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Channel: あおたけ 撮影記
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磐越東線・・・「全線開通100周年記念号」 撮影記

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2017.10.08 磐越東線
凸凸で祝う、100周年!!
「磐越東線全線開通100周年記念号」 撮影
 

稲刈りが進み、木々の葉も徐々に色づいてきて、まさにあき竹城・・・いや、秋たけなわ (゚- ゚)アキ…。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、そして「鉄道の秋」です (゚∀゚)アヒャ☆。え?私は秋じゃなくても年がら年じゅう、撮り鉄や乗り鉄を楽しんでいるじゃないかって? σ(゚・゚*)ンー…。そう言われると、そうなのですが、秋は気候的に穏やかで(暑くも寒くもなく)晴れの日が多く、とくに撮り鉄をするのに持ってこいの季節 キモチ(´▽`*)イイ♪。加えて、もうご存知(?)のように10月14日は「鉄道の日*」ということもあり、秋は各地の各線でイベントが目白押しとなるのです (´ω`*)ナルヘソ(*1872年(明治5年)の10月14日に日本で最初の鉄道(新橋~横浜)が公式に開業したことが由来)。

そんな「鉄道の秋」の日曜日(10/8)に、福島県を走るローカル線の磐越東線(ばんえつとうせん)では同線の開通100周年をお祝いして、むかし懐かしいレトロな旧型客車(旧客)を使用した特別な記念列車、快速「磐越東線全線開通100周年記念号」の運行が設定されました (゚∀゚)オッ!。全線が非電化の同線で牽引を務めるのは、ディーゼル機関車のDE10形 (゚ー゚*)デーテソ。朱色のDE10が牽く茶色の旧客だなんて、まるで国鉄時代のローカル客レ(ローカル線の客車鈍行)を思い起こさせる、最高のマッチングじゃないですか!(*゚∀゚)=3ハァハァ!
・・・って、拙ブログでは、わずか数週間前にも同じようなことを書いた気がするぞ? ( ̄△ ̄;)エッ…。そう、茶色い旧客と言えば、私は前々週(9/24)にも中央本線で運転された「レトロ中央線」を、長野のすずらんの里で撮ったばかりです (^_[◎]oパチリ。その時の牽引機は青い電気機関車のEF64形ではあったけれど、さすがに短いスパンで同じようなネタ列車(旧客)を狙うというのはいかがなものか (・∀・`)マタ?。他にも撮りたいモノ(列車)は、たくさんあるだろうに・・・と、自問自答 ( ̄ヘ ̄)ウーン…。たしかにDE10+旧客は魅力的な列車だけれど、私は今回の「磐越東線100周年記念号」を見送り、同日は違う列車を撮りに行くつもりでいました (´σД`)ヤーメピ。
ところが「磐越東線100周年記念号」の本番前日(10/7・土曜日)、同線で行われた試運転の様子がSNSなどを通してネット上に公開されると \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、その撮られた数々の写真を見て私はビックリ Σ(゚゚;)エッ。事前にHPのリリースや趣味誌などで公表されていた同列車の編成は「旧型客車3両・DE10形牽引」と書かれていたハズなのに、なんと試運転で走った列車は客車が一両多い4両編成 (=゚ω゚=;)ヨン!?、しかもその先頭に立ったDE10は機関車が二機に増強された、いわゆる「重連」牽引となっているではありませんか!Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。単機牽引+客車3両が、重連牽引+客車4両。たった一両、たった一機の増結でも、その魅力は全然違います w(゚0゚*)w オォー!!。前者がファンにとってヨダレが“じゅるり”ならば (゚¬゚*)ジュルリ、後者はヨダレが“ダラダラ”もの (°▽、°*)ダラダラ。これを逃すわけにはいかない・・・。私は急きょ予定を変更し、日曜日に磐越東線へスクランブル出撃 ラジャ!( ̄- ̄ )ゞ。朝イチの東北新幹線へと飛び乗るのでした (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


10月8日(日)

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久しぶりに乗る東北新幹線は
E2系の「やまびこ41号」。
特急料金を少しでも節約するため、
大宮から乗車です。
車内は大宮発車時に7割程度の着席率で、
私は窓側席(E席)に座ることができました。
▲東北新幹線 大宮

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スッキリとした秋晴れに恵まれて、
宇都宮付近では新幹線の車窓から
日光の山々がキレイに見えています。
(´▽`*)イイテンキ♪
▲東北新幹線 宇都宮-那須塩原(車窓から)

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郡山付近では遠くのほうに、
磐梯山も望めました (゚∀゚)オッ!。
この青空が一日じゅう持つといいなぁ・・・。
▲東北新幹線 新白河-郡山(車窓から)

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おや?JRの郡山工場には、
個人的に見慣れた総武線209系の姿が・・・。
(゚ー゚?)オヨ?
現在の総武緩行線は山手線から転属してきた、
E231系(500番台)が増殖し、
代わって209系が移動させられました。
この写真の編成、今後はどうなるのかな?
▲東北新幹線 新白河-郡山(車窓から)

朝から気持ちの良い秋晴れとなったこの日 (´▽`*)イイテンキ♪、大宮から東北新幹線の「やまびこ」に乗って北上し、まずは郡山(こおりやま)へ向かいます。乗車時間はわずか一時間弱。やっぱり新幹線は速いねぃ バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。郡山は東北新幹線のほか、在来線の東北本線、水郡線(水戸~郡山(安積永盛~郡山は東北線へ乗り入れ))、磐越東線(後述)、磐越西線(郡山~会津若松~新津)の各列車が発着する、福島南部の鉄道の要衝 (・o・*)ホホゥ。個人的にはほんの数年前まで、磐越西線で運行されていた485系583系の快速「あいづライナー」などを撮りに行く際、ちょくちょく乗り換えていた郡山でしたが、同列車(同形式)が廃止されてしまってからは、ご無沙汰となっていました (*´∀`)ノ゙オヒサ。そんな久しぶりの同駅で今回乗り換えるのは、おなじみの磐越“西線”ではなく、どちらかというと地味なほうの磐越“東線”です σ(゚ー゚*)ジミコ?。

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旧客、イタ━━━━m9´∀`*)━━━━ッ!!
郡山のホームから見える位置には
本日の「磐越東線全線開通100周年記念号」に使われる、
4両の旧型客車が留置されています。
ただし、発車まではまだまだ時間があるので、
機関車は連結されていません。
▲東北本線 郡山

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そして郡山の磐越東線ホームでは、
「100周年記念号」の出発式の準備が行われ、
ボードやテープなどが設置されていました。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・100年】*:・゚\(゚▽゚*)
同線は、平(現・いわき)~小川郷の平郡東線と、
郡山~小野新町の平郡西線が先に開業しており、
1917年(大正6年)10月10日に小川郷と小野新町の間が
延伸で繋がったことにより全線開通。
同時に平郡西線を平郡東線に編入する形で
線名を磐越東線と改称した歴史があります。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東北本線 郡山

高架の新幹線ホームから地平の在来線ホームへ下りると、構内の側線(留置線)にはすでにこの日の「磐越東線全線開通100周年記念号」(以下、「100周年記念号」、もしくは「記念号」と略)に使われる旧客の姿があり (゚∀゚)オッ!、ホームでは出発式の準備が着々と進められています (*゚▽゚)/゚・:*【祝・100年】*:・゚\(゚▽゚*)。私はその「記念号」を沿線の撮影ポイントで待ち構えるべく、二時間前に先発する磐越東線のいわきゆき上り普通列車(724D)に乗車し、「記念号」よりひと足早く郡山をあとにしました (=゚ω゚)ノオサキ!。

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旧客を横目に見て、
キハ110のいわきゆき普通列車が入線。
現在の磐越東線の定期列車は基本的に、
全列車がこのキハ110系で統一されています。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲東北本線 郡山

磐越東線は路線名どおり、郡山から東へ進路を取り、三春(みはる)、船引(ふねひき)、小野新町(おのにいまち)、小川郷(おがわごう)などを経て、常磐線と接続するいわきまでの85.6キロを結ぶ、単線非電化のローカル線 (・o・*)ホホゥ(正式にはいわきのほうが起点)。沿線の阿武隈川や阿武隈高地にちなんで、「ゆうゆうあぶくまライン」の愛称が付けられています (゚ー゚*)ユウユウ…。起点から終点まで全線が福島県内にあり、太平洋側の浜通り(いわき)と、内陸部の中通り(郡山)を結ぶような形で敷かれた路線ですが、並行する磐越自動車道に速くて安い高速バスが頻繁に運行されていることから、同線における都市間移動の需要は少なく、おもに通勤や通学、通院など、地域に密着した生活路線としての役割が強い。また、沿線にはあぶくま洞や入水鍾乳洞、星の村天文台などの観光地、三春や夏井といった全国的に知名な桜の名所もあることから、観光客の利用者も見られます(とくに桜のシーズンは大混雑なのだとか)( ̄。 ̄)ヘー。しかしいっぽうで、沿線に猪苗代湖や磐梯山、会津若松といった観光地があり、そこへ向かう多様な臨時列車や、蒸気機関車の「SLばんえつ物語号」が半定期的に運行されている磐越西線に比べると、沿線的にも、そして鉄ちゃんとしては列車的にも、東線は西線よりも地味な印象が否めません σ(・∀・`)ウーン…。個人的に見ても西線には数えきれないくらい乗っているけれど、東線に乗るのは記憶によるとこれが四度目。

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いわきと郡山を結ぶ磐越東線。
基本的には東西を横断する路線ですが、
阿武隈高地の地形などで、
実際はかなり蛇行して敷かれています。
日当りの光線状態が読みづらいね・・・。
(クリックすると別ウインドウで拡大表示します)

そんな磐越東線で運転される「100周年記念号」ですが、馴染みの薄い同線の撮影ポイントなど私はまったく知らないので σ(゚・゚*)ンー…、事前に鉄道趣味誌やネット上で見た写真などをある程度の参考にし \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、あとは実際の抜け具合や日当たり状況を乗っている列車の車窓から確認して (「゚ー゚)ドレドレ、撮影ポイントを決めることとしました。車窓を眺めていた私が席を立ったのは、郡山から三つ目の要田(かなめた) ε=┌(;゚д゚)┘オリル!。

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田村市に位置する要田に到着。
一面二線構造で上下列車の交換が可能な
無人駅です。
▲磐越東線 要田

大宮0630-(東北新幹線やまびこ41号)-郡山0724~0800-(磐越東724D)-要田0818

同駅では私のほかにも、数人の同業者(鉄ちゃん)が下車し、駅舎を出ると一目散にみんな同じ方へ向かって歩き出します テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘┌(*・_・)┘テクテク。おそらく目指している目的地は一緒でしょう。その場所は駅から迷うことがないほど近く、線路に沿った一本道の農道を進むだけ ...(((o*・ω・)o。10分ほど歩いたところで先のほうに見えてきたのは、田畑のなかで緩やかなカーブを描く線路と、その脇に群がる多くの先客のお姿・・・( ̄△ ̄;)エッ…。

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駅から線路沿いの農道を進むと、
多くのお仲間さんの背中が見えてきました。
まだ、立ち位置に余裕はあるなぁ・・・?
σ(・∀・`)ウーン…

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たどり着いた撮影ポイントはこんなところ。
ちょうど下りの郡山ゆき普通列車(729D)が
通り過ぎました。
▲磐越東線 三春-要田(後追い)

ここは参考にしたネットの検索でも真っ先に挙がるような、磐越東線のお立ち台的なメジャーポイントで、DE10の重連が牽く旧客の「記念号」が通過するとくれば、さすがに先客多数の大盛況です (´д`;)人大杉…。しかしキャパは意外と広く、ベストポジションではないものの、私は難なく立ち位置を確保 (σ゚∀゚)σゲッツ!!。この先客の盛況ぶりは列車の車窓からも確認できましたが、まだキャパには余裕があるように見えたので、私はここを選びました m9(`・ω・´)ケテイ!。ちなみに、私は決して賑やかなところが好きなワケではなく、たしかに人の多いお立ち台はアングルが不自由になるし、事前の場所取りも大変だけれど、ウラを返せばそれほど多くの人を集めるのは立地的に好条件だという証でもあるわけで、今回の磐越東線のように馴染みのない路線の撮影では、意外とこのような場所がいちばん無難とも言えるのです ( ´_ゝ`)フーン。それを裏付けるように、ここは編成の抜けが良く、お目当てが通過する時間帯の日当たりもキレイな順光 (゚∀゚*)オオッ!!。ちなみにあくまでも個人的にですが、たとえば一人しかいない穴場だけれど木々の影が列車に落ちちゃうような場所と、多くの同業者が集まっているけれど列車の全体にスッキリと日が当たるような場所だったら、ムリの無い範囲で私はほぼ後者を選びます σ(゚・゚*)ンー…(時と場合、人の雰囲気にもよるけれど・・・^^;)。もちろん、穴場でスッキリといい画が撮れる場所というのが、最上の理想なんですけれどね(笑)。何はともあれ、今回は好条件の場所に立ち位置を確保できたのですから、ホッと一安心 ε-(´∀`;)ホッ。

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確保した場所に三脚を設置し、
カメラを乗せようとしたら・・・
雲台にトンボくんがとまりますた。
=i= ( ̄▽ ̄;)ア…

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時刻表にはない時間に通過したキハ110。
どうやら貸切の団体列車だったようですが、
パッと見は普通列車と変わりません。
▲磐越東線 三春-要田

まずは普通列車(と変わらない団体列車)で試し撮り (^_[◎]oパチリ。磐越東線のキハ110、朝の通勤時間帯などには最長で4両編成も運行されているようですが、日中は基本的に二両編成。本命の「100周年記念号」は先述したように機関車が二機、客車が4両の6連ですから、いまのキハをスケール(定規)代わりにして、編成がバランスよく収まるよう慎重にアングルを整えます。架線柱が立っていない非電化の路線だと、どうも編成の長さが読みづらいですね・・・(・∀・`)ウーン…。朝はクリアな青空だった空模様は、次第に背景へ秋らしい薄雲がたなびくようになったものの、日差しが遮られることがほとんどないような安定したなかで、やがてお目当ての「100周年記念号」を迎える時刻となりました (゚ー゚;)ソロソロ…。通過直前の緊張感が漂う独特な空気のなか、聞こえてきたのはディーゼル機関車が響かせる重厚なエンジン音・・・ε-(°ω°*)キタッ!。

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開通から100年目を迎えた阿武隈の鉄路を、
噛みしめるように悠然と進む、
「磐越東線全線開通100周年記念号」。
空も記念運転を祝福するかのように、
爽やかな秋晴れが広がります。
▲磐越東線 三春-要田

凸凸のデーテンで、旧客が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
前後でアンバランスなボンネットが特徴のDE10、往路の上り列車(いわきゆき)では、鼻(ボンネット)の短い②エンド側が先頭に立ち、二機で手を取り合って力強く旧客を牽引 w(*゚o゚*)wオオー!。重連の迫力というよりも、同機ならではのユーモラスさが感じられて、なかなか趣があるじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。また朱色の機関車と茶色の旧客というシブい編成が、ローカル線ののどかな風景によく合うなぁ・・・(≧∇≦)シブイッ!。ちなみに重連は、機関車を複数連結することで出力を高め、牽引できる両数を増加させることや、勾配のある線区での安定した走行などがおもな目的とされています(その他、機関車を回送するときに重連となるケースもあり)(・o・*)ホホゥ。今回の場合はなぜ重連牽引になったのか、私に詳しいことは解りませんが(勾配区間のある磐越東線の場合、客車3両だと単機で、4両以上だと重連になるのかな? σ(゚・゚*)ンー…)、事前の情報とは異なる重連は、ファンにとって嬉しいサプライズとなりました ъ(゚Д゚)グッジョブ!。ああ、予定を変更してでも、ここまで来た甲斐があったなぁ・・・。・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。

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多くのファンが集まるお立ち台に向けて、
乗客の方々が手を振ってくれました。
どうぞ、いい列車旅を!
ワ~イ♪ ヽ(*´▽`)ノシ
▲磐越東線 三春-要田

無事に「100周年記念号」が通過し終えると、クルマで来られていた方々は同列車の後を追うように、慌ただしく撤収して走り去ってゆきましたが ブーンε=凸 、追っかけが利かない列車移動の私はのんびりと要田の駅に戻ります ...(((o*・ω・)o。私と同様に何人かの同業者が次の列車を駅で待っているなか、待合室の前にいらっしゃった若いおにーさんの三人組は、次の行程で議論中  アレヤ( ´・ω)(´・ω・)(ω・` )コレヤ。要田からいわき方面の上り列車に乗って、いまの「記念号」の復路(下り列車)を撮る案と、要田から郡山方面の下り列車に乗って磐越東線を離れ、東北本線で走る「カシオペア」を撮る案、どっちにするかで迷っているようです カシ?(゚Д゚≡゚Д゚)デーテソ?。そういえば今日は「カシオペア紀行」の回送列車(EF81+E26系)が盛岡から上ってくる日だったな・・・σ(゚・゚*)ンー…。私はと言えば、先に要田を発車するいわき方面の上り列車に乗車。引き続き、磐越東線で「記念号」の復路を狙います。三人組は乗ってこなかったようだけれど、「カシオペア」のほうを選んだのでしょうか。

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要田のホームへ先に入ってきたのは
上り列車の小野新町ゆき。
私はコレに乗ります。
▲磐越東線 要田

要田から乗った上り列車はいわきゆきではなく、途中駅止まりの小野新町ゆき (゚ー゚*)オノニーマチ。磐越東線の利用者は郡山の近郊に需要が偏っているため、同線は郡山〜小野新町の区間運行が多く(半数以上)、郡山といわきの全線を走破する列車は日に数本しかありません(その他、いわき~小川郷の区間運行もあり)( ̄。 ̄)ヘー。ちなみに朝に私が乗った郡山8時00分発(724D)の次は、郡山13時17分発(732D)まで、実に五時間以上もいわきゆきの上り列車は無いのです ( ̄  ̄;)ゴジカン…(その間に小野新町止まりが二本)。乗り鉄的に見ると磐越東線の車窓風景は、小野新町から先(上り方)の夏井川渓谷に沿って走るところがキレイなんだけれど、その区間(小野新町~小川郷)がいちばん列車の本数が少ないんだよなぁ・・・(・∀・`)ウーン…。

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のどかな田園風景が広がる沿線。
前々記事でご紹介したはざかけの次の行程で、
稲をこいたあとの藁を高く積み重ねた、
藁塚(わらづか)がいくつも見られました。
(゚ー゚*)ワラヅカ
▲磐越東線 大越-磐城常葉(車窓から)


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菅谷は「入水鍾乳洞」の下車駅。
入水鍾乳洞は探検気分を味わえる本格的な鍾乳洞で、
冷たい水に膝まで浸かり、
懐中電灯やろうそくの灯りを頼りに
狭い鍾乳石の隙間をくぐり、
よつんばいになりながら進むそうです。
▲磐越東線 菅谷(車窓から)

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菅谷の隣の神俣が下車駅なのは
同じく鍾乳洞の「あぶくま洞」。
こちらは気軽に鍾乳洞が楽しめる観光コースとなっています。
それでもおよそ8000万年という歳月をかけて創られた
巨大な鍾乳石などは圧巻。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
あぶくま洞には私も見学に訪れたことがあります。
▲磐越東線 神俣(車窓から)

そんな小野新町を境にして運行形態が変わる磐越東線。列車利用の徒歩鉄が効率よく「100周年記念号」の撮影をするならば、やはり列車の運行本数が多い小野新町よりも手前の区間(西側の郡山方)で撮影ポイントを探すべきか σ(゚・゚*)ンー…。車窓から見ていたところ、上写真の大越~磐城常葉のように、抜けが良くて撮りやすそうなところも何カ所か目に留りました (゚∀゚)オッ!。しかし私は「乗り鉄的なワガママ」として、できれば小野新町の近辺か、もしくはもっと先(東側のいわき方)で「記念号」を撮りたいところ (゚ー゚*)ワガママ?。というのも、ここまで来たのなら久しぶりの乗車機会となった磐越東線を、いわきまで抜けたいと考えています。それも車窓風景が見える明るいうちに σ(・∀・`)ウーン…。そうすると「記念号」の撮影後、夕方の時間帯に運転されるいわきゆきの「736D」という上り列車(郡山1511→小野新町1600→いわき1642)に乗れればベストなのですが、この乗り鉄として目的の736Dと、撮り鉄として目的の「100周年記念号」の下り列車(いわき1415→小野新町1540→郡山1705)、この両者は単線の磐越東線において、小野新町の一駅手前にある神俣(かんまた)で交換してしまいます。徒歩移動の私が沿線で「記念号」を撮ってから、交換駅の神俣で736Dに乗るのはかなり無理があることから、「撮り」と「乗り」の両立できるのは小野新町の近辺か、それよりも東方ということになるのです ( ´_ゝ`)フーン(よろしければ先出の路線図なども参照されてください)。とりあえず私はいま乗っている小野新町ゆきを、終点で降りました (・ω・)トーチャコ。

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要田から30分で小野新町に到着。
(・ω・)トーチャコ
ホーム上の木造屋根に掲げられた駅名標は、
枕木方向のちょっと珍しい形態で、
鉄ちゃん的な同駅の名物となっています。
(゚∀゚)オッ!
▲磐越東線 小野新町

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田村郡小野町に位置する小野新町。
磐越東線の運行上の要所で有人駅です。
ちなみに小野町は
絶世の美女と言われる平安時代の歌人、
小野小町の生誕伝説がある町として知られ、
駅の近くには入湯すると美人になると言う(?)
小町温泉があります。
( ̄。 ̄)ヘー
▲磐越東線 小野新町

要田1137-(磐越東730D)-小野新町1210

運行本数の少ない小野新町より先へ進む、次のいわきゆきの「732D」は二時間後 ( ̄  ̄;)ニジカン…。ちなみに、ちょっとハナシがややこしくなるのですが、この732Dは小野新町から四駅先の小川郷で「100周年記念号」と交換してしまいます。これも徒歩鉄にとっては撮影範囲を狭められてしまう切ない現実 "o(-ω-;*)ウゥム…。なんだか鉄道推理小説のアリバイ崩しみたいな展開になってきたけれど、つまり単刀直入にいうと、徒歩鉄が沿線で「記念号」を撮ってから、明るいうちにいわきまで行こうとするならば、「記念号」の撮影ポイントは小野新町から小川郷の間に限られると言うことです (´ω`)ナルヘソ(説明下手でスミマセン m(__)m)。何にしても、とりあえず現時点で先へ進む列車は二時間後のいわきゆきまで無いのですが、駅でただ待っているのはもったいないので σ(゚・゚*)ンー…、私は小野新町の近辺で撮れそうなところはないかと、ためしに少し探してみることにしました ...(((o*・ω・)o。スマホで検索した地図によると、歩いて数分程度のところに夏井川を跨ぐ鉄橋があるみたい []o(・o・*)ホホゥ。

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小野新町の駅近くに架けられた夏井川の橋は、
なんともモダンなコンクリート橋でした。
う~ん、これはちょっと撮りにくいな・・・。
(・ω・`)ゞウーン…

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さらに先へと進んでみると
深い緑に覆われてしまい、
線路が見えなくなっちゃった。
(´д`;)アウ…。
小野新町に戻ろうかな・・・。

駅近くの夏井川橋梁はコンクリート造りで、絵的にちょっと期待外れ (・ω・`)ゞウーン…。その先にいい感じのカーブが見えるも、行ってみたら線路端の草が生い茂っていてイマイチ (・ω・`)ゞウーン…。やっぱり行き当たりばったりはムリがあるようです (´д`;)アウ…。小野新町の駅に戻ろっかな・・・と思いつつ、アテもなく歩みを進めていると ...(((o´・ω・)o、やがて線路は深い緑に遮られて(トンネルに入った?)道路からは見えなくなり (・・?)アリ?、次に線路が確認できたところは、もう小野新町の隣駅の夏井(なつい)に近い位置でした (゚o゚*)オッ!。ここまで来たら小野新町へ戻るより、夏井まで歩いちゃったほうが気持ち的にスッキリしますし、地図によると夏井の駅周辺は田畑が多くて比較的開けているようです (・o・*)ホホゥ。

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小野新町から歩いて40分、
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
隣駅の夏井にたどり着きました。
ちなみに小野新町~夏井の駅間は3.4キロです。
夏井はすぐ近くを流れる夏井川沿いに立ち並ぶ、
夏井川千本桜」が有名で、
春のお花見シーズンには多くの人で賑わうのだとか。
( ̄。 ̄)ヘー
▲磐越東線 夏井

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夏井駅の時刻表。
列車は一日に上下6本ずつ。
徒歩鉄にはキビシい閑散区間です。
Σ(゚Д゚;ノ)ノ スクナッ!
「記念号」の撮影後に私が乗りたいのは、
16時04分のいわきゆき(736D)。
ちなみにその次の列車は18時45分で、
これだと車窓風景は真っ暗になっちゃいます。

0031.jpg
スマホの地図をアテにして、
ためしにまわりが開けていそうな踏切へ行ってみるも・・・
そこは線路端の草がぼーぼーですた。
地図では線形や地形こそ分かるものの、
雑草の長さまではわからんからなぁ・・・。
(´д`;)トホホ…

0032.jpg
その踏切にはカマキリくんの姿が・・・
「撮り鉄はそんなに甘くないよ」って
言われた気分でつ。
ψ(`∇´)ψウケケケケ

0033.jpg
郡山ゆきの下り列車(737D)が通過。
サクッとコスモスと絡めてみましたが、
あまりいい絵にはなりませんでした。
(・ω・`)ゞウーン…
▲磐越東線 川前-夏井

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諦めずに探索を続けると・・・
お、この場所は柵や雑草が無く、
線路まわりがスッキリとしているぞ。
(゚∀゚)オッ!

撮影ポイントを求めて夏井の駅の周辺をしばらく探索してみると <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ、駅から歩いて数分程度のところで出くわしたのは、「記念号」の編成(機関車二機+客車4両)がきれいに抜けそうなスッキリとした直線 (゚∀゚)オッ!。ここにはクルマで訪れていた先客の方が、お二人ほどいらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。小野新町からの約3キロを一人でトボトボと歩いてきたせいか、同業者の姿にちょっとした安堵感を覚えます ε-(´∀`;)ホッ。ぶっちゃけ、何の変哲もない直線ではあるけれど、列車の編成写真を撮るには悪くないな感じ (・∀・)イイジャン。何よりも夏井の駅に近いこの場所ならば「記念号」の撮影後に、余裕を持っていわきゆきの列車(736D)に間に合います。歩き回った範囲ではこれ以上の場所が見つけられなかったこともあり、私はこの直線のポイントに腰を据えることとしました m9(`・ω・´)ケテイ!。先客の同業者の方に挨拶して、横に立たせていただきます。

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小野新町から40分もかけてたどり着いたのは、
結果的に夏井まで10分程度のところ(笑)。
でも、いわきゆき(732D)を待って乗るよりは
早く到達できました。
ъ(゚Д゚)グッジョブ
そのいわきゆきの上り列車が撮影ポイントを通過。
ここを通る上りの普通列車は約5時間ぶりです。
( ̄  ̄;)ゴジカン…
▲磐越東線 夏井-小野新町(後追い)

午前中に「記念号」の往路を要田で撮ったときは日差しに恵まれましたが、その後は雲が広がり出して、しばらく日が差さない時間帯が続いています (´A`;)クルクモル…。「記念号」の一時間前に通過した上りの普通列車(732D)も、ドン曇りの状況下でした。この場所は晴れれば順光になるハズだけれど、残念ながら日差しは期待できないかな・・・? σ(・ω・`)ウーン…。ところが、本命が通過する30分くらい前から徐々に上空の雲が薄くなり、次第に太陽が顔を覗かせるようになってきました (゚∀゚)オッ!。しかも一時の雲の切れ間などではなく、みるみるうちにクリアな青空が回復。これはいい流れだぞ! (゚∀゚*)オオッ!!。そんな好条件に恵まれたなかで迎えた「記念号」の通過時刻 (*゚v゚*)ドキドキ♪。やがて先のほうに見える踏切の警報機が鳴動し、まっすぐ伸びた直線上に眩しい日差しに照らされた朱色のディーゼル機関車が見えてきました (☆∀☆)キタッ☆。

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「記念号」の通過前には青空が回復!
p(`・∇・´)q フッカツ!
太陽の方向に日差しを遮るような雲は見当たりません。

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そして・・・
「記念号」キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

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郡山を目指して西へと進路を取る
「磐越東線全線開通100周年記念号」。
傾き始めた秋の陽が、
先頭に立つ朱色のディーゼル機関車を
鮮やかに浮かび上がらせました。
▲磐越東線 夏井-小野新町

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ちなみに「記念号」のヘッドマークは、
三春の桜(滝桜)や紅葉の夏井川渓谷、
そしてスパリゾートのフラガール(いわき)など、
磐越東線沿線の名所を散りばめたものでした。

バリ順で、記念号が撮れました~!!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
記念のヘッドマークを誇らしげに掲げて、旧客の先頭に立つ二機のDE10。今度(復路)は鼻の長い①エンド側がアタマです (゚∀゚*)オオッ!!。往路で引き気味に撮った鼻の短い②エンド側はユーモラスな印象を受けましたが、スタイルのよい①エンド側を編成重視のアップ目(編成写真)で撮ると、重連の力強さが感じられて迫力満点! 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。西日を浴びて向かってくる姿をファインダー越しに眺めていたら、思わず身震いして鳥肌が立ってしまうほどのカッコよさでした ((((;゚∀゚))))ブルルッ!。このようなビシッとした編成写真は個人的にあまり得意じゃない撮り方だけれど、列車がバランスよくアングルに収まって、ホッとひと安心 ε-(´∇`*)ホッ。とくにアテもなくふらふらと夏井まで来ちゃったけれど、いい場所に巡り会えたと思います。小野新町から頑張って歩いた甲斐があった・・・かな? ъ(゚Д゚)グッジョブ(いわきゆきの732Dに乗って夏井まで来ても、余裕で間に合った場所だけどね(笑))。往復ともに陽当たり良好のいい光線状態で、大満足の成果を得ることができた「磐越東線全線開通100周年記念号」。撮影はこれで終了です (´w`*)ドツカレサン。さ、夏井の駅から次のいわきゆき上り列車に乗って、乗り鉄を楽しみましょう。

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撮影ポイントから駅へ戻る道すがら、
街道沿いの諏訪神社にはこんな石標が。
「ふくしま緑の百景 諏訪神社の大スギ」?
σ(゚ー゚*)人大杉?

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夏井にある諏訪神社境内の参道に
向き合ってそびえる二本の立派な大杉は
国の天然記念物に指定されている、
翁スギ(おきなすぎ)、媼スギ(ばばすぎ)と
呼ばれるご神木の夫婦杉。
樹齢は共に1200~1400年と言われ、
二本の巨木が損傷もなく均等に生長しているのは
全国的にも珍しいとされています
(夫婦杉の間に見えるのが神社の本殿)。
(・Д・*)ヘェー!
たまたま通りかかったのですが、
いいものを見ることができました。

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諏訪神社の夫婦杉に立ち寄っても、
列車には余裕で間に合いました。
二駅手前の神俣で「記念号」と交換してきた、
いわきゆきが夏井のホームに入ってきます。
▲磐越東線 夏井

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夏井を出た上り列車は、
渓流の夏井川に沿って走ります。
このあたりが磐越東線の車窓でいちばんの見どころ。
(・∀・)イイネ!
いまはまだ時期的に早いですが、
渓谷の木々が紅葉に色付くとキレイでしょうね。
▲磐越東線 夏井-川前(車窓から)

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夏井の隣駅、川前で下りの郡山ゆきと交換。
ちなみに小野新町と夏井の駅間は
歩ける程度の3.4キロでしたが、
夏井と川前の駅間は10.4キロもあります。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
▲磐越東線 川前(車窓から)

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川前を出ても、
引き続き自然豊かな夏井川沿いを進みます。
阿武隈高地越えとなるこのあたりが、
福島でいうところの
浜通り(海側)と中通り(内陸)の境界だそうです。
▲磐越東線 川前-江田(車窓から)

最初に「記念号」を撮った要田から小野新町までの間は、比較的平坦なところを走ってきた磐越東線ですが、夏井を出ると阿武隈高地越えの上り勾配となり、車窓から望めるのは山あいを流れる夏井川に沿った渓谷美 (゚∀゚)オッ!。磐越東線には郡山寄りの三春付近と、この夏井~小川郷の阿武隈高地越えの二カ所に急な勾配区間があり、そのために今回の「記念号」の牽引機は重連になったもと思われます (´ω`)ナルヘソ。阿武隈高地のサミットを越えて足取りが軽くなった上り列車は、小川郷のあたりからふたたび田畑が広がる平坦なところを走るようになり、やがて右手から電化複線の常磐線が寄り添ってくると、まもなく終点のいわきです (・ω・)トーチャコ。

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小川郷の駅の横には、
ちょっと気になるこんなモノがありました。
(=゚ω゚=*)ンン!?
明らかに鉄道の客車だと思われるこの建物(?)、
実は国鉄時代の10系客車・ナハ11を改造した
交直流電車用教習車のナヤ11だったもの。
廃車後は民間に引き取られ、
現在は事務所(会食スペース?)などとして
活用されているのだとか。
( ̄。 ̄)ヘー
▲磐越東線 小川郷(車窓から)

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車窓右手に常磐線の線路が見えてくると、
まもなく終点のいわき。
ちなみに赤井といわきの間では、
しばらく常磐線との並走区間が続きます。
▲磐越東線 赤井-いわき(車窓から)

0049.jpg
夏井から上り列車に揺られて40分、
常磐線との接続駅、いわきに終着です。
(・ω・)トーチャコ
それにしても、このいわきの駅名標、
ちょっと変わった方向表示ですね・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
本来はY字(常磐線の上下と磐越東線の下り)のハズですが、
これはX状に表記されています。
右上はいったいどこへ向かうのか!?
(細かいツッコミでスミマセン・・・^^;)
▲常磐線 いわき


前々週の中央線に続き、今回も旧型客車によるイベント列車の撮影となった、「磐越東線全線開通100周年記念号」(^_[◎]oパチリ 。当初は、似たようなネタ列車ばかりは・・・と、見送るつもりだった同列車でしたが、事前の公表とは異なる重連という牽引機に思わず食い付いて、急きょ出撃 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。客車こそ中央線の時と同じ旧客(組成された編成は異なる)ではあったけれど、DE10の重連という牽引機、そして磐越東線ののどかな雰囲気は、前者とまた違った趣を味わえたように思います。秋晴れのもとをゆくデーテン(DE10)の重連は、シビれるほどにカッコよかったなぁ・・・(´ー`)シミジミ。そして乗り鉄として、個人的に地味な印象のある磐越東線の“ほぼ”全線を久しぶりに乗り通せたことも、いい機会となりました (小野新町~夏井は歩いちゃってるけどね(笑))。夏井川渓谷の風景など、あらためて魅力を感じた同線。今度は夏井の千本桜が満開となる時期などに訪れてみたいものです (=゚∇゚)ノ マタネ!。

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いわきからは常磐線の上り列車に乗って、
東京へと帰ります。
乗るのは紺色のラインが入ったE531系。
いわき発車時には混んでいましたが、
三つ目の泉でボックス席に座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲常磐線 いわき

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常磐線の車内で打ち上げ~♪
カンパ~イ♪(* ̄∀ ̄)ノ
列車を乗り継いだ水戸で購入したのは、
シンプルなネーミングの「磯べん(¥1050)」。
メインのタコの炊き込みゴハンのほか、
おかずでアンコウの天ぷらやアサリの佃煮なども味わえて、
その名の通り磯の香りを堪能できた駅弁でした。
 (゚д゚)ウマー! ☆☆☆・・

夏井1604-(磐越東736D)-いわき1642~1654-(常磐680M)-水戸1832~1840-(456M)-上野2045

 

 

埼京・川越・八高線・・・川越車両センターまつり 見学記

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2017.10.14 埼京・川越・八高線
曇天の「鉄道の日」・・・
川越車両センターまつり2017 見学
 

前記事の冒頭でもちょろっと触れていますが、10月14日は1872年(明治5年)の同日に、日本で最初の鉄道が新橋と横浜の間で開業したことに由来する、「鉄道の日」(・o・*)ホホゥ。これにちなんで週末には、各地でさまざまな鉄道イベントが企画されている (゚∀゚*)オオッ!!・・・というのに、今年の鉄道の日はあいにく秋の長雨と重なり、全国的にぐずついた空模様 ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。晴れたら行きたいところや撮りたい列車はたくさんあったけど、雨や曇りでは出かけるのをためらってしまいます σ(・ω・`)ウーン…。
そんななか、東京近郊の埼玉県川越市にあるJR埼京線(さいきょうせん)の車両基地・「川越車両センター」では、毎年恒例の一般公開イベントが雨天でも開催されるとのこと (゚∀゚)オッ!。雨のなか沿線の撮影ポイントでお目当ての列車が通過するのを待ち続けるのは辛いものがありますが、状況に応じて雨宿りができそうな車庫の見学ならば、無理なく楽しめるかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。とくにこの川越のイベントは毎年、広い構内に多種類の車両がきれいな並列で展示され、その光景は圧巻 w(*゚o゚*)wオオー!。今回の展示もどんなラインナップになるのか興味のあるところです(展示車両は事前に公表されない)(*´v`*)ワクワク♪。そこで今年の鉄道の日は傘を携えて、私は川越に足を運んでみる事としました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


10月14日(土)

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都内から乗ってきた埼京線(川越線)を降りたのは、
川越のひとつ手前にある南古谷 σ(゚ー゚*)ナンコヤ?。
当駅が川越車両センターの最寄駅です。
▲川越線 南古谷

イベント開催当日の土曜日(10/14)。予報どおり朝から鉛色の雲が空を覆うスッキリとしないお天気ですが (-ω-;*)ドングモリ、雨はさほど強くなく、曇りベースで時おり小雨がぱらつく程度 、ヽ`┐( ̄、 ̄*)パラパラ。日差しは期待できないものの、このくらいの空模様ならば車庫の見学や撮影に影響は無さそうです ε-(´o`;)ホッ。

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南古谷の駅に貼られていた、
「川越車両センターまつり」のポスター。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに、なぜか同イベントの開催告知は毎年、
雑誌(趣味誌)やウェブなどではあまり見かけません。

個人的に川越車両センターのイベント「川越車両センターまつり」へ行くのは、今年で三年連続となる三度目 マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。一昨年(2015年)は上越線の渋川で「カシオペアクルーズ」を撮影したあとに新幹線を使って駆けつけ ε=┌(;゚д゚)┘イクゼ!、昨年(2016年)は高崎線でEF65(501)が牽引する客車列車(ELみなかみ号)を岡部で撮ってから向かいましたが ε=┌(;゚д゚)┘イクゼ!、天気の悪い今年はとくにどこへも寄らず、悠々と昼ごろに新宿から埼京線の快速列車(川越線へ直通)に乗り ノコノコ...(((o*・ω・)o、川越車両センター最寄駅の南古谷(みなみふるや)に着いたのは13時すぎ。イベントの開催時間は10時から14時半までなので、駅にはこれから会場へ向かう人よりも、もう会場をあとにして帰る方のほうが多く見られます。さすがに今回は家を出るのが、ちょっとのんびりすぎたかな?(^^;)ゞポリポリ。
古い蔵などが建ち並ぶ趣のある街なみから「小江戸」と呼ばれる観光地の川越ですが、広大な鉄道の車両基地である川越車両センターは、市街地から離れた郊外に位置しています (・o・*)ホホゥ。南古谷の駅から車両センターまでは、住宅地と田畑が混在するような風景のところを歩き、15分ほどで到着 (・ω・)トーチャコ。さ〜て、気になる今年の展示車両の顔ぶれは・・・?(*゚v゚*)ワクワク♪。

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昨年の同イベント以来となる、
一年ぶりに訪れた、川越車両センター。
人が写らないように撮った・・というワケではなく、
午後になって入場が落ち着いたのか、
この時間から入場される方はまばらでした。
▲川越線 川越車両センター

入場門を抜けて、さっそくお目当ての車両展示コーナーへ ε=┌(;゚д゚)┘イクゼ!・・・と、いきたいところですが、その前に私の耳へ入ってきたのは (=゚ω゚=*)ンン!?、「車体洗浄機体験の最終回、ご希望の方はこちらの列からご乗車くださーい >θ( ̄0 ̄*)」と、案内する係の方の声。入場時に配られたイベントスケジュールに目をやると、一日に三回行われる車体洗浄機体験のうち、最終回にあたる13時30分の回がまもなく発車となる模様です。これはグッドタイミングで入場できたということでしょうか?σ(゚・゚*)ンー…。展示車両は気になるけれど、せっかくなのでまずは洗浄機体験を楽しむことにしました コッチ…((((o* ̄-)o。展示車両の詳細は、ちょっとおあずけ・・・(笑)。ちなみに車体洗浄機体験とはその言葉どおり、車体の外板や外装を洗車する大きなブラシを備えた機械(いわゆる洗車機)のなかを、車両に乗ったまま通過できるというもので、車両基地公開のイベントでは定番の「アトラクション」です ( ̄▽ ̄;)アトラクション…。お決まりの注意事項は、「ゼッタイに窓を開けないでください」\_( ゚ロ゚)ココ重要!!。

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展示車両の撮影前に、
まずは車体洗浄機体験の列に並びます。
…(((o゚▽゚)o …从从从从从
使われる車両は川越・八高線用の205系3000番台。
同番台の先頭車は中間車からの改造車です。
ちなみに【立川】の表示が掲出されていますが、
通常の同編成は立川へ顔を出すことはありません
(運用範囲は川越〜高麗川〜八王子)。

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体験列車は発車後、
程なくして車体洗浄機を通過。
ブラッシーヾ(。゜▽゜)ノブシャーッ
大きなブラシが電車の窓をこすります。
お子ちゃまたちは興味津々で大興奮!
w(*゚o゚*)wオオー!

