成写真としては個人的に満足のいく記録ができているので、このあたりで妥協してもいい気がしました (´σД`)マ、イッカ。とにかくここでは輸送列車をキレイに撮ることよりも、後方の「アレ」を確認することが重要。むしろ今回は後方がメインと言っても過言ではありません (*`・ω・´)-3フンス!。はたしてあのナゾの物体(?)の正体は・・・。西浜松で追い越した輸送列車は、程なくして上り線上に姿を現しました (゚∀゚)オッ!。

0020.jpg
相鉄甲種、ふたたび!
接近戦で狙ったロクロクは、
その精悍なマスクが際だって、
いっそう迫力を感じます。
やっぱりこのカマ(機関車)は
カッコいいですね。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲17.8.1 東海道本線 豊田町-磐田

0021.jpg
そしてすぐに振り返って後方を。
相鉄の新形式、20000系。
今度はしっかりとその姿を捉えることができました。
【◎】]ω・´)パチッ!
そして運転席に座っていたのは・・・(*゚0゚)ハッ!!
▲17.8.1 東海道本線 磐田-豊田町(後追い)

0022.jpg
このコ!! (=゚ω゚)ノ ヤア。

そうにゃん、イタ━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━ッ!!
なんと、よく見たら輸送される20000系の後方運転台に座っていたのは、相鉄のゆるキャラ「そうにゃん」ではありませんか! w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。新車の甲種輸送にゆるキャラが添乗しているなんて私は初めて見ましたが、これは20000系の誕生をお祝いする、初輸送ならではのサプライズと言ったところでしょうか(今後の輸送でも乗るのかな?)(´▽`*)ソーニャソ♪。これはぜひとも、ソネブロ仲間でゆるキャラ好きの「ゆるキャラさん」と、相鉄の沿線にお住まい(単身赴任)で「そうにゃん」好きの「hanamura師匠」に、ご報告せねばなるまいと思い、私は再度、豊田町での甲種輸送撮影に臨んだのでした (^_[◎]oパチリ。つぶらなお目々でしっかりと後方を監視する「そうにゃん車掌」(?)、下松(山口県)からかしわ台(神奈川県)までの長距離乗務、お疲れさまです!(`・ω・´)ゞ ピシッ。そしてあらためて見る相鉄20000系 (「゚ー゚)ドレドレ、前面下部の通風グリル(フロントグリル)のようなデザインがポイントでしょうか?(まさかホントの通風口じゃないよね)。スタイリッシュでカッコいい車両だけれど、なんだか悪役っちいワル顔(ダー〇ベイダーみたい?)だなぁ・・・ψ(`∇´)ψウケケ。いずれはこの電車が相鉄線内はもとより、都心の渋谷や新宿でも見られるようになるのですね ( ̄。 ̄)ヘー。私も乗車できる日を楽しみにしています(相鉄線内での運行開始は今年の12月頃を予定)(*´v`*)ワクワク♪。相鉄20000系・・・というより、「そうにゃん」を追いかけたような二度目の撮影も、これにて終了です (´w`*)ドツカレサン。

0023.jpg
ちなみにこれが今回乗務していた、
相鉄のゆるキャラ「そうにゃん」。
私は出会ったことが無いので、
この写真はhanamura師匠からお借りしました。
師匠、ありがとうございます!m(__)m
(撮影者の許可を得て転載しています)

さて、豊田町から東京へ帰るには、静岡方面の上り列車に乗らなきゃですが、私は下りの浜松ゆきに乗車 コッチ…((((o* ̄-)o 。二駅進んで浜松へと戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。ということは・・・( ゚o゚)ハッ! 今度こそウナギ!? 知っているという美味しいお店に行くのか!? (゚∀、゚*)ウナギ!?。あ、いや待て、あのお店はたしか今日が定休日だったような ヾ(・∀・`;)ノアワワ・・・って、くだらない大根芝居はこのくらいにして、素直に東京へは帰る気が無さそうな私。ここからドコに向かうのか・・・σ(゚・゚*)ンー…。

0024.jpg
ふたたび・・・いや、三たび!?
浜松で列車を降りた私。
はたして次なる目的は・・・?
え?ウナギじゃないの? (・ε・`)ウナギ…
▲17.8.1 東海道本線 浜松

 


・・・続きます。




ONE-shot 259 イメージリーダー

$
0
0

PICK UP ONE-shot 259 イメージリーダー

0805.jpg
この夏、定期の全般検査を終えて、
ピカピカにリフレッシュされた、
江ノ電(江ノ島電鉄)の300形・305編成。
+゚*。:゚+(*´∀`*)ペカペカ!+゚:。*+

 
 
鎌倉や湘南観光の足としてお馴染みの江ノ電。
趣向を凝らしたレトロ風電車(10形)や、
丸みのあるデザインの新型車両(500形)など、
さまざまな形式が混在する同鉄道の車両において、
1960年(昭和35年)製の305編成は、
一本だけ現役で残された最古参の旧型。

 

しかし、古い同車が醸し出す
味のある佇まいが、
「いかにも江ノ電らしい電車」として、
鉄ちゃんや地元の方のみならず多くの人に愛され、
また、メディアなどへの登場機会も多い、
まさに江ノ電のイメージリーダー的な存在です。
最近ではよくアニメにも描かれているのだとか

 

 
入道雲が沸く夏空のもと、
今年で57歳を迎えたベテラン選手は、
若者(新型)に負けない軽やかな足取りで、
走り慣れた湘南の鉄路を駆け抜けてゆきました。
└(`・∀・´)┘ゲンキ!

 
 

17.8.6 江ノ島電鉄 七里ケ浜-鎌倉高校前
 
 
 
0890.jpg
0891.jpg
久しぶりに乗ることもできた300形。
この板張りの床がシブくていいですね。
(≧∇≦)シブイッ!

 
 

 

 
 
0806.jpg
ところで、
関東地方の店頭からは姿を消すこととなった、
ロングセラーのスナック菓子、明治「カール」。
その発表に衝撃を受けた方も少なくないと思います。
Σ(゚ω゚;ノ)ノ エッ!マヂ!?
そんな「カール」の広告をラッピングした江ノ電、
こちらも「カール電車」として親しまれてきましたが、
今後はどうなるのでしょうね・・・。
「カールおじさん」の笑顔も見納めになっちゃうのかな?
σ(・ω・`)オヂサソ…

 

和歌山線・・・105系 撮影記

$
0
0

0000.jpg
2017.08.02 和歌山線
大和街道をゆく「青い国電」
 105系 撮影
 

前回からの続きです。
8月のアタマ(第一週)に数日間の夏休みを取得した私は (´▽`*)ナツヤスミ♪、JR全線の普通列車(快速も含む)が格安で一日じゅう乗り放題になる、おなじみの「青春18きっぷ」を握りしめて、東京から東海道本線を西へと下ります オデカケ…(((o*・ω・)o[18]。普通列車を乗り継いでやってきたのは、東海道線の有名な撮影ポイントとして知られる、浜名湖に架けられた鉄橋(西浜名橋梁)(゚ー゚*)ハマナコ。ここでのお目当て(撮影目的)は、車両メーカーから電気機関車に牽かれて輸送(甲種輸送)される新型車両で、今回が初お目見えとなる相模鉄道(相鉄)の20000系です (゚∀゚*)オオッ!!。キビしい暑さだったものの、晴天のもとで浜名湖を悠々と渡りゆく、ネイビーブルーの新車を無事にキャッチ【◎】]ω・´)パチッ!。よく見ると最後部の乗務員室には相鉄のゆるキャラ・「そうにゃん」が添乗していたという、ちょっとした遊び心のサプライズもあり w( ̄▽ ̄*)wワオッ!!、撮影をさらに楽しむことができました (´▽`)ソーニャソ♪。その後、浜名湖の名物であるウナギを食べる (゚∀、゚*)ウナギ!・・・ことはなく、浜松から私が乗り込んだのは、豊橋ゆきの下り普通列車 ( ̄△ ̄;)エッ…。自宅のある東京とは逆のほうへ進む列車ですが、いったいどこに向かうのか・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0001.jpg
けっきょく名物のウナギは食べずに、
浜松から乗ったのは下りの豊橋ゆき。
乗り心地の良い、転換クロス仕様の313系でした。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.8.1 東海道本線 浜松

0002.jpg
愛知県の豊橋で
大垣ゆきの快速列車に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
普通列車オンリーだった”しぞ~か大陸”に対し、
名古屋を中心とした中京圏では、
快速や新快速といった速達種別が運行されています。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲17.8.1 東海道本線 豊橋

0003.jpg
岐阜県の大垣でさらに
米原ゆきの普通列車へと乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
東海道の普通列車移動のなかでは、
比較的運行本数が少なくて混雑する区間とされる、
大垣~米原のいわゆる「関ヶ原越え」ですが、
平日の夕方は空いていました。
“大垣ダッシュ”することなく余裕で座席を確保。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.8.1 東海道本線 大垣

0004.jpg
そして滋賀県の米原で
JRは東海から西日本に変わります。
待機していた223系は、
京都、大阪方面へ向かう、新快速の播州赤穂ゆき。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
▲17.8.1 東海道本線 米原

昼下がりの14時過ぎに浜松を出て、名古屋、岐阜を通り過ぎ、ひたすら東海道線を西へ ...(((o*・ω・)o。滋賀県の米原(まいばら)でJR西日本の新快速列車に乗り継ぐと、私の気分は一気に関西ムードが高まります ドナイヤ( ゚∀゚)っ))ネンッ!。俊足の新快速に揺られて大阪へと到達し、ここでさらに乗り換えたのは、大阪環状線から阪和(はんわ)線に直通する、関空・紀州路快速 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。ちょうど帰宅ラッシュの時間帯と重なって、大阪を発車した快速列車はかなり混雑していましたが、環状線と阪和線の分岐駅である天王寺で少し乗客の流れが入れかわり、私はそこで席に座ることができました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

0005_1.jpg
大阪で見かけたのは、環状線の新車・323系。
昨年末に運行を開始した同系とはこれが初対面です。
(=゚ω゚)ノ ヨロシコ♪
でも、今回は乗らず・・・。
▲17.8.1 大阪環状線 大阪

0005.jpg
続いて環状線の内回りホームには、
阪和線に直通する関空・紀州路快速が入ってきました。
米原から乗った新快速と同じ形式の223系ですが、
こちらの同系(0番台)は丸いヘッドライトが
外観デザインの特徴です (○∀○)マルメ。
ちなみに後方に併結された4両は225系でした。
▲17.8.1 大阪環状線 大阪

大阪の天王寺から、堺市や東岸和田、日根野(ひねの)などを経て、和歌山までを結ぶ阪和線は、大阪近郊や和歌山地域の通勤・通学路線という面が強いほか、日根野で分岐する関西空港へのアクセス、また、和歌山から先の紀勢(きせい)本線に直通する特急「くろしお」が運行されるなど、南紀白浜へのアプローチとしての役割も担っています ( ̄。 ̄)ヘー。そんな同線を走る関空・紀州路快速の下り列車は、4連の223系や225系を二本併結した8両編成で、進行方向の前4両が関西空港ゆきの関空快速、後4両が和歌山ゆきの紀州路快速です カンクー?(゚д゚≡゚д゚)キシュージ?。途中の日根野でそれぞれに分割されるこの列車で、私が乗ったのは後ろの方 コッチ…((((o* ̄-)o。大阪から離れるにつれて徐々に空いてゆく列車を終点まで乗り通し、たどり着いたのは和歌山でした (・ω・)トーチャコ。ここを目的地とした理由は後述することとして、今宵は和歌山で宿泊します (´w`*)ドツカレサン。ちなみに東京都内から和歌山まで、本来ならば普通乗車券で9,610円かかるところを、「18きっぷ」一回分の2,370円で来ることができました (´艸`*)オットク~♪。

0006.jpg
浜松から何本もの列車を乗り継ぎ、
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
目的地の和歌山に到着したのは、
とっぷりと日が暮れた夜の8時半でした。
(´w`*)ドツカレサン
でも、まだまだ飲み屋は開いている時間です♪
(☆∀☆)キラーン☆
▲17.8.1 紀勢本線 和歌山

豊田町1407-(東海道771M)-浜松1415~1420-(951M)-豊橋1454~1503-(2535F 快速)-大垣1631~1637-(243F)-米原1712~1717-(3507M 新快速)-大阪1843~1854-(阪和4205M 紀州路快速)-和歌山2033

0007.jpg
和歌山で打ち上げ~♪
カンパーイ♪ (〃゚∇゚)ノC凵☆
新鮮なお刺身はもちろんのこと、
本日のおススメだった地魚の竜田揚げが、
ふわっふわの白身ですっごく美味しかったです。
サカナ(゚д゚)チョーウマー!!
(何のお魚かは聞きそびれちゃいました・・・。
値段が安かったので、まさかクエではないと思うけれど、
ホウボウあたりかな? σ(゚・゚*)ンー…)
それに合わせたお酒は和歌山の地酒、
世界一統酒造さんの南方(みながた)の美山錦純米。
さっぱりとした辛口で、お魚との相性がぴったり。
Uヽ(>∀<*)クゥーッ!!
ちなみに日本の博物学者、生物学者、民俗学者で、
“知の巨人”として知られる南方熊楠は、
世界一統酒造の創業者・南方弥右衛門の実子だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


8月2日(水)

0008.jpg
和歌山の中心地には、
街の東側にJRと和歌山電鐵の和歌山駅、
西側に南海電車の和歌山市駅、
離れた位置に二つの玄関口がありますが、
今旅の私が利用したのは和歌山駅のほう。
コッチ…((((o* ̄-)o
ちなみに和歌山と和歌山市駅の間には
JR紀勢本線(支線扱い)の列車が運行されており、
和歌山市駅のほうでも「18きっぷ」を使うことは可能です
(もちろん18きっぷで南海には乗れない)。
▲17.8.2 紀勢本線 和歌山

和歌山で迎えた旅の二日目。この日も早朝から、さっそく手元の「18きっぷ」に使用印を捺してもらい、和歌山駅の改札を入ります (*・∀・)つ[18]。当駅は昨晩に私が大阪から乗ってきた阪和線のほか、紀伊田辺、白浜、新宮など、県南部の紀伊半島(南紀)へ向かう紀勢本線(きのくに線)、和歌山と和歌山市の短区間を結ぶ紀勢本線の支線(本来は本線の一部ですが、実質的には支線扱い)、粉河や橋本など県の北部を経て奈良県のほうに向かう和歌山線、そして猫の「たま駅長」でおなじみの地方私鉄、和歌山電鐵・貴志川線(和歌山~貴志)の各線が乗り入れる、県屈指の交通の要衝です (・o・*)ホホゥ。今旅では「18きっぷ」を使っているので選択肢から私鉄の和歌山電鐵は除外するとして、JRだけでも三路線の四方向へ線路が伸びるなか、私が選んだのは、海沿いの風光明媚なところを走る紀勢本線・・・ではなく、ちょっと地味な存在の和歌山線でした (゚ー゚*)ワカコ。

0009.jpg
和歌山の7番線が和歌山線の発着ホーム。
水色一色の117系(右)が発車を待っていました。
ちなみに左側の8番線は紀勢線の和歌山市ゆき。
どちらかというと私は
コッチ(8番)の電車の方が気になりマス・・・
σ(゚・゚*)ンー…。
▲17.8.2 紀勢本線 和歌山

私が乗る和歌山線の五条(ごじょう)ゆき上り普通列車は、4両編成の117系(写真右) σ(゚ー゚*)117…。いっぽう、ホームの反対側には紀勢線(支線)の和歌山市ゆきとして、短い二両編成の105系(同左)が停まっています (゚∀゚)オッ!105!。中距離近郊型で転換クロスシートを備えた117系は、通勤型でロングシートの105系よりも乗り心地がずっと良く、乗り鉄的に117系は「当たり」と言える形式 (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。でも、私としては105系のほうがちょっと気になります・・・ σ(゚・゚*)ンー… というのも、今回の私がはるばる和歌山を訪れた目的こそ、実はこの105系を和歌山線の沿線で撮ることだったのです σ(・∀・*)トリタイ!。しかし、さっそくお目当ての車両と出会えたものの、乗る方向とは違う行き先の列車なのが残念 (・ε・`)チェ。ちなみに和歌山~和歌山市の短区間(3.3キロ)は市街地を高架で走る路線で、あまり撮影には向いていません。かたや、これから向かう和歌山線でも105系は主力として使われているハズなのですが、朝夕の混雑する時間帯の一部列車には編成の長い117系が充てられているようで、私の乗る列車はその運用だったみたい (´ω`)ナルヘソ。お目当ての105系ではなく、乗り心地の良い117系に当たる・・・(´~`;)ウーン… なんだか複雑な気持ちながらも、105系はのちほど乗ったり撮ったりできるでしょうから、私は素直に(?)117系へと乗車しました。列車は定刻に和歌山を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

0010.jpg
転換クロスシートが並ぶ117系の車内。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
かつては東海道・山陽本線の新快速などで
華々しい活躍を見せた同系ですが、
今では地方の普通列車などに転用されています。

0011.jpg
和歌山を出た和歌山線の列車はすぐに、
郊外ののどかな田園風景のなかを走るようになります。
(´ー`)ノドカ
▲17.8.2 和歌山線 田井ノ瀬-千旦(車窓から)

和歌山線は和歌山から、県北部を流れる紀ノ川へ沿うように東進し、粉河(こかわ)、橋本、五条、吉野口、高田(たかだ)などを経て、関西本線(大和路線)と接続する奈良県の王寺(おうじ)まで(本来は王寺が起点)の87.5キロを結ぶ、地方交通線(いわゆるローカル線)。地元の利用者が多い地域輸送が主体の路線ですが、沿線には高野山や吉野と言った観光地への入口も点在し、車内には観光客の姿もちらほらと見られます (・o・*)ホホゥ(ただし、高野山へは橋本で南海高野線、吉野へは吉野口で近鉄吉野線にそれぞれ乗り換え)。そして同線は全線にわたって単線ながらも直流電化されており、そこでおもに使われている電車が、私のお目当てである105系です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。

0012.jpg
和歌山を代表する河川の紀ノ川を渡ります。
(゚ー゚*)キノカワ
和歌山線はしばらく紀ノ川に沿って進みますが、
車窓から川面が見える区間は意外と少ない。
▲17.8.2 和歌山線 船戸-岩出(車窓から)

その105系、先ほど和歌山のホームに停まっていた姿を見て、かつての国鉄の通勤型電車、いわゆる「国電」の姿を思い起こし、ちょっと懐かしく感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか (´ω`)ナツカシス。そう、たしかに同系は今や貴重な国電の生き残りであり、しかもその経歴をたどると、もともと国鉄時代には首都圏の常磐緩行線(常磐線各駅停車)で地下鉄千代田線への直通運用に就いていた、10両編成の103系1000番台という形式でした ( ̄。 ̄)ヘー。同系は常磐線に新たな地下鉄直通用の後継車(203系)が投入されたことで車両が余剰となり、一部の編成が電化開業を控えていた西日本地区の和歌山線や桜井線、奈良線などに転属 テンキン…((((o* ̄-)o。その際にローカル線用の短編成化改造(二両編成)や形式の変更(103系→105系)が行なわれたものの カイゾー(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…、なかには種車のスタイルを大きく変えなかった個体もあり、それが103系として新製されてから47年、105系に改造されてから33年が経った今も現存しているのです └(`・∀・´)┘ゲンキ!。そんな105系・・・いや、元・103系1000番台は、常磐線の沿線で育った私にとって個人的に馴染みが深く、JR西日本に生き残る国電の残党のなかでも、とくにひときわ懐かしさを感じさせる存在 。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス。しかしその車齢を考えると、いつ引退が告げられてもおかしくはなく(というより、関東人からすると、今も生き残っているのが奇跡的に思える ^^;)、その前に一度はキッチリと記録を残しておきたいところ σ(゚・゚*)ンー…。また、以前に出張で和歌山へ行ったときに、和歌山線と並行する道路をクルマで走行中、たまたま105系の姿をちらっと見かけたのがキッカケで (゚∀゚)オッ!、私は近いうちに撮影へ訪れたいと思ったのです (*`・ω・´)-3フンス!。そして今回、とくに旅行計画を立てていなかった夏休みに、この105系の撮り鉄、乗り鉄が旅の目的として浮上したのでした (´ω`)ナルヘソ。

0013.jpg
0014.jpg
和歌山から40分の西笠田(にしかせだ)で下車。
片面のホームに簡素な待合室があるだけの無人駅で、
列車を降りたのは私ひとりでした。
(・ω・)ポツン
笠田を”かさだ”ではなく”かせだ”と読むのは、
地域的なものでしょうか。
九州で原を”はる”って読むようなものかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲17.8.2 和歌山線 西笠田

和歌山0534-(和歌山1428M)-西笠田0618

しかし、105系を撮ろうにも、和歌山線は過去に数回だけ乗ったことがある程度の私は、沿線の撮影ポイントなどまったく知りません (゚ー゚?)ハテ?。そこで事前に鉄道趣味誌やネット上で見た同線の写真などを参考に地図を検索し \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、和歌山から乗ってきた列車を降りたのは、西笠田(にしかせだ)という名の小駅。(・ω・)トーチャコ。この駅から線路沿いの道を東の方向へしばらく進んだところに、午前中の上り列車を順光でスッキリと撮れるような場所があるとのことなのです (・o・*)ホホゥ。ところが、20分ほど歩いて実際にたどり着いてみると・・・ (=゚ω゚=;)ンン!?。