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水幕で滲む窓の向こうに見えるのは、
公開エリア外の留置線。
同センター所属の埼京線用E233系のほか、
臨時列車として川越線に入線した、
185系(いちばん手前)やE257系(いちばん右奥)
の姿も見られました。
これには大きいお友達(?)のほうが大興奮(笑)
(゚∀゚*)オオッ!!

ブラシがまわる洗浄機のなかに、ゆっくりとした速度で突っ込んでゆく体験列車 ブラッシーヾ(。゜▽゜)ノブシャーッ。それと同時に車両基地構内や留置車両の様子なども眺められて (「゚ー゚)ドレドレ、これはなかなか面白いものがありました ヽ(´▽`)ノワーイ♪。往復で20分ほどの体験乗車を終えて、次はいよいよお目当ての車両展示コーナーです。ちょっと引っ張っちゃいましたが、そこに並べられていた今回のラインナップは・・・(*゚0゚)ハッ!!。

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じゃーん!\( ̄^ ̄)/
これが今年の「川越車両センターまつり 2017」の展示車両。
向かって右から、東京臨海高速鉄道70-000形(Z8編成)。
川越・八高線用209系3100番台(ハエ72編成)
武蔵野線用209系500番台(ケヨM72編成)
総武・中央緩行線用209系500番台(ミツC504編成)
川越・八高線用209系3000番台(ハエ64編成)
多目的試験電車の209系・Mue-Train(ミュートレイン)
(ちなみにこの角度は、
洗浄機体験に参加しないと撮れない位置(笑))
▲川越線 川越車両センター

ズラっと並べられた6本もの通勤型車両、いつ見てもこの統一感ある並列は壮観の光景です w(*゚o゚*)wオオーッ!。それにしても、車体に巻かれた帯色こそ違うものの、どれも同じような形の電車に見えませんか? σ(゚・゚*)ンー…。そう、実はここに並べられたのはほとんど同じ形式、もしくはそれをベースにした派生系列の車両たちで、今回の展示には「209系のなかま」というテーマがあるそうです ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。一昨年には各線のE233系を6種類(6色)も並べた同イベントでしたが、今年は209系と来たか・・・さすが川越公開! ъ(゚Д゚)グッジョブ!

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路線を表すカラフルな帯を巻いた
「209系のなかま」たち。
天気は悪いけれど、賑やかです♪
(´▽`*)ニギヤカ♪

209系はJR東日本が民営化後に初めて新規開発した通勤型直流電車で (゚ー゚*)マルキュー、国鉄時代から使われてきた従来車両(103系など)の置き換えを主な目的としながらも、車体や台車、主回路システムなど車両の根本から様々な見直しが行われて、従来車両よりも大幅な省エネルギー化やメンテナンス性の向上を実現(消費電力は103系の47%)(・o・*)ホホゥ。試作営業車の901系を経て、93年に京浜東北線(大宮~大船)へ本格導入されました(現在は同線から撤退)。基本番台のほか、車体幅を拡張したもの(500番台)や、地下鉄直通に対応したもの(1000番台)、さらには同系をベースにした他社の車両(東京臨海高速鉄道70-000形)など、さまざまなバリエーションがあり、現在のJR東日本の一般型電車(E231系E233系など)の礎となった車両です ( ̄。 ̄)ヘー。
・・・と書くと、209系とはなんと優れた車両なんだと思われますが ( ̄△ ̄;)エッ…、同系は単に新たな技術が導入されただけではなく、実は「価格(製造費)半分・重さ半分・寿命半分」という三つのコンセプトがあり (゚ー゚*)ハヤイ、ヤスイ、ウマイ?、しっかりとした構造で長く使うことが求められた国鉄時代の堅牢な電車に比べると、その造りは明らかに安っぽくてちゃちい σ(・∀・`)チャッチイ…。そして当時流行っていた某使い捨てカメラの「写◯ンです」に由来して付けられた同系を揶揄するアダ名は、使い捨て電車の「走ルンです」というものでした(笑)(´∀`;)ハシルンデス…。そんな209系、たしかに寿命半分(製造後約20年)のコンセプトどおり、初期投入された京浜東北線や南武線の基本番台(0番台)はもう引退したけれど、川越・八高線の3000・3100番台、常磐緩行線の1000番台、総武・中央緩行線、武蔵野線、京葉線の500番台、さらには0番台を近郊化改造した房総各線の2000・2100番台、そして東京臨海高速鉄道70-000形などは、今も現役で活躍を続けています(一部は延命工事を施工)マダマダp(`・∇・´)q ゲンキ!。そのなかで今回の「川越車両センターまつり」には、6種の「209系の仲間」が集められました。とくに500番台が当車両センターに入庫するのは貴重なことです (゚∀゚*)オオッ!!。

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まず向かって右は、東京の湾岸地区を走り、
埼京線との直通運転を行なっている、
東京臨海高速鉄道りんかい線の70-000形。
同形はJRの車両ではありませんが
基本設計はJRの209系をベースとしています。
左は川越・八高線(両線は直通運転)で使われている、
209系3100番台。
同番台は右隣の70-000形を209系に改造したもので、
民鉄・第三セクター鉄道に在籍していた車両が
JRに編入されたという珍しい例。
この並びはなかなか趣味的に面白いものがあります。

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今回のゲストとしてお呼ばれした
二種の209系500番台。
オレンジ帯を巻いた右は武蔵野線、
黄色い帯を巻いた左は中央・総武緩行線で、
それぞれ使用されている編成です。
同番台は209系の基本番台(0番台)よりも、
車体幅を150mm拡げた拡幅ボディとなっており、
外観も別形式のような印象を受けます。
現在はこの二種(二色)の他、
赤い帯の編成が京葉線でも活躍中。

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そしてこちらは今回のなかで、
初期の基本番台にもっとも近い顔を持つ209系。
右は川越・八高線用の3000番台で、
外観等は基本番台をベースとしながらも、
単線のローカル線に向けた仕様となっており、
客室側扉に半自動機能が設定されています。
左は技術試験・研究開発用の在来線多目的試験車、
「MUE-Train(ミュートレイン)」。
同車は京浜東北線を引退した209系の基本番台から改造されており、
現在も形式的には209系に属しています
(クヤ209、モヤ209など)。
MUE-Train」とは
「MUltipurpose Experimental Train」の略だそうですが、
おもにどのような試験が行われているのか、
私ではとても説明ができないので、
興味ある方はJRの公式サイトを・・・m(_ _)m。

ざっくりとした拙い説明ではありますが、こうやって見比べると、同じ形式でも三種の顔に分類できるのがお分かりいただけるかと思います (・o・*)ホホゥ。この同形式を一堂に並べるテーマ性こそが「川越車両センターまつり」のこだわりであり、我々のようなファンが毎年楽しみにしているところです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。かつては(今も?)「走ルンです」と揶揄された209系ですが、ここまで一堂に揃うとなかなか見ごたえがあるし、乏しいとされたバリエーションも、こうやって見るとなかなか個性があるじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。先日に東北新幹線で郡山付近を通った際、郡山工場に入場している総武線用の209系(500番台)の姿を見かけましたが、山手線に新型のE235系が続々と投入され、その玉突きによって大きな変動が近いうちにあるのではないかとウワサされている209系 σ(゚・゚*)ンー…。この先の同系がどうなっていくのか、興味のあるところです。ひょっとしたら、今回並んだ6種の顔ぶれにも、変化が生じる・・・かも?

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「MUE-Train」の横にひょっこり顔を出したのは、
添乗体験が行なわれていた
軌陸車の「マジックボーイ」。

ちなみにパンタグラフを装備していますが、
架線から集電して走るわけではなく、
このパンタは高所作業の際に感電しないよう、
架線の残留電気をレールへと逃がす
アースの役割を持つのだそうな。
( ̄。 ̄)ヘー

0021.jpg
右は休憩用として車内が開放された、
特急型車両の253系。
同系は東武線に直通して首都圏と日光・鬼怒川を結ぶ、
特急「日光」や「きぬがわ」に使われています。
左は先ほどの車体線上体験に使われた205系。

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川越車両センターが受け持つのは、
埼京線、川越線、八高線(電化区間)の三線。
その各線の記念行事で掲げられたヘッドマークが、
展示されていました。
埼京線の新宿駅開業マーク、懐かしいなぁ・・・。
(´ω`)ナツカシス

車両展示コーナーに並べられていた209系の撮影に没頭していたら パチッ!【◎】]ω・´)パチッ!、気がつくともう閉場時間が迫っていました (;゚ロ゚)ハッ。あ、しまった、埼京線用のE233系が置かれていたハズの、検修庫内を見忘れた・・・(ノO`)アチャー。やっぱり余裕を持って見学するには、もう少し早く来るべきだったようです (^^;)ゞポリポリ。それでも、変動が予想される「209系のなかま」をこのような形で記録できたのは、とても貴重な機会となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。あいにくの曇天となった今年の「鉄道の日」でしたが、「川越車両センターまつり」を訪れたことで、充実したいい過ごし方ができたように思います (´w`*)ドツカレサン。

0022.jpg
お天気が悪かったからか、
それとも私が訪れた時間帯が遅かったからか
(「走ルンです」じゃ食指が動かないからか?)、
鉄道イベントにしては来場者が多くなく、
まったりとしたなかで撮影を楽しむことができました。
(´ー`)マターリ

0030.jpg
会場で配られていたオミヤゲ。
「MUE-Train」をデザインしたバッグ(右)が、
なかなかカッコよくて嬉しい♪
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
その他、クリアファイルや下敷きなど。


0025.jpg
「車両センターまつり」のあとは、
秋らしいスイーツを食べて帰りますた。
モンブランでまったり、ミルクティーでほっこり♪

ああ、秋の長雨が早く上がらないかなぁ・・・。
ザアアァァ…:il!:il|Y_(´д`;))!l|il:|;





☆オマケ★

今回の「川越車両センターまつり」で主役となった209系。ぶっちゃけ私も「走ルンです」と馬鹿にしていたクチで m9(^Д^)ハシルンデスww、同系の貴重なシーン(マークを掲げた記念列車など)を撮ったカットなどは、ほとんどありませんが(たぶん南武線の209系は、一度も撮ったことがないと思ふ・・・)、唯一と言っていい珍しいカットが、209系の試作車である901系の甲種輸送シーン。1992年に東海道本線の大船で撮ったものです (^_[◎]oパチリ 。

0901.jpg
兵庫の川崎重工で製造され、
東海道本線をEF65の牽引で東上する901系。
現在のJR東日本の一般型車両の礎となる電車とは、
このときが初対面です。
▲92.2 東海道本線 大船

節約でモノクロのフィルムを使っていた時代ですが (つд`。)ボンビー、車体側面の幕板部の帯が窓下とは異なる黒であることがお分かりいただけるかと思います (=゚ω゚=*)ンン!?(モノクロだけど、窓下の帯は水色)。これが209系と901系を判別する外観上の大きな違い ( ̄。 ̄)ヘー。仕様の違う試作車が三本製造された901系、たしかこれは三本目のC編成(のちの209系920番台)だったと思います。牽引機はこれも今や懐かしく感じる、EF65の一般型(0番台)(´ω`)ナツカシス。今回スキャンして初めて気付いたのですが、この甲種輸送の牽引に91号機が登板したのは、ひょっとして「901系」を意識したものだったのかな・・・? σ(゚・゚*)ンー…。ところで、初見となる新車を運ぶ甲種輸送の場合、余裕があれば振り返って後ろも記録したいところですが (ω・´)彡クルッ、この時は後追いを撮ることができませんでした。その理由は次のコマに・・・(笑)。

0902.jpg
ぐはっ、PFの貨物にカブられた・・・。
アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

901系と言えば、かつてのA編成(のちの209系900番台)の先頭車「クハ901-1」が、現在は東京総合車両センターの正門脇に保存されていますね(通常時は非公開)。あの保存車、901系を名乗るのならば、幕板部の帯を黒に戻してくれないかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。

それにしても今記事、我ながら「走ルンです」でも意外と語れるものだ・・・(笑)。いつもにも増してマニアックなお話で、鉄分薄めの方には失礼いたしました m(__)m。


ONE-shot 264 きょうの夕空。

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PICK UP ONE-shot 264 きょうの夕空。

1023.jpg
週末から週明けにかけて日本列島を直撃し、
各地で被害をもたらした台風21号。
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
関東地方の雨風のピークは月曜の朝と伝えられており、
週明けの出勤がちょっと憂鬱でしたが、
私の住む地域は予報よりも台風の通過が早かったらしく、
思ったほど大きな影響はありませんでした。
ε-(´o`;)ホッ

 
 

そんな台風が過ぎ去った日の夕暮れ時。
退勤後に近所の跨線橋ヘ上がってみると、
そこにはまるでさざ波のような雲がたなびく、
鮮やかな茜空が広がっていました。
(´▽`*)キレイ♪

 

特急列車(E257系の「かいじ」)の通過を待って、
一枚パチリ (^_[◎]oパチリ 。
土日に撮り鉄へ出かけられなかったフラストレーションが、
これで少しは解消できたかな?(笑)

 
 

17.10.23 中央本線 高円寺-中野
 
 
 

 
ちなみに・・・
ホントはE351系の「スーパーあずさ22号」を
待っていたんですが、
時刻どおりには現れず、日が暮れてしまいますた。
台風の影響で遅れが出ていたのでしょうか?

1024.jpg
定時運行ならば、こんな感じの空だったのになぁ・・・。
σ(・∀・`)ザンネン
(写真はE233系の快速電車)
 

ONE-shot 265 開運招福

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PICK UP ONE-shot 265 開運招福

1005.jpg
秋風に揺れるレモン色のコスモスをかすめて、
白いニャンコが都会の小径を通りゆく。
(=ΦωΦ=)ニャア
(・・・と見せるのに、無理があるのは承知の助w)

 
 

これは東京の世田谷区を走る
東急世田谷線(三軒茶屋〜下高井戸)の300系で、
路面電車タイプ*の小さな電車。
その世田谷線の前身にあたる玉川線、
通称・「玉電(たまでん)」の開通110周年を記念し、
在籍する300系のうちの一本(308編成)に施されたのが、
この白猫のラッピングです。
( ̄。 ̄)ヘー
*東急世田谷線は路面電車形式の軌道線ですが、
全線が専用軌道で、道路上の併用軌道はありません)

 
“タマ電”の記念だから、猫の「タマ」がモチーフ?
σ(゚ー゚*)タマ…?
・・・というわけではなく、
実はこの白猫は、
世田谷線沿線の豪徳寺(ごうとくじ)が発祥の地とされる、
縁起物の「招き猫」をモデルとしたものなんです。
(´ω`)ニャルホド
そう思うと、このちょっとトボけたお顔の電車も、
どこかありがたみが沸いてくるような・・・(笑)

 
 

福を招くと言われる招き猫。
この電車の顔を見かけた人たちは一様に頬が緩み、
たくさんの笑顔を沿線に招いていました。
(=ΦωΦ=)ニャア

 

17.10.7 東急世田谷線 下高井戸-松原
 
 

 

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正面に猫のお顔がドーンと描かれた、
東急世田谷線の「招き猫電車」ですが、
車体の側面には招き猫のイラストが貼られています。
「Welcome」は、最近沿線のエリアに増えてきたという
外国人観光客を意識したものだとか。
ウェルコメ♪ (=゚∇゚)ノ
 
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7003.jpg
車両の外観だけでなく、招き猫電車の車内は、
吊り革の持ち手がすべて招き猫形、
床には猫の足跡がプリントされているという凝りようです。
猫形吊り革、カワイイ♪(笑)
(´▽`*)ニャンコ♪
 

 
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9002.jpg
そしてこちらは、招き猫電車のモチーフとなった、
世田谷線の沿線にある豪徳寺境内の招き猫。
ご覧の通り、実にたくさんの招き猫が奉納されており、
これはなかなか見ごたえがあります。
w(゚o゚*)w オオー!!
今では国内外から多くの方が訪れる観光スポットです。
 
 
 
 
 

 
 

それにしても・・・
また週末から週明けにかけて、
台風が接近する恐れがあるとか!?
この迷惑な“招かざる客”には困ったものですね。
( ̄ヘ ̄;)ウーン…。
大きな被害がないといいのですが・・・。
みなさまもどうぞお気を付けて、お過ごしください。


ONE-shot 266 続・きょうの夕空。

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PICK UP ONE-shot 266 続・きょうの夕空。

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先週の21号に続く22号。
まさかの二週連続となった台風の襲来で、
またしても週末は雨風に見舞われてしまいましたが、
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
今回の22号は足早に通り過ぎ、
月曜の東京は朝から台風一過の晴天となりました。
(´▽`*)イイテンキ♪
みなさまがお住いのところに被害はなかったでしょうか?

 
 

そんな台風が過ぎ去った日の夕暮れ時。
退勤後に近所の跨線橋ヘ上がってみると、
先週は遅れていた「スーパーあずさ22号」が、
今日はちゃんと時刻どおりに通過。

 

台風22号が去って、
「スーパーあずさ22号」がやってきた・・・。
なんだか奇遇な「22号」つながりです(笑)
(マークもタイミングよく「22」表示!)。
(゚∀゚)アヒャ☆

 
 

それにしても、
空気が澄んでいてきれいな夕空は見られたものの、
わずか10分程度の待ち時間でも、
跨線橋の上に吹き付ける木枯らしが冷たかった・・・。
今回の台風の通過で、また一歩、
冬に近づいた気がしました。
{{{(>_<)}}}サブッ!

 
 

17.10.30 中央本線 高円寺-中野






先週と同じネタでスミマセン ヾ(_ _*)スンマソン

中央線・・・豊田車両センターまつり2017 見学記

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2017.10.28 中央線
曇天のもとに集う、中央線特急
豊田車両センターまつり2017 見学
 

秋も深まり紅葉が見頃を迎えつつある時期だというのに、まさかの二週連続となる台風の襲来 Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。これによって刺激された秋雨前線が活発になり、週末はまたしても全国的にぐずついた空模様に・・・ ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。晴れたら行きたいところや撮りたい列車はいろいろあったけど、雨や曇りでは出かけるのをためらってしまいます σ(・ω・`)ウーン…。
そんななか、東京の多摩地区(日野市)にあるJR中央線の車両基地・「豊田車両センター」では、毎年恒例の一般公開イベント「豊田車両センターまつり」が雨天でも開催されるとのこと (゚∀゚)オッ!。雨のなか沿線の撮影ポイントでお目当ての列車が通過するのを待ち続けるのは辛いものがありますが、状況に応じて雨宿りができそうな車庫の見学ならば、無理なく楽しめるかもしれません・・・って、ここまでの文章は、二週間前に訪れた「川越車両センターまつり」の記事のほぼコピペ ペタッ(*・ω・)つ□。
そう、ホンっトにこのところ週末の関東は晴れなくて(平日は晴れるのに・・・)、天気が悪いのならば近場の鉄道イベントでも覗いてみるかな・・・ σ(゚・゚*)ンー… と言った感じの、まさに川越のときと同じような状況です (´ω`)ナルヘソ。それでも、中央線沿線民の私にとって豊田車両センターに所属するE233系などは、日頃からお世話になっている地元の電車という愛着があるし、また同センターには今や全国的に貴重な国鉄特急型の189系も配置されています (゚∀゚*)オオッ!。それらの展示を見学したり撮影したりするのも、鉄ちゃん的に決して悪い週末の過ごし方ではないかと思い、私は傘を携えて「豊田車両センターまつり」へ足を運んでみる事としました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


10月28日(土)

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豊田車両センターの最寄駅は、
新宿から中央線の特別快速で約30分
(快速電車で約40分)、
八王子のひとつ手前にある豊田。
▲中央本線 豊田

イベント開催当日の土曜日(10/28)。やはり朝から鉛色の雲が空を覆うスッキリとしないお天気ですが (゚ペ)ウーン…、心配した台風の影響はまだ薄く、今のところ曇りベースで時おり小雨がぱらつく程度 、ヽ`┐( ̄、 ̄*)パラパラ。日差しは期待できないものの、このくらいの空模様ならば車庫の見学や撮影に影響は無さそうです ε-(´o`;)ホッ。予報によると午前よりも午後の方が降水確率は高めで、時間が経つにつれて雨は強くなるとのこと。ならばイベントを訪れるのは午前中がいいかと思い、私は開場時刻から30分ほどが経った10時半ごろを目安にして豊田へとやってきました。ちなみに、同車両センターの位置を考えると、晴れていれば本来は午後の方が展示車両は順光となります ( ´_ゝ`)フーン。

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車両センターへ向かう道すがら、
ふと目に留ったのが「豊田電車区公園」。
ご丁寧に豊田車両センター(旧・豊田電車区)の略号である、
「八トタ*」の文字も併記されています
(*八王子支社・豊田車両センター)。
(=゚ω゚=*)ンン!?
小さな公園ですが、何か鉄道にまつわるものがあるのかと、
ちょっと園内を覗いてみましたが、
とくにこれといったものは見当たらなかったな・・・。

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公開イベントが行なわれている、豊田車両センター。
ふだんは一般の方が入れないように閉じられた門が、
今日は開かれています!
ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
▲中央本線 豊田車両センター

豊田の駅からイベント会場の車両センターまでは、歩いて15分ほど(係員による誘導経路での所要時間)で到着 (・ω・)トーチャコ。川越のときと違い、この豊田は比較的いろいろなところでイベントの開催が告知されていたので、入場に行列ができるくらいの混雑も覚悟していたのですが (゚ー゚;)人大杉…?、お天気がイマイチなせいか思ったほどの人出ではなく、私は場内へすんなりと入る事ができました ♪~( ̄、 ̄ )===3 スイスイ〜。

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広い車両基地の構内には、
中央快速線や青梅線などでおなじみ、
オレンジ帯のE233系が何本も留置されています。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに中央線の各駅停車の車両(黄色い帯の総武線)は、
この豊田ではなく、三鷹車両センターの所属です。
▲中央本線 豊田車両センター

中央本線の豊田(とよだ)と八王子の駅間に位置する豊田車両センター (゚ー゚*)トタ、現在はおもに中央快速線(中央本線)、青梅線、五日市線で運用される車両を担当し、旅客営業用は一般型(通勤型)のE233系と、特急型(波動輸送用)の189系が所属しています(その他、工事用として貨車のホキ800が配置)(・o・*)ホホゥ。また、ひと昔前の中央快速線などで活躍したオレンジ色の201系、その先頭車一両(クハ201-1)が構内の片隅に保存されており、例年の公開イベントでは同車が見られるのも目玉のひとつ (゚∀゚*)オオッ!!・・・だったのですが、今年のイベントでは入場の際に配られた案内図を見たところ、201系の展示は行なわれないとの事 ( ̄△ ̄;)エ…。これはちょっぴり残念・・・(・∀・`)ザンネン。では、201系以外の楽しみとして、他にどんな車両が展示されているのでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…(展示車両は事前に公表されていない)。はやる気持ちを抑えつつ、場内を順路に沿って進みます ...(((o*・ω・)o。

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配られた案内図より。
「201系の車両展示は行なっておりません」
・・・う~ん、残念 (・∀・`)ザンネン。

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入口付近の記念撮影コーナーには、
山梨のゆるキャラ「モモずきん」が
いらっしゃいました。
ヽ(´▽`)モモ~♪
涼しくなって、ゆるキャラも動きやすい季節
・・・かな?(笑)

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こちらは初めて見る、新キャラ・・・?
(=゚ω゚=*)ンン!?
八王子支社のイメージキャラクターで、
中央線のE233系をモチーフにした
「トレまる」だそうです。
(゚ー゚*)トレマル…

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一方通行の順路は、
検修庫のなかを通ってゆきます。
間近に見上げるE233系は迫力満点!
(゚∀゚*)オオッ!!

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そしてこちらは・・・
なんと幻のE233系試作車(!?)、
「クモハE233-901」ぢゃありませんか!
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
標記をよく見ると同車は
ATS(自動列車停止装置)の
SN形とP形に対応しているらしい・・・
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

川越のイベントでは入場して早々、展示車両の撮影よりも先に洗浄線の体験乗車を楽しんじゃいましたが コッチ…((((o* ̄-)o 、豊田では車両の入換え体験が小学生以下のお子さまがいるファミリー向けに行なわれているだけで、私は他のものに誘惑される事なく、お目当ての車両の展示コーナーへと向かいます ...(((o*・ω・)o。幻の(?)E233系試作車(??)などを横目に見つつ、順路の検修庫を足早に抜けると、その先にある留置線には多くの車両たちが待っていました (゚∀゚)オッ!。そのラインナップとは・・・(「゚ー゚)ドレドレ(写真の紹介は、実際の順路に沿った展示順とは異なります)。

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じゃーん!\( ̄^ ̄)/
向かって右が189系・あずさ色(八トタM50編成)、
中央がE257系(長モトM101編成)、
そして左がE353系(長モトS102編成)、
歴代の中央線特急(あずさ・かいじ)三種が、
仲良く肩を並べて展示されています。
w(*゚o゚*)wオオーッ!!
▲中央本線 豊田車両センター

トッキュー三並び、キタ━━━━━(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)━━━━━ッ!!!
右から、国鉄型で1975年製の189系、JR型で2001年製のE257系、そして2015年に先行車の一編成が製造されたのちに念入りな試運転が行なわれて、ついに今年12月のデビューが決まった最新型のE353系(展示されたのは今年製造の第二編成(S102))、特急「あずさ」や「かいじ」で活躍する、もしくは活躍する予定となっている新旧の中央線特急が、一同に揃えられているではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!!。あえて贅沢を言うならば、現行の「スーパーあずさ」で使われているE351系も加われば、さらに完璧なラインナップだったけれど σ(・∀・`)ウーン… 、三種でもじゅうぶんに豪華な顔ぶれです (*`д´)=b OK牧場!。こうやって見ると、それぞれが製造された時代によるデザインの変遷がよく分かりますね。世代交代がありながらも、長年にわたって在来線の特急型車両が引き継がれているのは、新幹線の開業などによる影響を受けにくい、中央本線ならではの環境が大きいのかもしれません (´ω`)ナルヘソ。

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189系は「あずさ」、
E257系は「かいじ」のヘッドマークを掲出。
E353系は前面に愛称表示器が装備されていません。
豊田には色違いで三編成(三色)の189系が所属していますが、
今回のラインナップにはこの「あずさ色」(M50)が
マッチしているように思います。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

花形である特急型車両の並びに大興奮の私 (*゚∀゚)=3ハァハァ!、思わずゴハンよりも先に好きなオカズの方に飛びついちゃったような格好となりましたが ε=(((ノ≧▽≦)ノワーイ♪、展示コーナーの留置線には特急型のほかにも、一般型のE233系などが並べられています (゚∀゚)オッ!。特急型に比べると地味な通勤電車だけど、ふだんの通常運行では見られないような行き先表示(いわゆる「レア幕」ってヤツね)が掲出されたりして、コアなファンにとってはこちらもけっこう楽しめるものなんです (・o・*)ホホゥ。しかも今回は列車番号(運行番号)の数字並びにもちょっと注目!?(=゚ω゚=*)ンン!?

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多くのファンで賑わう、車両展示コーナー。
配布された案内図によると、
「豊田車両センターに所縁のある電車」
というテーマで車両が並べられているそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

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同センターに所属する、
オレンジ帯のE233系がズラ~リ。
同一形式が整然と揃えられると、
それはそれで壮観なものです。
w(゚o゚)w オオー!!
いちばん手前のH50編成に掲げられたのは、
「トレまる」のヘッドマーク
(マークのアップはタイトル写真を参照)。

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展示・・・というか、
ふつうに留置されているような状態のE233系ですが、
行き先の表示は「レア幕」のオンパレード。
右手前のT7編成は【特別快速 大宮】です。
むさしの号(八王子〜大宮・武蔵野線経由)の
特快バージョンって設定か?
列車番号は4649Y・・・(゚ー゚*)ヨロシク…?
左奥のH53編成はちょっと見づらいのですが、
【青梅特快 御嶽/南古谷】を掲出。
列車番号は2017年にちなんだ、2017Hですた。

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右のT31編成は【快速 津田沼】、
御茶ノ水で快速線から総武線に転線するのかな・・・。
左の青662編成は【ホリデー快速 富士山】で、
列車番号は3776M・・・(*゚ロ゚)ハッ!
これは富士山の標高(3776m)にちなんだ数字ですね(笑)

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右のT5編成は【通勤特快 御茶ノ水】。
これも通常では見られない行き先ですが、
レア幕に興奮しながら撮影するおとーさんの隣で、
「なんだか運転が途中で打ち切りになった行き先みたいだね・・・」
って、呟いていたおかーさんの言葉が印象的でした。
そういわれると、たしかにそう見える・・・。
(´∀`;)タシカニ…。
列車番号の1028Tはイベント日の10/28にちなんだもの。
そして左は中央本線の中・長距離普通列車に使われる、
長野車両センターの211系。
豊田の所属ではありませんが、日常的に入庫します。

・・・と言った感じで、E233系が掲出した面白い「レア幕」の数々を観賞していたところ アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ、頬にポツポツと小雨を感じるようになってきました 、ヽ`┐( ̄、 ̄*)アメ…。休憩車両として開放されていたE233系の車内でちょっと雨宿りをしながら、デジカメの液晶画面で撮った写真を見直してみて、展示車両がひととおり記録できている事を確認 チェックφ(。 。*)チェック。天気が怪しくなってきた事だし、私は早々にイベントから退場する事を決めました カエロ…((((o* ̄-)o。ところが休憩車両から出てみたら、なんだか車両展示コーナーの方がざわついています ( ;゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; ) 。そして先ほどよりも明らかに増えている撮影者の数 【◎】]ω・´)パチッ【◎】]ω・´)パチッ。これはいったい何が起きたのかと言うと・・・(;゚ロ゚)ハッ!。

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イベントの開催途中から
189系「あずさ色」の右隣に加わったのは、
シックな深緑の189系「あさま色」。
長野車両センター(長ナノ)のN102編成です。
(いちばん右)

「あさま色」、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━━ッ!!
なんと、先ほどは三種だった特急車両群へ、新たに長野車両センターに所属する「あさま色」の189系(N102編成)が加えられて、さらに豪華な四種並びとなっているではありませんか!w(*゚o゚*)wオオーッ!!。実はこの編成、今日の朝に山梨の甲府から新宿まで中央本線で運行された臨時の特急「かいじ186号」に使われたもので、本来ならば同列車の終着後に所属する長野へ回送されるハズのものを変更し、豊田のイベントに緊急参戦 ε=┌(`・ω・)┘イクゼ!。この嬉しいゲストの登場には、場内もザワめくはずです ъ(゚Д゚)グッジョブ!。私が撤収しちゃう前に「あさま色」が到着してくれてヨカッタ・・・(笑)ε-(´∀`;)ホッ。

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かつて首都圏と信州の間を信越本線経由で結んでいた、
特急「あさま」に使われていた事から、
いまも「あさま色」と呼ばれる長野の189系。
今回のイベントでは豊田車両センターに所縁のある
中央本線の特急列車を意識してか、
「あさま」ではなく「はまかいじ」のマークを掲出して
展示されました。(≧∇≦)シブイッ!
四車種並びのカットも豪華ですが、
色違いの189系の並びが記録できた事も大きな収穫です。
(^_[◎]oパチリ 

あいにくの曇天となった今年の「豊田車両センターまつり2017」(´д`;)ドングモリ…。でも、鉛色の空のもとに並べられた車両たちは実に多彩な顔ぶれで、私は思わず台風の接近など忘れてしまうほどに熱く、大興奮 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とくにE353系のデビューによって大きな変動が生じると予想される中央本線の特急型車両を、このような形でキッチリと記録できた事は嬉しい機会となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪(ホンネを言えば、やっぱりE351系にもラインナップに加わって欲しかったところですが・・・。そのE351系、来年3月での引退が新聞の紙面に公表されましたね・・・(。´・ε・`。)シュン…)。
ただ、イベントでどんなに貴重な車両が並べられたとしても、やはり列車は走っている姿がいちばんカッコよく見えるもので、できることならば撮り鉄としてはその勇姿を爽やかな晴天のもとで撮りたいところ σ(・∀・`)ウーン…。そう思うと、またしてもちょっとフラストレーションが溜まった、二週連続台風接近の週末でした ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。


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豊田の駅前広場では、
車両センターまつりと合わせるかのように、
地元のふれあいフェスが催されていました。
その屋台でいい香りを漂わせていたのが、
女川産のホタテ焼き・・・(゚¬゚*)ジュルリ。
思わず吸い寄せられてしまい、
豊田の地ビールとともにいただきます♪
カンパーイ♪ (* ̄∀ ̄)ノC凵☆




☆オマケ★

今回の「豊田車両センターまつり」の車両展示に、途中から加わった「あさま色」189系の「はまかいじ」。「はまかいじ」は横浜と松本の間を横浜線・中央本線経由で結ぶ、土休日運行が中心の臨時特急列車です。現在は朝に下り列車(松本ゆき)、夕方に上り列車(横浜ゆき)が運転される一往復で、車両は185系(大宮車)が使われていますが、以前は朝に上り、夕方に下りのパターンも運行されていた二往復体勢だった時代があり、その松本を起点としていた列車(2号・3号)を担当していたのが、長野の「あさま色」189系(京浜東北・根岸線に対応したATCが搭載されているN101編成限定)でした。

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▲02.12 中央本線 猿橋-鳥沢

そんな189系の「はまかいじ」、おそらく私が記録したのはこの鳥沢の新桂川橋梁で撮った一枚だけで、何かのついでではなく、この列車が本命の狙いだったと思います。今ほど注目度が高くなかった189系でしたが、ふと「あさま色」が撮りたくなった私は、ふらっと出かけたんですよね・・・。そんな15年前の(2002年)の一枚、今となってはいい記録が残せたと思っています (^_[◎]oパチリ。


野岩鉄道・東武鬼怒川線・・・特急「リバティ」・「SL大樹」 撮影記

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2017.11.05 野岩鉄道・東武鬼怒川線
新型特急でゆく紅葉狩り
特急「リバティ」「SL大樹」 撮影
 

拙ブログで私が愚痴をこぼすように書いていた、今秋の天候不順 (-“-;*)グチグチ。二週連続の台風襲来などもあり、けっきょく10月の撮り鉄で私が一日を通して晴天に恵まれたのは、上旬(10/8)の「磐越東線100周年記念号」くらい σ(゚・゚*)ンー…。そのほかはお天気のゴキゲンを伺いながら、近所でのちょっとした小ネタ撮影や、車両基地公開の見学などで鉄分を補給していましたが、やっぱりスッキリとした秋晴れのもとで撮り鉄を楽しみたいところです。そろそろ見ごろを迎えている紅葉(と列車)も撮りにいきたいな・・・((o(・∀・`)o))ウズウズと、ウズウズしていたそんな折、「晴れの特異日」とも言われる「文化の日」を含む三連休(11/3~5)の関東は、久しぶりに晴れマークが並ぶ週末となりました (゚∀゚)オッ!。事前の予報によると、とくに初日(3日)と三日目(5日)が安定した晴天になるとの事 (・o・*)ホホゥ。それを受けて私は、かねてから乗りたいと思っていた列車と、撮りたいと考えていた紅葉名所をウマく組み合わせた、撮り鉄旅を計画 \_ヘヘ(∀`*)カタカタ。しかし、連休初日の当該列車の指定券はすでに満席だったため、私は空席のあった三日目にその旅を遂行する事としました m9(`・ω・´)ケテイ!。はたしてその「乗りたい列車」とは何なのか、そして目的地の「紅葉名所」とはどこなのでしょうか?