0015.jpg
ネットで見た写真などを参考にしてやってきた
西笠田〜笠田の撮影地。
ここではスッキリとした編成写真が撮れる
・・・ハズでした。
しかし手前には真新しい柵が・・・( ̄△ ̄;)エッ…

0016.jpg
私が和歌山から乗ってきた列車に続き、
次の王寺ゆき上り列車(430M)も117系。
ためしに撮ってみたけれど、
柵をウマくかわすことができません。
(´д`;)アウ…
▲17.8.2 和歌山線 西笠田-笠田

そこは参考にした写真の撮影地に間違いない・・・けれど、参考写真には存在しなかった高い鉄柵が、線路に沿って立てられているではありませんか Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。近づいてよく見ると、その柵はまだぴっかぴかに輝いており、どうやら設置されたのはつい最近のよう ( ̄  ̄;)ペカペカ…。ひと昔前のローカル線は本線よりも比較的安全基準が緩くて、線路沿いに柵など立てていないような場所も多かったのですが、近年は人の線路内立ち入りはもとより、イノシシやシカなどの動物と列車の衝突を防ぐ理由から、ローカル線でも新たに柵などの設置箇所が増えているという話を聞いたことがあります (゚ー゚;)ナルヘソ…。もちろん安全運行を考えると柵の設置は理解できますが (・ε・`)シャーナイネ、それにしても偶然ながら今旅の私は前日の西浜名橋梁といい、なんだか想定外だった柵の存在に悩まされているなぁ・・・"o(-ω-;*)ウゥム…。ここまで来て柵越しの撮影とは、なんとも切ないことで、もう少しマシなところはないかと周囲を見回してみたところ <(・ω・`)キョロキョロ(´・ω・)ゞ、ちょっと先のほうに踏切が確認できます (゚o゚*)オッ!。設置された柵はその踏切の近くまでずっと続いているのですが、踏切を渡る道路は柵よりも一段高くなっていて、そこならば柵の高さをクリアできるかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。私はためしにその踏切へと向かってみました ...(((o*・ω・)o。

0017.jpg
踏切へと移動。
ちなみに117系を撮った場所とは
目と鼻の先ほど位置関係ですが、
間には用水路が流れていて渡れず、
少し迂回しなくてはなりませんでした。
ε=ε=ε=┌(;・_・)┘テクテク

スッキリと撮影できる望みをかけて移動してきたその場所は、クルマ一台分が渡れるような小さな踏切。そこでカメラを構えてみると【◎】]ω・)パチ、懸念していた柵はなんとかかわすことができ、アングル的に見ても意外と悪くなさそうです (・∀・)イイジャン。私はこの場所に腰を据えて、お目当ての105系を待つことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。柵の存在に戸惑ったけれど、どうにか落ち着くことができて、ホッとひと安心 ε-(´∀`;)ホッ。そんな私の気分とまるで連動するかのように、曇りがちだった空は次第に好転し、雲間から太陽が顔を出したナイスなタイミングで、踏切の警報機が鳴りだしました (゚∀゚)オッ!。ちなみに、アングルを迷っている間や撮影地の移動中に通過してしまった、上下一本ずつの普通列車(430M・1429M)は、いずれも117系でしたが、今度はどうでしょう・・・σ(゚・゚*)ンー…。

0018.jpg
朝の和歌山線を快走するのは、
平日の通勤時間帯のみに設定されている
105系の快速列車(4431M)。
でも、お顔が・・・。
▲17.8.2 和歌山線 西笠田-笠田(後追い)

105系、キタ━━━…(゚∀゚)…カ!?
やってきた和歌山ゆきの下り列車(4431M)は、たしかに短い二両編成の通勤型電車ではありますが、先ほど和歌山駅で見かけた国電型の105系とは、ちょっとお顔が違いますね・・・(゚ー゚?)オヨ?。でも実はこれも105系。前述したようにもともと同系は、10両編成だった103系1000番台を、二両編成に細かく分割して作られており、その先頭車(っていうか、105系は二両編成が基本なので、すべてが先頭車だけど)には、103系の運転台をそのまま活かしたものと、もとは中間車だった車両へ新たに運転台部分を製造してくっつけたもの(先頭車化改造)の二種類があり、和歌山で見たヘッドライトがオデコにある顔が前者(103系顔)、そしていま通過したライトが窓下にある顔が後者(105系顔)です ( ̄。 ̄)ヘー。そしてどちらも105系に変わりはないのですが、常磐線時代を知る私が懐かしく感じるのは、やはり103系の原型が残された方の顔のほうで、これが今回の撮影におけるいちばんの狙いです (´ω`)ナルヘソ。ただし10両編成だった種車は、先頭車が2両、中間車は8両ですから、単純計算で中間車から改造された105系顔の方が圧倒的に多く σ(゚・゚*)ンー…、和歌山線基準で見た場合の和歌山寄り(下り方)は、電動車と言う構成的な都合もあり、すべてが105系顔で統一。王寺寄り(上り方)の約半数にのみ、お目当ての103系顔が含まれているのです ( ̄  ̄;)ハンブン…。つまり、今の105系は残念ながら、私的に「ハズレ」の編成 バンザイ…「(゚д゚)「…ナシヨ。でもまだ撮影を始めて一本目の105系ですから、気を取り直して次の列車を迎えます (*`・ω・´)-3フンス!。日中は一時間に上下一本ずつ、今の朝の時間帯でも一時間に上下二本ずつと、決して運行本数が多くない和歌山線。117系の運用もあるなか、はたして私はこの場所の順光時間帯に、103系顔と言う「当たりクジ」を引くことはできるのでしょうか? 八(゚- ゚)オネガイ☆。そして、王寺ゆきの上り列車(432M)として現れた、二本目の105系は・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

0019.jpg
スッキリと晴れ渡った青空のもと、
空と同じ色に塗られた元・国電が、
のどかな風景のローカル線を走りゆきます。
背景に見える小高い山は、
このあたりの地名にもなっている
里山の背ノ山。
▲17.8.2 和歌山線 西笠田-笠田

センバンダイ、キタ━━━━━ヽ(゚∀゚*)ノ━━━━━ッ!!!
103系時代と変わらぬ豪快なモーター音を響かせてカーブを走り抜けたのは、お目当ての103系1000番台!・・・の面影を残す、105系!! ・:*:・:(*゚Д゚*)キタコレ:・:*:・。しかも、通勤時間帯の混雑に対応して増結された、4両編成(2+2)の先頭に立っているではありませんか! w(*゚o゚*)wオオー!!。これは「大当たり」と言っていい、嬉しい結果です ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。眩しい朝日に照らされた103系顔、ああ、シブくて、懐かしくて、カッコいいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。何の変哲もない地味なローカル線の通勤型車両ですが、私にとってこの電車を撮れたことは、もう感無量の嬉しさです ・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ。アングルは一本前の105系(和歌山ゆき)のときよりも、広めのレンズ(画角)を選択し、晴天の青空と地元の里山を背景にしてみました【◎】]ω・´)パチッ!。こうすることで画に広がりが生まれるだけでなく、列車まわりの障害物(例の柵や踏切の障検棒、背景の家々など)を比較的目立たなくさせる効果もあります (´ω`)ナルヘソ。里山を背にしてのどかな単線をゆく105系は、いかにも和歌山線らしい情景ですが (´ー`)ノドカ、個人的にはどこか成田線の我孫子支線(かつて103系1000番台が使われていた)で撮影しているような錯覚を覚えました σ(゚・゚*)ンー…。

0020.jpg
思わず空を大きく入れたくなるほど、
この日の和歌山は快晴の好天。
(´▽`*)イイテンキ♪
空色の105系が気持ち良さそうに駆け抜けます。
▲17.8.2 和歌山線 西笠田-笠田(後追い)

ひとりで大興奮の103系顔が通過したのち (*゚∀゚)=3ハァハァ!、隣駅の笠田で前者と交換した和歌山ゆきの下り列車(1433M)が、続いてすぐに反対方向からやってきます (゚∀゚)オッ!。同じ場所から少しでも変化をつけるためにタテ位置のアングルでカメラを構えるも (^_[◎]oパチリ、こちらは103系ではない105系のお顔で、連続での当たりとはならず バンザイ…「(゚д゚)「…ナシヨ。やはりそうウマくはいかないものです (^^;)ゞポリポリ。それでも私は先ほどの103系顔を晴天順光の好条件で正面からキッチリと撮れたことにじゅうぶん満足し ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪、この場所での撮影を終えることとしました (´w`*)ドツカレサン。

0021.jpg
駅近く(駅横)の踏切で狙ってみた上り列車は、
またしても105系顔 (´д`;)アウ…。
顔を目立たせるのに、
いいアングルだったんだけどなぁ・・・
(・ε・`)チェ。
▲17.8.2 和歌山線 名手-西笠田

0022.jpg
その踏切の傍らに立っていた道標には、
「大和街道」の文字が見られました。
(゚∀゚)オッ!
江戸時代に作られた大和街道は伊勢街道とも呼ばれ、
和歌山城下の北詰を基点に紀の川に沿って東へ進み、
橋本、五條、吉野を経て高見峠を越え、
伊勢の松阪に至る街道です。
( ̄。 ̄)ヘー

0023.jpg
紀ノ川沿いにある西笠田は、
ホームからその流れを眺められます。
乗車する上り列車はまたまた105系顔・・・
103系顔に当たらないなぁ・・・
σ(・ω・`)ウーン…。
▲17.8.2 和歌山線 西笠田

西笠田の駅に戻り、ふたたび五条方面の上り普通列車に乗車。それにしても、駅へ戻る途中の踏切で撮った列車(434M)と、西笠田から私が乗った列車(436T)は、そのどちらも105系顔 (´д`;)アウ…。朝の和歌山で見た編成(和歌山市ゆき)を除き、ここまで5~6本の105系を見ているのに、目にした103系顔はわずかに一本だけです(4両編成の中間には挟まれていたけれど) σ(・ω・`)ウーン…。上り方の先頭車は、103系顔と105系顔が半数の割合(9対10)のハズですから、クジ運がいいとは言えませんね・・・(-ω-;*)チェ。ただ、105系顔の編成も103系1000番台からの改造車には違いなく、乗車すると車内の雰囲気や唸るモーターが奏でる走行音には一抹の懐かしさを覚えます (´ー`)シミジミ。

0024.jpg
ローカル線用にワンマン改造が施されているものの
103系時代と変わらない雰囲気の105系の車内。
(´ω`)ナツカシス

0025.jpg
車端部の妻面に目をやると、
同車の経歴を表す三枚の銘板が確認できます。
(゚∀゚)オッ!
写真に向かって右の二枚が
103系として新製されたときに貼られたもので、
上は当時所属していた【日本国有鉄道】(国鉄)、
下は製造銘板で【東京 汽車会社 昭和46年】。
そして左の一枚は105系への改造銘板で、
【日本国有鉄道 長野工場 昭和59年】とあります。
ちなみに103系の105系化改造は、
長野・名古屋・吹田・幡生の工場にて施工されました。
( ̄。 ̄)ヘー

8604.jpg
これは常磐線で活躍していた時代の
103系1000番台(右)。
もともとは常磐緩行線と地下鉄千代田線の
直通用として使われていましたが、
左の203系への置き換えで、緩行線からは撤退。
同線の快速線用にコンバートされたものと、
今記事で取り上げた105系へ改造されたもの、
二つの進路に分けられました。
▲86.4 常磐線 柏

8603.jpg
緩行線から快速線へ転用され、
塗装が緑(エメラルド)一色になった
103系1000番台 (゚ー゚*)ミドリ。
この写真は塗り替えられたばかりの非冷房時代です。
こちらのほうが今の105系に近い雰囲気ですね。
常磐快速線では2004年まで使用されました。
▲85.9 常磐線 我孫子

0302.jpg
これは常磐線の1000番台ではなく、
中央・総武線と地下鉄東西線の直通に使われていた、
兄弟形式の103系1200番台(左)ですが、
そのなかのクモハ102-1203は
後年に前面へ幌が取り付けられた異端車で、
まるで105系のような顔立ちでした。
1200番台も右のE231系800番台に置き換えられ、
同僚の301系とともに2003年に役目を終えました。
▲03.2 営団地下鉄東西線 中野(当時)

そんな103系の面影を残す105系に揺られて、和歌山線の上り列車で東へと進む私 ...(((o*・ω・)o。次の目的地は、和歌山と奈良の県境付近に位置する沿線の自然公園(奈良県五條市の上野公園)で、そこは公園の敷地にあるヒマワリ畑と和歌山線の列車を組み合わせて撮ることができる、同線の有名な撮影ポイントです (・o・*)ホホゥ。例年だとちょうど今ごろ(8月の上旬)にヒマワリの花が見頃となるハズで、私はそれを期待をしていたのですが・・・(*゚v゚*)ワクワク♪。しかし、列車の車窓から見た件の畑には、ヒマワリがまだほとんど咲いていません ( ̄△ ̄;)エッ…。どうやら今年は開花時期が少し遅れているようで、残念ながら私は肩すかしを食らった格好となってしまいました (´・ω・`)ショボン。ヒマワリが咲いていないのに畑へ向かっても意味はなく、私は公園の最寄駅である大和二見(やまとふたみ)をスルーしてそのまま乗り続け、次に列車を降りたのは玉手(たまで)(゚ー゚*)タマデ。

0026.jpg
車窓から見た沿線のヒマワリ畑。
しかしヒマワリはまったく咲いておらず、
見物客の姿もありません・・・。
(・ω・`)ザンネン…
ちなみにこの手前あたりで和歌山線は、
和歌山県から奈良県へと入りました。
▲17.8.2 和歌山線 隅田-大和二見(車窓から)

0027.jpg
0028.jpg
西笠田から一時間ちょっと、
奈良県御所(ごせ)市にある玉手で下車。
(・ω・)トーチャコ
ここも一面一線の簡素な無人駅です。
▲17.8.2 和歌山線 玉手

西笠田0900-(和歌山436T)-玉手1007

0029.jpg
玉手の駅周辺は住宅が多いものの、
広い田畑も見られます。
撮影ポイントとなるのは、
農道の踏切。

今回の和歌山線では時間的に、二カ所ほどの撮影地を巡る計画を立てていた私 σ(゚・゚*)ンー…。一カ所目の西笠田に続き、咲いていなかったヒマワリ畑の代わりにやってきた二カ所目は、玉手の駅から歩いて数分程度の近さにある田園地帯 ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。ここもネット上の情報を参考にした場所で、ヒマワリ畑ほどのインパクトがある風景ではありませんが、のどかな田園風景をゆく列車をスッキリと撮ることができる、落ち着いた撮影ポイントです (・∀・)イイネ!。ちなみに調べてみると和歌山線にはいくつかの撮影ポイントがあるものの、私のお目当てとなる103系顔の向き(上り方)にこだわると、撮影できるところが半減してしまうと言っても過言ではないのです (゚ペ)ウーン…。この玉手の田園地帯は上下の両方向を狙えますが、列車の進行方向に関係なく、もちろん私がカメラを向けるのは103系顔の方 コッチ…((((o* ̄-)o。通勤時間帯が終わり、一時間に上下一本ずつの運転間隔となった和歌山線、まずは和歌山方面へ向かう下り列車(449T)がやってきました (゚∀゚)オッ!。

0030.jpg
和歌山を目指して大和街道を西下する、
短い二両編成の105系。
お!「当たり」だ(笑)
▲17.8.2 和歌山線 掖上-玉手(後追い)

ジョーバンセン(違う)、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
テールランプ(尾灯)の点灯が目立つ後追いながらも、ふたたびお目当ての103系顔に出会うことができました ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。しかも屋根上にグロベン(グローブ形ベンチレーター)がズラリと並んだ、非冷房車のように見える編成というのがまた、かつての103系1000番台らしさを感じさせて、嬉しいじゃないですか (゚∀゚*)オオッ!!。一般的な通勤型電車のような屋根上の冷房装置が見えない同車ですが、さすがに今の時代は非冷房のままということはなく 。゚(A′□`;)qアチィィ・・・、105系の一部の編成は車内の一角(車端部)に冷房装置が搭載されており スズシィ(ノ*´д)ノ彡 彡 、外観上は一見すると非冷房のようにも見えるのです (´∀`*)ナーンダ。こんなところも、改造車の105系ならではの面白さと言えるでしょうか (゚∀゚)アヒャ☆。構図的には、快晴だった朝方よりも雲が沸き出して日が翳ったため、今の列車は編成主体のアングルで撮ってみましたが (^_[◎]oパチリ、通過後に日差しは回復。

0032.jpg
次の上り列車(438T)は
両側とも105系顔の編成(ハズレね)だったので、
光線状態のいい下り方(和歌山寄りのクモハ側)を
撮ってみました (^_[◎]oパチリ。
背後にどーんとそびえる裾の長い山は、
奈良と大阪の県境に位置する、
標高959.2mの葛城山(かつらぎさん)です。
▲17.8.2 和歌山線 玉手-掖上(後追い)

0033.jpg
夏風そよぐ緑の田園を
のんびりとした足取りで進む青い国電。
かつては都心の地下を走っていたとは思えぬほど、
同車はのどかな風景に溶け込んでいました。
▲17.8.2 和歌山線 掖上-玉手(後追い)

いまの時間帯(お昼前)は、晴れると車両の顔(前面)に日が当たらないので、次の下り列車(453T)はサイドから少し引き気味に撮影【◎】]ω・´)パチッ!。これでは今までこだわってきた103系顔があまり目立ちませんが、103系のお顔はもうじゅうぶんに記録できたし、それよりも一枚くらいは夏空のもとに広がる鮮やかな緑の田んぼを強調したいという気持ちの方が強くなり、最後の一本はこのアングルにしてみました (´ω`)ナルヘソ(ちなみにこの編成は冷房装置が屋根上に搭載されているタイプ)。一時間半ほど滞在したこの場所で撮れたのは、上り一本、下り二本の計三本。そのうち103系顔が二本ですから、西笠田よりも少しだけクジ運が上向いたでしょうか(笑)。これで和歌山線の105系撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

0034.jpg
撮影を終えて玉手から乗る
上りの奈良ゆき(440T)は・・・
お、103系顔!(゚∀゚)オッ!
当たりクジのオマケみたいなものでしょうか(笑)
▲17.8.2 和歌山線 玉手

0035.jpg
103系の原形を残すクハ105(103系顔)、
乗車して運転台を背後から覗いてみると、
速度計のまわりには、
103系1000番台時代の名残りである、
ATCのキャブシグナル跡が見られました
(ドーナツのようなメーター周囲の輪っか)。
(゚ー゚*)ドーナツ?