11月5日(日)

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季節は晩秋となり、
日の出もだいぶ遅くなりました。
明け方の空に浮かぶシルエットは・・・
東京スカイツリー?
σ(゚ー゚*)スイカツリ?

都内に住む私が遠出をするとき、その起点となるのはたいてい、東京や上野、新宿といったJRのターミナル駅ですが、今回の私が早朝に地下鉄銀座線で向かったのは、東京の下町にある浅草 …((((o* ̄-)o|アサクサ|。当地にJRの路線や駅はなく、ここを起点としているのが、大手私鉄の東武鉄道・伊勢崎線、通称・東武スカイツリーラインです (゚ー゚*)トーブセソ。そう、今旅で利用するのはJRではなく東武線、しかも個人的に久しぶりとなる特急列車に乗ってみようと思います (゚∀゚*)オオッ!!。浅草を発着する東武の特急と言えば、日光線系統の絶対的なエースである「スペーシア(100系)」?、それとも伊勢崎線系統でクイーン的な存在の「りょうもう(200・250系)」か? スペーシヤ?(゚Д゚≡゚Д゚)リョーモー? いえいえ、浅草駅の特急用ホームで私を待っていたのは個人的にこれが初対面となる、まだピっカピカのルーキーちゃん (=゚ω゚=*)ルーキー!?。

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1931年(昭和6年)に関東初の駅ビル(百貨店併設駅)
として立てられた、東武線の浅草駅。
2012年に開業時に近い姿へ復元されました。
今旅はここからスタートです。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
▲東武伊勢崎線 浅草

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その駅ビルの二階に位置するホームで
発車を待っていたのは、
今年デビューした新しい特急型車両の
500系「リバティ」!
(☆∀☆)リバティ!
▲東武伊勢崎線 浅草

りばてー、イタ━━━━━━m9´∀`*)━━━━━━ッ!!
上品なシャンパンゴールドの外色が印象的なこの車両は、今年の春に導入されたばかりの東武の新しい特急型車両・500系で、その愛称は「Revaty(リバティ)」(☆∀☆)リバティ!。なるほど、英語で「自由」の意味を持つ「リバティ」ね・・・って、あらやだ、単語のつづりが間違っているじゃない (゚д゚ ) アラヤダ(正しいリバティのつづりは「Liberty」)・・・な~んてツッこまれそうですが、実はこの「Revaty」は、幅広い多線区での運行を意味する「Variety(バラエティ・多様性)」と、広域な東武各線を縦横無尽に運行する自由度の高さを意味した「Liberty・自由」から生まれた造語で(東武のリリースより)、つづりは「Revaty」で合っているんです (´ω`)ナルヘソ。

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駅の立地による制約上、
先端が急カーブとなっている浅草駅。
ホームと車両の間には大きなスキマが生じるため、
前方の車両へ乗車する際は渡り板を通ります。
このスキマ・・・子供や細い方なら、
ストーンと落ちちゃいますよね。
Σ(゚Д゚;ノ)ノ コワッ!

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無事に(?)渡り板を通って乗車した「リバティ」。
車内は清潔感ある白を基調としながらも、
各所に自然の優しさを感じる木目を配し、
座席には、江戸の伝統色「江戸紫」を採用。
また柔らかな造形の特徴的な天井は、
鬼怒川や隅田川の流れをイメージしたものだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

特急「リバティ」に使われる500系は、一本(一編成)が短い3両で構成され、最大で二本を併結した6両編成で運行。東武スカイツリーラインの起点駅である浅草から、途中駅での分割併合が可能な同系ならではの特徴を活かし、日光線の東武日光へ向かう「リバティけごん」と、鬼怒川線の鬼怒川温泉、会津田島方面へ向かう「リバティきぬ」、「リバティ会津」といったように、ひとつの編成で目的地の異なる行き先の特急列車を運転する事ができるのです (・o・*)ホホゥ。これは日光と鬼怒川温泉という二大観光地を擁する東武線に、ウマく適合した形式と言えるかもしれません。また、通勤時間帯には伊勢崎線の館林(リバティりょうもう)や、支線の野田線(東武アーバンパークライン)にも乗り入れる(アーバンパークライナー)など、 同系はまさに「Revaty」と言う造語のとおり、各線で幅広く自由度の高い運用が組まれています (´ω`)ナルヘソ。

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浅草を発車した「リバティ」は、
すぐにスカイツリーの真下を通過。
高すぎて車窓には収まりきりません(笑)。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー
(車窓から)

そんな多方面へ運行される「リバティ」で、私が浅草から乗車したのは、東武スカイツリーラインと日光線、鬼怒川線、さらには野岩(やがん)鉄道を経て会津鉄道に直通する、会津田島(あいづたじま)ゆきの特急「リバティ会津(101号)」で、6両編成の前3両 コッチ…((((o* ̄-)o。ちなみに後方の3両は途中の下今市(しもいまいち)で分割される、日光線の東武日光ゆき「リバティけごん(1号)」です(併結時は車内での通り抜けが可能)。三連休で、しかも北関東の紅葉が見頃を迎えている今の時期、午前中に鬼怒川や日光へ向かう当列車の指定券はすべて完売し、満席とのこと(全席指定)(゚ー゚*)イッパイ。私はどうにか希望の指定券を取ることができて、ヨカッタよ ε-(´∀`*)ホッ。浅草の発車時は5割くらいの乗車率でしたが、JRや地下鉄と接続する北千住(きたせんじゅ)で、車内は案内放送どおりの満席となりました。

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希望の窓側席を取ることができた
「リバティ会津 101号」の指定券。
さて、降車駅(目的地)はどこでしょうか?
車内でいただく朝食は、
浅草駅前のコンビニで買ってきた、
ハムカツサンドのフレンチトースト♪
(゚д゚)ウマー!

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栃木の新鹿沼付近で車窓に見えるこのお山は
日本百低山に選定されていて、
ハイキングなどに人気の古賀志山(582.8m)。
少し雲が多めですが、
まずまずのお天気・・・かな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東武日光線 新鹿沼−北鹿沼(車窓から)

東京から埼玉、そして栃木へ、北関東を軽やかに快走する特急「リバティ」 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。最近はやたらと凝った内装の観光特急が多いなか、同車は比較的シンプルでオースドックスな造りであり、それがかえって落ち着く空間のように感じます (・∀・)イイネ。座り心地の良いシートに身を委ねて車窓を眺めていると、栃木(駅)を過ぎたあたりから田畑や山々が望めるのどかな風景となりました (´ー`)マターリ。平地のこのあたりの紅葉は、まだ色付きはじめってところかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。列車は浅草から1時間40分で、日光のちょっと手前に位置する下今市に停車 (゚ー゚*)イマイチ…。「リバティ」はここで鬼怒川方面の会津田島ゆきと、東武日光ゆきに分割します バイチャ!( ゚д゚)ノシ。

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下今市に停車した「リバティ」。
切り離し作業のために4分ほど停車するので、
その作業をホームに出て見物します。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲東武日光線 下今市

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身軽な3両編成となった「リバティ会津」は、
下今市から鬼怒川線へと入ります。
それにしてもヘッドライトの形状が
すごいデザインだね。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲東武日光線 下今市

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大桑と新高徳の間の鉄橋で跨ぐのは、
路線名にもなっている鬼怒川。
紅葉はちょっと色付いている・・・か?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東武鬼怒川線 大桑-新高徳(車窓から)

このあたりで紅葉の名所というと一般的には、日光の中禅寺湖やいろは坂などが有名ですが (゚ー゚*)ニッコーケッコー、鉄道はそれほど奥地まで線路が伸びておらず、日光線の終点は日光の玄関口となる東武日光駅。沿線(下今市~東武日光)ではこれと言って、紅葉と列車を絡めて撮れるようなところが私には思い浮かびません σ(゚・゚*)ンー…。杉並木は紅葉しないしね・・・(笑)(´∀`;)タシカニ。いっぽう、下今市で分かれた鬼怒川線のほうは、路線名どおり鬼怒川に沿って北上を続け、同線の終点である新藤原(しんふじわら)へと至り、そこで第三セクター(三セク)路線の野岩鉄道・会津鬼怒川線(新藤原~会津高原尾瀬口)、さらにはその先で同じく三セク路線の会津鉄道・会津線(会津高原尾瀬口~会津田島~西若松)に直結しており、路線の奥へと進むに連れて、車窓は山深い鄙びた風景へと変化してゆきます (゚∀゚*)オオッ!。鉄ちゃん的には日光線よりもこちらの方が、紅葉と列車のコラボが期待できるというもの (*´v`*)ワクワク♪。ちなみに栃木と福島の県境を越えるこのルート(会津鬼怒川ルート)は、最終的に会津若松まで到達できるのですが(会津鉄道は西若松~会津若松でJR只見線へ乗り入れ)、電化の関係から特急「リバティ」の直通区間は途中の会津田島までとなっています (´ω`)ナルヘソ。さて、私は「リバティ会津」でドコまで行くのかと言うと、終点の会津田島までは乗り通さずに、下車したのは川治温泉(かわじおんせん)(・ω・)トーチャコ。ここは会津鬼怒川ルートのうちの、野岩鉄道・会津鬼怒川線の区間に位置する駅です (゚ー゚*)ヤガン…?。

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首都圏から栃木県を経て、
福島県の会津地方までを短絡する
「会津鬼怒川ルート」を構成するのは、
浅草~新藤原の東武鉄道(オレンジ)、
新藤原~会津高原尾瀬口の野岩鉄道(赤)、
会津高原尾瀬口~西若松の会津鉄道(青)、
西若松~会津若松のJR只見線(緑)、
この四鉄道です。

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浅草から直通の「リバティ」で二時間ちょっと。
川治温泉で列車を降りました。
ちなみに下車客は私ひとり・・・。
(・ω・)ポツン…
当駅で「リバティ」と交換した右の列車は
会津鉄道からの直通列車「AIZUマウントエクスプレス」。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉

浅草0630-(東武特急リバティ会津101号)-川治温泉0851

先にちょろっと述べていますが、野岩鉄道・会津鬼怒川線は、東武鬼怒川線と接続する新藤原から、湯西川温泉(ゆにしがわおんせん)、男鹿高原(おがこうげん)などを経て、会津鉄道・会津線と接続する会津高原尾瀬口までの30.7キロを結び、会津鬼怒川ルート(東武~野岩~会津~JR只見)における栃木県側の山間部を担う、第三セクター方式の電化ローカル線です (・o・*)ホホゥ。社名の野岩(やがん)は、栃木県の旧国名・下野(しもつけ)の野と、福島県西部の旧国名・岩代(いわしろ)の岩を由来としたもの (´ω`)ナルヘソ。同線は自社線内の普通列車のほか、既出のとおり東武線から特急「リバティ会津」と普通列車が、また会津鉄道側からは快速列車の「AIZUマウントエクスプレス」と普通列車が、それぞれ定期で直通運行されていて、列車の運行本数が決して多くはないローカル線ながらも、意外と多種の形式が走っています ( ̄。 ̄)ヘー(ただし自社の所有形式は普通列車用の6050系(100番台)のみで、東武・会津からの直通形式も、普通列車は基本的に同型の6050系が共通運用)。また、沿線には今回の私が下車した川治温泉をはじめ、湯西川温泉や中三依(なかみより)温泉、塩原温泉など、数多くの温泉地がある事から(同線の全9駅中5駅が温泉に由来した駅名)、「ほっとスパ・ライン」の愛称が付けられています(私は今回訪れて、初めて知ったけれど・・・)(*´∀`*)オンセン♪。ちなみに路線名の「会津鬼怒川線」だと、会津鉄道や東武鬼怒川線と混同しちゃうので、個人的には社名の「野岩鉄道」って呼ぶ事が多く、今記事でも基本的には野岩鉄道で進めていきたいと思います (゚ー゚*)ヤガン。

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立派な駅舎を持つ川治温泉駅、
駅員さんも常駐しています。
駅名には川治温泉とありますが、
温泉街へは下り方隣駅の川治湯元の方が近く、
川治温泉駅を利用するのは観光客よりも
地元の方が多いのだそうな。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉

・・・っと、つい路線の説明が長くなっちゃいましたが、下車した野岩鉄道の川治温泉は山間に佇む小駅で、周囲を深い山々が囲んでいます。もちろん今の時期にここで期待したいのは、山を彩る鮮やかな紅葉 (*゚v゚*)ワクワク♪・・・なのですが、見たところ葉の色づき具合は悪く無さそうなものの、それ以前に空は雲が広がっていて、太陽が顔を出してくれません ( ̄△ ̄;)エッ…。せっかくの紅葉も曇っていて日が当たらなければ、その発色は半減してしまいます (´д`;)アウ…。予報だと今日の日光地方の天気は晴れとなっていて(川治温泉もいちおう日光市内)、実際に下今市や鬼怒川のあたりはスッキリと晴れていたけれど、やっぱり山間部の天気は読みにくいなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。でも、もうココまで来ちゃった事だし、とりあえず目指す撮影ポイントへ歩いて向かってみる事にしました ...(((o*・ω・)o。

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紅葉の山々が迎えてくれましたが、
空には寒々しい鉛色の雲が広がっています。
(´д`;)アウ…
チラリとのぞく青空ポケットに、
かすかな期待を持ちましょうか・・・。
σ(・∀・`)ウーン…

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やってきたのはこんな撮影ポイント。
柵が設置された安全な歩道から、
谷を跨ぐ野岩鉄道の橋が望めます。
下を流れるのは鬼怒川。

山間の撮影ポイントと言っても険しい山登りをするわけではなく、駅から温泉街の方へと続く国道を10分ほど進むと、その沿道から山あいに架けられた野岩鉄道の橋梁が望めるという、なんともお手軽な撮影ポイントです ( ̄▽ ̄*)オテガル♪。着いてみるとそこには、やはり紅葉がお目当てだという先客の方がお一人いらっしゃいました。挨拶をして私も横でカメラを構えます (*・ω・)ノ゙チワッス♪。空は時おり雲間から日が差す事はあるものの、相変わらず雲優勢。そんな状況でまずは最初の列車を迎えます【◎】]ω・)パチッ!。

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晩秋の候、
紅葉で色づく山々を背にして、
ローカル線の普通列車が橋を渡ります。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉-川治湯元

秋色に染まる山に包まれて、橋上を走り抜ける二連の普通列車。白を基調とした車体の6050系が風景に映えます・・・が、やっぱり日差しには恵まれず、後ろの山のてっぺんだけピンスポットのように日が当たっているのが、なんとも歯がゆい感じです (´~`;)ウーン。それでも、深い山あいに架けられた橋の上をゆく列車の姿は、なかなか壮大な情景ではありませんか w(゚o゚*)w オオー!!。
ローカル線にしてはとても立派で、ぶっちゃけ、ちょっと趣に欠ける感じのコンクリート橋梁。実はこの場所に限らず、野岩鉄道に設置されている橋梁の多くは、このような立派な造りのコンクリート橋、もしくはトラス橋となっていて、鄙びたローカル線によくある簡素なガーダー橋はあまり見られません σ(゚・゚*)ンー…。というのも、野岩鉄道は第三セクターのローカル線ですが、廃線候補だった旧・国鉄などの既存路線をそのまま転換したものではなく、国鉄が凍結した建設計画(すでに着工済みだった)の路線を、第三セクター方式の会社(野岩鉄道)が引き継いで完成させたものであり、その工事再開は1982年、そして会津鬼怒川線として開業したのは今から30年前の1986年という歴史の浅い路線 ( ̄。 ̄)ヘー。そのため、近代の工法を用いて山や谷を直線的に貫く、立派な橋梁や高架橋、トンネルなどを備えた高規格路線となっているのです (´ω`)ナルヘソ。でも、深い山のなかを走る短い編成の列車には、ローカル線らしい味わいが感じられます (´ー`)シミジミ(ちなみに会津鉄道の方は、既存だったJR(国鉄)会津線を引き継いだもの)。

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靄で煙るしっとりとした紅葉風景のなかをゆく
6050系の普通列車。
同撮影ポイントから遠くに望める別の橋梁も、
コンクリート製となっています。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

さて、次にやってくるのは普通列車ではなく、会津鉄道から直通してくる上りの快速列車、「AIZUマウントエクスプレス」(゚∀゚*)オオッ!。普通列車の6050系とは車体色が異なるこの列車は、ここで撮影するお目当てのひとつであり、通過時刻は晴れるとちょうど順光になるハズ (゚ー゚*)ハズ。でも、この空模様では・・・。

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橋上に姿を見せたのは、
鮮やかな紅葉に彩りを加えるような、
赤い車体の「AIZUマウントエクスプレス(4号)」。
ディーゼルのエンジン音が山あいに響きます。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉-川治湯元

紅葉バックで、マウントEXPが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
・・・が、やっぱり日は差さず (´д`;)アウ…。インパクトのある赤いディーゼルカーだっただけに、これは晴れて欲しかったなぁ・・・(・ε・`)チェ。あ、ちなみにサラッと「ディーゼルカー」と言ってしまいましたが、会津若松と鬼怒川温泉・東武日光の間を結ぶこの「AIZUマウントエクスプレス」は、JR只見線と会津鉄道の非電化区間(会津若松~会津田島)を経て運行されているので、会津鉄道に所属するディーゼルカー(気動車)のAT-700形(上写真の赤い車両)、またはAT-600形(下写真の白い車両、旧・AIZU尾瀬エクスプレス)が使われています (´▽`*)キハキハ~♪。とくにAT-700形は座り心地の良いリクライニングシートを装備しており(AT-600形のほうは転換クロスシート)、「AIZUマウントエクスプレス」は観光客にも人気の列車です。

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鬼怒川を渡って会津若松へと向かう、
AT-600形の「AIZUマウントエクスプレス(1号)」。
こちらの白い色の車両は遠景で撮ると
6050系とあまり大差がない感じがしますね・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉-川治湯元

赤い列車(AT-700形)から一時間後に逆方向(会津若松ゆきの下り)へ通過した、白い「AIZUマウントエクスプレス」(AT-600形)にも、残念ながら雲に阻まれて日は当たりませんでしたが (´д`;)アウ…、この頃になると上空の雲はだいぶ流れて、次第に青空が広がってきました (゚∀゚)オッ!。もうすこし早く天気が回復してくれたら、「AIZUマウントエクスプレス」が順光でキレイに撮れたのにな・・・(・ε・`)チェ とは思うも、ここでの私のお目当ては「AIZUマウントエクスプレス」の他に、もうひとつあります エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。それはこの区間における花形列車・・・そう、往きに私が乗ってきた、東武線との直通特急「リバティ」です (゚∀゚*)オオッ!!。川治温泉で下車してから一時間半が経ち、終点の会津田島で折り返してきた「リバティ会津(128号)」が、そろそろここへと戻ってきます (=゚ω゚)ノ タライマ!。流れ雲があって安定はしないものの、かなり青空が優勢となった状態の空模様。はたして「リバティ」は、晴天のもとで紅葉をバックに撮れるのか!? (°_°;)ドキドキ

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雲が抜けて青空が広がる秋晴れのもと、
紅葉に染まる山あいから姿を現した、
500系の特急「リバティ会津」。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

0024.jpg
続いて手前の橋梁へさしかかります。
今年の春にデビューしたばかりの「リバティ」、
紅葉とは初めての共演です。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

晴天でリバティが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
ここにきてやっっっと、眩しい日差しを注いでくれたお天道様 (つ▽≦*)マブシッ!。やっぱり明るい日の光を浴びた紅葉は鮮やかさが違い、思わず息をのむような美しさです w(*゚o゚*)wオオー!。これぞニッポンの秋景色!キレイな紅葉に気分も“高揚”っ!,;’.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)クダラネーッ!。その錦秋の舞台へ颯爽と躍り出たのが、お目当ての特急「リバティ」(´▽`*)リバティ♪。すでに車体の側面には日が当たらない光線状態となっていましたが、特徴的なシャンパンゴールドの車体は思ったほど黒潰れする事なく、意外と風景のなかで存在感を表してくれました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。紅葉と「リバティ」、色的にもマッチしていて、なかなかいい感じじゃないですか (・∀・)イイネ!。

0027.jpg
上写真のトリミング・・・ではなく、
この時間帯は川治温泉の駅で、
上下の「リバティ会津」が列車の交換を行なうため、
上り(128号)のあとにすぐ、
下り(111号)も通過するのです。
そこで今度は、立派なブナの木(?)の紅葉を
アングルに大きく配してみました。
(^_[◎]oパチリ
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉-川治湯元

0029.jpg
色づく山の麓に見えるのは、川治温泉の温泉街。
「ほっとスパ・ライン」の愛称を持つ、
野岩鉄道・会津鬼怒川線らしい情景です。
せっかくなので、
ひとっ風呂浴びてゆきましょうかね(笑)。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

川治温泉の駅で交換する上下二本の「リバティ」を、同じポイントから少しだけアングルを変えて撮影(時間が近接しているので、大きく場所を移動することができない)(^_[◎]oパチリ。さらにそのあとの普通列車は、「リバティ」を撮ったポイントから目視で気になっていた高台へ、ためしに上がってみて撮影 (^_[◎]oパチリ。そこは山々と温泉街が一望できる、なかなか見晴らしの良いところでした。やっぱり晴天での俯瞰撮影は爽快です (´▽`*)キモチイイ♪。

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山いっぱいに広がる色とりどりの紅葉は、
自然が作り出した秋の芸術。
今年は台風の影響で葉が落とされてしまった
紅葉名所も多かったと聞きますが、
ここは見事なボリュームを見せてくれました。
。゜+.(o´∀`o)キレイ!゜+.゜。
傍らをゆくのは6050系の普通列車。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

6050系の普通列車、快速「AIZUマウントエクスプレス」、そして特急「リバティ会津」と、ひととおり紅葉とのコラボが撮れたことに満足し、野岩鉄道での撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。なかなか晴れてくれずにヤキモキしたけれど、結果的には秋晴れのもとで紅葉狩り(紅葉鉄)を楽しむ事ができ、ここまで足を伸ばして撮影に来た甲斐がありました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
先述したように、ローカル線にしては近代的なコンクリート橋やトンネルが多くて、走る車両も古い国鉄型のような趣はない野岩鉄道ですが、この山あいの雄大な風景は素晴らしい魅力にあふれていて、ぜひともまた季節を変えて撮り鉄や乗り鉄に訪れたいと思いました。新緑や雪景色なども、キレイだろうなぁ・・・。晴天での「AIZUマウントエクスプレス」も、いつかリベンジに訪れたいところです (=゚∇゚)ノ マタネ!。

0031.jpg
撮影後には温泉街へ下りて、
市営の温泉施設「薬師の湯」に寄ってみました。
(´▽`*)オンセン♪
川治温泉は鬼怒川と男鹿川の合流に湧き出る名湯。
川のせせらぎに耳を傾けながら、
ゆっくりとお湯に浸かって、日頃の疲れを癒す・・・
-----(*^o^A ホッ-----
と、言いたいところですが
実は時間的にわずか20分程度しか滞在できず、
まさに「カラスの行水」状態でした(笑)
アセアセヾ(≧∇≦;ヾ三ノ;≧∇≦)ノアセアセ

0032.jpg
こちらは男鹿川沿いにある、混浴の露天風呂。
すぐ脇にある遊歩道の橋(けっこう人が通る)から、
浴槽が丸見えです・・・(*ノ▽ノ)イヤン。
私は入る勇気がありませんでした(笑)

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時間はあまり無くとも、
湯上がりの一杯は欠かせません。
カンパィ♪(* ̄∀ ̄)ノロ
清流で獲れたヤマメの塩焼きとともに、
スーパード◯イさんをいただきます。
ふだんはあまり好まない辛口ビールですが、
湯上がりにはサッパリしていいですね☆
そしてこのヤマメが骨まで柔らかくて、
美味だったなぁ・・・。
サカナ(゚д゚)ウマー!

0034.jpg
来るときに下車した川治温泉ではなく、
温泉街に近い川治湯元から列車に乗ります。
ちなみにこの駅のホームは、
温泉街を跨いでいたコンクリート橋と
同じ高さに位置するので、
到達にはけっこうな急坂を上がる事になります。
(後出する車窓からの風景も参照)
ハァ…ハァ…(((;;´Д`A)
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元

撮影後にちょろっとだけ市営の温泉施設に立ち寄って (´▽`*)))オンセン♪、カラスの行水のようにサッとひとっ風呂浴びたのち |SSS| ε=ヾ(*゚ー゚)シ、温泉街近くの高台にある川治湯元の駅から上りの新藤原ゆき普通列車に乗り込みます アセアセヾ(≧∇≦;ヾ三ノ;≧∇≦)ノアセアセ。ホントはこんな駆け足入浴ではなく、もっとじっくり名湯の温泉に浸かり(本来、私は長湯のほうw)、湯上がりの一杯もゆっくり味わいたいところなのですが σ(・∀・`)ウーン…、このあとの行程を考えるとどうしても、次の列車に乗らなくては「間に合わない」のです ( ̄△ ̄;)エ?。

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6050系の新藤原ゆき上り普通列車が
トンネルを抜けて
川治湯元のホームに入ってきました。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元

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6050系の車内は固定のボックスシートが並びます。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
「リバティ」のリクライニングシートは
たしかに快適だったけれど、
個人的にはコッチの方が落ち着くかも(笑)

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橋梁を渡る際に車窓から眺めた温泉街。
こうやって見るとけっこうな高さです。
w(゚o゚)w オオー!
プールの脇に建っているのが「薬師の湯」。
ちなみに正面に見える立派な温泉旅館は、
電車が見える露天風呂として有名なお宿。
一度、泊まってみたいなぁ・・・。
(日帰り温泉もやっています)。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉
(車窓から)

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川治湯元から二本の列車を乗り継いで30分、
私が下車したのは、東武鬼怒川線の新高徳。
(・ω・)トーチャコ
駅舎の外観はホームへの跨線橋が目立ちます。
▲東武鬼怒川線 新高徳

川治湯元1235-(会津鬼怒川856)-1243~新藤原1245-(東武鬼怒川318)-新高徳1303

間に合わないとは、いったい何に間に合わないのかというと・・・σ(゚・゚*)ンー…。新藤原で野岩鉄道から接続した、東武鬼怒川線の上り普通列車へ乗り継いで ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!(どっちも6050系)、次に私が列車を降りたのは新高徳(しんたかとく)(・ω・)トーチャコ。駅を出るとちょっと急ぎ足で、線路沿いの道を進みます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。慌ただしくやってきたのは、下り列車を正面気味に狙える線路脇の撮影ポイント ε-(´o`;A フゥ。立ち位置を決めて手早くカメラをセッティングすると、すぐさま大きな汽笛の音が聞こえてきました ボオオオォォォ━━(*゚0゚)ハッ!━━ッ!。

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もくもくと煙を吐きながら、
直線上に姿を見せたのは・・・SL!?
Σ(=゚ω゚=*)エスエル!?

0042.jpg
特徴的な二つのヘッドライトを光らせて、
鬼怒川線を力強くばく進する、
C11形蒸気機関車の「SL大樹」。
その正面には東武鉄道の創立120周年を祝う、
記念の特別なマークが掲げられ、
機関士は沿線のギャラリーに手を振っています。
ワ~イ♪(*´▽`)ノシ
▲東武鬼怒川線 大桑-新高徳

タイジュ、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!
なんともせわしない展開ですが、撮影ポイントに着いてからわずか5分後、なんとそこにやってきたのは真っ黒な蒸気機関車(SL)ではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!!。東武鬼怒川線を走るSL・・・一般的にもけっこう話題となったので、もうご存知の方も多いと思われますが、このC11形蒸気機関車(C11 207)が先頭に立つSL列車は、鉄道産業文化遺産の保存と活用、日光・鬼怒川エリアの活性化、東北復興支援の一助という三つの目的を軸に、東武鉄道が今年の夏から鬼怒川線の下今市と鬼怒川温泉の間にて運行を始めた観光列車で、その列車名は「SL大樹(たいじゅ)」(´▽`*)タイジュ♪。しかもこの連休中は列車の正面に、東武鉄道の創立120周年を祝う特別なヘッドマークを掲げた、スペシャルバージョンとなっています (゚∀゚*)オオッ!!(ふだんのヘッドマークは、大きく「大樹」と書かれたもの)。
そんな「SL大樹」は、私が新高徳まで乗ってきた上りの普通列車と、上り方隣駅の大桑で交換する(行き違う)ダイヤが組まれており(下りの「大樹3号」)、撮影ポイントの通過時間が迫るなか、急いだ甲斐があってまさにギリギリで間に合ったのでした ε-(´∀`;)ホッ。これが温泉でのんびりとできなかった理由です(笑)(´ω`)ナルヘソ。
それにしても特別なヘッドマークとは言え、私が積極的にSLを撮るのは珍しい・・・σ(゚・゚*)ンー…と、思われた方はなかなか鋭い (゚∀゚)アヒャ☆。そう、実は私の真の狙いはSLのC11ではなく、その列車の編成の最後部にあるのです。正面のSL側を撮ったあとですぐに後ろを振り返ると(ω・´)彡クルッ、そこにはこんな車両が連結されていました (゚∀゚)オッ!。

0043.jpg
編成のしんがりを務めるのは、
ディーゼル機関車のDE10形1099号機。
こちらにもC11と同じ、
記念のヘッドマークが掲げられていました。
▲東武鬼怒川線 新高徳-大桑(後追い)

デーテン、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━ッ!
SL列車の編成は、C11を先頭に、車掌車(ヨ80000)、客車が三両(14系)、そして最後部で補機(補助機関車)を務めるのが、おなじみ朱色のディーゼル機関車、DE10形 (´▽`*)デーテン♪。記憶にも新しい、先月の「磐越東線100周年記念号」を重連で牽引した機関車と同型機です (゚∀゚*)オオッ!。どちらかと言うと、私の狙いはコッチ。蒸気機関車のC11がメインのSL列車を撮りに来て、補機のDE10の方に注目するとは、なんともひねくれているかもしれませんが、やはり私にとってはこちらの方が魅力的な被写体なんです ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。キレイな順光の日差しに照らされた、鮮やかな朱色のディーゼル機関車。記念マークを掲げた勇姿がカッコいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。(後ろ姿だけどね)。東武の記念マークを国鉄型ディーゼル機が掲出するなんて、なんだか不思議な感覚ですね σ(゚・゚*)ンー…(もともと同機は国鉄の機関車として製造されてJR東日本に引き継がれましたが、「SL大樹」の運行に際してJRから東武に譲渡されたもの)。紅葉狙いで野岩鉄道を訪れた今旅でしたが、できればそのついでに同方面で運行されている、このディーゼル・・・もとい、「SL大樹」も撮りたいと考えていました。無事に間に合って良かった♪ (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪

0044.jpg
実は上写真(C11のカット)の
SL列車が走行している直線は鬼怒川を跨ぐ鉄橋上で、
線路脇の小道を下りると河原へと出る事ができます。

下今市と鬼怒川温泉の間は12.9キロの距離しかなく、その短い区間を「SL大樹」は一日に三往復の運行を行なっています (・o・*)ホホゥ。先ほど正面から撮ったのは13時に起点の下今市を発車する、二往復目の鬼怒川温泉ゆき下り「SL大樹3号」。この列車は終点の鬼怒川温泉で折り返し、下今市ゆきの上り「SL大樹4号」として一時間半後に新高徳へ戻ってきます。次の狙いはその「大樹4号」(゚∀゚*)オオッ!。今度は新高徳駅近くの鬼怒川の河原から、鉄橋渡る列車の姿を撮ってみることにしました。

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色づいた紅葉を横目に、
鬼怒川に架けられた鉄橋を渡るのは、
東武特急のエース、100系「スペーシア」。
▲東武鬼怒川線 新高徳-大桑

もちろん(?)私としては、「SL大樹」の編成のDE10側をメインとして撮りたいところですが (゚ー゚*)デーテン、先ほど最後部に繋がっていたDE10が今度は先頭になる・・・ワケではなく、「SL大樹」の起終点である下今市と鬼怒川温泉の構内には、それぞれに機関車の向きが変えられる転車台が設置されており ‹‹ヽ(´ω` ) /››‹‹ヽ( ´)/››‹‹ヽ( ´ω`)/››クルリンパ、基本的に同列車は上下ともにSLのC11が先頭に立ち、DE10は最後部という形になります。まあ、SLがウリの観光列車なので、当然と言えば当然なのですが・・・(´ω`)ナルヘソ。なので、DE10は後追い撮影となるのですが、鉄橋を真横から見るようなアングルならば、あまり不自然には感じない・・・かな? σ(゚・゚*)ドーダロ?

0048.jpg
コトコトと鉄橋を進む「SL大樹」。
C11の次位には車掌車のヨ8000が連結されており、
まるで模型のような編成です。
(´▽`*)カワユス♪
▲東武鬼怒川線 新高徳-大桑

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続いて橋上に現れた、凸形のDE10。
SL列車の運行を後ろから支える名脇役へ、
川のほとりを彩る紅葉がエールを送ります。
▲東武鬼怒川線 新高徳-大桑(後追い)

鬼怒川でデーテン客レ(?)が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
実際は編成の最後部で補機を務めるDE10ですが、これは見ようによっては、まるで客車列車の先頭に立っているかのようなワンシーンじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。チラリとしか写っていないけれど |∀・)チラッ、客車は国鉄急行形客車の青い14系で、朱色のDE10にしっくりとマッチしているように思います (≧∇≦)シブイッ!。かつて本線から分割されて支線へ乗り入れた、付属編成のローカル急行みたいな感じにも見えるなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。ちなみに、実はこの連休の初日(3日)には、東北地方の陸羽東線(りくうとうせん・小牛田~新庄)というローカル線で、DE10が青い12系客車を牽引した記念列車、「陸羽東線100周年記念号」が運行されたのですが、予算的にとても陸羽東線までは遠征できなかった私 (つω-`。)ボンビー…。でも、この「SL大樹」の後追いで見られたDE10+14系のコンビで、少しはそれに近い疑似撮影(?)を味わえたかも知れません(笑)(´∀`;)セコイ…。川のほとりの紅葉はピークまでもう一歩と言うところだったけれど、秋らしい色にはなっていたので、ヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。これで本日の撮影は終了です。だいぶ日が西に傾いてきた秋の夕方、そろそろおウチに帰ろ・・・カエロ…((((o* ̄-)o 。

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撮影後に新高徳の駅へ戻ると、
ちょうどタイミングよく
上りの普通列車がホームに入っていました。
これで下今市までゆき、
そこから浅草方面への急行列車に乗り継ぎます。
▲東武鬼怒川線 新高徳

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乗換駅の下今市でちょっと寄り道。
ヨリミチ…((((o* ̄∀)o
「SL大樹」の始発駅である同駅の構内には、
機関車用の転車台や機関庫が設置されており、
併設した「転車台広場」からは、
入換え作業の様子を間近に見る事ができます。
(「゚ー゚)ドレドレ
ちなみに転車台広場への入場には、
同駅の入場券、または同駅まで有効な乗車券が必要。
▲東武日光線 下今市

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先ほど撮影した「SL大樹」の編成が、
ちょうど入換え作業を行なっています。
(゚∀゚)オッ!
もともとDE10は構内の入換えに適した造りの機関車で、
ここでも大活躍・・・。
いや、むしろここがいちばんの見せ場かも。
▲東武日光線 下今市

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機関車の向きを変えるために
転車台へとバックで移動してきた
C11 207と車掌車のヨ8634。
(=゚ω゚)ノ ヨッ!
「SL大樹」においてこの車掌車は
車掌が乗務するために連結されているのではなく、
車内にはSLの本体に設置ができない、
東武線用の自動列車停止装置(ATS)が搭載されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東武日光線 下今市

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転車台でぐるりと向きを変えたC11 207。
‹‹ヽ(´ω` ) /››‹‹ヽ( ´)/››‹‹ヽ( ´ω`)/››クルリンパ
1941(昭和16)年に製造された同機は
一貫して北海道を舞台に活躍してきた蒸気機関車で、
国鉄時代の1974年にいったん廃車となりましたが、
2000年に動態として復活し、
JR北海道の「SLニセコ号」「SL冬の湿原号」などで運行。
そして同機を所有するJR北海道から借り受ける形で、
今年の夏より東武が「SL大樹として運行を始めました。
そして転車台は山口県の長門市駅構内に設置されていたものを
JR西日本から譲り受けて移設されたものだそうです。
(・o・*)ホホゥ
▲東武日光線 下今市

今年デビューした東武の新型特急「リバティ」に乗って訪れた、野岩鉄道と東武鬼怒川線の「紅葉狩り」。朝は雲が抜けきらなかったものの、おおむね爽やかな晴天に恵まれて、さらにはお目当ての紅葉も鮮やかに見頃を迎えており、久しぶりに気持ちよく撮影を楽しむ事ができました (´▽`*)ワ~イ♪。できることならばもう少しのんびりと温泉に浸かりたかったけれど σ(・∀・`)ウーン…、その時間を削ってまで駆けつけた「SL大樹」は、記念マークを掲げた姿や、鬼怒川を渡るDE10など、いい記録を残す事ができて、こちらも満足のいく結果が得られたと思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。ただ・・・この日は連休最終日で、夕方に都心へ向かう上りの特急列車の指定席はすべて満席。下今市から激混みの急行列車(区間急行)で帰ることとなったところに、ちょっとスケジューリングの甘さが出た旅でした(笑)(´w`*)ドツカレサン。

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連休最終日の夕方、
下今市から乗った区間急行は激混み。
ギュウギュウ λλλノ)`ε´;(ヽλλλ ギュウギュウ
でも、途中の新栃木で座れたのはラッキーでした♪
ε-(´o`;)ホッ。
▲東武日光線 栗橋

新高徳1501-(東武鬼怒川320)-下今市1517~1544-(東武日光56)-栗橋1704~1713-(東北2549Y)-新宿1818





☆オマケ★

晴天に恵まれた三連休の初日(3日)、私が東武東上線に乗って訪れたのは、埼玉県の小川町(おがわまち)で開かれていた「小川町商工祭」σ(゚ー゚*)ショーコーサイ?。鉄道にはあまり縁が無さそうなこのイベントですが、そこでの私の目的はというと、ここで展示されるおクルマとそのオーナーさんに会う事でした。

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紅葉にも負けない鮮やかな赤いスポーツカーは、
ホンダ「NSX」。

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そしてこちらは
クリアな秋晴れの空を映したような深い青の、
ホンダ「S-2000」。
(ちなみに向こうのほうには、
東武東上線の30000系が写り込んでいます(笑))。

この二台のかっちょいいスポーツカーは、いつも拙ブログにコメントなどをいただく、ソネブロ仲間「やなぼーさん」の愛車で、赤いNSXは通称「赤Nくん」、青いS2000は通称「青Sくん」です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。イベント会場にはご本人もずっといらっしゃるとお聞きし、ちょろっとご挨拶に伺いますた (=゚∇゚)ノチワッス♪。あ、でも、私の真の目的は・・・こちら? (=゚ω゚=*)ンン!?