個人的な思い入れから、ずっと会いに行きたい、撮りに行きたいと思っていた、元・103系1000番台の105系 σ(・∀・*)トリタイ…。過去には何度も乗車しているし、別ネタ(桜井線での天理臨)のついでに撮影したことはありましたが、同系だけを目的に本格的な撮影に臨んだのはこれが始めてでした【◎】]ω・´)パチッ!。あまり馴染みのない和歌山線、さらには同じ車両でも顔の違う編成や向きがあるなど、ちょっと戸惑うことも多い撮影でしたが、むしろその状況を博打的に楽しむことができたと思いますし、その上で出会えた懐かしい103系顔との再会は、嬉しさもひとしおに感じられました キタ-.∵・(゚∀゚)・∵.-ッ!!。車齢的に退役が近いのではないかと個人的に感じながらも、とくに置き換え計画などが発表されたわけではない105系 └(`・∀・´)┘ゲンキ!。機会があればぜひともまた、”旧友”へ会いに和歌山や奈良を訪れたいと考えています マタネ!(=゚▽゚)ノ。それにしても、地下鉄千代田線に乗り入れた過去の各社の各形式のなかで、早々に離脱した103系1000番台。それが105系として長生きしたことにより、あとを引き継いだ国鉄(JR)203系や207系(900番台)、直通仲間だった小田急9000形、そして後年に投入された千代田線の06系、さらにはその長寿から「メトロの鉄人」とも言われる千代田線の6000系でさえも風前の灯となっているなか、まさか1000番台が今も残る存在になろうとは、30年余前は思いもしなかったなぁ・・・(´ー`)シミジミ。

0036.jpg
和歌山線から桜井線へ直通した、
奈良ゆきの105系、
途中の天理では、
天理臨の回送列車として待機していた、
京都の抹茶色117系の並びが見られました。
(゚∀゚)オッ!
▲17.8.2 桜井線 天理

さて、撮影を終えた私が玉手から乗ったのは、奈良ゆきの上り普通列車。和歌山線の一部の列車は、途中の高田で接続する桜井線に乗り入れて、奈良まで直通運転されています (・o・*)ホホゥ(105系は和歌山線と桜井線で共通運用)。私はそのまま同列車の終点まで乗り通し、奈良へとやってきました (´▽`*)ナラ~♪。奈良はここまで乗ってきた桜井線のほか、関西本線(大和路線)と奈良線の列車が乗り入れています。ここから今度はどこへ向かうのかというと・・・σ(゚・゚*)ンー…、実は出発前や前夜のホテルなどでいろいろと考えたのですが、明日(翌日)からはまた全国的に天気が崩れるという予報が出てこともあり、どうも次の目的地(目的路線)を決めあぐねていた私 (´~`;)ウーン。ちょっと迷った結果、もう、このまま奈良から東京に戻ることを決めました カエロ…((((o* ̄-)o。もちろん帰りも新幹線などは使わず、「18きっぷ」を活用した鈍行旅です (*・∀・)つ[18]。でもせっかくなら(奈良)帰りのタイムリミットまで、ちょっとだけ奈良を散策して行こうと思います。

0037.jpg
玉手からちょうど一時間で、奈良に到着。
大和路線の快速などが乗り入れる長いホームに、
二両の105系がちょこんと停車。
(・ω・)チョコン
▲17.8.2 関西本線 奈良

0038.jpg
久しぶりに下車した、
古都・奈良の玄関口、奈良駅。
(´▽`*)ナラ~♪
ちなみに奈良には近鉄の近鉄奈良駅もあり、
JRの駅から一キロほど東に位置しています。
▲17.8.2 関西本線 奈良

玉手1155-(和歌山440T)-奈良1258

0039.jpg
奈良といえばやっぱり、
東大寺の大仏さまにご挨拶。
( ̄人 ̄)オマイリ
ほんの短い散策時間でしたが、
東大寺までは往復することができました。

0040.jpg
奈良で食べたお昼ゴハンは、
手軽に名物が味わえる、
三輪そうめんと柿の葉ずしのセット。
ソーメン(゚д゚)ウマー!
そうめんの具として、ウナギも付いてきました。
浜松で食べ損なったウナギが、
ここでまさかの登場!?
(゚∀゚)アヒャ☆

0041.jpg
んじゃ、奈良から東京へと帰りましょうかね。
カエロ…((((o* ̄-)o
まずは奈良線の京都ゆき「みやこ路快速」に乗車。
車両は転換クロスシートの221系です。
(写真の左に写っている列車と同系)
奈良線といえば昨年の秋に、
宇治川で黄緑の103系(右)を撮影したのが、
記憶に新しいところ σ(゚・゚*)ンー…。
▲17.8.2 関西本線 奈良

0042.jpg
京都で東海道本線(琵琶湖線)の
米原経由敦賀ゆき新快速(左)に乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ここからはまた、
なが~い東海道の乗り継ぎ旅です。
ちなみに右に写っているのは、
鳥取からやってきた特急「スーパーはくと」。
▲17.8.2 東海道本線 京都

0043.jpg
今記事の冒頭部分を巻き戻すかのように、
米原で豊橋ゆきの新快速に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両は転換クロスシートの313系で、
ここからJR東海です。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.8.2 東海道本線 米原

0044.jpg
豊橋では4分の接続で、
普通列車の浜松ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
この時点で19時を回ったけれど、
東京には帰り着けるのか?
σ(゚・゚*)ンー…
▲17.8.2 東海道本線 豊橋

0045.jpg
浜松で静岡ゆきへ・・・ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
帰宅ラッシュ時で車両が増結されていて、
前が313系、後ろが211系でした。
写真は211系を撮りましたが、
乗車したのは座り心地がいい313系。
▲17.8.2 東海道本線 浜松

0046.jpg
夜9時に静岡。
しぞーかおでんで一杯やって行きたいけれど、
この列車を逃すと帰れなくなるので、
おとなしく熱海ゆきに乗り継ぎます・・・。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
電車はニゲゲ(211系)。
ちなみに静岡は雨ざーざーですた。
▲17.8.2 東海道本線 静岡

0047.jpg
JR東日本に入った熱海で乗り継いだのは、
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
最終一本前の品川ゆき。
もう、東京ゆきではありません。
この時間帯は余裕でボックス席を占領。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.8.2 東海道本線 熱海

奈良を午後3時前の14時53分に出発し、一路、東京へ・・・…(((o*・ω・)o。もちろん新幹線を使えば余裕で帰れますが、普通列車の乗り継ぎではこれが最終列車です σ(゚ー゚*)シューデン?。結果的に見ると今回の旅は一泊二日で東京から和歌山までを往復しただけに過ぎませんが、その途中では相模鉄道の新型車両を見ることができ (゚∀゚)オッ!、宿泊地の和歌山では美味しい地魚や地酒を味わえ(あの立田揚げはホントにウマかった・・・)(゚д゚)ウマー!、そして今旅最大のお目当てだった103系顔の105系を青空広がる晴天のもとで撮れ (^_[◎]oパチリ、最後は駆け足ながら奈良の大仏さまにもご挨拶した ( ̄人 ̄)オマイリ・・・と、なかなか充実した内容の乗り鉄、撮り鉄旅となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。なんと言ってもこれが「青春18きっぷ」二回分の4,740円で往復できたのですから、おトクですよね (´艸`*)オットク~♪(宿泊費込みでも一万円以下!(ただし飲み代は含まず))。私としてはこの値段で和歌山に魚を食べに行ったというだけでも、じゅうぶんに価値がある旅だと思います(笑)。朝から晩までずっと列車に乗っていて、ツラそう・・・と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、私としては数多くの列車に乗れることも旅の楽しみのひとつであり、その意味でも存分に旅を満喫できました(さすがにちょっと疲れたけれど)(´w`*)ドツカレサン。

0048.jpg
そして午前0時過ぎ、
この日最後の周回運転となる、
山手線の外回り電車に乗車
(以降は池袋止まり)。
自宅に着いたのは午前1時過ぎでした。
(´w`*)ドツカレサン
ちなみに一回で一日有効の「18きっぷ」ですが、
東京および大阪近郊の電車特定区間では
その日の最終電車まで有効です
(それ以外の路線は0時を過ぎて最初に停車する駅まで)。
▲17.8.2 山手線 品川

奈良1453-(奈良2628M みやこ路快速)-京都1542~1600-(東海道3480M 新快速)-米原1654~1700-(2352F 新快速)-豊橋1906~1910-(982M)-浜松1945~1954-(850M)-静岡2106~2113-(1468M)-熱海2229~2235-(730M)-品川0007~0010-(山手2307G)-新宿0030



ONE-shot 260 打ち上げ花火、駅から見るか?

$
0
0

PICK UP ONE-shot 260
打ち上げ花火、駅から見るか?

0820.jpg
私が育った街から
そう遠くないところを走っているのに、
この電車へ乗ったのはすんごく久しぶり。
そしてこの駅に降り立ったのは・・・いつ以来だろう。
千葉のローカル私鉄、流鉄流山線(馬橋〜流山)。
“りゅうちぇる”じゃありませんよ、
りゅうてつ”です。
σ(゚ー゚*)リューチェル?
ここはその終着駅の流山(ながれやま)

 
 
先日、柏の実家へ帰省したとき、
新聞の地域版を開いて私の目に留ったのが、
江戸川の河川敷で開催されるという、
流山の花火大会を告知する記事。
そういえば以前にどこかで、
流山線と花火をいっしょに撮った写真を
見かけたことがあったな・・・と思い出し、
ためしに同線へ足を運んでみました。
イッテミヨ...(((o*・ω・)o

 

 
流山の駅は古い
平屋の木造駅舎で、
幼少期の私が父に連れられてきた頃や、
少年時代に友人と冒険のつもりでたどり着いたときと、
その佇まいは今もほとんど変わっていません
(´ω`*)ナツカシス
(当駅を訪れたのは、それ以来ってワケじゃないけれど)。
そんな想い出を懐かしく振り返りながら、
駅を見下ろす高台へ上がってみると、
向こうの夜空には鮮やかな花が
“パッと光って咲き”ました(笑)

 
ド━━゚+.\(*⌒∇⌒*)/.+゚━━ ンッ !

 
 

17.8.20 流鉄流山線 流山
 
 

 

(ちなみに、今タイトルの”元ネタ”ですが・・・
スミマセン、
私はそのアニメ映画(?)を観ておらず、
話の内容もまったく知りません・・・^^;)

 
 

 
 
0812.jpg
そして、こちらは毎年恒例(?)、
取手(茨城)の跨線橋から眺めた、
関鉄・常総線と利根川花火のコラボ。
復刻色のキハ(313編成)は引退しちゃったけれど、
今年もどうにか旧型(0形)との組み合わせが撮れました。
(^_[◎]oパチリ
ちなみにこの花火は連発の打ち上げでなく、
はたまたカメラの多重露光や画像の合成でもなく、
一発でこのような形に開くという、
なんとも凝った、面白い花火でした。
w(゚o゚)w オオー!!

 

17.8.12 関東鉄道常総線 取手

 
 

 
0900.jpg
去りゆく夏を惜しみつつ、花火に乾杯っ!
カンパーイ♪ (〃゚∇゚)ノ[★]
(キ◯ンの大工場がある取手で、★を飲む不届き者
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ)。

 

東京総合車両センター・・・夏休みフェア2017 見学記

$
0
0

0000.jpg
2017.08.26 東京総合車両センター
夏休みフェア2017 見学
 &
懐かしの撮影記 鶴見線
 

今夏の関東地方は記録的な天候不順で、あまり夏らしさは感じられなかったけれど、気がつけば8月も最終週 (;゚ロ゚)ハッ。学生のみなさんは溜まった夏休みの宿題を片付けるのに、大忙しってところでしょうか(私の学生時代はそうでした(笑))アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。そんな時期に毎年恒例で開催されるのが、東京の品川区(大井町)に所在するJR東日本の車両メンテナンス工場、「東京総合車両センター」の一般公開 (゚∀゚)オッ!。ここではおもに首都圏を走る一般形(通勤・近郊形)電車の検査、整備等が行なわれており、ふだんは見られないような作業現場を間近に見学できるのは、このイベントならではの醍醐味 (・o・*)ホホゥ。さらには構内の留置線を使った車両の展示・撮影会のコーナーも設けられ、そちらも楽しみのひとつとなっています (*´v`*)ワクワク♪。入場門の前に大行列ができるほどの人気イベントですが、私も保存されている貴重な車両がお目当てで、過去に何度か足を運んだものでした ...(((o*・ω・)o |TK|。
しかし近年は、同センターでメンテナンスを行なう車両が「新系列車両」、いわゆるステンレス製でVVVFインバータ制御方式の新型電車(209系やE231系、E233系など)に統一されてしまったことから、入場して整備を受けている車両はどれも似たようなカタチばかり σ(゚・゚*)ンー…。そしてそれに伴ってなのか、展示(撮影会)のほうもステンレス製の現行車両が置かれる割合が高くなってきたように感じます σ(・∀・`)ウーン。ちなみに一昨年(2015年)の展示車両は房総の209系や常磐線のE231系、南武線のE233系など、昨年(2016年)は色違いのE233系(中央線、京葉線、横浜線、近郊形)が四種類、並べられたのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。そうなると個人的にはちょっと面白味に欠け、決して新型電車がキライなワケではないけれど、わざわざ暑いなかで行列に並んでまで見に行くほどではないかな・・・(´σД`)マ、イッカ と、ここ数年は同イベントから足が遠のいていました。前回は「みどりの山手線」の撮影ついでに訪れた2013年で、もう四年も前のことになります。
そして迎えた今年(2017年)の同イベント。またどうせ、E233系とかE235系(新型の山手線)あたりが展示されるんジャマイカ? (゚ー゚*)ジャマイカ?。あ~あ、ロクイチ(EF58 61)やクロ157(ともに非公開で収蔵されている超貴重な車両)が見たいなぁ・・・σ(・∀・`)ロクイチ… なんて思いながら、あまり期待せずに開催告知のリリースに目をやると (=゚ω゚=*)ンン!?、展示予定車両として記載されていたのは、EF65形電気機関車 (゚∀゚)オッ!、EF81形電気機関車 (゚∀゚*)オオッ!!、事業車のクモヤ143系 (*゚∀゚*)オオオッ!!、そして・・・クモハ12形!! w(*゚o゚*)wオオオオオォォォォォォ━━━!! と、書かれているではありませんか! エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。これはどうしたことか、昨年とは一転してすべてが国鉄型車両と言うシブいラインナップ!しかも目玉が「クモハ12」とな!? ε-(°ω°*)クモジュー!!。ひょっとすると今年は国鉄からJRになってちょうど30年という節目の年なので、それを意識したものなのでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…。何にしても、近年には見られなかった魅力的な展示予定に大興奮 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とくにクモハ12へ特別な思い入れのある私は、別件の予定を急きょ変更し、四年ぶりとなる東京総合車両センターの公開イベントへと駆けつけることにしたのでした ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。ああ、あのクモハ12に会えるっ!!(*´v`*)ワクワク♪


8月26日(土)

イベントの開場は10時。その時間帯を見計らって最寄駅の大井町に着くと、会場付近にはすでに多くの同業者(鉄ちゃん)やファミリーで、長~~い行列ができていました (´д`;)人大杉…。ここに並ぶ感覚は久しぶりですが、相変わらず同イベントの人気の高さが伺えます λλλλλ,,,,,ゾロゾロ。ただ、会場となる車両センターの構内は敷地がかなり広いことから、意外にも列はスムーズに流れて、並び始めて30分ほどで正門に到達できました (゚∀゚)オッ!。最近にしては珍しく、朝から晴天となったこの日の東京。気温も高かったので、待ち時間が思ったよりも短かったのは助かります ε-(´∇`*)ホッ。では、さっそく入場して、構内の様子を見てゆきましょう (/*´∀`)o レッツラゴー♪(写真の紹介は展示の順路と異なります)。

0102.jpg
公開イベントの垂れ幕が掲げられた、
「東京総合車両センター」の工場棟正門。
今年も多くの方が来場しました。
同所は国鉄時代の「大井工場」という呼び名のほうが
しっくりと来るファンも多いかもしれませんね。
(゚ー゚*)オーイコー。

0103.jpg
正門脇で来場者を迎えるのは、
209系の試作車・クハ901-1。
(=゚ω゚)ノ ヤア。
ちなみに901系時代は本来、
幕板部の帯がブルーではなく黒でした。

0104.jpg
検修棟でメンテナンスが行なわれていた
常磐線用のE233系(左)と総武線用のE231系。
ともに台車が外されています。
この状態を見ると思わず呟きたくなるのが、
「足は付いていない・・・(゚∀゚)アヒャ☆」
▲JR東日本 東京総合車両センター

0105.jpg
0106.jpg
0107.jpg
0108.jpg
0109.jpg
外された足・・・いや台車などは、
こちらで分解されて整備を受けています。
台枠や車輪、空気バネ、モーターなどがずらり。
いちばん下の写真は、
その工程を来場者にわかりやすく説明する模型で、
作業員はSuicaペンギン? (´▽`*)ペンギン♪

0110.jpg
作業実演のコーナーでは、
常磐線用のE233系(クハE233)が
トレーラーに牽引される様子を披露。
公開イベントへ久しぶりに訪れた私は、
このようなシーンを初めて見ました。
w(゚o゚)w オオー!!
▲JR東日本 東京総合車両センター

0111.jpg
トレーラーで庫内に押し込まれたクハE233は、
そのままクレーンで吊り上げられます。
なかなか見ごたえのある一連の作業。
(丿´∀`)丿タカイタカーイ♪
ちなみに同車の車番は「クハE233-2017」で、
これはやはり2017年にかけたものかな?
▲JR東日本 東京総合車両センター

0112.jpg
こちらは検査を終えて、
ピカピカな状態となった総武線用のE231系(左)。
この黄色い山手線・・・いや、
山手線顔の総武線(?)も、だいぶ見慣れてきましたね
(同編成は山手線から総武線へ転属したもの)。
右は中央線用のE233系。
遠くて(小さくて)わかりづらいけれど、
「特別快速 松本」のレア表示を掲出しています。
(゚∀゚)オッ!
▲JR東日本 東京総合車両センター

0113.jpg
この日は久しぶりに夏日となった東京。
冷たいかき氷でちょっと一息・・・。
男は黙って、ブルーハワイ!
。゜+.(≧▽≦*)ヒャッコイ!゜+.゜。

まずは車体やパーツの整備、点検などが行なわれている、検修棟をひととおり見学 ...(((o*・ω・)o(クドいようですが、実際の順路とは異なります)。前述したように現在の同センターへ入場しているのは、新系列車両のE231系やE233系など、どれも似たような電車ばかりですが 231(゚-゚=)三(=゚-゚)233、その乏しいバリエーションのなかで行なわれた作業実演(クレーンを使った車両の上げ下ろしなど)に、常磐緩行線と地下鉄千代田線を直通するE233系2000番台(クハE233-2017)が使われたのは、千代田線好きの私にとってちょっと嬉しい収穫でした(笑)ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。それに、たとえ新系列車両ばかりであっても、やはり作業現場を間近に見られるのは貴重な機会で楽しいものです (・∀・)イイネ!。そんな検修庫を抜けた先の屋外エリアが、私のお目当てである車両展示コーナー (「゚ー゚)ドレドレ。多くのファンが群がる人壁の向こうには、既報どおりのEF65、EF81、クモヤ145、そして・・・クモジュー、イタ━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━ッ!!

0114.jpg
賑わいをみせるイベント会場で、
ひときわ多くの人が集まっていたのが、
車両の展示コーナー。
こりゃ、撮るのが大変そうだ・・・
(´∀`;)人大杉…

0115.jpg
0116.jpg
今年のラインナップは、上写真左端から、
「出雲」のマークを掲げたEF65 1115、
日章旗クロスのお召装備(風)が施されたEF81 81、
稲城長沼(南武線)の前頭板が挿されたクモハ12形、
そして下写真右端の事業用車クモヤ145。
この豪華な四車種でした。
w(*゚o゚*)wオオー!!
▲JR東日本 東京総合車両センター

かつてのブルートレイン牽引機・EF65形1115号機 (゚∀゚)オッ!、かつてのお召列車(天皇陛下がお乗りになる列車)牽引機・EF81形81号機 (゚∀゚*)オオッ!!、そんな華やかな両機と肩を並べているのは、なんとも古めかしい雰囲気が漂う茶色い電車 w(*゚o゚*)wオオーッ!!。これはいったい、いつの時代の骨董品だ?なんて思われるかもしれませんね σ(゚・゚*)ンー…。たしかにこの「クモハ12形」は、戦前の1928年(昭和3年)にモハ31形(モハ31018)として製造され、のちに単行(一両)で使用できる両運転台構造へ改造された際(1959年)に形式をクモハ12形(クモハ12052)と改めた経歴を持つ、今年で誕生から89年のふっる~い電車 (≧∇≦)シブイッ!。もちろん今は現役じゃありません(ただし現在も車籍を有しており、所属は中原電車区)。

0117.jpg
久しぶりに姿を現した、クモハ12形の052号車。
(クモハ12052)
ふだんの同車は東京総合車両センターの最深部に位置する、
屋根付きの保管庫(御料車庫?南修繕場?)に
収蔵されているため、保存状態はとても良好です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲JR東日本 東京総合車両センター

しかしこのクモハ12、製造されたのは約90年も前ですが、現役を退いたのは今から20年前の1996年(平成8年)のことで、定期旅客用の旧型国電(釣り掛け駆動方式)としては、国鉄からJR(東日本)へと引き継がれ、平成の世に生き残った希少な例 (・o・*)ホホゥ。そして神奈川の鶴見線(つるみせん)で活躍していた同形は、首都圏近郊に残る最後の旧型国電として、ファンの注目を浴びる存在でした ( ̄。 ̄)ヘー。実はかく言う私も、クモハ12が醸し出す味のある佇まいに魅了され、幾度となく晩年の同形を撮りに鶴見線へと足を運んだものです (*´ω`*)ナツカシス。個人的な思い入れのある懐かしい電車といえば、先日にご紹介したばかりの和歌山線105系でも同じような話になりましたが、105系の前身である常磐線の103系1000番台は、私が鉄ちゃん(鉄道趣味)になるキッカケとなった、馴染みのある地元の電車 ( ´_ゝ`)フーン。いっぽうこのクモハ12は、私の「撮り鉄」の原点である電車と言っても過言ではないかもしれません。というのも、それまでは駅や沿線で列車主体の編成撮りばかりだった私が、初めてひとつのテーマのようなものを持って、いろいろな角度から追いかけたのが、鶴見線に残っていたクモハ12でした【◎】]ω・´)パチッ!。引退後(鶴見線での運行終了後)は東京総合車両センター(旧・大井工場)にて保存されていたクモハ12、今年のイベントで同形と再会できたのは感慨深いものがあります。会場内はかなり混み合っていたけれど、やっぱり会いに来てヨカッタよ・・・。・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。


そこで今回は、この再会の感動とともに、クモハ12の現役時代の活躍に思いを馳せ、ここでいくつか当時の私が撮った写真をご紹介したいと思います。

0118.jpg
▲鶴見線 国道-鶴見

鶴見線は、横浜市鶴見区にある京浜東北線の鶴見から、弁天橋、浅野、武蔵白石、浜川崎、などを経て、川崎市川崎区の扇町(おうぎまち)までを結ぶ本線(7.0キロ)と、途中の浅野で本線から分岐して海芝浦(うみしばうら)へ至る支線(1.7キロ)、さらには武蔵白石で本線から分岐して大川へ至る支線(1.0キロ)、この三線(本線と二つの支線)から構成される、首都圏近郊の通勤路線 (・o・*)ホホゥ。京浜工業地帯の一画に縫うような形で存在する同線は、利用客の大半が沿線の工場への通勤者であり、車窓から見える景色も殺風景な工場や倉庫ばかりです ( ̄。 ̄)ヘー。そんな鶴見線で、私がよく撮影へ訪れていた頃(1990年前後)に主力で使われていたのは、三両編成の黄色い101系か103系(現在は205系)でしたが、それらに混じって活躍していた同線の“名物電車”こそ、戦前製で旧型国電の残党である二両のクモハ12形(クモハ12052とクモハ12053)(゚ー゚*)クモジュー。単行(一両)運転が基本で車体長の短いクモハ12はもともと、武蔵白石と大川の間の支線用の車両であり、同形が永く生きながらえたその理由というのは、大川支線の駅のホームが短くて三両編成の現行車両が入線できないというものでしたが、工場への通勤客輸送に特化した鶴見線では、朝夕のラッシュ時に比べると日中や休日の利用者が極端に少なく、のちに単行運転のできるクモハ12は大川支線のみならず、日中の本線(おもに支線との直通運用)でも使われるようになりました ( ´_ゝ`)フーン。本線に活躍の場が広がったクモハ12、それを機に私の記録が始まったのです (*`・ω・´)-3フンス!。

0119.jpg
「鶴見、入線。」
もともとは私鉄の鶴見臨港鉄道だった鶴見線。
その開業当時(1926年・大正15年)の雰囲気を
色濃く残す鶴見の頭端式ホームは、
クモハ12によくマッチしていました。
▲鶴見線 鶴見

0120.jpg
「古兵の貫禄」
クモハ12は上り方(鶴見側)が非貫通、
下り方は改造で増設された運転台で
中央に扉のある貫通型。
▲鶴見線 鶴見

0121.jpg
「注意書き」
今でも貼られているのかな?
▲鶴見線 鶴見

0122.jpg
「開扉」
重々しく開いたプレスドア。
さ、乗り込みましょうか。
▲鶴見線 鶴見

0124.jpg
0123.jpg
「操る」
ブレーキを緩めて、ノッチを入れると、
唸りをあげるツリカケモーター。

0125.jpg
「単行電車」
鶴見を発車して高架線を進むクモハ。
ここは京浜東北線や東海道線、横須賀線、
さらには京浜急行などが並走する区間で、
数多くの線路が見られますが、
写り込んだ電車は単行のクモハだけ。
▲鶴見線 鶴見-国道

0126.jpg
「縁日の参道」
・・・でも、
昼間は出店がやっていなくって、
撮ったときはイマイチだと感じた一枚。
▲鶴見線 鶴見-国道

0127.jpg
「工場路線」
私の俯瞰好きの原点と言える一枚。
沿線の建物の管理人さんにお願いをして、
屋上の給水塔に上ったんだよなぁ・・・。
こんな撮り方をする人は物珍しかったらしく、
管理人さんがつきそってくれました(笑)
▲鶴見線 鶴見小野-国道

0128.jpg
0129.jpg
「浅野の象徴」
浅野で分岐する海芝浦支線に
覆い被さるようにして設置されていたのは、
工場から伸びる鉄骨の構造物。
運河へ荷物を運搬する
コンベアみたいなものだったのかな?
ちなみに現在は無くなっています。
▲鶴見線 浅野

0130.jpg
「海が見える終着駅」
・・・として有名な海芝浦。
鶴見駅の注意書きはこの駅のことです。
改札からは出られないけれど、
よく海(?)を見に訪れました。
左のほうに霞むのは、
当時できたばかりの横浜ベイブリッジ。
(「海を見に行こう」ってココへ彼女を連れて行ったら、
「これは海じゃなくて運河だ!」と言われたっけ・・・^^;)
▲鶴見線 海芝浦

0131.jpg
「一息」
クモハの運転士さんも
折り返し時間まで海を眺めて過ごします。
▲鶴見線 海芝浦

0132.jpg
「運河」
殺風景な工場地帯を走る鶴見線のなか、
ここは数少ない潤いが感じられるスポット。
▲鶴見線 安善-浅野

0133.jpg
「都会のローカル線」
著名な某作家(M氏ね)が付けたと言われる、
同線を表すフレーズ。
たしかに単線をゆくクモハの姿は、
ここが川崎市内だとは思えません。
▲鶴見線 武蔵白石-大川

0134.jpg
「おおかわ」
現在は8時台~17時台に
列車の運行設定が無い大川支線ですが、
当時は日中にも列車が走っていました。
ただ、たしかに乗客はほとんど見かけなかったな・・・。
▲鶴見線 大川

0135.jpg
「カシャっ」
工場地帯で特殊な貨車を見かける鶴見線。
当時から貨物オンチだったワタクシには
これが何用の貨車なのかよくわからなかったけれど、
その丸っこい形と、四角いクモハの対比が面白くて、
シャッターを切った覚えがあります。
▲鶴見線 大川

0136.jpg
「狙い」
貨車の連結面のスキマから、
クモハの車番を見る。
自分で言うのも何だけど、
こんな撮影センスがあったんだ・・・。
▲鶴見線 大川

0137.jpg
「スペック」
あ、車体に「大井工」の文字・・・
(大井工場は東京総合車両センターの前身です)。
▲鶴見線 大川

0138.jpg
0139.jpg
「クモハの休日」
晩年は二両が残されたクモハ。
一両が運用に就き、
もう一両は車庫でお休み(予備)です。
▲鶴見線 弁天橋電車区

0140.jpg
0141.jpg
「晴れ舞台」
弁天橋電車区で行なわれた公開イベント。
二両のクモハが繋げられて、
101系とともに展示されました。
ところで・・・
クモハしか入線できなかった大川支線は
この日、どうしたんだろ?
▲鶴見線 弁天橋電車区

0142.jpg
「12052」
旧型国電特有の五桁表記。
万の位の「1」は17m級の車体長を、
千の位の「2」は電動車を表します。
▲鶴見線 弁天橋電車区

0143.jpg
「佇む」
武蔵白石、大川支線ホーム。
雨の日の夕方に発車を待つ大川ゆきは、
まわりに誰もおらず、クモハを独り占め。
▲鶴見線 武蔵白石

0144.jpg
0145.jpg
「灯り」
板張りの床、青いシートモケット、
天井で回る扇風機、
そして、温かみのある白熱灯の明かり。
それがクモハの空間。
▲鶴見線 武蔵白石

0146.jpg
「特等席」
運転台を増設した下り方の先頭部には、
一人用、もしくは二人用(1.5人用?)の
小さな座席がありました。
ちなみに先出した「操る。」に写る
マスコンやブレーキハンドルは
この席に座って撮ったものです。
▲鶴見線 武蔵白石

0147.jpg
「運行表示」
運行表示窓の灯りも昔ながらの電球色。
この表示窓は052と053で異なっていて、
写真の053は原型。
052のほうは内側の一段が塞がれています。
今年の公開でも、そこに目が行っちゃいました。
▲鶴見線 武蔵白石

0148.jpg
「車掌」
単行のクモハでしたが、
ワンマン運転ではなく、
ちゃんと車掌さんが乗務。
発車前に安全確認!
▲鶴見線 武蔵白石

0149.jpg
「積雪」
工場地帯を走り、自然に乏しい鶴見線。
季節感のある写真が撮れたのは、
この一枚くらいか。
▲鶴見線 武蔵白石

0150.jpg
「検診中」
これは94年に行なわれた
大井工場(現・東京総合車両センター)の
一般公開で見られた一コマ。
クモハ12は今年のような展示車両ではなく、
検修棟でメンテナンスが行なわれていました。
▲JR東日本 大井工場

0155.jpg
「涙雨」
そして引退を控えたダイヤ改正の前日。
定期運行の最終日は平日(金曜)でしたが、
武蔵白石のホームには
別れを惜しむ多くのファンが駆けつけました。
春先の冷たい雨が車体を濡らします・・・。
▲96.3.15 鶴見線 武蔵白石

0151.jpg
「惜別マーク」
営業運転終了後に行なわれた
クモハ12のさよなら運転。
前面には大きな黄色いヘッドマークが掲げられました。
車内にはファンの姿がびっしり。
▲96.3.24 鶴見線 浅野-安善

0152.jpg
「重連」
二両のクモハ12が連結された、
さよなら運転の特別運行。
いつもの倍になったツリカケモーターの唸り音は
クモハからの別れの挨拶。
▲96.3.24 鶴見線 国道-鶴見

0153.jpg
0154.jpg
「兄弟」
鶴見で顔を揃えたクモハ。
左が12052、右が12053。
二人揃って勇退です・・・。
▲96.3.24 鶴見線 鶴見


大川支線のホーム有効長が短いという特異な理由で延命されてきたクモハ12でしたが、それでも車体の老朽化はさすがに限界が近づいてきていたことから、大川支線へ現行車両(103系や、現・205系)が入線できるような工事(武蔵白石の大川支線ホーム撤去)や運行形態の変更(武蔵白石のホームを介さず、本線から大川支線へ直通)が行なわれ、1996年3月にクモハ12はその長い現役生活に終止符を打ったのです (´w`*)ドツカレサン。運行最終日や「さよならイベント」には私も駆けつけて、別れを惜しみました サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。

0156.jpg
「リベット」
車体に無数のリベットと呼ばれる鋲が並び、
四角くて無骨な形のクモハ12。
でも、どこか温かみのようなものが
同形からは感じられました。
▲96.3.24 鶴見線 鶴見


これが私の撮影した鶴見線クモハ12の記録です。ここにご紹介した写真の大半はモノクロですが、これは懐古気分を助長させるような演出ではなく原板のまま (゚ー゚*)シロクロ。趣味に費やせるオカネに余裕がなかった当時の私は、移動にかかる電車代(交通費)を少しでも捻出するための節約手段として、安い長巻きのモノクロフィルムをパトローネ(フィルムの缶)に詰めて撮影し、自分で現像やプリントをしていたんです (つω-`。)ボンビー…。後半はポジフィルム(カラー)を使用していますが(大井工場の入場シーンだけカラーネガ)、色はキレイなものの、高価なポジフィルムを使っていることによって、いい意味での”ムダ切り”が少なくなり、結果としてモノクロ時代のほうがのびのびと面白い写真を残せているように感じます σ(゚・゚*)ンー…。ただ、モノクロにしても、カラーにしても、このクモハ12を追った時期はとてもいい経験でしたし、今こうやってその記録を懐かしみながら振り返れるのは、撮り鉄冥利に尽きる幸せなことだとあらためて思いました (´ー`)シミジミ。そしてクモハ12と言えばもうひとつ、ここでご紹介したいのが、この作品。

0157.jpg
「鶴見、入線。(sonic ver.)」
(作者の許可を得て掲載しています)

実はこれ、先にお見せした鶴見駅の入線シーンの写真を、ちょっと前にソネブロでお馴染みの画家「sonicさん」に依頼して、個人的に描いてもらったものなんです。原板はモノクロ写真ですが、私はこれに色を再現して欲しいと言う、無茶なお願いをしたところ、sonicさんは快く引き受けてくださり、このような素晴らしい作品に仕上げてくださいました。とくに車両の色(ぶどう色2号)が忠実なのは、sonic画伯ならではといったところでしょうか(笑)。今はデジタル加工やスマホのアプリなどで、モノクロ写真に色を付けることもできるようですが、このような形で色を表現するというのもステキなものですよね。個人的にこれはとても嬉しい一枚で、自室のいちばん目立つところに飾らせていただいています(そんなsonic画伯の作品が、東京・白山(文京区)の喫茶「おとら」にて、8/31から9/6まで展示されています)。




0158.jpg
あらためて、
今年の東京総合車両センターで展示された、
クモハ12形のお姿を。
鶴見線から引退後のクモハ12は
052と053の二両とも保存されましたが、
残念ながら053のほうは2010年に解体処分となり
現存しているのは、このクモハ12052のみ。
これからも末永く大切に保存して欲しいと願っています。
▲JR東日本 東京総合車両センター

ここ数年は個人的にあまり期待をしていなかった東京総合車両センターの展示車両。ところが今年はクモハ12形という大きなサプライズがあり、久しぶりに熱く燃えた夏の一日でした o(炎◇炎)oメラメラ!。ちなみに、私はその年に行くことができなかったのですが、同イベントでクモハ12が展示されたのは2009年以来、8年ぶりとのこと。・・・と、来れば、次こそはやっぱり2010年以来となる、「あの名機」の展示を期待しちゃいますよね σ(・∀・`)ロクイチ…。はたして来年はクモハ12を越える、さらなるビッグサプライズがあるのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。

0159.jpg
お召装備(風)のEF81 81と並んだクモハ12。
この顔合わせもたまりませんが、
来年の同イベントでは「86年の田端」の再現・・・
なんてことにならないかなぁ~(笑)
(ホントに実現したら、激パで死人が出るか・・・^^;)
▲JR東日本 東京総合車両センター



☆オマケ★

先日にソネブロ仲間の「ken2さん」がご自身のブログで、クレーンを装備した操重車のソ80形の模型を紹介されており (゚∀゚)オッ!、その記事に私が「EF65に牽かれた回送ならば、実車を見たことがあります」とコメントを残したところ \_ヘヘ(∀`*)カタカタ、「写された写真を見てみたいです」と返されていました σ(゚・゚*)ンー…。そこで今記事のクモハ12の写真とともに、ソ80の写真も捜索 <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ。見つかったのが、この二枚です。

0160.jpg
0161.jpg
EF65PF(1030号機)に牽かれて、大宮を発車するソ80の回送列車。機関車との間には荷物車のマニ50が挟まっています。このソ80は当時、尾久客車区(現・尾久車両センター)に配置されていたソ99で、たしか偶然の出会いではなく、どこからか事前に情報を得て撮影へ行ったものだった覚えがあります (^_[◎]oパチリ 。ただし、回送の理由や用途、その行き先はよく分かりません・・・。

ONE-shot 261 夜のはりまや橋にて。

$
0
0

PICK UP ONE-shot 261 夜のはりまや橋にて。

0831.jpg
先日、仕事の出張で四国の高知へ
 
私が地方の出張に行くとき、
そのついでに趣味の鉄活動(乗り鉄や撮り鉄)を
ちょくちょく絡めているのですが、
今回は仕事のスケジュールがパンっパン。
とても出張鉄ができる余裕などありませんでした。
アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ

 

それでもどうにか一枚くらいは
高知を訪れた“鉄的な記念写真”を残したくて、
夜の懇親会(これも仕事の一環)のあとに私が向かったのは、
路面電車の「とさでん(とさでん交通)」が走る、
「はりまや橋」

 

 
堀川に架かるはりまや橋(播磨屋橋)は、
もともと江戸時代に造られた木製の太鼓橋で、
よさこい節の一節にも詠われる高知の名所でした。
しかし、交通網の発達による橋の拡張(架け替え)や、
さらには街の整備で堀川自体が埋められてしまい、
現在の同地にはモニュメント的な欄干があるだけ。
そのことから「ガッカリ名所」などと揶揄されています。
(´∀`;)ガッカリ…

 
そんなはりまや橋ですが、
趣がないと言われる石造りの欄干は
夜に眺めると意外にも悪くない雰囲気。
対岸(?)に見える「土佐鶴(地酒)」の電光看板も
高知らしくて、いい感じじゃないですか。
あとはここにとさでんの路面電車が加われば、
記念写真的な画がウマくまとまりそう。
(・∀・)イイネ
旧・土佐電気鉄道の旧塗装が来てくれると、
嬉しいんだけれどな・・・なんて思いながら
橋のたもとで電車を待っていると、
そこに現れたのは、とさでんの標準色とは異なる、
真っ赤に塗られた電車。
(=゚ω゚=*)ンン!?

 

実はこの赤い590形(592号)は、
名鉄(名古屋鉄道)から譲渡された、
元・岐阜市内線(2005年に廃止)の電車で、
今も名鉄時代と変わらない色を車体に纏っており、
数あるとさでんの車両のなかでも
文字通り異色の存在です。
電車にもそれぞれにいろんな経歴があるものですね。
(゚ー゚*)メーテツ?

 

 
高知の名所で見る、岐阜から嫁いだ名鉄電車。
鉄的にはなかなか面白いシーンだけれど、
高知を訪れた記念写真としてはちょっとビミョー?
σ(・∀・`)ウーン…
できれば、もう一本くらい待って、
次はとさでんのオリジナル車両を撮りたいところ
・・・ですが、
あいにく、この名鉄電車が、
本日のはりまや橋を渡る最終電車でした“とさ”。
(。A。)アヒャ☆

 
 

17.8.31 とさでん交通桟橋線 蓮池町通-はりまや橋
 
 
 

 

んなワケで、
先週の木曜日から土曜日までの三日間、
出張で高知市や南国市、佐川町などに行ってました。
ただし、記事の冒頭にも書いたように、
今回の出張はベリーハードスケジュール、
そしてせっかく週末が絡んだ日程でしたが、
予約の変更が不可な航空券が与えられたため、
個人的な延泊もできない状態ですた・・・(´д`;)アウ…
(いや本来、出張はこのようなケースがふつうであり、
延泊して出張鉄などできるほうが稀なんですけれどね ^^;)。
残念ながら今回は鉄的な収穫がほとんどなかったけれど、
ここではオマケ的にちょろっとだけ、
高知出張で撮った写真をご紹介したいと思います。
 

 

0000.jpg
羽田から高知龍馬空港までひとっ飛び。
⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ブーン
新幹線「のぞみ」と特急「南風」を
乗り継いで行きたいって希望したけれど
(片道約6時間)、
同行者に軽く一蹴されますた。
(´σД`)アホカ
 
0001.jpg
高知の駅前では、
坂本龍馬(真ん中)、武市半平太(左)、中岡慎太郎(右)
の土佐三志士の立像がお出迎え。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
いちおう、とさでんの路面電車と絡めてみましたが、
この角度だと龍馬よりも半平太のほうが目立ちますね。
ちなみにこの像、実は銅製(銅像)ではなく、
FRP(強化プラスチック)と発泡スチロールで
できているのだそうな。
 
0003.jpg
わずかな散策時間で巡れた名所は、
はりまや橋(トップ写真)と高知城くらい。
といっても、
お城はふもとの道路から見上げただけでした。
(「゚ー゚)ドレドレ
 
0005.jpg
今回の移動手段はクルマ
(私は運転せずに後部座席)。
移動中にとさでんの電車と並走です。
(´▽`*)ワーイ♪
2014年に旧・土佐電気鉄道を引き継いだ、とさでん交通。
新会社への移行に伴う新色化が、だいぶ進んでいました。
でも、このカラーリングも個人的にはキライじゃないです。
正面にデザインされたキャラ(?)がカワイイじゃん。
(・∀・)カワユス
 
0006.jpg
高知市から佐川町へ向かう際、
アテンドしてくれた現地の方がわざわざ
路面電車が敷かれた旧道(?)のほうを通ってくれました。
(゚∀゚*)オオッ!!
このあたり(朝倉電停付近)に私は、
四年前(2013年)に撮影へ訪れています。
道幅の狭い併用軌道や、
タブレットの交換が行なわれる単線など、
とてもいい雰囲気なんですよね。
また撮りにきたいなぁ・・・。
たまたますれ違ったのは、アンパンマン電車。
()’〇’()アソパソマソ
 
0007.jpg
高知市内から西へクルマで40分ほど、
城下町として栄えた佐川(さかわ)町を訪れました。
その中心部は趣ある商家住宅や酒蔵などが今も残り、
風情ある町なみを形成しています。
(・o・*)ホホゥ
左右に見えるのは佐川の地酒、司牡丹の酒蔵。
 
0008.jpg
ついでにちょろっとだけ、
JR土讃線の佐川駅にも立ち寄ってもらいました
・・・が、鉄運には恵まれず、
列車が来るタイミングには合いませんでした。
(・∀・`)ザンネン
 
0009.jpg
佐川で見つけたご当地名物(?)の
「ブラボーアイス」は、
地元産の牛乳(ぢちち=地乳って言うらしい)を使った、
チョココーティングのバニラバー。
そのストレートなネーミングと、
チープなロボットが描かれた、
昭和ちっくなパッケージがツボでした。
(σ´∀`)σイイネ〜♪
ちなみにこのアイス、
バーに7の印があると一本当たり、
77だと二本、777だと三本も大当たり。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
私はハズレでしたが、
ここで三本も当たったら、逆に困る・・・かも?(笑)
 
0010.jpg
0011.jpg
そして高知と言えば食や酒の宝庫!
新鮮なカツオの刺身や、ウツボの唐揚げ、
さらには豪快なお頭付きの焼き鯖寿司など、
どれも本当にたまらないほどの超美味で、
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!
ついお酒が進む進む・・・
土佐鶴、南、瀧嵐、司牡丹、藤娘、などなど、
地酒も存分に堪能しました。
Uヽ(>∀<*)クゥーッ!!
 
 
 
出張中の高知のお天気は連日、
とても気持ちのいい快晴でした。
(´▽`*)イイテンキ♪
こうなると私はむしろ、
撮り鉄ができないジレンマと言いますか、
フラストレーションがもうたまりまくり・・・。
((o(・∀・`)o))ウズウズ
でもこの欲求が、プライベートな鉄旅(旅行)への
原動力になっているような気もします。
頑張って旅費をせっせと溜めて、
今度はゆっくりと高知へ撮り鉄に訪れたいものです。
ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!