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小川町にある酒蔵が集まった、利き酒ブース。
なかには一升5000円を超える大吟醸もあるのに、
なんとお猪口三杯で100円と言う破格根です!!
Σ(゚∇゚*ノ)ノ エッ!?
二回分200円で6種をいただきますた。
。゜(~▽~*)ウィッ °。

やなぼーさん、お忙しいところお邪魔いたしました <(_ _*)>。短い時間でしたがお話しできて楽しかったです。今度は愛車の青Sくんで、秩父鉄道か八高線の撮影ポイントに連れてってくださいね(笑)(゚∀゚)アヒャ☆(ご紹介がオマケでスミマセン・・・^^;)


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さらにオマケのオマケ
(hannamura師匠向け?)。
これは東武東上線の小川町駅構内に留置されていた、
保線用のモーターカーなのですが・・・
なんと朱色に白帯という、
まるで国鉄色のディーゼル機関車みたいな
装いとなっているではありませんか!
(゚∀゚*)オオッ!!
ひょっとしてこれは同じ東武と言う事で、
「SL大樹」のDE10を意識したものなのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲17.11.3 東武東上線 小川町


ONE-shot 267 爽秋の朝

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PICK UP ONE-shot 267 爽秋の朝

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朝7時半の東京・青梅(おうめ)。
晩秋の冷え込みを感じる凛とした空気のなか、
山影から差し込んだ斜光が、
色づいた木々の葉を鮮やかに浮かび上がらせる。

 

陽の動きによって刻一刻と変化する
その風景に見入っていると、
やがて山裾を一本の白い列車が横切ってゆきました。

 
 

毎年恒例、この時期に青梅線へ入線する、
国鉄特急型189系の臨時列車*
今年も紅葉と絡めて撮れた事に感謝です。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚

 

(
*今シーズンは「ホリデー快速あたみ号」として運転)
 
 

17.11.11 青梅線 石神前-二俣尾
 
 



 

 
☆オマケ★

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お目当ての列車の通過を待っていたら、
パタパタっと、こんな野鳥が現れました。
(=゚ω゚)ノ ヤア♪
このコはなんて名前の鳥だろ・・・
Hiroさんや美美さんなら分かるかな?
σ(゚・゚*)ンー…

もっとアップで撮りたかったけれど、
ちょっと近づいただけで飛んでいってしまいますた。
野鳥の撮影って難しいですね。
 

千代田線・・・「メトロ ファミリーパーク in AYASE 2017」見学記

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2017.11.12 千代田
今年も行きます、秋の恒例行事!
「メトロ ファミリーパーク in AYASE 2017」
見学記
 
  

鉄道の日(10/14)にちなみ各地で催されてきた、秋の鉄道イベントラッシュもそろそろ終盤。でも私にとってはまだ、大きなイベントが残されています σ(゚・゚*)ンー…。それは拙ブログで毎年のように見学記事を紹介してきて、もうすっかりお馴染みとなった(と、私は思っている)、東京メトロ(東京地下鉄)千代田線の車両基地で行なわれる一般公開イベント、「メトロ ファミリーパーク in ASYASE」(゚∀゚*)オオッ!!。早いもので昨年の記事から一年が経ち、今年もその開催時期を迎えました。
もともとその沿線で育った縁から、千代田線(常磐緩行線)に思い入れが強い「千代田線LOVER」の私 (´▽`*)チョダセソ♡。同線の車庫である綾瀬車両基地の一般公開は、毎年欠かす事ができない一大行事です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とくに今年は、同線で長年活躍してきた営団地下鉄(東京メトロの前身)時代からの名車、6000系が展示される最後の年になるのではないかと言われており、その姿をしっかりと記録したいところ (*`・ω・´)-3フンス!。

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昨年の「メトロ ファミリーパーク2016」は、
左から東京メトロ6000系、16000系、
小田急60000形「MSE」のラインナップでした。
やっぱり今年も個人的に注目するのは、
引退が迫っている千代田線の6000系。
▲16.11.20 東京メトロ 綾瀬車両基地

・・・とはいえ、このイベントは事前募集の抽選による定員制。15,000人という定員枠に当たらなければ、車両基地に入場する事はできません (゚ペ)ウーン…。抽選制となった2011年以来の6年間で、毎年申し込んでいる私の個人戦績は、3勝3敗の五分(○●○●●○)(゚ー゚*)ゴブ。ただし3敗したうちの二回は、当選した友人のお誘いに預かって入場する事ができており、結果的に私が入場できなかったのは2012年開催の一度だけとなっています(2014年のsonicさん、2015年のgardenwalkerさん、その節はありがとうございました  <(_ _*)> アリガ㌧)。昨年(2016年)は三年ぶりとなる久しぶりの「自力当選」を引き当てましたが、はたして今年の「鉄運」はどうでしょう。二年連続の当選となるか!? 八(゚- ゚)オネガイ!。その結果は・・・(°_°;)ドキドキ

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当選通知、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
青くて細い帯が、入場証のリストバンドです。

イベント開催の一週間前に拙宅のポストへと届いたのは、東京メトロさんからのラブレター! :*:・:(*゚Д゚*)キタコレ:・:*:・。嬉しい事に今年も自分で当てることができました~ ヤタ━━━\(≧▽≦)/━━━ッ♪。この連勝(二年連続当選)で通算成績を4勝3敗とし、幕下ならば勝ち越しです(なんのこっちゃ (´∀`;))。ちなみに今年は、応募の時点で友人がみんな当日の都合がつかず、私ひとりでの参加と言うのがちょっと寂しいところではあるけれど、当選して入場できる事を素直に喜んで、大好きな千代田線のイベントを存分に楽しみたいと思います ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。


11月12日(日)

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イベントが催される綾瀬車両基地へ行くため、
千代田線の本線から綾瀬で分岐する
北綾瀬支線に乗車します。
コッチ…((((o* ̄-)o
綾瀬の0番線ホームに停まっていたのは、
支線用の05系。
▲東京メトロ千代田線 綾瀬

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綾瀬車両基地の最寄駅は、
支線の終点・北綾瀬(東京都足立区)。
同駅では現在、
3両編成で運転されている支線の10両化を目指し、
ホームの延伸工事が行なわれています。
昨年よりもだいぶ形になってきましたね。
完成は2018年度とのこと ( ̄。 ̄)ヘー。
▲東京メトロ千代田線 北綾瀬

「ファミリーパーク」の開催当日。私が千代田線の本線(綾瀬~代々木上原)と支線(綾瀬~北綾瀬)の電車を乗り継いで向かったのは、会場の最寄駅となる北綾瀬(きたあやせ)(/*´∀`)o レッツラゴー♪。千代田線は地下鉄の路線ですが、支線は地下でなく高架上に敷かれており、その車窓からはスッキリとした秋晴れの青空が望めます (´▽`*)イイテンキ♪。こんな晴天の日は本来なら、都心の車両基地公開よりも郊外の路線で紅葉と列車を撮りたいような、ちょっとしたジレンマみたいなものを感じるけれど σ(・∀・`)ウーン…、この千代田線の「ファミリーパーク」だけは個人的に何を差し置いても参加したい、必須のイベントなんです (*`・ω・´)-3フンス!。まあ、「紅葉鉄」は前日に青梅線できれいな絵が撮れたから、いいかな・・・(´σД`)マ、イッカ。
そんなお出かけ日和となり、開場時間(10時)の直前くらいに北綾瀬へ着いてみると、すでに会場付近の道路には入場を待つ長い行列ができています。抽選による定員制とはいえ、入場者が15,000人もいるのですから、それはすごい数ですよね iiiiiiii… (´д`;)人大杉…。それでも開場すると列は停滞する事なく順調に流れて、それほど待たされずに私も会場内へと入る事ができました ε-(´∇`*)ホッ。

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お馴染みのバルーンゲートをくぐって
「ファミリーパーク」へ入場。
今年もここに来る事ができてホントに嬉しい♪
(´▽`*)ワ~イ♪
▲東京メトロ 綾瀬車両基地

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場内ではおなじみのゆるキャラがお出迎え。
まずはタヌキ駅員の「メトポン」。
(・∀・)メトポソ

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地下鉄博物館のキャラクターで、
銀座線をイメージした「ぎんちゃん」(右)と
丸ノ内線をイメージした「まるちゃん」。
ギンチャソヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノマルチャソ

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東京メトロサービスマネージャー、
「駅乃みちか」(永遠の23歳)。
J(∂c∂)J コンバンミチカ♪

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東京メトロ地域応援企画のキャラクターとして、
WEBサイトの「東京よりみちか」や
駅のフリーペーパーなどで活躍のみちかサン、
「ファミリーパーク」の会場内には、
彼女と触れあえる特設ブース
「駅乃みちか らんらんブース」
も設けられています(笑)
(゚ー゚*)ランラン…

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そしてこのお方、
ヤクルトスワローズのマスコット、
「つば九郎」! (゚∀゚*)オオッ!!
昨年は妹の「つばみちゃん」でしたが、
今年はつば九郎が来てくれました。
でも今回はステージイベントがないのが残念。

さっそく東京メトロのキャラクターや、ゲストで来場したヤクルトスワローズの「つば九郎」がお出迎えしてくれた「ファミリーパーク」 (´▽`*)ワ~イ♪。その名の通り、ファミリー向けを中心とした様々なイベントプログラムが企画されているなか、撮り鉄の私にとって車両基地公開でいちばんのお目当てと言えばやはり、千代田線で活躍する車両の展示コーナーです (☆∀☆)キラーン☆。例年どおり事前にはいっさい公表されていない展示車両のラインナップですが、先述したように今年の注目は何といっても、その去就が気になる6000系であり、同系が展示されるのはほぼ間違いの無いところでしょう ε-(°ω°*)メトロク!。はやる気持ちを押さえつつ、メインの展示コーナーへと向かってみると ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪、そこに並べられていた今回のラインナップは、この三車種でした (゚∀゚)オッ!。

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開場直後に駆けつけた事もあり、
まだ空いていた車両展示コーナー。
さ~て、今年のラインナップは・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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秋晴れのもとに顔をそろえた、三種類の電車。
\( ̄^ ̄)/ジャーン!
ともに千代田線と、その直通路線で活躍する車両で、
向かって左から、
東京メトロ16000系・16137F、
同じく東京メトロ6000系・6122F、
そして小田急のロマンスカー、60000形「MSE」。
▲東京メトロ 綾瀬車両基地

6000ケー、イタ━━━━m9´∀`)━━━━ッ!!
現在の千代田線に使われる新旧の主力形式、16000系と6000系。それに小田急線と千代田線を直通する特急ロマンスカーの「メトロはこね」などで運用されている、小田急60000形の「MSE」を加えた、なんとも豪華な顔ぶれ。これこそ綾瀬車両基地の公開ならではのラインナップです w(*゚o゚*)wオオーッ!
・・・って、あれ? (・・?)アリ?、思い返してみるとこのラインナップ、並び順こそ違うものの、揃えられた形式は昨年の同イベント(冒頭でご紹介した一枚)と一緒じゃないか(;`ロ´)ハッ!(昨年とは16000系と6000系のポジションが逆)。正直、これにはちょっと肩すかしを食らった気分。贅沢を言っているのは重々承知の上で、できればもう少し趣向を凝らした並びが見たかったなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン… 。とは言え、それでもやはり「千代田線LOVER♡」の私からしてみれば、大好きな6000系をセンターポジションにして並べられた各車の姿を目の前にすると、興奮を抑えきれません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。たとえ昨年と同じラインナップだっていいじゃないか (*`д´)=b OK牧場!。今となってはもう、晴天順光の好条件で6000系を撮れること自体が、貴重な機会なのですから (´ω`*)タシカニ。

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肩を並べた新旧の千代田線。
向かって左の東京メトロ16000系は
老朽化した既存車両(6000系・06系)の置き換えと、
省エネルギー化や安全性・快適性の向上、
バリアフリー化の促進などを主な目的とし、
2010年に第1編成(16101F)がデビュー。
消費電力量を抑制できる永久磁石同期型モーターによる
新たな駆動システムを採用したことなどが評価され、
2011年には優秀な車両に与えられる
「ローレル賞」を受賞しています。
マイナーチェンジを行ないつつ増備が続けられ、
今年9月には、ついに全37編成が出揃いました。
今回展示されたのは、最終製造編成である
第5次車の16137編成。

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展示車両のなかで子供たちに人気の高い
小田急60000形「MSE」(右)は、
小田急線と千代田線を直通運転できるロマンスカーで、
2008年にデビュー。
平日は通勤時間帯のビジネス特急として、
休日は都心から箱根方面へ向かう観光特急として、
またJR御殿場線への直通特急にも使用されるなど、
「Multi Super Express(MSE)」の名にふさわしい、
幅広い活躍を見せています。
2009年には最優秀賞にあたる「ブルーリボン賞」を受賞。

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そして拙ブログではもうすっかりお馴染みで、
長年「千代田線の顔」として親しまれてきた、
東京メトロ6000系。
東京メトロの前身、営団地下鉄時代の1968年に
第1次試作車が製造され、
1971年の千代田線・大手町〜霞ヶ関の開業にともないデビュー。
全盛時には36編成353両が千代田線で活躍しました
(うち一編成の3両(ハイフン車)は支線で使用)。
日本初の回生ブレーキ付き電機子チョッパ制御方式といった
当時の最新技術が評価され、
1972年に「ローレル賞」を受賞しています。
後継の16000系へ置き換えが進み、現在は3編成が残存。
昨年に続き、今回も展示に選ばれたのは、
1981年に製造された第4次量産車の6122編成です。

東京メトロが公表している計画によると、既存の6000系から新型の16000系への置き換え(新旧の入れ換え)は2017年度中、つまり今年度中に完了するとされており (・o・*)ホホゥ、実際に先々月の9月には、とうとう37本目となる16000系の最終編成(今回展示された16137F)が落成して就役。おそらく数字の上ではもう16000系のみですべての運用(メトロ車運用)をこなせる状況になったハズで、これはまさに6000系の終焉が近い事を意味します (´・ω・`)ショボン。そんな、引退がもう目前に迫っていると言っても過言ではないなかで、現在もかろうじて三編成(6102F、6122F、6030F)が残されている6000系。ひょっとして今年の「ファミリーパーク」の展示は、その残った三本がいっせいに並べられるのでは σ(゚・゚*)ンー…・・・なんて、私は勝手な妄想を膨らませていたのですが、さすがにそれは過度な期待をしすぎでした (^^;)ゞポリポリ。では、メインで展示された一本の6000系・6122編成のほか、残り二本の6000系はというと・・・キョロ「(゚.゚*三*゚.゚)ゞキョロ。

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車両基地構内の留置線に佇んでいたのは、
残り少なくなった6000系のうちの一本で、
1984年に製造された第5次量産車の6130編成(右)。
ちなみに左奥に見える人の多いエリアが、
メインの車両展示コーナーです。

最近はあまり土休日に運用されなくなった6000系、日曜のこの日も車両基地構内の留置線では、6130編成が【回送】表示でお休みしていました Zzz…o(_ _o)モヤスミ。ここは正式な展示エリアではないものの、規制線の内側からその様子を眺めたり、撮影したりすることが可能 (^_[◎]oパチリ。ただ、ほぼ終日に渡って架線を支えるビームの影が、車両のお顔にガッツリと落ちてしまう位置に停められていたのがなんとも惜しいところ・・・ (・∀・`)ザンネン…。ドッピーカンのバリ順という好条件も、こういうときはちょっと厄介です。またこういう時にかぎって流れ雲は無く、まったく日が翳る気配はないし (・ε・`)チェ。
ところでこの留置線、6000系と16000系(16124F)が置かれたその間の空きスペースの奥をよ~~~く目を凝らして見てみると (@_@*)ンン!?、そのはるか先のほうに確認できたのは、この車両の姿 (*゚ロ゚)ハッ!!。

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留置線の先、車両基地構内の奥の方に見えたのは、
5000系(左)と6000系の姿。
|∀・)チラッ
5000系は2014年まで北綾瀬支線で使用され、
現在は3両一編成が基地内で保存されています。
右の6000系は残った三本のうちの一本で、
1971年に製造された第1次量産車の6102編成。

残ったもう一本の6000系・6102編成が、車両基地内で保存されている「レジェンド」の5000系(5951編成)と並べて、留置されているではありませんか!|∀・)チラッ 。これぞ千代田線ファンには堪らない、垂涎の顔合わせです!w(゚o゚*)w オオー!!。できればあんな遠~くのほうではなく、もっと近くで見たいよなぁ・・・( ̄  ̄;)トオイ…。もしもメインの車両展示で、「MSE」の代わりに5000系を並べてくれたなら、歴代の千代田線(5000系、6000系、16000系)というテーマ性のある壮観なラインナップが実現したのに・・・σ(・∀・`)ウーン…と、個人的には思うのですが、それは一マニアが妄想するエゴであり、あくまでもこの「ファミリーパーク」は、その名が表すようにファミリーで楽しめることが主旨のイベントですから、そう考えるとやっぱり子供に人気の高いロマンスカーの「MSE」を、車両展示のラインナップから外すわけにはいかないのでしょうね (´ω`*)タシカニ。陽炎が揺らめくほど遠くに展開された5000系と6000系の貴重な並び、写真としての記録にはだいぶキビシイものがありますが、私はその光景をしっかりと目に焼き付けました 。+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。

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ファミリー向けの車掌制服撮影会および、
休憩車両として車内が開放されていたのは
16000系・第4次車の16128編成で、
行き先表示は【急行 新松田】。
ふだんの通常運行では見られないような
行き先表示(いわゆる「レア幕」)の掲出も
車両基地公開の楽しみのひとつです。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

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こちらは構内の乗車体験に使用された、
第5次車の16134編成で、
表示は【区間準急 相武台前】。
ちなみに急行や準急などの優等列車は
直通する小田急線内での種別であり
(千代田線、常磐線内は各駅停車)、
このイベントでのレア幕も
小田急の行き先を掲出する傾向が強い気がします。

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16000系を使った乗車体験の脇には、
工務保守用車両(保線機械)の
展示、見学ブースが設けられています。
青いほうは工務区、
黄色いほうは電機区、信通区の作業車だそうです。

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そして車両基地公開の目玉のひとつといえば、
検修棟の大型クレーンによる車体吊り上げ実演。
(゚∀゚*)オオッ!!。
今年の実演に使用されたのは、
有楽町・副都心線用10000系の先頭車・10107号。
大きな車体が宙に浮く迫力に
子供たちからは嬉々とした歓声があがります。
ヽ(*゚O゚)ノ オオーッ!。

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「営団遺産」を発見! (゚∀゚)オッ!
ふと場内のマンホールに目をやると、
そこにはかつての営団地下鉄時代に使用されていた、
「S」マーク(営団章)が残っていました。
(´ω`*)ナツカシス
国と都が出資する特殊法人だった
営団地下鉄(帝都高速度交通営団)は、
2004年の完全民営化で東京メトロ(東京地下鉄)となり、
SUBWAYなどを表していた「S」マークは、
METROを表す現在の「M」マーク(ハートM)に変わりました。

車両展示コーナー以外のイベントブースも一巡 ウロウロ...((((o* ̄-)o。体験乗車や車体吊り上げ実演など、もはやここでも2004年以降の東京メトロとなってから導入された新系列車両(10000系や16000系)ばかりが使われていて、私のようなオールドファンとしては、旧・営団地下鉄の面影が薄れつつあるところに一抹の寂しさを感じずにはいられませんが σ(・∀・`)ウーン…、それでもちょっと特殊な地下鉄の車両は新型であっても興味深いところが多く、実演作業や展示物の見学は存分に楽しめます (・o・*)ホホゥ。

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たくさんの車輪がずら~っと並ぶのは、
車両基地公開ならではの圧巻な光景。
w(゚o゚*)w オオー!
一輪一輪の細かい整備が安全運行に繋がります。

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棟内には車両のパーツや作業機械が展示され、
用途や役割などのていねいな説明も添えられています。
こういう機会に私もちょっぴりお勉強。
φ(゚ー゚*) フムフム

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順路の注意書きに描かれていたのは、
6000系をイメージしたイラスト。
やっぱり今でも綾瀬の顔は6000系ですね。
(´▽`*)メトロク♪

ところで、そんな車両の世代交代が着々と進む東京メトロのイベントにおいて、一部のコアなファンが注目するものと言えば、「去りゆく者の置き土産」(゚ー゚*)ミヤゲ?。引退して解体されてしまった車両から発生する、車両部品などの放出販売です (´ω`)ナルヘソ。昨年の私は、販売コーナーをちょろっと覗く程度のつもりだったのに、目の前で売られていた千代田線6000系・6204号の車号標(ナンバープレート)を、ついつい購入してしまいました (´0ノ`*)オーッホッホ。では今年はというと、やはり「覗くだけ」のつもりで販売コーナーを訪れ、どんなものが出品されているのか、その一覧に目をやります (「゚ー゚)ドレドレ。しかし今回は千代田線のモノが少なく、代わりに今年から新型への置き換えが本格的に始まった、日比谷線の03系の部品が目立ちます σ(゚・゚*)03…。個人的に千代田線以外の物にはあまり食指が動かず、今回は散財せずに済みました(笑)。

60001.jpg

車両部品販売コーナーの販売品目。
今年は日比谷線03系の部品が
多く出品されています
(興味ある方はクリックすると拡大します)。

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場内で販売されている限定の記念弁当は、
ランチョンマットやエコバックなど
選べるノベルティグッズが付いて1,000円・・・。
グッズ付きでも、1,000円ののり弁や助六寿司は、
ちょっと高いよね (´д`;)高杉。

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私が選んだのは記念弁当ではなく、
なぜか会場内で売られていた
奈良名物「柿の葉寿司」の折り詰め。
この内容で500円ならば、まずまずのコスパかな・・・。
(゚ー゚*)シースー
ビールが飲みたくなるような弁当だけれど、
もちろん車両基地内は禁酒です。
乂・д・´)ダメヨ

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オヤツには「駅乃みちか」の焼き印が捺された、
「みちかサンどら焼き」もいただきました。
J(∂c∂)J コンミチカ♪
このどら焼きは地元・足立区の和菓子屋さん
メトロの「駅乃みちか」がコラボした商品。
ていねいな作りのどら焼きは、
ふわふわの皮にあんこがぎっしりと詰まっていて、
とても美味しかったです♪
ドラ(゚д゚)ウマー!

昨年に続き、今年も引き当てる事ができた「メトロ ファミリーパーク in ASYASE」。もう私のなかでは欠かせない恒例行事となっていて、今回も当選できたことは本当に嬉しい結果でした ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。内容としては、お目当ての車両展示が昨年とほぼ同様のラインナップだったこと、また、以前のような非常用貫通扉の御開帳といったサプライズなどもなく、さらには個人的に楽しみだった「ゆるキャラステージ」などもなくなってしまい、正直なところは(贅沢を言っているのは重々承知のうえ)例年よりちょっと物足りなさを感じてしまった今回ではありましたが ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ゼータクイウナ!、お伝えしてきたように、長年にわたって千代田線での活躍を続けてきた名車・6000系の引退が近づいていており、今回はスッキリとした晴天順光下で同系の姿を記録できただけでも、応募して参加した甲斐のあるイベントでした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。計画では今年度(来年3月?)での引退が示唆されている6000系、はたして「ファミリーパーク」での展示は今回が本当に最後となってしまうのか、それとも一本でも基地内で保存されて、また展示される機会はあるのか、私に詳しい事は分からないけれど、もちろん来年もまた鉄運を賭けて同イベントに応募してみようと思っています (=゚▽゚)ノシ マタクルヨ!。

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抜けるような紺碧の空をバックに、
6000系を中心とした三形式の記念撮影。
【◎】]ω・)パチッ!
はたしてこれが6000系にとっての、
「卒業写真」となってしまうのでしょうか・・・。
▲東京メトロ 綾瀬車両基地

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会場内で配布されたノベルティグッズ、
黒いエコバックには「駅乃みちか」のお顔が
どアップでデザインされています。
最近のメトロは「みちかサン」推しですね(笑)。
右下は千代田線16000系がデザインされたチケットホルダー。
右上の軍手は保線車両展示のコーナーで配られていたもの。
その他、つば九郎がPRしていたヤクルトや、
なぜか焼肉のタレなどもいただけました。
オミヤゲいっぱい♪ (´艸`*)ウレシ♪。

 

 


☆オマケ★

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19日の日曜日に三重県の桑名で開催された
ゆるキャラグランプリ2017」。
ご当地部門の大賞(グランプリ)に選ばれたのは、
千葉県成田市の観光キャラクター、
「うなりくん」(右)でした。
個人的に千葉県育ちの私としては嬉しい結果です。

「うなりくん」、おめでとー!
ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゚'・:*☆オメデトォ♪


うなりくん、チバニアン、そして・・・。
いま、風は千葉のほうに向かって吹いている!?(笑)
あと二勝、どおかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…



東北本線・・・EH500「カシオペア」試運転 撮影記

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2017.11.22 東北本線
スペシャルコラボをフライングゲット!
「カシオペア」試運転 撮影
 

「金太郎がカシオペアを牽くらしい。」というハナシを私が聞いたのは、ひと月くらい前のこと ( ̄△ ̄;)エ?。
金太郎?カシオペア??なんのこっちゃ・・・(゚ー゚?)ハ? って、感じの方もいらっしゃるかと思いますが、鉄の世界での「カシオペア」はご存知、個室寝台や食堂車、ラウンジカーなどを備えた豪華編成の客車(E26系)で、以前は寝台特急として首都圏と北海道(上野~札幌)の間を結んでいたことがあり(2016年に運転を終了した、寝台特急「カシオペア」)、最近ではJR東日本管内を中心にツアー列車として運行されています(「カシオペア紀行」や「カシオペアクルーズ」など) (´▽`*)カシ♪。

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ツアー列車の「カシオペア紀行」として運転される、
E26系客車の「カシオペア」。
この時の牽引機はJR東日本のEF81形です。
▲16.6.11 東北本線 東鷲宮-栗橋

かたや「金太郎」というのは、貨物会社のJR貨物に所属するEH500形電気機関車(交直両用機)のことで、二車体連結構造の主電動機軸が8つもある大型のマンモス機(H級機)。そのパワフルな牽引力にちなんで付けられた愛称が「ECO-POWER 金太郎」、略して「金太郎」です (´▽`*)キンタロ♪。

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「ECO-POWER 金太郎」の愛称を持つ、
JR貨物の主力機、EH500形。
その車体側面には「金太郎」のイラストが
描かれています。
▲16.2.11 東北本線 蒲須坂-片岡

客車自体には動力を持たず、機関車に牽かれることで運転が可能となる「カシオペア」客車ですが、通常は同じ旅客会社のJR東日本に所属する機関車(おもにEF81、ときおりEF64など)が牽引を担当し、JR貨物に所属する貨物機のEH500こと「金太郎」が先頭に立つことなど、まずありえないハズ ヾノ・∀・`)ナイナイ。それなのに、冒頭の「金太郎がカシオペアを牽く」というハナシは、いったい何なのか・・・?σ(゚・゚*)ンー…。まさか、寝台特急からすでに撤退していること、また、今年デビューした新型の豪華クルーズ列車「トランスイート四季島」の運行が安定してきたことで、もう「カシオペア」用のE26系客車はお役御免となり、貨物機の「金太郎」によってどこかへ譲渡される(海外とか?)、もしくは廃車のための甲種輸送か!? Σ(゚Д゚;ノ)ノエエッ!?(旅客列車での運行ではなく荷物としての車両輸送は、JR貨物の機関車が牽引を担当する場合があります)・・・なんて、私はついよからぬ推測をしてしまいましたが(なんでも廃止に結びつけてしまうのは、葬式鉄の性か? ^^;)、落ち着いてちゃんとハナシを聞くと、どうやら今回の「金太郎」が牽く「カシオペア」は、今年で発足から30周年の節目を迎えたJRの記念企画(JR7社共同企画 スペシャルツアー)によるもので (*゚▽゚)/゚・:*【祝・30周年】*:・゚\(゚▽゚*)、JR各社の観光列車や新幹線などを乗り継いで旅をする豪華ツアーのなかの一列車が、このJR貨物とJR東日本のコラボによる「金太郎×カシオペア」なのだそうです (・o・*)ホホゥ。なるほど、そうと分かればたしかにこれはものすごい組み合わせで、鉄道模型の世界でしか実現できなかったような「夢の列車」といっても過言ではありません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。さすがに39万円(から)もする乗車ツアーに私は申し込むことはできないけれど、ぜひとも撮り鉄としてカメラに記録を収めたいところ (*`・ω・´)-3フンス!。
しかし悩ましいのは、その記念列車の運転時刻。12月5日(火)にツアーのトップランナーとして運行される「金太郎×カシオペア」は、都内の上野を夕方の17時ごろ(16時52分)に発車する青森ゆきの夜行列車で、初冬で日没時間が早い今の時期だと、沿線での走行写真を撮るには、かなりキビシイものがあります (´Д`;)クライ…。せっかくのスペシャルコラボ、できればしっかりと編成がわかるような写真が撮りたいのになぁ (・ε・`)チェ。・・・と、運転時刻を恨めしく思っていた私のもとへ、「同編成を使った試運転が、とある日の日中に行われる」という、これまた嬉しい情報が鉄仲間の方からもたらされました エッ?(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。「金太郎」と「カシオペア」は初の組み合わせとなるので、ぶっつけ本番ではなく、事前に試運転や乗務員の訓練が行なわれるのですね。そしてその「とある日」とは11月22日の水曜日 σ(゚・゚*)スイヨー…。一介の会社員である私は仕事を休まなくては撮りに行けませんが、こんな千載一遇のチャンスをみすみす逃すわけにはいきません (☆∀☆)キラーン☆。そう、会社員の有給とは、こういうときに使うべき特権(?)なのだ。奇しくも翌日は「勤労感謝」の日ですし ψ(*`∇´)ψウケケケケ。
私は会社に申請して休暇を取り、「金太郎×カシオペア」の試運転の撮影へと臨むことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。たとえ試運転とはいえ、見た目には本運転と変わらないスペシャルコラボの「金太郎カシ」。さて、どこで撮ろうかなぁ・・・(*゚v゚*)ワクワク♪。

 

11月22日(水)

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東京から東北新幹線の「やまびこ」で出発。
艶やかなメタリックグリーンのE5系です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
同系に乗るの、久しぶりだなぁ・・・。
ひょっとして北海道新幹線の開業日(昨年3月)以来かも。
▲東北新幹線 東京

試運転が行なわれるとされる日の当日 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。早朝の6時半に私が東京駅から乗ったのは、仙台ゆきの東北新幹線「やまびこ203号」。途中は白石蔵王以外の各駅に停まる列車です。東京を発車した時点での車内はガラガラでしたが、大宮~宇都宮の区間では座席がほぼ埋まるくらいとなりました。時間的に新幹線通勤の需要が高い列車なのですね ( ̄。 ̄)ヘー。
さて、この日に行なわれる「金太郎カシ」の試運転は、東北本線の上野と仙台(東仙台(信))の間を一往復する予定 (・o・*)ホホゥ。それならば何も新幹線に乗るような贅沢をしなくとも、首都圏近郊の撮影ポイントで撮る事も可能なのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回の試運転はちょうど朝の通勤時間帯(7~9時)に東北本線を下るため、首都圏近郊だとラッシュ時で運転本数が多い上り列車に被られてしまう恐れがあるのです カブリ((((;゚Д゚)))コエー。とても貴重な列車ゆえに、カブりで撃沈と言う悲劇は避けたいところ・・・(゚ペ;)ウーン…。それと、私のように仕事を休んじゃった不届き者ならばともかく、撮影してからそのまま会社や学校へと向かわれる、マジメな同好の輩も少なくないハズで (`・ω・´)キリッ(私に情報を教えてくださった方もそうでした)、そう考えると時間的に出勤や登校が間に合う近郊の撮影地はとくに混み合うのではないかと予想されます σ(゚・゚*)ンー…。そこで私は思いきって新幹線を利用し、一気に朝ラッシュの影響を受けないようなところまで足を伸ばすことにしたのでした バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
宇都宮を過ぎて、車内はふたたび空席が目立つようになった「やまびこ」。私は福島県に入って最初の新幹線駅である新白河(しんしらかわ)で新幹線を降り、ここで在来線の東北本線に乗り換えます ノリカ、エル…((((o* ̄-)o 。

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東京から新幹線で一時間半、
「やまびこ」を降りたのは新白河。
いい天気で、日が出ています。
(゚∀゚)オッ!
▲東北新幹線 新白河

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新白河の在来線ホームに停まっていたのは、
当駅始発の郡山ゆき下り普通列車で、
車両はセミクロス構造のE721系。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
最近、ちょっとした変化のあった
新白河の在来線ホーム、
その模様はまたのちほど・・・。
▲東北本線 新白河

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その昔は関所が置かれ(白河の関)、
みちのく(東北)への入口として知られる白河。
車窓からは白河城が眺められます。
(゚∀゚)オッ!
このあたりは厚い雲に覆われています・・・。
▲東北本線 白河(車窓から)

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白河の次が下車駅の久田野。
白河市の郊外にある無人駅です。
ここではまた晴れていますね。
▲東北本線 久田野

東京0620-(東北新幹線 やまびこ203号)-新白河0743~0821-(東北2127M)-久田野0829

新白河から二駅目の久田野(くたの)に到着 (・ω・)トーチャコ。私のほかに同業者の方が数人ほど、同じ列車から下車しました。おそらく・・・というか、間違いなく、狙いは同じ「金太郎カシ」でしょう ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。久田野の駅の南側は田園地帯が広がっており、そこに架けられた東北本線を跨ぐ陸橋上が私の目指す撮影ポイントです (・o・*)ホホゥ。私がここを訪れるのはこれが三回目で、最近だと今年の春にソネ鉄仲間のtwingo583さんと一緒に、ED75が牽く旧型客車(旧客)を撮りに来ています (^_[◎]oパチリ。その時はtwingo583さんのクルマに同乗させていただきましたが、この場所は駅から歩いても数分程度で到達できるお手軽ポイントです ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。

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久田野駅の南側に架けられた
東北本線を跨ぐ陸橋が、目指す撮影ポイント。
すでに何人か先客のお姿が確認できますが、
まだ立ち位置には余裕がありそう。
σ(゚・゚*)ンー…。

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陸橋上から見た眺めはこんな風景。
(「゚ー゚)ドレドレ。
ちなみに奥が上りの白河方面で、
白河城はあの雲の下で曇っていたのか・・・。