 

飯山線・・・「国鉄急行色DC野沢」号 撮影記

$
0
0
0000.jpg
2017.09.09 飯山線
復活のローカル急行
 「国鉄急行色DC野沢」号 撮影
 

暑さが暑さが和らぎ、だいぶ秋めいてきたというのに、夏の「青春18きっぷ*」があと二回分も残っている (;゚ロ゚)ハッ。ご存知のように今夏の東日本は記録的な天候不順で晴れの日が少なく、あまり撮り鉄へ出かける気にならなかった (・ω・`)ゞウーン・・・と言った理由もあるけれど、個人的にはお盆すぎから、前記事の「ONE-shot」でお伝えした高知の出張が絡んだ仕事にかかり切りで休日出勤などもあり、撮り鉄に出かけられる余裕が無かったと言うのが実情 アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。ブログの上だと美味しいモノを食べて、酒蔵のある町なみを散策し、路面電車を見に行っただけのオイシイ出張に見えますが ψ(`∇´)ψウケケ、実のところは仕事的にとてもとても重要なミッションで (`・ω・´)キリッ、無事に遂行できたことをホッとしています ε-(´o`A)ホッ。そんな抱えていた大仕事が一段落し、気がけばもう9月・・・ああ、夏が終わってしまった!? ヽ(´д`;)アア…。いや、まだだ、まだ終わらんよ! (;`д´)マダダ!。”夏”の「18きっぷ」の有効期限は9月10日で、週末の土日(9/9・10)まで使えます。残り二回分の「18きっぷ」、これを使い切らなきゃ、鉄としての私の夏は終わらない!? (*`・ω・´)-3フンス!。そしてその週末、「18きっぷ」を使って行くのにちょうどいい距離の路線で、個人的に魅力的なとある臨時列車の運転が設定されており (゚∀゚)オッ!、私はそれを目指してお出かけすることにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。はたして私はどこへ、何を撮りに行くのでしょうか・・・。

(*拙ブログでお馴染みの「青春18きっぷ」は、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる、期間限定のフリーきっぷ。一枚の値段は11,850円で、5回まで有効。つまり、一回(一日)分は2,370円という、乗り鉄に嬉しいオトクなきっぷです (´艸`*)オットク~♪)

 

9月9日(土)

0001.jpg
東京に入ってきたのは
高崎線へ直通する高崎ゆき普通列車。
豪快にブレているけれど、
(ノO`)アチャー
いちおう、赤煉瓦をちょろっと写し込んで、
旅の起点の東京駅らしさを表そうとしたんです(笑)
▲17.9.9 東海道本線 東京

0002.jpg
高崎で上越線の水上ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ロングシート仕様の211系です。
ちょっと前まで115系が多く見られた高崎地区ですが、
今やそのほとんどが211系に置き換えられました。
高崎の115系はまさに風前の灯か・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
▲17.9.9 信越本線 高崎

自宅の最寄駅で「青春18きっぷ」の4回目に使用開始の日付印を捺してもらい、乗り鉄旅をスタート …(((*・∀・)つ[18]。東京から上野東京ラインを経て、高崎線へ直通する前橋ゆきの普通列車に乗って首都圏の喧噪を脱出し、途中の高崎で上越線の水上(みなかみ)ゆきへと乗り継ぎます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。今日は久々に青空が広がる気持ちのいい晴天で、絶好の行楽日和となった週末 (´▽`*)イイテンキ♪。上越線の車内には山歩きやハイキングへ向かうと思われる方々の姿が多く見られ、座席はびっちり満席状態 (´д`;)人大杉…。私はかろうじて席に座ることができましたが、景色が眺めづらいロングシートの電車なので、無理矢理に振り向いて車窓を見ることはせず、スマホなどをいじりながら淡々と上越線を北上します。尾瀬へ向かうのでしょうか、途中の沼田で乗客の三分の一くらいが下車して私の隣は空席となり、少しだけ車窓の風景を眺める余裕ができました (「゚ー゚)ドレドレ。

0003.jpg
スッキリとした秋晴れの行楽日和。
上越国境にそびえる谷川岳も、
車窓にその雄大な姿を見せています。
(゚∀゚)オッ!
▲17.9.9 上越線 上牧-水上(車窓から)

0005.jpg
その谷川岳をトンネルで抜ける、
長岡ゆきの普通列車へ乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両は新潟地区の新たな顔となったE129系。
ボックスは埋まっていましたが、
ロングシートには座れました。
▲17.9.9 上越線 水上

水上でさらに先へ進む長岡ゆきに乗り継ぎ ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪・・・いや、新潟県です。越後湯沢を過ぎて、私が上越線を降りたのは、六日町(むいかまち)。ここで当駅から分岐する北越急行・ほくほく線の犀潟(さいがた)ゆきに乗り換えます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。ほくほく線はJRではない第三セクターの路線なので、「18きっぷ」は使えず、別途に利用区間の運賃を精算して乗車 (*・ω・)つ[キップ]

0006.jpg
六日町でほくほく線の犀潟ゆきに乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
HK100形には、開業20周年を記念した、
ヘッドマークが掲げられていました。
車内は空いていて、ボックス席をゲット♪
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.9.9 北越急行ほくほく線 六日町

0007.jpg
第三セクターのほくほく線は
JRの「18きっぷ」で乗れません。
利用区間を車内で精算します。

0008.jpg
ほくほく線の車窓に広がるのは、
秋色に染まった田園風景。
このあたりで収穫されるお米が、
かの有名な魚沼産コシヒカリです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲17.9.9 北越急行ほくほく線 六日町-魚沼丘陵
(車窓から)

上越線の六日町と信越本線の犀潟を結ぶ、ほくほく線 (´▽`*)ホクホク♪。かつては首都圏と北陸地方を繋ぐメインルートの一角を担い、上越新幹線と接続する特急「はくたか」(越後湯沢~金沢)が頻繁に走っていましたが、一昨年(2015年)に北陸新幹線が開業(長野〜金沢の延伸)してからの同線は、特急が廃止されて地域輸送が主体のローカル線となり、私もとんとご無沙汰。久しぶりの乗車となりました (*´∀`)ノ゙オヒサァ!。と言っても、今回はその全線を乗り通さず、途中の十日町(とおかまち)で下車。

0009.jpg
六日町から下り列車で15分、
ほくほく線沿線の主要駅、
十日町で列車を降ります。
▲17.9.9 北越急行ほくほく線 十日町

0010.jpg
蕎麦どころとして知られる十日町、
板状の盆に蕎麦を盛った、へぎ蕎麦が有名です。
時間が合えばお蕎麦を食べて行きたいところでしたが、
まだお昼の開店前でした・・・。
σ(・∀・`)ザンネン
ちなみに来月の10/21・22には、
地そばまつり」が行なわれるのだそうです。
▲17.9.9 飯山線 十日町

十日町には乗ってきたほくほく線のほかにもう一線、JRの飯山線(いいやません)が乗り入れており、その飯山線こそが今回の私の目的路線です (・o・*)ホホゥ。飯山線は上越線と接続する新潟県の越後川口から、十日町、津南(つなん)、森宮野原(もりみやのはら)、戸狩野沢温泉、飯山を経て、しなの鉄道北しなの線(旧・信越本線)と接続する長野県の豊野(とよの)までの96.7キロを結び、列車自体は長野へと乗り入れる、非電化のローカル線(本来の起点は豊野のほう)。新潟と長野の県境の山あいを信濃川に沿って、縫うように線路が敷かれた飯山線は、日本有数の豪雪路線として知られています ( ̄。 ̄)ヘー。そんな飯山線ですが・・・あれ?新潟側の接続駅が上越線の越後川口なら、ほくほく線を使わずに「18きっぷ」だけでも乗り継げたんジャマイカ?と、賢明な鉄道好きの方ならば思われることでしょう σ(゚・゚*)ンー…。たしかにそのとおり (○-`ω´-○)ウム。

0011.jpg
これが飯山線とその周辺路線の
大まかな位置関係。
緑色がJR飯山線(越後川口~豊野)、
青色がJR上越線、
そして赤色が第三セクターのほくほく線です。
今回の私はJR線同士の接点である越後川口を経由せず、
六日町から十日町までほくほく線を使い、
ショートカットしますた。
(地図はクリックで拡大します)

できることならば私も、ちゃんと起点(路線上の終点)である越後川口から飯山線に入りたいところでしたが σ(゚・゚*)ンー…、列車の運行本数が少ない飯山線は、この時間帯の越後川口での接続がとても悪く、具体的に言うと、もしあのまま上越線を六日町で降りずに越後川口(11時24分着)まで行っていたとすると、次の飯山線の上り列車は越後川口で約二時間待ち(13時10分発の186D)( ̄  ̄;)ニジカン…。ちなみにその一本前は約二時間前(9時02分発の182D)で、「18きっぷ」での鈍行乗り継ぎ旅だと東京からは間に合いません (ヾノ・∀・`)ムリムリ(つまり越後川口発の飯山線は9時02分のあと、13時10分まで約四時間も列車が無いと言うことです w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!)。いっぽう、六日町から十日町までほくほく線でショートカットすると、十日町を始発駅とする上り列車に40分ほどで接続(11時50分発の136D)(゚∀゚)オッ!。目的地(目指す撮影ポイント)には越後川口経由よりも一本早い列車で、二時間近く早く到達できます (゚∀゚*)オオッ!!。過去に何度か飯山線の全線を乗り通している私、今回は乗り潰しが目的ではないので、このほくほく線によるショートカットを選びました m9(`・ω・´)ケテイ!。ちなみに「18きっぷ」の別途に払ったほくほく線の運賃(六日町~十日町)は300円。これで一本早い列車に乗れるのならば、お安いものです (´0ノ`*)オーッホッホッ。飯山線の長野ゆき上り列車は、定刻に十日町を発車。

0012.jpg
十日町の地平ホームには
飯山線の列車が待機していました
(乗車する長野ゆきは右)。
(´▽`*)キハキハ~♪
現在の飯山線の定期列車は基本的に
全列車がこのキハ110系で統一されています
(同線を走る観光列車の
「越乃Shu*Kura」はキハ40・48、
「おいこっと」はキハ110)。
ちなみに左上のほうに見える立派な高架橋は、
ほくほく線の線路。
▲17.9.9 飯山線 十日町

0013.jpg
飯山線は今年で全線開業88周年の米寿。
それを記念した入場券が発行されましたが、
十日町ではすでに完売。
σ(・∀・`)ザンネン
残っていたら買おうと思ったのに・・・って、
よく見たらお値段が4,390円もする代物でした。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ タカッ!
とても買えないや・・・。

0015.jpg
0016.jpg
のどかな田園風景のなかをゆく飯山線の列車。
(´ー`)ノドカ
このあたりの土地でよく見られる棚田も
車窓から眺められます。
▲17.9.9 飯山線 土市-越後水沢(車窓から)

0017.jpg
土市(どいち)の駅舎脇に置かれているのは、
十日町市や津南町を舞台に行なわれる
大地の芸術祭(越後妻有アートトリエンナーレ)」
で2015年に制作された、
台湾の絵本作家、ジミー・リャオ(幾米)氏の作品で、
絵本「幸せのきっぷ Kiss & Goodbye」の世界を
再現したというオブジェ。
( ̄。 ̄)ヘー
▲17.9.9 飯山線 土市(車窓から)

そんな新潟と長野を結ぶローカル線の飯山線は、今年で開業88周年の米寿と言うお祝いの年を迎え、記念きっぷ(記念入場券)の発行などいろいろな企画が設定されています (*゚▽゚)/゚・:*【祝・米寿】*:・゚\(゚▽゚*)。残念ながら記念きっぷは完売御礼のようでしたが(残っていても買えないお値段だったけれど (^^;)ゞ)、その記念企画の一環として、この週末(9/9・10)に同線で特別運行されるのが、国鉄急行色(復刻色)を纏ったディーゼルカーのキハ47+キハ48(新潟車)による、「国鉄急行色DC野沢」号(事前募集制、団体専用のツアー列車)(゚∀゚*)オオッ!!。これはかつて同線で走っていた、急行「野沢」(長岡~長野・飯山線経由、1986年に廃止)を今に再現したようなもので、国鉄型好きの私にはたまらない復刻列車 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。これが飯山線を訪れた、私のお目当てです (´ω`)ナルヘソ。それにしてもこの特別列車、土曜日に長岡発・長野ゆきの上り、日曜日に長野発・長岡ゆきの下りと、各日で片道ずつの往復運転なのですが、なぜか今日(土曜日)運行される上り列車の設定時刻は遅く、長岡の始発が14時15分で、終着の長野には18時07分 σ(゚・゚*)ンー…。おかげで「18きっぷ」利用の鈍行旅でも余裕で通過時刻に間に合うのは助かりますが、前述したように深い山あいを走る飯山線、午後の遅い時間帯だと線路が山影に翳られてしまいます (゚ペ)ウーン…。お目当ての列車へきれいに日が当たるのは、どのあたりなのか・・・事前に地図や撮影地情報などを調べて、撮影ポイントを精査した結果 \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、私が十日町から乗った上り列車を降りたのは、越後鹿渡(えちごしかわたり)という小駅 (・ω・)トーチャコ。

0018.jpg
列車は信越地方を代表する大河、
信濃川を鉄橋で渡ります
▲17.9.9 飯山線 越後田沢-越後鹿渡(車窓から)

0019.jpg
0020.jpg
信濃川の鉄橋を渡った先にあるのが、
下車駅の越後鹿渡。
(・ω・)トーチャコ
集落の一角に佇む無人駅です。
ホームの上屋がシブくていい雰囲気。
▲17.9.9 飯山線 越後鹿渡

東京0620-(高崎1822E)-高崎0816~0824-(上越727M)-水上0930~0947-(1731M)-六日町1053~1057-(ほくほく線834M)-十日町1111~1150-(飯山136D)-越後鹿渡1209

同駅で下車したのは私ひとり。列車内にも、とくに同業者らしき人は見かけなかった気がします σ(゚・゚*)ンー…。やはり列車の運行が二~三時間に一本程度の飯山線では移動するのに効率が悪く、沿線での撮影にはクルマを利用される方が多いのでしょうね (´ω`)ナルヘソ。駅から撮影ポイントへ向けて集落を歩いていると ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、道に人の姿はありませんが、山のほうからチェーンソーのような音が響いてきます。山に囲まれた土地柄、このあたりは林業が盛んなのでしょうか。日差しはキビシいものの、秋らしさを感じる心地よい風を受けながら歩くこと20分、ちょっとした高台に位置する撮影ポイントへとたどり着きました。同地にいらっしゃった先客はお二方ほど (*・ω・)ノ゙チワッス♪。

0021.jpg
駅から歩いてやってきたのは、こんな場所。
(「゚ー゚)ドレドレ
奥に見える水色の鉄橋は、
先ほどの列車で渡った第5信濃川橋梁です。

ここは道路脇のお手軽な場所ながら、眼下にカーブする飯山線の線路と鉄橋が見下ろせる、私好みの俯瞰ポイント (σ´∀`)σイイネ~♪。キャパ的にもまだじゅうぶんに余裕があり、自由にアングルを組み立てられます。注意すべき点は、手前を横切る電線をウマくかわすことでしょうか ( ̄^ ̄)ゞラジャ!。なんとなく立ち位置やアングルを決めて、まずはためしに次の普通列車へカメラを向けてみます【◎】]ω・)。試し撮りと言っても、運行本数がとても少ない飯山線ですから、その列車は貴重な一本。しかも、現れたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

0023.jpg
紺と白に塗り分けられた単行列車が、
山あいに架けられた鉄橋を渡りゆきます。
▲17.9.9 飯山線 越後田沢-越後鹿渡(後追い)

復刻色、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!
この撮影ポイントでは後追いとなる、越後川口ゆきの下り列車(131D)は、先ほど私が十日町から乗ってきた標準色のキハ110(白地に扉部が深緑)とは色が違う、青と白のツートンカラー (゚ー゚?)オヨ?。この色の車両はいったい何なのかというと、復刻急行の「野沢」とハナシが混同しそうでちょっとややこしいのですが、これは先述の飯山線88周年の記念と、長野で開催されている観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」の開催に伴い、かつてJR化直後(90年代)の飯山線を走っていたキハ52やキハ58、キハ40などのディーゼルカーに施されていた、いわゆるご当地カラー(地域色)を現行のキハ110に復刻したもの (・o・*)ホホゥ。当時は古い国鉄型のキハに似合わぬ派手なカラーリングから、“年増の厚化粧”などと揶揄されたとも聞きますが ( ̄b ̄;)シーッ、実は私が初めて飯山線を乗り潰し目的で利用したときの列車がまさにこの色でして、個人的にはとても懐かしい印象があるのです (ノ∀`)ナツカシス。

0024_1.jpg
これが当時の私が飯山線の完乗目的で乗った、
ご当地カラーの「飯山色」に塗られたキハ52。
(ノ∀`)ナツカシス
いま見ても、似合っているかどうかビミョーな印象ですが、
ああ、こんなのもあったな・・・的な、
懐かしさは覚えます(笑)。
ちなみに左に写し込んだ標柱は
「とまとの国・・・」を見せたかったわけでなく、
実はその横に書かれている、
「JR日本最高積雪地点」を記録したかったんです。
でも、この構図じゃよくわからないですね
(この標柱はのちほど、また登場します)。
▲90.12 飯山線 森宮野原

0024_2.jpg
こちらは同色のキハ40。
ほかにキハ58などもこの色が存在しました。
ちょっと分かりづらいですが、
車体に書かれている「VOITURE AMITIE’」の文字は、
フランス語で「友情の列車」と言う意味なんだそうな。
でも、なぜフランス語だったのだろう・・・?
σ(゚・゚*)ンー…
▲90.12 飯山線 森宮野原

そんな個人的に想い出のある飯山色の復刻色も、飯山線を訪れたのならば、ぜひ撮りたいと思っていた編成でした σ(・∀・*)トリタイ!。しかし私には運用がよくわからず、全18両ある長野のキハ110・キハ111のうち(「おいこっと」の二両も含む)、わずか二両の復刻色に当たるかどうかは、まさに運次第でしたが 八(゚- ゚)オネガイ、こうやって現れてくれたのはホントにラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。ちなみにこの下り列車、もしも私が越後川口を経由していたらここでは撮れなかったもので、そう考えるとほくほく線経由の300円は多いに価値のある出費だったと言えよう(笑)。試し撮りに話を戻してアングルを見ると、夏場で斜面の木々が生い茂り、鉄橋や川(信濃川)の半分程度を隠しちゃっているのは少々残念だけれど、それでもこの自然豊かな風景は飯山線らしくて、なかなかいい感じです (・∀・)イイネ!。ちょっとでも川面を分からせたくてこのようなアングルにしてみましたが、もう少しカーブした線形を活かした画にしようかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。光線状態はこれから徐々に列車の正面側へと日がまわり、本命の急行「野沢」が通過する頃にはちょうどいい頃合い(バリ順)となるハズ (゚ー゚*)ハズ。

0024.jpg
時間に余裕があったので、
ためしに鉄橋の近くまで行ってみたものの、
夏草が鬱蒼と生い茂り、
土手や河原へ到達するのはちょっとキビシい感じ。
(゚ペ)ウーン…
それでも果敢に薮へ突入しようとしましたが・・・
近くに落ちていたヘビ(マムシ?)の死骸を見て、
やっぱり断念しますた。
ヒィィィ(i|!゜Д゚i|!)ィィィィ

0026.jpg
ふたたび復刻色を撮った場所に戻り、
次の上り列車(186D)をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
今度は標準色のキハ110です。
もしも越後川口を経由していたら、
この列車で越後鹿渡へ来ることになっていました。
▲17.9.9 飯山線 越後田沢-越後鹿渡

いちおう列車の待ち時間で、ほかにも撮れそうな場所は無いかと、坂道を下って鉄橋の周囲をウロついてみるも o(- ̄*o))))...ウロウロ...((((o* ̄-)o、とくに目ぼしいアングルは見つけられず(ホントはためしに川面を入れて、鉄橋をサイドから狙ってみたかったけれど、ムリでした (´Д⊂ムリポ)、あらためて本命の急行「野沢」を狙うのは、はじめに復刻色を撮った俯瞰ポイントに決定し、腰を落ち着かせます m9(`・ω・´)ケテイ!。次にやってきた長野ゆき上り列車(上写真の186D)で光線状態を確認すると (「゚ー゚)ドレドレ、だいぶ列車の顔(正面)にまで日がまわるようになってきました (゚∀゚)オッ!。快晴に恵まれたこの日は、上空に流れ雲がほとんど見られず、雲影によるマンダーラ(まだら状態)になる心配もなさそうです ε-(´∇`*)ホッ。やがて、急行「野沢」の通過時刻が近づき、最終的には10人くらいが集まったお立ち台。そこに聞こえてきたのは山あいに響く、国鉄型キハの重厚なエンジン音・・・

0027.jpg
急行「野沢」、キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

0028.jpg
鉄橋渡り終えてカーブにさしかかる、
キハ47+48の「国鉄急行色DC野沢」号。
晩夏の深い緑に包まれた飯山線に、
懐かしい色の急行列車が帰ってきました。
▲17.9.9 飯山線 越後田沢-越後鹿渡

いーやませんで、国鉄キハが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
山の緑を背にして鮮やかに映える、クリームと赤のツートンカラーに塗られた国鉄型ディーゼルカー。これぞまさしく、国鉄時代に亜幹線や地方交通線(いわゆるローカル線)を走っていたローカル急行を思い起こさせ、郷愁感が漂う昭和の情景です (≧∇≦)シブイッ!。これが現代の飯山線で見られるなんて、国鉄型好きとしてはもう、感動、感激、大興奮!(*°ω°)-3 ムフーッ!。ぶっちゃけ、当列車に使用されたキハ47とキハ48は、もともと急行形ではなく近郊形(一般形)の車両で、それに急行色を施したという「なんちゃってリバイバル」ではあるけれど、それでも国鉄急行形としての雰囲気はじゅうぶんに感じられる、いい役者じゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。通過時刻と日当り具合の読みもバッチリで、午後遅くの日差しが西へ向かう急行列車をキレイに照らしてくれました。これは大満足の結果です ъ(゚Д゚)グッジョブ。ああ、鈍行列車を乗り継ぎ、はるばる飯山線まで来てホントにヨカッタよ・・・ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。傍らを通過するキハの乗客へ手を振って見送り、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。同地にいた他の皆さんは大急ぎで撤収し、クルマで去っていったけれど ブーンε=凸、追っかけをするのかな・・・(間に合うの?)σ(゚・゚*)ンー…。余韻を味わっていて残された私は、ひとり歩いて越後鹿渡の駅へと戻ります ...(((o*・ω・)o。次に乗る列車は、約一時間後。

0029.jpg
次の上り列車は時間的に
先ほどの飯山色(復刻色)が、
折り返して来るのではないかと期待し、
ちょっと気合いを入れてホームの先端で
望遠レンズを構えてみましたが・・・
【◎】]ω・´)
やってきたのは標準色のキハ110ですた。
ズルッ!ミ(ノ;_ _)ノ =3
▲17.9.9 飯山線 越後鹿渡

0030.jpg
到着した列車にそのまま乗り込みます。
ド逆光ですが、たまたまワンマン用のミラーが
ウマい具合にレフ板(光を返す効果)となり、
列車の顔がちょっとだけ明るく写りました(笑)
▲17.9.9 飯山線 越後鹿渡

乗車した長野ゆきの上り列車は越後鹿渡を出ると、しばらく信濃川に沿って走ります (゚∀゚)オッ!。そういえば先日、たまたま視聴したテレビの某バラエティ番組で、「ローカル線の旅、景色がいいのは左右どっちの車窓?」的な企画を見ましたが(マツコさんと有吉さんの番組ね。その時は予土線をバーチャル旅していました)、この飯山線はずっと線路の南側に信濃川が沿っており、私が乗っている上り列車ならば進行方向の左側の車窓がオススメです o(- ̄*o)コッチ。越後鹿渡の乗車時には空いていなかった左側のボックス席ですが、幸いなことに次駅の津南で学生さんが何人か下車し、私はお目当ての席に座ることができました ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。車窓に川の流れを眺めながら、のんびりと飯山線の乗り鉄を楽しみます。

0031.jpg
左手の車窓(上り列車)に広がるのは、
日本一の長さを誇る、悠久なる信濃川の流れ。
ちなみに信濃川は新潟県での呼び名で、
長野県に入ると千曲川(ちくまがわ)と名を変えます。
▲17.9.9 飯山線 津南−越後田中(車窓から)

0033.jpg
途中の森宮野原に建てられていた、
この標柱・・・
そう、先出した過去の写真で、
飯山色キハ52の傍らに写っていたのと同じやつです。
これはJR(国鉄)の日本最高積雪地点を記録したもので、
高さは標柱のてっぺんとほぼ同じ7.85m。
隣の軽トラと比べると、その高さはスゴいですよね。
w(゚o゚*)w オオー!!
表記によると昭和20年に記録したものだそうですが、
今でも変わっていないのかな・・・?
(ちなみに、あくまでもJR駅での積雪記録日本一です)。
▲17.9.9 飯山線 森宮野原(車窓から)

0034.jpg
森宮野原からは長野県に入った飯山線。
車窓に映る夕刻の里山は、郷愁を誘う情景です。
(´ー`)シミジミ
▲17.9.9 飯山線 上境−戸狩野沢温泉(車窓から)

0035.jpg
野沢温泉への玄関口である戸狩野沢温泉は、
飯山線の長野県側においての運転上の要衝で、
ここから先(長野~戸狩野沢温泉)は
おおむね一時間に一本の運転本数となります。
ホームで乗客を見送るのは「野沢温泉道祖神」。
(=゚ω゚)ノ ヤア
▲17.9.9 飯山線 戸狩野沢温泉

0036.jpg
ローカル線らしからぬ近代的な駅は、
北陸新幹線との接続駅で、
飯山線の名にもなっている、飯山。
一昨年の北陸新幹線開業後、
私は新幹線で通過したことはありましたが、
飯山線側から同駅を見るのはこれが初めてで、
その変わり様にビックリです。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
でも新幹線ができて、飯山は便利になりましたね。
▲17.9.9 飯山線 飯山

県境を越え、途中の森宮野原で長野県へ入った以降も変わらずに、信濃川あらため、千曲川となった川沿いを飯山線の列車は淡々と西へ進みますが ...(((o*・ω・)o、時間が経つにつれて徐々に日は落ち、北陸新幹線と接続する飯山を出た頃にはだいぶ薄暗くなりました ( ̄  ̄*)クライ。
「青春18きっぷ」を使った飯山線の旅、結局のところ撮り鉄的にはたった一カ所の撮影ポイントを訪れることしかできませんでしたが、私としてはそこで撮れた「国鉄急行色DC野沢」号は大きな成果でしたし (^_[◎]oパチリ、合わせて車窓風景のきれいな飯山線の乗り鉄も楽しめたことで、飯山線と言うローカル線の魅力を存分に満喫できました (*⌒∇⌒*)マンゾク♪。何よりもこれが「18きっぷ」一回分+α(ほくほく線の運賃)で味わえるのですから、コストパフォーマンスは高いと言えますよね (´艸`*)オットク~♪(あくまでも鉄ちゃん的にね)。秋の紅葉や、雪深い冬、初夏の新緑など、四季折々で様々な表情を見せる、自然豊かな飯山線。今回は運転されていなかった観光列車の「おいこっと」などを撮影しに、またぜひ訪れてみたいと思います (=゚∇゚)ノ マタネ。

0037.jpg
豊野からしなの鉄道・北しなの線に直通し、
終点の長野には19時過ぎに到着。
越後鹿渡から二時間半のローカル線旅でした。
(´w`*)ドツカレサン
▲17.9.9 信越本線 長野

越後鹿渡1634-(飯山142D)-長野1909

0038.jpg
長野のしなの鉄道線ホームには、
湘南色に復刻されたしなの鉄道の115系(S3編成)
が停車していました (゚∀゚)オッ!。
これはちょっぴりラッキーな鉄運♪
▲17.9.9 信越本線 長野

さて、飯山線を乗り通して長野までやってきた私。ここから先も「18きっぷ」の鈍行旅を続けるのか?それとも北陸新幹線で一気に帰京? σ(゚・゚*)ンー…。いや、私の手元にある「18きっぷ」は本日までに使った分を除き、あと一回分(一日分)の余りがあります。そこで今夜はここ長野で宿泊し、有効期限最終日の翌日(9/10)に最後の一回(5回目)を使いたいと思います。明日はどこへ行こうかな~♪ (*´v`*)ワクワク♪

0039.jpg
ようこそ、信州へ!
(´▽`*)アルクマ~♪

0040.jpg
長野と言えば、やっぱりお蕎麦でしょう。
蕎麦前の一杯(実際は三杯)は、
亀齢・純米吟醸ひとごこちのひやおろし
をいただきました。
合わせたのは地野菜のお漬け物と板蕎麦の網焼き。
(゚д゚)ウマー!
そういえばこの日(9/9)は、
敬愛するhanamura師匠のお誕生日でしたね。
旅の空からお祝いの乾杯☆
カンパーイ♪ (〃゚∇゚)ノC凵☆オメメトー!

 

・・・続きます。




しなの鉄道・・・115系「初代長野色」 撮影記

$
0
0

0000.jpg
2017.09.10 しなの鉄道
見えるか!?黒姫山
 115系「初代長野色」 撮影
 

前回からの続きです。
9月になって、すっかり秋めいてきたというのに、まだ夏シーズンの「青春18きっぷ」を二回分(二日分)も未使用のままで残していた私  (;゚ロ゚)ハッ(「青春18きっぷ」の使用規準など、概要に付いては前記事を参照)。もちろんこのまま無駄にしてしまうようなもったいないことはせず、有効期限がギリギリとなった週末の土日(9/9・10)に、同きっぷでの鉄道旅を遂行 …(((*・ω・)つ[18]。残り二回分のうちの一回(通算、四回目)を使った初日は、都内から高崎線と上越線、第三セクター路線のほくほく線(「18きっぷ」とは別料金)の普通列車を乗り継いで、新潟県の越後川口と長野県の豊野の間を結ぶ、ローカル線の飯山線(いいやません)を目指しました (゚ー゚*)イーヤマセソ。同線を訪れた目的は、開業88周年の米寿を記念して特別に運行される、「国鉄急行色DC野沢」号を撮ることです (´▽`*)キハキハ~♪。山の深い緑に包まれて走る国鉄色ディーゼルカーのキハ47+48を、秋晴れという好条件のもとで迎えられて、お目当ての撮影は大満足の結果に (^_[◎]oパチリ。また、乗車のほうでも、信濃川(千曲川)沿いをゆく同線の自然豊かな車窓風景を存分に堪能 (´ー`)シミジミ。撮り鉄と乗り鉄の両方で飯山線の魅力を余すところなく味わって、日が暮れた頃に私は宿泊地の長野へと到達しました (・ω・)トーチャコ。これで残りの「18きっぷ」はあと一回分(一日分)。明けて旅の二日目に、私はどこへ向かうのでしょうか・・・ σ(゚・゚*)ンー…。長野を宿泊地に選んだ時点で、もう目的路線の想像がついた方も多いかな?(笑)


9月10日(日)

0001.jpg
旅の二日目は長野からスタート。
同駅の駅舎(善光寺口)で特徴的な大庇と列柱は
“門”をイメージした造りで、
信州の玄関口を表しているとのこと。
( ̄。 ̄)ヘー
▲17.9.10 信越本線 長野

前日に続いて今日も秋晴れのお天気となった長野の朝 (´▽`*)イイテンキ♪。いい気分でさっそく宿泊したホテルから駅へと向かいます (/*´∀`)o レッツラゴー♪。信州の中心都市である長野は、北陸新幹線とJR在来線の信越本線(篠ノ井~長野)、第三セクター路線のしなの鉄道・北しなの線(長野~妙高高原)、さらにはJR駅と少し離れた地下駅を発着する、地方私鉄の長野電鉄・長野線(長野~湯田中)、この四線が正式な乗り入れ路線ですが、ほかにもJR篠ノ井線(塩尻~篠ノ井)と、しなの鉄道・しなの鉄道線(軽井沢~篠ノ井)が信越本線を介して、また前記事で紹介したJR飯山線(豊野~越後川口)が北しなの線を介して、それぞれに長野を列車の発着駅としており、同駅はまさに県内屈指の交通の要衝です (・o・*)ホホゥ。そんな長野駅の改札窓口で、例のごとく「18きっぷ」に使用開始の日付印を捺してもらう・・・のかと思いきや、私はすぐ脇の自動券売機で普通乗車券(きっぷ)を購入して改札を入りました (*・ω・)つ[キップ]。実はまずこれから乗るのは、JRの「18きっぷ」が使えない、第三セクター路線の「しなの鉄道(しな鉄)・北しなの線」。そして同線が、旅の二日目に私が選んだ目的路線です (゚ー゚*)シナテツ。

0003.jpg
長野の在来線ホームにて発車を待つ、
しなの鉄道・北しなの線。
車両は同鉄道オリジナルカラーの
赤とグレーに塗られた115系です。
▲17.9.10 信越本線 長野

0004.jpg
駅構内の売店で仕入れた朝ゴハンは、
野沢菜の味噌漬けやわさびのりが中身の、
長野ご当地おにぎり。
ボックス席に座っていただきます。
p(▲)q( ̄~ ̄*)モグモグ

乗り込んだ妙高高原(みょうこうこうげん)ゆきの下り普通列車は、しな鉄オリジナルカラーの115系。色は違えども馴染みのある国鉄型の115系に揺られて長野をあとにすると、その感覚は「以前」とまったく変わらず、これがJRではない三セク(第三セクター)路線の列車であることをつい疑ってしまいます σ(゚・゚*)ンー…。というのも、拙ブログを読んでくださる「鉄分が高めな方」ならば、もうご存知のことだと思われますが、しな鉄はもともとJR東日本の信越本線(高崎~長野~新潟、当時)だった一部の区間を、北陸新幹線(長野新幹線)の開業に伴い、長野県の第三セクター方式鉄道へ所有と経営が移管(JRからの経営分離)されたもので、軽井沢~篠ノ井のしなの鉄道線が1997年の旧・長野新幹線(高崎~長野)開業時に、そして私が長野から乗った、長野~妙高高原の北しなの線が一昨年(2015年)の北陸新幹線延伸(長野~金沢)開業時に、それぞれ引き継がれて今日に至っています ( ̄。 ̄)ヘー(話が長くなるので、並行在来線の三セク転換が抱える問題等については、あえてこの場では触れません)。私が北しなの線に乗るのは、転換された翌日に妙高高原から長野までの上り列車を乗り通して以来のことで、長野を発車する下り列車を利用したのは今回が転換後初めて。アタマではしな鉄の路線ということを理解していますが、感覚的には今も信越線の列車に乗っているという印象です σ(゚ー゚*)JR…?。

0005.jpg
長野を発車してすぐ、下り列車の左手に見えるのは、
鉄ちゃん的に重要なスポットの
JR東日本・長野総合車両センター(車両基地)。
211系やキハ110などの所属車両に加え、
この日は前日に私が飯山線で撮った
「国鉄急行色DC野沢」号の急行色キハ47・48や、
さらには中央線・篠ノ井線で団体列車として運行された、
ジョイフルトレイン「リゾートエクスプレス・ゆう」
の姿も見られました (゚∀゚)オッ!。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 長野-北長野
(車窓から)

0006.jpg
0007.jpg
長野から3駅目の豊野を出ると、
前日に乗ってきた飯山線が分岐。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
上写真の電化されている左側が北しなの線、
非電化の右側が飯山線です。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 豊野-牟礼
(車窓から)

0008.jpg
飯山線と別れた北しなの線は山間部へ入り、
緑豊かな自然の風景が車窓に映ります。
▲17.9.10しなの鉄道北しなの線 豊野-牟礼
(車窓から)

しな鉄の両線(しなの鉄道線と北しなの線)で共通に使われているのは、転換時にJRから譲渡された国鉄近郊型の115系にオリジナルカラー(赤とグレー)を施したもの (゚ー゚*)ゲゲゴ。同系は国鉄時代の製造から約40年が経つベテランの車両で、老朽化の不安やサービス面での見劣りが懸念されるものの、雪深い寒冷地や勾配線区での使用に適した、山岳路線のエキスパートです (`・ω・´)キリッ!。本家・JRの115系が新型への置き換えなどにより、その数を急速に減らしつつあることから、にわかに注目が高まってきた印象のあるしな鉄の115系。そんななか、最近の流行りに乗って(?)同鉄道でも、例の「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」を盛り上げる企画の一環により、現行の115系に過去の塗色を再現した、いわゆる「復刻色」の編成が走っています (・o・*)ホホゥ。

0009.jpg
しな鉄で運行される列車は全車が115系。
懐かしさを感じる国鉄型の乗り心地を
今も存分に味わえます。
(σ´∀`)σイイネ~♪

また復刻色の話題か・・・(・∀・`)マタ? などと言わずにお付き合いいただければと思いますが、もともとは国鉄型の115系に施された復刻色というと、やはり国鉄時代の代表的な湘南色スカ色(横須賀色)が真っ先に思い浮かぶところで σ(゚・゚*)ンー…、現にしな鉄でもその両色を再現した編成が存在します (゚∀゚*)オオッ!!。たまたまながら前日の夜(前記事)には、湘南色の復刻編成(S3編成)を長野で見かけることができました (^_[◎]oパチリ。しかし、今回の私のお目当ては復刻色であっても、実は国鉄色ではないのです ( ̄△ ̄;)エ?。しな鉄では今年、一気に三本の編成をそれぞれ違う復刻色に塗り替えるという太っ腹ぶりを見せ ъ(゚Д゚)グッジョブ、湘南色とスカ色の国鉄色に加えて、もう一本の編成に再現されたのが(実際の塗り替え順とは異なります)、JR化直後の90年代に一時的に見られた長野地区のご当地カラー(地域色)、「初代長野色」というもの (゚ー゚*)ショダイ?。もちろん個人的に見て国鉄型にいちばん似合うのは、原色と言える国鉄色(湘南色やスカ色)だという見方は変わらないところですが (○-`ω´-○)ウム、ぶっちゃけ、湘南色やスカ色の115系はJRの別路線(上越線や中央線)などで、今までに何度も撮影できています【◎】]ω・)パチャ。いっぽう、現行時に塗られていた期間が短くて、地域限定のご当地カラーだった初代長野色は、私がほとんど記録できていない色でした σ(゚・゚*)ンー…。そんなマイナーなカラーリングを復刻色に選ぶなんて、しな鉄もなかなかニクイじゃありませんか (≧∇≦)ニクイッ!。・・・ということで、私は事前にしな鉄のHP公表されている復刻色編成の運用(運転時刻)の中から初代長野色(S7編成)の動向を確認し \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、同色が運行される予定の北しなの線を訪れたのです(ちなみにこの日、スカ色(S16編成)はしなの鉄道線のほうで運行。湘南色は運用に就かない予備編成でした)。

0010.jpg
天狗伝説がある飯綱町の牟礼(むれ)。
信越線時代から同駅のシンボル的存在だった
ホーム上の天狗さまは、
しな鉄となった今も変わらず乗客を迎えてくれます。
(°⊆°*)テング
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 牟礼(車窓から)

長野から新潟県の妙高高原まで、37.3キロを結ぶ北しなの線。それほど長い距離の路線ではなく、スッキリと列車が撮れるような撮影地も多くないのですが、同線には沿線随一の眺望と言えるお立ち台的な有名撮影ポイントがあります (・o・*)ホホゥ。それが古間(ふるま)と黒姫(くろひめ)の駅間に位置する、通称・黒姫山バック (゚ー゚*)クロヒメ。標高2,053 mの黒姫山(くろひめやま)は、そのお椀を伏せたような整った姿から、信濃富士とも呼ばれる名山で(日本二百名山のひとつ)、件の撮影ポイントでは列車の背景にその美しい山容を写し込むことができるのです (゚∀゚*)オオッ!!。もちろん、天候条件が良ければ・・・のハナシですが、はたして黒姫山のご機嫌はいかがでしょうか ハーワーユー?(*´∀`)ノ゙。

0011.jpg
下り列車に乗っていると、
やがて車窓の左手に見えてきたのは、
なだらかな山容の黒姫山。
(゚∀゚)オッ!
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 古間-黒姫
(車窓から)

朝から青空の広がる秋晴れに恵まれたこの日、古間を過ぎると列車の車窓に見えてきた黒姫山は (「゚ー゚)ドレドレ、上空に若干の雲が沸いているものの、その姿は山頂までしっかりと見えており、まずまずのコンディション (・∀・)イイネ!。それを見た私は迷わずに、撮影ポイントの最寄駅である黒姫で下車しました m9(`・ω・´)ケテイ!。

0012.jpg
0013.jpg
長野から35分で黒姫に到着。
(・ω・)トーチャコ
列車を降りて構内の跨線橋に上がると、
黒姫山(下写真左)と妙高山(同右)が一望できます。
これはなかなかいい眺め♪
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫

0014.jpg
三セクのしな鉄は「18きっぷ」が使えず、
ふつうのきっぷを買って乗車しました。
(*・ω・)つ[キップ]
北しなの線の長野~黒姫は片道640円。

0015.jpg
長野県北部の信濃町にある黒姫駅。
県境が近く、隣駅の妙高高原は新潟県です。
スキー場のある黒姫高原や斑尾高原、
ナウマンゾウの発掘で知られる野尻湖への
アクセス拠点となっている同駅は、
スキーヤーやハイカーなど、
季節ごとに多くの観光客が訪れます。
かつては首都圏や関西圏から直通のスキー臨時列車、
「シュプール号」も運転されていました。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫

長野0746-(北しなの線319M)-黒姫0821

駅から黒姫山が見える撮影ポイントへは、歩いて20分ほど。お目当ての初代長野色が通過するまでの時間にも余裕があり、秋晴れのもとで高原の爽やかな風を感じる、気持ちのいいウォーキングです ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。ところが、歩きながら景色を望み見ると、次第に気掛かりな状況となってきたのが、黒姫山 ( ̄△ ̄;)エッ…。いつの間にか上空に湧いていた雲が、ずいぶんと増えてきているではありませんか。う~ん、大丈夫かなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。やがて到着した目的地には、先客の方がお一人いらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。挨拶をして、私もさっそくカメラを構えます。

0016.jpg
古間と黒姫の間にある、
お立ち台的な有名撮影ポイント。
国道に併設された歩行者用の跨線橋から、
黒姫山と北しなの線の線路が一望できます。
(゚∀゚*)オオッ!!