私が陸橋上の撮影ポイントに着いたのは本命の列車が通過する二時間前で、この時点での先客はざっと見て20人弱(置き三脚も含め)(*・ω・)ノ゙チワッス♪。「金太郎カシ」という大ネタではあるものの、平日の日中であること、そして運転情報が公にはなっていない試運転と言うことを考えると、この同業者の数は少ないと見るべきか、多いと見るべきか・・・いや、だいたい想定どおりと言ったところか (´ω`*)ウム(最終的には追っかけ組も加わって、陸橋上が溢れるほどの数になったけれど・・・)。キャパ的にはまだ余裕があり、私は難なく立ち位置を確保できました ε-(´∀`*)ホッ。ここは田園風景のなかに延びる線路を高い目線から望めて、列車をスッキリと撮ることができます。

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「金太郎(EH500-20)」が牽く、
「トヨタロングパスエクスプレス」。
編成は同じ青いコンテナで整えられています。
ああ、日が翳られた・・・(´д`;)アウ…。
▲東北本線 白河-久田野

撮影ポイントへ来る前に国道沿いのコンビニに立ち寄ったら、「金太郎」(EH500)が牽く貨物列車が轟音とともに通過してしまって撮り逃し ヽ(´д`;)アア…、相変わらずの「貨物オンチ」ぶりを露呈してしまいましたが、立ち位置を確保したらすぐに、ふたたび下り線を「金太郎」の貨物列車がやってきました (゚∀゚)オッ!。青いコンテナが特徴のトヨタ自動車専用貨物「トヨタロングパスエクスプレス」です (゚ー゚*)ロンパス。このように貨物列車の先頭に立つのが本来の「金太郎」の姿であり、貨物機らしい力強さを感じます (≧∇≦)シブイッ!。ちなみにこの区間の日中の東北本線、旅客の普通列車は一時間に一本程度しか設定されていませんが、貨物列車は数十分おきに上下線をバンバン通過してゆきます (゚∀゚*)オオッ!!。東北本線はまさに日本の物流を担う大動脈ですね。

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続いてやってきた貨物列車は、
いろんな色のコンテナが積載されていました。
先頭の「金太郎」は33号機。
お、日が差した!(゚∀゚)オッ!
▲東北本線 白河-久田野

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こちらは石油を輸送する
タンク車を連ねた貨物列車で、
25号機の牽引。
う~ん、薄晴れ? (・∀・`)ウーン…

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いっぽう、普通列車の運行は一時間に一本程度。
郡山ゆきが701系の4連でやってきました。

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そして不意に上り線を白河方面へ通過していったのは、
ディーゼルカーのキハ110。
(´▽`*)キハキハ~♪
乗客が乗っていない回送のようですが、
この列車はいったい・・・?
(゚ー゚?)ハテ?
▲東北本線 白河-久田野(後追い)

普通列車は少ないものの、貨物列車が次々とやってくるので、待ち時間は飽きる事がありません (´▽`*)カモレ♪(立ち位置を確保しているので、同じアングルばっかだけれど)。それにしても悩ましいのは空模様。雲の流れが早くて日差しが安定せず、上の写真を見ても分かるように晴れたり曇ったりを目まぐるしく繰り返しています ハレ!(゚∀゚≡´д`)クモリ…。そして、日が当たると暖かいけれど、翳るととても寒い。ああ、待ち時間の寒さが堪える季節になってきたなぁ・・・{{{{(*+ω+*)}}}}ブルブル。晴れれば車体側面に日の当たる時間帯ですが、はたして本命の「金太郎カシ」はどうでしょうか。着いたときよりもだいぶ雲が優勢となってきたなかで、その通過時刻を迎えました (°_°;)ドキドキ。
やがて直線上に見えてきたのは、今まで撮ってきた貨物列車と変わらない「金太郎」の姿。しかしその後ろはコンテナでなく、銀色の客車が連なっています (゚∀゚*)オオッ!!。

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「金太郎カシ」、キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

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初冬らしい枯れ田の風景のなか、
鮮やかな赤い貨物機が豪華寝台客車を牽いて、
堂々とみちのくの鉄路を走り抜けます。
まるで模型のようなスペシャル編成がここに実現!
▲東北本線 白河-久田野

うおおおお!ホントに、ホントに「金太郎」が「カシオペア」を牽いてきたよ!(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。こんな列車を走らせちゃって、いいんですか? いいーんです!(*゚∀´)=b イイーンデス!。くぅ~っ、これはシビれるぅ~!(>∀<*)クゥーッ!!(ジ○イさん風に感動表現w)。貨物機のEH500とE26系「カシオペア」の組み合わせ、ちょっとした違和感はあるものの、どちらも重量級と言う事で、これはなかなかお似合いのコンビネーションではありませんか。まるで海外の長距離列車のような雰囲気です。う~ん、カッコいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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JRF(JR-Freight)のマークが示すように、
ふだんは貨物列車という
地味な仕事で頑張っている「金太郎ちゃん」。
「カシオペア」の先頭に立つ姿は、
一世一代の晴れ舞台となりましたね(笑)
今回の試運転に抜擢されたのは21号機でした。

JR貨物の貨物機による「カシオペア」牽引は過去にも、青函トンネル区間でのEH800と、北海道でのDF200という実績がありますが、残念ながら私はそれらを撮ることができなかったので、今回の「金太郎×カシオペア」は本当に嬉しい記録となりました ・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。事前に試運転の情報を教えてくれたお仲間には大・大・大感謝です <(_ _*)>アリガ㌧。雲に悩まされた日当り状態は、スッキリとした晴れにはならなかったものの、車体の陰影が分かるくらいの薄晴れで、じゅうぶんに満足の状態 (*`д´)=b OK牧場!。ああ、平日に休みを取り、新幹線を使って白河まで来た甲斐があったよ・・・ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。本番前の試運転で「フライングゲット」できた「キンタロー。」・・・もとい「金太郎カシ」フライング┐(`∀´)┌ ゲット。これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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久田野から乗るのは、新白河ゆき普通列車。
ロングシートの701系です。
▲東北本線 久田野

無事に撮影を終え、久田野から乗ったのは上り普通列車の新白河ゆき。これに終点まで乗り通します ...(((o*・ω・)o。私が「金太郎カシ」の撮影ポイントに白河の久田野を選んだのは先述したとおり、ラッシュ時による列車のカブりや、同業者の混雑をなるべく避けたいという狙いだったのですが、実はそれ以外に白河を選んだもうひとつの目的がありました σ(゚・゚*)ンー…。それはつい先月から列車の輸送体系にちょっとした変化のあった、東北本線の黒磯と新白河の間をこの機会に訪れてみたかったのです (・o・*)ホホゥ。いったいどんな変更が行われたのかというと・・・ (この先はさらにマニア度が高くなる(マニアックな)お話となりますので、興味のない方はラーメンの写真あたりまで飛ばしてください(笑))。

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朝に私が新幹線から東北本線へ乗り換えた、
新白河に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!
私が乗ってきた701系の新白河ゆきは
当駅の7番線で折り返し、
郡山ゆきの下り列車となります。
宇都宮方面(東京方面)へ帰る私、
ホームの案内によると、この先の6番線が発着ホーム?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東北本線 新白河

久田野から二駅乗って、列車は終点の新白河に到着 (・ω・)トーチャコ。ここで先へ進む上り列車に乗り換えです。以前ならば新白河で普通列車を乗り継ぐ事はほとんどなく、乗り換え駅として知られていたのは、さらにその先にある黒磯(くろいそ)でした (゚ー゚*)クロイソ。鉄分が濃いめの方ならばご存知の事と思われますが、その黒磯は東北本線において、直流電化(1,500V)と交流電化(20,000V・50 Hz)という異なる電化方式の境界に位置する駅で、黒磯よりも南の首都圏方面が直流、黒磯よりも北の東北方面が交流となっており、その区間で運行される列車も基本的にそれぞれの電化方式に対応した車両(直流車・交流車)が使われてきました チョクリュー(゚Д゚≡゚Д゚)コーリュー。黒磯を越えてそのまま運転できるのは、車両自身で電源方式を切り替えられる交直両用型車両、もしくは電化方式を問わないディーゼル車や蒸気機関車くらい(ちなみに、ふだんの「カシオペア」を牽くEF81形や、長距離貨物列車を牽くEH500形の「金太郎」などは、交直両用型の電気機関車)。つまり、交直両用型を使っていた長距離旅客列車(かつての特急や急行など)がほぼ廃止されてしまった現代の東北本線において首都圏から東北へ移動するには、黒磯での乗り換えは必須の事柄でした ( ̄。 ̄)ヘー。個人的には「白河の関」を越える事ではなく、黒磯で直流型から交流型へ列車を乗り継ぐ事で、東北への旅気分が高まったものです (´ー`)シミジミ。
しかし、直流と交流という異なる電源方式の列車が発着し、線路も入り組んだ配線の黒磯駅構内で電源の種類を切り替える方式は設備が非常に複雑で、たとえ交直両用型の車両であっても構内で一時停止しなくてはならない場合(EH500の貨物列車など)や、交流の電車に誤って直流の電気を流してしまうと言うような故障や事故に繋がるトラブルが過去に発生しており、その切り替え方式が見直されることになりました (゚ペ)ウーン…。結果として黒磯駅構内での電源の切り替えをやめ、黒磯と下り方隣駅の高久(たかく)の間に新たな交直の転換設備(電気の流れていない区間を惰性で通過できる、いわゆる「デッドセクション」)を設けて、黒磯の構内は全線を直流とする事で落ち着きます m9(`・ω・´)ケテイ!。これにより、黒磯と高久の間を通過できる列車は交直両用型車両かディーゼル車となり、東北側の交流型電車は黒磯へ乗り入れる事ができなくなりました 乂`・д・´)ダメッ!。んじゃ、今後この区間は、交直両用型の電車が黒磯と郡山の間を走るのか。まあ、乗客的にはさほど変化がないかな σ(゚・゚*)ンー…・・・と思いきや、製造費や維持費が高価な交直両用型電車のE531系は同区間に一本しか投入されず、通勤通学時間帯のみの運用 ( ̄△ ̄;)エッ…。それ以外の日中の時間帯は、なんとディーゼルカーのキハ110系が充てられたのです (=゚ω゚=;)マジ!?。天下の東北本線でディーゼル列車とはちょっと驚きの展開。しかも交直両用型やディーゼルカーをデッドセクションのある区間で効率よく回すため、黒磯と郡山の途中にある新白河で列車を分断する運転体系へと変更 (゚Д゚;ノ)ノエエッ!?。今まで黒磯と郡山の間を一本の直通列車で行けた利用者は、新白河で乗り換えなくてはならない手間が増えてしまいました。栃木と福島の県境に位置する黒磯と新白河の間は、もともとそれほど利用者の多い区間ではなかったけれど、これはちょっと不便になったよね・・・・σ(・ω・`)ウーン…。

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先月より実施された、
黒磯~新白河~郡山の輸送体系変更。
基本的に普通列車は新白河で分断され、
同駅での乗り換えが必要となりました。

そんな運転体系の変更が先月の10月14日に実施され、駅の構内にもちょっとした変化があった新白河。今回の私はその様子を伺いに同駅へ立ち寄った・・・と言うより、必然的な乗り換えのために下車したのでした (´ω`)ナルヘソ。おそらく地元の利用者は不便を強いられているだろうと解りつつも、一マニアとして、変更された新白河構内の構造や東北本線を普通列車として使われるキハ110などに、興味を持つあたりをお許しください m(__)mスンマソ-ン。

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新たな運転体系に対応した新白河の在来線ホーム。
同一ホーム上での乗り換えができるように、
一本のホームを前後で方面別に振り分けています。
基本的にオレンジの6番線が黒磯・宇都宮方面の上り。
水色の7番線が郡山・福島方面の下りホーム。
5番線は上り、8番線は下りのスルー構造で、
貨物列車などが通過します。
( ̄。 ̄)ヘー

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上写真の手前は私が久田野から乗ってきた、
交流型電車の701系で、7番線側に停車。
衝突防止のために設置された車止めを挟み、
その向こうに見えるのが黒磯方面の6番線で、
ディーゼルカーのキハ110が停車中。
この車止めは現代の「白河の関」・・・か!?
(゚∀゚)アヒャ☆
▲東北本線 新白河

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強固な車止めを横目に、
5番線を颯爽と通過する上りの貨物列車。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
これは朝の乗り換え時に撮ったもので、
車止めの向こうには交流型のE721系が停車中。
▲東北本線 新白河

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新白河で発車を待つ二連のキハ110。
(´▽`*)キハキハ~♪
黒磯ゆきの表示がちょっと新鮮です。
(゚∀゚)オッ!
ちなみにこのキハ110は郡山に所属し、
先ほどの久田野で「金太郎カシ」を待っていた際に
上り線を通過していったもの。
毎日、郡山から新白河へ回送されてくるのね・・・。
▲東北本線 新白河

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ちなみに、
記事では新白河でスムーズに乗り継いだように見えますが、

実際には40分もの待ち時間があり、
その間に名物の白河ラーメンをいただきました。
豚骨や鶏ガラを主体とした醤油ベースで、
スープが絡みやすい太目の縮れ麺、
そしてホウレンソウのトッピングが
白河ラーメンの特徴なのだそうです。
(゚д゚)ウマー!

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キハの車内で食べるオヤツはコレ。
郡山名菓の「ままどおる」です。
秋冬限定販売のチョコレート味、
「チョコまま」がありました♪
ママ(゚д゚)ウマー!

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キハの車窓に眺める、
名所・黒川鉄橋からの風景。
紅葉もだいぶ落葉し、もう冬の装いですね・・・。
(´ー`)シミジミ
▲東北本線 白坂-豊原(車窓から)

ブルンブルンとディーゼルエンジンを唸らせて新白河を発車した、キハ110系の黒磯ゆき普通列車。これが別路線からの乗り入れなどではなく、東北本線の普通列車だと思うと、なんだか新鮮かつ不思議な感覚です σ(゚・゚*)ンー…。でも、あくまでも個人の趣味的な感想としては、ロングシートの701系よりも、ボックスシートを備えたキハ110系の方が車窓の景色は見やすいし、ディーゼルエンジンのサウンドが聞けるのも旅気分が高まって、ちょっぴり嬉しい (´▽`*)キハキハ~♪。ローカル線でおなじみのキハ110系ですが、路盤が高規格の東北本線では電車にも劣らない快速っぷりをみせてくれて、新白河から黒磯までの新たなキハ旅を快適に楽しむことができました。

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黒磯に到着したキハ110。
(・ω・)トーチャコ
今回の初乗車は新白河からの上り列車となりましたが、
できれば東京方面からやってきて、
黒磯での乗り継ぎでキハを初見としたほうが、
もっとインパクトがあったように思います。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
今後はこれが日常的な光景となり、
もうここで交流型電車を見る事はないんだなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲東北本線 黒磯


貨物専用機のEH500こと「金太郎」が、寝台客車の「カシオペア」を牽引した「スペシャルトレイン」(*゚∀゚)=3ハァハァ!。もちろん、この豪華編成を記録できたことは何よりも嬉しい収穫でしたが、それ以外にも久しぶりとなるE5系新幹線に乗れ、白河では名物の白河ラーメンを味わえて、そして帰路には輸送体系に変化のあった普通列車の様子も伺う事ができて、思った以上に充実した有給休暇の鉄旅となりました (*⌒∇⌒*)タノシカッタ♪。
本題の「金太郎カシ」による、「JR30周年記念ツアー」の本番は12月5日の火曜日。この日も平日だし、先述したように運転時刻が日暮れ近くで、撮影するにはちょっとキビシい条件ですが、今回の試運転では取り付けられなかった、記念のヘッドマークなどが掲げられるのかどうかが、個人的には気になるところです σ(゚・゚*)ンー…。おそらく時間的に私は本番を撮りに行くことはできないと思いますが、正面にヘッドマークを付けた「金太郎」の晴れ姿も見てみたいものですね。

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黒磯から乗る宇都宮ゆきは、
直流型電車の205系。
そういえばこの205系を改造した観光列車が、
日光線で運行されるのだそうですね。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東北本線 黒磯

久田野1116-(東北2136M)-新白河1124~1203-(4134D)-黒磯1227~1251-(648M)-宇都宮1345-(2549Y)-新宿1544



ONE-shot 268 甲斐路

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PICK UP ONE-shot 268 甲斐路

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甲斐路(かいじ)の難所である山あいの笹子峠を
中央本線の下り列車は長いトンネルで抜け、
甲斐大和から勝沼ぶどう郷へ至ると、
そこでパッとひらける眺望。
(*゚ロ゚)ハッ!!
なだらかなぶどう畑の丘の向こうには
甲府盆地の街が広がり、
それを囲むようにそびえる南アルプスの雄大な山々。
(゚∀゚*)オオッ!!
この眺めは先に続く甲州、信州へのプロローグのようで、
旅の気分を一気に高めてくれる、
私の大好きな車窓風景のひとつです。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚

 
 

そんな名所で、かねてから撮りたいと考えていたのが、
冒頭のイメージとは逆方向へ進む上り列車ではあるものの、
通過時刻の光線状態(陽あたり)が良好な、
国鉄型の189系で運転される臨時の特急「かいじ186号」

 

今秋の同列車は「あさま色」の編成(長野のN102)を
使用することが多かったのですが、
先週末(25日)には個人的に望んでいた、
国鉄特急色の編成(豊田のM51)が登板してくれました。
お天気も上々で、背景の山々がキレイに見える好条件です。
(・∀・)イイネ!

 
 

季節は冬へと移りつつあり、
紅葉はだいぶ落葉してしまったけれど、
秋の名残りが放つ最後の彩りに見送られて、
国鉄色の特急「かいじ」は、
甲斐路を颯爽と走り抜けてゆきました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

 
 

 

E353系(新しい「あずさ」)が本格始動したら、
この「かいじ186号」の使用形式はどうなるのでしょうね・・・。
σ(・ω・`)ウーン… )

 
 

17.11.25 中央本線 塩山-勝沼ぶどう郷
 
 

 
 

ところで・・・
秋の行楽シーズンには臨時列車でフル稼働した189系ですが、
豊田車両センターに所属する「189系三兄弟(三編成)」のうち、
水色の「あずさ色」を纏っている「M50編成」(下写真左)の引退が
とうとう発表されてしまいました・・・。
(´・ω・`)ショボーン
「さよなら運転」は来年の1月下旬に行なわれるとのこと。

 
1002.jpg

 
 


 
 


 
 


 
☆オマケ★

拙ブログでも何度か触れているように、
今年は国鉄からJRになって30周年。
 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・30周年】*:・゚\(゚▽゚*)
それを記念した駅弁なども各種が販売されるなか、
とくに私の目を引いたのが、
横浜の「シウマイ弁当」でおなじみの
崎陽軒(きようけん)さんによる、
JR東日本発足30周年記念弁当(¥1,200)」。
☆☆☆☆・

1129.jpg
30周年のお祝いを表した紅白のご飯、
そして崎陽軒らしい三種のシウマイなど、
おかずが盛りだくさんで豪華な内容のお弁当。
( ̄¬ ̄*)ジュルリ
そしてなんと言っても、
崎陽軒のシウマイでおなじみの醤油入れ、
ひょうたん形の「ひょうちゃん」が、
JR30周年の記念バージョンで封入されているのは、
ファンにとって嬉しいじゃありませんか!
(´▽`*)ヒョーチャソ♪

1130.jpg
この記念駅弁はソネブロ仲間の「MINERVAさん」が
ブログでご紹介をされていて、
それを見た私も、ぜひ私も食べたい・・・というか、
この記念の「ひょうちゃん」が欲しかったのです。
MINERVAさん、コメント欄を通しての情報など、
ありがとうございました <(_ _*)>アリガ㌧。
おかげさまで会社帰りに東京駅で買うことができました。

 

ONE-shot 269 Winter night

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PICK UP ONE-shot 269 Winter night

1200.jpg
季節は暦でキッチリ変わるわけではないけれど、
個人的には11月までが秋で、
12月に入るともう冬って印象。
(゚- ゚)フユ
都内ではまだ鮮やかな紅葉が所々に見られますが、
気分的に何となく冬らしい鉄道情景を求めて、
イルミネーションイベントが行われている
夜の新宿駅に行ってみました。
...(((o*・ω・)o

 
 

 
・・・って、
実はホントのことをいえば、この日は12月5日で、
拙ブログの前々回の記事で触れた、
「JR30周年記念ツアー」による、
金太郎(EH500)×カシオペア」の本番が走る日でした。
(゚∀゚*)オオッ!!
上野駅を平日の17時前に発車するという同列車、
私のような勤め人にはちょっと撮りづらい運行設定ですが、
ひょっとしたら何かしらの理由(?)をつけ、
ウマく仕事を抜け出せるかも・・・と、密かに謀略を企てて、
いちおう通勤鞄にカメラを忍ばせてはきたものの、
ψ(`∇´)ψウケケケケ
世の中そんな甘いものではなく
「カシオペア」が多くのファンに見送られて出発したころ、
私はオフィスでがっつりとデスクワークに勤しんでおりますた。
(。A。)アヒャ☆

 

まぁ、期待していた記念のヘッドマークは
どうやら付かなかったようだし、
「金太郎カシ」は先日の試運転で撮ったからいいもん!
(#`3´)イイモン!

 
強がり・・というか、撮れなかった者の負け惜しみ。
ああ、30周年記念で30号機が牽引した「金太郎カシ」、
やっぱり撮りたかったなぁ・・・σ(・∀・`)イイナァ…)

 
 

 

と、いったワケで、
残念ながら「金太郎カシ」を撮ることができなかった
我が愛機(カメラ)。
でも、せっかく持参してきたのならばと、
会社帰りに撮ったのが今回の「ONE-shot」です。
(^_[◎]oパチリ

 
 

吐く息が白くなるほどの寒い夜。
クリスマスムードの蒼い光に彩られて
いっそうの賑わいを見せる都心のターミナルのなか、
空港へ向かう特急「成田エクスプレス」が
そっとホームをあとにしました。

 
 

17.12.5 山手線(湘南新宿ライン) 新宿

 
 

 
 

1201.jpg
煌びやかなイルミネーションに囲まれて、
広場のマスコット「金のSuicaペンギン像」も
いつもに増して輝いていました。
*。:゜+(0゚・∀・)テカテカ.+゜*。
新宿駅新南口広場のイルミネーションイベント
新宿ミナミルミ 2017-2018」は
来年の2/22まで、17:00~24:00に点灯。


伊豆急行・・・「キンメ電車」撮影記

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2017.12.09 伊豆急行
キンメに乗ろう!撮ろう!食べよう!
Izukyu KINME Train」撮影
 

「自称・晴れ男」を豪語する私(あくまで自称)(*`・ω・´)-3フンス!。でも、その実態はというと、単に天気予報の晴天日を選んでお出かけしているに過ぎません (゚∀゚)アヒャ☆。
寒さがいっそう厳しさを増してきた12月の第二土曜日、この日の関東地方は南部・北部ともにもずらりと晴れマークが並んだ、穏やかな快晴予報。まさに絶好の撮影日和となりそうです (゚∀゚*)オオッ!。自称・晴れ男(あくまで自称)としてはこの晴天を有効に活かしたいところ。
では、どこに何を撮りに行こうか・・・σ(゚・゚*)ンー…。
個人的に撮りたいと考えている列車は各地にいろいろとあるなか、ここしばらく撮っていなかった情景のひとつが、列車と海を組み合わせて撮るような、いわゆる海バック (゚ー゚*)ウミ…。記憶が正しければおそらく、7月の「海の日」に東海道線の早川を訪れて以降、半年近くも海バックは撮ってないんじゃなかろうか・・・と、ブログを振り返ってみると \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、たしかにそのとおりでした (´ω`)ヤッパリネ(8月の江ノ電は海沿いの撮影地ではあるけれど、写真は海バックで撮っていないし)。
んじゃ、今回は海に行こう。私を海に連れてって (*’∀’*)テッテ。
といっても、ただ漠然と海へ向かうワケではなく、もちろんそこには鉄ちゃんとしてのこだわりで、撮りたいと考えるお目当ての列車があります (・o・*)ホホゥ。それは今年の2月から運行が開始されていて、いつかは撮りたい、できれば乗ってもみたいと思っていた、私の“大好物”をPRする「アノ列車」・・・σ(゚ー゚*)アノ?。果たしてそれは、いったい何線のどんな列車なのでしょうか? では、冬の海へ向かってレッツラゴー♪ …(((/*´∀`)o レッツラゴー♪


12月9日(土)

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まずは都心の新宿から
小田急線の小田原ゆきに乗車。
車両は個人的に好みの1000形です。
(゚∀゚)オッ!
▲小田急小田原線 新宿

まだ夜が明けきらぬ早朝5時半の新宿駅 (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。今回の私がここから乗ったのは、小田急線の小田原ゆき急行電車 σ(゚ー゚*)オバキュー?。海へ行くのに乗ったのが小田急ということは、目的地は湘南の江の島(江ノ島線の片瀬江ノ島)?・・・ではなく、この電車で向かうのは小田原線の終点・小田原。そこで東海道線の沼津ゆき下り列車に乗り継ぎます ノリカヘ…((((o* ̄-)o 。東海道線を下るのに、ルート的に早い東京駅から直接乗らなかったのは、電車賃を少しでも節約するため (・o・*)ホホゥ。たぶん以前にも説明したかと思いますが、新宿~小田原の運賃を比較すると、JRが1,490円に対し、小田急は880円(ともに現金購入の普通乗車券)。その差は610円で、ビール(500ml)二缶ぶんと、これは決して小さい額ではありません (*`・ω・´)-3フンス!。
ちなみに、実は今回のおでかけ日の翌日(10日・日曜)からは、JRの普通列車が乗り放題となるおなじみのきっぷ、「青春18きっぷ」の冬シーズンの有効期間(12/10~1/10)となり、同きっぷを使えばもっとオトクに東海道線を移動できるのですが σ(゚・゚*)イッパチ…、翌日の私はどうしても外せない用事(非鉄)があり、仕方なく今回は「18きっぷ」が使える日の前日におでかけを遂行 (・ε・`)チェ。そのちょっとした悔しさ(?)みたいなものもあり、セコい私は少しでも運賃が安い小田急経由にしたのでした (´∀`;)セコイ…。
小田原で乗り継いだ東海道線を熱海で下車、そしてここでさらに別の路線へと乗り換えます ノリカヘ…((((o* ̄-)o。

0002.jpg
小田原からは東海道線の沼津ゆきに乗車。
車両はおなじみのE231系です。
ボックスシートは埋まっていたので
ロングシートに座ります。
▲東海道本線 小田原

0003.jpg
「海の日」に海バックで貨物列車を撮った、
早川の石橋鉄橋(玉川橋梁)を通過。
眩しい朝日が海に反射します (つ▽≦*)マブシッ!。
晴れているけれど、
思ったよりも雲が多いね・・・σ(゚・゚*)ンー…
▲東海道本線 早川-根府川(車窓から)

0004.jpg
3003.jpg
熱海では爽やかなブルーのラインを巻いた、
伊豆急行の8000系が待機していました。
同系は元・東急の8000系で、
東急時代には東横線などで使われていた電車。
( ̄。 ̄)ヘー
一見するとオールロングシート車かと思いますが、
車内は伊豆急へ譲渡された際に改造が施されており、
海側(下り列車の進行左側)は
固定のクロスシートが装備されています。
(逆の山側はロングシートのまま)
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲東海道本線 熱海

熱海で発車を待っていたのは、当駅を始発とする伊東線の普通列車。次はコレに乗り込みます (=゚ω゚)ノ ヨロシコ。伊東線は東海道本線と接続する熱海から、網代(あじろ)や宇佐美などを経て、伊豆半島東岸の主要地である伊東までを結ぶ、16.9キロほどの短い路線ですが、伊東でその先へと延びる伊豆急行線(伊豆急)の伊豆急下田まで乗り入れる直通運転が行われており、私が乗った伊豆急下田ゆきの普通列車もJRの車両ではなく、伊豆急の8000系が使われています ( ̄。 ̄)ヘー。
そう、もうここまで来たらお解りのように、海を目指す今回の私の目的地は、静岡県の伊豆半島 (゚ー゚*)イズ。そして撮影対象となる路線は、半島東岸の海沿いを走ることで知られる伊豆急です (゚∀゚*)オオッ!。

0005.jpg
熱海で乗り継いだ伊東線を
普通列車で下ります。
車窓に望めるのは、網代湾。
▲伊東線 来宮-伊豆多賀(車窓から)

0006.jpg
伊東線と伊豆急の境界駅は、
伊豆半島東岸の主要地で、伊豆観光の拠点となる伊東。
ちなみに私の世代での伊東のイメージといえばやっぱり
「伊東へいくならハ○ヤ、電話は“ヨイフロ(4126)”」
・・・ですね(笑)(´ω`)ナツカシス。
(これって関東ローカルのCMだったのかな?)
▲伊東線 伊東

伊東線の車窓からも海は望めるものの、海岸沿いを走るところは少なく、おおむね高台から湾を眺めるような感じ (「゚ー゚)ウミ…。海バックの情景は伊東線よりも伊豆急沿線のほうが、撮りやすい好ポイントが点在しています (・o・*)ホホゥ。そんな伊豆急へ向かうのなら、いま乗っている伊豆急下田ゆきの列車に乗り続けてればいいのですが、私はJR伊東線と伊豆急の境界駅である伊東で下車しました オリル…((((o* ̄-)o。

0007.jpg
伊豆急のフリーきっぷ、
「伊豆満喫フリーきっぷ(¥1,700)」。を
伊東駅でゲットだぜ!
(σ゚∀゚)σゲッツ!
▲伊東線 伊東

私が伊豆急へ入る前に伊東で降りた理由は、当駅の窓口で伊豆急の一日乗車券、いわゆるフリーきっぷを購入するため (*・∀・)つ[キップ]。この「伊豆満喫フリーきっぷ」という名のフリーきっぷは、伊東~伊豆急下田の普通乗車券(途中下車不可)が片道1,620円かかるところ、なんと全線の普通列車が一日乗り降り自由で、1,700円という超おトクな価格設定 w(゚0゚*)w オォー!。こんな魅力的なきっぷを利用しない手はありません (´艸`*)オットク~♪。ただし発売個所が伊東駅の窓口のみとなっていたため、私は伊豆急下田ゆきの列車を伊東で降りたのでした (´ω`)ナルヘソ。日中はおおむね40~50分間隔で運転されている伊豆急の普通列車。いったん下車することでタイムロスにはなるけれど、このおトクなフリーきっぷは手に入れるためには仕方ありません (・∀・`)シャーナイネ。
それに私はあらかじめ、このタイムロスを踏まえたうえで今日の計画を立ててきました ( ´_ゝ`)フーン。というのも、冒頭で綴ったように、伊豆急を訪れたのには海バックで列車を撮ることのほかに、できれば「私の“大好物”をPRする、アノ列車」に乗りたいという、もうひとつの目的もあるのです σ(゚ー゚*)アノ?。改札でフリーきっぷに入鋏印を捺してもらって下りホームに戻ると、タイミングよく「アノ列車」が入ってきました (=゚ω゚=*)ンン!?。

0008.jpg
次の伊豆急下田ゆきとして
伊東のホームに入線してきたのは、
インパクトのある真っ赤な電車。
▲伊東線 伊東

キンメ電車、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━━ッ!!
先ほど熱海から伊東まで乗った8000系とは異なる、正面窓が大きくてスタイリッシュなデザインの電車 (゚∀゚*)オオッ!。これぞ伊豆急が誇る看板列車の2100系「リゾート21」(o´∀`o)カコイイ!。しかも今年(2017年)の2月から同系のうちの一本は、伊豆名物の高級食材、金目鯛(キンメダイ、通称・キンメ)をPRする地域プロモーション列車「Izukyu KINME Train」、通称「キンメ電車」として運行されており、まさに金目鯛をイメージした真っ赤な出で立ちとなっているのです ( ̄▽ ̄*)マッカッカ。上品で深い旨味のある金目鯛は私も大好物の白身魚で、とくにキンメの煮付けなどは思い浮かべただけでもヨダレが垂れてくるほど (゚¬゚)ジュルル。私のお目当てである「大好物をPRとする列車」とは、この「キンメ電車」のことでした (´▽`*)キンメ♪。ちなみに「キンメ電車」の運用(おおまかな時刻表)は伊豆急のHPにて公開されているので、それを参考にすれば乗り鉄、撮り鉄の行動計画は立てやすい ъ(゚Д゚)グッジョブ。


0009.jpg
「キンメ電車」こと「リゾート21」の車内。
海側(下り列車の進行左側)の座席は、
大きな窓に向いた配置となっています。
(゚∀゚*)オオッ!
それにしてもこの列車、
貸切かってくらいにガラっガラなんですけど・・・。
(・ω・)ポツン…

0010.jpg
編成両端の最前部と最後部は、
乗務員室越しに前方や後方の景色が楽しめる
展望座席となっていて
これも「リゾート21」の特徴のひとつ。
m(・∀・)m カブリツキ♪
こんな豪華な内装の車両ですが、
通常は普通列車として使用されています。

ただしこの列車は、最近流行りの車中で食事が味わえる「レストラン列車」の類ではなく、あくまでもただの普通列車。車内でキンメ料理が味わえるわけではありません (´σД`)ナーンダ。「キンメ電車」の役目は外装や内装で金目鯛を伊豆の名物だとアピールし、観光客に沿線の街で食べてもらうことにあります (´ω`)ナルヘソ。それでも車内はただの普通列車とは思えないような凝った造りとなっていて、これが日本一豪華な普通列車ともいわれる「リゾート21」の特徴です (´艸`*)オットク~♪。

0011.jpg
「キンメ電車」の名のとおり、
車内には金目鯛の紹介が掲げられています。
(・o・*)ホホゥ
ちなみに「稲取キンメ」は沿線の伊豆稲取にある
稲取漁港にて水揚げされたキンメで、
ここのキンメは一本釣りされたのちに
一匹ずつ丁寧に扱うため抜群の品質を誇る、
言わば「ブランドキンメ」なのだそうです。
う~ん、食べてみたい・・・(゚¬゚)ジュル。

では、あらためて「キンメ電車」に乗って、伊東から先の伊豆急へ入ります (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
伊豆急こと伊豆急行線は、伊東線と接続する伊東から、伊豆高原、伊豆熱川(いずあたがわ)、伊豆稲取(いずいなとり)、河津(かわづ)など、伊豆半島の東岸沿いに南下し、伊豆急下田にいたる45.7キロの地方私鉄路線 (・o・*)ホホゥ。沿線に多くの温泉地や海水浴場、行楽施設などを抱える同線は、東伊豆観光における主要ルートとしての地位を確立しており、首都圏からJR東海道線・伊東線を介して直通してくる特急「踊り子」や「スーパービュー踊り子」が定期で運行されているなど、沿線地域の方のみならず、年間を通して多くの観光客が利用します ( ̄。 ̄)ヘー。
ちなみに私が乗った「キンメ電車」はガラガラの空気輸送状態だったけれど ( ̄  ̄;)ガラガラ…、いっぽうで特急「踊り子」は週末の指定席が軒並み満席になるほどの盛況ぶりだそうで、普通列車が閑散としているから廃線になるのでは・・・というような、ローカル線にありがちな心配は無さそう(そもそも7両固定編成のリゾート21では、ローカル線の普通列車として輸送力過多なのかも・・・^^;)。
そんな伊豆急でいちばんの魅力は、なんと言っても車窓から望める壮大な海景色 (゚∀゚*)オオッ!。とくに片瀬白田(かたせしらた)から今井浜海岸(いまいはまかいがん)までの二駅区間は、まさに波打ち際を走っているような感じです (´▽`*)ウミ~♪。

0013.jpg
列車の車窓に広がるのは太平洋の大海原。
晴天でとても気持ちのいい眺めです。
ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
これが貸切状態で味わえるのは、
なんとも贅沢なような、もったいないような・・・。
(^^;)ゞポリポリ
▲伊豆急行 片瀬白田-伊豆稲取(車窓から)

車窓から海が眺められる場所というのは、列車と海を組み合わせて撮ることができる、絶好の撮影ポイントでもあるわけで σ(゚・゚*)ンー…、私はこの海沿いを走る区間にある今井浜海岸で下車 (・ω・)トーチャコ。ここで伊豆急下田へ向かう「キンメ電車」をいったん見送り、終点で折り返して来る同電車(5642M)を海沿いの撮影ポイントで狙おうという計画です (´ω`)ナルヘソ。「キンメ電車」が今井浜海岸へ戻ってくるのはちょうど一時間後。それまでには目的の撮影ポイントへ歩いてたどり着けることでしょう。頬にあたる海風はちょっと冷たいけれど、小春日和の晴天なので、気持ちのいいハイキングになりそうです ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。

0014.jpg
稲取キンメが水揚げされる伊豆稲取の隣駅、
今井浜海岸で下車。
下田へ向かう「キンメ電車」を見送ります。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
▲伊豆急行 今井浜海岸

0015.jpg
今井浜海岸はその駅名どおり、
今井浜海水浴場や今井浜温泉の最寄駅。
駅が設置された当初(1962年)は
海水浴シーズンのみの臨時駅だったようですが、
のち(1969年)に通年営業駅となったそうです。
ログハウス風の駅舎は2006年に改築されたもの。
▲伊豆急行 今井浜海岸

新宿0546-(小田急急行1203)-小田原0713~0718-(東海道323M)-熱海0742~0755-(伊東5629M)-伊東0817
伊東0849-(伊豆急5631M)-今井浜海岸0934

0016.jpg
撮影ポイントを目指して歩く国道からは、
高台から海が望めます (´▽`*)ウミ~♪。
上り坂続きだけれど、それほどキツくは感じません。

0017.jpg
ウルトラ生ジュース・・・(゚ー゚*)ウルトラ…
どんなジュースだろ。
温暖な伊豆半島はミカンやオレンジの産地です。

0018.jpg
撮影地への道のりは獣道へと入り、
こんな険しいところを歩くことに・・・。
ザクザク…(((o`・ω・)o

駅から続く国道の緩やかな坂を30分近くかけて上り続けると、その到達点にあったのが「ウルトラ生ジュース」の看板を掲げる物販センター。乾燥した空気のなかで坂道を歩いてきてノドが渇いたし、「ウルトラ」ってところも気になるけれど・・・σ(゚ー゚*)ウルトラ…。「キンメ電車」の通過時刻が迫っていることから、スルーして先を急ぎます。その「ウルトラ生ジュース」の看板の先で国道から脇道に入り、さらに藪の中の獣道・・・というか、明らかな「鉄ちゃん道」(撮り鉄が歩いたために出来たであろう道筋)を慎重に分け入ると ザクザク…(((o`・ω・)o、そこが目的の撮影ポイントです (゚∀゚)オッ!。駅からの到達時間は40分ほど。ジュースは飲めなかったけれど、「キンメ電車」には間に合いました ε-(´o`;A フゥ。

0019.jpg
やがて木々の合間から
視界が望めるようなところに出ました。
眼下に海、そして線路が見渡せます。
(「゚ー゚)ドレドレ

0020.jpg
撮影ポイントに着いてすぐ通過したのは、
爽やかなターコイズブルーのラインで、
ハイデッカーの大きな窓が特徴の、
特急「スーパービュー踊り子」。
▲伊豆急行 伊豆稲取-今井浜海岸

おお~、絶景かな、絶景かな w(*゚o゚*)wオオー!!。
ここは崖の上から海と線路が一望できる、まさに海沿いをゆく伊豆急らしい画が撮れる好ポイント。しかも今の時間帯(午前中)はちょうどキレイな順光で、冬晴れの青空を映した海の色がとても鮮やかです。・:*:・(´∀`人)スバラスィ・:*:・。木々の合間の狭いスペースから狙うため、キャパはそれほど広く無く、せいぜい5人程度と言ったところですが、すでにいらっしゃった先客はお二方でしたので (*・ω・)ノ゙チワッス♪、私も難なく立ち位置を確保することができました ε-(´∇`*)ホッ。
「キンメ電車」の前に、まずは最初に通過した251系の特急「スーパービュー踊り子」でアングルを調整【◎】]ω・´)パチッ!。とりあえず風景を広く入れた画角にしてみたけれど、もう少し列車を大きく配してもいいかな σ(゚・゚*)ンー…。この「スーパービュー」の15分後にやってくる熱海ゆきの上り普通列車が、お目当ての「キンメ電車」です。列車は遅れること無く、姿を現しました (゚∀゚)キタッ!。

0021.jpg
青く染まった伊豆の海にひときわ映える、
真っ赤な「Izukyu KINME Train」。
白波立つ波打ち際を悠々と走りゆきます。
▲伊豆急行 伊豆稲取-今井浜海岸(後追い)

キンメちゃんが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
青い海、白い波、そして真っ赤な「キンメ電車」。この列車をクリアな海景色で撮ったら、さぞかし映えるだろうと思っていましたが、このビビッドな「キンメ」の強烈なインパクトは私の想像以上のものがありました w(*゚o゚*)wオオー!!。そしてちょうど寄せ波のタイミングと合ったため、白い波しぶきもいい感じです (・∀・)イイネ!。これはキンメ好きの私にとって(?)、大満足の結果が得られました。ホント、お天気に恵まれて良かったなぁ・・・ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで早くも「キンメ電車を海景色で撮りたい」という目的は達成したのですが、せっかくここまで来たのなら、私にはもうひとつ撮っていきたい列車があります。それは国鉄型の185系が使用されている、ノーマルな特急「踊り子」(゚ー゚*)オドリコ。国鉄がJRになって30年、引退が相次いで今やどれもが貴重な存在となりつつある国鉄型車両の残党。「国鉄型は撮れるときに撮っておけ」は、もう国鉄型好きの撮り鉄にとっては金言です (´ω`*)ウム。ちなみに先客でいらっしゃっていたお二方のお目当ては、「キンメ」よりも「イッパーゴー」(185系の踊り子)のほうだそうな (`・∀・´)イッパゴ!。さらに「踊り子」の通過時刻が近づくと数人の同業者も新たに加わり (*・ω・)ノ゙チワッス♪、撮影ポイントはけっこうキャパいっぱいとなりました。やはり国鉄型に対する危機感は、みなさんも高いようです。

0022.jpg
側面に巻かれたグリーンストライプがおなじみの
185系「踊り子」。
1981年に誕生して以来36年間、
伊豆の海辺を毎日走り続けています。
▲伊豆急行 伊豆稲取-今井浜海岸

0023.jpg
短い間に上下の「踊り子」が通過する時間帯、
今度はアングルをタテ位置にして撮ってみました。
(^_[◎]oパチリ
静かなる冬の海に響くのは、
潮騒とMT54モーターが奏でるハーモニー
(なんのこっちゃ)。
▲伊豆急行 伊豆稲取-今井浜海岸(後追い)

イッパーゴーが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
白い車体に緑のストライプが巻かれた185系の特急「踊り子」。真っ赤な「キンメ電車」ほどの強いインパクトは無いけれど、伊豆の海景色にしっくりと収まるベテランの姿は、どこか落ち着いた雰囲気を感じます (´ー`)シミジミ。近い将来に「踊り子」用の車両の置き換えが囁かれているなか(「あずさ」に使われているE257系が、「踊り子」にコンバート?)、伊豆の海辺を走りゆく185系の勇姿はいつまで見られるのでしょう σ(・∀・`)ウーン…。今回のような晴天の海景色という好条件で撮れたのは、いい記録になりました (^_[◎]oパチリ。
下りの「踊り子107号」と上りの「踊り子106号」、わずか10分の間に通過した二本の185系を効率よく抑えて、ここでの撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。まだ残られて撮影を続ける同業者さんに挨拶をして、私はお先に撤収します (=゚ω゚)ノ オサキ!。

0024.jpg
撮影順序は異なりますが、
「キンメ電車」と「踊り子」の間に通過したのは、
横浜と伊豆急下田の間で運行される観光列車の
THE ROYAL EXPRESS(ザ ロイヤルエクスプレス)」。
(☆∀☆)ロイヤル☆
これももともとは「キンメ電車」と同じ
「リゾート21(アルファリゾート21)」からの改造車ですが、
こちらは私の方な平民にはとても手が出ないような
ブルジョワ仕様の超豪華列車となっています。
(運賃と食事付きで、25,000円〜。
当然ながらフリーきっぷでは乗れません(爆))
でも、撮り鉄的な風景映えは、
「キンメ電車」の方に軍配を上げたい。
▲伊豆急行 伊豆稲取-今井浜海岸(後追い)

0026.jpg
来るとき目に留った「ウルトラ生ジュース」、
帰りに立ち寄って飲んでみました。
(* ̄∀)◇ゞゴクゴク
ご当地産の搾りたてミカンにハチミツを加えた、
優しい甘さのオレンジジュースは、
一杯飲んだら三年も長生きできるのだそうな。
( ̄。 ̄)ヘー
実は50年もの長い歴史を持つジュースで
「ウルトラ」は東京五輪の体操競技「ウルトラC」と
ミカンが持つビタミンCをかけたもの(?)らしい。

12時半に通過した「踊り子106号」まで撮ったのち、休憩がてら気になっていた「ウルトラ生ジュース」を一杯いただくと (* ̄∀)◇ゞゴクゴク、時刻は12時50分。この細かい時間刻みが何を意味するのかというと σ(゚・゚*)ンー…、ジュースを飲んだ物販センターの前にはバス停があり、行きがけに時刻を調べてみたところ、一日に数本しか運行されないバスのうちの一本が12時56分にあるのです (゚∀゚)オッ!。これはなかなかグッドなタイミングじゃありませんか ъ( ̄▽ ̄*)ナイス!。んじゃ、これに乗ってみようと考えていたのです。バスの行き先は今井浜海岸駅の先の河津駅ゆき。今井浜海岸の駅近くも通るけれど、私は終点まで行きます (*・o・)ノ Go!。

0027.jpg
「ウルトラ生ジュース」の看板前にある
バス停の時刻表。
本数が少ないなかで12時56分が記されています。
しかも「火・木・土のみ運行」。
今日は土曜日です。
これはウルトラ級にラッキーな運行設定!?
ウルトラ(o ̄∇ ̄o)ラキー♪

0028.jpg
ホントに来るのかな・・・
と、ドキドキして待っていると、
当たり前ですが、ホントにバスはやってきました。
バスキタ━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━ッ!!
ちなみに「ウルトラ生ジュース」の前の停留所名は、
「オレンジヶ丘」。
そしてバスの色もオレンジ色。
伊豆っ子はどんだけミカンが好きなんだ?
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲東海バス オレンジヶ丘

0029.jpg
乗客は私のほかに地元の方と見られる、
おばあさんがおひとりだけ。
二人の客を乗せた路線バスは、
国道から外れて海沿いの旧道をゆっくりと走ります。
緩やかな時間の流れ・・・(´ー`)マターリ。

0030.jpg
オレンジヶ丘から終点の河津駅までは
10分ちょっとで到着 (・ω・)トーチャコ。
往きは今井浜から撮影ポイントまで
歩いて40分でしたから、
やっぱりバスは便利で速いやね。
▲伊豆急行 河津

オレンジヶ丘1256-(東海バス)-河津駅1308

河津は早春に花を咲かせる河津桜や、名瀑の河津七滝(かわづななだる)などが有名な町で訪れる観光客も多く、駅近くの食堂には「伊豆・キンメ」の赤い幟が見られます (゚∀゚)オッ!。時間もちょうどお昼すぎだし、ここらでキンメなんぞを・・・(σ´∀`)σイイネ~♪ と、いきたいところですが ( ̄△ ̄;)エッ…、実は私には伊豆のほうにきたのなら、この機会にもう一カ所、かねてから行ってみたいと思っていた撮影ポイントがあるのです。そこでの撮影を考えると、時間的にここでキンメを食べている余裕は無い・・・(´д`;)アウ…。キンメの幟に後ろ髪を引かれる思いで河津の改札を入場。そして、私がバスを途中の今井浜海岸(駅)で降車せずに河津まで乗ってきたのは、この列車に乗るためでした。

0031.jpg
河津のホームに入ってきた、
特急「踊り子」。
この上りの「踊り子108号」は、
先ほどの撮影ポイント撮った「107号」が
伊豆急下田で折り返してきたものです。
▲伊豆急行 河津

185系の特急「踊り子」(゚∀゚)オッ!。先ほどまでは撮り鉄としてのターゲットだった列車に、今度は乗車する側となります (´▽`*)ワ~イ♪。河津は特急列車の停車駅ですが、今井浜海岸には停まりません。そこで私はバスで河津へと出たのです (´ω`)ナルヘソ。ちなみに私が手にしている「伊豆満喫フリーきっぷ」で特急列車に乗る場合は別途に特急券を買う必要があり、私が下車する駅までの特急料金は400円 σ(゚・゚*)ンー…。ちょっともったいない気もする出費だけれど、次の撮影ポイントでお目当ての列車を撮るには特急を利用しないと間に合わないので、仕方がありません (・∀・`)シャーナイネ。でも考えようによっては、JRよりも安い伊豆急の特急料金で国鉄特急型185系の乗り心地を味わえるのならば、ファンにとってこの出費は安いものかも。

0032.jpg
列車は先ほどの撮影ポイント付近を通過ちう。
「リゾート21」より窓は大きくないけれど、
185系の車窓越しに見る海景色もまた、
味わい深いものがあります。
 (´ー`)シミジミ
水平線の向こうに見える島は伊豆大島。
▲伊豆急行 今井浜海岸-伊豆稲取(車窓から)

0033.jpg
40分ほど185系の乗り心地を味わって、
ふたたび伊東に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!
▲伊東線 伊東

河津1318-(踊り子108号)-伊東1401

河津から東京ゆきの特急「踊り子108号」に乗り、来た道を引き返すようにしてやってきたのは、伊豆急と伊東線の境界駅で、朝に私がフリーきっぷを購入するために下車した伊東 (=゚ω゚)ノ タライマ!。何となく「ふりだしに戻る」的な感じですが、ここからあらためて次の撮影ポイントを目指します。伊東の改札を出て乗り継ぐのは、またも路線バス (゚ー゚*)バス。伊東の駅前を発車したバスは市街地を抜けると、郊外のほうに向かって国道を進みます。スマホで検索したルート案内に従って、バスを伊東商業高校前という停留所で下車し、そこからさらに歩いて15分 ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。私がやってきたのはこんな場所でした。

0034.jpg
伊東の駅前から荻車庫ゆきのバスに乗車。
先ほどのオレンジヶ丘から乗ったのと同じ、
オレンジ色の東海バスです。
▲東海バス 伊東駅

東駅1415-(東海バス)-伊東商業高校前1440

0035.jpg
小室山公園・・・
ここが目的地の撮影ポイント?
σ(゚・゚*)ンー…

0036.jpg
向こうにそびえる小高い山が、
公園名にもなっている小室山です。
( ̄。 ̄)ホゥ
まさか、これからあの山に登るのか!?
( ̄△ ̄;)エッ…

歩く先に見えてきた小室山(こむろやま)は、伊東市郊外の川奈にある、標高321メートルの低山 (・o・*)ホホゥ。実は一年くらい前にテレビで見た某旅番組の伊豆観光でこの小室山が紹介された際、そこからの見晴らし風景を映したカットに、ほんの一瞬ですが伊豆急の電車が走っているところを俯瞰したシーンがあったのです (*゚ロ゚)ハッ!。それを見て以来ずっと気になっていたこの小室山、機会があれば一度は訪れてみたいと思っていました (´ω`)ナルヘソ。
・・・って、いくら321メートル程度の低山とは言え、午後3時のこれから山に登るのか!? Σ(゚□゚*)ナニッ!?。はい、もちろんそのつもりですが、歩いて登山をするのではありません ( ̄△ ̄;)エ?。なんとこの小室山の斜面には「リフト」という嬉しい文明の利器が備わっており、それを使えばあっという間に頂上までいけルンです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。リフトの乗車料金は400円ぽっきり(往復)。さあ、リフトとやらよ、我を天空へといざないたまへ(誰?)ψ(`∇´)ψウケケ。

0037.jpg
これが小室山の頂上へと伸びるリフト。
ちなみに小室山は真冬でも雪は滅多に降らず、
このリフトはスキー場の間合いではなく、
展望の観光用に備えられたものです。

0038.jpg
その頂上からの景色は
伊東市内や相模湾、さらには富士山までが一望!
富士山にはちょいと雲がなびいているけれど、
壮大な眺めじゃありませんか。
w(*゚o゚*)wオオー!

0039.jpg
こちらは南東方向の海側。
海上に伊豆大島が見えます。

ごうんごうんと斜面を上がるリフトに揺られ、数分で頂上に到達、たしかにこりゃ楽チンです (´▽`*)ラクチン♪。これで「登頂達成、ひゃっほー!\(≧▽≦)/」ってやったら、きっと山好きのソネブロ仲間さんからどつかれるに違いない ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。ここはひゃっほーポーズを自粛して、さっそく本来の目的である頂上から伊豆急の線路を探します (「゚ー゚)ドレドレ。
それにしても、今日は空気が澄んでいることもあって、本当に雄大で壮観な眺め 。・:*:・(´∀`人)スバラスィ・:*:・。観光客の姿はまばらだけれど、ここはなかなかいい名所じゃないですか (・∀・)イイネ!。
んで、伊豆急の線路はというと・・・ん~・・・あれ?どこだ? <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ。何となく方向的にコッチだろうという曖昧な感覚で見渡すも、風景があまりにも壮大すぎて、線路の位置がサッパリ分からない (・・?)ハテ?。頂上の公園をうろうろ、おろおろ・・・ウロウロヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノオロオロ。そうこうしているうち、やがて耳に聞こえてきたのは、明らかに列車が走る音・・・(=゚ω゚=;)ンン!?。その音のする方向に目をこらすと、一瞬、風景のなかでキラッと光ったステンレスの銀色電車(たぶん8000系)が確認できました (*゚ロ゚)ハッ!。あっ、いたっ!みつけたっ!! m9 ゚∀゚)っミッケ!。なるほど、伊豆急はあそこを走るのか・・・(・o・*)ナルヘソ。もちろんその電車は撮り逃してしまいましたが、おかげで線路のある位置を把握できたのですから感謝です ъ(゚Д゚)グッジョブ。さっそくカメラを構えます。

0040.jpg
碧き冬の海の向こうに、
遥かなる伊豆諸島の島々が望める、
小室山の眺望。
眼下に目をやると、
西日を受けてキラリと輝く
伊豆急の普通列車が見えました。
▲伊豆急行 富戸-川奈

うわぁ、スゴいなこの情景・・・( ゚д゚)ポカーン。
壮大に広がる青い海、そして西日に照らされて光った伊豆急の電車。これは息をのむような・・・いや、ちょっと言葉を失うくらいの、感動すら覚える眺めです (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。こんなウマい具合に列車へ日が当たるものなのか、車両がステンレスの8000系と言うこともあるけれど、この景色のなかで光った電車の存在感は強烈なものがあります (☆∀☆)キラーン☆。こんなシーンが拝めるとは、ああ、ここまで登ってきてよかったよ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。・・・って、連れてきてくれたのはリフトさんだけれどさ <(_ _*)>アリガ㌧。
そして私がここで狙いたい本命の列車は、やはり国鉄型の185系「踊り子」(゚∀゚*)オオッ!。ステンレスの8000系ほどではないにしても、185系の白い車体ならきっと目立ってくれるハズ (゚ー゚*)ハズ。伊東を15時22分に発車する「踊り子117号」がここを通過するまでは、あと30分です (*゚v゚*)ワクワク♪。
ところが・・・( ̄△ ̄;)エッ…。

0041.jpg
じわじわと線路に忍び寄る影・・・
ヽ(´д`;)アア…

「秋の陽はつるべ落とし」というけれど、さらにそれよりも短い初冬の陽。小室山の南西にそびえる天城連山の山影が徐々に伸びてきて、今にも線路のある位置まで到達しようとしているではありませんか Σ(゚□゚*)ナニッ!?。これはムリか?ムリなのか? (´・m・`;)アワワワ…。ああ、影がこれ以上伸びないよう、時よ止まってくれぇ・・・いや、時が止まったら列車も来ないからダメか (。A。)アヒャ☆。ワケの分からない願いも空しく、通過まであと10分というところで、残念ながら線路は完全に影へと飲み込まれてしまいました チ━━━━(_ _|||)━━━━━ン。そして時刻どおりに現れたのは、山影のなかを走る白い一本の列車・・・。

0042.jpg
線路が山影に包まれてから10分後。
夕暮れ時の伊豆半島を、
「踊り子」が下田に向けて走り去ってゆきました。
▲伊豆急行 富戸-川奈(後追い)

15時半ならばまだ陽が当たるかと思っていたけれど、冬の陽の短さと、天城連山の高さを甘く見ていたようです。しょんぼり (´・ω・`)ショボン。でも「踊り子」は残念だったけれど、その一本前の普通列車は陽が落ちる直前の最高のシチュエーションで撮ることができ、かろうじてこの一枚が残せただけでも、ここまで来た甲斐はあったと満足しています(大満足じゃないけれど)σ(・∀・`)マ、イッカ。それに、日の当たり具合などがある程度は掴めたので、185系はまたの機会にあらためて撮影へ訪れたいと思います (*`・ω・´)-3 リベンジ!。一年でもっとも陽が短い今の時期でこんな感じですから、3月くらいになれば「踊り子117号」にも陽が当たるようになるのかな? σ(゚・゚*)ンー…。ただ、今回のような景色がクリアに見える条件は、そうそう当たらないだろうなぁ・・・。

線路に山影が落ちたので、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。もとは「キンメ電車」を撮ることが目的で伊豆急へ訪れたハズなのに、けっきょく最終的にはいつものような、国鉄型の185系がメインの撮影日となってしまいました(笑)。

0043.jpg
帰りもごうんごうんと、
リフトに揺られて山を下ります。
ゴウン(((*・ω・)))ゴウン
右上には富士山のお姿。

0044.jpg
せっかくなので、
富士山さんも一枚パシャリ。
(^_[◎]oパチリ
やっぱり富士山は美しいですね♪

0045.jpg
帰りは小室山の麓にある川奈から
伊豆急の列車に乗ります。
特急は停まらないけれど、
本来はこの駅が小室山の最寄駅で、
リフト乗り場までは歩いて30分くらい。
(ただし上り坂がキツいですw)。
▲伊豆急行 川奈

0046.jpg
川奈から伊東までの乗車が、
本日のフリーきっぷ最後のお役目。
終点の伊豆急下田までは行かなかったけれど、
今井浜海岸を往復しただけでも
じゅうぶんにモトは取れました。
(伊東~今井浜の普通乗車券は片道1,370円)
(´艸`*)オットク~♪
▲伊豆急行 川奈


海辺を走る「キンメ電車」を撮ろうと、久しぶりに訪れた伊豆急。海の青さが際立つスッキリとした晴天、また小春日和の過ごしやすい陽気にも恵まれ、一日を通して気持ちよく撮り鉄や乗り鉄、さらにはバス旅まで楽しむことが出来ました。道中に飲んだ「ウルトラ生ジュース」も美味しかったです ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。最後の「踊り子」はちょいと残念だったけれど、またのリベンジを誓って、私は伊豆をあとにするのでした カエロ…((((o* ̄-)o。


・・・って、ちょっと待て チョット⊂(*`Д´)⊃マッタ!。
これで終わり?「キンメ電車」を乗ったり撮ったりしておきながら、このままサラッと東京へ帰っちゃうのか?(・ω´・*)ナヌ?。何か忘れてやしないか? 河津で後ろ髪を引いたあの赤い幟を思い出せ!(っ`Д´)っ・:∴ゴルァ!。そう、キンメだよ、伊豆の金目鯛が呼んでいるぢゃないか・・・(*゚ロ゚)ハッ!。
というワケで、私は三たび伊東で下車し、駅近くの海鮮居酒屋へ直行 ε=┌(;゚д゚)┘キンメッ!。大好物であるキンメの煮付けに舌鼓を打つのでした (゚д゚)ウマー!。

0047.jpg
おまちかね!
伊東で食べたキンメの煮付け。
ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
一人前の注文なので
切り身が一切れ程度かと思ったら、
こんなに立派な煮付けが出てきました。
これで1,300円は嬉しすぎる!
キンメ、うめー!
キンメ、やべー!
キンメ、サイコー!
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!

0048.jpg
存分にキンメを堪能し、
ほろ酔い気分で駅に戻ると、
(~▽~*)ウィッ
タイミングよく伊東線から東海道線に直通する
上野東京ライン経由の宇都宮ゆきが
発車を待っていました。
今さらながら、
伊東発の宇都宮ゆきってスゴい距離だなぁ・・・。
(´∀`;)スゴイネ
でも、セコい私は帰りも小田原で東海道線を降り、
小田急線で都内へと帰りますた。
▲伊東線 伊東

川奈1629-(伊豆急5660M)-伊東1639
伊東1744-(東海道1638E)-小田原1835~1842-(小田急急行1304)-新宿2017



ONE-shot 270 冬暁の多摩川

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PICK UP ONE-shot 270 冬暁の多摩川

1217.jpg
冬本番で寒さがとってもキビシい今の時期、
朝はフトンから出たくないですよね。
できることなら、いつまでも寝ていたい。
ネモイ…⊂(-ω-`⊂⌒`つ

 

・・・けれど、
「えいやっ」と気合いを入れて起き上がり、
週末の早朝にカメラバックを携えて私が向かったのは、
日の出前でまだ薄暗い、多摩川の河原。

 
 

寒い、眠い、辛い・・・何コレ、武者修行!?
 

容赦なく吹き付ける川風の冷たさに、
ガタガタと震えながら待っていると、
彡{{{+ω+;}}}彡ヒューヒュー
東の空に太陽が顔を覗かせたのとほぼ同じ時、
川を跨ぐ鉄橋上へ姿を現したのは、
朝日を受けて燦然と輝く国鉄特急色の189系。
「ホリデー快速 富士山」号の回送列車です。
(*゚ロ゚)ハッ!!

 
 

日の出の遅い冬場にだけ見られる、
中央本線・多摩川橋梁での瞬景。
早起きをし、寒さに耐えた者だけが味わえる、
眼福の鉄道情景が、そこにはありました。
。・:*:・(*´∀`*)スバラスィ・:*:・。

 
 

 

ところで、写真をよく見ると・・・
(クリックすると別ウィンドウで拡大表示します)、
ギラリと光った車両の位置の桁下には、
たくさんの黒い人影が確認できるかと思います。
(=゚ω゚=*)ンン!?
これは反対の逆光側から、
同列車をシルエットで狙う同業者(鉄ちゃん)の方々。
私だけじゃなく、みんなが気合いを入れて、
この瞬間の189系を待っていたんですね。
ナカーマ(*・∀・)人(・∀・*)ナカーマ

 

この日は雲に邪魔されず、
いい感じの朝日が拝めたので、
きっとシルエットもキレイに撮れたことでしょう。

 

みなさま、ホントに寒い中お疲れさまでした(笑)
(´w`*)ドツカレサン

 

(たぶん、向こう側から見ると私の存在は、
背景のシルエットと同化してまっ黒く潰れているハズ)

 
 

17.12.17 中央本線 日野-立川

 

 

 
 
 

 
 

そして、
同ポイントからもう一枚・・・
いや、もう一列車 【◎】]ω・)パチッ!。

1216.jpg
中央本線における栄光の列車番号「1M」、
特急「スーパーあずさ1号」。
おなじみのE351系が多摩川を渡り、
一路、信州の松本を目指します。

 

いよいよ次の土曜日(23日)から、
新型のE353系が営業運転を開始するため、
従来のE351系が「1M」として運転されるのは
これが最後の週末となりました。
まだ完全にE351系が撤退するわけではないけれど、
「エースナンバー(1M)」からの降板は、
一抹の寂しさを感じます (´・ω・`)ショボン。
引退へのカウントダウンが始まりましたね・・・

 

(まずは12/23から数本が新型での運行となり、
「スーパーあずさ」全列車の置き換え完了は
来年3月の予定)

 

 

ちなみにこのE351系のカットは
メインでご紹介した189系の
前日(16日土曜日)に撮ったもの。
この日の多摩川は風がなく穏やかな流れでしたが、
189系の通過時には朝日が雲に阻まれてしまって、
撃沈・・・ orz。
けっきょく私は翌日にも早起きをし、
189系を撮りに同地へと出直したのでした。

 

ま、ここは近いからいいんだけどさ (^^;)ゞポリポリ



 

ONE-shot 271 Xmas Express 2017

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PICK UP ONE-shot 271 Xmas Express 2017

1224.jpg
新幹線の窓からこぼれる車内の灯り。
それぞれの席に、
それぞれの人が座り、
それぞれに会いたい人がきっといる。

 

聖夜の輝く街を疾走する新幹線は、
大切な人を送り届ける、
白いサンタクロース。

 

くれぐれも安全にお願いします・・・。
 
 

17.12.18 東海道新幹線 東京-品川

 
 

 

90年代に流れていた
JR東海「クリスマス エクスプレス」のテレビCM。
もしも、あのステキなCMが今でもあったなら・・・
と、勝手にイメージして、私が毎年この時期に撮影している
「Xmas Express」のONE-shot。
(あくまで自己満足の世界ね)
(^_[◎]oパチリ

 

今年はこのテーマに取り組んだ初期のころと、
近い場所からの似たような撮り方で、
言わば原点回帰みたいなところでしょうか
(単にネタが尽きただけ? ^^;)。

 

ただ、以前は開放されていた
商業施設の屋上テラスが夜間閉鎖となったため、
今回は路面からの撮影です。
通ったことがある方ならお分かりかと思いますが、
この有楽町駅前の細い道路は
常にクルマが走ったり停車したりしていて
(とくに客待ち、客おろしのタクシー)、
思ったよりも撮影は難航。
クルマが途切れたときに新幹線が通過するという、
そのチャンスをひたすらに待ち続けました

 

なんとか一枚、
クルマに遮られず撮れて良かった・・・
ε-(´∀`;)ホッ

 
 

 

ころで東海道新幹線と言えば先日、
台車に大きな損傷(亀裂)を抱えたままで走行するという
極めて危険な事態(重大インシデント)が発生。
新幹線を被写体とした今回の「ONE-shot」も、
なんとなく気持ちが引っ掛かるなかでの
撮影となりました

 

幹線をはじめとした公共交通機関には、
当然のことながら、
なによりも安全運行を第一に優先して
お客さんを、
そして夢を運んで欲しいと願っています。

 

 

 
 
 

 
 


1223.jpg
こちらは
アングルを探していてたまたま(?)撮れた、
スペシャルコラボ。
(゚∀゚)オッ!
検測車(ドクターイエロー)だと
クリスマスエクスプレスってイメージではないけれど、
私にとっては嬉しいクリスマスプレゼントになりました。
ヽ(´▽`)ノワーイ♪

 

 

今年は日の巡りで、
天皇誕生日の祝日と土曜日が重なってしまい、
三連休にならないのがちょっと残念な週末。
盛り上がりのピークは日曜のイブかな?

 

どうぞみなさま、
楽しくてステキなクリスマスをお過ごしください。
Happy Christmas ☆彡

 

 

八高線・・・キハ110「キハ38復刻色」 撮影記

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0000.jpg
2017.12.23 八高線
今さらながら・・・(^^;)ゞ
キハ110「キハ38復刻色」 撮影
 

いよいよ暮れも押し詰まってきたこの時期(押し迫るがさらに佳境となると、押し詰まるって言うらしい (´ε`)フーン)、年内にメドをつけなきゃならない仕事や大掃除、年賀状書き、忘年会、クリスマス会、さらにはお誕生日会(誰の?)・・・と、私もそれなりにバタバタと慌ただしい日々を送っております(まあ、よーするに飲み会続き)アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。なかなか撮り鉄や乗り鉄などの鉄道趣味を楽しむ余裕の無いところですが、それでも週末の天気が「晴れ」の予報だと、やはり撮り鉄に出かけたくてウズウズしてしまいます ((o(・∀・`)o))ウズウズ。
クリスマスを控えた週末の土曜日(23日・天皇誕生日の祝日)、関東地方の天気予報は晴れ (゚∀゚)オッ!。実はこの日も私は千葉のほうで夕方から用事が入っており、一日がかりとなるような撮り鉄はできないのですが、朝から昼過ぎまでの半日くらいならば時間が作れそう σ(゚・゚*)ンー…。
そこで今回は、関東の近県で以前から気になる存在だったものの、撮影機会がなくてずっと撮れないでいた、「とある列車」を狙いに行ってみました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


12月23日(土・祝)

0001.jpg
夜明け前の東京・八王子、
ホームに停まっていた209系は
八高線と川越線を直通する、
川越ゆきの普通列車。
同線の電車はボタンを押してドアを開ける、
半自動構造になっています。
(*・∀・)σ ポチットナ
▲中央本線 八王子

中央線の沿線に住む私が八王子で乗り継いだ八高線(はちこうせん)は、東京の八王子から、拝島(はいじま)、高麗川(こまがわ)、小川町、寄居(よりい)、児玉(こだま)、群馬藤岡、倉賀野(くらがの)などの各駅を経て埼玉県を北上し、群馬県の高崎までを結ぶ、東京近郊区間に属するローカル線(正式な路線区間は八王子から、高崎のひとつ手前にある倉賀野までの92.0キロ)(・o・*)ホホゥ。途中の高麗川を境にして南部の電化区間(八王子~高麗川)と北部の非電化区間(高麗川~倉賀野)に分けられるのが同線の特徴で、前者(南部)は205系や209系などの直流電車を使用して川越線との直通運転を行なっており(八王子~高麗川~川越)、後者(北部)はキハ110系のディーゼルカー(気動車)で運行されています ( ̄。 ̄)ヘー。

0002.jpg
電化と非電化の区間が混在する八高線。
途中の高麗川で電車の209系から、
ディーゼルカーのキハ110へ乗り換えです。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲八高線 高麗川

そんな八王子と高崎を結ぶことに線名が由来する八高線は、今年で全線開通(全通)から83周年 (*゚▽゚)/゚・:*【祝 83周年】*:・゚\(゚▽゚*)。ん?83? ( ̄△ ̄;)エ?。記念の年にしちゃ、なんだか中途ハンパな数字ぢゃないかって? σ(゚・゚*)ンー…。そう、今年で全通83周年ということは、いまから三年前の2014年に同線は全通80周年の節目を迎えており、DD51形ディーゼル機関車が12系客車を牽いた「八高線80周年記念号」が運転されたり、電化区間で運行に就く205系に特別なヘッドマークが掲げられたりして、記念の年をお祝いしました ヽ(〃'▽'〃)ノオメデ㌧♪。私も当時の「記念号」を撮影しに訪れて、その様子を拙ブログにてご紹介しています (^_[◎]oパチリ。

0003.jpg
八高線の入間川を渡る「八高線80周年記念号」。
12系客車の前後を二機のDD51で挟んだ、
プッシュプルスタイルで運転されました。
▲14.10.18 八高線 金子-東飯能

実はその80周年記念の際、ディーゼルカーが使用されている北部の非電化区間のほうでは、かつて同線で使われていたキハ38という古い車両の懐かしい色が現行車両のキハ110に再現され、三年が経った現在でもその特別色(記念色)のままで運行されています (・o・*)ホホゥ。イロモノ好きな私としては、できればその記念色のキハを記録に残したいところ (*゚∀゚)=3ハァハァ!。しかし何度か機会を伺うも、なかなか車両運用と私の訪れるタイミングが合わず、いまだ一度も撮影することができていませんでした "o(-ω-;*)ウゥム…(記念色の個別運用は、とくに公開されていない)。実をいうと先月(11月)にブログ仲間さんを訪ねて八高線沿線の小川町へ行ったときも、私の真の目的はこの記念色のキハを紅葉風景で撮ることだったのですが、残念ながらその日も記念色は運用に就いていなかったのです (・ε・`)チェ (おかげでゆっくりと利き酒ができたけれど(笑))。

0004.jpg
小川町付近で八高線とクロスするのは
都心の池袋と埼玉の寄居を結ぶ、
私鉄の東武東上線。
このあたりでようやく明るくなってきました。
予報どおり、いいお天気のようです。
▲八高線 明覚-小川町(車窓から)

0006.jpg
八王子から二本の列車を乗り継いで約二時間
(そのうち高麗川での接続待ち時間が30分)、
私が下車したのは松久。
(・ω・)トーチャコ
▲八高線 松久

八王子0517-(八高565E)-高麗川0556~0633-(225D)-松久0724

・・・と言ったワケで、今回の私が八高線を訪れたのは、その記念色のキハ110がお目当て (´ω`)ナルヘソ。この日も記念色の運用は掴めず、走っているかどうか分からないままに来てしまいましたが、とりあえず今年最後の“鉄運試し”と言ったところでしょうか 八(゚- ゚)オネガイ。
そして、空気がクリアな冬晴れの日に八高線を撮るなら、ちょっと行ってみたかった撮影ポイントがあります σ(゚・゚*)ンー…。私が列車を降りたのは、埼玉県北部の群馬県境に近いところに位置する、松久(まつひさ)という無人の小駅。北関東特有の赤城おろし(寒風)に吹かれながら線路に沿った道を歩み進めると テクテク…ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘、その先のほうに天候条件が良ければ、とある山が見えるハズ (゚ー゚*)ハズ。あくまでも条件が良ければ (゚ー゚*)レバ。

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北の方へ伸びるまっすぐな線路と、
それに沿った道。
そのずっと先の方には・・・「(@_@;)ンン?