「朝方よりも、だいぶ雲が出てきちゃったね・・・」と、先客のおにーさん σ(・∀・`)ウーン…。あたりはスッキリとした快晴なのに、山のまわりにだけ雲が沸く・・・これぞまさによくあることの「山バックあるある」ですね (´∀`;)アルアル。それでも今のところは、どうにか山頂まで見えている黒姫山。これが約一時間後の初代長野色が通過するときにどのような状況になっているかは、神のみぞ知る運次第ってところですが 八(゚- ゚)オネガイ、とりあえず次の普通列車をためしに狙ってみます。そこへやってきた下り列車は・・・(*゚ロ゚)ハッ!!。

0017.jpg
雄大な黒姫山を望みて、
北しなの線を走りゆく115系の普通列車。
その色は信越線時代の名残りである、
水色の長野色でした。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間
(後追い)

長野色、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!
先ほど私が長野から乗ってきた、赤とグレーのしな鉄標準色とは異なる、白と水色の淡い115系 (゚ー゚?)オヨ?。お目当ての初代長野色とハナシが混同しそうでちょっとややこしいのですが、これは北しなの線に転換される前のJR信越線などで走っていた115系の色で、復刻色のほうを初代長野色とするならば、この色は「二代目長野色」といったところ ヨッ!(゚o゚*)ニダイメ!。現在のJR長野支社に115系は配置されていないものの、後継の211系の帯色にこのカラーリングは引き継がれており、「現行長野色」とも呼べるかもしれません(JRの長野色115系は新潟に一編成だけ在籍し(L99編成)、工場入場時の伴走車などとして使用)。そんな長野色を纏ったしな鉄の115系、これも一連の復刻色・・・ではなく、同編成は北しなの線への転換時にJRからそのまま譲渡されたもので、しな鉄となって一年半が経過した今でも、JR時代の色から変更されていないのです ( ̄。 ̄)ヘー。同様の長野色は現在、しな鉄に二本が在籍(S13・S15編成)。しかし実車を見るとだいぶ色が褪せてきており、現行色への塗り替えが間近なのかもしれず、この機会にたまたま撮れたのはいい記録となりました(この色は復刻色ではないので、運用は公開されていない)(o ̄∇ ̄o)ラキー♪。まあ、たとえ塗り替えで消滅しちゃったとしても、いずれは同鉄道で「懐かしの二代目長野色」などといって、再び復刻されるような気がしないでもないのですが・・・(´ω`*)タシカニ。ちなみに現在のしな鉄で運行されている115系は、標準的な現行色のほかに、いま撮った長野色、復刻された湘南色、スカ色、初代長野色、さらには観光列車「ろくもん」用の特別編成と、実に6種類ものカラバリ(色違い)が存在するカオス状態となっています (´∀`;)カオス。

0018.jpg
続いて次の上り列車は
先ほど私が乗ってきた列車の折り返しで、
標準的な現行のしな鉄色。
この色の115系は精悍な印象を受けます。
(`・ω・´)キリッ!
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間

雲が沸きだしたものの、黒姫山バックで撮ることができた長野色と現行色の二本 (^_[◎]oパチリ。そして次に来る下り列車が、お目当ての初代長野色編成です (*`・ω・´)-3フンス!。列車への光線状態(日当たり具合)は良好でバリ順。しかし・・・ここにきて、山頂付近の雲が一段と勢力を増し、さらには低く垂れ込めだして、とうとう黒姫山のアタマは雲に隠されてしまいました ヽ(´д`;)アア…。ああ、あともう少しで初代長野色がやってくるのに・・・σ(・ω・`)ウーン…。一度まとわりついてしまった雲はそうそう取れず、そんななかで迎えてしまった通過時刻・・・(´・д・`;)ハラハラ…。

0019.jpg
ああ、山頂が雲に・・・ヽ(´д`;)アア…。

0020.jpg
信州の高原風景によく似合う、
爽やかなカラーリングの初代長野色。
しかし黒姫山は雲のなか・・・。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間
(後追い)

初代長野色が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
・・・が、残念ながら山の状況は回復せず、黒姫山はご機嫌ななめの雲隠れ il||li _| ̄|〇 il||lii。快晴の空で期待値が高かっただけに、この塩対応にはガッカリも大きいなぁ・・・ (´・ω・`)ショボーン。そんな風景的にはしょっぱい状況ではありますが、列車自体はきれいに日が当たって、鮮やかに発色した初代長野色 (゚∀゚*)オオッ!!。この色は明るいアイボリーホワイトを基調に、山の緑をライトグリーンで、長野県人の温かい県民性を裾部のえんじ色(赤)で表したカラーリングだそうで(しな鉄のHPより。個人的にはたしか、白は雪、緑は山、赤はリンゴって覚えがあった)、なかなかバランスが取れた良い配色のように感じます。あらためて実車を見たら、意外と好印象 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。・・・と、今でこそそう思えるけれど、この色が現行だった時代は個人的にまだ国鉄のイメージが抜けきってなく、当時乱発していたJR色やご当地色への無理矢理な国鉄型の塗り替えはどれもイマイチに思えて受け入れられず (-“-;*)ウーン…、好んでカメラを向けようとはしませんでした (`^´#)彡プイッ。それはこの初代長野色の115系に限らず、前記事でご紹介の飯山色キハや、同じく現代に復刻されている183系(189系)の「グレードアップあずさ色」などもそうで、現行時代の同色など少なくともメインで撮りに行くことはなかった (´σД`)フーン。それでも何かのついでに撮った、試し撮りのカットなどが残っていたりするものでして、うろ覚えながら過去のネガやポジを漁ってみると、初代長野色もいくつか発掘することができました (゚∀゚)オッ!。でもね・・・

0021_1.jpg
今は廃止となった鉄道名所(いや難所か)、
横川~軽井沢の碓氷峠をゆく115系の普通列車。
(ノ∀`)ナツカシス
急勾配の峠越えを手助けするEF63形電気機関車が
前部に連結されていますが(上り列車)、
機関車の次位に見えるのが初代長野色です。
さらに後方はおなじみの湘南色。
ちなみに、爽やかな色への塗り替えで
イメージアップを図っていますが、
この115系は非冷房の編成です(笑)
。゚(A′□`;)qアチィィ・・・
▲90.5 信越本線 軽井沢-横川

0021_2.jpg
これは冬の大糸線で撮った、初代長野色の115系。
後追いで撮った後方には(写真的には編成の先頭)、
事業用車のクモヤ143が連結されています。
冬季ならではの架線に付着した霜取り用かな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲91.1 大糸線 信濃大町-南大町(後追い)

0021_3.jpg
信濃大町の駅を発車するところを狙った、
初代長野色の普通列車。
(^_[◎]oパチリ
お顔のアップなので解りづらいですが、
よく見るとこの車両は115系ではなく、
急行型の169系です。
▲91.1 大糸線 信濃大町

見つかった過去の初代長野色はこの三枚 (ノ∀`)ナツカシス。碓氷峠の通過や事業用車との併結など、見方によっては貴重なシーンと言えるのですが (゚∀゚*)オオッ!!、それにしても顔(車両の正面)が隠れていたり、顔をアップで撮ったカットもモノクロだったりと、初代長野色の色合いや塗り分けがちゃんとわかるような写真が、一枚もないではありませんか (゚ー゚;)タシカニ。いずれも何かのついでで撮ったものなので、仕方ないところではありますが、なんだか初代長野色との縁の悪さを感じます (^^;)ゞポリポリ。そんなワケでしな鉄が復刻した初代長野色は、ぜひとも一度はキッチリと撮影をしに訪れたいと思ったのでした (´ω`)ナルヘソ。あいにく黒姫山には嫌われちゃったけれど、晴天順光で同編成を記録できただけでも、まあ、最低限の結果は残せたといえようか (^_[◎]oパチリ。

妙高高原へと下っていった今の初代長野色は、折り返して約一時間後に上りの長野ゆきとしてココへ戻ってくるので、次はそれを狙います (*`・ω・´)-3フンス!。しかし、まとわりついた雲はさらに低くなり、好転するのがもう絶望的となった黒姫山 (´Д⊂ダメポ。山が見えないのに山バックで撮ってもしゃーないので、少し場所を変えることにしました。跨線橋の上から見えていた、田んぼの脇に移動です ...(((o*・ω・)o。

0022.jpg
実りの秋。
首を垂れる稲穂を横目に見て、
信濃路を快走する復刻色。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間

黄金色の田園で、復刻色が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
秋色に染まった田園風景とよくマッチした、白と緑の初代長野色。季節感があって、なかなかいいアングルじゃないですか (・∀・)イイネ!(山が見えていたら、もっと良かったケドさ)。車両の存在感としては初代のほうが、淡い水色の二代目よりも、風景に映える気がします 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。JR発足直後の黎明期にイメージアップを図り、国鉄時代の湘南色からご当地色の初代長野色へ塗り替えが施された、長野地区の115系(や169系)(`・д・´ノ)ノ チェイング!。しかし、その色が定着しないうちに(まだ全車が塗り替えられていなかった)、今度は長野の冬季五輪(98年)が開催されるに伴って「冬の五輪をイメージする清楚でクールな色」が求められ ( ̄△ ̄;)エッ…、同地区の車両は再度の塗装変更を実施 (`・д・´ノ)ノ チェイング!。結果的にそのクールな水色の二代目長野色が定着することとなり、初代長野色はわずか10年足らずで姿を消したのです (´・ω...:.;::..サラサラ..。過去の私の記録写真では、顔が見えなかったり、モノクロだったりと、曖昧なイメージだった初代長野色でしたが σ(゚・゚*)ンー…、現行時代から約20年という時を経て、ようやく私のアーカイブに顔が見える色付きの写真が収まりました (´ー`)シミジミ。これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。さ、黒姫でお蕎麦でも食べてから、鈍行でのんびりと東京に帰ろう カエロ…((((o* ̄-)o。

0023.jpg
撮影ポイントから駅へ戻る道すがら、
こんな鮮やかな花畑の横を通りました。
(´▽`*)キレイ♪
お花は詳しくないのですが、
なんという名のお花でしょうか?

0024.jpg
蕎麦好きの私、
やっぱりお昼は信州そばをいただきます。
入ったのは信越線時代にも訪れたことがある
黒姫駅近くのお店なのですが、
ここのお蕎麦はホンっトに美味しくて、
これだけでも黒姫を訪れる価値があると思うほど。
お蕎麦の艶が違います。
ソバ(゚д゚)ウマー!

0026.jpg
長野ゆきの上り列車に乗って、
黒姫をあとにします バイチャ!( ゚д゚)ノシ。
入ってきたのは現行色の115系
(ちょうど長野色の下りとすれ違い)。
ホームに掲げられている案内板をよく見ると、
「長野・高崎・東京・松本・名古屋・大阪 方面」
の文字が見えますね。
これも信越本線時代の名残りかな・・・。
(´ー`)シミジミ
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫

北しなの線屈指のお立ち台、黒姫山バックで狙った、初代長野色の復刻編成【◎】]ω・´)パチッ!。残念ながらここ一番の本命で黒姫山が雲隠れしてしまいましたが ヽ(´д`;)アア…、その前の長野色(二代目)と現行色では黒姫山が見えており、また、お目当ての初代長野色も黄金色の田園風景という季節感ある情景のなかで撮れ、大満足とは言えないけれど、まずまずの成果は得られたように思います (・∀・`)マ、イッカ。黒姫山バックにした初代長野色の画は次の機会にリベンジかな?いや、今度は湘南色やスカ色も撮りたいし、しなの鉄道線のほうで浅間山バックなども狙ってみたい・・・σ(゚・゚*)ンー…。115系の聖地となりつつあるしなの鉄道、また近いうちに訪れることとなりそうです(笑)マタネ!(=゚∇゚)ノシ (そういや115系といえば、新潟ではこの色が復刻されるんでしたっけ)。

0002.jpg
北しなの線で115系の乗り心地を味わいつつ、
出発地の長野にふたたび戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!
(次の列車の乗り換えに時間がなかったので、
これは朝の出発時に撮ったカットです)
▲17.9.10 信越本線 長野

黒姫1155-(北しなの線328M)-長野1228

さて、北しなの線での撮影を終えて、黒姫から長野に戻ってきた私 (=゚ω゚)ノ タライマ!。いったんしな鉄の乗車券(黒姫~長野)で改札を出場し …((((*・ω・)つ[キップ]、あらためて「18きっぷ」に日付印を捺してもらって再入場します …((((*・ω・)つ[18]。そう、ここからはJRの鈍行列車(普通・快速列車)を乗り継ぐ「18旅」です (゚∀゚*)オオッ!!。といっても、長野から篠ノ井線、中央本線経由で東京へと帰るだけの行程ですが (´σД`)ナーンダ、それでも「18きっぷ」一回分(2,370円)のモトはじゅうぶんに取れます(同経由での長野~都区内の普通乗車券は5,080円)(´艸`*)オットク~♪。これが夏の「18きっぷ」最後の一回の使い方。

0027.jpg
北しなの線からわずか4分で接続した
篠ノ井線の茅野ゆきは、二連のE127系。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
いったん改札を出ていて乗車がギリギリになった私は
出発時に座ることはできませんでしたが、
長野から4駅目の篠ノ井で席が空きました。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲17.9.10 信越本線 長野

0028.jpg
篠ノ井線と言えばやはり、
日本三大車窓のひとつに挙げられる、
姨捨からの善光寺平は見逃せません。
進行方向の左側に座れてよかった
(ロングシートだけどね)。
いつ見ても壮大な眺めです。
w(゚o゚*)w オオー!!
▲17.9.10 篠ノ井線 姨捨付近(車窓から)

0029.jpg
松本で中央線へ直通する塩山ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ロングシート仕様の211系ですが、
6両編成の車内は空いていました。
ちなみに、ひとつ前のE127系も、この211系も、
115系時代からの「二代目長野色」を
帯色として継承しています。
ヨッ!(゚o゚*)ニダイメ!
▲17.9.10 篠ノ井線 松本

0030.jpg
中央線の車窓から見る八ヶ岳。
黒姫山と同様に雲がかかっていますが、
かろうじて山頂まで望むことができました。
(゚∀゚)オッ!
やっぱり車窓から名所が見えると、
嬉しいものです。
▲17.9.10 中央本線 信濃境-小淵沢(車窓から)

0032.jpg
そして小淵沢から都内まで乗るのは、
土休日運転の臨時列車、
「ホリデー快速ビューやまなし」号。
二階建て車両の215系です。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
行楽客でホームは混雑していましたが、
難なく個人的にお目当ての
平屋席(車端部)に座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.9.10 中央本線 小淵沢

夏の「18きっぷ」のラスト二回分を使った今回の信州旅。初日に訪れた飯山線の信濃川橋梁では、深い山の緑にまだ夏の名残りを感じましたが、ところどころの車窓に広がる田園は黄金色が目立ち、すっかり秋の装いとなっていました (゚- ゚)アキ。信州に吹いていた爽やかな風も、だいぶ涼しかったように思います 彡(*´ー`*)スズスィ彡。今夏は天候不順が続いたこと(と仕事が忙しかったこと)で、9月まで引っ張ってしまった「18きっぷ」の使い切り。でも、最後の二日間はそれまでの鬱憤を吹き飛ばすような晴天に恵まれて(黒姫山は隠されたケド)、いい締め括りができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0033.jpg
「ビューやまなし」の車内にて、
地ビールの「信州浪漫」で打ち上げ。
缶にデザインされている「アルクマ」と乾杯です。
☆凵ヽ(°(エ)°*)カンパーイ♪
ポップなデザインながら
本格的な地ビールの「信州浪漫」は、
信州の伏流水と温泉水をブレンドし、
二条大麦を使用したオールモルトビール。
カスケードホップの爽やかでフルーティーなアロマと、
スッキリした心地よい苦みが楽しめます。

0034.jpg
たまたま甲府で車窓越しに見かけたのは、
中央本線用の新しい特急型車両・E353系。
(゚∀゚)オッ!
長らく試運転が続いていた同形式ですが、
ついに今年12月のデビューが決まったようですね。
▲17.9.10 中央本線 甲府(車窓から)

長野1232-(篠ノ井2238M)-松本1357~1426-(中央440M)-小淵沢1544~1617-(ホリデー快速 ビューやまなし)-新宿1855


 

ONE-shot 262 天高く。

$
0
0

PICK UP ONE-shot 262 天高く。

0918.jpg
しばらく降り続いていた秋雨が落ち着き、
気持ちのいい青空が広がったこの日。
(´▽`*)イイテンキ♪
とくに何か珍しい列車が走るわけではないけれど、
カメラ(とビール)を持って、
郊外の河川敷へ足を運んでみました。
ε=ε=ε=┌(* ̄v ̄)┘テクテク

 
土手に腰を下ろし、
ビールを飲みながら鉄橋を眺めていると、
頻繁に走る通勤型電車に混じってやってきたのは、
特急列車の「スーパーあずさ」。
(゚∀゚)オッ!
西日に照らされた流線形の先頭部がカッコいい!
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜

 

先日、新型のE353系がデビュー間近だと、
新聞の紙面上に掲載されていた「スーパーあずさ」、
これは早くも現行のE351系のおくり鉄(葬〇鉄)か!?
σ(゚ー゚*)ソーシキ…?
・・・というつもりはなく、
「ONE-shot」にこの写真を選んだのは、
たまたまいい光(日差し)が同列車に当たってくれたから。
゚+.(つ∀≦)マブシッ!+.゚
(ホントは189系の「ホリデー快速」が本命だったのですが、
日差しが雲に翳られてしまいまいますた (´д`;)アウ…)

 

 
とはいえ、近い将来の引退が囁かれているE351系。
このような好条件の時に撮れたカットが
のちにいい記録として振り返れるのかもしれませんね。
(^_[◎]oパチリ☆

 
 

17.9.18 中央本線 日野-立川
 
 
 

 


0900.jpg
気持ちのいい秋空のもと、
鉄橋を渡る電車を眺めながら、
のんびりと外飲み~♪
カンパ~イ♪(* ̄∇ ̄)ノ凸
それにしても、ついブログ映えを意識して、
シャレオツなラベルの瓶ビールなんぞを選ぶあたりが、
我ながらいやらしいねぇ・・・(笑)
(^^;)ゞポリポリ

ちなみにキ〇ンさんの新商品だというこのビール
「IPA」とは「インディア・ペールエール」の略だそうで、
ホップの苦味と柑橘系のフルーティーな香りがマッチした、
上品なお味のビールでした。
でも、ちょっとクセがあって個人的にはあまり口に合わず、
やっぱりいつもの「オヤジ系缶ビール」にすればよかったな・・・
と少し後悔 σ(・∀・`)ウーン。
見栄や絵的なことなど考えず、
素直に「男は黙って」アレですね (゚∀゚)アヒャ★
 

中央本線・・・快速「レトロ中央線号」 撮影記

$
0
0
0000.jpg
2017.09.24 中央本線
秋晴れ信濃路をゆく客車列車
 快速「レトロ中央線」 撮影
 

7月から長野県で開催されている大型観光キャンペーンの「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」(´▽`*)デスキャン♪。拙ブログでも撮り鉄的な目線で、臨時特急の「木曽あずさ」や、特別運行された「信州カシオペア紀行」、さらには同キャンペーンの一環として過去の車体色が復刻された、飯山線のキハ110や、しなの鉄道の115系、さらには松本電鉄上高地線(アルピコ交通)の3000形など、いろいろご紹介しましたが (^_[◎]oパチリ(これ以外にも、私は撮りに行けなかったけれど、もっといろんな臨時列車やイベント列車が運行されました)、同キャンペーンは夏の終わりとともに、今月の末日(9/30)を持って閉幕となります (゚ー゚*)オワリ…。
そしてそのトリを務める特別列車(イベント性の高い臨時列車)として連休(23・24日)に大糸線と中央線でそれぞれに設定されたのが、むかし懐かしい茶色の旧型客車(旧客)を使用した、大糸線で運行の快速「レトロ大糸線」(松本~南小谷)と、篠ノ井線・中央本線で運行の快速「レトロ中央線」(松本~富士見)(゚∀゚*)オオッ!!。先頭に立つ牽引機(客車の前後に機関車が付くプッシュプル(PP)スタイル)は、両日の両列車(の前後)ともに国鉄型電気機関車の青いEF64形(1000番台)で、これは私のような国鉄型好きにはたまらない、なんともシブい組み合わせではありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。しかも今はちょうど沿線の田んぼが、収穫間近の稲穂で鮮やかな黄金色に染まっているような時期。これは撮りに行きたいなぁ・・・ (・∀・*)トリタイ!。
長野の方には前々週も「青春18きっぷ」を使って行ってきたばかりだし (・∀・`)マタ?、給料日前と言うことでフトコロにはあまり余裕がないけれど (´д⊂)ボンビー、旧客撮影への欲望が抑え切れない私は、遠方の大糸線はムリでも、中央線くらいなら行ってもいいかな・・・σ(゚・゚*)ンー…と、出撃を敢行 m9(`・ω・´)ケテイ!。一路、秋色が濃くなりつつある、信濃路へと旅立ちました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


9月24日(日)

0001.jpg
高尾から乗った小淵沢ゆきの普通列車は、
セミクロスシート仕様の211系。
はじめはロングシートに座っていましたが、
途中の上野原でクロスシートに移動できました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲中央本線 高尾

0002.jpg
勝沼ぶどう郷付近の車窓から望む、
甲府盆地の風景。
雲が多くて山は見えません。
今日のお天気、大丈夫かなぁ・・・。
σ(・ω・`)ウーン…。
▲中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(車窓から)

まずは都内の高尾から、小淵沢ゆきの普通列車に乗ります ...(((o*・ω・)o。休日の朝の中央線を多くのハイカーとともに下るのは、私が甲信(山梨・長野)方面へ向かうときのお決まりパターンですが、今回の出発時間はいつもに比べるとちょっと遅めで、高尾を7時半に出発 (´ー`)ノンビリ。これはお目当ての「レトロ中央線」が、松本10時12分発、富士見12時26分着という運転ダイヤ(運行時刻)で、終着地の富士見に近いあたりで撮ろうと考えている私は、時間にじゅうぶんな余裕があるのです (´ω`)ナルヘソ。
都内から長野県の富士見までは、普通列車だと三時間近くの乗り鉄旅。ボックス席に座って車窓越しに空を仰ぎ見ると、今のところ厚い雲に覆われていて青空も太陽も見えません ( ̄  ̄;)ドングモリ。でも天気予報だと今日の甲信地方は「晴れ時々曇り」となっていて、「朝のうちは雲が残るけれど、徐々に晴れ間が広がる」らしい (・o・*)ホホゥ。お昼近くに撮る「レトロ中央線」までに、晴れてくれるかしら・・・σ(゚・゚*)ンー…。

0003.jpg
甲府で乗り継ぎの合間に構内の駅そばで朝食。
たしか甲府名物の「鳥もつ煮」を蕎麦にトッピングした、
鳥もつ煮そばっていうのがあったハズなのですが、
今回はメニューのなかに見当たりませんでした。
朝の時間帯だからなのか、
それとも、もうやめちゃったのかな?
(そもそも期間限定品だったのかも)。
代わりに食べたのは、山菜とワカメと温玉がのった、
朝限定の朝そば。これで380円。
ソバ(゚д゚)ウマー!