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山のようなものが見える (゚∀゚*)オオッ!!。

肉眼で見るとスゴく遠くに小さく見えるのは 「(@_@;)ンン?、裾野が広くて特徴的な形をした雄大な山。これは群馬と長野の県境にある標高2,568mの浅間山(あさまやま)で、松久駅のある美里町から浅間山までは直線距離にして60~70キロも離れていますが、乾燥した冬の晴天日にはその山容をキレイに拝むことができるのです (゚∀゚*)オオッ!。この場所が今回の八高線を撮るのに、私が選んだ撮影ポイント (σ´∀`)σイイネ♪。
ちなみに、すぐ近くを走る八高線と遠くのほうの浅間山、一見すると組み合わせて画にするのは難しいように思えますが σ(゚・゚*)ンー…、望遠レンズを使うと圧縮効果で、意外とウマくフレームに収まります (・o・*)ホホゥ。でも問題は、山にちょっと雲が沸いているんだよなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。

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低い冬の朝日に照らされて、
高崎ゆきの下り列車がやってきました。
▲八高線 松久-児玉

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素早く振り返って同列車を後追い。
【◎】]ω・´)パチッ!
高崎へ向けて北上するキハ110の先には
冠雪した浅間山がそびえます。
▲八高線 児玉-松久(後追い)

最初に通過した高崎ゆきの下り列車はお目当ての記念色ではなく、前面の扉(貫通扉)が緑色に塗られたノーマル(標準色)なキハ110でしたが、朝日が車体をキレイに照らしてくれて、なかなかいい感じ。光線状態は良好です (・∀・)イイネ。
望遠レンズで圧縮したことにより、浅間山の存在感も肉眼で見るよりもグッと強くなりました・・・が、いかんせん山頂付近に雲がまとわりついていて、山容がスッキリとしません (´д`;)アウ…。う~ん、この感じだと今日の浅間山はイマイチかな・・・(・ε・`)チェ。なんとか雲が流れてくれることを願いつつ、30分後に通過する次の下り列車(朝の通学時間帯のため、高崎方面への下り列車が続きます)も、引き続きこの付近で狙います。すると、ここで現れたのが・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

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逆光でちょっと分かりづらいけれど、
先ほどとは違う色の列車が見えてきました。
(*゚ロ゚)ハッ!!
▲八高線 松久-児玉

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冬晴れのもと、
線路端の枯れ草をかすめて走り去っていったのは、
赤い帯でキリッとした印象のキハ110。
▲八高線 児玉-松久(後追い)

記念色、キタ━━━━━ヽ(゚∀゚*)ノ━━━━━ッ!!
貫通扉が緑の標準色とは明らかに異なる、白地に赤い帯が巻かれたキハ110。そう、これこそが私の待ち望んでいた記念色こと、八高線全通80周年記念でキハ38の色を復刻(再現)した編成です。今日は走ってきてくれました~ ヽ(´▽`)ノワーイ♪。
キハ38が八高線で使われていた時代を知る私、この復刻色は懐かしい・・・(ノ∀`)ナツカシス… と、言いたいところですが、実は正直なところ個人的に八高線時代のキハ38は印象が薄く、この記念色もそういえばこんな色があったっけな・・・σ(゚・゚*)ンー… といった程度の記憶。ちなみに私が撮った八高線のキハ38は、同線を乗り潰す際に駅で乗車列車をパチッと記録した一枚だけしか残っていません (^_[◎]oパチリ(その後に転属した久留里線では、沿線でも何度か撮影しているけれど)。キハ38は八高線で使われていた時期がそれほど長くなかったので(投入から区間電化までの10年間程度)、おそらく私だけではなく、沿線の方もそれほど印象深く無いんじゃないでしょうか(たぶんキハ35に塗られていたタラコ色(首都圏色)のほうが、一般的に懐かしく感じるのでは)。でもこの白地に赤帯というキハ38の色は、唯一と言っていい八高線ならではのオリジナルカラーであり(タラコ色はひと昔前のローカル線で共通の色)、その点で今回の記念色に選ばれたのだと思います (´ω`)ナルヘソ。

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今回の記念色のネタ元となった
オリジナルカラーのキハ38。
キハ38は国鉄時代末期の1986年に
全7両が国鉄の工場で製造。
1996年の八高線南部の電化に伴って
千葉の久留里線へと転属したのち、
2012年にE130系へ置き換えられてJRから引退。
現在は岡山の水島臨海鉄道へ譲渡された一両のみが、
運行を続けています。
この写真は私が八高線を乗り潰したときのもので、
当時の同線はまだ全線が非電化でした。
▲86.9 中央本線(八高線ホーム) 八王子

そんな印象が薄いキハ38の復刻色を、なぜ私は運用を模索してまで撮りたかったのか σ(・∀・*)トリタイ。それはこの色を再現したキハ110が、懐かしいというイメージよりも、むしろ新鮮に見えてカッコイイと思ったから。窓枠が黒で腰部に赤い帯を巻いたキハ110は精悍なイメージで、なかなか似合っているじゃないですか。個人的には現行色よりもコッチのほうが好み 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ウマく運用に就いてくれて、やっと捉えることができたお目当ての記念色。鉄運には恵まれました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪・・・が、しかし背景の浅間山の方は先ほどよりもさらに雲が沸いてしまい、なんともしょっぱい結果に ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。もう、こうなったら浅間山バックは諦めて、記念色が高崎から折り返してくる上り列車は、別のところで列車を主体にして撮る方がいいかと考え、私は撮影ポイントを変えることにしました (・ε・`)シャーナイネ。

ところが・・・( ̄△ ̄;)エ?

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来た道を戻って駅に向かいます。
浅間山バックはまたの機会に再訪しよう。
・・・って、あれ? (゚ー゚?)オヨ?
さっきよりも山が見えてきたような希ガス・・・

列車に乗って移動しようと駅近くまで戻ってきて、ふと山の方を振り返ると (ω・`)彡クルッ、浅間山の山容が何となく先ほどよりもスッキリと見えてきたように思います。木の精・・・いや、気のせいか? σ(゚・゚*)ンー…。バックから出したカメラに望遠レンズを装着して覗くと【◎】]ω・)ドレドレ、雲が完全に取れたわけではないけれど、浅間山は山頂まで見えているじゃありませんか!エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。
記念色が戻ってくるまではあと一時間半、その間に雲の状況は変わるかもしれないけれど、私は山バックが撮れることを期待して、移動せずに留まることを決めました m9(`・ω・´)ケテイ!。はたしてその判断は吉と出るか、凶と出るか・・・八(゚- ゚)オネガイ!。

冷たい赤城おろしに吹かれて震えながら待つことしばし 彡{{{+ω+;}}}彡ヒューヒュー、やがて高崎から折り返してきた記念色が、浅間山を望む直線上にふたたび姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ。

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復刻色ふたたび!(☆∀☆)キラーン☆
ヘッドライトの光がレールに輝きます。
▲八高線 児玉-松久

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名峰・浅間山を背にして、
上武路を力強く突き進む、
八高線のキハ110。
80周年記念のプレミアムな編成は、
赤い帯が誇らしげに感じます。
▲八高線 児玉-松久

浅間山バックで、記念キハが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
山がクッキリ!・・・と、まではいかなくて、山容はうっすらとしているし、山の上空には雲が停滞していて雲影を山肌に落としているけれど、どうにか山頂まで姿を見せた状態を保ってくれた浅間山 (゚∀゚*)オオッ!(ちなみに頂が雲に隠されているのではなく、浅間山のてっぺんは広くて平たい形をしています。よく見ると、ちゃんと山頂まで写っているのよ)。それを背景にしてお目当ての記念色を順光で撮ることができたのは、じゅうぶんに満足のいく結果です (*`д´)=b OK牧場!。ああ、別の場所へ移動せずに、ここで粘ってヨカッタよ・・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。
記念色のキハ110、あらためてみても、やはりキハ38の面影や懐かしさはあまり感じられず、ふつうにキハ110のバリエーションのひとつとして、この色は同系にマッチしていると思います (・∀・)イイネ!。個人的に好みのカラーリングだったにもかかわらず、80周年の記念イヤーから三年も経ってようやく記録を残すことができました。八高線全通83周年、おめでとー ヽ(〃'▽'〃)ノオメデ㌧♪(なんのこっちゃ)。

これで、浅間山バックの記念色撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

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松久は無人駅ですが
ログハウス風の立派な駅舎です。
(゚ー゚*)リッパ

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・・・と思ったら (=゚ω゚=;)ンン!?、
上写真の建物は美里町の情報館で、
松久のホントの駅舎(待合室)は、
情報館のウラに設置されていますた。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
実はこのJRが建てた駅舎(2002年に改築)は
地元の住民や利用者から
「まるで公衆トイレのようだ」との批判が多かったため、
それを隠すような形で町営の情報館が
目の前に立てられたのだとか・・・。
(´∀`;)シビア…
▲八高線 松久

0021.jpg
ちなみに松久の駅前にある周辺地域の案内板には、
かつて八高線の丹荘(たんしょう)から分岐していた
上武鉄道の記載が今でも残されていました。
(゚o゚*)オッ!
同鉄道は丹荘と西武化学前の6.1キロを結んでいた地方私鉄で、
1973年に旅客営業を廃止して貨物専用線となったのち、
1986年に全線が廃止。

0022.jpg
上りの高麗川ゆきに乗って松久をあとにします。
ホームに入ってきたキハは、もちろん標準色。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲八高線 松久

0023.jpg
帰るついでにちょっと、
松久からふた駅目の「寄居」に「寄り」道。
(´д`)クダラネ
▲八高線 寄居

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寄居は乗ってきたJR八高線のほか、
東武東上線と秩父鉄道が乗り入れる鉄道の要衝。
拙ブログでも東上線秩父鉄道を撮影に訪れた際、
何度か登場している駅です。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲八高線 寄居

松久1145-(八高232D)-寄居1154

0025.jpg
そんな寄居での目的は
名物の「タレカツ丼」を食べること
(゚¬゚)ジュルリ
・・・だったのですが、
お目当ての店はお休みですた orz。

さて、先述したように、この日は鉄とは別件の所用で夕方までに千葉へ行かなくてはならない私 バーチー…((((o* ̄-)o 。でもまだちょっとだけ時間に余裕があったので、途中の寄居で下車して名物の「タレカツ丼」を食べていこうと楽しみにしていたのですが、残念ながらこの日の名店はお休み (´д`;)アウ…。日曜が定休日で土曜は開いていると思ったけれど、今日は天皇誕生日の祝日でしたね・・・( ̄△ ̄;)アッ…。仕方なくコンビニで総菜パンを買い(祝日で他の目ぼしいお店もやっていなかった)、近くを流れる荒川のほとりまで行ってランチとしました ( ̄~ ̄ )モグモグ。

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荒川の流れを眺めながら
ツナコーンのパンをかじっていると、
高麗川から折り返してきた記念色が
高崎へ向けて鉄橋を渡ってゆきました。
(^_[◎]oパチリ
カツ丼が食べられなかったことで
撮影できた一枚ですね(笑)
▲八高線 折原-寄居

限られた時間で撮影に訪れた八高線。念願だった記念色のキハ110を浅間山バックで撮れたことは個人的に大きな収穫でしたし、東京の近郊にありながら非電化でディーゼルカーが走る同線では、手軽に旅気分を味わえたように思います (´ー`)マターリ。年末の慌ただしいなかではありましたが、鉄分補給に気分が癒された、冬の一日でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0028.jpg
本来、寄居からは東上線に乗る方が
千葉の方には早く到達できるのですが、
青春18きっぷ」を使っている今回は
なるべくJRの路線を使って移動します。
ふたたび八高線のキハに乗り・・・
(´▽`*)キハキハ~♪
▲八高線 寄居

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高麗川で川越線(右)に乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
さらに埼京線、武蔵野線を経由して、
私は千葉に向かいました。
▲八高線 高麗川

寄居1258-(八高234D)-高麗川1341~1356-(川越1372H)-川越1417~1430-(埼京1490F)-武蔵浦和1501~1512-(武蔵野1453E)-新松戸1543~1547-(常磐緩行1443E)-柏1555




おそらく今回が拙ブログでお届けできる
今年最後の記事になると思われます。
ラストはボリューミーなタレカツ丼の飯テロで
ガツンと締めたいところでしたが、
それができなかったのは残念(笑)。

鉄道に偏った内容の拙いブログですが、
よろしければ来年もお付き合いいただけたらと思います。

では、みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。
(=゚∇゚)ノ ヨイオトシォ☆

来年は戌年(いぬどし)ですな! ( ̄ー ̄)ニヤリ
Uo・ェ・oU ワンワン!

ONE-shot 272 謹賀新年

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PICK UP ONE-shot 272 謹賀新年

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新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
 
平成三十年元旦
 
 
 
 

 
 
今年一発目の「お年始ONE-shot」は、
私が育った街(千葉の柏)を長年にわたって走り続け、
個人的にもっとも愛着のある電車といっても過言ではない、
東京メトロ千代田線の名車、6000系。
このくらいの角度から眺める同系は、
「くの字」に折れ曲がった特徴的な前面スタイルが強調され、
いちばんカッコよく見えるように思います。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
 
残念ながら近いうちに全車の引退が決定的な6000系
(現在も残っている同系は三編成。
東京メトロの計画だと
2017年度内に置き換え完了と発表されていたので、
6000系の活躍も今年の3月までか?)。
 
引退が迫っている車両の写真など、
もしかしたら新年の一発目でご紹介するのに
ふさわしくないのかもしれませんが
σ(゚・゚*)ンー…、
この写真を撮ったときはまだ
新車(16000系)への置き換えが発表される前で、
沿線に同系を狙うお仲間(撮り鉄)は少なく、
私自身も何の緊張感を持たず自然に撮れた一枚でした。
(^_[◎]oパチリ
これぞ私が子供のころから線路端で目にしていた、
日常の6000系の姿だと感じています
(私が子供の頃とはコーポレートマークが違うけどねw)。
 
 
ホントに好きな車両や路線は
引退や廃止云々だから撮る、乗るのではなく、
やはり常日頃からの記録が大事なのであり、
今年は少しでもそのような余裕のある心構えを持って、
鉄道趣味に向き合えたらと思っています。
そんな抱負の意味を込めて、
年始の一枚にはこのカットを選んでみました
 
 
08.3.22 常磐線 北柏-柏
 
 

 
 

な~んて言っておきながら、
実際にはまた引退間際に焦って、
あちこち駆けずり回ることになるんだろうなぁ・・・
(^^;)ゞポリポリ
 
拙い記事のブログですが、
どうぞ、よろしくお付き合いくださいませ。
(=゚∇゚)ノ ヨロシコ♪
 

鹿島線・・・TRAIN SUITE 四季島 撮影記

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2018.01.01 鹿島線
新年の撮り初めは超豪華列車
「TRAIN SUITE 四季島」 撮影
 

年末年始の私は一週間ほど(12/27~1/3)の休暇(冬休み)が取れました (´▽`*)オヤスミ~♪。
といっても、年越しで何かと慌ただしく、かつ物入りの時期であり、連休をまるまる使って遠征の長旅に出るといった贅沢な過ごし方はできず σ(・∀・`)ウーン…、今年の冬休みはおなじみの「青春18きっぷ*」を使い、気になる鉄ネタを求めてちょこちょこと(?)お出かけしてきた程度 ...(((o*・ω・)o。それでも私的には乗り鉄、撮り鉄ともに楽しむことができ、充実した冬休みとなりました (*⌒∇⌒*)タノシカッタ♪。
そんな休み中にお出かけした撮影記、年末の分もいくつかあるのですが、今回はまず新年一発目となる「撮り鉄初め」の撮影記からお伝えしたいと思います。

(*拙ブログでおなじみの「青春18きっぷ」は、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる、期間限定のフリーきっぷ。一枚の値段は11,850円で、5回まで有効。つまり、一回(一日)分は2,370円という、乗り鉄に嬉しいオトクなきっぷです (´艸`*)オットク~♪)


撮り鉄にとって新春恒例の鉄ネタというと、初詣の参拝に訪れる人たちを輸送する臨時列車、いわゆる「初詣臨」(゚ー゚*)リン。関東近郊だと、千葉の成田(成田山新勝寺)へ向かう「成田臨」や、神奈川の鎌倉(鶴岡八幡宮)へ向かう「鎌倉臨」、また最近は設定が少なくなってしまいましたが、東京の高尾(高尾山)へ向かう「高尾臨」などが有名なところ ( ̄。 ̄)ヘー。私も過去に何度か撮影へ訪れて (^_[◎]oパチリ、拙ブログでその様子をご紹介してきました \_ヘヘ(∀`*)カタカタ。「初詣」の絵幕を掲げた国鉄特急色の189(183)系など、カッコよかったなぁ・・・(´ー`)シミジミ。しかし近年は、個人的にお目当てだった189系の登板機会が少なくなったことで(今年の同系は元旦の「犬吠初日の出」号くらいかな?)、私が「初詣臨」の撮影に訪れることも年々減りつつあります σ(・ω・`)ウーン…。
ところが今年はその「初詣臨」に、今までとはまったく違った方向性の“すぺしゃる”で“ぷれみあむ”な列車が設定されました (・o・*)ホホゥ。はたしてこれを「初詣臨」などと呼んでいいのかどうかは意見が分かれ、異議を唱える方も多いところだと思いますが エエ━━(*´・д・)━━━?、年またぎの大晦日から元日にかけて臨時運行され、途中で初日の出を見たり、神社へ初詣参拝に訪れたりすることが行程に組まれたツアー列車ですから、まあ一種の「初詣臨」のようなものでしょう(←けっこうテキトー (´σД`)インジャネ?)。
そんな「スペシャルでプレミアムな初詣臨」は、新たな年の撮り初めにふさわしい鉄ネタじゃありませんか (☆∀☆)キラーン☆。しかも当列車が元日に運行されるのは、ちょうど私が実家に帰省している千葉のほうで、個人的に撮影へも行きやすい (゚∀゚*)オオッ!。元日早々ではありますが、私は家族に夕方の新年会には間に合うよう帰宅することで許しをもらい、「スペシャルでプレミアムな初詣臨」の撮影へと向かうことにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
はたして例年とは一味も二味も違う、「スペシャルでプレミアムな初詣臨」(←もういい)とは、いったいどんな列車なのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。


1月1日(月・祝)

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元日の朝 (=゚ω゚)ノ アケオメ!、
今年の「乗り初め」となったのは、
常磐線(緩行線)に直通してきた、
東京メトロ千代田線の16000系。
下り列車の我孫子ゆきです。
▲常磐線 南柏

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タイミングよく常磐線の車窓から、
初日の出を拝むことができました。
(゚∀゚)オッ!
ところでホントにたまたまなのですが、
この通過地点は今年の「お年始ONE-shot」でご紹介の
千代田線の6000系を撮影した場所です。
▲常磐線 柏-北柏(車窓から)

前日の大晦日から帰省していた私。今回は実家の最寄駅である常磐線の南柏(みなみかしわ)からスタートです。
元日早朝の我孫子(あびこ)ゆき下り列車はガラガラで、乗車した先頭車両は私ひとりの貸し切り状態 (・ω・)ポツン…。そんな車内に差し込んできたのは、眩しい朝日の光 (つ▽≦*)マブシッ!。走る列車の車窓から初日の出が眺められるなんて、鉄としてサイコーの気分です (゚∀゚*)オオッ!。とりあえず鉄運の上昇でも拝んでおきましょうかね (-人-*)ムニャムニャ。この日の関東はおおむね晴天に恵まれたようで、各地でもキレイな初日の出が見られたことと思います (´▽`*)イイテンキ♪。

0003.jpg
我孫子で成田線に乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両は常磐快速線との共通運用で
オールロングシート仕様のE231系です。
ちなみにまだ開店時間前ですが、
左にチラリと写る弥生軒さんは
ボリューミーな「から揚げ蕎麦」で有名な、
ホーム上の駅そば屋。
▲常磐線 我孫子

我孫子で常磐線から乗り換えたのは、成田線(我孫子支線)の成田ゆき ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。こちらの列車は早朝にもかかわらず、成田山の初詣に向かうと思われる方々が、けっこう乗車していました。
私が過去に何度か成田への「初詣臨」(成田臨)を沿線で撮影している成田線の我孫子支線(成田~我孫子)。では今年の「プレミアムな初詣臨(?)」もこのあたりの沿線で狙うのかというと、そうではありません σ(゚・゚*)ンー…。件の列車は成田が目的地(行き先)ではなく、成田線の我孫子支線を通らないため、今回は私も成田で列車を乗り継いで、もっと先の方へと進みます …((((o* ̄-)o 。

0004.jpg
成田では成田線(本線)の銚子ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
その209系(左)の脇を
成田空港からの特急「成田エクスプレス」が
通過してゆきました。
▲成田線 成田

成田は成田線の本線(佐倉~成田~松岸)と、私が乗ってきた我孫子支線、さらには空港支線(成田~成田空港)、その三線が集まる成田線のジャンクション。ここで乗り継いだのは、本線の銚子ゆき下り普通列車です ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。両端の先頭車がセミクロス構造の房総各線用209系(2000・2100番台)、車内は適度に空いていて今年の初ボックスをゲット。やはりボックスシート(クロスシート)に座って車窓を眺めると、たとえ関東近郊の列車でもグッと旅情が高まります (σ´∀`)σイイネ~♪。2018年の初鉄旅♪

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本線の下りに乗って成田を発車すると
すぐに我孫子支線が左手のほうへ分岐します。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
▲成田線 成田-久住(車窓から)

0006.jpg
そして成田から30分ほどの佐原で、
さらに鹿島線へ乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
0番線が鹿島線ホームです。
▲成田線 佐原

0007.jpg
佐原は江戸時代に
利根川舟運の中継地として栄えた町で、
現在でも街なかを流れる小野川沿いを中心に
情緒あふれる古い町なみが残されており、
駅舎もそのイメージに合わせた造りとなっています。
(≧∇≦)シブイッ!
▲成田線 佐原

銚子ゆきの成田線を途中の佐原(さわら)で降り、慌ただしくもここでさらにもう一本、列車を乗り換えます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。接続したのは、鹿島線の鹿島神宮ゆき下り普通列車。そしてこの鹿島線が、今回の「プレミアムな初詣臨(?)」を撮るために訪れた、私の目的路線です (・o・*)ホホゥ。車内には沿線の香取神宮や鹿島神宮へ参拝に行かれると思われる方々に混じって、カメラバックや三脚を携えた同業者(鉄ちゃん)の姿もちらほらと目に付きます ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。

0008.jpg
佐原を発車した下り列車は
舟巡り観光で知られる小野川を渡ります。
舟に花嫁さんを乗せた、
嫁入り舟が有名ですよね。
▲成田線 佐原-香取(車窓から)

0009.jpg
列車は佐原が始発駅でしたが、
成田線と鹿島線の分岐駅は次の香取で、
ここが鹿島線の正式な起点です。
( ̄。 ̄)ヘー
鹿島線の次駅は十二橋。
▲成田線 香取(車窓から)

鹿島線(かしません)は、佐原の次駅の香取(かとり)で成田線と分岐し、十二橋(じゅうにきょう)、潮来(いたこ)、延方(のぶかた)、鹿島神宮の各駅を経て、茨城県鹿嶋市の鹿島サッカースタジアム(駅)に至る、全6駅、17.4キロのローカル線(地方交通線)(・o・*)ホホゥ。
同線の正式な起点は香取ですが、列車は成田線に一駅乗り入れて佐原を始発駅としていること、また逆に正式な終点は鹿島サッカースタジアムとなっているものの、通常時の鹿島線の列車はすべてが鹿島神宮止まりとなっており、鹿島神宮~鹿島サッカースタジアムの一駅間は鹿島神宮で接続する第三セクター路線の鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線(水戸~鹿島サッカースタジアム)の列車によって運行されているという、ちょっと変わった形態の路線です(ただし鹿島サッカースタジアムはサッカー開催時のみ利用が可能な臨時扱いの駅で、平常時は大洗鹿島線の列車が通過)。
もともと同線は鹿島臨海工業地帯の開発や発展に寄与することを主な目的として建設された路線ですが(そのため、一日に数往復の貨物列車が運行)、沿線には水郷のあやめ祭りで有名な潮来、香取神宮や鹿島神宮といった由緒ある大神社、さらにはカシマサッカースタジアムなどがあり、観光客や参拝客、そしてサッカー観戦目的の利用者も多くみられます ( ̄。 ̄)ヘー。

0010.jpg
香取を出て成田線と分岐すると、
鹿島線の列車が渡るのは
「坂東太郎*(ばんどうたろう)」の
異名を持つ大河、利根川。
σ(゚ー゚*)バンドー?
(*関東(坂東)でいちばん大きい、
長男的(太郎)な川の意味)
▲鹿島線 香取-十二橋(車窓から)

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続いて渡るのは、
利根川の流れの変化によって
湿地帯に残された与田浦。
▲鹿島線 香取-十二橋(車窓から)

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さらに霞ヶ浦から利根川に注ぐ
常陸利根川を渡ると
千葉県から茨城県へ入ります。
(゚ー゚*)イバラキ
▲鹿島線 十二橋-潮来(車窓から)

そんな鹿島線は上写真の車窓風景を見ても分かるように、利根川や霞ヶ浦、北浦など、川や浦(湖)に囲まれた水域が多く、軟弱な地盤のいわゆる水郷地帯に線路が敷かれているため、全線のほとんどが高架となっており、川や湖に架けられた橋も長大で立派な造りとなっているのが特徴 (゚ー゚*)リッパ。そのなかでも終点に近い延方と鹿島神宮の間にある、北浦に架けられた北浦橋梁(鉄橋)は1,236メートルもの長さを誇るガーター橋で、鹿島線のハイライト的な景色となっています (゚∀゚*)オオッ!。

0013.jpg
そして列車は長大なガーダー橋の
北浦橋梁を通過。
並行する道路橋を見ても
その長さがお分かりいただけるかと思います。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!
▲鹿島線 延方-鹿島神宮(車窓から)

この北浦橋梁こそが「プレミアムな初詣臨(?)」を撮るのに、私がぜひとも訪れたいと思っていた鹿島線の撮影ポイント (・∀・)イイネ!。長大な鉄橋なので、そのどちら側のたもとから撮影するかで下車駅は変わるのですが、オーソドックスにお目当ての列車(下り)を進行方向から狙おうと考えている私は、北浦の東岸に位置する鹿島神宮の駅で下車しました (・ω・)トーチャコ。

0014.jpg
全線が20キロに満たない、短い鹿島線。
佐原から20分程度で鹿島神宮に到着です。
(・ω・)トーチャコ
ちなみに本文でも述べましたが、
鹿島線の正式な終点はこの鹿島神宮ではなく、
ひとつ先にある鹿島サッカースタジアムです。
\_( ゚ロ゚)ココ重要!
乗り潰しを目指す方は要注意ポイント(笑)。
▲鹿島線 鹿島神宮

0015.jpg
駅名どおり鹿島神宮の最寄駅である鹿島神宮には、
鹿島線と鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線が乗り入れます。
高架の上に停車している紺色の列車は、
大洗鹿島線のディーゼルカーで新型の8000形。
▲鹿島線 鹿島神宮

南柏0703-(常磐緩行615S)-我孫子0711~0727-(成田829M)-成田0809~0841-(成田2433M)-原0911~0916-(鹿島529M)-鹿島神宮0937

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カシマ(鹿嶋)といえば・・・
そう、言わずと知れた
サッカーJリーグ
鹿島アントラーズ」のホームタウン。
(゚∀゚*)オオッ!
駅前にはエンジ色の看板が立ち、
駅のなかの階段にはユニフォームが飾られ、
マンホールもご覧の通り。
まささん、ちょいとお邪魔します(笑)
オジャマ~♪(*´∀`)ノ゙

鹿島線に乗ったのはかなり久々だったし、このカシマ(鹿嶋市)の地に来たのも久しぶり オヒサァ♪(*´∀`)ノ。おそらく私がカシマを訪れたのは、2002年W杯のドイツvsアイルランド戦をカシマサッカースタジアムで観戦して以来のこと (´ω`*)ナツカシス。そのときは鹿島神宮で列車を乗り継いで、鹿島サッカースタジアム駅を利用しました(スタジアム名は「カシマ」ですが、駅名は「鹿島」です)。ちなみに私が応援するJのチームはここ何年も、リーグ戦で鹿島アントラーズと対戦することがなく(カテゴリーが違うから・・・(´Д⊂ )、なかなかカシマに来ることがないんだよね・・・σ(・ω・`)ウーン…。おっと閑話休題。
鹿島神宮の改札で「18きっぷ」を提示して出場しようとしたところ、シックなスーツを着たステキな女性(JRのスタッフ?)が近づいてきて、いきなりこんなものを手渡されました ドゾー(*'∀')つ尸。

0019.jpg
ん?ナニコレ?四季島とな!?
(=゚ω゚=*)ンン!?

「四季島」のマークがデザインされたフラッグと、どぎつい黄緑色の手袋・・・というか、軍手 (=゚ω゚=*)ンン!?。ハテ、これはいったい何でしょう?このセンスの良い色の軍・・・いや、手袋は、ひょっとしてボクへの愛情を込めた手編みのプレゼントですか? (〃'∇'〃)ゝエヘヘ・・・って、そんなくだらない妄想はさておき、軍手よりも重要なのはフラッグの方。
TRAIN SUITE 四季島(トランスイート しきしま)」といえば、昨年に運行を開始したJR東日本の“ぷれみあむ”で“すぺしゃる”な超豪華クルーズトレインのこと (゚ー゚*)パスコ。ふだんはおもに、北海道や東北方面の3泊4日コース、 甲信越方面の1泊2日コースなどをツアー運行している「四季島」ですが、この年末年始は大晦日から元日にかけての特別コース(東日本の旬・年末年始コース)が設定され、大晦日の午前中に都内の上野を出発、熱海を経て横須賀で年を越し、夜間運行で千葉の和田浦(内房線)へ移動。海の見える同駅で初日の出を拝んだのちに千葉県を縦断して茨城県へ入り、初詣のためにここ鹿島神宮へとやってくる・・・(*゚ロ゚)ハッ!!。そう、何を隠そう(べつに何も隠してないけれど)、私の狙いである「スペシャルでプレミアムな初詣臨」とは、その特別運行される「トランスイート四季島」のことだったのです (゚∀゚*)オオッ!!。

0020.jpg
営業運転では鹿島線に初入線*となる
「トランスイート四季島」
(*試運転での入線は実績あり)。
鹿島神宮の駅にはその到着時刻や発車時刻が
掲示されていました。
え~っと、到着時刻は11時02分ね・・・
φ(。_。*)メモメモ
(某鉄道誌の掲載時刻とは若干違ってた)。

まあ、たしかに「四季島」が鹿島神宮へやってくる主目的は、乗客の初詣に違いはないのですが σ(゚・゚*)ンー…、それにしても関東近郊の周遊でツアー料金がお一人様45万~65万円とは、ずいぶんお高い「初詣臨」だこと(笑)Σ(゚Д゚;ノ)ノタカッ!?。いやハナシの流れ的に私は「初詣臨」って言っちゃってるけれど、これは「初詣臨」ぢゃないよね。うん ヾノ・∀・`)イヤイヤ。
先ほど配られたフラッグは、その「四季島」の到着を出迎える際に振ってほしいという意図があるらしく、素手じゃ寒いからって手袋も付属していたのでしょうか (゚ー゚*)ロクブテ。駅には到着時刻や発車時刻がていねいに掲示されているし、まるで要人や有名人を迎えるような扱いですね。「おらが町に〇〇がやってくる!」的な(笑)。でも、ひとつの列車で街が盛り上がるのならば、鉄ちゃんとしてはちょっと嬉しい気もします (´ω`*)シミジミ。
ただ、せっかく美人さん(JRの方)からいただいたフラッグですが、私は駅で「四季島」を迎えることはせず、撮影ポイントを目指して線路沿いに歩みを進めます テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘。もしも撮影したあとに余裕があったら、列車へ向けて旗を振ってあげよう (* ̄∀)o尸 ヒラヒラ~。

0021.jpg
駅から線路沿いの道を歩いていると、
やがてあの長~い鉄橋が見えてきました。
たもとには多くの同業者も確認できます。

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目の前にひょーっと伸びるのは、
北浦を跨ぐ、長さ1,236メートルのガーダー橋。
いや~、すごい長さだなぁ。
w(*゚o゚*)wオオー!
橋上を通過している4連の209系(普通列車)が
ちょこんって感じ。
▲鹿島線 延方-鹿島神宮

先ほど列車で通過した北浦の鉄橋までは、駅から20分ほどで到達。すでに多くの同業者が集結していましたが (*・ω・)ノ゙チワッス♪、ここはキャパがとても広い撮影ポイントなのでまだまだ余裕があり、私は好みの立ち位置を難なく確保できました ε-(´∇`*)ホッ。それにしても、橋のたもとからあらためて望む北浦橋梁はものすごい長さで、思わず息を飲むほど圧巻の眺めです スゲー!(゚Д゚*)ナゲー!!。ここをあの豪華列車の「四季島」が渡ってくるなんて・・・「オラ、わくわくすっぞ!」( ̄  ̄;)ダレ?。
駅に掲示されていた到着時刻が迫り、鉄ちゃんのみならず、地元の方々も見物に訪れるなか、やがて橋の向こうから見えてきたのは、あの独特な形をしたヘッドライトの光・・・ε-(°ω°*)キタッ!。

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四季島、キタ--.∵・(゚∀゚)・∵.--ッ!!
・・・って、
橋が長すぎて、まだまだ遠いよ(笑)

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長大な北浦橋梁をゆっくりとした足取りで進む、
「TRAIN SUITE 四季島」。
湖面にシャンパンゴールドの車体色が揺らめきます。
▲鹿島線 延方-鹿島神宮

0026.jpg
引いて、もういっちょ!(^_[◎]oパチリ!
スッキリと晴れ渡った元日の青空に、
「四季島」が輝きました!
▲鹿島線 延方-鹿島神宮

元日にシキシマパンが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノアケオメ~♪
快晴の青空とそれを映した湖面に挟まれて、静々と優雅に鉄橋を渡りゆくE001系「トランスイート四季島」。私などとても乗ることができない超豪華列車という羨望の眼差しで見ていることもあり、そのお姿には神々しさすら覚えます +.(つ▽≦*)マブシッ!+.゚。正直、食パンを切り損ねたような先頭部の奇抜なデザインは個人的にあまり好みではないのですが、風景のなかに編成を置いて眺めると、これはなかなか景色に映えていい感じじゃないですか (・∀・)イイネ!。とくにこのビミョーなゴールド(シャンパンゴールド)の色合いは、晴天の陽の光に照らされてこそ、美しさが際立つのだと思います 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
そんな「四季島」を快晴のもとで撮ることができて大満足。年始の一発目に最高のスタートが切れました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。ああ元日早々、お屠蘇も飲まずに鹿島線まで駆けつけた甲斐があったよ(笑)。

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走り去る四季島をみんなでお見送り♪
ワ~イ♪( *≧∇)ノシ
あ、旗を振り忘れた・・・。
( ̄▽ ̄;)ア…

鹿島神宮へ定刻の11時02分に到着した「四季島」(・ω・)トーチャコ。駅の掲示物によると、同駅で折り返す復路(上り)の発車時刻は13時48分となっており、それまで二時間半もの長時間停車が設けられているように思えますが、実際はずっとホームに停まっているわけではなく、同列車はいったん鹿島サッカースタジアム駅に隣接する留置線へ引き上げられることになっています (・o・*)ホホゥ。
「四季島」の復路もこの近辺で撮りたいと考えている私、その発車時刻まではだいぶ時間ができました σ(゚・゚*)ンー…。ならばせっかくなので、この空き時間に鹿島神宮で初詣のお参りをして来ようと思います (・∀・)イイネ!。県内屈指の大神社である鹿島神宮、元日はとくに混雑が予想されますが、さすがに二時間もあれば余裕でしょう ...(((o*・ω・)o。

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常陸一之宮である鹿島神宮は、関東最古の神社。
ご祭神は武甕槌大神(たけみかづちのみこと)で、
日本建国、武道の神様として知られています。
( ̄。 ̄)ヘー
「日本三大楼門」のひとつに数えられる立派な楼門は
寛永11年(1634)に徳川頼房が奉納したもので
国の重要文化財。

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本殿・石の間・幣殿・拝殿の四棟からなる社殿は、
元和5年(1619)に徳川秀忠が寄進したもので、
こちらも重要文化財に指定されています。
さすがに元日だけあって、拝殿は人大杉・・・。
λλλλλλλλλλ (´д`;)人大杉…
でもどうにかいちばん前までたどり着き、
私もお参りすることができますた。
チリーン◎⌒ヽ(-_- )三( -人-)パンパン☆

多くの参拝客に混じって、月並みですが今年一年の健康と安全などを祈願 ( ̄人 ̄)パンパン☆。ちなみにここ鹿島神宮といえば、当然ながら「鹿島アントラーズ」の選手たちもシーズン前に勝利・優勝祈願へ訪れる、チームにとっての氏神さまであり、ここでた他県の某チームの昇格を願うのはちょっと厚かましいような気がしたので (^^;)ゞポリポリ、せめて「来年こそはこのカシマの地で、ふたたび試合(アントラーズとの対戦)が観られますように・・・」と、間接的(?)な昇格祈願をさせていただきました(笑)。

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この日のお昼は、
参道の出店で買った焼きそば。
≠( ̄~ ̄ ) モグモグ
年初めの元日にしては質素ですが、
夜に盛大な(?)新年会を控えているので、
このくらいでちょうどいいでしょう。

お参りと軽い昼食を済ませて一時間半ほどの時が経ち、そろそろ復路の「四季島」を撮るための撮影ポイントに向かおうと思います ...(((o*・ω・)o。実は先ほどの往路を撮り終えて北浦の鉄橋から鹿島神宮へと向かう際、そこでちょっと気になる場所が私の目に留りました (゚o゚*)オッ!。ひょっとしたら、ここから鹿島線が撮れるかも・・・? σ(゚・゚*)ンー…。

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北浦の鉄橋から駅のほうに戻る途中、
鹿島線の線路近くで、
斜面の上へと続く階段を見つけました。
σ(゚・゚*)ンー…
ムダかもしれないけれど、
とりあえず上ってみたくなるのが俯瞰好き(笑)

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ためしに上ってみた眺めはこんな感じ。
(「゚ー゚)ドレドレ
北浦と鹿島線の鉄橋を望むことができて、
これはなかなかいい俯瞰ポイントじゃないですか。
w(*゚o゚*)wオオー!!

小高い丘のような地形になっている公園、ためしにその斜面を階段で上がってみると・・・(「゚ー゚)ドレドレ、大した高さではないものの、そのてっぺん付近からは北浦の湖面と、そこに架かる例の長大な鉄橋が一望できるではありませんか!エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。こんな素晴らしい眺めの俯瞰ポイントがあったなんて、期待半分で上ってきた私としてはビックリの嬉しいサプライズです w(*゚o゚*)wオオーッ!!。ちなみに上ってみて初めて知ったのですが、この場所はただの公園ではなく、今から400年前の昔に鹿島城というお城があった跡のようで、いわゆる城趾(鹿島城山公園)。鹿島に城があったなんて知りませんでした (・Д・*)ヘェー。

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かつての本丸跡に建立された、
鹿島城趾記念碑。
鹿島城は今から800年前の養和元年(1181)
(平安時代の終わりごろ)、
鹿島三郎政幹が源頼朝より総追補使に任命されて
この地に城を造り、以後鹿島を支配しました。
それから400年経った天正19年(1591)、
鹿島清秀親子は常陸太田の佐竹義宣によって謀殺され、
鹿島城は落城、歴史の幕を閉じたのだそうです
(現地の案内板より)。

事前にこの場所の存在をまったく知らなかった私は、直感のようなものでテキトーに斜面を上がってきたけれど ...(((o*・ω・)o、やはり知っている方は知っているらしく、「四季島」が通過する直前には広い本丸跡広場の少し離れた位置に、お二人ほどの同業者の姿が確認できました。何となく目が合ったので、遠くからお互いに軽く会釈してご挨拶(笑)(*・ω・)ノ゙チワッス♪。そんなまったりとした空気が流れるなか、やがて「四季島」の通過を迎えます。
ここは南東から北西方向を望むため、午後の光線状態(日当り具合)がちょっと気がかりでしたが、この時間はまだどうにか狙っている側の車体に日が当たってくれそうです ε-(´∇`*)ホッ。依然として天気は上々で、雲に日が遮られる心配はまったくナシ。

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かつての鹿島城本丸跡は、
北浦と鹿島線を望む絶好のビュースポット。
低い冬の西日を浴びた金色の豪華列車が
その車体を輝かせながら湖を渡り、
鹿島の街をあとにします。
▲鹿島線 延方-鹿島神宮(後追い)

城趾俯瞰でパスコが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
青い湖面をバックにして、北浦橋梁と言う舞台に躍り出た「トランスイート四季島」。午後の斜光線によって浮かび上がったシャンパンゴールドの煌びやかな車体は、遠景でも存在感が抜群です (☆∀☆)キラーン☆。この鮮烈なインパクト・・・というか、放たれたオーラは、東日本を代表する豪華列車ならではの、堂々とした風格のように感じました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。それをこんな壮大な風景のなかで撮れるなんて、もう大満足です ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。
写真をよく見ると高圧電線が画面を大胆に横切っており、それが列車にかからないようなアングルで撮ることを気をつけていたのですが σ(゚・゚*)ンー…、半逆光という条件のおかげで電線が背景と同化して、思ったほど目立たなかったのは嬉しい誤算 (o ̄∇ ̄o)ラキー♪(写真を拡大すると電線の存在が確認できると思います)。ひょっとしたらキレイな順光の方が、電線は目立っちゃうのかもしれませんね。

0036.jpg
キラキラと輝きを放ちながら
鉄橋を渡る「四季島」の姿を追って
もう一枚。(^_[◎]oパチリ
このくらいのアングルだと対岸まで入るけれど、
道路や高圧電線が目立っちゃって、
画がちょっとゴチャゴチャしちゃう気がします。
▲鹿島線 延方-鹿島神宮(後追い)

去りゆく「四季島」が鉄橋を渡り終えるまで、私はカメラのシャッターを切り続け パチャ!【◎】]ω・´)パチャ!、姿が見えなくなったところでこの日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
年末年始の特別運行(プレミアムな初詣臨・・・ぢゃなくて、「東日本の旬・年末年始コース」)により、元日の一日限定で鹿島線へと入線した豪華クルーズ列車の「トランスイート四季島」。このお年玉のような特別列車が快晴のもとで撮れたことはとても嬉しく、新年の幕開けにふさわしい最高の撮り初めとなりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ありがとう「四季島」、また「チバラキ*」さ、来でね〜! マタネ~♪(=゚∇゚)ノシ(*千葉県と茨城県を合わせた俗称(笑))


ところで・・・
鹿島城山公園での撮影後、帰るために駅へ向かって園内を歩いていたところ ...(((o*・ω・)o、ふと私の前に転がっていたのは、ひとつのサッカーボール。あたりを見回すと、持ち主どころか人は誰もいない・・・キョロ(゚.゚*)三(*゚.゚)キョロ

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城趾公園の広場に転がっていたサッカーボール。
誰かの忘れ物かな? σ(゚・゚*)ンー…。

そこで、ちょろっとだけコレを拝借 ( ̄ー+ ̄)ニヤリ。ボールを蹴るのはウン十年ぶりのことですが、こう見えても私は学生時代にサッカー部だったんです ヾ(*・-・)ツθ☆〇 ウリャッ!!(ホケツのホケツのホケツくらいで、公式戦は途中出場での二試合くらいだけれど)。軽くリフティングをしてから、ドリブルで華麗に木々の合間をすり抜け、さらには動かない立ち木を相手になぜか“またぎフェイント”(カズさんがやるヤツね)を・・・

グキッ! ヽ(゚◇。)ノ

あいててて、ボールに乗り上げて左足をくじいちまった・・・il||li _| ̄|〇 il||lii。前半3分、みずから×印。あおたけ選手、早くも負傷退場です 乂-ω-;)バツ。ただの立ち木とは言え、やっぱりカシマの木はディフェンスが強かったよ・・・フッ(´ー`;)フフッ(何のこっちゃ)。
まあ軽いねんざ程度なので大したことは無いのですが、まったく新年早々くだらないことをやらかしてしまいました m9(^Д^)プギャー。撮り鉄はバッチリだったのに、我ながら素行には一抹の不安を感じる一年のスタートです (^^;)ゞポリポリ。もっと年相応に落ち着かなきゃね(笑)。
もともと置いてあったところにボールを戻して、足を引きずりつつ私は鹿島神宮の駅から実家のある柏へと帰るのでした ...(((lll_ _)イテテ…。(実家への帰宅後すぐに湿布を貼り、現在はほぼ完治しています)。


0038.jpg
鹿島神宮からふたたび鹿島線に乗って帰ります。
時間に余裕があれば、
鹿島臨海鉄道にも乗りたかったけれど、

それはまたの機会に・・・。
▲鹿島線 鹿島神宮

鹿島神宮1500-(鹿島538M)-佐原1522~1556-(成田454M)-成田1627~1638-(成田874M)-我孫子1719~1730-(常磐緩行1730K)-南柏1739



ONE-shot 273 The Metropolitan Terminal

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PICK UP ONE-shot 273
The Metropolitan T
erminal

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風光明媚な自然のなかを走りゆく列車や
その車窓に流れる風景には、
味わい深い旅情が感じられるけれど、
長距離列車が都会の終着駅へ滑り込む情景もまた、
鉄道の持つ趣があると思います。
(´ω`)シミジミ

 
 

とくに遠出をすることがなかった三連休。
誘いを受けた新年会へ行く前に、
新宿駅近くで189系のホリデー快速をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
ファインダー越しに目で追った列車の窓には、
終着駅での下車に備える旅人の姿が見られました。

 

車内では「鉄道唱歌のチャイム*」が、
流れているころかな・・・

 

(*おもに国鉄型の長距離列車が、
起終点での発着の際に流すメロディ)

 
 

18.1.7 中央本線 大久保-新宿

 
 

 

(・・・って、
余裕ぶいた文章を書いていますが、
実際のところは手前の線路をひっきりなしに走る、
山手線や総武線の電車にカブられやしないかと、
ヒヤヒヤものですた(笑)
ドキドキ(`・v・´;)ハラハラ )


 

冬休み18旅 ・・・大糸線 189系「スキー臨」撮影記

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2017.12.27~29 冬休み18旅
大糸線
189系「スキー臨」 撮影
 

年末年始の私は一週間ほど(12/27~1/3)の休暇(冬休み)が取れました (´▽`*)オヤスミ~♪。
といっても、年越しで何かと慌ただしく、かつ物入りの時期であり、連休をまるまる使って遠征の長旅に出るといった贅沢な過ごし方はできず σ(・∀・`)ウーン…、今年の冬休みは格安でおなじみの「青春18きっぷ*」を使い、気になる鉄ネタを求めてちょこちょこと(?)お出かけしてきた程度 チョコチョコ...(((o*・ω・)o。前回はまず、年明けの元日に鹿島線へ訪れて撮影した「四季島」の様子をお届けしましたが、今回の記事では年末にさかのぼります。

(*拙ブログでおなじみの「青春18きっぷ」は、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる、期間限定のフリーきっぷ。一枚の値段は11,850円で、5回まで有効。つまり、一回(一日)分は2,370円という、乗り鉄に嬉しいオトクなきっぷです (´艸`*)オットク~♪)


「18きっぷ」を“無理せず”に使って行ける適度な範囲で、なにか個人的に写欲が沸くような列車が走らないかと、年末に鉄道趣味誌の臨時列車情報欄などを眺めていたところ σ(゚・゚*)ンー…、私の好きな国鉄特急型の189系(豊田車)が、スキーツアーの参加者を乗せた臨時列車、いわゆる「スキー臨」の復路として、長野県の白馬(はくば)から、大糸線(おおいとせん)と中央本線を経て、首都圏まで運転されるという情報に目が留まりました (゚∀゚)オッ!。

都市圏と郊外のスキー場をダイレクトに結ぶ「スキー臨」は、スキーシーズンの恒例となっているような臨時列車(ツアー列車)で、とくに80~90年代のスキーブームの頃は各地で数多く運行されていましたが(その代表格がかつての「シュプール号」)、近年では新幹線やクルマ(マイカー)での移動が主流になったり、さらには格安のバスツアーに客を取られたりして、運行機会が激減してしまった貴重な存在 ( ̄。 ̄)ヘー。
そんな「スキー臨」の姿を記録したくて、私は一昨年(2015年末)にも大糸線の沿線へ、同列車の撮影に出向いています【◎】]ω・´)パチッ!。しかし、そのときに私が選んだ撮影ポイントは積雪が少なくて(もともとその年は降雪が少なかった)、「スキー臨」らしさがあまり感じられない平凡な画となってしまいました (・ω・`)ゞウーン。そこで、できれば今年(2017年末)の運転機会では、積雪が期待できるような撮影場所を選んで、大糸線での189系による「スキー臨」をしっかりと記録したいところ (*`・ω・´)-3 フンス!。

個人的に東京生まれの千葉育ち、現・都民で、雪や寒さにはめっぽう弱い「しちーぼーい(City Boy)」のワタクシですが (´∀`;)シチーボーイ…、靴箱に眠っていたスノーブーツを引っ張りだして履き、年末の中央本線を下りました  (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


12月27日(水)

0001.jpg
高尾から乗る中央線の普通列車は、
おなじみの211系。
この編成はロングシート仕様でした。
▲17.12.27 中央本線 高尾

長野の大糸線を目指す乗り鉄旅、使用する乗車券が「青春18きっぷ」の私は、もちろん都内から普通列車を乗り継いで向かいます …(((*・∀・)つ[18]

ところで今回のターゲットである189系の「スキー臨(白馬臨)」 (゚ー゚*)リン。私が撮ろうとしている列車は、白馬から首都圏へ向けて運転される上り列車で、ツアーの復路(スキーからの帰り)にあたるもの(首都圏から白馬へ向かう往路(下り)は、数日前にE257系で運転済み)。そのため、首都圏の車両基地(豊田車両センター)に所属する189系は、事前に回送列車として白馬へ送り込まなければならず(いわゆる「送り込み回送」)、復路の営業列車が運転される前日に、中央本線を下る運用が組まれています (・o・*)ホホゥ。
そこで、まずはその送り込みの回送列車を、大糸線へ向かう道すがら途中下車して、撮っていくことにしました ヨリミチ…((((o* ̄-)o。ただし、今記事のメインはあくまでも大糸線のほうなので、こちらの様子は写真を主体にサラッとご紹介させていただきます。

0006.jpg
まずは送り込み回送を撮るべく、
途中下車したのは小淵沢。
ヨリミチ…((((o* ̄-)o
駅舎がリニューアル(2016年7月)してから
私は同駅を初めて訪れましたが、
その変貌ぶりにはビックリです。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
▲17.12.27 中央本線 小淵沢

高尾0954-(中央437M)-小淵沢1237

0007.jpg
この日の小淵沢の気温はマイナス1度。
高原の冷たい風が容赦なく吹き付けていて、
体感的にはもっとずっと寒く感じます。
サビィィィ((((lll゚Д゚)))))ブルブル

0008.jpg
駅から歩いて20分ほど。
やってきたのは、東に富士山、
南に南アルプスの北岳、
西に北アルプスの奥穂高岳という、
三大巨峰が望めることから付けられた
三峰(さんぽう)の丘。
中央線の列車が富士山を背にして撮れる、
有名な撮影ポイントです。
お!富士山さんクッキリ!(゚∀゚)オッ!

0010.jpg
まずは新型のE353系による
特急「スーパーあずさ18号」。
私にとってはこれが営業運転開始後の初撮影です。
後追いだけれどね・・・。
【◎】]ω ̄)パチャ
▲17.12.27 中央本線 長坂-小淵沢(後追い)

0011.jpg
いっぽう、
こちらは従来のE351系による
「スーパーあずさ15号」。
今後のことを考えると、
コッチの記録の方が重要か。
(^_[◎]oパチリ
▲17.12.27 中央本線 長坂-小淵沢

0013.jpg
そして・・・
イッパーキュー、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
やたっ!国鉄色(M51)だ!

0014.jpg
特急も
富士見ず駆ける
師走かな。
[]〆(´ω`*)シミジミ…
(実際は回送だけどね)
▲17.12.27 中央本線 長坂-小淵沢

国鉄色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
現存する各編成(三編成)でそれぞれに色が異なる189系(豊田車)。今回の「スキー臨」にははたして何色の編成が就くのか、私が東京を出た朝の時点では分かりませんでしたが σ(゚・゚*)ンー…(途中、SNSの目撃情報で確認)、個人的にいちばん望んでいた国鉄特急色(M51編成)が登板してくれたのは嬉しい選出 ъ(゚Д゚)グッジョブ。最近ではいち早く引退が発表されたこともあり、にわかに「あずさ色」(M50編成)の注目度が上がっているようですが、私としてはやっぱり国鉄色がいい (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
この日、撮影ポイントに選んだ「三峰の丘」の上空は雲が多くて、八ヶ岳やアルプスの眺めはイマイチだったものの、富士山の姿はスッキリクッキリ見えていて、189系の背景にその見事な山容を写し込むことができました ヽ(´▽`)ノワーイ♪。それにしても、撮影ポイントにはわずか一時間程度の滞在だったけれど、待っている間にずっと容赦なく吹き付ける北風が、とても冷たくてキビシかった・・・サビィィィ((((lll゚Д゚)))))ブルブル。

0019.jpg
撮影後に小淵沢の駅へ戻って、
ふたたび中央線の下り列車に乗ります。
これもロングシート仕様の211系。
(・ε・`)チェ
▲17.12.27 中央本線 小淵沢

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0021.jpg
小淵沢から普通列車で一時間ちょっと。
すっかり日が暮れたころ、
信州の主要都市、松本に到着。
(・ω・)トーチャコ
今日はここで宿泊します。
▲17.12.27 篠ノ井線 松本

小淵沢1622-(中央441M)-松本1731

0022.jpg
松本では山賊焼き(おっきな鶏から)や
馬肉のタタキなどで一杯。
お酒は明日に備えて(?)、
安曇野の「大雪渓」(特別純米、生酛造り)
などをいただきました。
Oo。(~▽~*)ウィッ


12月28日(木)

小淵沢で189系の回送列車を撮影したのちに松本まで移動して宿泊し、迎えた翌日 Oo。(っд`。)オハヨ…。まだ夜が明けきらぬ早朝に、さっそく松本から大糸線の初発列車、信濃大町ゆきへと乗り込みます (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。
空いている車内で地元の方に混じってちらほらと見られるのは、カメラバックや三脚を携えた同業者(鉄ちゃん)の姿。もちろんターゲットは私と一緒でしょう ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。

0024.jpg
早朝の松本から乗るのは
大糸線の信濃大町ゆき。
これもロングシートの211系ですた。
今旅はクロスシートに当たらないね・・・。
(・ε・`)チェ
▲17.12.28 篠ノ井線 松本

過去に何度か撮影に訪れて、拙ブログでご紹介している大糸線。ここではサラッとそのおさらい(ぶっちゃけ、以前の記事からのコピペ)を・・・。
大糸線は松本から、信濃大町、白馬、南小谷(みなみおたり)などを経て、日本海側に位置する新潟県の糸魚川(いといがわ)に至る、105.4キロのローカル線(地方交通線)(・o・*)ホホゥ。途中の南小谷で運行体系が大きく変わるのが同線の特徴で、JR東日本管轄の松本~南小谷は直流電化で電車による運行、JR西日本管轄の南小谷~糸魚川は非電化で気動車(ディーゼルカー)による運行となっており、両区間(両社間)を直通する定期列車は現在一本もありません ( ̄。 ̄)ヘー。
そして日本有数の豪雪地帯として知られる沿線には、ヤナバや白馬、栂池(つがいけ)などといった有名なスキー場が点在し、かつてはシーズンになると「シュプール号」など多くの「スキー臨」が同線に入線していましたが、冒頭でも触れたように現在ではマイカーやツアーバスにおされ、「スキー臨」は激減してしまいました(以上、コピペ終わりw)。

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途中の有明では、側線に停車している
国鉄色189系(M51編成)を確認!
イタ━━━━m9( ゚∀゚)っ━━━━ッ!!
ここからは私の乗っている普通列車のほうが先行します。
ε=┌(=゚ω゚)ノ オサキ!
▲17.12.28 大糸線 有明(車窓から)

大糸線の普通列車は松本の市街地を抜けると、安曇野(あずみの)と呼ばれるのどかな里山の地域を走ります (゚ー゚*)アズミノ。天気が良いとこのあたりでは、車窓の左手に北アルプスの常念岳などが望めるのですが、今はまだ日の出前の早朝で景色は薄暗く、なんとな~く山の存在が確認できる程度 (≡”≡;*)クライ…。
そんな状況のなかで、まもなく列車は途中駅の有明(ありあけ)に停車します σ(゚ー゚*)オダイバ?。ここはまだ私の下車駅ではありませんが、ちょっと窓の外に注目 (=゚ω゚=*)ンン!?。というのも、実は一昨年のときと同様に、送り込みの回送列車として先行していた189系は、当駅の側線(留置線)にて時間調整のための長時間停車が設けられており、ここで私の乗る普通列車が189系を追い越すのです (・o・*)ホホゥ。窓へ額を押し付けるようにして、薄暗い中にたたずむ国鉄特急色の車体を確認 m9( ゚∀゚)っイタッ!。撮影ポイントへと先回りします ε=┌(=゚ω゚)ノ オサキ!。

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189系が停まっていた有明の付近では、
ほとんど積雪が見られませんでしたが、
その有明を過ぎると、
徐々に路面は白くなってきました。
(゚∀゚)オッ!
▲17.12.28 大糸線 信濃松川(車窓から)

0027.jpg
一昨年に訪れた、安曇沓掛のあたりを通過。
北アルプスは・・・今回も見えないね。
(≡"≡;*)モヤモヤ…。
▲17.12.28 大糸線 安曇沓掛-信濃常盤(車窓から)

189系を狙う、大糸線沿線の撮影ポイント。前回の一昨年は、雄大な北アルプスの山脈が見えることを期待して (*゚v゚*)ワクワク♪、条件が良ければその情景が望めるという安曇沓掛(あずみくつかけ)のあたりを選んだものの、アルプスの山々は雲隠れしていてまったく見えず (´д`;)アウ…、同地で撮った189系はなんともビミョーな結果となりました (・ω・`)ゞウーン。
では今回はというと、車窓から見る同地(安曇沓掛のポイント)は一昨年よりもさらに雲が低く垂れ込めていて、やはり北アルプスはまったく見えません (´д`;)アウ…。でも、これは事前に承知済み。この日は低気圧が停滞していて日本海側の天気が悪く、たとえ安曇野のあたりが晴れていたとしても、標高の高いアルプスの山々は見えっこないだろうな・・・と、ハナから諦めていました (・ε・`)シャーナイネ。
それでも、今回の撮影に私が求める条件は、山バックがムリでも雪景色。積雪のあるところで189系の「スキー臨」が撮れるのであれば、OK牧場です (*`д´)=b OK牧場!(もちろん、もしも北アルプスが見えていたならば、そっちを優先したけれど)。

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信濃大町どまりの211系(右)から
南小谷ゆきのE127系(左)に乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ようやくボックスシートの一角に
座れました。
▲17.12.28 大糸線 信濃大町

0029.jpg
さらに北上を続ける大糸線。
やがて車窓の左手に広がったのは、
仁科三湖のひとつ木崎湖。
列車は湖畔を走ります。
▲17.12.28 大糸線 稲尾-海ノ口(車窓から)

松本からの信濃大町ゆきを終点まで乗り、そこでさらに大糸線を先へと進む南小谷ゆきに乗り継ぎます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
大糸線の列車はこの信濃大町を境に、南小谷方面の運行本数がグッと減り、日中は三時間も列車の間隔があいてしまうほど(松本~信濃大町は、日中でもおおむね一時間に一本の運行)。実は有明で追い越したお目当ての189系(送り込み回送)がこのあたりを通過するまでには、まだ二時間以上も時間があり ( ̄  ̄;)ニジカン…、さらには目指す撮影ポイントも、早く行って場所取りをしなくてはならないような所でもないのですが、私が乗った信濃大町7時18分発(5323M)の次は、三時間後の10時28分発(5333M)まで下り列車はなく、後者だと189系(送り込み回送)には間に合わないのです。列車利用の徒歩鉄が189系を沿線で撮ろうとするならば、現地での二時間待ちは仕方の無いところ (・ε・`)シャーナイネ。
そんな運行本数の少ない普通列車に揺られて、信濃大町から15分。私が下車したのは海ノ口(うみのくち)。ここは木崎湖のほとりにある、ちょっと雰囲気の良さげな小駅です (・ω・)トーチャコ。

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目的地の海ノ口に到着。
ここまでくると、すっかり雪国の風景です。
(゚- ゚)ユキグニ…
ちなみに同じ列車から降りたのは私のほかに、
同業者(鉄ちゃん)と見られるお一方のみ。
▲17.12.28 大糸線 海ノ口

松本0558-(大糸3221M)-信濃大町0703~0718-(5323M)-海ノ口0733

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木造平屋建ての海ノ口。
立派な駅舎ですが無人駅です。
海ノ口の駅名は、湖を海に見立て、
周囲の川が海に注ぐところを意味する、
「海(湖)の入り口」が由来なのだとか。
( ̄。 ̄)ヘー
▲17.12.28 大糸線 海ノ口

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同駅の魅力はなんといっても、
ホームから眺められる木崎湖の風景。
(・∀・)イイネ
かつては湖やそのほとりに
たくさんの白鳥が舞い降りたことから、
「白鳥の見える駅」としても知られたそうですが、
残念にもなぜか近年は飛来しなくなってしまったとの事
(やっぱり温暖化とかが影響しているのかな?)。
σ(・ω・`)ウーン…
ふたたび白鳥が飛来してくれることを願って、
駅には今も「白鳥の見える駅」の札が掲げられています
(今記事のタイトル写真を参照)。

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そして駅舎の一角にはこんなコーナーも・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?
私は詳しく知りませんが、
どうやらこの駅はアニメのなかで登場した、
いわゆる「聖地」として有名なようで、
その作品(「お願いツインズ」って書いたあった)
のファンが多く訪れるみたいです
(無人駅によくある「駅ノート」も、
同駅のものは上手なアニメのイラストが、
たっくさん描かれていますた)。

無人駅ながら立派な待合室を備えた海ノ口の駅舎 (゚ー゚*)リッパ。先述したように、189系(送り込み回送)が来るまでにはまだ二時間以上もあるので、しばらく待合室のなかに座って時間を潰させてもらい、頃合いを見て撮影ポイントへと向かいます …(((o*・ω・)o。雪が深く積もった景色はいかにも寒そうに見えますが ((((;゚∀゚))))ブルルッ、実際は雪が降っているわけでなく、今日は風もない穏やかな天候なので、意外と寒さを感じません σ(゚・゚*)ンー…。むしろ体感的には、前日の富士山バック(小淵沢の三峰の丘)のほうが、雪は無かったものの吹き付ける冷たい北風がキビシくて、ずっとずっと寒かった。

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すべらないよう、慎重に進む雪道。
ザクザク…(((o`・ω・)o
でも、国道の歩道はちゃんと除雪されていて、
歩くのはさほど苦ではありません。

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0036.jpg
歩いていると除雪の作業車に遭遇。
雪を見慣れない「しちーぼーい」としては、
このような特殊車を見るだけでテンションが上がります
オー!(゚Д゚*)スゲー!
(雪国の方、スミマセン・・・^^;)。
下写真の作業など、
私は頭から雪をカブっちゃうんじゃないの?
って、ちょっと焦ったけれど、
さすがにちゃんとウマく避けてくれました。

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でも、除雪されているのは
国道とその周辺の舗装道路くらい。
農道に入ると積雪はそのままです。
ここからはまさに雪中行軍
(・・・ってほどのものでもないけれど)。
ザクザク…(((o`・ω・)o
おや、先に足跡が見られますね・・・。

0038.jpg
駅から雪道を歩いて20分くらい。
たどり着いたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
左に立ち並ぶ架線柱(電柱)が大糸線で、
右奥に見えるのは木崎湖です。

事前に調べてきた撮影地情報と写真、地図などを参考にし、雪道を歩いてやってきたのは小高い丘の上 ザクザク…(((o`・ω・)o。ここからは大糸線の線路と、その向こうに木崎湖の湖面が望める・・・ハズ (゚ー゚*)ハズ?。
しかし参考に見たネット上の写真は、春か初夏ごろの爽やかな晴天日に撮られたと思われるもので、空色を映した湖の青さもキレイに際立っていましたが、ご承知のように今は真冬 (゚- ゚)マフユ。 雪が降りだしそうな鉛色の冬空を映した湖面は、まわりの雪原と同化してしまって、その存在がほとんど目立ちません。まさにモノトーンの世界です 「(゚ペ)アリャ?。こりゃ、ちょいと撮影ポイント選びをミスったかな・・・σ(・ω・`)ウーン…。
かといって、本数の少ない普通列車を降りてしまった以上は、もう今さら他の区間の撮影ポイントへ移動することは難しい (´Д⊂ムリポ。それに、今回の撮影で私がいちばん求めていた雪景色としては、ここもそう悪くない情景に思えたので σ(゚・゚*)ンー…、私は当初の予定どおりこの場所で189系の送り込み回送を撮ることとしました m9(`・ω・´)ケテイ!。
ちなみに、同地点にいらっしゃった先客はお一方のみ (*・ω・)ノ゙チワッス(雪道で先に付いていた足跡は、おそらくこの方のものですね)。以降、ここに同業者が増えることはなく、雪中に二人でカメラを構えて、お目当ての189系を迎えます。

0040.jpg
スキー帰りの乗客を迎えに、
真冬の安曇野をゆく189系の回送列車。
雪に包まれたモノトーンの世界に
暖色系のツートンカラーが映えます。
▲17.12.28 大糸線 海ノ口-簗場

雪景色でM51が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
雪煙を軽く巻き上げながら、雪原を力強く突き進む国鉄特急色の189系(M51編成)。これはまるで「シュプール白馬」号(スキーブームの全盛時に中央・大糸線で運行されていた、スキーツアーの臨時列車)の再来を見ているような感じです シュプール(´ω`)ナツカシス。
もともと189系には寒冷地路線向けの耐寒耐雪装備が施されており、かつてはほぼ同スペックの183系(1000番台)とともに、雪深い地域の信越本線や上越線、そしてこの大糸線で、定期運行の特急列車のみならず、「シュプール号」などの「スキー臨」としても幅広い活躍を見せており、同系は雪景色が似合う車両といえるでしょう 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみに、え?キザキコ?なにそれ、おいしいの? σ(゚・゚*)ナニソレ・・・的に、背景の木崎湖はまったくもって希薄な存在となりましたが、私としてはもう湖も広大な雪原の一部として見てもらえれば、それでOK牧場 (*`д´)=b OK牧場!。雪景色のなかで国鉄色の189系を撮れたことに満足です (´ー`)マンゾク。

0041.jpg
すぐに振り返って、
(ω・´)彡クルッ
後追いもパチリ。
(^_[◎]oパチリ
なんてことない場所でも、
そこに雪が積もっているだけで
絵になるように思います。
▲17.12.28 大糸線 簗場-海ノ口(後追い)

いま下り方向へ走っていった189系の送り込み回送は、先述したようにこの先の白馬で折り返し、今度はスキー帰りのお客さんを乗せた営業運転の列車、つまり「スキー臨」の復路として、約一時間後に再びこのあたりを上り方向へ通過します (・o・*)ホホゥ。一時間程度の待ち時間でお目当ての189系が二度(下りの回送と、上りの本運転)も撮れるのだから、これはなかなか効率が良い ъ(゚Д゚)グッジョブ。
そこで、短い時間で移動できる近場の撮影ポイントとして、次に私が向かったのは ...(((o*・ω・)o、下りの回送列車を撮った丘の上から下りた付近にある、上り列車がスッキリと撮れる場所 (・∀・)イイネ。ここは丘の上よりもメジャーな撮影ポイントで、私が着いたときにはすでに何人かの先客の方がカメラを構えていました。私もそこへ加わります (*・ω・)ノ゙チワッス。

0042.jpg
「スキー臨」の復路を撮るため、
続いてやってきたのはこんな場所。
大糸線の直線がスッキリと見渡せます。
(・∀・)イイネ!

0043.jpg
まずはE127系の普通列車で試し撮り。
試しとはいえ、列車の運行本数が少ないので、
貴重な一枚です。
(^_[◎]oパチリ
▲17.12.28 大糸線 簗場-海ノ口(後追い)

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こちらはE127系を撮った上写真の場所よりも
少し線路から離れた位置から撮った、
E257系の特急「あずさ3号」。
同系の特徴である
武田菱をイメージした側面のデザインは
雪景色で見るといっそうカラフルに感じます。
▲17.12.28 大糸線 簗場-海ノ口(後追い)

はじめは線路に近い位置でカメラを構え、ためしにE127系の普通列車を撮ってみたのですが【◎】]ω・)パチッ、個人的に好みのアングルとしては、もう少しまわりの風景が分かるような感じの画にしたいところ。できれば背景の山がてっぺんまで入るくらいの引き絵がいいかな・・・σ(゚・゚*)ンー…と、立ち位置を少しずつ変えてアングルを模索します コッチ…((((o* ̄-)o。
ところが、あらためて引き絵の構図に変更して雪原のなかの線路を見ると、なんだか途端に距離感が掴めなくなった気がして (・・?)アリ?、はたして6両編成の189系はどのくらいのフレーミング(画角)で構えたら収まりがいいのか、ちょっと分からなくなってしまいました (゚ー゚;)ハテ?。
そんな戸惑っているときにタイミングよく通過してくれたのは、定期列車として一日に一往復だけ中央本線から大糸線へ乗り入れてくる(南小谷まで直通運転)、E257系の特急「あずさ(3号)」(゚∀゚)オッ!。9両編成の同列車はフレーミングやアングルを決めるのに最適な物差しです ъ(゚Д゚)グッジョブ。おかげで189系が来る前に、編成の目安となる架線柱の間隔と、適度な位置でシャッターを切る感覚、その両方の「かんかく」を掴むことができました ε-(´∇`*)ホッ。
そして今の「あずさ」が海ノ口のひと駅先(下り方)にある簗場(やなば)で交換するのが、お目当ての189系「スキー臨」。やがて傍らの踏切が鳴動し、雪原の向こうからクリーム色の車体がふたたび姿を現します ε-(°ω°*)キタッ!。

0046.jpg
雪原を快走する国鉄色の189系。
スキーを楽しんだ人たちと
その想い出を乗せて、
大糸線伝統の「スキー臨」が、
雪国をあとにします。
▲17.12.28 大糸線 簗場-海ノ口

イッパーキューのスキー臨が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
音を吸収する雪原において、それに負けじと唸る189系の重厚なモーター音 ヴゥゥゥゥゥ━━━( ̄- ̄ 3)━━━━ン…。モノトーンの雪景色で鮮やかに浮かび上がった国鉄特急色は、やっぱり絵になる・・・というか、この色の列車には、四季折々のどんな風景にもしっくりとハマる、どこか落ち着きのようなものを感じます (´ー`)シミジミ。
先行した9連のE257系(あずさ)を参考にして、アングルをバランスよく整えて本番に臨んだつもりだったものの、背景の山の高さと189系の6連というビミョーな長さは意外とバランスを取るのが難しく σ(゚・゚*)ンー…、アングルの上下にあまり余裕がない“かっつん”(窮屈)気味のフレーミングになっちゃいましたが ( ̄  ̄;)カツカツ、それでもやっぱり山はてっぺんまで入れて正解だったと個人的には思うし、大糸線らしい安曇野ののどかな里山風景が表現できたのではないかと自負しています (・∀・)イイネ。
念願の雪景色で記録できた国鉄色189系。ああ、寒いなか頑張って撮影に臨んだ甲斐があったよ・・・。:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。

0047.jpg
やはりすぐに振り返って、
(ω・´)彡クルッ
後追いもパチリ。
(^_[◎]oパチリ
手前に立つ電柱がちょっと惜しいところですが、
こちらも案外悪くない画となりました。
やっぱり国鉄特急色はいいね。
(σ´∀`)σイイネ~♪
▲17.12.28 大糸線 海ノ口-簗場(後追い)

189系の「スキー臨」を季節感のある雪景色で撮りたくて、はるばる信州の大糸線まで足を伸ばした今旅 …((((*・o・)ノ Go Go♪。
けっして、吹雪のなかを突き進むような迫力のあるシーンや、息をのむほどに素晴らしい雪晴れの絶景が撮れたわけではないけれど、雪に弱い「しちーぼーい」(←もういい)の私としては、移動や撮影が苦にならないほどの適度な積雪や、おおむね穏やかだった天候は正直いって助かったし、車両的にもお目当ての国鉄色(M51編成)が登板してくれたことで、雪景色の大糸線はもちろん、前日に撮った富士山バックの回送列車も含め、じゅうぶんに満足の得られる記録ができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
残り少ないうちの一本である「あずさ色」(M50編成)の引退が決定するなど、ファンにとっては今後の動向や去就がいっそう気がかりな、国鉄特急型の189系。大糸線での「スキー臨」に使われるのも、今シーズン(今回)で最後になるのではないかとウワサされていますが、国鉄型ファンの一人としては少しでも長い活躍を期待し、来シーズンもまた同系で運転されることを願っています (=゚∇゚)ノ マタネ!。もしも条件に恵まれるのなら、次回はぜひとも冬晴れの雄大な北アルプスバックで189系を撮ってみたいなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン。

これで大糸線での「スキー臨」撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0048.jpg
撮影後に駅へ戻る道すがら、
ふと先の方に見えたのは・・・
「ラーメン」と書かれた赤い幟!
(☆∀☆)メンラー!

0049.jpg
乗る列車までは
まだ一時間以上も時間があったし、
ちょうどお昼時だったので、
迷わずラーメン屋さんに入店。
(=゚∇゚)ノチワッス♪
すっかり冷えきった体が
温かいラーメンによって蘇ります。
ああ、うまい・・・。
。・:*:・(*´∀`*)シヤワセ・:*:・。

里山の素朴な集落の一角に佇む、無人駅の海ノ口 (・ω・)ポツン…。周囲に食事ができる店などまず無いだろうと思い、あらかじめ私は松本で総菜パンなどを買い込んできて、それを撮影後に駅の待合室で食べるつもりでした σ(゚ー゚*)パン…。
しかし実際には駅のすぐ近くにラーメン屋さんがあり、これは嬉しい誤算 (☆∀☆)メンラー!。携帯食(パン)はあるものの、雪中撮影で冷えきった体は温かいモノを欲しており (゚¬゚)ジュルリ、せっかくなのでラーメンをそこでいただきます メンラー!(=゚∇゚)ノ ギョーザ!!。窓の外に雪を見ながら食べるラーメンはいっそう温かく感じ、都内のどんな有名店のものよりも美味しく思えました (´ー`)シミジミ。ここでまさしく「スキー場で食べるラーメン最強説」に納得 (思えただけでなく、このラーメンはホントに美味しかったですよ (゚д゚)ウマー!)。

0050.jpg
私の足元でじっと見つめるのは
ラーメン屋さんの看板犬。
人なつっこいワンコさんでした。
そういや来年(2018年)は戌年か・・・。
Uo・ェ・oU ワンワン!

すっかり満腹となった体で駅へ戻り ()´З`)=3 マンプク!、海ノ口から乗ったのは松本ゆきの上り列車。あとはもう、松本で中央線(篠ノ井線・中央東線)の上り列車に乗り換えて、東京へと帰るだけ カエロ…((((o* ̄-)o 。

0051.jpg
ラーメンを食べたことで適度に時間が潰れ、
駅へ戻るとすぐに、
松本ゆきの上り列車がやってきました。
コレに乗って海ノ口をあとにします。
▲17.12.28 大糸線 海ノ口


・・・のハズでしたが ( ̄△ ̄;)エ?、
せっかくJR全線の普通列車が乗り放題の「青春18きっぷ」を使っているのに、ただ単に二日がかりで都内と海ノ口の間を往復しただけでは、乗り鉄としてちょっとツマラナイ (゚ペ)ウーン…。「18きっぷ」二回分(4,740円)で普通乗車券換算ぶん(都内~海ノ口の往復9,480円)のモトはじゅうぶんに取れているけれど、わたし的にはまだまだ列車に乗り足りない気分です σ(・∀・`)ノリタイ…。ならば東京へ帰る前にもう少しだけ(?)、列車旅を楽しむことにしましょうか m9(`・ω・´)ケテイ!。


0053.jpg
帰りは乗り換え無しの直通列車に乗り、
海ノ口から一時間半で終点の松本に到着。
(・ω・)トーチャコ
海ノ口では鉛色の雪雲に覆われていましたが、
松本は晴れのいいお天気でした。
▲15.12.30 篠ノ井線 松本

海ノ口1250-(大糸5328M)-松本1420

いま乗ってきた大糸線のほか、長野方面の篠ノ井線、甲府・東京方面の中央東線、木曽福島・名古屋方面の中央西線、そしてローカル私鉄のアルピコ交通・上高地線(松本~新島々)の各列車が発着する松本。さて、ここからどの線に乗ろうかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。



いちおう(?)、続きます。
Uo・ェ・oU ワンワン!




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