0004.jpg
高尾から乗った列車は
途中の小淵沢までしか行かないので、
甲府で松本ゆきに乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
今度はロングシート仕様の211系でした。
▲中央本線 甲府

0005.jpg
西のほうへ向かうに連れて、
青空が見えるようになってきました。
でも、八ヶ岳は雲のなか。
(´д`;)雲大杉…。
田んぼはまだ稲刈り前で黄金色です。
▲中央本線 小淵沢-信濃境(車窓から)

甲府で松本ゆきに乗り継いでさらに進むと ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、甲府盆地を抜けた韮崎(にらさき)のあたりから薄日が差し出して、高原の小淵沢まで来ると雲間から青空も覗くようになりました (゚∀゚)オッ!。予報どおり空模様は好転の傾向にあるようです ε-(´∇`*)ホッ。ただ、車窓から眺めた八ヶ岳や南アルプスの山々は雲隠れしており、山を背景にして撮るのはキビシそう (゚ペ)ウーン…。いっぽう、狙いのひとつだった黄金色の稲田は、まだ稲刈り前で残っているところが多く、こちらは期待できそうです (゚∀゚)オッ!。
小淵沢を過ぎて県境を越え、山梨から長野に入って二駅目が「レトロ中央線」の終着駅(折り返し駅)となる富士見。私はその富士見のさらにひとつ先にある「すずらんの里」という、ちょっとカワイイ名の駅で私は列車を降りました (・ω・)トーチャコ。

0006.jpg
甲府から普通列車で一時間の
すずらんの里で下車。
なんだかお菓子みたいな駅名だね・・・
って、あれは「たけ◯この里」か。
(゚∀゚)アヒャ☆
▲中央本線 すずらんの里

0007.jpg
すずらんの里は、相対式ホームの二面二線、
それぞれのホームに公道から階段が設置されているだけの
簡素な造りの無人駅です。
▲中央本線 すずらんの里

高尾0726-(中央523M)-甲府0921~0948-(433M)-すずらんの里1043

すずらんの里は、近隣に事業所(工場)を持つ某精密機器メーカーが、同所へのアクセス確保と鉄道の有効利用を目的に設置を希望し、企業みずからが費用を負担して開業した駅で、当地に近い入笠高原の別名である「すずらん高原」が駅名の由来 ( ̄。 ̄)ヘー。そんな理由で駅が設置されたすずらんの里は、たしかに大きな工場が駅から徒歩圏内の丘の上に見えるのですが、それ以外は田園や森林ののどかな風景が広がっており、駅のすぐ近くでもお手軽にスッキリとした列車の写真が撮れることで撮り鉄に知られています (・o・*)ホホゥ。
お目当ての「レトロ中央線」が通過するまで、あと一時間半。この周辺を少し歩き回って、好みのアングルを探すことにしましょう ...(((o*・ω・)o。一帯にはところどころに同業者(鉄ちゃん)の姿が見られるものの、広い田園のなかで適度にばらけているせいか、それほど多い数ではないように感じます σ(゚・゚*)ンー…。

0008.jpg
駅の階段を下りてから徒歩1分のところで、
こんなのどかな風景が広がるすずらんの里は、
列車利用の徒歩鉄には助かる
お手軽な中央線の撮影ポイントです。
黄金色に染まった一面の稲田もいい感じ♪
(・∀・)イイネ。

0009.jpg
少し時間に余裕があるので、
以前からちょっと気になっていた高台へ
ためしに上がってみました。
(「゚ー゚)ドレドレ
晴れていれば八ヶ岳が望めるハズなのですが、
ご覧のとおり山々は雲隠れ。
やっぱり今日の山バックは無理そうやね。
(´Д`)ダミダコリャ。
ここはまたの機会に訪れよう・・・。

0010.jpg
高台から下って田園地帯に戻り、
少し西のほうへ進むと、こんな場所に出ました。
お、「はざかけ」があるじゃん。
(゚∀゚)オッ!

田んぼ脇の農道を歩いたり ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、晴れていれば八ヶ岳が望める高台に上ったり (「゚ー゚)ドレドレ(雲で見えなかったけど)、何カ所か巡ってみたのちにやってきたのは、線路と並行する国道の脇から少し高い目線で田園地帯を見下ろすことができるようなところ (゚∀゚)オッ!。俯瞰目線が好きな私好みのアングルで、色づいた稲田を広く入れて撮るか、もしくはその手前の「はざかけ」を写し込んでも面白そうです (・∀・)イイネ。
ちなみにはざかけとは、刈り取った稲を逆さに干して天日乾燥させること。これにより稲の茎に残った旨味を米の一粒一粒に行き届かせ、さらに美味しいお米に仕上がるのだそうな ( ̄。 ̄)ヘー。そんなはざかけも、今の時期ならではの立派な秋の風物です。

0011.jpg
黄色い絨毯のような稲田の脇を
E351系の特急「スーパーあずさ」が
車体を傾かせて颯爽と駆け抜けます。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
ちなみに奥のほう(画面右端)に見えるのは、
すずらんの里の駅。
▲中央本線 すずらんの里-青柳(後追い)

0012.jpg
ギラリと車体を光らせた211系の普通列車を、
整然と並べられたはざかけが見送ります。
う~ん、穏やかニッポンの秋だねぃ・・・。
(´ー`)シミジミ
▲中央本線 すずらんの里-青柳

この場所は決してマイナーな撮影ポイントではないのですが、意外にも同業者はゼロ (゚ー゚?)オヨ?。「レトロ中央線」が通過する前の待ち時間に二~三人の方が見に来たものの、留まる方は誰もおらず、カメラを構えているのは私ひとりです (・ω・)ポツン。んじゃ、立ち位置が自由に選べるのなら、とりあえずいろんなアングルをためそうと、最初の「スーパーあずさ」は黄色の稲田を大きく配してみて、次の普通列車でははざかけを強調して切り取ってみました【◎】]ω・)パチッ!。どちらも秋らしくて悪くはない画ですが、やはりせっかく稲田とはざかけが一望できるような風景ならば、その両方をフレームに入れるべきか・・・ σ(゚・゚*)ンー…。よく「写真は引き算*」なんて言われるけれど(*あれこれ要素を入れすぎると画が散漫になりがちなので、なるべく必要なものだけを残して、あとは切り捨てるということ)、私がこの場所に着いていちばん最初に感じた印象を素直に表そうと思い、結局はすべてを入れた広いアングルに落ち着きました m9(`・ω・´)ケテイ!。
それにしても、ここまでの写真を見てわかるように、今日のような天候でいちばんの不安材料と言えばいつものごとく、上空の流れ雲が落とす雲影 (゚ペ)ウーン…。少し強めの風が吹いていることから雲の流れが早く、短いサイクルで晴れたり曇ったりを繰り返しています (゚ー゚;)クルクモル。もちろん、列車が通るときに日が差して欲しいのは言うまでもないこと 八(゚- ゚)オネガイ。しかしその意に反し、お目当ての「レトロ中央線」がひとつ手前の駅(青柳)を通過した頃になって、じわじわと怪しげな影が線路に忍び寄ってくるではありませんか Σ(=゚ω゚=;)ナヌッ!?。そして山あいに聞こえてきたのは、ロクヨン(EF64)が響かせるブロア音・・・はたしてどうなる!? (´・д・`;)ハラハラ…。

0013_1.jpg
手前の青柳を通過したであろう時刻を過ぎ、
もういつ来てもおかしくない状況なのですが、
ここにきて雲影が線路を翳らせます。
ああ、ヤバイヨ、ヤバイヨ・・・。
アワワヽ(ヽ′□`; 三 ;′□`ノ)ノアワワ。

0013.jpg
どうにか雲影が奥に抜けつつあるなか・・・
ロクヨン、キチャッタ━━━━Σ(゚□゚lll)━━━━ッ!!!

0014.jpg
大地の恵みが色づく豊穣の秋。
稲刈りが進む信州の里山に、
まるで昭和の時代を思わせる、
ノスタルジックな列車が現れました。
▲中央本線 すずらんの里-青柳(後追い)

あっぶねえええええええええ!! ヒィィィ(i|!゜Д゚i|!)ィィィィ!!!
まさに間一髪! (*゚ロ゚)ハッ!!。青いロクヨンに牽かれて、ゆっくりとした足取りで進む「レトロ中央線」は、神がかり的なタイミングで雲影をかわし ノコノコ...(((o*・ω・)o、ギリっギリにマンダーラを回避! w(*゚0゚*)w オオオオォォォォォォ-!。風景的にはちょいマンダーラだけれど、列車の編成が翳らなかっただけでも、これはラッキーだったと言えるでしょう o(≧▽≦)oラキー♪。いや~、もう、心臓に悪いなぁ・・・ε-(´∀`;A フゥ…。
そんなヒヤヒヤな状況でしたが、ロクヨンの旧客が撮れました~! ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。黄色いパッチワークのように色づいた田園と、そこを走りゆく青い機関車に牽かれた茶色い旧型客車、風景と列車がしっくりとハマっていて実にいい雰囲気です (σ´∀`)σイイネ~♪。機関車が客車の前後に連結されるプッシュプルスタイルなのが、いかにも近年のイベント列車らしい形態だけれど、でもそのおかげで後追いの写真でも機関車が先頭のように見える感じで撮れたのだから、ヨシとするところでしょう (*`д´)=b OK牧場!。たぶん一枚だけを見せたら、後追いだとはあまり気付かない・・・よね?(笑)(´ω`*)ドーダロ。それと、個人的には後追いでも、座席荷物合造車のオハニ36側(手前機関車の次位の客車)で撮れたのがヨカッタ (≧∇≦)シブイッ!。
何はともあれ、黄金色の稲田、はざかけ、そしてロクヨン旧客、この三点セットを秋晴れのもとで撮れたことに大満足です (*⌒∇⌒*)マンゾク♪。ああ、給料日前なのにもかかわらず、ここまで足を伸ばして撮りに来た甲斐があったよ・・・。・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。

今しがた通過した「レトロ中央線」の上り列車(往路)は、すずらんの里の隣駅の富士見が終点で、しばらくすると下りの回送列車として折り返し、再びこのあたりを通ります (・o・*)ホホゥ。それまでにわずか30分程度しか時間の余裕がなく、少し急ぎ目で私は別の撮影ポイントへと移動 ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。今度は稲田やはざかけにもっと近づいたアングルで、列車と絡めてもいいかな・・・σ(゚・゚*)ンー…と、俯瞰ポイントから見えていた線路沿いの農道を歩いていたところ、目に留ったのはこんな情景 (=゚ω゚=*)ンン!?。

0016.jpg
爽やかな秋晴れのもとで、
はざかけ作業をされる農家の方々。
その向こうをE257系の特急「あずさ」が、
都心を目指して走りゆきます。
▲中央本線 青柳-すずらんの里

地元の農家の方々が刈り取った稲を干している、はざかけ作業の最中に出くわしました (=゚∇゚)ノチワッス。タイミングよく特急「あずさ」がやってきたので、ためしに撮ってみると (^_[◎]oパチリ、秋らしい季節感が出ていてなかなかいいじゃありませんか (・∀・)イイネ!。脇の農道にはすでに何人かの同業者(鉄ちゃん)がおられ、私も農作業の邪魔にならぬようなところでカメラを構えます m9(`・ω・´)ケテイ!。
はざかけの土台となる「はぜ足」を組んで、「はぜ棒」と呼ばれる竿を通し、次々に干されて行く黄金色の稲穂。その手際よく進める作業を感心しながら眺めていると (・o・*)ホホゥ、気がつけばもう富士見で折り返してきた「レトロ中央線」の回送列車が、すずらんの里を通過する時刻となっていました (゚∀゚)オッ!。やはり今度も上空の流れ雲が気になるところですが、はたして・・・σ(゚・゚;)ンー…

0017.jpg
暑いくらいに気温が上がったこの日、
富士見で折り返してきたロクヨン旧客の背後には、
夏の名残りを感じさせる入道雲が湧きました。
▲中央本線 すずらんの里-青柳

0018.jpg
はざかけをかすめて走る旧型客車を、
農家の方々も作業を続けながら見送ります。
こうやって手間をかけて丁寧に干された稲は、
やがておいしい新米となることでしょう。
▲中央本線 青柳-すずらんの里(後追い)

だああああ、まんだーら・・・il||li _| ̄|〇 il||li。
まずは入道雲を背景にして前方から撮り【◎】]ω・´)パチッ!、すぐに振り返って後方を向くと・・・(ω・´)彡クルッ、そちらは列車の編成にちょうど雲影の境がかかり、奥が翳って(暗い)、手前だけに日が当たる(明るい)と言う、これぞ見事なまでのマンダーラ(まだら状態)となってしまいました マソダーラ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマソダーラ♪。ああ、せっかくいい情景に恵まれたのになぁ・・・(´д`;)アウ…。ただ、不幸中の幸い(?)だったのはマンダーラでも、手前側の機関車とはざかけ作業の部分に日が当たってくれたこと。見ようによっては、スポットライト的な光による演出効果のように見えなくもありません (苦しい見方だけれど・・・^^;)。もしもこれが逆(手前が翳って、奥が明るい)だったら、まったくフォローのしようがない大撃沈となっていたところでした (´ω`)タシカニ。

0019.jpg
実は編成が雲影の暗部へ入る前に
こんなカットも撮っていますた。
これならばマンダーラ回避?(笑)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
側扉が大きな座席荷物合造車の
オハニ36がいい味を醸し出しています。
▲中央本線 青柳-すずらんの里(後追い)

マンダーラにはなっちゃったけれど、一年に一度の収穫期に行なわれるはざかけ作業と、この場所を年に何度も通らない旧客の編成が、同じフレームのなかに収められたなんて、とても素晴らしい秋の一枚が残せたと思っています。゜+.(o´∀`o)スンバラスィ!゜+.゜。このような偶然の巡り会わせに、あらためて感謝感謝です 人(--*)アリガタヤ。ちなみにこのカットも後追いですが、言われなければあまり気付かない・・・よね?(笑)(´ω`*)ドーダロ。
そして正向き(正面)のほうで撮った入道雲のカットは、ぶっちゃけオマケ程度に狙ってみたものでしたが、意外といい感じで撮れていて、こちらも嬉しい収穫となりました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

同編成はさらにこの二時間後くらいに、ふたたび富士見へ回送されてきて、今度は松本ゆきの下り列車(復路)として運行されるのですが、実はこの日の私は夕方から都内で外せない所用があり、復路のほうを撮ることはできません (・ε・`)チェ。でも、往路とその回送だけでもじゅうぶんな成果が得られたことに満足し、これで「レトロ中央線」の撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。足早に都内へと戻ることにしました カエロ…((((o* ̄-)o 。

0020.jpg
旧客の回送が通過してから10分後に
すずらんの里を発車する
上りの甲府ゆき普通列車に間に合いました。
それだけ駅から近いところで
撮っていたってことですね。
(´艸`*)オテガル♪
乗ったのはロングシートの211系。
▲中央本線 すずらんの里

0021.jpg
甲府で乗り継いだ高尾ゆきは、
セミクロスの211系。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
都内での用事には遅れられないので、
甲府から特急を使うことも考えていましたが、
普通列車でも余裕で間に合いそうです。
ε-(´∀`*)ホッ。
▲中央本線 甲府

すずらんの里1255-(中央438M)-甲府1347~1352-(548M)-高尾1524~1537-(中央特快1506T)-新宿1622

観光キャンペーン「信州DC」の一環として中央本線で運転された、EF64が牽く旧客の「レトロ中央線」号 (≧∇≦)シブイッ!。気持ちのよい秋晴れのもと、ちょっとした雲によるイタズラ(マンダーラね)はあったけれど (ノO`)アチャー、結果を見れば、列車的にも、秋の情景的にも、とてもいい記録を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
夏の二か月に渡って催されてきた「信州DC」は、まもなく閉幕 (゚ー゚*)オワリ…。信州の長野という東京から比較的近いところで開催され、さらには魅力的なイベント列車(臨時列車)や復刻列車なども数多く運行されたことで、個人的には他の地域で開催される観光キャンペーン以上に、今回は一段と楽しめた気がします (´▽`*)タノシカッタ♪(「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」ってキャッチフレーズに合った楽しみ方かどうかはわからないけれど・・・(^^;)ゞポリポリ)。ちなみに同キャンペーンに伴って塗り替えられた各線の復刻色編成ですが、すぐに元の一般色に塗り戻されるわけではなく、当面は復刻色のままで運行が続けられるとのこと (゚∀゚*)オオッ!!(次の全検まで?)。しなの鉄道の国鉄色115系や上高地線のモハ10形復刻色など、ぜひともまた機を見て、信州へ撮影に訪れたいと思っています (=゚ω゚)ノ マタネ!。

0022.jpg
ありがとう「信州DC」。
キャンペーンマスコットを務めた「アルクマ」も
お疲れさまでした (´w`*)ドツカレサン。
ちなみに今はちょうど
ゆるキャラグランプリ2017」が投票受付中で、
私は「アルクマ」に一票を投じました(笑)。
((°ω°))アルクマ♪


ONE-shot 263 武蔵野の「いずっぱこ」

$
0
0

PICK UP ONE-shot 263 武蔵野の「いずっぱこ」

1001.jpg
ウチの近所を走っていながら、
西武の支線という地味な存在で、
なかなかブログでご紹介する機会がない、
西武多摩川線(武蔵境〜是政)。
( ̄、 ̄ )ジミコ

 

その同線が今年で開業100周年を迎えるにあたり、
先週末から記念塗装(ラッピング)の電車を走らせています。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・100年】*:・゚\(゚▽゚*)
最近の流行りからすると、
やはり昔の色を再現した復刻色でしょうか?
懐かしい西武の色と言えば「赤電」かな?
σ(゚ー゚*)アカデソ?

 
 

ところが同線の新101系(1249F)に施されたのは、
西武の復刻色ではない、白地に青いライン。
おや?この色の電車、
どっかで見かけたことがあるぞ!?
(=゚ω゚=*)ンン!?

 
実はこの見覚えあるカラーリングは、
同じく今年で会社の創立100周年を迎える、
静岡県伊豆西部のローカル私鉄、
伊豆箱根鉄道・駿豆線(すんずせん・三島〜修善寺)の
1300系に合わせたもの。
(゚.゚*)イズッパコ!?
伊豆箱根鉄道は西武鉄道のグループ会社ということから、
100周年同士のコラボ企画として実施されたようです。
(´ω`)ナルヘソ

 
 

ちなみに駿豆線の1300系はもともと、
西武から譲渡された新101系なので、
記念電車の見た目は本家そのもの。
・・・って、あれ?そもそもどっちが本家だ?
(゚ー゚?)オヨ?
そういや、駿豆線のほうには西武の新101系を復刻した、
黄色い1300系(イエローパラダイストレイン)
走っているっけ。
ヽ(゚◇。)ノアベコベ

 

 
お互いに色を塗り替えっこするという
なんだか不思議な関係となっていますが、
武蔵野に現れた「いずっぱこ*」カラーの記念電車は、
富士山のかわりに多摩川線名物の高〜い鉄塔を背にして、
爽やかな秋空のもとを駆け抜けてゆきました。
(*「いずっぱこ」は、伊豆箱根鉄道の愛称)

 
 

ふと気がつけば、関東近郊の木々の葉も
だいぶ秋色になってきましたね。
(´ー`)アキ…

 
 

17.10.1 西武多摩川線 多磨-白糸台
 
 

 

9001.jpg
JR中央線との接続駅、武蔵境に停車している、
「いずっぱこ色」の西武多摩川線。
ソネブロ仲間・Hiroさんの地元の電車が、
ウチの近所に停まっとる・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
 
9002.jpg
いずっぱこ色となった新101系・1249Fには、
西武多摩川線と伊豆箱根鉄道、
両方の100周年を祝うヘッドマークが掲げられています。
多摩川線の武蔵境〜白糸台が開業したのが、
1917年(大正6年)10月22日。
いっぽう、伊豆箱根鉄道の前身である
駿豆鉄道が設立されたのは、同年の11月5日だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
 
9003.jpg
こちらが伊豆箱根鉄道・駿豆線の1300系で、
元は西武の新101系。
あたり前ですが、今回の記念塗装編成とそっくりです(笑)
(゚ー゚*)クリソツ
ああ、三島のコロッケ蕎麦が食べたいな・・・。
▲17.2.12 伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町-大場
 
 
 

 

 
 

 

 土日とも晴天に恵まれた週末でしたが、
私はちょっと風邪をこじらせてしまって咳が止まらず、
(lll´Д`)o=3=3=3 ゴホゴホ
土曜日は一日じゅう寝込んで静養し、
日曜日には少し回復したので、
軽くご近所の西武多摩川線を訪れてみました。
寒暖の差が激しい時期、
みなさまも体調管理にご留意ください。

9006.jpg
ちなみにお医者さんで処方された咳止め薬は・・・
銀色にピンクのラインで「109」の文字が入った、
東急東横線の電車ようなパッケージですた。
(゚∀゚)アヒャ☆
Viewing all 497 articles
Browse latest View live